【サンプル】Illustratorでロゴトレースしたロゴマーク 完全無料でロゴトレースするフリーソフト 無料のベクターソフトとしては、「Inkscape(インクスケープ)」が有名です。 Adobe Illustratorのようにベジェ曲線でロゴなどをトレース作成できます。 もう一つは「Potrace」というオートトレース(ベクター変換)のフリーソフトです。 両方のメリット・デメリットとダウンロードページをまとめました。 Inkscape(インクスケープ) インクスケープは無料ですので、Illustratorと比べると使える機能は少ないのですがフリーソフトとして考えると必要十分な機能は揃っていると言えます。 デメリットは、使えるようになってもIllustratorなどを使う仕事での依頼や就職などができない。 Illustratorほど利用者が多くないので、「ヘルプになる情報量がネット上に充実していない」などがあります。 Potrace 1. 15 released for AmigaOS 4. x - — Generation Amiga GenerationAmiga Raster to vector conversions with potrace and cocoapotrace. 変換精度はIllustratorのオートトレースと比べるとやはり劣ります。 しかし、無料のフリーソフトとしては十分がんばってると思います。 トレースではなく、オートトレース(画像の変換)ですので線がパスではなく「塗り」として変換されるので、変換データをそのまま使う感じになります。 変換後のベクターデータを「微修正して使う」などとなると、Illustratorでないとロゴトレースは妥協が必要になる点は、やはりフリーソフトの限界と言えます。 Adobe Illustrator CC安く購入する裏技 Adobe Illustratorが安く購入できれば十分、元が取れます。 実は、学生版(アカデミック版)のライセンスでIllustratorを購入すれば、激安でAdobe CC(Illustratorを含む全てのAdobeソフト)が購入できます。 この方法であれば、動画編集(AdobePremier)、DTP(InDesign)、ホームページ作成(Dreamweaver)などに必要な、Adobeソフトが全てついてきます。
次のIllustratorで写真トレスをする仕事がたまに来るので作業のコツをメモしておきます。 アドビ イラストレーター…通称イラレで写真をトレースするのは基本的には手作業になる、というのは過去記事の通りです。 とうじょうじんぶつ 阿豆らいち: らいち事務所の代表。 フリーランスのデザイナー。 色んな引き出しもってるフレンズ。 ミンスクさん: らいち事務所の作業アシスタントと経理を兼任している。 らいちの妻。 らいちが旅行中はバッチリ留守を守っていた。 Adobe Illustratorで写真をトレスする作業のコツ まずトレス対象の写真を用意します。 できるだけ背景は単一色の方が見やすいです。 次に画像を書類に配置します。 写真を書類にドラッグアンドドロップしても配置できます。 とりあえず中央に配置してみましょう。 終わったらレイヤーを動かせないようにロックかけておきます。 ここで、まずはトレス対象の写真をじっと眺めます。 意外と本当です。 ここでトレスの順番をや完成図をイメージしておくと後の作業が断然速いのです。 Illustratorにはレイヤーの順番の他に、オブジェクトの配置順というのがあって、同じレイヤーでも描いた順に上に配置されている感じになります。 オブジェクトの配置順も後から変えられますが、描くときに奥側から描いておくとラクなのです。 覚えましょう。 )して少し調整して下の黒いとこを作って もう一回前面にペーストして調整し、本体部分を完成させます。 そしたら中心のラインを描いて 二つの穴を描いて ホイール描いたらペンでのトレスは完成です。 次は色を塗ります。 色塗りは手前から順にやるとラクです。 ホイール塗って 薄いグレーと中間のグレーを塗って 一番下の濃いグレー 元の写真レイヤーを非表示にして… 完成! このマウスはベクターで描かれているので、大判ポスターサイズに拡大してもフチがモヤっとしないわけです。 トレスには上記以外にも色々な方法があるのですが、トレス職人たちは日々、このような作業を行っているのです。 あまりトレス作業には使われない 自動トレース機能も、場合によっては効果的な使い道があるので、次のこちらの記事にて解説します。 トレスに使用しているマウスはコチラです。
次のトレースをすると、画力が下がるって本当でしょうか? 結論から言うと現在のwashioの考えでは トレースばかりしていると画力は下がります。 しかしwashio個人の考を言葉を選ばずに言うと、画力が下がったってトレースをしてカタチがとれればいいじゃん!てことです。 私自身の話しで恐縮ですが、昨年末から続けてお仕事をいただいて、納期も比較的短い依頼だったのでいくつかの作品はトレースをしました。 トレースをした作品を数点描き上げ、そして自分のための作品取り掛かると、やはり思っていた通りはかどりません。 ご依頼をいただいていた作品はすべて鉛筆画で、お客様にお持ちいただいたスナップ写真から起こしたものでした。 パソコンに取り込んで画像を修正して、作品のサイズにプリントアウト。 それをトレース台で写して、本描きに入るのですが、鉛筆画の特徴の細密に描いたところを好まれたご依頼だったので、細かいところまで正確にトレースして描き始めました。 写真の濃淡やカタチを最優先にして描き進め、後半に人物の表情や景色の陰や光を強調させて体裁よく仕上げるやり方をしたため、人体の構造なんてものはほとんど頭になく描き進めました。 そんな仕事を数カ月続けると、デッサン力はかなり落ちてきます。 トレースを使い分けよう お客様からのご依頼は、お客様のご希望が最優先なので、自分の画力だとか作品のストーリーなどは別物です。 色々な絵の描き方、絵描きの姿がありますが、人それぞれでいいと思っています。 特に細密画などは正確さが大切ですし、時間があればじっくり物や写真を目で見ながら、鉛筆を走らせればよいのですが、時間が限られている場合はトレースが良いでしょう。 私はお客様からのご依頼はほぼトレースを取り入れます。 ただキャンバスにトレースをして描こうと思うと、トレース台が使えないしトレーシングペーパーなどを使ってまでトレースするのはいかがなものかと思い、モノや写真をしっかり見ながら描きますし多かれ少なかれデフォルメするので、トレースしたとしてもかなりトレースとは違うものになるため、意味はなくなってしまうと思いますが、納期までの時間が短い時などは、応急手当としてレースする場合もあります。 ですので作品の特徴を考えてトレースを使うようにしています。 しかし画力(デッサン力)が下がるのは良いことではないので、時間がとれるとアトリエの石膏像を描くようにしています。 デッサンの練習はしましょう 先ほども触れましたが、石膏像は一体持っているとよいと思います。 私はジュリアーノ・メジチの半面(面取り)を持っていますが、面取りした石膏像のほうが、当たり前のようですがはっきりと光から陰にうつるポイントがわかり勉強になります。 美大や絵画教室で学んだことが全くないので、こうしたアイテムは自分の画力を落とさない大きな武器になります。 そして現代はパソコン・タブレットなどが利用できる時代です。 こうした武器を使わない手はありませんので、大いに活用しましょう。 以前の記事でもご紹介しましたが、スマホアプリの 「」はとても良くできたアプリです。 現在では 「ArtPose Pro」という2人までモデルを追加出来て男女も切り替えられる進化したものもあるそうです。 washio的トレース方法 私がトレースをするときは、もちろん普通のトレース台を使うことがほとんどですが、麻張りキャンバスにトレースしたい時などは、一般のトレース台の光量では、ほとんど見えなくてトレースることが出来ません。 キャンバスに鉛筆画というのはありませんが、仕事で急ぎの時は簡単にトレースしてから描き始めるのがとても効率的ですので、キャンバスにトレースすることもあります。 その時は山田照明のZ-LIGHT LEDデスクライト使います。 とても子供じみた使いかたですが、これがとても良いのです。 試用する写真などを希望のサイズにプリントアウトして、キャンバスの裏にはりつけ、Z-ILGHTを背後からあててトレースすると、トレース台では全くと言っていいほど見えなかったものが、しっかり見えてきます。 木炭などを使いトレースすると、とても短時間であたりが取れます。 これもお客様からのご依頼で時間がないときなどは重宝するやり方です。 お客様からのご注文にお応えするのに邪道も何もありません。 お客様の満足を得るためにはいろいろな方法を考えましょう。 まとめ トレースをすると画力が下がるというのは、トレースでしか絵を描かなくなるとデッサン力はどんどん下がると言うことです。 自分の作品がトレースだけで満足いけばそれはそれで良いと私は思っていて、画家がどのような方法で作品を作り上げるかはその画家の自由です。 トレースで描いている絵描きなんてダメだと言っている、仕事の無い画家の意見は無視しましょう。 おススメ トレースを続けていて、人の顔や体カラダが描けなくなったら石膏像を描くのもいいのですが、手っ取り早く感を取り戻すには、この本を頼りにします。
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