ドライいちじくとは? いちじくは 6000年以上前から栽培されている世界最古の果実といわれています。 乾燥させたいちじくは、葉っぱが無花果葉(むかかよう)、果実が無花果(むかか)と呼ばれる漢方にもなっているほど栄養価の高い食物です。 そんな栄養価の高いいちじくを手軽に摂取できるという事で、今ドライいちじくが大人気になっています。 ドライいちじくには たくさんの栄養素が詰まっていて、生のいちじくよりドライいちじくの方が全体的に2倍から多いもので10倍ほど効果が高くなっています。 ドライいちじくを食べることで、どの栄養からどのような効果が得られるのか一覧にまとめてみました。 食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あるのですが、ドライフルーツはこの2種類ともふくんでいるのが特徴です。 不溶性食物繊維は水分を含むことで膨張し、 腸中を刺激しながらたまった便を押し出してくれる効果があります。 また水溶性食物繊維は水分に溶ける性質で、体内でゲル状になるため 不要な物質を吸着し一緒に体外へ排出してくれる効果があります。 便秘改善はもちろん肌のトラブルを解決してくれる万能な成分です。 カリウム カリウムは生命を維持してくれる人間にとってとても大切な成分です。 必要以上に摂取された塩分を排出してくれる効果がありますから、成人病などの予防にも役立ちますし、カリウムは 血圧を下げる効果もあり、高血圧を患っている方によいともされています。 むくみを抑える働きもあるので、一日中立ちっぱなしのお仕事の方には特にオススメしたい成分です。 鉄分 貧血・冷え性・疲れがたまりやすいなどの症状を緩和してくれる成分です。 女性は基本的に鉄分不足になりがちとされていますので、積極的に摂りたい成分になります。 エストロゲン 女性ホルモンと同等の働きをする成分で、 更年期障害の軽減や不妊症などにも効果があるといわれており、さらに骨粗鬆症などの予防にも良いとされています。 もちろん生理不順や生理痛の緩和にも効果があるとされています。 ザクロエラグ酸 メラニン色素を抑えてくれる効果があるので シミやそばかすなどを抑制する効果が期待でき、さらに美肌・美白に効果があるとされています。 ポリフェノール アンチエイジング効果があります。 老化の原因とされる活性酸素を抑制してくれるため、シミ・シワ・ハリなどの軽減も期待できます。 活性酸素は色んな病気の素ともいわれていますから、健康を維持するにも役立つ成分と言えるでしょう。 銅 人間の体は銅が不足すると、心臓障害や冠動脈異常、動脈硬化や貧血など様々な症状を引き起こします。 意外かもしれませんが、 銅が不足すると、銅欠乏性の貧血が起こる可能性もあります。 銅は 血液を増やすにも必要なミネラルであることがわかっており、 赤血球の中にあるヘモグロビンを作り出すため鉄を運ぶ働きをします。 そんな重大な仕事をになっている銅は、一般的には欠乏する可能性は少ないとされていますが、いつもの食事に少しプラスで摂取しておけば安心ですから、いちじくのドライフルーツは適量を摂取するのにちょうど良いと言えます。 フィシン 酵素の一種で 消化を促進させてくれる効果を持っています。 食後にとると良いとされており、 ダイエットなどの手助けもしてくれます。 お酒を飲みすぎた後も消化を早めてくれることで 2日酔いにもなりにくいとされていますので、飲み会の後などにとるのも効果的ですね。 1個あたりは7gで約20キロカロリーとなっています。 ドライフルーツは栄養価が高く、血糖値をあげないなどの特徴を持っていますが、摂りすぎると肥満を促進してしまうこともあります。 ドライいちじくは 1日3個~4個までが目安とされていますので、食べ過ぎ防止のためにあらかじめ1日ずつ小分けに分けておくと良いでしょう。
次のいちじくは好みが別れ食べられない人もおられますが、実はいちじくは栄養豊富なスーパーフードとしてセレブに人気の食べ物です。 健康やダイエットに良い効能があると聞くと食べてみたいと思いますよね。 今回はいちじくがどうしてダイエットに良いと注目されているのか?また、いちじくのカロリーや糖質、食べ方や注意点について調べてみました。 いちじくのカロリーと糖質 生のいちじく1個(約70~90g)あたり38~46キロカロリー、糖質は10~12gです。 いちじくの可食部は「花」の部分だそうですが、普段食べている果物とカロリーを比べてみましょう。 同じくらいの重さのみかん一個は37キロカロリーで糖質は約9g、バナナ半分なら57キロカロリーで糖質は約14gです。 いちじくは果物のジャンルで比べると特別カロリーや糖質が高いわけではありません。 ドライいちじくのカロリーと糖質量 ドライフルーツは皮まで食べられるので栄養満点で良いということを聞いたことがある人もいるかもしれません。 最近人気のドライフルーツですが、ドライいちじくのカロリーはどうかというと、100gあたり約290キロカロリーもあります。 1個あたり(約7g)約20キロカロリーで糖質は4~5gです。 ドライいちじくを5個食べたら約25gも糖質を摂ることになり、それは食パン1枚分の糖質と同じくらい摂ることになります。 ドライいちじくは皮や種も食べられるので栄養がギュッと詰まってダイエット中の栄養補給や排便を促すのに良いですが、食べ過ぎるとカロリーオーバーや糖質オーバーになるので注意が必要です。
次の5月から11月頃まで店頭に並ぶいちじくですが、あまり馴染みがないという方が多い果物です。 スーパーにもあまり並んでいないし、目に触れる機会もないですよね。 一度も食べたことがない方も多いと思います。 しかし調べていくと、いちじくには栄養価が高く女性には嬉しい効果がたくさんあることも分かりました。 たとえば、便秘や下痢の解消、老化防止、しわの予防、ダイエット効果、貧血防止、冷え解消などの効果があります。 さらに、いちじくのドライフルーツは、生に比べて栄養価がさらにアップすることが分かりました。 この記事では、いちじくの栄養価や女性に嬉しい効果、さらにドライフルーツにした時の栄養価やカロリーを生と比較、いちじくを食べるときの注意点などを紹介します。 ぜひ、栄養価たたっぷりのいちじくを一度食べてみてください。 いちじくのカロリーは他の果物と比べて高い? 果物であり・甘いものであり・栄養価が高いという事ですが、そんなに甘い話があるのかと疑ってしまいます。 もしかすると、カロリーが高い可能性があります。 他の果物と比較してみましょう。 100gあたりのカロリー 一覧 いちじく 54 kcal バナナ 86kcal パイナップル 84 kcal リンゴ 61kcal メロン 42 kcal もも 40kcal グレープフルーツ 38 kcal 果物の中ではカロリーは平均より少し低い方です。 果物の平均カロリーは61 kcalとされているので、生活の中に取り入れる分には、問題のない範囲内と考えられます。 糖質も同じく平均より低く、更に糖質吸収を抑える効果もある為、ダイエットをしている方や糖尿病予備軍の方に効果的でしょう。 すでに糖尿病の方は主治医との相談が必要です カロリーも糖質も問題なく食べられるというのは嬉しいですね。 いちじくのドライフルーツのデメリットは? 生のいちじくに比べとても食べやすい為、ドライフルーツ1粒であれば一口で食べてしまいます。 食べ過ぎてカロリーオーバーしてしまうなんてこともあるでしょう。 ここは気を付けたい点です。 またいちじく自体は腹持ちが悪いため、ついつい何かを口に入れたくなってしまうところが欠点です。 おやつにドライフルーツを何粒か食べるくらいなら大丈夫ですが、ダイエット目的の方がドライフルーツをたくさん食べてしまうと逆効果になってしまうことがあります。 そして、 ドライフルーツのいちじくはビタミン Cが失われてしまいます。 乾燥させただけで失われる栄養素があるのは、とても残念ですね。 いちじくを生とドライフルーツで栄養価を比較 結局、どのくらい栄養価に差があるのか、100gあたりの比較してみましょう。 生のいちじく ドライフルーツ カロリー 54 kcal 292 kcal カリウム 170㎎ 840㎎ カルシウム 26㎎ 130㎎ 鉄分 0.3㎎ 1.4㎎ ビタミンC 2㎎ 0㎎ あくまでもグラム数での比較の為、1粒にするとまた数値が変わります。 低カロリーで抑えたいのか・カリウムを多く摂取したいのか・ビタミンCを残したいのかをよく考え、どちらでどのくらいの量を食べるのかを決めると良いでしょう。 とはいえ、ドライフルーツの方が保存も出来ますし、圧倒的に食べやすいので、ビタミンCは無くなってもこちらの方が人気の食べ方と言えます。
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