この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2019年11月)() がをもたらすのを防ぐべく、は人形を自宅に持ち帰り、コレクション・ルームに保管することにした。 その道中。 大きな交通事故による交通規制で迂回を余儀なくされた夫妻は道を間違え、自動車トラブルで足止めを余儀なくされてしまう。 助手席で地図を広げて道を確認するロレインと、ボンネットを開けてエンジンを確認するエド。 そんな折、ロレインは窓の外に交通事故現場で目にした女性の幽霊を発見する。 それと共に、自分達の居る場所が墓地の前である事、女性の幽霊以外にも数多くの亡者達が自分たちの周りを取り囲んでいることに気付いたロレインはエドを呼び戻そうとするが、そこで一人の亡者がエドを車道へと放り出し、そこに操縦不能に陥ったトラックが突っ込んで来る。 間一髪、危機を回避したエドを見て、ロレインはこの事態もまた、アナベル人形が引き起こしたものではないかと推測する。 自宅に戻った夫妻は早々にアナベル人形を地下のコレクション・ルームへと運び込み、教会から持ち帰ったガラスケースと共に、除霊を行い、も配置し、厳重にアナベル人形を保管していた。 一年後。 ウォーレン夫妻の真偽を問う新聞記事を目にするウォーレン夫妻の娘、ジュディは学校で白い目で見られていた。 誕生日の近いジュディは、クラスメイトを誕生日パーティーに誘うも、彼女もまた、ロレインと同じく霊感がある事。 家に数多くの呪いの品々がある事から、クラスメイトやその親たちからも警戒されており、孤立気味で、パーティーの招待も断られてしまう。 そんなある日、ウォーレン夫妻は用事の為に家を空けることになり、ジュディと同じ学校の上級生であるメアリーにベビーシッターを頼むことになる。 メアリーはジュディにケーキを作る為に、彼女が片思いを寄せている青年、ボブの働いている店に寄る。 そこで彼女の友達であるダニエラと遭遇。 やたらとウォーレン家に興味を持つダニエラ。 当初は宿題の誘いを断るメアリーも、渋々ダニエラの誘いを了承し、仕方なくウォーレン家へと連れて行く。 家に着くなり、ダニエラと初対面であるジュディは彼女を警戒するも、ダニエラがジュディにローラースケートをプレゼントした事で打ち解ける。 このローラースケートで近所を回りたいと言い出すジュディ。 メアリーは彼女に付いて行くも、やたらと地下のコレクション・ルームに興味を抱くダニエラにメアリーは警戒し、釘を刺しつつ、渋々ケーキ番を任せてジュディと共に外へ行く。 一人、ウォーレン家に残ったダニエラはメアリーの言いつけを守ることなく、家の中を探索。 地下室に行く手立てを探して家の中を探し回り、ロレインの部屋で地下室への鍵を見つける。 ダニエラはコレクション・ルームへと忍び込み、片っ端から「曰く付きのもの」に触れては、問いかける。 「もし幽霊が居るのなら、何か合図をして」 やっぱり何もないのだ。 そう思って部屋を後にしようとしたところに、ガタンと物音が響く。 ケースの中でアナベル人形が倒れ込んでいるのを見つけたダニエラは、アナベル人形を封印しているガラスケースの鍵を開けてしまう。 それが恐怖の始まりになるとも知らずに。 - ジュディ・ウォーレン()• - メアリー・エレン()• - ダニエラ()• - エド・ウォーレン()• - ロレイン・ウォーレン()• - トーマス• - ゴードン神父• - ミスター・パルメリ• - アンソニー・リオス 製作 [ ] 4月27日、アナベルシリーズの第3作の製作が発表され、ゲイリー・ドーベルマンが監督に起用されると報じられた。 7月19日、ジェームズ・ワンは本作がウォーレン夫妻の自宅に保管されてからのアナベル人形に焦点を当てた作品になると述べた。 9月5日、マイケル・バージェスが本作の撮影監督に起用されたとの報道があった。 11日、ドーベルマン監督は本作が『』冒頭のシーン直後の出来事を描いた作品になるという主旨の発言をした。 キャスティング [ ] 2018年9月28日、マッケナ・グレイスがキャスト入りした。 10月1日、マディソン・アイズマンが本作に出演するとの報道があった。 16日、パトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガの出演が決まったと報じられた。 17日、ケイティ・サリフが本作に起用された。 撮影 [ ] 本作のは2018年10月17日にで始まり、同年12月14日に終了した。 撮影中、マッケナ・グレイスに鼻血が止まらなくなるという心霊現象が発生したため、専門家による除霊が行われた。 公開・マーケティング [ ] 当初、本作は2019年7月3日に全米公開される予定だったが 、公開日は後に同年6月28日に延期された。 2019年3月15日、本作のタイトルが『 Annabelle Comes Home』に決まったと報じられた。 31日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された。 興行収入 [ ] 本作は『』と同じ週に封切られ、公開初週末に1600万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが 、実際の数字はそれを若干上回るものとなった。 2019年6月26日、本作は全米3613館で公開され、公開初週末に2026万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場2位となった。 この数字は死霊館シリーズの作品の中で最低のものであった。 評価 [ ] 本作は批評家から好意的に評価されている。 87点となっている。 サイト側による批評家の見解の要約は「シリーズの過去作品の幾つかより恐怖度で劣るとしても、シリーズのファンにとっては楽しめる作品である。 『アナベル 死霊博物館』は死霊館シリーズにまだまだポテンシャルが残っていることを示唆している。 」となっている。 なお、本作のはB-となっている。 出典 [ ]• com. 2019年7月8日閲覧。 Box Office Mojo. 2019年7月8日閲覧。 Hollywood Reporter 2018年4月27日. 2019年3月16日閲覧。 Entertainment Weekly 2018年7月19日. 2019年3月16日閲覧。 GWW 2018年9月5日. 2019年3月16日閲覧。 Cinema Blend 2018年9月11日. 2019年3月16日閲覧。 Deadline. com 2018年9月28日. 2019年3月16日閲覧。 Hollywood Reporter 2018年10月1日. 2019年3月16日閲覧。 Screen Rant 2018年10月16日. 2019年3月16日閲覧。 Screen Rant 2018年10月17日. 2019年3月16日閲覧。 GWW 2018年8月2日. 2019年3月16日閲覧。 Instagram 2018年12月14日. 2019年3月16日閲覧。 MTV Japan 2019年4月15日. 2019年4月19日閲覧。 Collider 2019年4月10日. 2019年4月19日閲覧。 Business Wire 2018年10月17日. 2019年3月16日閲覧。 Deadline. com 2019年2月21日. 2019年3月16日閲覧。 Collider 2019年3月15日. 2019年3月16日閲覧。 YouTube 2019年3月31日. 2019年4月30日閲覧。 Box Office Mojo 2019年6月27日. 2019年7月8日閲覧。 Box Office Mojo. 2019年7月8日閲覧。 Box Office Mojo. 2019年7月8日閲覧。 Rotten Tomatoes. 2019年7月12日閲覧。 Metacritic. 2019年7月12日閲覧。 Deadline. com 2019年6月27日. 2019年7月12日閲覧。 外部リンク [ ]• - (英語)• - プレイリスト.
次のContents• 簡単なあらすじ 人形職人の娘が交通事故で亡くなった。 12年後、その家族のお屋敷に数人の孤児が越してくることに。 広い家に喜ぶ一同。 しかし、その家にはアナベルという人形が。 引田さんもちょっと怖い。 概要 2013年ジェームズ・ワン監督によって制作された大ヒット映画『死霊館』。 その『死霊館』の中で、異質な存在感を放っていた人形。 それがアナベルちゃん。 そのアナベルちゃんを主演に制作された映画『Anabelle』。 全世界で 批評家にぼっこぼこに叩かれたせいか、それともアナベルちゃんの魅力が100%でなかったのか、もしくは熱狂的なアナベルちゃんファンの期待に応えるためか、彼女に舞い降りたセカンドチャンス。 なんと、『Anabelle 2』として大復活。 そんな前作のうっ憤を晴らすかのように、本作では粘着度・凶悪度・クズ度共にシリーズを通してぶっちぎりでした。 しかも、続編にありがちなB級低予算なやっすい映画ではなく、予算もドンとぶっこまれた大作映画として。 そして結果は、批評家の好意的な意見が圧倒的多数。 アナベルちゃん、熱演でした。 アナベルちゃんは人形で、演じる役柄が限られているので、『死霊館』シリーズの中で逞しく生きていってほしい。 『死霊館』も3作目の続編が公開されるそうです。 肝心の映画の感想ですが、 驚く。 どんだけ、この屋敷にお化けいるんだ?って。 ・アナベル・デーモンちゃん(映画『死霊館』にて悪霊退散済み、2作のスピンオフ映画撮影済み) ・修道女・デーモンさん(映画『死霊館2』にて悪霊退散済み、スピンオフ映画撮影予定) ・カカシ・デーモンさん(映画『死霊館2』にて登場したcrooked manと同一個体?) という、人気悪霊たちが豪華共演していて、びびった。 ビジュアルが怖いよ!! でも、怖がらせよう、驚かせよう、というポイントにフォーカスしたためか、登場人物たちが逃げ回るばかり。 お化けにキックでもお見舞いしたり、、そんな強い主人公が好き。 というか、いつも思うけれど悪霊の力、強すぎ。 今晩は一人では眠れない! 監督はデヴィッド・サンドバーグです。 ジェームズ・ワンさんの後釜という難役をクリア。 次なるホラー映画が楽しみです。 修道女・デーモンさん 本作でチョイ出演する修道女。 映画『死霊館2』にて悪霊退散済み、スピンオフ映画撮影予定。 てか、なんで家にいるの? カカシ・デーモンさん 本作、カカシの姿で登場。 おそらく生きたまま手足を拘束されて、カカシのような格好にされ、怨霊となった感じ。 映画『死霊館2』にて登場したcrooked manと同一個体? それならばスピンオフ映画が製作予定。 あなたもなんで家にいるの? タリサ・ベイトマン(ジャニス) 本作の主人公。 悪霊に憑りつかれる少女。 ポリオで足が不自由。 ルール-・ウィルソンちゃん(リンダ) 霊に憑りつかれた親友を助けるために奮闘するリンダ役。 ルールーちゃん、どこかで見たことあるなと思ったら『Ouja: Origin of Evil』でも悪霊に呪われる逞しい少女でした。 ホラー映画で常連になっていくのでしょうかね。 ぽっちゃりしてる感もすごくカワイイ。 スポンサーリンク ネタバレ(怖い画像アリ!!) 人形職人の男と妻、そして娘アナベルは3人で幸せに過ごしていました。 『わたしを見つけて』 『クローゼット』 『見ーつけた!』 そんなかくれんぼをして楽しむ父娘。 男はお客さんのために大きな人形を作り上げました。 『明日、人形を運べると思うよ。 』 しかし、教会でのお祈りの後の帰り道、娘アナベルは自動車に轢かれて亡くなってしまいます。 1、引っ越し 12年後、、、、 ミニバンに乗ってやってくる孤児の6人の女の子と一人のシスター。 人形職人の男は使っていないお屋敷の部屋を孤児に貸し出すことにしたのです。 男には妻がいますが、数年歩けない状態で別室で看病しています。 孤児の女の子の一人、ジャニスはポリオのため足が不自由。 ジャニスは杖が無いと歩けず、階段の上り下りも難しい状態です。 しかし、屋敷には階段を上り下りできるエスカレーターのようなものがあり、彼女も二階に行くことができるのでした。 ジャニスは二階へ行くと、何か気配を感じますが、何も無かったようです。 新しい家に興奮する子供たち。 ジャニスが家を散策すると、とある部屋を発見。 扉を開けようとすると、家主である人形職人の男が止めに入ります。 『絶対に入るな。 』 (フラグ立った!!!) その晩、ジャニスは目が覚めます。 ドアの下の隙間から紙切れが。 『わたしを見つけて』 恐る恐る禁断の部屋へ入るジャニス。 そこは子供部屋。 そして紙切れが。 『クローゼット』 部屋を散策している際、クローゼットのカギを見つけたジャニス。 クローゼットを恐る恐る開けると、、、、いました。 人形が!!!! 気味が悪くなってクローゼットの扉を閉めるジャニス。 しかし、閉めても閉めても勝手に扉が開いてきます。 ジャニスはシーツを取り、人形にかぶせます。 部屋を出ようとすると、シーツを被った人形が立ち上がり、ジャニスに向かって歩いてきます。 『きゃああああ』 翌朝、 ジャニス『この家には何かいると思う。 』 しかし、誰もジャニスの言うことを信じません。 ジャニスは、シスターに対し、入ってはいけない部屋に入ってしまったこと、そして、そこに人形がいたことを伝えます。 2、少女 屋敷に飾られている写真を眺めるジャニス。 そこには自分と同じくらいの少女の写真。 『家主の人形職人の男には娘がいたんだ。 多分、今はいないんだろうな。 』 少女の部屋を散策するジャニス。 何か気配を感じたジャニスが振り返ると、そこには窓の外を眺める後ろ姿(顔の見えない)少女が。 少女『助けてくれる?』 ジャニス『どうやって助ければ良いの?』 少女は振り返ってこういいます。 顔はデーモンです。 『お前の魂よこせーーー!!! (YOUR SOUL)』 ジャニスは悲鳴を上げて逃げるも、悪霊によって吹き飛ばされます。 病院から帰ってきたジャニスは、杖があっても歩けなくなり、車椅子生活となりました。 3、悪霊シスター・デーモン そんなジャニスを気に掛けるシスター。 車椅子に乗ったジャニスを外に連れ出すシスター。 シスター『ちょっと家に行くから待ってて。 』 ジャニスは外の空気を吸って幸せそう。 突然、家から出てきたシスターの洋服を着た悪霊シスターに車椅子を押され、屋敷とは向かいの小屋に閉じ込められます。 ジャニス『シスター、やめて!!!』 ジャニスは後ろが見えないのでシスターだと思っていますが、その肌の色は人間のものではありません。 小屋に閉じ込められたジャニス。 そこで少女に襲われ、口移しでドス黒い液体を注入されます。 4、異変 小屋での叫び声を聞いた一同。 小屋にはジャニス。 しかし、その表情は晴れやか。 ジャニス『この屋敷にずっといたいわ』 あんなに嫌がっていた屋敷に、一転、ずっと住みたい!!、 心変わりしたジャニスを不思議に思う一同。 そして、ジャニスの隣にはいつも人形が。 そして、全員が少しずつ、自分達以外の気配を感じ始めます。 一番、異変を感じ取ったのはジャニスの親友リンダ。 リンダは家主の人形職人の男に言います リンダ『ジャニスの中には、あなたの娘が入っていると思う。 あの人形は何?』 家主の人形職人の男『人形??そんなバカな。。。。。 』 家主の人形職人の男がすぐにリビングに行くと、そこには人形が座っています。 そして、手元には紙切れが。 『見ーつけた』 後ろにはジャニス。 そのまま、悪霊が乗り移ったジャニスによって家主の人形職人は亡き者に。 5、人形 リンダは、この気味の悪い人形に問題があると思い、ジャニスが寝ている深夜、人形を奪い、屋敷の離れにある井戸へ捨てに行きます。 人形を井戸に捨てるも、這い上がってきた何者かによって井戸に引きずり降ろされそうになります。 シスターの間一髪の助けで難を逃れます。 走って家に帰ると、人形が元の場所に戻っています。 ジャニスはいなくなっています。 シスターは、家主の妻の元へ人形を持っていきます。 シスター『なによこれ!?』 家主の妻『まさか、、、、』 家主の妻は過去を語り始めます。 『12年前に娘を事故で失ってから悲しみに包まれていた。 あるとき、子供部屋から物音がして観に行くと、娘がいたの。 顔はいつも見えなかったんだけれど、後姿とかはね。 不思議だけれど何だか嬉しかった。 でも、あるとき、娘がおどろおどろしい悪霊の姿になって襲いかかってきて、私の目玉をくりぬいたの。 それ以来、神父さんを呼んでクローゼットに閉じ込めてもらっていたの。 それ以来、数年、何も無かったからもう悪霊はいなくなったと思っていたんだけれど。 』 シスターは屋敷を出ることを決意。 シスター『みんな、屋敷を出るわよ』 悪霊ジャニスはそう簡単に屋敷から出させてくれません。 家主の妻も殺されます。 悪霊カカシ・デーモンさんとの恐ろしい対決も挟みつつ、逃げ惑う一同。 (まじで恐ろしい30分) 屋敷の中のリンダはジャニスと遭遇。 悪霊が憑りついたジャニスから逃げ惑うなか、シスターが助けに来てくれます。 シスター『ジャニス、ごめんなさい』 シスターはジャニスを人形がいたクローゼットに押し込め、家具で扉をふさぎます。 悪霊に憑りつかれたジャニスを置き去りにしながらも、無事に屋敷から逃げ出す一同。 6、その後 シスターは、ジャニスを探すため警察にお願いするも、屋敷には誰もいません。 出てきたのは人形だけ。 一方で、 孤児として、とある夫婦に引き取られたジャニス。 ジャニス『わたしの名前はアナベル。 』 12年後。。。。 ジャニスは養母・養父を亡き者に。 そのまま、映画『アナベル』へと続きます。
次の映画『アナベル:死霊博物館』ネタバレ感想。 一夜限りの幽霊集合パーリーナイト! 映画『アナベル:死霊博物館』ネタバレ感想。 一夜限りの幽霊集合パーリーナイト!• 2019. かつてこれほど過酷を極めた留守番があっただろうか……。 『ホーム・アローン』シリーズとは真逆のベクトルに働く過酷なお留守番が話題となった……かどうかはわかりませんが、『死霊館』シリーズのスピンオフ、アナベルシリーズの第三弾! 『アナベル:死霊博物館』を見に行ってまいりました。 同時期公開の『アド・アストラ』と比べてどっちを見に行こうかな~~。 もしくはどっちも見に行こうかな~~~と思っていたら、Yahoo! 大先生での『アド・アストラ』評価がなんと 衝撃の2. 86点! ヒエッ! たとえ評価が低かろうと気になる映画なら見に行くんですが、他の方のレビューをざっと見る限り、 これ 多分寝るやつ。 行くならレイトショー予定なので余計に。 SFはなあ……SFはなああぁ……。 というわけで、今回はアナベルに軍配が上がりました。 本作ではエド・ウォーレン役のパトリック・ウィルソン氏とロレイン役のヴェラ・ファーミガさんがカムバック。 二人の娘ジュディ役に、ディズニーチャンネルでおなじみの子役マッケナ・グレイスさんが出演。 加えて彼女のベビー・シッター役に『ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル』のマディソン・アイズマンさんという豪華キャストでございます。 スピンオフといっても作品ごとに話は違うため、前二作を未視聴でもまったく問題ありません。 そして エンドクレジット後に映像はないのでご安心をば。 あらすじ 持てば不幸。 持たずとも不幸。 ぶっちゃけ見ただけでも不幸が起こりそうな人形・アナベル。 あまりにもヤバイことが起こり過ぎるため、ヤバ現(ヤバイ現象)専門家の ウォーレン夫妻が、このたび人形を預かることとなった。 専門家の手に渡れば大丈夫…… なわけがなかった。 目つきだけでなく性格も悪かった彼女は、ガラスケースの中で虎視眈々と機会をうかがっていたのだ。 そんなある日、夫妻が家を空けることとなり、絶好のチャンスが訪れるのだったが……。 未見の方はご注意。 感想 中々面白かったです。 本家死霊館には及びませんが、面白さで言うと『死霊館のシスター』以上にハラハラしました。 冒頭で久しぶりのウォーレン夫妻が登場し、初っ端からテンションMAX! いやはや、やっぱりエドとロレインが出てくると安心感&面白さが違いますね。 そんな彼らが預かる人形・アナベル。 彼女を後部座席に乗せ、急いで家に帰ろうとする二人でしたが、途中で交通事故が発生したことにより経路を変更せざるを得ないことに。 そして案の定道に迷う。 何故か急に立ち込める霧。 突然動かなくなる車。 「エンジンを見てみるよ」と外に出て行く夫。 あれ、なんか左の方に柵みたいなのが見えるな。 どこかの屋敷の前に止まったのかな? それとも公園? まさかの墓地。 霧深い墓地。 立ち往生した車。 でもって後部座席にいる アイツ。 アカン。 ロレイン、後ろ後ろ、ならぬ横ぉーーー!! なんでわざわざ墓地の方向に向けて地図を広げて視界ふさぐの? 絶対何か来てるって! と思って地図を取っ払ったけど誰もいない。 からの、 「いいお人形ね」。 ギャーーーース! 『死霊館』シリーズの何がいいって、怖がらせるのが古典的な手法であるところ。 エグくなく、奇をてらうこともなく。 けれど古すぎず、現代のテイストを混ぜつつも「きゃっ」と叫ぶだけで後を引かないお化け屋敷風ホラーな点。 変にどろどろ、怨念を感じるとか後味が悪いとか、そんなんだったら劇場では見られませんて。 そしてどの作品も家族愛が根源にある点も評価高し。 本作でも根底にあるのは、失った人にもう一度会いたいという誰もが一度は抱く普遍の感情。 ベビー・シッター、メアリーの友人ダニエラがウォーレン宅に押し掛け、保管庫に侵入してアナベルの封印を解いてしまいます。 単なるオカルト好きのお騒がせ少女かと思いきや、彼女にもきちんと理由があったことが判明。 ああ、なるほどね……としんみりしてしまうんですが、 ちょっと被害が大きすぎた。 アナベルが暴れすぎた。 『死霊博物館』のタイトル通り、保管庫にはアナベルのほかにたくさんの押収した呪いの品が置いてある。 それをダニエラが興味本位にべったべった触りまくったせいで、いざアナベルの封印が解けたら、それらがこぞって心霊現象を起こすためにおなかいっぱい、夢いっぱい、 幽霊多すぎトゥーマッチな印象に。 しかもその幽霊たちは登場人物たちになんらゆかりがあるわけでもなく、出てきてはババーンと驚かせて去っていくの繰り返しで脈絡のない感じがマイナスポイントに。 もうちょっと霊の数を絞ったら、さらに面白くなったのではないですかね。 とはいえ、何度か「ヒャンッ」となるところもあり、最後まで面白く見られましたので足を運んだ甲斐はあったというもの。 特にダニエラが二度目に保管室に忍び込んだとあるシーンでは、 観客がほぼ全員びくっと飛び上がった演出があったので、やはりホラー映画は劇場で見るに限りますね。 なんつって映画館で見たのはこれが初めてなんですが、音響ゴイス。 いい仕事してます。 最凶を地で行く呪いの強さと ご面相に誰もがヒエッとなること請け合い。 あまりにインパクトのある顔だち故に、三作品のポスターはすべて 「こいつ出しとけばよくない?」的な感じで大抵顔を強調されて配置してある。 なのに作中では何度も「いいお人形」「素敵」なんぞと評価されてるが お前らの感性はマジでどうなっとるんじゃい。 第一作目で主役のミアに旦那がアナベルをプレゼントしたときは目を疑ったが、アメリカではあれが美意識にかなうんすか、そーすか。 冒頭で「悪魔は物には憑かない。 あくまで人に憑く」とエドが説明しているが、あきらかにアナベルにくっついて来てるような気がしないでもない。 エドとロレインに引き取られて早々、エドをトラックでひき殺そうとしてみたり、保管庫の霊全部を目覚めさせてみようとしたり、評判通りのやんちゃっぷりを発揮。 本家『死霊館』でもおなじみゴードン神父が聖水をかけて清めようとするが、それだけでは効果が不十分な模様。 教会を解体した際に譲り受けたガラスケースに入れてようやく封印が完成するという警戒レベル。 その後も虎視眈々とケース脱出を狙っていたようで、一年後にダニエラが迷い込んできたときは 頭突きで彼女の呼びかけに答えた。 その後は心霊現象のオンパレード。 一応弁解すると、ほとんどは彼女本人が起こしたのではなく他の霊の仕業なので 「 先生あいつがやりました」状態だが、やかましいわ。 解放後はロレインの娘ジュディちゃんの魂を狙い続け、すやすや眠る彼女のベッドにこっそりもぐりこんでいたりと、やってることが 若干変態。 おまわりさん、こいつです。 幽霊パーリーナイト状態に陥ったウォーレン家にパニクったメアリーが 「これどう収拾つけんのよ!」と叫んだ際に、ジュディによって「すべての元凶のアイツをケースに戻そう!」となり、力づくでケースに押し込められそうになった。 だが頑張った。 戻ったら終わりとばかりに見えない力でケースの戸を 女子高生と押し合いへし合い でご満悦してみたが、ついにはジュディ・メアリー・ダニエラの三人がかりに押し切られ、再び封印の身となってしまった。 「今はね……おとなしくしてるけどね…… 続編とかあったらね。 見てなさいよ」 頼むからおとなしくしててつかーさい。 冒頭で登場し、アナベル人形を後部座席に乗せてドライブに出発。 特に封印用の道具も持ってきていないようで、文字通りぽんと座らせただけで発進するが、この二人だと安心感が違うなあとしみじみ。 だが運悪く交通事故に出くわし、どうやらその被害者の霊がついてきてしまった模様。 そいつが後部座席のアナベルを見て「いいお人形ね」と発言するのだが、 お前それ本気で言ってんのかと尋ねたい。 その後墓場の霊が車を取り囲む様をロレインが目にし、エドに至っては突如制御を失ったトラックに轢かれかけるが、さすが主人公組は強い。 保管庫の霊がわちゃわちゃし始めても冷静で、教会のガラスケースを使って封印を完成させる。 この二人がいたら最強だったが、本作のテーマはお留守番。 娘をベビー・シッターに預け、出張に行ってしまう。 行かんといて。 案の定始まった幽霊パーリーナイトにおいては、ロレインが娘の危機を感じ取り、途中で引き返してきて悪魔退治ドーン! とかするんじゃないかと期待していたが そんなことはなかった。 ですよねー。 終盤で彼女が十六歳の時にやんちゃした話が出て来るが、 ただの惚気だったことを付け加えておきます。 エドとロレインの一人娘。 おかんの遺伝か、彼女も幽霊を見る能力がある。 両親が否定的な記事で新聞に載ったこともあり、学校では敬遠されがちとなってしまい、誕生日が近いのに誰も祝ってくれないのでは……と心を痛めている。 めんこい。 本作では主要三人のぴちぴちギャルたちが全員セーターを着ているのだが、ジュディのは胸元にチューリップが三つついたやつでなまらめんこい。 ダニエラがアナベルを解き放ったせいで、ウェディングドレスの幽霊に襲われめっちゃ怖い目に遭うも、十字架でなんとか撃退(このシーンは作中屈指の大迫力)。 というか家中に十字架がかけられているとかウォーレン家怖すぎ。 霊を撃退した後は就寝するまでたいして怖い目に遭わなかったが、なんとアナベル君がお布団にこっそり忍び込んでいた。 だがジュディは気づかずにすやすや隣で寝ているという、ある種危険な絵面を提供。 メアリーとダニエラも十分かわいいと思うのだが、そんなにジュディがいいのか…… やはり若い方が好みなんすね。 深夜を越してさらに本気を出してきた幽霊屋敷において、一番幼いのだから怯えていいはずの彼女。 だが三人の中では最も知識(と経験)があるために、 まさかのヤバ現専門家ポジションに収まる。 曰く、「アナベルが元凶なんだから、彼女をなんとかすべきだわ」 頼もしいっす、ジュディさん! 最後はまさかの 物理攻撃に出た悪魔に首を絞められたりするが、メアリーとダニエラの協力でアナベルをケースに押し込め、狂った一夜を乗り越えた。 戦士の誕生である。 今回の活躍により周囲の誤解も解けたのか、学校の皆が誕生日を祝いに来てくれてハッピーエンドとなった。 多分高校生だと思うが、女子大生でもおおいに可。 金髪にピンクのタートルネックがめんこい。 学校で孤立しがちなジュディのために、ピンク色のケーキを焼いて誕生日を祝ってくれる優しい子。 ピンクが好きなんすね。 意中の男子ボブとの仲をからかわれ、ダニエラの訪問を許してしまう。 銀貨を渡さないと魂を奪うという幽霊・フェリーマンの過去の犠牲者に容姿がクリソツ。 そのため、アナベルが封印を解かれた後は執拗にフェリーマンに狙われる。 何もないところから銀貨がころころ転がってきたら、即逃げたらいいんじゃないすかねと思うのだが、そこはホラーあるある。 手にした懐中電灯が急に消えるのもホラーあるある。 なんで? 接触? そして大事なところで再び点灯して窮地を脱するのもホラーあるある…… なら最初から消えんなや。 怖ぇーから! すべての元凶・アナベルをフェリーマンから取り返す際は、漢気を見せて自身が巣窟へと乗り込んでいった。 だがあの空間は何だったんだ。 居間の向こうにフツーに犠牲者の並ぶ空間があったけど、ウォーレン家ならあるいはと思っちゃうところが業の深い一家じゃのう。 色々とあったけれど無事に一夜を乗り越え、ボーイフレンドもゲットしてハッピーエンドとなった。 あっぱれ。 興味津々でウォーレン家に乗り込み、二人の隙をついてアナベルを解き放ってしまった。 それだけなら単なるお騒がせ女子だが、実は自身が運転する車で事故に遭い、同乗していた父親を亡くすという悲しい過去が判明。 父親に詫びたくて霊を呼び出せそうなウォーレン家に来たかったという事実が明らかとなる。 そうか……なら仕方ない…… わけがないのだが、三人の中では一番怖い&ひどい目に遭っているし、許してやりんしゃいとなる。 個人的最凶ホラーが保管庫のテレビ。 呪いのブラウン管とでも銘打てばいいのか、映った相手の数十秒先の未来を映すとか怖すぎてやっとられん。 というかこの子は勝手に開くはずのないドアが開いたのに、 なんで不用意にそこに入るんすかね?? ホラーあるあるがすぎやしないか。 なんとか恐怖に耐えて保管庫を脱出したものの、家をうろつくウェディングドレス姿の花嫁に遭遇。 突如腹をぶすっと刺される幻覚を見た……と思ったら、花嫁の顔が目の前にドン! エクトプラズムのようなものを口からどばちゃちゃーーと吐き出され、憑依されてしまう。 うへぇ……。 ……と上記のようにどでかい死亡フラグを引っ提げていたが、 なんと根性で最後まで生き残った。 最後はロレインを介して父親の霊と接触。 「ダーリン・ダニエラ」の言葉に涙する。 メアリーにホの字。 彼女がお向かいでお留守番をすることになったと知って挨拶に来る。 メアリーもまんざらではない様子。 そのため調子に乗って深夜に再訪問をかますが、なんと ギターを持参して庭でラブソングを歌うという謎プレイ。 本来ならろまんてぃっくと言えるかもしれない行動を最悪のタイミングでやるもんだから、心霊現象だと思ったじゃろがい。 しかも間の悪いことに庭には狼だか魔犬だかの霊がうろついていたため、突如そいつに襲われ鶏小屋に逃げ込む羽目になった。 女子三人に男一人。 てっきりこいつがヒーロー役になるのかと思いきや、 そんなことはなかった。 ほぼほぼ鶏小屋にINしていた。 だが最後はガッツを見せ、 ギターと引き換えに狼を一時撃退。 ジュディを守るファイン・プレーを披露し、メアリーの心を射止めた。 だが何故か勝手に小屋の戸が開き、魔犬がうろつく外に一羽だけがてってってと出て行ってしまう。 ボブはとくに助けにもいかず、「ごめんね」と言って戸を閉める有様。 生きていないから黒い目をしている。 てっきり冒頭のゴードン神父がアナベルに呪い殺された姿かと思ったが、その後の死霊館でも彼は出てきているので別人のようだ。 英語wikiにも単に神父の霊と書いてあったのでゴードンさんではないようだが、変に姿が似ているので 紛らわしい。 「悪い霊がいるなら、善い霊もいる」の言葉通り、終盤にジュディたちの前に現れ、アナベル人形の隠れ場所を教えてくれる。 アナベルに影響されて活性化。 夫妻もいないし 鬼の居ぬ間になんとやらで大暴れする。 勝手に鳴るピアノや猿のタンバリン人形、自身の末路を映し出すブラウン管にひとりでに揺れる椅子と盛りだくさん。 その中で日本の甲冑が存在感を発揮していたが、漏れ聞こえる悲鳴から察するに、おそらくは突如乱心した当主が一晩で屋敷中の人間を切り殺して行ったのではないかと想像。 なんちゅー和風ロマン。 おそらく平家関連ではなかろーか。 一作目からアナベルに憑りついてる悪魔と同じやつなのかな? ジュディの魂を取りに来たが、中々上手く行かないので業を煮やし、 最後は物理的手段に出た。 悪魔が幼女の首をしめんなや。 脚本も担当。 11月公開予定の『It The End』の脚本も担当されていらっしゃる様子。 そちらも楽しみにしております。 ありがとうございます。 ポスターこっわ!•
次の