「東京ラーメンストリート」は、近隣のオフィスワーカーやラーメンファン、出張や観光客、そして女性や家族連れをターゲットとして「東京で、真っ先に食べたいお店」をコンセプトに、「六厘舎」「ひるがお」「むつみ屋」「けいすけ」を招致して2009年に開業。 その2年後となる2011年4月に「1週間通っても飽きない」ために、さらに4店舗を加えて計8店舗をグランドオープンした。 以降は定期的に店舗の入れ替えを行っており、昨秋に第5期のリニューアルを実施。 アクセスの利便性もあり8店舗で1日平均約5500杯、年間約200万杯を提供している。 それでは今回試食したせたが屋系列の2店舗を含む8店舗のオリジナルメニューを紹介しよう。 塩ラーメン専門 ひるがお「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」 1200円 ひるがおは、せたが屋の昼の時間だけ屋号を変えた、塩ラーメン専門店。 塩ラーメン専門 ひるがお 記念特別メニューは1日30杯限定の「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」は、その名の通り名古屋コーチンの鶏チャーシュー、卵、鶏油 チーユ を使った特別な一杯だ。 「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」 1200円 たっぷり鶏油のかかった丸太麺の上にのるのは、3枚の鶏モモ肉のチャーシューと玉ネギ、万能ネギ、海苔、そして黄卵。 よくかき混ぜてから頂くと、鶏の旨味としっかりとした塩ダレの旨味が口いっぱいに広がる。 名古屋コーチンの特徴ともいえる濃厚さを楽しみながら、ひるがおの特徴である、さっぱりとしていながらも旨味たっぷりの塩味に箸が止まらない。 まぜそばらしい太麺に濃厚な鶏と塩ダレの味が絡みつく「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」 1200円 提供時間は14時~23時30分(23時LO)、1日30杯限定。 暑い日にピッタリなので、ぜひ楽しんでいただきたい。 とんこつらーめん 俺式 純「霧島山麓豚のチャーシュー麺」 1200円 バランスと旨さを追求した、とんこつらーめんの名店。 とんこつらーめん 俺式 純 代表の前島氏によると「最近は高級食材を使うのがブーム」とのことで、記念ラーメンとして霧島山麓豚のチャーシュー3部位が、麺が見えないほど乗った一杯を提供する。 「霧島山麓豚のチャーシュー麺」 1200円 極細の白い麺をつまみ上げると、しっかり粘度のあるスープが絡み、豚骨ラーメン特有の食感が楽しめる。 スープに臭みはまったくなく、粘度はあるものの、こってりではないので、女性はもちろん豚骨が苦手な人でも楽しめるだろう。 3部位のチャーシューは、それぞれの肉の味と食感が楽しめることはもちろんのこと、スープの味と合わさると極上の風味に。 豚骨スープと細麺が見事にマッチした「霧島山麓豚のチャーシュー麺」 1200円 途中で卓上にある紅生姜やラー油を加えて味変するのも楽しい。 1日30杯限定なのでお早めに。 東京煮干し らーめん玉「特製 金目鯛ラーメン」 1100円 鶏の旨味がつまった濃厚スープに数種類の煮干しを合わせて作る一杯は、まさに「鶏と煮干しの黄金比」。 東京煮干しらーめん 玉 10周年のために作るのは、なんと金目鯛が堪能できる一杯だ。 「特製 金目鯛ラーメン」 1100円 スープには漁獲量日本一を誇る駿河湾産の高級金目鯛を贅沢に使用し、濃厚で奥深い旨味が口の中に広がる。 なくなり次第終了。 ソラノイロ・NIPPON「めでたい贅沢ローストビーフ牛らーめん」 1300円 麹町本店が「ミシュランガイド東京2015」のビブグルマンに選出されるなど、数々の賞を受賞した「ソラノイロ」。 ソラノイロ・NIPPON 動物系の食材はもちろん、玉子や乳製品を使用しないビーガンの『ベジソバ』で知られる同店の10周年メニューは、なんと肉三昧! 国産牛のローストビーフ、もち豚のつるし焼きチャーシュー、紅茶鴨のスモークがのる。 「めでたい贅沢ローストビーフ牛ラーメン」 1300円 ソラノイロの特別な1日15杯の限定メニューだ。 提供時間は14時~23時(22時30分LO) 六厘舎「限定Wつけめん」 1280円 つけ麺ブームの火付け役とも言われる六厘舎。 東京ラーメンストリートにはオープン当初から軒を連ねている「古株」だ。 六厘舎 そんな同店が出すのは、通常のつけダレに限定つけダレを加えた一杯。 限定つけダレは自らの代名詞である「魚介」を排除し、全く新しい味に挑戦。 「限定Wつけめん」 1280円 六厘舎の新境地となる一杯をチェックしてみてはいかが。 1日100杯限定。 提供時間は10時~23時(LO22時30) つじ田 味噌の章「味噌カレー牛乳ラーメン」 950円 豚骨魚介のつけ麺つじ田から派生したブランド。 濃厚スープとまろやかな味噌が特徴の味噌らーめん専門店。 つじ田 味噌の章 記念メニューは10年前に提供していたラーメンの復刻版だ。 東北地方のご当地ラーメンをつじ田風にアレンジしたもので、カレーと牛乳、そして味噌のマリアージュを体験して欲しい。 「味噌カレー牛乳ラーメン」 950円 1日50杯限定。 提供時間は15時~18時(17時30分LO) 東京の中華そば ちよがみ「トリュフオイル・チーズまぜそば」 900円 東京の中華そば 「ちよがみ」は、名店「斑鳩 いかるが 」のセカンドブランド。 東京の中華そば ちよがみ 「トリュフオイル・チーズまぜそば」は、華やかで贅沢な香りのトリュフオイルと2種のチーズがのった一杯。 まずはチーズとトリュフオイルの濃厚な味を楽しんでから、添えられた温泉タマゴを入れて、味変を楽しめるメニューだ。 「トリュフオイル・チーズまぜそば」 900円 1日30杯限定。 東京駅 斑鳩「オマール海老だし らー麺」 1080円 東京を代表する名店「斑鳩」。 代表の坂井氏は過去、テレビ東京「テレビチャンピオン」の優勝者として知られている。 斑鳩 その記念ラーメンは、海老の旨味が凝縮したスープが特徴の「オマール海老だし らー麺」。 スープはオマール海老の頭の出汁の香ばしさ、甘海老の頭の出汁の甘味、動物系スープのコクが楽しめ、豊穣かつ濃厚な仕上がり。 【画像】「オマール海老だし らー麺」 1080円 1日10杯限定。 提供期間は14時~22時(21時30分LO) 利用者には10周年記念プレゼントも 10周年記念の海苔は4種類 期間中、各店舗を利用した方に先着で「10周年オリジナル海苔」が1枚プレゼントされる。 海苔には感謝のメッセージが書かれており全部で4種類。 ぜひコンプリートしてみてはいかがだろうか。 フォトスポットも登場! 東京ラーメンストリートのフォトスポット 10周年を記念したフォトスポットが登場。 飛び出すラーメンは、写真映えすること間違いナシだ。 立ち寄った際はぜひラーメンに入ったつもりで一枚撮ってはいかがだろう。 東京駅ならではの苦労も 左から東京ステーション開発株式会社の佐々木氏、せたが屋の前島氏、斑鳩の坂井氏 記者勉強会では「東京ラーメンストリート」を企画した東京ステーション開発株式会社の佐々木常務取締役営業開発部長が挨拶。 「開業前、色々な店舗を食べに行ったのですが、1日4杯食べることもあり、それがとても大変でした。 胃は一つしかないので」と当時を振り返りながら「お金云々ではなく、東京駅をもっと楽しくしたいと思いではじめました。 今では認知度も上がってきました。 それがとても嬉しいです。 またインバウンドの需要も増えてきました。 これからも店舗と大家が一緒になって盛り上げようと思います」と意気込みを語った。 東京ステーション開発株式会社の佐々木氏 続いて、せたが屋の前島氏が「僕は10年前は駆け出しだったので、お話を伺った時は、新人歌手が紅白歌合戦の舞台に立つような感じでしょうか。 東京駅という舞台、チャンスが来たと思い舞い上がって二つ返事でお答えしました」「東京の玄関口ということもあり、お客様には失礼があってはならないと、私は本気でやっています。 東京駅にお店がある、というのは嬉しい反面、追い出されないように努力をし続けたい思いも強い。 味だけではなく、サービス面なども活性化していかなければならない。 なにより場所柄、お客さんを待たせてはいけないですからね」と、今後もさらなるサービス向上を語る。 せたが屋の前島氏 斑鳩の坂井氏も「路面店は私達に合わせて来てくださります。 ですが東京駅の場合は、そうではありません。 色々な方が来店されますし、飲んだ後の一杯、という方も多いです。 ですので柔軟な対応とマニュアルを常に見直ししています」「私はお待たせしないということを前提にしています。 訪日観光客の方は辛いラーメンが好まれるなど、路面店との違いはありますね」と、市ヶ谷にある本店との違いを解説した。 斑鳩の坂井氏 名店が一堂に集う東京ラーメンストリート。 気軽に立ち寄れるカジュアルさと、東京駅ならではのサービスや味を確かめに足を運んでみてはいかがだろうか。 栗原祥光.
次の東京駅の八重洲南口地下1階にあるラーメン専門店街「東京ラーメンストリート」には、人気のラーメン店が軒を連ねています。 「らーめん むつみ屋」、「六厘舎TOKYO」、「塩専門 ひるがお」、「蟹専門 けいすけ 北の章」の4店舗に加え、第二弾で「麺処 ほん田」、「ジャンクガレッジ」、「東京駅 斑鳩」、「麺や 七彩/TOKYO味噌らーめん 江戸甘」の4店舗が新たに加わりグランドオープンしました。 ラーメンストリートに足を運べば、日本有数のラーメンを1度に満喫できます。 INDEX• 仙台生まれの伊達な一杯が楽しめる・仙台牛タンねぎ塩ラーメン 㐂蔵(きぞう) 日本ラーメン協会の理事長を務める千葉憲二氏が、故郷・宮城県の名物・牛タンを使ったラーメン店を作りたいと立ち上げたセカンドブランド「ちばき屋」。 ラーメン好きなら知らない人はいないほど有名でしょう。 今やどこのラーメン店でも見かける、半熟煮玉子を生み出したのは千葉氏です。 元々日本料理店で修業した後、銀座の高級日本料理店で総料理長まで務め上げ、その後ラーメン店を構えました。 そんなシェフの作るラーメンが東京駅で楽しめます。 㐂蔵の店内で提供される全てのメニューは、牛タンにこだわった一品ばかり。 人気のラーメンは仙台牛タンねぎ塩ラーメンです。 その名の通り牛タンとねぎがガッツリ入っています。 スープはテールっぽい塩味ですが、ねぎ塩の風味が効いていてクドさは感じません。 また牛タンの下に生クリームを混ぜたニンニクペーストが隠れており、スープに混ぜると程よくコクが増すのもポイントです。 お箸で簡単に切れてしまうような柔らかい牛タンが2枚と、余計な味が施されていない正真正銘のゆで玉子がのっています。 麺は平打ちタイプの中太ちぢれ麺で食感はモチモチ、スープとの相性もバッチリでスープの旨みを口元にグイグイ運んでくれます。 また刻みねぎがたくさん入っているので、ねぎ好きさんはかなりハマる一杯でしょう。 スポット詳細• 名称:仙台牛タンねぎ塩ラーメン 㐂蔵(きぞう)• 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 東京ラーメンストリート内• アクセス:JR東京駅からすぐ• 営業時間:10:30~23:00(L. 22:30)• 定休日:無休• 料金:仙台牛タンねぎ塩ラーメン 1,100円(牛タン増し170円 潮味玉子100円含む)、牛タンドライカレー 450円• 公式サイトURL: 豚の旨みを鮮烈に感じるマイルドな一杯・とんこつらーめん 俺式 純 東京駅一番街に店を構える「とんこつらーめん 俺式 純」は、東京都世田谷区にある人気ラーメン店「せたが屋」のグループ店です。 オススメは店舗でも人気ナンバーワンの「豚骨らーめん」。 卓上調味料は、特製ラー醤のほか、酢、たれ、刻みにんんにく、紅しょうが、ごまが用意されています。 豚骨らーめんの具は、片面に焼き色がついた香ばしい香りが食欲を煽るチャーシューと、きくらげ、ねぎ、ごま、ひき肉です。 スープは豚足やゲンコツ、背ガラなど様々な部位の豚骨に香味野菜を加えて10時間以上じっくりと煮込んだこだわりが詰まったもの。 臭みはなくトロッとしたマイルドな口当たりです。 麺はストレートの細麺で、歯切れ、喉ごしともに良く、あっという間に完食してしまいそうな軽さがあります。 スポット詳細• 名称:とんこつらーめん 俺式 純• 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 東京ラーメンストリート内• アクセス:JR東京駅からすぐ• 営業時間:10:30~23:30(L. 23:00)• 定休日:無休• 料金:豚骨ラーメン 780円、豚骨ラーメン みそ玉入り 880円、つけ麺 880円、俺式玉子かけご飯 400円• 公式サイトURL:.
次のもくじ• 東京駅ラーメンストリートの場所 というわけでまずは大事な「東京駅ラーメンストリートの場所」の情報から。 その場所はズバリ、、 東京駅八重洲口南口地下1階です。 八重洲口の地下あたりという自分の感覚は間違ってはいなかったですが、ポイントは「南口」というところですかね。 それでは在来線からの行き方、新幹線のホームからの行き方、待ち合わせ場所の定番「銀の鈴」からの行き方の3通りを見ていきます。 東京駅に電車で着いたら、まずは 「八重洲南口改札」を目指します。 八重洲南口改札を出たら、 すぐ左にある階段へ、、• 階段を下りて、前に向かって歩けばすぐ「東京ラーメンストリート」が見えてきます。 ポイントは八重洲南口改札と、改札出て左の階段の2つだけ。 ちなみに東京駅には大きく「八重洲」と「丸の内」、それぞれに北口、中央口、南口と計6つの改札口があります。 案内版を慎重に見て、この6つのどこに自分が向かっているのかを常に確認しながら移動しましょう。 新幹線を降りたホーム上で、まずは 「南のりかえ口」の黄色い案内版を探します。 その案内版に従い、 南のりかえ口へと降りる階段・エスカレーターを目指します。 南のりかえ口へと降りる階段・エスカレーターをおります。 そして 「新幹線 南のりかえ口」 と緑の看板に書かれているところに改札があるので、そこを出ます。 ここからは八重洲南口と書かれた黄色い案内版に従って、八重洲南口改札を目指します。 八重洲南口改札を出たら、 すぐ左にある階段へ、、• 階段を下りて、前に向かって歩けばすぐ「東京ラーメンストリート」が見えてきます。 ここを間違わなければ大丈夫です。 そもそも銀の鈴のある広場自体が、ラーメンストリートに近く、同じ地下にあるということで最も簡単です。 銀の鈴広場から、 八重洲地下中央改札へ向かいます。 改札を出たら、すぐに右へと曲がります。 ちょっと歩くと、左手に「東京ラーメンストリート」が見えてきます。 銀の鈴からは八重洲地下中央改札を出て右に曲がるだけで着くので、最も簡単です。 一度「銀の鈴」を目指してから東京ラーメンストリートを目指すのもありですね。 東京駅ラーメンストリートの見た目 ラーメンストリートは、そのネーミングから「メインストリートの左右にラーメン店がズラリと並んでいるストリート」と思ってしまいがちですが、 実際にはそんなにストリート感はありません。 メインストリートを歩いていると「片方側にラーメン店が集まっているな」というのが東京ラーメンストリートです。 なんといっても8店舗しかないですしね。 ちなみに反対側のストリートには「にっぽんグルメ街道」というレストランが10店舗並んでいます。 むしろそちらの方が店舗数が多いし、メインっぽくも感じてしまいます。 ラーメンストリートは多くの店舗に人が並んでいることもあり、なんだかんだでにっぽんグルメ街道のお店に入ってしまうこともあるかと思いますけどね。 自分も行列がニガテなので、ついそっちのお店に入ったことが数回はあるかも。 まあ東京駅の飲食店はどこも混んでいるので、ある程度は諦めるしかないですけどね。 東京駅ラーメンストリート全8店舗の営業時間 ついでに全8店舗の営業時間を記しておきます。 順番は上から人気ランキング順にしておきました。 それぞれ閉店時間の30分前がラストオーダータイムとなっているのでご注意を。 つけ麺の最高峰 「六厘舎」7時30分から23時30分まで。 9時45分から10時30分は一時閉店。 塩ラーメン専門店 「ひるがお」10時30分から23時30分まで。 とんこつラーメンの名店 「俺式 純」10時30分から23時30分まで。 動物系&魚介系のWスープ 「斑鳩」9時30分から23時まで。 東京タンメンの 「トナリ」10時30分から23時まで。 ミシュラン掲載店 「ソラノイロ NIPPON」8時30分から23時まで。 仙台牛タンラーメンの 「㐂蔵」10時30分から23時まで。 東京ラーメンの 「ちよがみ」10時から23時まで。 個人的には4位の斑鳩がオススメ。 味はもちろん美味しいですが、店内がけっこう広く、あまり並ばない気がするところが嬉しいですね。 また10時30分から22時30分までなら全てのお店で入店することが出来ます。 というわけで以上、東京駅ラーメンストリートへの行き方&全8店舗の営業時間でした!.
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