積もっているところは積もっていますが、交通量の多いところでは雪が少なくなっているような状態。 そういう場所の雪は、水分を含んでいて重く、な〜んか関東圏の「ガッと雪が降った数日後に溶けて走りにくくなった道路」を思い起こさせます。 いつもの北海道の、乾いたキレイな積雪とは全然チガ〜ウ! みたいな。 ハッキリ言って、この状況、最新スタッドレスタイヤとは言え、かなり悪条件下での試走になりそうな感じ。 フツー、スタッドレスタイヤの試走っていうと、もう典型的な積雪条件下で行ったりしますな。 「ていうか雪だるま作りたくなるよね〜」みたいな、真っ白でモフモフぎゅっぎゅっな積雪の上を、スタッドレスで気持ちよくブィィィ〜ン! みたいな。 また、氷結路面での試走となれば、もうホントにカッチカチに固まった平坦なコースの試走。 凍りすぎたスケートリンクをスタッドレスでジャリリリリ〜と、これもまた気持ちよかったりします。 ともあれ、どちらにせよ、スタッドレスタイヤの性能を真正面から検証するには最適。 「こんなに雪がたっぷり積もっていても云々」「ここまで凍っていても云々」と、非常に明瞭に判断できるからです。 一方、今回の路面状況は……積雪したり凍ったりしている路面に、けっこー雨が降って、その翌日、みたいな感じ。 少し走る毎にもう全然条件が変わってきて、ベチャベチャの路面もあれば雪の塊が凍った路面がありつつアイスバーンもあったり。 さらに場所を移動すると北海道らしい一面雪! の路面が出てきたりも。 そんな感じで「何でもアリ」といった路面状況。 スタッドレスタイヤの各種性能を、個別に検証するには悪条件です。 ただ、こういう「何でもアリ」の路面状況、スタッドレスタイヤの総合的なパフォーマンスをリアルに体感するには好条件でもあります。 真冬の関東圏あたりで積雪があると、都市部ではベチャッとしたシャーベット路面で、少し郊外に行くと凍結路面になり、道によっては積雪のある路面だったりと、まさに「何でもアリ」。 今回はソレに近い路面状況にて、最新「WINTER MAXX 02」を検証できるので、よりリアルな「WINTER MAXX 02」の実力がわかるようにも思います。 この日の旭川は例年より雪が少なく、ところによってアスファルトが見えているようなところも• 到着した日は気温が高くて雪が解けている場所もちらほら 北海道の人は速い〜! でも「WINTER MAXX 02」だと…… まず第一の目的地へ、北海道在住のカメラマンの案内で向かいます。 ソコまで向かうのに借りたレンタカーには、偶然にも従来型の「WINTER MAXX 01」が装着されていました。 そして運転手はワタクシ。 おーコレは安心の「WINTER MAXX 01」! へっへ〜、このタイヤなら楽勝。 しかし、先行するカメラマン氏、さっすが冬の北海道を走り慣れた道民。 はっ、速い〜! 悪条件の路面なのにヘーキでスイスイと行っちゃいます。 まあコチラのクルマは「WINTER MAXX 01」履いているとは言え、これだけ条件が悪いと少し無理すればそりゃ滑ったりもします。 加えて、久々の雪国ということもあり、加速や制動のタイミングがイマイチよろしくないので、時々滑って「あっ!」と一瞬の汗をかいたり。 試乗車は4WDの新型プリウス ともあれ、少々緊張&疲労しつつも、とりあえず第一の目的地へと到着。 ココで新型「WINTER MAXX 02」を履いたクルマへと乗り換えです。 車種はトヨタ・プリウス。 「よく走る」と評判の新型プリウスです。 クルマを乗り換えたら、再度カメラマンの案内で次の目的地まで走行。 ん〜、またもやカメラマン氏、速いな〜。 さっき「さすがスイスイ走りますね〜、もうちょっとゆっくりでも大丈夫ですヨ」と、それとなく「スピード落として先行してください」的メッセージを発信しましたが、受信されず伝達失敗。 頑張って追走しなくちゃ……。 鋭意目を見開き集中して走り始めて数分。 ん? あれ? おや? カメラマン氏にフツーについていけます。 ……そうか! こ、これは、ワタクシ内部に眠っていた北海道爆走能力が覚醒……ソレは違〜う! さっきより「滑る感じ」がナイ。 明らかにグリップがイイ。 あぁ、タイヤのせいだわコレ。 北海道の人はこんなちょっと解けたような雪の日でも躊躇なく走ります• あと、乗り換えたクルマが新型プリウスという要素も少しはあると思いますが、車種の違いからくる走行感の差異って印象でもありません。 結局、同じように走っても明らかに滑りにくく、グリップがイイんです。 特にブレーキ制動時の力強さは秀逸。 しっかり止まる感じ。 助手席にいた編集者も「やっぱ新型WINTER MAXX 02のほうがイイですね」と同感してました。 というわけで、イカスぞ新型「WINTER MAXX 02」! とか早々に思っちゃいました。 こういった新雪の道は全然不安なく気持ちよく走れます が! 走ってみたら軽く戦慄。 じつはアイスバーンが多々あります。 考えてみれば、昨日は溶けていた雪が、昨夜〜今日にかけて冷えて凍ったんですから、氷結路面になるのは当然です。 またタチの悪いことに、そのアイスバーンの上にうっすらと新雪が積もっていたりします。 さらに、まだ所々にシャーベット状の路面もあって、そのシャーベットの上にも新雪がフワリと。 一見雪かと思うとその下はツルツルのアイスバーン。 クルマから降りるとツルっと滑ってその存在に気が付かされます• 前日にできたわだちの中はツルツルの氷になっていたり、場所によってはシャーベットだったり 要するに、気を抜いて走っていると、突然、タイヤがアイスバーンを踏む! 時々シャーベット路面も踏む! 新雪に隠された、見えないトラップが多々あるような、そんな路面です。 恐らく、多くの人が「こういう路面状況ってサイアクだよな〜」と感じると思います。 神経がすり減る悪条件路面、みたいな。 ただ、そうわかって冷静に検証してみると、思ったほど滑らないんです。 というか、「あっ今アイスバーンに乗った!」「わっシャーベット!」とは感じるんですけど、そういう路面状況がタイヤから伝わってくるだけで、怖いとかヒヤッとする感じではナイ。 慣れてくると「あぁアイスバーンだな」くらいな平然とした気分で運転できます。 そのくらい、新型「WINTER MAXX 02」はシッカリとグリップしてくれます。 グリップするので滑らないわけで、最初はアイスバーンやシャーベットにビビってはいるんですけど、少しすると慣れて、平然と運転できるようになります。 新型「WINTER MAXX 02」の性能が雪道ドライバーのメンタルを安定させてくれた、とも言えます。 恐怖のソロバン路面! わー事故るッ! 滑らないという点で言えば、ちょっとビックリしたのが「ソロバン路面」での滑りにくさ。 積雪後の路面が、通過するタイヤで荒らされつつ溶けて、その状態で氷結した、凸凹のトゲトゲ路面みたいなヤツですな。 歩くのさえ危険なアレ。 タイヤがグリップしにくいので、よく事故の原因になったりもしている恐ろしい氷結路面です。 もう一種の「犯人不在の仕込まれた罠」と言えましょう。 信号待ちの車から滴った水が凍ってできる凸凹のソロバン路面。 タイヤの接地面積が減って滑りやすい上に、止まらなきゃいけない信号付近にできるからなおさらやっかい そういう路面でも新型「WINTER MAXX 02」はガッツリとグリップ。 新雪に隠されたソロバン路面が多々あったりするわけですが、無問題でした。 具体的には、急に路面状況が変わった雰囲気が伝わってくるので、「えっナニ? デコボコ?」とか思ってブレーキかけつつ様子見すると、結果的にソロバン路面だったりしたわけです。 でもその最中、しっかりとスピードが落ちつつ、ちゃんと止まるという感じ。 これまで恐怖の元凶だったソロバン路面。 絶対滑るだろうし、事故多発ポイントだったりもしました。 でも、新型「WINTER MAXX 02」だと「冬の路面状況のひとつ」として、恐れず冷静に対処できるようになります。 アイスバーンもシャーベット路面もソロバン路面も、「全然滑らない」と言ったら語弊がありますが、新型「WINTER MAXX 02」ならかな〜り安心しつつ対処できます。 そしてシッカリとグリップしてくれます。 結果、雪道で感じがちだった不安要素が多々取り除かれて、よりリラックスして楽しみつつ走れるようにもなると感じました。 剛性感があるから情報量も豊富 路面状況が刻々と変わる道は運転が疲れがちですが、WINTER MAXX 02だと路面状況がわかりやすいので肩の力が抜けます そんな北海道の(わりとサイアクな路面状況の)雪道を走っていて思ったのは、「コレってスキーシーズンの関東圏の道に似てるな〜」ということです。 雪が重く、所々湿っていて、軽く積もった新雪の下にはアイスバーンやシャーベット路面が隠れていつつ、交差点付近あたりはソロバン路面も隠されているという! あーヤだ! そんな路面、スキーシーズンの関東圏にはアリガチですな。 グループで行くと誰も運転したがらない感じ。 何しろ運転を任されると、路面状況にヒヤヒヤして走り、緊張で文字どおり筋肉が張り、目も頭も疲れちゃいます。 スキー場に到着するころにはグッタリ。 しかし、新型「WINTER MAXX 02」だと、そういう疲労をかなり軽減できると思います。 というのは、「走っていると路面状況がよくわかる」からです。 新型「WINTER MAXX 02」はタイヤの剛性感も十分にあります。 タイヤの剛性感は、走行時の「足元のシッカリ感」などに直結しますが、路面状況をより正確にドライバーへと伝える「情報量の増加」ももたらしていると思います。 実際に新型「WINTER MAXX 02」で走っていると、現在の路面がどういうものなのか、よくわかりますし、すぐわかります。 圧雪路面からアイスバーンに乗った瞬間、それに気付きますし、隠れたシャーベット路面を踏んだ瞬間も判断できます。 つまり、すぐに路面状況の変化がわかるわけで、ドライバーは刻々と変化する路面状況を逐一把握できるというわけです。 これがかなり大きな安心感につながっていると思います。 たとえば、路面状況に合わせて運転のしかたや、注意のしかたを変えられますしネ。 また、アイスバーンでもシャーベット路面でもソロバン路面でも、新型「WINTER MAXX 02」なら「滑らないハズ」と期待できますので、より余裕をもって雪道をドライブできます。 同時に、路面状況がよくわかるし、滑りにくいタイヤだということも知っている。 ので、ヤバげな路面状況であっても、かなりリラックスしつつ楽しみながらドライブできる感じ。 今までのスタッドレスタイヤから新型「WINTER MAXX 02」に履き替えると、いろいろな意味で「運転が楽しくなった!」と感じる人が多いハズだ、とワタクシは思います。 非常に高い氷上性能と雪上性能を持ち、ウェット性能やドライ性能にも優れ、さらに剛性の高さは路面状況を把握しやすいというメリットももたらしています。 そしてこのタイヤ、新軟化剤「しなやか成分」の配合により、これらの各種性能がより長期間維持されるようになった「性能長持ちタイヤ」でもあります。 高性能で長い期間使えるタイヤなので、降雪地域の人にも非降雪地域の人にもオススメできるタイヤだと思います。
次のホィールは下記の2種類からお選びください。 weds VELVA SPORT2 (ウェッズ ヴェルヴァ スポルトツー) ホイールカラー: ディープメタル2 リム幅設定 : 4. 00B、5. 00B、5. (一部、純正ナットを再使用する車輌には付属しません) こちらに掲載されていないタイヤ銘柄、タイヤサイズや車種でもセット組みOKです! 詳細はお手数ですがお問い合わせください。 商品情報 【タイヤ銘柄】 DUNLOP WINTER MAXX02 WM02 ダンロップ ウィンターマックス WM02 【タイヤ特長】 【タイヤのタイプ】アイスバーン対応タイプ ダンロップ史上、No. 【納期】 こちらの商品は全サイズ、タイプを保有してはおりません。 倉庫あるいはメーカーより転送となる商品もございます。 お急ぎご入用の場合、お手数ですがご注文の前に一度納期をご確認ください。 作業工賃は別途発生します。 詳しくは各店舗へと直接お問い合わせ下さい。 サイズ、仕様により現品と異なる場合がございます。 <<取付業者さんなど指定先への配送について>> 修理工場さんやカーディーラーさんなど商品の取付作業をされる先への配送も承っております。 なお、指定先への配送の際には代金引換以外のお支払い方法をお選びください。 <<荷姿の大きな商品の配送について>> 大型のマフラーやエアロパーツ、ジェットバックなどの一部の荷姿の大きな商品は 宅配便など小口配送便では配送できないため、大型貨物が配送可能な業務用の 運送便で配送いたします。 その為、時間指定や日時指定、代金引換発送が不可能な場合がございます。 一部の受注生産品、海外取り寄せ品につきましては、 商品のご用意に数ヶ月を要する場合がございます。 お急ぎご入用の場合にはご注文前に一度納期をお問合せ下さい。 お車の装着可否につきましてご不安な場合は事前にご連絡下さい。 経験豊富なスタッフがお調べして確認いたします。 ご注文が決まりましたら送付先のご入力、ご決済方法をご選択ください。 配送方法で「宅配便」「店頭受取」のどちらかをご選択下さい。 車種により適合サイズや品番が異なりますので備考欄に設定されている、車種入力フォームにお車の情報をなるべく詳しくご入力下さい。 ご入力いただいた情報を元に適合確認、商品手配をいたしますので忘れずにご入力下さい。 「注文を確定する」ボタンを押せばご注文のお手続きは完了です。 楽天市場より自動配信メールが送られた後、弊社よりご注文確認のメールをお送りいたします。 メールが届かない場合にはご設定いただいたメールアドレスにお間違いがないか、迷惑メールフォルダーにメールが振り分けられていないかご確認をお願いします。 詳しくは 【店頭受取】 お買い求めいただいた商品は店舗でお受け取りいただくことも可能です。 また、店舗にて商品の取付作業もお承りいたしております。 Dinersは一括、リボ払いが可能です。 AMEXは一括、分割払いが可能です。 分割払いの回数については、ご注文の際にご指定ください。 ・ その他のお支払い方法は ・ お客様のご都合による返品、交換はお承りしておりません。 ・ 受注生産品、海外取り寄せ品やタイヤ&ホイールなどの作業や加工が伴う商品につきましては、弊社で受注確定後はキャンセル、返品はお受けいたしかねますのであらかじめご了承ください。 ・ ご注文のキャンセルは弊社のシステム上、商品の発送後はお承りできません。 ・ お届けした商品が万が一誤配、破損、初期不良による交換につきましては、商品到着後14日以内にご連絡ください。 但し、商品の装着もしくは使用後、梱包開封後の返品、交換はお受けいたしかねます。 ・ 事前にご連絡のいただいていない場合の商品不良による返品はお受けいたしかねます。 必ず、事前にご連絡ください。 ・ 不良発生時における弊社の保証範囲は製品本体の交換のみに限られます。 製品の取り付け、取り外しに伴う作業工賃、部品代、代車代などは、弊社では保証しかねますので、あらかじめご了承ください。 ・ お客様のご都合による返品、交換の返送料はお客様負担となります。 送料、代引き手数料、振込手数料はご返金できませんので、あらかじめご了承くださいませ。 ・ 製品保証は日本国内のみの適用となります。 したがって海外へ持ち出す場合は、その時点で保証が打ち切りとなります。 ・ 商品の誤配、破損、初期不良の際は、 送り状に記載されている出荷担当店舗にお電話いただくか、下記連絡先にご連絡ください。 番号をよくお確かめの上、お電話くださいますようお願いいたします。 お電話・FAXでのお問合せは営業時間内にお願いします。
次の積もっているところは積もっていますが、交通量の多いところでは雪が少なくなっているような状態。 そういう場所の雪は、水分を含んでいて重く、な〜んか関東圏の「ガッと雪が降った数日後に溶けて走りにくくなった道路」を思い起こさせます。 いつもの北海道の、乾いたキレイな積雪とは全然チガ〜ウ! みたいな。 ハッキリ言って、この状況、最新スタッドレスタイヤとは言え、かなり悪条件下での試走になりそうな感じ。 フツー、スタッドレスタイヤの試走っていうと、もう典型的な積雪条件下で行ったりしますな。 「ていうか雪だるま作りたくなるよね〜」みたいな、真っ白でモフモフぎゅっぎゅっな積雪の上を、スタッドレスで気持ちよくブィィィ〜ン! みたいな。 また、氷結路面での試走となれば、もうホントにカッチカチに固まった平坦なコースの試走。 凍りすぎたスケートリンクをスタッドレスでジャリリリリ〜と、これもまた気持ちよかったりします。 ともあれ、どちらにせよ、スタッドレスタイヤの性能を真正面から検証するには最適。 「こんなに雪がたっぷり積もっていても云々」「ここまで凍っていても云々」と、非常に明瞭に判断できるからです。 一方、今回の路面状況は……積雪したり凍ったりしている路面に、けっこー雨が降って、その翌日、みたいな感じ。 少し走る毎にもう全然条件が変わってきて、ベチャベチャの路面もあれば雪の塊が凍った路面がありつつアイスバーンもあったり。 さらに場所を移動すると北海道らしい一面雪! の路面が出てきたりも。 そんな感じで「何でもアリ」といった路面状況。 スタッドレスタイヤの各種性能を、個別に検証するには悪条件です。 ただ、こういう「何でもアリ」の路面状況、スタッドレスタイヤの総合的なパフォーマンスをリアルに体感するには好条件でもあります。 真冬の関東圏あたりで積雪があると、都市部ではベチャッとしたシャーベット路面で、少し郊外に行くと凍結路面になり、道によっては積雪のある路面だったりと、まさに「何でもアリ」。 今回はソレに近い路面状況にて、最新「WINTER MAXX 02」を検証できるので、よりリアルな「WINTER MAXX 02」の実力がわかるようにも思います。 この日の旭川は例年より雪が少なく、ところによってアスファルトが見えているようなところも• 到着した日は気温が高くて雪が解けている場所もちらほら 北海道の人は速い〜! でも「WINTER MAXX 02」だと…… まず第一の目的地へ、北海道在住のカメラマンの案内で向かいます。 ソコまで向かうのに借りたレンタカーには、偶然にも従来型の「WINTER MAXX 01」が装着されていました。 そして運転手はワタクシ。 おーコレは安心の「WINTER MAXX 01」! へっへ〜、このタイヤなら楽勝。 しかし、先行するカメラマン氏、さっすが冬の北海道を走り慣れた道民。 はっ、速い〜! 悪条件の路面なのにヘーキでスイスイと行っちゃいます。 まあコチラのクルマは「WINTER MAXX 01」履いているとは言え、これだけ条件が悪いと少し無理すればそりゃ滑ったりもします。 加えて、久々の雪国ということもあり、加速や制動のタイミングがイマイチよろしくないので、時々滑って「あっ!」と一瞬の汗をかいたり。 試乗車は4WDの新型プリウス ともあれ、少々緊張&疲労しつつも、とりあえず第一の目的地へと到着。 ココで新型「WINTER MAXX 02」を履いたクルマへと乗り換えです。 車種はトヨタ・プリウス。 「よく走る」と評判の新型プリウスです。 クルマを乗り換えたら、再度カメラマンの案内で次の目的地まで走行。 ん〜、またもやカメラマン氏、速いな〜。 さっき「さすがスイスイ走りますね〜、もうちょっとゆっくりでも大丈夫ですヨ」と、それとなく「スピード落として先行してください」的メッセージを発信しましたが、受信されず伝達失敗。 頑張って追走しなくちゃ……。 鋭意目を見開き集中して走り始めて数分。 ん? あれ? おや? カメラマン氏にフツーについていけます。 ……そうか! こ、これは、ワタクシ内部に眠っていた北海道爆走能力が覚醒……ソレは違〜う! さっきより「滑る感じ」がナイ。 明らかにグリップがイイ。 あぁ、タイヤのせいだわコレ。 北海道の人はこんなちょっと解けたような雪の日でも躊躇なく走ります• あと、乗り換えたクルマが新型プリウスという要素も少しはあると思いますが、車種の違いからくる走行感の差異って印象でもありません。 結局、同じように走っても明らかに滑りにくく、グリップがイイんです。 特にブレーキ制動時の力強さは秀逸。 しっかり止まる感じ。 助手席にいた編集者も「やっぱ新型WINTER MAXX 02のほうがイイですね」と同感してました。 というわけで、イカスぞ新型「WINTER MAXX 02」! とか早々に思っちゃいました。 こういった新雪の道は全然不安なく気持ちよく走れます が! 走ってみたら軽く戦慄。 じつはアイスバーンが多々あります。 考えてみれば、昨日は溶けていた雪が、昨夜〜今日にかけて冷えて凍ったんですから、氷結路面になるのは当然です。 またタチの悪いことに、そのアイスバーンの上にうっすらと新雪が積もっていたりします。 さらに、まだ所々にシャーベット状の路面もあって、そのシャーベットの上にも新雪がフワリと。 一見雪かと思うとその下はツルツルのアイスバーン。 クルマから降りるとツルっと滑ってその存在に気が付かされます• 前日にできたわだちの中はツルツルの氷になっていたり、場所によってはシャーベットだったり 要するに、気を抜いて走っていると、突然、タイヤがアイスバーンを踏む! 時々シャーベット路面も踏む! 新雪に隠された、見えないトラップが多々あるような、そんな路面です。 恐らく、多くの人が「こういう路面状況ってサイアクだよな〜」と感じると思います。 神経がすり減る悪条件路面、みたいな。 ただ、そうわかって冷静に検証してみると、思ったほど滑らないんです。 というか、「あっ今アイスバーンに乗った!」「わっシャーベット!」とは感じるんですけど、そういう路面状況がタイヤから伝わってくるだけで、怖いとかヒヤッとする感じではナイ。 慣れてくると「あぁアイスバーンだな」くらいな平然とした気分で運転できます。 そのくらい、新型「WINTER MAXX 02」はシッカリとグリップしてくれます。 グリップするので滑らないわけで、最初はアイスバーンやシャーベットにビビってはいるんですけど、少しすると慣れて、平然と運転できるようになります。 新型「WINTER MAXX 02」の性能が雪道ドライバーのメンタルを安定させてくれた、とも言えます。 恐怖のソロバン路面! わー事故るッ! 滑らないという点で言えば、ちょっとビックリしたのが「ソロバン路面」での滑りにくさ。 積雪後の路面が、通過するタイヤで荒らされつつ溶けて、その状態で氷結した、凸凹のトゲトゲ路面みたいなヤツですな。 歩くのさえ危険なアレ。 タイヤがグリップしにくいので、よく事故の原因になったりもしている恐ろしい氷結路面です。 もう一種の「犯人不在の仕込まれた罠」と言えましょう。 信号待ちの車から滴った水が凍ってできる凸凹のソロバン路面。 タイヤの接地面積が減って滑りやすい上に、止まらなきゃいけない信号付近にできるからなおさらやっかい そういう路面でも新型「WINTER MAXX 02」はガッツリとグリップ。 新雪に隠されたソロバン路面が多々あったりするわけですが、無問題でした。 具体的には、急に路面状況が変わった雰囲気が伝わってくるので、「えっナニ? デコボコ?」とか思ってブレーキかけつつ様子見すると、結果的にソロバン路面だったりしたわけです。 でもその最中、しっかりとスピードが落ちつつ、ちゃんと止まるという感じ。 これまで恐怖の元凶だったソロバン路面。 絶対滑るだろうし、事故多発ポイントだったりもしました。 でも、新型「WINTER MAXX 02」だと「冬の路面状況のひとつ」として、恐れず冷静に対処できるようになります。 アイスバーンもシャーベット路面もソロバン路面も、「全然滑らない」と言ったら語弊がありますが、新型「WINTER MAXX 02」ならかな〜り安心しつつ対処できます。 そしてシッカリとグリップしてくれます。 結果、雪道で感じがちだった不安要素が多々取り除かれて、よりリラックスして楽しみつつ走れるようにもなると感じました。 剛性感があるから情報量も豊富 路面状況が刻々と変わる道は運転が疲れがちですが、WINTER MAXX 02だと路面状況がわかりやすいので肩の力が抜けます そんな北海道の(わりとサイアクな路面状況の)雪道を走っていて思ったのは、「コレってスキーシーズンの関東圏の道に似てるな〜」ということです。 雪が重く、所々湿っていて、軽く積もった新雪の下にはアイスバーンやシャーベット路面が隠れていつつ、交差点付近あたりはソロバン路面も隠されているという! あーヤだ! そんな路面、スキーシーズンの関東圏にはアリガチですな。 グループで行くと誰も運転したがらない感じ。 何しろ運転を任されると、路面状況にヒヤヒヤして走り、緊張で文字どおり筋肉が張り、目も頭も疲れちゃいます。 スキー場に到着するころにはグッタリ。 しかし、新型「WINTER MAXX 02」だと、そういう疲労をかなり軽減できると思います。 というのは、「走っていると路面状況がよくわかる」からです。 新型「WINTER MAXX 02」はタイヤの剛性感も十分にあります。 タイヤの剛性感は、走行時の「足元のシッカリ感」などに直結しますが、路面状況をより正確にドライバーへと伝える「情報量の増加」ももたらしていると思います。 実際に新型「WINTER MAXX 02」で走っていると、現在の路面がどういうものなのか、よくわかりますし、すぐわかります。 圧雪路面からアイスバーンに乗った瞬間、それに気付きますし、隠れたシャーベット路面を踏んだ瞬間も判断できます。 つまり、すぐに路面状況の変化がわかるわけで、ドライバーは刻々と変化する路面状況を逐一把握できるというわけです。 これがかなり大きな安心感につながっていると思います。 たとえば、路面状況に合わせて運転のしかたや、注意のしかたを変えられますしネ。 また、アイスバーンでもシャーベット路面でもソロバン路面でも、新型「WINTER MAXX 02」なら「滑らないハズ」と期待できますので、より余裕をもって雪道をドライブできます。 同時に、路面状況がよくわかるし、滑りにくいタイヤだということも知っている。 ので、ヤバげな路面状況であっても、かなりリラックスしつつ楽しみながらドライブできる感じ。 今までのスタッドレスタイヤから新型「WINTER MAXX 02」に履き替えると、いろいろな意味で「運転が楽しくなった!」と感じる人が多いハズだ、とワタクシは思います。 非常に高い氷上性能と雪上性能を持ち、ウェット性能やドライ性能にも優れ、さらに剛性の高さは路面状況を把握しやすいというメリットももたらしています。 そしてこのタイヤ、新軟化剤「しなやか成分」の配合により、これらの各種性能がより長期間維持されるようになった「性能長持ちタイヤ」でもあります。 高性能で長い期間使えるタイヤなので、降雪地域の人にも非降雪地域の人にもオススメできるタイヤだと思います。
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