ウインカーをLEDに交換した場合に、ウインカーLEDが高速点滅するハイフラッシャー現象(ハイフラ)が起こります。 そのハイフラを防止するのがこの「 ハイフラキャンセラーVタイプ」です。 ハイフラキャンセラーVタイプを1セット接続するだけで、1台分のハイフラ防止が可能となります。 今までのようにLEDウインカー接続箇所に1つ1つ取付する必要がありません。 驚く程簡単にLEDのハイフラ対策が出来るようになります。 注意!E51エルグランドのみフロントとサイド(ドアミラー)のハイフラ防止になり、リアは別途抵抗を接続する必要があります。 車種別カプラーにハイフラ防止のメタルクラッド抵抗が接続済なので、車両配線の加工も無く取付が出来ます。 フロントウインカー左右にカプラー接続を行い、メタルクラッド抵抗をボディ鉄板部分に設置するだけの簡単取付です。 メタルクラッド抵抗自体を車両の金属部分へ直接貼ることにより抵抗自体の放熱が格段と向上します。 独自メタルクラッド抵抗を採用し通常のメタルクラッド抵抗より高耐久を実現。 1年保証付で安心してご使用になれます。 ご使用上の注意! 本製品のメタルクラッドはとても高温になるため、表面を触るとやけどをします。 取り扱いには十分に注意してください。 使用・調整はお客様の自己判断、責任においておこなって下さい。 この製品及び付属品の誤った使用や改造をおこなった場合、その使用中に生じた故障その他の不具合によって受けられた障害については、弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。 【ヴェゼル、フィットの適合について】 ホンダ ヴェゼル、フィットは、2種類のカプラーがありますので、ご購入前に必ず車両カプラーを確認してください。 カプラー形状 設定に無い車種など、カプラーを流用する場合の参考情報です。 カプラー形状が同じでも、配線の配列が異なる場合がありますので、詳しくはお問合せ下さい。
次のNG!• IPFが推奨するハイフラ防止抵抗(ハイフラキャンセラー)の付け方、とは?• ここではまず、「 メタルクラッド抵抗の底面を、金属に接地させる」のが重要なポイント。 ようするに車体金属に、ペタっと付ける。 そうです。 そうすれば熱がしっかり車体金属に伝わって、メタルクラッド抵抗の本来の放熱性能を発揮できます。 では、次の疑問。 どうやって車体金属に貼り付けるのか? 普通の人はここで両面テープを使いそうですが……• IPFとしては、両面テープでの固定はオススメしません。 溶ける心配があるから?• それもありますが、両面テープを介してハイフラ防止抵抗を貼り付けると、 メタルクラッド抵抗と鉄板の間に両面テープが挟まれている状態になります。 それだと熱が、鉄板側に伝わりにくくなってしまいます。 「鉄板に直接、メタルクラッド抵抗を当てたい」わけか。 鉄同士の接触と、間になにか一枚挟むのとでは、熱の伝わり方はまったく違う。 両面テープを介すると、けっきょくのところ、ハイフラ防止抵抗を宙ぶらりんにしているのと、あまり変わらない状況になりますので。 ……なるほどね。 中には「熱伝導性の高い両面テープ」もありますが、そういうものを使っても、鉄板に直接触れているようには熱は移動しません。 ……金属に直接触れるのが一番いいってことですね。 参考までに触れておくと、IPFのハイフラ防止抵抗は「宙ぶらりんでも100度程度に収まる仕様になっている」と言いましたが、鉄板にちゃんとくっついている状態なら、70度前後にまで温度が下がります。 まあ、70度でも手で触ったら熱いですけど、一瞬なら触れなくもない温度です。 これなら直接、ハイフラ防止抵抗が鉄板に触れますね。 なおかつ、アルミテープ自体も、アルミなので熱伝導性が高いのです。 そっちからも、熱が車体金属に伝わっていくんだ。 そうです。 効率的にハイフラ防止抵抗の熱を逃がせますよ。 しかし、細かいことを突っ込むようですが、「熱」でアルミテープの粘着剤が溶けてくる心配はないのでしょうか? これだってテープなのは同じだし。 ハイ、そこですね。 確かに耐熱性がそれほど高くない通常のアルミテープだとその心配があります。 粘着が剥がれたら、その時点で宙ぶらりんと同じだし。 その対策として、できれば、 耐熱のアルミテープを使うのがいいですね。 一番いいのは、「 車両用の耐熱アルミテープ」です。 そんなのもあるのか~。 ありますよ。 古くから、マフラーの穴の補修用として、そういうテープが存在していますので。 ナルホド!• 車両用の耐熱アルミテープは、一般的なカー用品店やホームセンターでも売られているものですから、入手性も高いですよ。 IPFのハイフラ防止抵抗の場合は、M3のネジ穴が開いています。 ネジで、どこに留めたらいい?• サービスホールを利用するか、都合よくなければ、鉄板側に穴を開けるしかありませんね。 穴開け加工は、ちょっと敷居が高いなァ。 サービスホールを使う場合は、ハイフラ防止抵抗の裏側にアルミの汎用ステーをあてがって、ボルトナットで締める取り付け方法もありますが、ステーを介した付け方は、車両鉄板に直接付けるのに比べると、放熱性が大きく下がってしまうのが問題。 ……まあ、薄っぺらいステー経由でしか熱が伝わらないですもんね。 ステーを使うよりは、耐熱アルミテープで車体鉄板に貼り付ける方法のほうが、はるかに放熱性が高くなりますよ。
次のLEDウインカーの購入動機 一番の理由は、ウインカーを明るくして視認性を良くしたかったからだ。 48Rは自転車をヒッチキャリアで積む機会が多く、その際ウインカーが自転車の陰に隠れてとても見にくいと評判なのだ。 安全に公道を走るにはドライバー間の意思疎通は最も大事なところ。 右左折時のアピールや、渋滞最後尾の追突防止のハザード点灯など、ウインカーを通じて意思疎通はかなり多用されている。 ところがウインカーがこんな自転車に隠れた状態だと、それもままならない! というわけで、少しでも改善するため、明るいLEDバルブに交換して光量をあげてみる。 もちろん、自転車を積んでいないときでもウインカーは明るいにこしたことはないし、単純にLEDの光り方は高級車っぽくてカッコいいというのも交換の動機ではある。 ウインカーのLED化にはリレー交換またはハイフラキャンセラー(抵抗)が必要 まずはLEDウインカー化の基礎知識から。 他の電球バルブのように、バルブ交換だけでは済まないのでややこしい。 よく聞くハイフラッシャー(ハイフラ)とは? 通常より早くチカチカとウインカーが光っている状態で、ウインカーの電球が切れた時に起こる現象だ。 なぜ起こるかというと、ウインカーの電球が切れたことをドライバーにいち早く伝えるため。 ウインカーが切れるとドライバー間の意思疎通ができず、重大事故にも繋がりかねない。 ドライバーがウインカーの球切れに気がつけるよう、点滅速度が早くなる仕組みになったいるのだ。 LED化すると起こるハイフラ現象 電球切れ以外にも、ウインカーをLEDにしたときにもハイフラは起こる。 理由は、LEDは消費電力が非常に少ないので、電気回路的には白熱球より抵抗値が高く、電流が流れにくい。 つまり、車のバッテリーからすると電球が切れた状態に限りなく近いのだ。 ちなみに、こちら48Rのハイエースで、単純にウインカーバルブだけを交換しただけの状態。 見事なハイフラ発光。 ハイフラは整備不良。 車検は通らないし、整備不良でおまわりさんにキップも切られるので、絶対にこの状態で走るのはやめましょう。 ハイフラ対策として、抵抗を入れて消費電力を合わせて解決 ハイフラ対策として、抵抗を入れて消費電力を元の状態にを合わせて解決する方法が一般的だ。 よくハイフラキャンセラーやワーニングキャンセラーとして売られているのは、抵抗と配線がセットになったものである。 ちなみに原理は小学生で習うオームの法則を知って入れば理解は簡単。 超簡単な回路図で表すと下図のようになる(簡単のため、ウインカー制御のスイッチは無視している)。 LED化したウインカーに並列に抵抗を入れることで、消費電力は白熱電球のウインカー同等になる(オームの法則の並列抵抗の式を思い出して欲しい)。 また、回路図をみれば理解できると思うが、後ろのウインカーをLEDにする場合でも、前ウインカーに抵抗を入れても問題ない。 ただ、48Rは抵抗を入れてのLEDバルブの使用は邪道だと思っている。 ああ、なんというエネルギーの無駄使い。。 ICリレーが使えたらベター そもそもウインカーのタイミングを制御している装置を変更して解決しよう!という方法がこちら。 ウインカーリレーという部品をICリレーに変更することで、ハイフラを解決できる。 この方法だとキャンセラー抵抗で無駄に電力消費せず、かつLEDの省電力性も活かせるスマートな解決方法だ。 しかし、4型以降のハイエースは残念ながらリレー交換が超大変なので(メーターを外さなければならない)サンデーメカニックにとってはリレー交換は現実的な方法ではない。 1〜3型はグローブボックス裏にリレーがあり簡単に交換できるので、リレー交換によるハイフラ防止をお勧めする。 良い噂を聞かない抵抗入りLEDバルブ LEDバルブに抵抗を内蔵して抵抗値を白熱球と合わせたのがこの商品。 抵抗を入れる必要がないので一見優れものに見えるのだが、 発熱する抵抗を電球本体にもっているので、放熱が追いつかずトラブルが多いと聞く。 抵抗は温度が上がると抵抗値があがり消費電力が下がってしまうので、連続使用するとハイフラになってしまったりと、動作が安定しない。 というわけで、48Rはこの手の商品は購入対象から外した。 結局ハイエースにはハイフラキャンセラーを使用 ICリレーを使いたいところだが、4型ハイエースからリレーの交換が難しくなった。 後ろウインカーのLED化だが、ハイフラキャンセラーは前に取り付けた。 ハイエースの場合、後ろウインカーの近辺にはハイフラキャンセラーをつけるスペースがなく、前ウインカーの近辺はボンネット内にいくらかのスペースがあるからだ。 キャンセラーを使ってのLED化は邪道とは言いつつも、4型以降のハイエースで明るいLEDウインカーを使うにはこれしか方法がなかった。。 開封の儀 LED球とキャンセラーは信頼のPHILIPS製を購入した。 アマゾンのレビューも高くて安心。 ウインカーバルブは正面にLED発光体がついていない面白い形状。 リフレクターの反射を最大限に活かす設計思想だろう。 消費電力は5. 5Wで、180ルーメンの明るさとのこと。 LEDバルブ取り付け方法 手順1:養生テープで傷防止 念のためウインカーを取り外す前に養生しておこう。 養生テープなしでも傷をつけずに外すこともできるが、後悔先に立たずなので。 手順2:テールユニットの固定ボルトを外す 赤丸の2箇所で固定されているので、プラスドライバーか10mmのソケットレンチでネジを取り外す。 手順3:テールユニットを真っ直ぐ後ろに引っ張って、爪を外す。 テールユニット本体はさらに2箇所の爪で車に固定されているので、それを外してやる。 赤丸がバックランプ側の爪で、青丸が車体側の爪の受け。 爪の方向に注目。 この爪の方向真っ直ぐ引っ張らないと、テールランプが外れない。 参考に爪の拡大写真。 ここまで外れたら、テールユニットにつながっているカプラーを外せば、テールランプを取り外せる。 反時計回りにひねると外れるので、バルブをLEDに交換する。 あとは逆手順で戻してリアのLEDウインカーバルブの交換は終了。 お次はハイフラキャンセラーと取り付ける。 手順5:ヘッドライトユニットの取り外し ヘッドライトの取り外しについては長くなるので、別記事を参照していただきたい。 今回はヘッドライトを完全に取り外さなくても、固定を外して動くようにするだけで十分作業可能だ。 手順6:ハイフラキャンセラーの取り付け これはウインカーバルブのカプラーを外して、カプラーオンでキャンセラーを割り込ませるだけ。 これくらいヘッドライトを動かして隙間を作ろう。 次にウインカーバルブのカプラーを外してハイフラキャンセラーを割り込ませる。 超簡単な作業。 ああ、カプラーオンに買い直して良かったぜよ。 手順7:キャンセラ用ステーの取り付け ハイフラキャンセラーの取り付けに関して重要なことが二つある。 というわけで、今回はステーでネジ止めすることで、どこにも接触しないことと、確実な固定方法を両立させる。 ステーはホームセンターでよく売られているものを使用。 固定用のM3のネジとナットも購入しておく。 ステーにハイフラキャンセラーを取り付ける。 右側はスペースがないのでステーを曲げて対応した。 あとはヘッドライトを戻して完成! お疲れ様でした。 おまけ:アルミテープ固定 もっとも簡単にハイフラキャンセラーを固定するならアルミテープだろう。 当初48Rもアルミテープで固定していたものの、熱による粘着力低下が不安になってステーに変更した次第。 点灯インプレッションとまとめ はい、コチラ点灯の様子。 高級車のような光り方に超満足。 ハイフラキャンセラーは邪道と思ってるとか書いちゃったけど、このカッコ良い光り方を手にいれるだけでも十分価値があるかもと思い直した(現金な48R)。 もちろん純正の白熱球のウインカーバルブより格段に明るいので、当初の視認性アップという目的も達成している。 作業手順としては長くなってしまったが、難易度としてはどの作業も難しくないので気軽に挑戦できるカスタムだと思う。 視認性アップとカッコ良く光るLEDウインカーはいかかでしょうか? ハイエースの電装系カスタムはコチラにまとめています。 ライト系(灯火類)のカスタムは比較的簡単ながら見た目の変化が大きく効果が大きいので、カスタム初級者にもオススメです。
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