………このページの内容……… 1. 香典返しは辞退してもいい?香典返しの辞退のしかたは? 2. 香典返しの辞退 一筆箋の書き方・文例 3. 香典返しの辞退 香典袋・のし袋の書き方・文例 4. 香典返しを辞退したい 手紙の書き方・文例 5. 香典返しを辞退した方へ 遺族からのお礼状 文例・例文 6. もともと香典には、故人を悼む供養の気持ちのほかに、遺族に対して「家族の急逝に伴い通夜・葬儀で必要となった急な出費に対する相互扶助の意味合い」があるとされます。 本来はお返しを望むものではないのですが、実際にはお礼の気持を込めて香典返しが送られています。 こうしたことから、香典返しは辞退しても構いません。 例えば以下のようなケースが考えられます。 【香典返しを辞退するケース】 ・ 故人が一家の大黒柱で、未成年の子供と妻だけが残されるような場合には少しでも生活費、養育費、学費の足しにして欲しいとの思いから辞退する ・ 会社・職場などで少額ずつ出し合って連名で香典を包んだため、各自が出した金額はわざわざお返しを用意して頂くほどの金額ではない などです。 こうした場合には香典返しを辞退したい旨を遺族に伝えます。 辞退のしかたは以下のとおりです。 香典返しを辞退する一筆箋の書き方 一筆箋の書き方例です。 一筆箋には、 ・宛名 ・本文 ・差出人 の順で書きます。 一筆箋は6行のタイプと5行のタイプが市販されています。 見本画像は6行のタイプです。 もし5行の一筆箋をお使いになる場合には差出人までが5行におさまるように短文の例文を参考になさってください。 [文例] 「心よりお悔やみを申し上げます。 勝手ながらお返しのご配慮は不要でございます。 故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます」 「心よりお悔やみを申し上げます。 お香典返しは辞退させて頂きます。 故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます」 「心よりお悔やみを申し上げます。 なお、お香典返しにつきましては辞退させて頂きます。 何卒ご了承の程お願い申し上げます」など。 [短文の場合の文例] 「心よりお悔やみを申し上げます。 なお、勝手ながらお返しのご配慮は不要でございます」 「心よりお悔やみを申し上げます。 なお、勝手ながらお香典返しは辞退させて頂きます」など。 【濃墨?薄墨?】 できれば、香典袋の表書きと同じように薄墨を使います。 小さな文字を毛筆で書くのが苦手な場合には万年筆やボールペンで書きます。 ちなみに、最近では万年筆のインク色にも薄墨を彷彿とさせるインク色や、ボールペンにもグレーが市販されています。 新しく買うのならボールペングレー(ジェルインク)が価格的に手頃でオススメです。 手元にグレーがない場合には黒インク(できれば細字)の万年筆またはボールペンを使います。 四十九日までは涙で文字が滲むという意味で薄墨を使います。 香典返しを辞退する 香典袋の裏面の書き方 香典袋に直接、香典返しを辞退しますと書く場合の書き方例です。 書く位置は住所氏名を書いた場所の左脇です。 見本画像では、住所氏名を中央に書いた場合と左面に書いた場合の書き方例です。 香典返しを辞退をしたいという文章は短くて構いません。 [短文の場合の文例] 「お香典返しはご辞退申し上げます」 「お返しのご配慮は不要でございます」 など。 【濃墨?薄墨?】 できれば、香典返しを辞退したいという一文も香典袋の表書きと同じように薄墨を使います。 小さい文字を毛筆で書くのが苦手な場合には万年筆やボールペンで書きます。 ちなみに、最近では万年筆のインク色にも薄墨を彷彿とさせるインク色や、ボールペンにもグレーが市販されています。 新しく買うのならボールペングレー(ジェルインク)が価格的に手頃でオススメです。 手元にグレーがない場合には黒インク(できれば細字)の万年筆またはボールペンを使います。 四十九日までは涙で文字が滲むという意味で薄墨を使います。 上記の文中に出てくる「ご母堂様」は、おかあさんという意味の敬語です。 お悔やみの手紙で使われる代表的な敬語(尊称)は以下の通りです。 A.「皆さんでお召し上がり下さい」という形で、小分けできる菓子折りを用意します。 できれば葬儀通夜が終わり落ち着いた頃に会社職場などに持参してお礼の挨拶をします。 B.少額の香典返しを(赤字になる形ですが)頂いた人数分お返しします。 何卒ご了承賜ります様お願い申し上げます」などと書き添えます。 お茶、お菓子、石鹸など少額でも使えるもの消費できるものを。
次の訃報を受けるのはいつも辛いですね。 あなたもしっかりとお通夜やお葬式に参列して、お別れしているんじゃないでしょうか。 でも、なくなった方が遠くに住んでいたり、どうしても外せない用事があって、どちらにも参列するのが難しい場合があります。 そんな時は、お香典だけでも渡しておきたいですね。 手渡しはできなくても、お香典は郵送することができます。 「え、お香典を郵送?」って思いますよね。 なんとなく失礼な感じもするし、罰当たりな感じもしますね…。 でも安心してください。 お香典を郵送することは、全く問題ありません。 しっかりとお香典を送って、あなたのお悔やみの気持ちを遺族に知らせてくださいね。 今回は、 お香典を郵送する方法やマナーをご紹介します。 お香典を郵送するタイミング、宛名と送り先、同封するお悔やみの手紙の文例などもありますので、参考にしてみてくださいね! お香典を郵送する時の宛名と郵送先は? お香典を郵送する場合、2通りの送り方があります。 このように、 日にちに余裕がある場合は、お香典を斎場に送ることができます。 斎場に直接香典を送る場合、お葬式が終わるまでに香典が届かず、受け取ることができないことがあります。 ですから、日にちに余裕のある場合のみ、斎場に送りましょう。 香典を送る際は現金書留()になりますが、通常であれば、翌日か翌々日には配達されます。 ただし、遠方の場合や悪天候(雪など)で遅れることがありますので注意が必要です。 余裕があるのであれば、配達日の指定をするのがおすすめです。 郵便局で聞いてみた所、翌々日以降〜の日にちで指定ができるそうです。 (時間指定はできません。 )ただし、あなたの香典の送り先の県名を告げ、必ず再度郵便局で確認してくださいね。 訃報を受けると、一緒にお通夜やお葬式の日にちと会場の詳細がわかりますよね。 斎場の住所に喪主の名前で送るか、気付で送ります。 喪主の名前で送ると、基本的には喪主の人が受け取らなければなりません。 でも、気付で送ると、斎場のスタッフが受け取ることができます。 ただし、斎場によっては気付でも受け取ってくれない場合がありますので、一度電話で確認するのがおすすめです。 方法2:喪主宛で喪主の自宅住所に送る お通夜が当日に行われる場合は、香典を斎場に郵送しても間に合いませんので、お葬式がすんでから 喪主の自宅住所に直接送ることになります。 「すぐにお香典を郵送してお悔やみの気持ちを伝えたい!」きっとだれでもそう思いますが、葬儀の2-3日後〜を目安に送るようにするのがおすすめです。 葬儀直後はまだバタバタしていますので、ほんの少しだけ余裕を持って送りましょう。 あまり遅くなるのはよくありません。 喪主はいただいた香典をチェックして香典返しなどの手配をしなければなりません。 手配後にあなたの香典をぽつんとうけとることになると、手間が増えてしまいます。 相手の負担にならないように、なるべく早く送るようにしてください。 お悔やみ• 出席できないことへのおわび• 香典を同封した旨 です。 伝えたい事がたくさんある場合は、長くなっても構いませんが、短い文章で問題ありません。 華美でないシンプルな便箋・一筆箋を選びましょう。 ご家族の皆様のご心痛、お察しするにあまりあります。 遠方のため、直接お悔やみに伺うこともままならず、誠に申し訳ございません。 心ばかりではありますが同封させていただきました。 故人のお好きだったものをお供えいただければと存じます。 どうかお力をおとされませんようご自愛ください。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 〈例文2〉 突然の訃報に接し、悲しみを深くしております。 もうお元気なお姿を見られないとは未だに信じられません。 本来であればご葬儀に参列してお別れをすべきところですが、 やむを得ない事情により叶わず、誠に心苦しく存じます。 同封のものはほんの気持ちですが、 故人のお好きだったお花でもお供えくださいますようお願い申し上げます。 悲しみは尽きませんが、ご家族の皆様はどうかお疲れが出ませんように、お体を大切になさってください。 心よりお悔やみを申し上げます。 お香典を郵送する時のマナー まとめ お通夜やお葬式に参列できなくても、しっかりとお香典を送って、あなたの気持ちを伝えておきたいですね。 遺族側としても、故人を思うあなたの気持ちが嬉しいはずです。 今回ご紹介してきたように、いろいろなマナーはもちろんありますが、それを基本にした上で、あなたの気持ちを優先して納得のいくお別れをしてくださいね。
次の初めての方へ• プランと費用• 葬儀場を探す• 葬儀の知識• 香典返しを郵送でするのはOKなのでしょうか? こちらでは、香典返しを郵送する際のさまざまな疑問について解説していきます。 郵送の方法や郵送するタイミングについても見ていきましょう。 香典返しを郵送してもいいの? 香典返しとは、 いただいた香典に対する感謝の気持ちと四十九日の法要が無事に済んだことへの報告を兼ねて送る品物を指します。 本来の香典返しは、相手の方の元へ直接出向きご挨拶とともに手渡しするものでした。 しかし最近では、葬儀当日に一律の香典返しをする即日返しが主流となっており、高額の香典をいただいた方や遠方の方には、 後日改めて頂いた香典に見合った額の香典返しを郵送するのが一般的となっています。 時代の流れに伴い香典返しを郵送するケースはとても増えており、 マナーを守って送るのであれば失礼にあたることはありません。 香典返しの郵送の方法とは? 香典返しを郵送する際、どのようにして送るのが良いのでしょうか? 包装の仕方や熨斗(のし)・送り状の品名の書き方など 送り方について詳しく解説していきましょう。 包装の仕方 香典返しの包装紙には明るすぎる色のものは避けるようにします。 落ち着いた色や地味めの色で、 一般的には灰色・紺色・紫色などが用いられます。 香典返しは不祝儀であるため、不幸が重ならないようにとの意味で包装紙は1枚だけにします。 包装の仕方にもマナーがあります。 品物を包装紙の上に置きます。 右から折り、次に左を折って右の上に被せます。 右上になるように包むのがマナー。 お祝い事の包み方とは逆の順番で包みますので覚えておくようにしましょう。 紙袋をそのまま郵送してもいいの? 香典返しを郵送する際には、相手の方に失礼のないように熨斗をかけて送ります。 郵送する際、宅急便などの送付状を熨斗のかかっている 包装紙に直接貼るのはマナーに反します。 しっかりと包装した品物を新しい紙袋(ゆうパックや宅配便の袋など)に入れて、その上から送付状を貼って送るようにしてください。 使いまわしの紙袋などを用いることは、相手の方に失礼にあたります。 品物を入れる 紙袋は必ず新しいものを用いて郵送するようにしましょう。 熨斗(のし)の書き方 香典返しにつける熨斗紙(掛け紙)は、 黒白の結び切りの水引が印刷されたもの使用します。 表書きは仏式の場合、水引の上段中央に「志」と書き、下段中央には「〇〇家」というように喪主の苗字を書きます。 神式やキリスト教の場合は「偲び草」と書く場合もあります。 送り状の品名の書き方 香典返しを郵送する際の送り状には、 品物の具体的な品名を書く方が良いでしょう。 送り状の品名は、配達業者の方が中身を識別するためのもので、適切な方法で届けるための目安となります。 また、大勢の方に香典返しを郵送する場合には、送る側の間違いなどを防ぐ目的としても送り状の品名はしっかりと書いておくことをおすすめします。 香典返しを郵送するタイミングはいつ? 香典返しはいつまでに郵送するのが良いのでしょうか? 香典返しは、お葬式に参列していただいたお礼と香典をいただいたことへのお礼、四十九日法要を無事に済ませたことの報告を兼ねています。 そのため、 一般的には四十九日法要の後から1カ月以内に郵送するのが良いとされています。 香典返しを葬儀の当日にする即日返しも増えてきていますが、高額の香典をいただいた方には後日改めて見合った額の品物をお返しするケースがほとんどです。 そのような場合の香典返しも、四十九日方法の後から1カ月以内の間に郵送するのが良いでしょう。 香典返しに添えるお礼状・挨拶状について 香典返しを郵送する場合、お礼状や挨拶状を添えるのがマナーとされています。 こちらでは、 香典返しに添えるお礼状・挨拶状についてご説明していきましょう。 お礼状ってなに? 本来の香典返しは、相手の方に直接お会いしてご挨拶とともにお渡しするものでした。 しかし、香典返しを郵送した場合はご挨拶をすることができません。 そのため、 ご挨拶の代わりとしてお礼状を添えるようになったと言われています。 香典返しを郵送する際には、 必ずお礼状を添えるようにしましょう。 どんなことを書けばいいの? 香典返しを郵送する場合には挨拶状を添えるということはわかりましたが、何を書けばいいのかと頭を悩ますケースもあるのではないでしょうか? 香典返しの挨拶状には、 次のような内容を盛り込むようにしましょう。 時代の流れに伴い香典返しを郵送するケースはとても増えている。 マナーを守って送るのであれば香典返しを郵送しても失礼にあたることはない。 香典返しの包装紙には落ち着いた色や地味めの色(灰色・紺色・紫色など)を用いる。 不祝儀であるため、不幸が重ならないようにとの意味で包装紙は1枚だけにする。 包装の仕方は、包装紙を右から折り、次に左を折って右の上に被せるようにする。 お祝い事とは逆の右上になるように包むのがマナーとされている。 しっかりと包装した品物を新しい紙袋(ゆうパックや宅配便の袋など)に入れて、その上から送付状を貼って送る。 香典返しにつける熨斗紙(掛け紙)は、黒白の結び切りの水引が印刷されたもの使用。 表書きは仏式の場合、水引の上段中央に「志」と書き、下段中央には「〇〇家」と喪主の苗字を書く。 神式やキリスト教の場合は「偲び草」と書く場合もある。 香典返しを郵送する際の送り状には、適切な方法で届けてもらうため、また、送る側の間違いなどを防ぐためにも品物の具体的な品名を書く方が良い。 香典返しを郵送するタイミングは、四十九日の法要の後から1カ月以内が良い。 香典返しを郵送する場合はご挨拶代わりに必ずお礼状を添えるようにする。 お礼状には、香典をいただいたお礼、法要を終えたことを報告、香典返しの品を送ること、挨拶を書面による略儀で済ませることへのお詫びの言葉を盛り込む。 香典返しの金額相場は、いただいた香典の3分の1~2分の1程度が一般的。 香典返しの郵送について理解を深めることができたのではないでしょうか? 香典返しをする際の参考になれば幸いです。 以下の記事では、香典返しにカタログギフトを送ることについて詳しく解説しております。 こちらも合わせてご覧ください。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 カテゴリーから記事を探す• 関連する記事•
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