エクセル 数字 切り上げ。 四捨五入・切り上げ・切り捨て|Excel・エクセル関数の使い方

【ExcelVBA入門】数値の切り上げ・切り捨てをする関数の使い方とは

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桁数の箇所は、1の位、10の位、小数点第一位・・・といった具合に、どの桁で四捨五入するのかを指定します。 言葉だけでは分かりにくいので、実例を図にしてお見せしますね。 桁数を0にしたケース 図の中にある数式バーに注目してください。 今回は桁数を「0」にしていますね。 これは1の位を四捨五入していることを意味します。 3・・・になるので、1の位で四捨五入して33333が答えとなります。 これを基準にして、桁数を変えていきます。 桁数を1にしたケース 桁数だけを「1」にするとどうなるでしょうか。 このように桁数を「1」にした場合、 小数点第一位で四捨五入されます。 桁数を2にしたケース 続いて桁数を「2」にしてみます。 今度は小数点第二位で四捨五入されました。 ここまで来ると、次に桁数を「3」にした場合はどうなるのか予測が付きますよね。 桁数を3にしたケース 予想通りという方も多かったのではないでしょうか。 この場合、小数点第三位で四捨五入されました。 このように、数字が1,2,3と増えるに従って、小数点の第何位で四捨五入するのかを指定できるのです。 でも、ビジネスの現場では小数点で四捨五入するケースばかりではありません。 むしろ、小数点よりも整数部分での四捨五入の方が多いかもしれません。 桁数を-1(マイナス1)にしたケース この関数の優れたところは、桁数の項目は「正の数」に限らないということです。 このように、桁数の箇所を「負の数」で指定するとどうなるのでしょうか? 桁数を-1にすると、計算結果は次のようになります。 桁数が「正の数」の場合は、小数点の方向に桁数が増えていきましたが、「負の数」になると今度は10の位、100の位といったように四捨五入する桁が上がっていきます。 この場合下二桁が「33」なので、四捨五入されて「30」となります。 同様にくらいが上がっていくと、どのようになるのか見ていきます。 桁数を-2にしたケース 続いて桁数を-2にすると、こうなります。 この場合、「333」が四捨五入されて「300」になるので、このような結果となります。 ここまで、数値を四捨五入するための関数について見てきましたが、時には細かい数字を任意の桁で「切り上げ」「切り下げ」したい時もあるかと思います。 次から、その方法を見ていきたいと思います。 数値を切り捨てしたい時のROUNDDOWN関数 数値を任意の桁数で切り捨てたい時に使う関数がROUNDDOWN関数です。 関数の書き方は、先ほどのROUND関数とほぼ同じで、次のように記述します。 下一桁を切り上げているので、このような結果となります。 桁数を1にしたケース 続いて桁数を1にしてみましょう。 先ほどのROUND関数では四捨五入でしたが、こちらは切り上げということで、このような結果になります。 引き続き、他の桁数でも見ていきます。 桁数を-3にしたケース 最後に、下三桁で切り上げた計算結果がこちらです。

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【エクセル時短】意外と知らない「数値の丸め」。基本のROUND系関数をマスターする!

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=ROUND 数値, 桁数 のように表されます。 円周率 3. 14 のように、小数点第三位を四捨五入して第二位までセルに表示させるならば「 桁数」の部分には 2が入ります。 見た目だけなら書式設定でも可 これまでに紹介してきた関数は、セルの値そのものを 切り捨て・切り上げ・四捨五入 する関数です。 しかし、エクセルで資料作成していると、セルの値としては本当の数値(全桁数)を残しておきたい場合もあります。 そんなときは「書式設定」使いましょう。 数字を丸めたいセル上で右クリックして「セルの書式設定」をクリックします。 [表示形式] タブの「分類」を [数値] にすると、書式としてセルに表示する小数点以下の数字(桁数)を指定することができます。 これでセルに入力されている値はそのままで、「見た目の数値」だけを任意のケタ数までで表すことができます。 この場合、処理としては「四捨五入」になります。 以上で『 エクセル 切り捨て・切り上げ・四捨五入の関数の使い分け』は終了です。 他の関連記事とあわせて仕事や趣味に役立ててください。 関連記事 併せて読んでおくとさらに便利 Excel書式・表示形式 エクセルで千円単位・百万円単位で表示する表示形式について解説します。 Excelの数値を千円単位・百万円単位で表示するには書式設定をつかえば簡単なのです。 テーブル エクセルで見やすい表の作り方について解説。 見やすい色や罫線、そのほか小さな工夫で表は見違えるほど見やすい表に変わります。 テーブルスタイルなど便利な機能についても説明します。 エクセルグラフ 「見やすいシリーズ」第二弾!エクセルで見やすいグラフ・きれいなグラフの作り方。 グラフがあることで、数値の差や変化などが視覚的に伝わることで資料を見る人が理解しやすくなります。 オートフィル 「オートフィルオプション」、使いこなしていますか?Excelを使っていると、セルの値や数式を下方向や横方向にコピー(オートフィル)する機会が頻繁に訪れますが、こんな時に役立つのが「オートフィルオプション」です。 PRODUCT関数 エクセルの関数を使って掛け算をする方法を解説します。

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Excel VBA(マクロ)で計算結果の四捨五入、切り捨て、切り上げをする方法

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【エクセル時短】は「少しでも早く仕事を終わらせたい!」というビジネスパーソンのみなさんに、Excelの作業効率をアップするワザをお届けする連載です。 毎週木曜日更新。 Excelにおける端数の処理を総まとめ Excelの表を作成するとき、数値を「 四捨五入」「 切り捨て」「 切り上げ」する機会があると思います。 それぞれに対応する関数があり、簡単に結果を求められるのですが、使い方を覚えていますか? 【 エクセル時短】第120回では、 数値の端数を処理する(丸める)ときに使う定番の関数をおさらいしましょう。 セルの表示形式を使って四捨五入した場合との違いや、その他の関連する関数まで総まとめします。 INDEX• 四捨五入の定番「ROUND関数」をマスター まずは「四捨五入」です。 Excelで数値を四捨五入するには、 ROUND(ラウンド)関数を使うのがもっともポピュラーな方法です。 構文と引数を見てみましょう。 [ 数値]... 四捨五入したい元の数値を指定します。 [ 桁数]... 四捨五入して、どの桁まで求めるのかを整数で指定します。 2つめの引数[ 桁数]は、1つめの引数[ 数値]の一の位を「0」として、それより大きい桁は負の数、小さい桁は正の数で指定します。 ちょっと分かりにくいので、[ 数値]を「 1476. 532」とした場合の例を以下の表に示します。 [ 数値] 1 4 7 6. 5 3 2 [ 桁数] -3 -2 -1 0 1 2 3 仮に[ 桁数]に「-1」を指定すると、十の位までが求められるように、それより下の桁が四捨五入されます。 上記の例なら「 1480」が求められるわけです。 すべての[ 桁数]ごとの結果をまとめると、以下のようになります。 ROUND関数でセルB1の値「1476. 532」を四捨五入した結果を表示しています。 ひとまず、 [ 桁数]で「0」を指定したら小数点以下が四捨五入される、と覚えておくといいでしょう。 切り捨てには「ROUNDDOWN関数」を使う 続いて「切り捨て」には、 ROUNDDOWN(ラウンドダウン)関数を使います。 構文は以下のとおりで、引数の指定方法はROUND関数と同じです。 同様に[ 桁数]ごとの結果をまとめると、以下のようになります。 ROUNDDOWN関数では、四捨五入ではなく切り捨てとなっていることが分かります。 切り上げには「ROUNDUP関数」で対応 最後に「切り上げ」ですが、 ROUNDUP(ラウンドアップ)関数を使いましょう。 構文は以下のとおりで、引数の指定方法はROUND関数・ROUNDDOWN関数と同じです。 指定した桁よりも下の桁が切り上げられた結果が求められていますね。 ROUNDUP関数により、セルB1の値「1476. 532」が指定した桁で切り上げられています。 セルの表示形式では見た目上だけ四捨五入される ここまでは関数を使って端数を処理する方法を解説しました。 ただ、四捨五入に関しては、関数を使わないもう1つの方法があります。 セルの表示形式を使う方法です。 [ホーム]タブの[数値]グループにある[ 小数点以下の桁数を減らす]ボタンを使うと、小数点以下の桁数を調整し、非表示にした桁を四捨五入できます。 手軽に四捨五入できて便利なのですが、この方法では 見た目上の数値が変わるだけで、セルに入力されている実際の数値は変わらないことに注意してください。 具体的な例を見てみましょう。 「表示形式」列と「ROUND関数」列で、同じ数値が入力されているように見えます。 しかし、5行目で求めている合計が異なっていますね。 「234+865+457」は「1556」が正しいのですが、なぜこのような現象が起こるのでしょうか? 数式バーで「表示形式」列のセルを見てみると...... 実際には、セルA2に「234. 12」と入力されていることがわかります。 一方の「ROUND関数」列はというと...... 12」の小数点以下第一位を四捨五入した数値が求められています。 ここで[ 小数点以下の桁数を増やす]ボタンをクリックして...... 非表示になっていた小数点以下の桁を見てみます。 一目瞭然ですね。 「表示形式」列の数値には、実際には小数点以下の桁があります。 5行目で求められている合計は正しいのですが、セルの表示形式で見た目上だけ四捨五入すると、計算が合わなくなるわけです。 一方、「ROUND関数」列では、関数による計算結果がセルにそのまま入力されているため、見た目と実際の計算が一致します。 このように、表示形式で見た目上だけ四捨五入しているセルと、ROUND関数で四捨五入しているセルを計算に用いると、結果が合わなくなることが起こりえます。 税率の計算など、端数の処理を厳密に行う必要があるときには注意してください。

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