には教育内容として「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5領域が挙げられています。 お店屋さんごっこは、この5領域を全体的にカバーできる総合的な遊びとしてねらいを立てることができます。 このときにハサミやのりなどの文房具を安全に使用することが、健康の領域に関係してきます。 時間が来たら遊びを止めて片付けるなど、見通しを持った活動をすることもここに含まれます。 そのため、大人がお膳立てをし過ぎてしまうとせっかくの学びの機会を失うこととなってしまうので、気をつけてください。 そのために実際のお店をまねして、看板づくりや値段設定、仕組みづくりを行うことが必要です。 保育所保育指針解説書 1でも お店屋さんごっこや郵便屋さんごっこのように、文字や記号のやり取りの ある遊びを楽しみながら、文字などに親しみ、保育士等や友達と文字で伝え 合う喜びが芽生えていくよう見守ることが大切 と述べられています。 また、自分たちが作ったものを商品として売ることもここに含まれます。 保育士には子どもたちの創意工夫を大切にしてあげることが求められます。 それからどんな商品を準備すれば良いのか、何を使って準備するか、といった話し合いに入っていきます。 この段階では保育士も話に入りながら、調整を加えてあげる必要があるかもしれません。 牛乳パックなどの廃材を家庭で準備してもらう場合もあるので、早めに取り組んだ方が良いでしょう。 その後は商品づくりと平行して、値段付けや看板づくりを進めます。 値段付けには保育士も入り、お店によって値段の差が大きくなりすぎないように注意してください。 呼び込み係、レジ係などの役割分担をする場合は、事前に考えておきます。 準備が整ったら、お店屋さんごっこを実践してください。 年少さん以上がお店屋さんとなり、低年齢クラスがお客さんとなるのも良い異年齢交流となるでしょうし、前半と後半に分けてお店屋さんとお客さんを途中で入れ替えても良いですね。 事前に子どもたちに話をしておき、時間になったら遊びを止めて片付けをするところまでしっかりやりましょう。 ごっこ遊びが終わった後も、手に入れた品物で遊ぶことが出来るのも良いですね。 廃材を使って楽しいおもちゃをいろいろ作ってみてください。 まずはビーズや切ったストロー、どんぐりなど、振ると音の出るものを準備します。 これをガチャガチャやプリンなどの空き容器を2つ組み合わせた中に入れてボンドで止めると、マラカスが完成します。 反対側のサイド部分に穴をあけ、紐を通せば双眼鏡の完成です。 周りに色を塗ったり絵を描いたりと、子どもたちの工夫次第で様々なデザインの双眼鏡を作ることができます。 子どもたちに絵を描いてもらい、輪ゴムを付けるところは保育士がサポートしましょう。 輪ゴムの代わりに厚紙で輪っかを作ってかぶるようにしても良いですね。 大きな紙で作る、色の組み合わせを変えるなどの工夫で、簡単に商品のバリエーションを増やすこともできます。 おもちゃ屋さん以外にもアイスクリーム屋さんやパン屋さん、楽器屋さんなどの意見が出てくることもあるでしょう。 いずれの場合も折り紙やフェルト、画用紙や牛乳パックなどを使って様々な商品を作ることができます。 子どもたちの意見を出来るだけ取り入れつつ、なども参考にしてみてください。 事前に自分が使うお財布を作り、名前も付けておくと良いですね。 ポイントは簡単に作ることができ、お金の出し入れがしやすいことです。 そのためには取り出し口が大きい方が良いですね。 新聞紙を使ってコップを作る、画用紙やフェルトを3つ折りにするなど、いろいろな作り方があります。 出来たお財布には絵を描いたり色を塗ったりと、子どもたちがオリジナリティを出せるようにします。 首から下げられるタイプの方が使いやすいので、紐を付けられるようにしてあげてください。 「自分たちで準備した」という意識をより強く持ってもらうことができます。 お金を何種類準備するか、それを子どもたちに何枚ずつ渡すかという点は、事前に保育士間で話し合いをしておきましょう。 なるべく複雑なおつりが出ないように配慮し、お店における値段設定も工夫してください。 100円玉と10円玉を使う場合、お店の商品には「120円」「130円」といった値段設定をしておくと、比較的スムーズに進みます。 50円玉も使う場合は「150円」「50円」といった値段設定も可能です。 ただ、低年齢クラスの場合はお金の区別を付けるのが難しいため、引換券を渡しておいても良いでしょう。 いずれの場合も、お金のやり取りの場には保育士が付き、フォローを入れられる状態が望ましいです。 自分でお金を出すことに慣れていない子どもたちはお金を払う時に戸惑ってしまうこともありますが、せっかくの機会なので正しくお金を使うことが出来るように声をかけてあげてください。 まとめ 保育園のちょっとしたイベントとなるお店屋さんごっこには、ある程度の時間をかけた事前の準備が大切です。 自分の意見を出した上で友だちと協力して準備を進め、身近なお店の様子を再現し、しっかり片付けをする中で、5領域に渡る総合的な学びを得ることができます。 また、お店屋さんごっこは異年齢交流を深める機会でもあります。 年長クラスが低年齢クラスの子どもたちを招く、あるいは異年齢の子どもたちがペアとなって一緒にお店を回るなど、交流の仕方は様々です。 園の状況に合わせ、子どもたちが楽しみながらたくさんのことを学ぶことができるよう、環境作りをしてあげてください。 参考文献 (厚生労働省|平成20年4月).
次のお好みで調節してみて下さいね。 注意点もありますので、お気を付けください!• 赤字部分は同じ長さにしてください。 青字部分は同じ又は近い長さにしてください。 緑字部分は、カラーボックス内の棚2個分の横幅の長さにしてください。 支柱の長さ(今回は110㎝)はお子様の身長に合わせて決めるとよいかと思います。 背面・棚板1枚・側面の板(長い方)のネジを外してとってしまいます。 外すとこんな感じ!手持ちの物は頑丈な造りで、ガタついたりグラグラはしませんでした。 物によっては揺れてしまって危険ですので、十分ご注意くださいね。 中の棚板は一枚取りましたが、お好みで残しておいても良いかと思います。 塗料と刷毛はセリアで購入!初心者なのでとにかくザザーっと塗ります。 今回は棚板になるベニヤ板、支柱用の木材(2本)、カラーボックスの裏側を塗りました。 要らないチラシや新聞を数枚敷く• 100均の塗料を薄める(私の場合ハケを水で濡らしただけです)• ザザーッと塗る!• お子様と一緒に塗っても楽しそう! 恐らく本来はもっと注意点やステップがあるのでしょうが、素人が手探りでやったのでこんな感じですぐ終わりました。 サイズにより多少本数は前後するかと思います。 また、木の厚みがある場合は釘の代わりに木工用のネジでも良いと思います! 分かりにくいですが、打つ場所はこちら。 裾のところを波型にカットして始末すると、よりお店やさんっぽくなってかわいいと思います!! (現在は、適当にかぶせてクリップで留めている状態です) 屋根の部分に関しては、後日更新いたします。 ちなみに布ですが、パステルのパープル系の色にしようと思ったのですが 娘の強ーい希望で水色のストライプになりました。 お子様のお誕生日やクリスマスなどのプレゼントにも喜ばれるかと思いますので、是非チャレンジしてみてくださいね。 質問等ありましたら、コメントからよろしくお願いいたします。
次のには教育内容として「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5領域が挙げられています。 お店屋さんごっこは、この5領域を全体的にカバーできる総合的な遊びとしてねらいを立てることができます。 このときにハサミやのりなどの文房具を安全に使用することが、健康の領域に関係してきます。 時間が来たら遊びを止めて片付けるなど、見通しを持った活動をすることもここに含まれます。 そのため、大人がお膳立てをし過ぎてしまうとせっかくの学びの機会を失うこととなってしまうので、気をつけてください。 そのために実際のお店をまねして、看板づくりや値段設定、仕組みづくりを行うことが必要です。 保育所保育指針解説書 1でも お店屋さんごっこや郵便屋さんごっこのように、文字や記号のやり取りの ある遊びを楽しみながら、文字などに親しみ、保育士等や友達と文字で伝え 合う喜びが芽生えていくよう見守ることが大切 と述べられています。 また、自分たちが作ったものを商品として売ることもここに含まれます。 保育士には子どもたちの創意工夫を大切にしてあげることが求められます。 それからどんな商品を準備すれば良いのか、何を使って準備するか、といった話し合いに入っていきます。 この段階では保育士も話に入りながら、調整を加えてあげる必要があるかもしれません。 牛乳パックなどの廃材を家庭で準備してもらう場合もあるので、早めに取り組んだ方が良いでしょう。 その後は商品づくりと平行して、値段付けや看板づくりを進めます。 値段付けには保育士も入り、お店によって値段の差が大きくなりすぎないように注意してください。 呼び込み係、レジ係などの役割分担をする場合は、事前に考えておきます。 準備が整ったら、お店屋さんごっこを実践してください。 年少さん以上がお店屋さんとなり、低年齢クラスがお客さんとなるのも良い異年齢交流となるでしょうし、前半と後半に分けてお店屋さんとお客さんを途中で入れ替えても良いですね。 事前に子どもたちに話をしておき、時間になったら遊びを止めて片付けをするところまでしっかりやりましょう。 ごっこ遊びが終わった後も、手に入れた品物で遊ぶことが出来るのも良いですね。 廃材を使って楽しいおもちゃをいろいろ作ってみてください。 まずはビーズや切ったストロー、どんぐりなど、振ると音の出るものを準備します。 これをガチャガチャやプリンなどの空き容器を2つ組み合わせた中に入れてボンドで止めると、マラカスが完成します。 反対側のサイド部分に穴をあけ、紐を通せば双眼鏡の完成です。 周りに色を塗ったり絵を描いたりと、子どもたちの工夫次第で様々なデザインの双眼鏡を作ることができます。 子どもたちに絵を描いてもらい、輪ゴムを付けるところは保育士がサポートしましょう。 輪ゴムの代わりに厚紙で輪っかを作ってかぶるようにしても良いですね。 大きな紙で作る、色の組み合わせを変えるなどの工夫で、簡単に商品のバリエーションを増やすこともできます。 おもちゃ屋さん以外にもアイスクリーム屋さんやパン屋さん、楽器屋さんなどの意見が出てくることもあるでしょう。 いずれの場合も折り紙やフェルト、画用紙や牛乳パックなどを使って様々な商品を作ることができます。 子どもたちの意見を出来るだけ取り入れつつ、なども参考にしてみてください。 事前に自分が使うお財布を作り、名前も付けておくと良いですね。 ポイントは簡単に作ることができ、お金の出し入れがしやすいことです。 そのためには取り出し口が大きい方が良いですね。 新聞紙を使ってコップを作る、画用紙やフェルトを3つ折りにするなど、いろいろな作り方があります。 出来たお財布には絵を描いたり色を塗ったりと、子どもたちがオリジナリティを出せるようにします。 首から下げられるタイプの方が使いやすいので、紐を付けられるようにしてあげてください。 「自分たちで準備した」という意識をより強く持ってもらうことができます。 お金を何種類準備するか、それを子どもたちに何枚ずつ渡すかという点は、事前に保育士間で話し合いをしておきましょう。 なるべく複雑なおつりが出ないように配慮し、お店における値段設定も工夫してください。 100円玉と10円玉を使う場合、お店の商品には「120円」「130円」といった値段設定をしておくと、比較的スムーズに進みます。 50円玉も使う場合は「150円」「50円」といった値段設定も可能です。 ただ、低年齢クラスの場合はお金の区別を付けるのが難しいため、引換券を渡しておいても良いでしょう。 いずれの場合も、お金のやり取りの場には保育士が付き、フォローを入れられる状態が望ましいです。 自分でお金を出すことに慣れていない子どもたちはお金を払う時に戸惑ってしまうこともありますが、せっかくの機会なので正しくお金を使うことが出来るように声をかけてあげてください。 まとめ 保育園のちょっとしたイベントとなるお店屋さんごっこには、ある程度の時間をかけた事前の準備が大切です。 自分の意見を出した上で友だちと協力して準備を進め、身近なお店の様子を再現し、しっかり片付けをする中で、5領域に渡る総合的な学びを得ることができます。 また、お店屋さんごっこは異年齢交流を深める機会でもあります。 年長クラスが低年齢クラスの子どもたちを招く、あるいは異年齢の子どもたちがペアとなって一緒にお店を回るなど、交流の仕方は様々です。 園の状況に合わせ、子どもたちが楽しみながらたくさんのことを学ぶことができるよう、環境作りをしてあげてください。 参考文献 (厚生労働省|平成20年4月).
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