読み方: ご教示【】 「示す」という意味の「」に、丁寧の「御」(ご)をた。 (に)教わる・もらう、・を受ける、というをするで用いられる。 「の」というの色濃い。 例としては、「ご教示いただく」「ご教示」「ご教示」「」といったが挙げられる。 も「」というを述べたである。 「(ご)」は、教わる側が、る者(のるという)を述べるであり、るの者が自らのをて「ご教示(する)」と述べるはない。 「(する)」のとして「(する)」というもある。 ただし「」はのにおいてするはほぼないよい。 「(ご)」はの等でもよく用いられている。 「」と似たのとして「」が挙げられる。 「」も「いただく」「」といったで用いられるが。 「ご教示」と「」のが特にされずに用いられているように例も。 「」は上「示す」という意味を、「」は「授ける」という意味を示す。 ・版では、「」の意味を「・をること」と定義している。 この点をと、「を渡す」というの「る」には「」がふさわしく、「をする」というの「る」には「」がふさわしい、といったが立つ。 たとえば、「のについて~」「もしでしたら私に~」という「ご教示」が合う。 「もたらしたについて~」「のについて~」という、これはでできるでもなく「」の方が合う。
次の使用シーン ・申請や登録に必要な書面の書き方を知りたい ・詳しい内容や手順、状況、対処方法などを知りたい ・日程調整のため、相手のスケジュールを知りたい ただし、やや堅苦しさのある表現ですので、 「ご教示」はメールや手紙の中で使われる書き言葉として使われることが多いです 会話では「お教えください」「教えていただけますか」「お知らせください」といったシンプルな表現や、にてご紹介する「類義語」を使う方が自然な場合もあります。 では、「ご教示」の使い方について、例文で確認していきましょう! 1-1.「ご教示」の正しい使い方【例文】 これから紹介します「ご教示ください」「ご教示願います」「ご教示いただけますでしょうか」は、どれも同じ意味であり、 社内外問わず目上の方への敬語表現として使うことができます。 ただし、少しだけ相手が受け取る印象が異なる言葉でもありますので、それぞれ例文で確認していきましょう。 実際には、書き言葉として使われることが多いです。 もちろん話し言葉として使うこともできますが、「〜ください」という表現は敬語表現の命令形にあたりますので、相手によっては少し違和感を感じる方もいらっしゃいます。 そのため、話し言葉で使うときには、 「ご教示ください」を命令口調だと感じさせないよう注意が必要です。 対策としては早口で言わない、強い口調で言わない、などが考えられますが、後述の「ご教示いただけますでしょうか」を使ったり、もしくは「お教えいただけますか」と言い換えてもよいでしょう。 「ご教示願います」 2.「ご教示」と「ご教授」の違い 「ご教示」に似た表現として、「ご教授」という言葉があります。 どちらも「教えてください」という意味を持ちますが、「ご教授」と「ご教示」では教えてもらう内容や教えてもらう期間が異なります。 これから説明いたしますが 「ご教授」の方はやや大げさな感じが出てしまうため、ビジネスシーンでは「ご教示」が使われることが多いです。 とはいえ、相手に応じて使い分けられるよう、意味をおさらいしていきましょう。 2-1.「ご教授」の意味 「ご教授」とは「学問や技能・技芸を伝達する・教える」という意味です。 学問や技能・技芸、専門的な知識を教わるのですから、簡単に1日で、というようにはいきません。 これから先、長期間にわたって知識や技能を教えてもらう必要があります。 そのような場合に使われるのが、「ご教授」です。 2-2.「ご教示」と「ご教授」の使い分け 「ご教示」は、誰かのスケジュールや、会社の規則、簡単な内容や手順、方法、知識などを聞きたい時に使用します。 「ご教授」は、長期間・継続的に、かつ体系的に何かについて教えてもらいたいときに使用します。 また、長期間にわたって教わるのでなくとも、相手が長い時間をかけて身につけた知識や技能を教えてもらいたいというときに、相手を立てるために「ご教授」が使用されることもあります。 「ご教示」を使うべきところで「ご教授」を使ってしまうとやや大げさな印象ので、意味を理解し、注意して使うことが必要です。 2-3.「ご教授」の正しい使い方【例文】 「ご教授」の正しい使い方を、例文で学んでいきましょう。 取引先とのやりとりで使える例文 2-4.「ご教示賜る」は間違い!「ご教授賜る」の誤用なので注意 「ご教示賜(たまわ)る」という日本語は残念ながらありません。 では、なぜ時々耳にするのかと言いますと「ご教授賜る」が誤まって使用されているからという説が有力です。 「ご教授賜りたく」「ご教授賜り」は弟子入りした人や、秘書、カバン持ちなど、長期間にわたって何かを教わっている人が「教えていただく」という意味で使う表現です。 (なお、ここでの「賜る」とは、「もらう」のの役割をしています) 「ご教示賜る」は間違った日本語です。 誤って使用しないよう気をつけましょう。 3.「ご教示」の類語 「ご教示」は「教えてください」を丁寧にした表現ですが、やや固い印象があります。 そのため、他の言い方も合わせて使えるようにしておかれますと、ビジネスシーンで役立ちます。• 3-1.「ご指導」 「指導」とは、 「ある目的・方向に向かって教え導く」という意味です。 そのため、何かを具体的にのではなく、「(目的を達成するために)これから色々と教えてください」ですとか「今後もよろしくお願いします」という意味合いが強い言葉です。 別れ際に使う「のほど宜しく」という有名な定型文がありますので、覚えておきましょう。 3-2.「ご指南」 「指南」とは 「武道や芸能を教える」という意味です。 柔道や華道、将棋、チェスなど、教える内容が限定された人に対して、教えを請うために使います。 上司やクライアントといった目上の方と趣味を通じた交流がある場合や、習い事などで師匠をお持ちの方は「これからもどうぞご指南ください」という表現を覚えておかれるとよいでしょう。 また、余談ですが将棋などで格上の人と勝負するときには「一局、ご指南ください」と言ってから対戦が始まります。 4.「ご教示ください」を英語で言いたい 「ご教示」は簡潔にいいますと「(情報や方法を)教えてください」「(情報を)知らせてください」です。 英文にいたしますと、下記のような表現となります。
次の「ご教示」の読み方と意味 「ご教示」は「ごきょうじ」と読みます。 社会人になってはじめて耳にする人も多い言葉ですが、まずはその意味から紹介します。 「ご教示」とは教え示すこと 「ご教示」とは、読んで字のごとく、「教え示す」という意味があります。 その内容は様々ですが、主に知識や方法を教えてほしい場合に使う表現です。 たとえば、操作方法や書類の書き方が分からない場合、知識のある人にアドバイスをもらう場合などに使うことができます。 目上の人に教えてもらう際に使う 「ご教示」の「ご」は、敬語を作る場合に使われる接頭辞です。 相手に敬意を払って教えてもらうという意味で使う「ご教示ください」という表現は、目上の人に教えてもらう際に使うことができます。 口頭では大げさに聞えてしまうことも 「ご教示ください」という表現は、いわゆる「書き言葉」です。 そのため、目上の人であっても、面と向かって口頭で使用することはあまりありません。 そのまま口にしてしまうと、仰々しく大げさに聞こえてしまいます。 そのため、メールなど文面で使用するのが一般的です。 口頭では、同様の意味である「教えていただけますか」「お知らせください」などといった表現を使用します。 「ご教示」を使った例文 「ご教示」という表現は、目上の人に対してメールで使うことが多い表現ですが、使用例を紹介します。 「ご教示ください」が一般的 「ご教示」という単語は、「ご教示ください」という表現が最も一般的です。 たとえば、「資料の必要部数についてご教示ください」や「ご存知の方がいらっしゃればぜひご教示ください」という風に使います。 ただし、「ください」は強い表現なので、強制的なニュアンスととられる懸念もあります。 目上の人に使うこともできますが、位が上の人に使う際には特に気をつけたい表現です。 「ご教示願います」もよく使う 「ご教示願います」という表現も、よく使う表現のひとつです。 「経費精算書類の記載方法について、ご教示願います」という風に使うことができます。 「ご教示ください」に比べると丁寧ではありますが、略式で社内向けの表現です。 そのため、社外の人に使うのであれば、「ご教示の程お願いいたします」という表現が望ましいでしょう。 「ご教示くださいますようお願いいたします」は丁寧な表現 より丁寧な表現を心がけるのであれば、「ご教示くださいますようお願いいたします」という言い回しがおすすめです。 たとえば、「ご都合のよい日程をいくつかご教示くださいますようお願いいたします」と言った使い方ができます。 「ご教示くださいますよう」という表現を使うことで、幾分柔らかい響きが加わるのもポイントです。 口頭では「教えていただけますでしょうか」 先にも少し触れましたが、「ご教示」という単語はいわゆる「書き言葉」ですので、会話表現には不向きです。 口頭で何か教えてほしいという場合には、「教えていただけますでしょうか」といった表現がベターです。 「教えていただいてもよろしいでしょうか」という表現も使えます。 住所や連絡先は「教えて」「お伺い」がベター 「ご教示」には知識や方法といった「教え」を伝達するというニュアンスがあります。 そのため、住所や連絡先に関しては、「ご教示」という言葉よりも「お教えいただけますでしょうか」や「お伺いできますでしょうか」といった表現がおすすめです。 適宜使い分けるようにしてください。 「ご教示」の類語は? 教え示すという意味の「ご教示」という単語は、「教える」という言葉以外にも似たような単語がいくつかあります。 「ご教授」は学問を長期的に教えること 「ご教示」と響きも似ていて間違われやすいのが「ご教授」です。 「大学教授」という言葉もあるように、「ご教授」は、主に学問・学術に対して使います。 ビジネスシーンでも、学問に関する話題の場合には使って問題ありませんが、一般的なビジネスシーンで使うことはない単語と言えるでしょう。 また、「ご教授」は、学問などを長期的に教えるというニュアンスを持っているのも特徴です。 響きが似ていることで混同しやすいですが、「ご教示」と「ご教授」は異なるので、誤字も含めて使用には注意しましょう。 「ご指導」は特定の目的がある場合に使う 「ご指導の程、お願いいたします」という表現は、ビジネスシーンでもよく目にします。 「ご指導」とは、特定の目的のためにわからないことや方法などを教えてもらう・教えを乞う、という意味です。 技術やノウハウなど、幅広い分野に使えるので、ビジネスでも重宝する表現です。 「ご指南」はビジネスには不向き 「ご指南ください」という表現も、「ご教示」と似た意味の言葉ですが、実はビジネスとは縁遠い表現です。 「ご指南」とは、武術や芸術を教える際に使う言葉です。 たとえば、「舞踊を指南する」という風に使います。 教える内容が限られるため、ビジネスシーンではまず使うことはないでしょう。 「ご教示」などほかのワードと混同しないようにしたい表現です。 まとめ 「教えてください」という意味の「ご教示ください」「ご教示の程お願いいたします」は、ビジネスシーンでよく使う表現です。 ただし、「ご教示」は書き言葉として主にメールなど文章で使用し、口頭表現としては「教えていただけますでしょうか」などを使います。 口頭でも「ご教示」を使ってしまうと、仰々しい・大げさとマイナスイメージにつながることもあるので注意が必要です。
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