どくだみ茶は健康茶の中でも、ポピュラーなお茶のひとつです。 毒のある草なのでは?と思う方も多いかもしれませんが、名の由来は「毒を矯める(ためる)」、つまり毒を抑えるという意味があります。 強烈な臭いのどくだみは、生命力と繁殖力が高く、ニキビに効果があるといわれています。 薬を使わずにニキビを治したい、という方はどくだみ茶をおすすめします。 なぜこの植物がニキビに効果があるか、4つの理由を探ってみました。 1:どくだみがニキビに効く4つの理由 高い利尿作用 どくだみには、高い利尿作用があります。 実際に試したところ、飲んだ直後からトイレにいきたくなるほどの利尿作用で、珈琲を飲んだ時以上に実感しました。 どくだみに含まれるカリウムが腎臓機能を高め、体内の塩分を調整、血流を促進。 これにより肌のターンオーバーが促され、ニキビができにくくなります。 抗糖化作用 どくだみには、『糖化』を抑制する働きがあるといわれています。 糖化とは、体内に取り込まれた糖のうち、エネルギー源として代謝されなかった糖とタンパク質が結びつくことで、糖化したタンパク質が生成され、体内に蓄積されることです。 糖化したタンパク質はコラーゲンに悪影響を与え、肌バリアを低下させます。 さらにターンオーバーの働きを低下させてしまうことでニキビの発症や進行の原因となります。 どくだみは、抗糖化で肌のバリアを高めるとともに、肌代謝を正常に戻し、ニキビ予防ができます。 整腸作用&便通改善 どくだみの含有成分クエルシトリン、イソクエルシトリンが便をやわらかくする働きがあります。 どくだみ茶を飲んですぐ感じたのが便通改善でした。 便秘が理由でニキビができることが多いため、これは大変効果が高いと思います。 腸内にたまった毒素も排出できるため腸内環境がよくなります。 ストレスによる胃腸の乱れにも有効です。 デトックス効果 どくだみには老廃物や毒素を排出するデトックス効果があります。 体内の老廃物を排出し、ニキビや肌荒れを改善します。 体内の毒素が原因でアトピー性皮膚炎になるケースもありますが、どくだみで治ったという声もあるほどです。
次の苦みはなく独特な風味がある• 独特な癖がある• ちょっと苦い• 麦茶の濃い感じ+薬草の苦み など、飲みづらいと思わせる評価が多くありますが、麦茶や他のお茶で割ったり、購入する際にブレンドタイプを選んだりすることでおいしく飲むことができるようです。 少し特徴のある味は賛否がわかれるようですが、常飲している人も多くいます。 産地や製法で味が変わることもあり、香りと甘みのある飲みやすい味に仕上がっているものもあるので、飲みづらいと感じる人は試してみてもいいですね。 どくだみ茶の飲み過ぎに副作用はある? どくだみ茶は多くの薬効を持ちますが、これから試そうと思っている人には注意すべき副作用があるので紹介します。 どくだみ茶にはカリウムが多く含まれていて、その作用として体内でナトリウムと水分のバランスを調整する、ナトリウムの排出を促すことから血圧を下げる、筋肉機能の調節など体の状態を常に良い状態で保つために役立っています。 しかし、 腎機能障害を患っている人には注意が必要となります。 通常、摂取したカリウムは腎臓でろ過されて尿中へ排出されるのですが、腎機能障害がある人は腎臓の機能が正常に働かないことがあるため、体に蓄積されてしまいます。 高カリウム血症の症状は嘔吐、痺れ、脱力感、不整脈などで最悪の場合は心停止で命を落としてしまうこともあるので十分な注意が必要です。 腎機能障害を患っている人だけではなく、カリウム保持のため利尿薬を服用している人や高齢者もカリウムの摂取には注意が必要となります。 先程も述べましたが、どくだみ茶にはカリウムが含まれています。 カリウムは利尿作用や体内のナトリウムと水分のバランスを一定に保つ働きがあり、高血圧の原因となるナトリウムを尿中へと排出し、高血圧の予防・改善に役立ちます。 また、クエルシトリンやイソクエルシトリンという成分も含まれていて、これらの成分は毛細血管を強化、血流の改善、代謝促進などの作用と合わせてカリウムの持つむくみ改善作用もあり、動脈硬化が原因で起こる心疾患、脳血管疾患の予防にも役立ちます。 高血圧や動脈硬化の予防だけではなく、カリウムにはダイエットの敵となるむくみを改善する働き、クエルシトリン、イソクエルシトリンには脂肪の吸収を抑制する働きがあることから、ダイエットのサポートとしても心強い味方となります。 抗糖化作用(こうとうかさよう)、耳にする機会が少ない言葉ではありますが、どくだみ茶にはこのような働きがあります。 糖尿病を予防する働き?と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。 そもそも「 糖化」とはどのようなものかを説明します。 体の「酸化」は体の錆びと呼ばれていて、体内で作られた活性酸素が増えすぎることで健康な細胞を攻撃し、肌や細胞の老化を促進、癌や動脈硬化、胃潰瘍などあらゆる病気の原因となるものです。 糖化は体の錆びに対して「体のコゲ」と呼ばれていて、これもまた老化を促進する原因となっています。 この現象は体の中のタンパク質が食事や間食から摂った糖質と結合して、AGE(終末糖化産物)が生成されて起きることです。 肌の糖化は潤いと密接な関係があるコラーゲンを破壊、老廃物を生成し、ハリ不足やシミ、シワなどを起こし、髪の糖化もハリやツヤを不足させ、老化を促進させてしまい、実年齢より老けた印象を与えてしまうこともあります。 内臓や血管などの体内組織の糖化は酸化同様、様々な病気を引き起こしてしまいます。 血管の糖化は血管をもろくして炎症が起こりやすくなり、動脈硬化へとなる可能性が高まります。 動脈硬化は心疾患や脳血管疾患の原因となるものなのでリスクはしっかり排除しておきたいものです。 また、腎臓のフィルター機能を低下させ、ろ過能力が本来の作用を失います。 これは尿タンパクの症状が出るだけではなく、骨粗鬆症や目の病気(白内障や網膜症)などを引き起こします。 糖化の説明が長くなりましたが、どくだみ茶を飲むこと老化や病気の原因である糖化を予防することができます。 どくだみ茶には鉄分が多く含まれています。 鉄分は皆さんご存知だとは思いますが、造血作用があります。 鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄がありますが、毎日の食事でヘム鉄の一種であるレバーを食べたり、吸収されづらい非ヘム鉄を多く食べたりとバランスよく鉄分を補給することはなかなか難しいことかもしれません。 女性には貧血気味の人が多くいます。 毎日の食事と合わせて継続して飲むことで、手間をかけずに鉄分を補給することができます。 どくだみ茶の飲み過ぎに関するまとめ どくだみ茶の飲み過ぎは下痢を引き起こすことと、腎機能障害を患っている人は高カリウム血症、妊娠中の人は流産や早産の原因、皮膚炎の原因となるので飲む量には注意が必要ということがわかりました。 しかし、どくだみ茶の持つ効能はとても多く体を健康にしてくれます。 高血圧・動脈硬化の予防、抗糖化作用、糖尿病の予防、胃炎・胃潰瘍の予防、生理痛・PMSの軽減、貧血予防、便秘解消、美肌効果など、血管や内臓、肌にまで効果があるということであれば一度試してみたいですね。 皆さんもいつものお茶からどくだみ茶に変えてみてはいかがですか。
次のどくだみ茶は健康茶の中でも、ポピュラーなお茶のひとつです。 毒のある草なのでは?と思う方も多いかもしれませんが、名の由来は「毒を矯める(ためる)」、つまり毒を抑えるという意味があります。 強烈な臭いのどくだみは、生命力と繁殖力が高く、ニキビに効果があるといわれています。 薬を使わずにニキビを治したい、という方はどくだみ茶をおすすめします。 なぜこの植物がニキビに効果があるか、4つの理由を探ってみました。 1:どくだみがニキビに効く4つの理由 高い利尿作用 どくだみには、高い利尿作用があります。 実際に試したところ、飲んだ直後からトイレにいきたくなるほどの利尿作用で、珈琲を飲んだ時以上に実感しました。 どくだみに含まれるカリウムが腎臓機能を高め、体内の塩分を調整、血流を促進。 これにより肌のターンオーバーが促され、ニキビができにくくなります。 抗糖化作用 どくだみには、『糖化』を抑制する働きがあるといわれています。 糖化とは、体内に取り込まれた糖のうち、エネルギー源として代謝されなかった糖とタンパク質が結びつくことで、糖化したタンパク質が生成され、体内に蓄積されることです。 糖化したタンパク質はコラーゲンに悪影響を与え、肌バリアを低下させます。 さらにターンオーバーの働きを低下させてしまうことでニキビの発症や進行の原因となります。 どくだみは、抗糖化で肌のバリアを高めるとともに、肌代謝を正常に戻し、ニキビ予防ができます。 整腸作用&便通改善 どくだみの含有成分クエルシトリン、イソクエルシトリンが便をやわらかくする働きがあります。 どくだみ茶を飲んですぐ感じたのが便通改善でした。 便秘が理由でニキビができることが多いため、これは大変効果が高いと思います。 腸内にたまった毒素も排出できるため腸内環境がよくなります。 ストレスによる胃腸の乱れにも有効です。 デトックス効果 どくだみには老廃物や毒素を排出するデトックス効果があります。 体内の老廃物を排出し、ニキビや肌荒れを改善します。 体内の毒素が原因でアトピー性皮膚炎になるケースもありますが、どくだみで治ったという声もあるほどです。
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