漫画 akira 予言。 ちょっと怖い? 38年前の漫画「AKIRA」が今の東京を予測

東京五輪の都市伝説!漫画AKIRAの怖い予言とは?

漫画 akira 予言

舞台は2019年の「ネオ東京」。 1982年に発生し、第3次世界大戦()の引き金となった謎の大爆発で壊滅した東京が、復興を遂げたという設定だ。 ストーリーの核となる少年アキラは極秘の軍事プログラムで超能力を獲得するが、その力があまりに強大なため体を分解される。 アキラの内臓が入った鉄の箱は、五輪スタジアム建設現場の地中深くに埋められており、後にアキラの超能力を受け継ぐこととなる鉄雄という少年に発見される。 「『AKIRA』の世界は一言でいえば『サイバーパンク』だ。 テクノロジーは発達しているが、富裕層と虐げられた人々の間に大きな格差がある未来のハイテクな世界だ」というのは、日本の漫画やアニメに詳しい専門家マシュー・ピノン()氏だ。 2020年東京五輪はストーリーの中心に据えられているわけではないが、偶然にしては異様なほどの現実との近似性をもってたびたび登場する。 日本のポップカルチャーを専門とする明治大学()の森川嘉一郎()准教授いわく、物語は五輪の中止または延期が避けられない事態へと展開していく。 新国立競技場のあちらこちらからクレーンが突き出ていた建設現場の様子は、「AKIRA」ファンに漫画の一場面をありありと思い出させるものだった。 漫画研究家のパトリック・ガウマー()氏によると「AKIRA」の中の東京五輪もまた、1982年の大爆発と壊滅的被害から復興した証しとして描かれている。 作中の復興の象徴である五輪スタジアムは、その爆心地の近くに建てられている。 現実とのもう一つの一致は、作中に登場する新聞の「世界保健機関()が伝染病対策を非難」という見出しだ。 だがピノン氏は「これには雰囲気を出すという以上の意味合いはない」と述べる。 結局、「AKIRA」は未来を予言していたのだろうか? 森川氏は予言というよりも、近い過去(戦後の日本)を再解釈した結果が、架空の近未来に反映されたのだと捉えている。 戦後復興の1964年の前回東京五輪、1968年の大学闘争、死に物狂いの東京再開発……。 「AKIRA」が2020年東京五輪に触れていたことについて森川氏は、言えることはこうした一致が、すでに傑作といわれている作品の観賞体験に並外れた現実感を与えるだろうということだと述べた。

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ちょっと怖い? 38年前の漫画「AKIRA」が今の東京を予測

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東京オリンピック中止の予言的中?予言・予知まとめ 実は、新型コロナウィルス問題が発生するずっと以前から「東京オリンピックは開催されないのではないか?」と予言・予知する人々がいたようです。 さらに、38年前に描かれた漫画『AKIRA』の映画版に登場した「オリンピック中止」という落書きも、『もしかして予言?』と噂が出始めています。 1982年から1990年にかけて講談社の漫画雑誌『週刊ヤングマガジン』で連載され、1988年にはアニメ映画が公開されました。 場面はそれから一気に37年飛んで2019年へ。 東京は大戦後、東京湾上に建設された「ネオ東京」へと生まれ変わっていました。 そしてその翌年、つまり2020年にオリンピック開催を控えるまでに復興を遂げたところから、物語が始まります。 AKIRA『東京オリンピック中止の看板』 公開されたアニメの作中には『東京オリンピック開催迄あと147日 国民の力で成功させよう』という看板が出てきます。 この映像の右下に『中止だ中止』という落書きがあります。 原作漫画では、東京オリンピックが開催される5ヶ月ほど前から『中止にしろ!』というデモが起きていました。 そしてその後、アキラと鉄雄が国立競技場を爆破して、結果としてはオリンピックは中止になっています。 形がなんとなく似ているような気がしますが、いかがでしょうか。 AKIRA『WHO伝染病対策を非難』 原作漫画では、政府が伝染病対策に失敗し崩壊する様子も描かれていました。 原作漫画には『WHO伝染病対策を非難』という写実もあります。 不気味ですね。 ちなみに作中では、『薬を奪い合う』シーンも描かれていました。

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五輪中止だけじゃない! 大友克洋『AKIRA』が予言した「東京壊滅」は、これからが本番だ(川崎大助)

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場面はそれから一気に37年飛んで2019年、かつての東京は大戦後、東京湾上に建設された「ネオ東京」へと生まれ変わり、翌年にオリンピック開催を控えるまでに復興を遂げたところから、物語が始まる。 年が明ければ『AKIRA』の時代に追いつく 『AKIRA』は、講談社の青年マンガ誌『週刊ヤングマガジン』1982年12月20日号より連載が開始された。 いまから36年前のことだ。 現実の時間も、年が明ければ、ついに『AKIRA』で描かれた時代に追いつこうとしている。 奇しくもその翌年に東京でオリンピックが開催されることも一致する。 折しも12月23日より放送が始まるNHKスペシャル『東京リボーン』シリーズ(NHK総合)では、タイトル映像のデザイン監修を大友克洋、テーマ音楽を作曲家の山城祥二、題字を劇画家の平田弘史がそれぞれ担当する。 山城は大友自ら監督を務めた劇場アニメ版『AKIRA』(1988年)で音楽を担当した芸能山城組の組頭であり、原作マンガとアニメ版ともに題字を手がけた平田とあわせて、久々に『AKIRA』に携わったクリエイターが結集した。 なぜ『AKIRA』は東京五輪前の2019年なのか それにしても、『AKIRA』の時代設定になぜ2019年が選ばれたのか。 それはおそらく、同作の連載が開始された1982年が第2次世界大戦終結から37年後だったので、その時間幅をそのまま作中の第3次世界大戦後に当てはめたのだろう。 期せずして予言することになったオリンピックも、その翌年がちょうどオリンピックイヤーにあたることから、現実の1964年の東京オリンピックがそうであったように、戦後復興の象徴としてネオ東京でも開催するという設定になったのではないか。 それを証明するように、大友克洋は今回の番組に寄せたメッセージでこんなことを語っている。 《漫画の『AKIRA』は、自分の中では、世界観として「昭和の自分の記録」といいますか。 戦争があって、敗戦をして。 政治や国際的ないろいろな動きがあり、安保反対運動があり、そして東京オリンピックがあり、万博があり。

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