【おかず】さっぱりした夕飯のレシピ編一つ目は、手羽先のさっぱり煮を紹介します。 食べにくい印象がありますが、酢で煮ると骨から身が外しやすく食べやすくなります。 難しい手順がないので時間がない夜でも簡単に作ることが出来ます。 こってりしているように見えますが味付けはさっぱりしているのでご飯が進みます。 材料(4人分)• 手羽先12本• 卵4個• 酢100㏄• 砂糖大さじ2• 醤油50㏄• 料理酒50㏄• 水70㏄ 作り方• 1手羽先に両面焼き目を付けます。 2酢、砂糖、醤油、料理酒、水、生姜をすべて入れて手羽先を20分程度煮込む。 3手羽先を煮込むのと同時進行でゆで卵を作ります。 4ゆで卵が出来上がったら手羽先と一緒に5分程度煮込んで出来上がり。 お酢を使っているため油で揚げてもあっさり食べることができます。 夜、あじを揚げたりするのが面倒でしたら時間があるときに作り置きしておきましょう。 数日なら冷蔵庫保存も可能です。 あじ6尾• ピーマン1個• 小麦粉適量• サラダ油適量• 1あじの頭と内臓を取り水洗いしてペーパータオルで水分を取ります。 2玉ねぎは薄切り、ピーマンとにんじんは千切りにする。 3あじに小麦粉を付け余分な粉をはたきサラダ油で揚げます。 5粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やすとよりさっぱりします。 豚肉を使っているので食べごたえもあります。 野菜はなすに加えてピーマン、玉ねぎを加えても大丈夫です。 晩御飯のおかずに向いていますがお酒のおつまみにも使えます。 豚肉は小間切れが便利ですがバラ肉も使えますよ。 なす4本• 豚小間切れ200g• サラダ油適量• 味ぽん80㏄• 砂糖大さじ1. 生姜千切り1片 作り方• 1なすを食べやすい大きさに切り油で焼き目が付く程度炒めます。 2焼き色が付いたなすに豚小間切れを入れて色が変わるまで炒めます。 3味ぽん、砂糖、生姜千切りを合わせておき2に振りかけて味をなじませたら出来上がりです。 さっぱりした味付けが好みの場合はこのままで、甘めが好きなら砂糖を少し増やしてください。 甘くするとデザート代わりになります。 夕飯の箸休めにどうぞ。 さつまいも1本• 砂糖大さじ2• 水400㏄• 塩ひとつまみ 作り方• 1さつまいもを輪切りにして水(分量外)にさらしてあくを抜く。 レモンを2~3枚薄い輪切りにして残りのレモンは汁を絞る。 2さつまいもと砂糖、水を鍋に入れ火にかけて沸騰したら弱火にしてレモン水を加え竹串が刺さるまで煮る。 3火を止めて塩とレモンの輪切りを加え冷めたら出来上がりです。 夕飯のメインがこってりしたものなら、酢の物を組み合わせてはいかがでしょうか。 たこときゅうりの相性は抜群ですが、カニかまぼこ、しらす、オクラ、わかめに代えてもおいしくなります。 きゅうり1本• たこ150g• すりごま適量• 1たこ、きゅうりは薄切りにして、きゅうりを塩(分量外)でもみ込みしんなりさせておきます。 たこときゅうりを加えます。 32を冷蔵庫で冷やしたら出来上がりになります。 残りがちなそうめんを使ったサラダならあっさり食べることが出来ますよ。 野菜のほかにささみ、ハムなどを加えたらこれ一品で栄養バランスが良くなり晩御飯は満足できます。 そうめん4束• レタス2枚• きゅうり1本• ミニトマト4個• 水菜1束• 2そうめんを既定の時間でゆがいてぬめりが取れるまで水にさらします。 3きゅうりは千切り、レタスは手でちぎり、水菜は5㎝くらいの長さに切りトマトは半分に切ります。 4そうめんの上に野菜をのせてたれをかけて、冷蔵庫で食べる直前まで冷やしておきます。 夕飯のメニューが決まらない時、凝った料理を作りたくない時、簡単に作ることが出来るレシピの記事があります。 こちらも参考にしてください。 食欲が無くて主食も副菜も食べたくない時はトマトの酸味が効いたミネストローネがあっさりして食べやすくおすすめです。 トマト以外は冷蔵庫の残り野菜を入れてもいいですよ。 冷蔵庫の掃除もできて一石二鳥になります。 にんじん1本• じゃがいも2個• 玉ねぎ1個• ソーセージ4~5本• トマト缶1缶• 水500㏄• コンソメキューブ2個• にんにくみじん切り1片 作り方• 1にんじん、じゃがいも、玉ねぎを1㎝の角切りにします。 ソーセージは斜めの薄切りに切ります。 2鍋にオリーブオイル(分量外)を熱しみじん切りのニンニクを香りが出るまで炒め玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの順にしんなりするまで炒める。 32にトマト缶、水、コンソメ、ソーセージを加え20分ほど煮込んだら出来上がりです。 豆板醬の代わりにラー油を使ってもおいしいですよ。 ご飯代わりに食べるなら春雨を加えてみると立派な夕飯になります。 使う材料は多いですが簡単に料理できるのでぜひ作ってみてくださいね。 椎茸2枚• 豆腐1丁• 卵1個• 豆板醬小さじ1~1. ごま油小さじ2• 水300㏄• 酢小さじ1. 醤油、塩少々• 水溶き片栗粉適量• 1ごま油(分量外)を熱し豆板醬を香りが出るまで炒めます。 32が沸騰したら千切りの椎茸を入れて醤油、塩で味付けをします。 4火を止めて水溶き片栗粉を入れてとろみを付けます。 5再度沸騰させて卵を溶いて入れます。 6豆腐を手で崩しながら入れて酢を加えたら出来上がりです。 コンソメキューブを使うので簡単に味付けすることができます。 夕飯に物足りないならパンをのせて、スープをしみ込ませながら食べるとボリュームアップします。 ベーコン2枚• キャベツ2枚• 水600㏄• コンソメキューブ2個• 塩、コショウ適量 作り方• 1玉ねぎを薄切りにしてサラダ油(分量外)で炒めます。 2にんじんは千切り、ベーコンは1㎝幅、キャベツは手でちぎりに切り、1のたまねぎと一緒に炒めます。 3玉ねぎが透き通ったら水とコンソメキューブを加えて煮込み、塩コショウで味を調えると出来上がりです。 口の中がさっぱりする寒天は夏におすすめのデザートです。 シークワーサー以外でも柑橘系の果汁なら何でも大丈夫です。 但し果汁は100パーセントのものを選んでくださいね。 シークワーサー果汁50㏄• 粉寒天小さじ3• 砂糖60g• 水750㏄ 作り方• 1鍋に水と粉寒天を入れて溶かしてから火を入れます。 21の寒天が沸騰したら砂糖を入れて2分以上煮ます。 3砂糖が溶けたら火を止め果汁を加えます。 4型に流し込み粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固めたら出来上がりです。 卵を使うレシピもありますが、現在はマンゴーの果肉を生かしたあっさりした食感が主流になっています。 今回紹介するレシピもマンゴーの果肉を生かしたものになっています。 マンゴー缶詰1缶• 1マンゴーをミキサーにかけて滑らかにします。 31、2をミキサーにかけて裏ごしします。 4容器に入れて冷蔵庫で冷やし固まったら出来上がりです。 たまには晩御飯の〆に食べてもいいですね。 ヨーグルトを生クリームに変更して甘めにしても美味しいです。 カステラが苦手ならコーンフレークに変更も良いですよ。 作り手の好みにアレンジ可能で色々なフルーツを入れて味わってください。 キウイ1個• バナナ1本• ヨーグルト100g• カステラ1~2切れ 作り方• 1キウイ、バナナを斜めの薄切りにします。 2カステラをサイコロ状に切りガラスの器に敷き詰めます。 3カステラの上にキウイ、バナナをバランスよく盛りつけます。 4キウイ、バナナの上にヨーグルトをかけて出来上がりです。 5ヨーグルトの代わりに生クリームを使う場合、フルーツソースをかけると彩りが綺麗になります。 さっぱりしたご飯を作りましょう あっさりしたおかずのレシピを取り上げました。 さっぱりしたご飯が欲しいとき、お昼ご飯がこってりしたときの晩御飯に料理して毎日を乗り切ってください。
次の【材料】• 牛すじ肉…500~1,000g• お米…大さじ1程度(ごはんでも可)• 鷹の爪…1本(種を取る)• 長ねぎ…1本(みじん切り)• 薄口醤油…大さじ3• みりん…大さじ2強 【作り方】• 大根とお米を鍋に入れ、20分ほど柔らかくなるまで煮る。 圧力鍋に牛スジ肉と被るくらいの水を入れて沸騰するまで茹でる。 沸騰したらお湯を捨て、肉についた灰汁などを洗う。 2と3を数回繰り返し、綺麗になったら一口大にカットする。 圧力鍋に肉を戻し、ひたひたの水で30分ほど圧をかけて煮る。 大根はお米を洗い流しておく。 柔らかく煮た牛すじに大根と調味料、鷹の爪を入れて10~20分ほど煮る。 長ネギのみじん切りの半量を入れてさっと煮込む。 火を止めて残りの長ネギをちらし、器に盛り付けたら出来上がり。 【材料】• 豚バラ薄切り…200g• ジャガイモ…3個• にんじん…1本• 玉ねぎ…1個• しらたき…180g• 絹さや…6〜8枚 〈A〉• 酒…100ml• みりん…大さじ2• 砂糖…大さじ2• 水…400ml• 濃口醤油…大さじ3 【作り方】• 豚バラを5cm幅に、ジャガイモと人参を乱切りに、 玉ねぎはくし切りにする。 切ったじゃがいもを水に浸けておく。 しらたきを茹でて適当な長さに切る。 絹さやを塩茹して冷水に浸す。 強火で熱した鍋で豚バラ肉を炒め、色が変わったら一旦取り出す。 再度サラダ油を敷き、人参と玉ねぎを炒める。 ジャガイモを加え、全体的に馴染ませるように炒める。 Aの水と醤油以外を全てを加え、強火で加熱する、• ひと混ぜして豚バラとしらたき加える(湧いたら灰汁取りを行う)• 醤油を加えて落し蓋をし、中火で15分ほど煮込む。 火を止めたら、そのまま冷まして味を染み込ませる。 塩茹でした絹さやを入れて絡め、器に盛り付けたら出来上がり。 【材料】• 鶏もも肉…大1枚 300g• クレソン…適量• レモン…適量• 塩…少々• こしょう…少々• サラダ油…少々 〈A〉• 卵黄…1個• 大根おろし…大さじ2 【作り方】• 大根を擦り下ろして水気を絞る。 鶏肉の両面に塩こしょうを振り、冷たい状態のフライパンにサラダ油を敷く。 鶏肉を皮目から入れて弱めの中火にかけ、アルミホイルで蓋をして焼き上げる。 Aを混ぜ合わせて黄身おろしを作る。 7~8分程焼き上げたら裏返して、先程と同じ様に5分ほど焼く。 途中で余分な脂をキッチンペーパーでふき取る。 鶏肉を食べやすい大きさにカットし、レモンとクレソンを添えて出来上がり。 【材料】• しょうが…1片• ゆず…適量 皮のみ• ぶり…2切れ 切り身• しょうゆ…80ml 〈A〉• 昆布…1枚 5cm角• 水…1L 〈B〉• 酒…200ml• 砂糖…50g 【作り方】• ブリを一口大に切る。 大根を3㎝厚さの半月切りにして厚めに皮をむく。 しょうがを薄切りにして、柚子の皮をせん切りにする。 たっぷりの水と大根を入れた鍋を火にかけ、沸騰したら中火で20分ほど茹でる。 別の鍋に湯を沸かしてブリを湯通しし、氷水にとってうろこや血合いなどを洗い流す。 キッチンペーパーでブリの水気を拭き取る。 大根が柔らかくなったら、湯から上げて粗熱をとる。 5の鍋をきれいにし、大根とAを入れて火にかける。 沸騰したらBを加え、ひと煮立ちしたら20分ほど煮る。 ブリとしょうゆを加え、ひと煮立ちしたらさらに20分ほど煮る。 しょうがを加えて5分ほど煮たら火を止める。 冷まして味を含ませてから、再度温めて器に盛る。 ゆずの皮を乗せて出来上がり。 【材料】• だし汁…200ml• しょうゆ…大さじ2• 砂糖…大さじ2• みりん…大さじ1• 輪切り唐辛子…適量• 穀物酢…100ml• 豆アジ…10〜12尾• 塩…少々• 片栗粉…適量 【作り方】• 玉ねぎを薄切りに、ピーマンを千切りにする。 鍋にだし汁、醤油、砂糖、みりん、輪切り唐辛子を入れて火にかける。 沸いたら穀物酢を加え、1の野菜を入れて冷蔵庫で冷ます。 アジの内臓とエラを取り除き、水洗いをしてから水気を拭き取る。 3の南蛮酢に揚げたてのアジを入れ、1時間以上冷まして味をしみこませる。 器に盛り付けて出来上がり。 【材料】• なす…3本• 生姜…ひとかけ(約10g)• きざみねぎ…少々 〈A〉• サラダ油…大さじ2• だし汁…250ml• しょうゆ…大さじ3• 砂糖…小さじ2 【作り方】• なすのヘタを切り落として縦半分に切る。 皮に2〜3mm間隔で浅く切り込みを入れ、縦半分に切る。 水に浸けて灰汁抜きし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。 生姜の皮ごと包丁の腹の部分で軽く潰し、Aの材料を合わせておく。 フライパンにサラダ油大さじ2を入れたら、生姜を入れて弱めの中火にかける。 一度火を止め、なすの皮を下にして並べてから再び中火で火を点ける。 皮面に火が通って色が変わったら裏返し、反対側を焼いていく。 Aを加えて煮汁が沸いたら、そのまま3~4分ほど煮込む。 火が通ったら保存容器や器に煮汁ごと移し、2〜3時間ほど寝かせる。 器に盛り付け、刻みねぎやみょうがを乗せたら出来上がり。 【材料】• サラダ油…小さじ1• 鶏肉…100g• 乾燥ひじき…15g• だし…200ml• 醤油…大さじ1• みりん…大さじ1• 砂糖…小さじ1 【作り方】• 乾燥ひじきを水で戻しておく。 人参を細切りにして、食べやすい長さにカットする。 油揚げは半分の長さにカットしてから細切りする。 鶏肉はひじきと馴染むよう細かめにカットする。 戻したひじきを水で洗って、よく水気を切っておく。 熱したフライパンにサラダ油を敷き、人参と油揚げを炒める。 さっと炒めたら鶏肉も加え、塩を振って炒め合わせる。 鶏肉の周りが白くなってきたらひじきを加える。 だし、しょうゆ、みりん、砂糖を加える。 【材料】• 切干大根(乾物)…25g• 油揚げ…1枚(7㎝四方ほどの大きさのもの)• 茹でた絹さや…好みで少々• だし汁…200ml• 醤油…大さじ1• みりん…大さじ1• 砂糖…小さじ1 【作り方】• 切り干し大根を洗い、たっぷりの水に浸けて戻しておく。 にんじんを4〜5㎝のせん切りに、油あげを細めで短冊切りにする。 切り干し大根を絞って水気を切る。 中火で熱した鍋にサラダ油を敷き、にんじんと切り干し大根をほぐしながら炒める。 鍋にだし汁と油あげを入れ、Aの調味料を全てを加えて軽く混ぜ合わせる。 沸騰したら弱火に落とし、落し蓋をして12分ほど煮る。 落し蓋を取って箸で混ぜ合わせ、味をみて問題ないようなら火を止める。 器に盛り付け、茹でた絹さやを乗せたら出来上がり。 【材料】• 鶏挽き肉…150 g• 長ねぎ…15cm• 白いりごま…適量• サラダ油…適量 〈A〉• 水…大さじ2• みりん…大さじ1• ゆずこしょう…少々 【作り方】• 長ねぎをみじん切りにする。 豆腐をキッチンペーパーで包んで耐熱皿にのせ、電子レンジで1分半加熱する。 キッチンペーパーを外し、木べらなどで粗くつぶして粗熱をとる。 ボウルに鶏挽き肉、豆腐、長ねぎ、Aを合わせて手でよく練り混ぜる。 豆腐の形がなくなったら、生地をボウルに叩きつけて空気を抜く。 手にサラダ油をつけて、なだらかな小判型に均していく。 中火で熱したフライパンにサラダ油を敷き、タネを入れて中央を少しくぼませる。 焼き色がついたら裏返し、蓋をして弱火で6分蒸し焼きにする。 Bを混ぜ合わてフライパンに加え、スプーンでソースをかけながら軽く煮詰める。 器に盛っていりごまを振り、レタスやミニトマトなどを添えて出来上がり。 【材料】• ごぼう…小1本• 白いりごま…小さじ1• サラダ油…大さじ1 〈A〉• かつおだし…大さじ2• 酒…大さじ2 〈B〉• しょうゆ…大さじ1• ごぼうとにんじんをピーラーでささがきにし、水にさらして水気を切る。 中火で熱したフライパンにサラダ油を敷き、ごぼうをしんなりするまで炒める。 にんじんを加えてしんなりしたら火を強め、Aを加えてサッと炒める。 Bを加えて汁気がなくなるまで炒めたら、白いりごまを手ですり潰して加える。 全体的に混ぜ合わせたら、器に盛り付けて出来上がり。 あっさりとした和食レシピを紹介してきましたが、ここで和食レシピの組み立て方について軽くおさらいをしておきましょう。 和食における献立は「一汁三菜」が基本中の基本です。 これは読んで字の如く汁物を一品と3品のおかず、そしてごはんの組み合わせです。 おかずに関しては主菜を1品と、副菜を2品組み合わせてください。 この場合、主菜には動物性や植物性のたんぱく質が多く含まれている物を、そして副菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれている物をチョイスするのが王道です。 主菜には肉や魚、卵や大豆製品などを、そして副菜には野菜や海藻、きのこなどを取り入れます。 この様に献立を組み立てることにより。 食バランス良く栄養を摂取することが可能となるわけです。 和食が非常に栄養バランスに優れた食事であると言われるのは、この様な考え方に基づいて献立を組み立てる故のものなのです。 献立を組み立てる際は、まず献立の主菜から決めていきましょう。 先程説明した通り、和食の献立はバランスが第一です。 よって献立を決める場合はまず核となる料理からチョイスし、そこに合わせた副菜を当てはめていくのが正攻法です。 献立例を紹介するレシピ本を見ると、大体どれもこの法則に則って献立が紹介されています。 勿論食べたい副菜があり、そちらを献立に組み入れたい場合もあるでしょう。 そういった時は献立のバランスを考えながら、主菜と副菜を組み合わせてください。 ただし、あくまで和食の献立はトータルでのバランス感が大切ですので、この献立バランスを崩壊させないように組み立てる必要があります。 そこだけは注意しましょう。
次のチャーハンの下ごしらえ まず、チャーハンを作る前にご飯を炊くところからスタートします(今回は2人分で1. 5合炊、炊き上がり約450~500gほど)。 というのも チャーハンを作るには炊き立てのご飯を少し冷ますくらいが、ご飯の表面が崩れていないので粘りが出にくく、くっつきにくいパラパラのチャーハンになる!と思います。 5合分の米を研いで水加減をしたあとに そこから大さじ1の水を抜くくらいの、ちょっと少なめの水加減で硬めにごはんを炊きます。 その場合は大さじ2の水を抜くくらいの水分量で炊きましょう!炊き立て以外の方法は下の補足にて。 ご飯が炊けたらすぐに、バットや大きな平皿に取り出して広げて粗熱を取ります。 粗熱を取る時間は5~10分くらいで、冷ましすぎないことも大切です。 基本のチャーハンに合わせる具は長ねぎと卵。 こちらはご飯を冷ます間に長ねぎを切るとよいです。 ねぎはみじん切りにして、容器に入れておきます。 卵2個分はボウルに割って箸でほぐします。 塩ひとつまみ(分量外)を加えて、しっかり混ぜ合わせておきます。 写真では中華鍋を使っていますが、大きめのフライパンでもOKです。 卵を入れる前に、しっかり油が熱くなるまで加熱します(中華鍋の場合は煙が出てくるくらいまでしっかり!)。 卵を炒める時は少しだけ火を落とします。 それから卵を入れ、箸ですぐ全体を混ぜ合わせます。 卵全体が半熟になって固まれば、卵液を入れていたボウルにすぐに取り出します。 くっつきやすいフライパンや鍋の場合は、一度洗って乾かすか、キッチンペーパーなどでさっと汚れをふき取ってから次へ移るとよいです。 ここからは終始強火でチャーハンを仕上げていきます。 油がしっかり熱くなれば、ねぎのみじん切りを入れてさっと炒めます。 ねぎをさっと炒めたら、すぐに粗熱を取っておいたご飯を加えます。 ヘラの先でご飯の全体を6~7回、ほぐすようにつついて、鍋を振って、またご飯を同じようにほぐすということを何度か繰り返します。 ご飯を炒める時間は1分ちょっとくらい。 上の流れを繰り返して、強火で炒めながらご飯を温めつつ、しっかりほぐします。 ご飯とねぎを炒めたら、卵を戻し入れます。 卵をヘラの先でほぐしながら、前の工程のように、鍋を振りながら炒めます。 チャーシューなどを加えるなら、ねぎと一緒のタイミングで入れるとよいです。 ご飯は保温時間が長かったり、しゃもじで何度も混ぜることで、表面が崩れて粘りも出やすくなります。 そういった粘りの出やすい、くっつきやすいご飯でチャーハンを作るよりも、炊き立てがやはり作りやすさの面でも味の面でもおすすめです。 炊き立て以外なら、炊き立てのごはんを急速冷凍したものなどがよいです。 お米の品種によっても、炊きあがりの粒感がしっかりしているかどうか、粘りが出やすいかどうか、など違いがあります。 品種をいろいろ試してみるのも面白いです(参考までに、上の写真のとき含め、私はつや姫で作ったチャーハンが好きです)。
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