二上山の夕日絶景ポイントは? 二上山では寄り添う仲睦まじい夫婦 のように見える2つの頂の間に 夕日が沈んでゆきます。 とりわけ、 二上山の絶景ポイントとなる 奈良県香芝市の千股池 からは、神々しいほどに幻想的な 二上山の夕日を見ることができます。 鏡のような千股池の水面に 映し出された美しい形の二上山、 夕日に染まった赤い雲、 うっすらと藍色になりつつある空が 織りなす風景は、 まるで自然が作りだした絵画 のようです。 双耳峰の間に太陽が沈んでゆく二上山は、 いにしえより、 「聖なる山」 として人々に崇められてきました。 そのためか、 二上山が天照大神の通り道 であるかのようです。 金剛生駒紀泉国定公園の一部であり、 「花の百名山」 と呼ばれるほど 山麓から豊かな自然が広がっています。 特に、二上山の麓にある 国見の丘(二上山ふるさと公園) から登山道へと伸びる 456段の石段 では四季折々の美しさを 感じ取ることができます。 春になると 落葉樹の木々は 淡い新緑の若葉をつけます。 梅雨の時期になると アジサイが満開になります。 夏になると 木々の葉は深緑となり、 まるで緑のトンネルに入って 石段を上っているかのような 気分を味わうことができます。 秋になると 山全体が一面の美しい紅葉となり 石段に散りばめられた 色とりどりの落葉は、 まるで宝石を散りばめたかのようです。 二上山になぜ大津皇子の墓? 二上山の雄岳山頂にある 葛木二上神社の近くには、 大津皇子の墓 があることでも有名です。 天武天皇を父に持つ大津皇子は、 若干24歳の若さで 自害に追い込まれた悲劇の皇子 として知られています。 日本書紀によると、 大津皇子は文武の才に 秀でているだけでなく、 誰からも愛されていた 人望の厚い人 であったと伝えられています。 万葉集は、 若き皇子が謀反の疑いをかけられ 自害に追い込まれた後、 都から離れた聖なる二上山に その亡骸が葬られた と綴っています。 今もこの聖なる山に眠る 悲劇の皇子の墓を訪れると、 万葉集に綴られた、 大津皇子の姉、 大伯皇女(おおくのひめみこ) の句が頭をよぎります。 「うつそみの 人にあらわれるや 明日よりは 二上山を 弟世とわが見む」 弟の死を嘆き、 聖なる山を弟に重ね見ていた 大伯皇女の哀しみに想いを 馳せずにはいられなくなります。
次のニューびわこ健康サマーランド(大津市月の輪)が11月20日、「大津温泉おふろcafeびわこ座」としてリニューアルオープンした。 同施設は1979(昭和54)年に健康ランドとしてオープン。 2014(平成26)年に芝居小屋「琵琶湖座」を新設した。 運営会社のイワシタ商事(福井市円成寺町)の岩下大介社長は「地域の娯楽の場として親しまれてきたが、くつろいでもらい、滞在してもらえる施設にしたいと思っていた。 全国の温浴施設を回り、風呂場の『ウエットゾーン』だけでなく、風呂場以外の『ドライゾーン』の充実を図るという『おふろcafe』の造りに衝撃を受けた。 ぜひ取り入れたいとアプローチしてリニューアルが実現した」と話す。 [広告] 「琵琶湖座」やレストラン「淡海遊食」などはリニューアル前の施設を使い、温浴棟や隣接するホテルを改装。 温浴棟1階には東海道五十三次の53番目の宿である大津宿をテーマにくり抜いた床の穴に入ってくつろげる「くつろぎ処隠(かくれ)」や暖炉のある「くつろぎ処囲(かこい)」、個室のように区切られたスペース「おこもりラウンジ」、団子と抹茶をコンセプトにしたカフェ・バー「茶茶」などを設置。 階段に灯籠櫓(やぐら)を組み、和傘を飾るなどの演出も。 地下1500メートルからくみ上げたラドン泉を露天風呂、ジェットバスなどに利用し、リニューアルで「ロウリュウサウナ」を新設した。 「茶茶」では中川誠盛堂茶舗の茶葉を仕入れ、抹茶ラテや抹茶ビールなどを提供。 TWO RABBITS(近江八幡市大杉町)のクラフトビールも提供する。 岩下さんは「宿場町をイメージしているので、地元のものにこだわった」と話す。 京都から来た夫婦は「大衆演劇を見たくて来た。 観劇して、ご飯を食べて、お風呂に入ってリフレッシュできる」と話した。 岩下さんは「雑誌、コミック、マッサージチェア、電源、Wi-Fi、ボードゲーム、コーヒーなど全て無料でサービスする。 年配の方はもちろん、親子連れや大学生など幅広い年代に楽しんでもらえる施設になった。 ゆっくり一日中くつろいでもらえれば」と利用を呼び掛ける。 営業時間は10時~翌1時。 料金は、60分大人=580円、小学生=290円、未就学児=100円~。 フリータイム料金も設定。
次の旧店舗である「ニューびわこ健康サマーランド」は、昭和54年11月に健康ランドとしてオープン。 平成26年に芝居小屋「琵琶湖座」を新設し、毎日開催する大衆演劇は地域の娯楽として楽しまれてきました。 ちょうど40年目となる今年11月のリニューアルオープンにより、これまで以上に地域の方に愛される店舗に進化してまいります。 現在、埼玉県に3店舗、三重県に1店舗、静岡県に1店舗を展開。 新たに滋賀県、北海道にそれぞれ1店舗ずつオープン、合計7店舗になる予定です。 店舗ごとに地域性を活かした、異なるコンセプトになっています。 ラドン泉は自然放射線を微量に含み、「万病の湯」ともよばれる効能の優れた療養泉です。 男性は6種のお風呂(主浴、ジェットバス、バイブラバス、変わり湯、水風呂、露天風呂)と2種のサウナ(高温オートロウリュサウナ・中温サウナ)、女性は5種のお風呂(主浴、ジェットバス、バイブラバス、水風呂、露天風呂)と2種のサウナ(中温オートロウリュサウナ・ミストサウナ)。 サウナはikiサウナを設置(30分ごとにオートロウリュ)。 無料で使える泥パックも設置しています。 ・大衆演劇 琵琶湖座 昼の部:12:30〜15:00 夜の部:18:30〜21:00 昼の部と夜の部で、連日大衆演劇とショーを実施。 全100席の劇場が入館料のみで観覧できます。 (一部休演日あり、予約は有料)、劇場前の観劇ひろばでは演者との写真撮影などを楽しむことができます。 ・2F レストラン・宴会処 淡海遊食 営業時間:11:00〜23:00 全国から厳選して仕入れた黒毛和牛の焼肉、お刺身、御膳料理、宴会場(120名の大宴会場、40名の中宴会場、20名の小宴会場)全240席のレストラン。 宴会は10名様より無料送迎。 地元企業から仕入れたものを使い、抹茶、小どんぶり、クラフトビールや季節のデザートもご提供いたします。 ・1Fロビー 1Fロビーには、暖炉を囲むようにリラックススペースを設置し、飲み放題のフリーコーヒーと、コミック・雑誌を3,000冊設置、電源・wifi完備。
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