作品を購入する• 電子版• 紙書籍 あらすじ紹介 かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、ある日、夏凪、斎川、シャルと共に誘拐された。 そして知らされるシエスタの死の真相。 呆然とする俺たちの前に、生前のシエスタそっくりの謎の少女が現れ、今の過去映像にはある間違いがあると語り出し…… 「どうやらやっぱり私は、人の感情を読むのは苦手だったらしい」 それは完全無欠のシエスタが犯したミス。 名探偵であるが故に見つけられなかった微かな想い。 その過ちを探しながら、俺たちは《名探偵》を継ぐことの真の意味を知っていく。 探偵はもう、死んでいる。 死の真相も明かされた。 それでもエピローグにはまだ早い。 【電子限定!書き下ろし特典つき】 神々が争った末に一柱の神が勝利を得て、異教の神格たちは、勝利した神の信徒の奴隷となることを強要される。 このお話はそういうシリアスな構造の世界……ではあるんスけど、ギィとチェルシーのご主人様と奴隷コンビは、そんな影のある世界の中でもなんだかんだでイチャイチャしまくり! 読んでるこっちもニヤニヤしまくっちゃうッス! 異教の神格の奴隷、すなわち神格奴隷は、権利なんて一切なく所有者の命令には絶対服従、逆らえば命の保証さえないと、奴隷にとっても主にとってもゆがんだ存在ッス。 けど、そんな間柄にあるギィとチェルシーが築いてるのは、主が奴隷を尊重し、奴隷も主を尊重する、普通の人間同士よりもよっぽど対等で純粋な関係なんスよね。 いびつな関係の中で育まれた、双方向の情愛と信頼……んん、なんだかすごく尊みを感じるッス! 貶められる他の神たちや、信仰の名のもとの欺瞞といった、ファンタジーらしい重厚なお話がしっかり用意されてるぶん、そういう世界をふたりで生きるギィたちの甘々っぷりが際立つんスよね。 ラブコメ文芸部では、そんなかわいいヒロインたちと好きなだけラブコメを読み書きできちゃいます。 しかし能無しと揶揄されるリーリエの身体強化魔法も、元が人間離れした肉体を持つムサシにかければ超絶パワーアップ!! 一騎当千の超人パワーで獰猛なドラゴンを豪快に打ち倒して、それまで馬鹿にしていた奴らの鼻をあかして一気に溜飲が下がるッスよ~~!! ドラゴンは環境によって生態や姿を変化させる人知の及ばない存在。 特殊な進化を遂げたドラゴンを相手に二人がどうやって戦うかも見所ッスね。 敵が強ければ強いほどムサシの筋肉が燃え上がり! 闘魂が爆発するッス! 読むだけで血が滾ってくるッス! 邪竜のウチもムサシとバトってみたいッスね~! 負けないッスよ~。
次の】第2巻の主な内容や感想などの情報まとめ』について書いていきます。 【探偵はもう、死んでいる。 】、通称・【たんもし】の第2巻を購入して読み終えたので、この記事では、【たんもし】・第2巻で書かれていた主な内容を簡潔にまとめ、個人的な感想を書きました。 【たんもし】・第2巻は、1巻での伏線を見事に回収し、最後は鳥肌モノの展開でした。 【たんもし】・第2巻を読みも内容の復習なんかに読んでみてください。 ネタバレを多少含むので、まだ読んでいなくてネタバレが嫌という人はここから先を読まないことをオススメします。 【探偵はもう、死んでいる。 】第2巻の主な内容 【たんもし】・第2巻は 4章構成になっていて、その内容は主に が生きていた頃の過去の話になっています。 突然誘拐された君塚君彦、夏凪渚、斎川唯、シャーロット・有坂・アンダーソンの4人。 その誘拐の犯人は1年前に死んだはずの名探偵・だった。 は死ぬ前にあらかじめ撮っていた映像で、自分が《SPES》を倒すために残した遺産である4人に自分が死んだ理由を語る。 君塚の通っていた中学では、の噂が流れていました。 ただのが怖いという噂ではなく、 に出会った生徒は、今度は自分が花子さんになってしまうというものでした。 実際に陸上部を中心にの生徒が急増しており、中には家出までしている生徒までいて、警察も動き出している騒ぎになっているそうで、どうやらただの噂ではなさそうです。 の助手になる代わりにこの事件をに解決してもらうことを条件に、と君塚は文化祭の日に中学へと潜入し、事件の解決へと動き出します。 第2章『現代のジャック・ザ・リッパ-』 第1章とは場面が変わり、場所はロンドン。 第1章の話は君塚への嫌がらせで、ここから先が が死んでしまった1年前の事件の真相の話に入ります。 ロンドンでは、現代に蘇ったと呼ばれる連続殺人が続いていました。 被害者はどの人も胸をくり抜かれて、心臓を奪われています。 犯人が誰なのかは既にわかっており、コードネーム・と呼ばれる《SPES》の一員の仕業だと判明しています。 第2章では、そのを追いつめつつ、これから先のキーになってくる敵、《SPES》のコードネーム・ヘルとの出会いを描いています。 は裏路地でルの中で眠っていたところを君塚に拾われたのですが、なんでルの中で寝ていたのか思い出すことが出来ない 記憶障害を起こしていました。 とりあえず、君塚はを家へ連れていき、にと罵られながらも3人で少しの間、共に暮らすことになります。 はに住ませてあげる代わりにヘルとの戦闘で怪我を負っている自分の代わりに探偵の仕事を代わりにすることを条件に出します。 つまり、 に探偵代行をしてもらうということです。 はノリノリでその提案を受けました。 そして、時を同じくしてヘルに倒されたが行っていたはずの連続殺人がまた起こります。 はではなく、ヘルが心臓狩りを行っているのではないかと推理し、第3章では謎の少女・と共に過ごしながら心臓狩りの連続殺人犯を追い詰めていきます。 第4章『シエスタの最後の戦い』 第3章の終わりで、の正体が判明し、《SPES》に攫われたを救うために君塚君彦、、シャーロット・有坂・アンダーソンの3人で《SPES》の拠点である孤島へと助けに向かいます。 第4章はとうとう 《SPES》との最終決戦です。 《SPES》のボスが出てきますし、この戦闘では死ぬ事になります。 この第4章で、《SPES》の目的やがなぜ死んだのかなど【たんもし】の中枢になってくる情報が全て判明します。 【探偵はもう、死んでいる。 】第2巻の感想 正直なことを言うと、第1巻を読んだ時は少し読むのをやめようかなと思っていたのですが、今回の第2巻でしばらく読もうと思いました。 とにかく、素晴らしかったです。 何がすごいかと言うと、一番は伏線回収ですね。 第1巻で張っていた伏線を見事に回収し、全ての点がこの第2巻で繋がりました。 の死の真相も驚きですし、が死んだ今回の巻で語られる過去話が、現在のが残した《SPES》遺産である君塚君彦、夏凪渚、斎川唯、シャーロット・有坂・アンダーソンの4人に密接に繋がっています。 なぜが《SPES》に対抗するための戦力としてこの4人を選んだのかなど、この第2巻で【たんもし】の重要なことが全て語られるので絶対に読んだ方がいいです。 ここからが【たんもし】の本編といった感じですね。 第1巻で切ってしまった人はぜひ読みましょう!.
次の俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。 一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。 なに、それでいいのかって? いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。 だってそうだろ? 探偵はもう、死んでいる。 ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手に選ばれた。 一人生き残った俺は、日常という名のぬるま湯に浸っている。 …それでいいのかって? いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。 だってそうだろ? 探偵はもう、死んでいる。 著者略歴 「BOOK著者紹介情報」より 評価としては2よりの3。 設定あらすじで期待しすぎたけかもしれないけど、やりたいことに技術がおいついていないです。 まあ同じような評価だったデビューしたひとで、数作のちに技術追いついて面白い小説だしたこともあるから、成長は期待したいです。 いかにもなタイトルとかで、まぼろし探偵とか東京タブロイドのような話を期待していたのですが、構成とかで届いていないです。 」とか思いました。 この作品だと、問題があっさり解決しますが、あれくらいいざこざあって合流くらいにしないと、感情移入というか共感しにくいです。 この作品、一巻の間に3つの事件というか、3ヒロインとの顔見せ合流みたいな話で、内容が薄いです。 まるでアニメの各ヒロインと出会いエピソードの3話までのプロットのはなしのようだと思いました。 アニメだと多少納得いかない理屈でも、動きや音楽、声優の演技で強引に押し込めますが、小説だとさすがに納得しかねます。 ポンポン話が進むために、主人公やヒロインに共感しにくいです。 物語を通して、主人公のヒロインへの恋情を感じさせないといけないのに、たいした接点もないまま話が進むので、言葉や覚悟が薄く、感情や感覚でなく、「前世の恋人だから」という設定で恋心をいだけのように頭で考えた設定便りのように思えました。 また文章としても、主人公のモノローグ視点で、低いテンションで進むので、休符の多い音楽のようで、、滑らかでもなく、勢いがないので読み進めにくいです。 冒険活劇、バトルものとしても中途半端で、これなら最初からそちらの話を描こうとしている作品の方がいいです。 ラブコメとしても、ミステリーとしても、冒険活劇としても半端です。 設定はまあ面白いですし、キャライラストはいいので、似たプロットでオリジナルアニメにしたらそこそこ面白くなるかもしれません。 賞をとったということで宣伝に力がいれられており、ほぼ「このライトノベルがすごい」で「協力者」をしている人たちに推薦コメントをもらっており、期待してただけに内容がいまいちでがっかりしました。 また書評などを書く人間がそういう発売の宣伝に関わるというのは、レビューの信頼性が長期的にみたら損なわれるのではないかと思います。 レーベルが宣伝のためにネットで影響力ある人間にお願いするというのは、商売上のやり方として理解できるのですが、圧倒的に多数を黙らせるほどの出来でないといらぬ疑惑ばかり出てしまうので、考えてやってほしいですね。 本作は最優秀賞作品ということで、発売前から大量の宣伝がSNSで流れてきたのを覚えています。 豪華なPVや業界関係者の熱いレコメンドが掲載され、自分も期待して買ってみたものの……肩透かしでした。 確かに、作品の完成度は高い。 他レーベルの新人賞作品も読むので良く分かります。 ですが所詮は新人賞レベル。 稀代の作家のように宣伝されていたため、とてつもなく面白いのだろうと身構えてしまったのが良くなかったのかもしれません。 ラブコメバトルミステリ何でもあります!という風に作者もレーベルも広告していましたが、最後まで読んだ後では意味が異なります。 どれもあるけどどれにも特化していない、非常に中途半端なジャンル感と読み応えでした。 ただ宣伝自体は非常に大規模だったのでよく売れているようです。 「面白くなくても宣伝費をかけたから売れた」か「宣伝費をかけたから面白いものを売る事が出来た」かどうかは、間もなく発売されるらしい2作目で分かるはず。 今後どうなっていくのか楽しみです。
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