自動車保険に加入していなければ自己負担額は230万円になります。 自賠責保険で補償されるのは相手のケガで120万円までです。 万が一に備えて、自動車保険への加入をおすすめします。 自動車保険に加入するタイミングはいつ? 車を購入し納車日が決まったら、納車当日から補償が開始されて安心して運転できるように納車前に自動車保険への加入手続きを完了させておきましょう。 代理店型の自動車保険なら代理店で、ダイレクト型の自動車保険ならインターネットや電話で加入手続きを行います。 ただ、加入する保険会社や選択した支払方法によっては補償開始までにかかる時間が異なりますので、加入手続きは余裕をもってなるべく早めに済ませておくと安心です。 万が一、納車日後に自動車保険に加入することになってしまった場合、納車されてから補償開始となるまでの間は自賠責保険のみに加入している状態となります。 この自賠責保険は人に対しての補償額には限度があり、物に対しての補償は対象外です。 このような状態で事故を起こしてしまうと高額な賠償責任を命じられる可能性があるため、非常に危険なので注意しましょう。 「保険始期日」…補償が開始される日のこと 納車前に加入手続きを済ませましょう 保険料が発生するのは保険始期日からなので、納車前に加入手続きをしても保険始期日を納車日に設定しておくことで保険料を多く払うということはありません。 車が手元になくても加入手続きできるの? 自動車保険は納車前で車が手元にない場合でも、加入する車の情報があれば申込みをすることができます。 必要な情報は自動車検査証(以下、車検証)に記載されています。 車検証は納車日に車とともに購入者に引き渡しとなりますが、一般に納車日の数日前には車を購入した販売店に到着しています。 自動車保険の申込みに必要な情報を教えてもらったり、販売店から車検証のコピーをもらったりすることで納車日より前に自動車保険の加入手続きを進めることができます。 また、車を購入した販売店で紹介された自動車保険にそのまま加入してしまう方が多くいらっしゃいますが、紹介された保険が必ずしもご自身に最適な保険とは限りません。 どんな補償をつければ安心なのか、どんな目的で車を運転するのかなど自動車保険選びのポイントはさまざまです。 各保険会社のホームページやパンフレットを見て、自分に必要な補償やサービスをしっかりと確認しておきましょう。 保険会社選びのポイント 『ダイレクト型と代理店型の違いは?』 自動車保険には、保険会社のホームページや電話などを通じてご自身で申込む「ダイレクト(通販)型」と自動車販売店などの代理店で申込む「代理店型」の2種類があります。 それぞれの特徴とメリット、デメリットについてご説明していきます。 ダイレクト型 ダイレクト型は、保険会社のホームページや電話などからご自身で直接申し込みます。 保険会社によって加入手続きの方法は異なりますが、契約する自動車の型式や運転者の年齢、使用目的などの情報を入力し、カバーしたい補償の範囲を選んで、ご自身が納得した保険を申し込むことができます。 インターネット上で手続きを行う場合、24時間いつでも申込みできることが魅力的です。 なお、選択した保険会社によっては最短で申し込んだ翌日には補償開始となることもあります。 メリット 保険のプロなので補償内容に問題ないかなどを判断してもらえることはもちろん、加入手続きも代理店の担当者が行うためほとんど手間がかかりません。 さらに、万が一事故に遭ってしまった場合は、代理店によっては契約時と同じ担当者がサポートしてくれることもあります。 デメリット ダイレクト型の自動車保険と比べ、店舗運営費・代理店手数料・人件費のコストがかかっているため、その分が保険料に影響してくることになります。 また、わざわざ代理店に足を運んだり、代理店の担当者に来てもらったりする必要があります。 以上のように、ダイレクト型と代理店型にはそれぞれメリット・デメリットがあります。 保険料をなるべく抑えたい場合はダイレクト型を、対面で専門スタッフにサポートしてもらいたい場合は代理店型を選ぶといいでしょう。 また、ダイレクト型は安いから事故対応が心配だという声もありますが、どちらも事故後のサポートに差はありません。 重視する点は人それぞれ違うので、ご自身に合った方法で自動車保険への加入を検討しましょう。 自動車保険の平均保険料 年齢別の平均保険料 自動車保険に加入する際、最も気になるのが保険料ではないでしょうか? はじめてSBI損保の自動車保険に加入された方の平均保険料をご覧ください。 はじめてSBI損保の自動車保険に加入された方の平均保険料 AEBとは衝突被害軽減ブレーキを指します。 車種、型式 損害保険料率算出機構により、自動車の型式別に「保険料率クラス」が段階別で決められています。 リスクが高いと評価されると段階が上がっていき、段階が上がれば上がるほど保険料が高くなる傾向にあります。 運転者の範囲 補償対象者となる運転者の範囲によって事故を起こす可能性は変わってきます。 保険会社によって異なりますが、「本人限定」「本人・配偶者限定」「家族限定」「限定なし」の4種類で設定されていることが多いようです。 「限定なし」を選択した場合は、運転者が不特定多数になり事故発生率が上がると考えられているため保険料は高くなります。 運転者の年齢 20代の方は運転技術が安定していないことなどから事故を起こすリスクが高いと考えられているため保険料が高くなる傾向があります。 なお、運転技術が安定してくる30代、40代は保険料が安くなることが多いですが、高齢者の場合はここ数年で事故が数多く発生していることもあり、保険料は比較的高く設定されています。 運転免許証の色 補償対象となる車を主に運転する方の運転免許証の色に応じて保険料を算出する場合があります。 保険会社によって異なりますが、運転免許証の色が「ゴールド」だと保険料が割引になることが多いようです。 車の状態 新車は中古車と比べ、安全装置などを搭載していることも多いため安全面で優れているとみなされ、保険料が割引になる場合があります。 使用目的、走行距離 通勤・通学で毎日車を運転する場合や走行距離が長ければ長いほど、事故が起こる可能性が高くなるため比較的保険料が割高になります。 しかし、週末の買い物でしか運転しないなどの場合は安くなることがあります。 ノンフリート等級 等級は1〜20等級に分かれており、初めて自動車保険に加入する場合は6等級または7等級からはじまるのが一般的です。 1年間事故を起こさなかった場合は、1等級ずつ上がっていきます。 この等級の数字が大きくなるほど、割引率が高くなるため支払う保険料は安くなります。 ただし、事故を起こしてしまうと等級が1〜3等級下がってしまうため、保険料が割増になることもあります。 まだ運転に慣れず単独事故の心配がある方や、道幅の狭い道路や自転車の多い道路を走行することが多い方は、補償範囲が広い「一般車両」の選択がおすすめです。 保険料の安さだけでなく、自分が補償したい範囲を確認したうえで契約することが大切です。 高級車や新車の場合など対象となる車によって、あるいは、各人の補償に対する考え方によって、加入の必要性も出てきます。 ご自身の車の状態と事故が起こった際にどこまで補償されれば安心できるかを考えて、車両保険の加入を検討しましょう。 2 対人賠償保険の補償は「無制限」で加入する 対人賠償保険は、他人をケガ・死亡させてしまい損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険の保険金額を超えた額の保険金が支払われるものです。 もし、対人賠償責任保険を選択していないと、自賠責保険の保険金額を超えた額はすべて加害者が支払う必要があります。 近年の裁判では億単位の損害賠償を命じられることも多いため、保険金額は「無制限」にして加入しておくと安心です。 3 対物賠償保険の補償は「無制限」で加入する 対物賠償保険は、建物や相手の車などを壊してしまい賠償責任を負った場合に、保険金が支払われるものです。 こちらも対人賠償保険と同様に、裁判では億単位の損害賠償を命じられることも多いため、保険金額は「無制限」にして加入しておくと安心です。 4 搭乗者傷害保険と人身傷害補償保険への加入 搭乗者傷害保険 補償対象となる車の事故によって、乗車中の方が亡くなったりケガをされたりした場合、死亡保険金、後遺障害保険金、医療保険金などが支払われる保険です。 保険会社によって補償内容やケガに関する保険金の支払われ方が、「日数払」か「部位症状別払」によって異なりますので、加入を検討している保険会社の約款をしっかりと確認し、契約の際にはご留意ください。 人身傷害補償保険 補償対象となる車の事故によって搭乗中の方が亡くなられた場合やケガをされた場合に、治療費や休業損害・逸失利益などを補償する保険です。 搭乗者傷害保険 人身傷害補償保険 補償の範囲 ケガの部位や程度によって あらかじめ決められた保険金額 過失割合に関係なく損害額の支払い 支払方法 定額 実損額 支払時期 即時 後払い 搭乗者傷害保険に加入しておくと死傷事故があった際に、ご自身や同乗の家族の保険として手厚くなるため安心です。 加入している生命保険などでカバーできる部分もあります。 自動車事故は後遺障害を伴った重度のケガとなってしまうリスクもあるため、それぞれの保険の補償内容をしっかり理解して搭乗者傷害保険が必要かどうかしっかり検討しましょう。 また、下図はSBI損保における搭乗者傷害保険と人身傷害補償保険の保険金額の選択状況を表しています。 家族状況やどんな補償を重視するのかなどにより、選択すべき保険金額は異なりますので、最適な保険金額を選びましょう。 ご契約のお車が偶然の事故によって壊れてしまった場合に自己負担額を差し引いて修理費用をお支払いします(車両保険の保険金額が限度となります)。 ただし、実際の修理費用が車両保険金額を上回った場合や盗難など修理することができない場合は、車両保険金額を全額お支払いします。 保険金額について ご契約のお車と同一の用途・車種・車名・型式・仕様・初度登録(検査)年月の自動車の市場販売価格相当額をご案内いたしますので、その範囲内で保険金額としてお決めください。 ただし、お車によっては車両保険をお引き受けできない場合がありますのであらかじめご了承ください。 車両自己負担額 保険料 10-10万円 67,070円 5-10万円 72,630円 5 車対車免0 -10万円 75,140円 0-10万円 81,080円 保険料算出の条件等 記名被保険者の年齢:29歳、保険始期:平成31年3月、車名:トヨタ プリウス、型式:ZVW52、型式別料率クラス:車両4・対人3・対物3・傷害4、初度登録年月:平成30年10月、使用目的:日常・レジャー、ノンフリート等級:6S等級(事故有係数適用期間0年)、年齢条件:26歳以上補償、インターネット割引、証券不発行割引、ゴールド免許割引、新車割引、セーフティ・サポートカー割引、運転者本人・配偶者限定、記名被保険者の住所:東京都、 対人賠償保険:無制限、対物賠償保険:無制限、人身傷害補償保険(自動車事故補償):5,000万円、無保険車傷害保険:2億円、自損事故保険:1,500万円、搭乗者傷害保険:1,000万円、車両保険種類:一般車両、車両保険金額:375万円、払込方法:一括払、契約形態:継続契約以外 次に、どのようなオプションがあるのかご紹介します。 選べる補償(オプション) プラスカバーで安心の特約を各種ご用意しています。 個人賠償責任危険補償特約 SBI損保では、特約を数多くご用意しております。 それぞれの特約の内容をよく確認し、ご自身がどんなオプション補償が必要なのかしっかりと検討したうえで選択しましょう。 事故にあったらどうしたらいいの? もし事故が起きてしまったら、ケガ人がいる場合はすぐに救急車を呼びます。 ケガ人の救護が最優先です。 そのあと警察へ連絡し、事故の相手の情報を確認して、保険会社に事故連絡をしましょう。 SBI損保では年中無休でお客さまからの事故のご連絡に備えています。 事故の解決までしっかりと、SBI損保の専任スタッフが懇切丁寧にお客さまをサポートします。 また、事故後の不安を1日も早く取り除くために、安心で便利なサービスもご用意しております。 専任スタッフによる示談交渉 対人・対物の賠償事故が発生した場合、人身事故・物損事故のそれぞれにプロの専任スタッフがチームで連携して対応します。 SBI損保がお客さまに代わって示談交渉を行いますのでご安心ください。 お客さま訪問サービス 死亡事故や入院事故など、突然の交通事故で不安になられているとき、平日・休日を問わずスタッフがお客さまのもとにうかがい、必要な対応や書類について丁寧にご説明させていただきます。 被害事故相談サービス お客さまが被害に遭われた故に関する相談についても、専任スタッフが親身に細やかなアドバイスをさせていただきます。 自動車保険の等級制度って何? 過去にも恐縮ながら保険を使わさせていただきましたが、その際も迅速に対応いただけました。 今回は飛石という不可抗力で…悩んだ末、車両保険を使用させていただきました。 飛石でケガも全くありませんでしたが、「お怪我はありませんか」「お怪我がなくて良かったです」等、気遣いのお言葉もいただき嬉しかったです。 連絡したその日のうちに修理工場に連絡してくださり、保険金支払いも迅速に行っていただき大変感謝しております。 ある程度の年代の人は通販型自動車保険を不安に思うこともありますが、自信を持ってまわりの人にもお勧めできる企業だと思っています。 保険料もお手頃で、素早い対応で、本当にこの世にSBI損保さんがあって良かったな、と思います。 ファンの一人として、ますますの貴社のご発展をお祈りしています。
次のもくじ• 車両保険とは 車両保険とは、自分の車の修理費等を補償してくれる保険です。 車同士の事故で契約車両が壊れた場合の修理費の他、盗難やいたずら・落書きの被害に遭った、飛び石でガラスにひびが入った、洪水で車が水没してしまったという時にも利用することができます。 車の修理費用や再購入費用を用意するのは厳しいという場合に役に立ちます。 車両保険の2つのタイプ 車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2つのタイプが用意されていることが多いです。 「エコノミー型」は「一般型」よりも補償範囲が狭い代わりに保険料が安くなるのが特徴です。 具体的には、「エコノミー型」はガードレールにこすってしまったというような単独事故、自転車との衝突で傷がついた、当て逃げされて相手がわからないといった場合には補償されません。 また、詳細な補償内容についても保険会社によって異なる場合があります。 詳しくは保険会社または代理店にお確かめください。 車両保険は一般型とエコノミー型の2つの種類から選べるようになっていることが多いです。 補償範囲の広い一般型と保険料が安いエコノミー型という違いがありますが、具体的にどのように違うのでしょうか?また、一般... 車両保険を使うと等級はどうなる? 車両保険を使った場合、事故の内容によって等級が3等級あるいは1等級ダウンします。 対車との事故や単独事故では基本的に3等級ダウン、盗難やイタズラ、自然災害、飛び石などでは1等級ダウンとなります。 等級が下がると保険料が上がってしまいます。 そのため、車の修理費用が数万円の場合などでは、翌年からの保険料の値上がりを考えると車両保険を使わない方が得ということも起こりえます。 車両保険を使うか使わないのか判断に迷うという場合には、保険会社に車両保険を使った場合の保険料の値上がりについてシミュレーションを出してもらうとよいでしょう。 車両保険は必要? 事故相手からの賠償金で支払われるから不要では? 事故相手が自動車保険に加入している場合、相手の対物賠償から保険金の支払を受けることができます。 しかし、それだけでは車両保険が不要であるということはできません。 まず、自分側に過失がある場合を考える必要があります。 自分に過失がある場合、過失相殺によって自分の過失割合分までは相手側から支払われません。 もちろん0:10で自分が被害者である事故もありますが、自分に過失がある事故は絶対に起こさないと言い切れる人はいないのではないでしょうか。 また、そもそも事故相手が存在しないというケースや事故相手がわからないケースも考えられます。 自損事故を起こしてしまった場合や自然災害の場合、当て逃げされて相手がわからない場合、盗難にあって見つからない場合などが当てはまります。 こうした場合、相手から賠償金を受け取るという考え自体が成り立ちません。 車両保険をつけておけば、上で挙げたような自分に過失割合がある場合や相手がいない場合でも、保険金額を上限として保険金を受け取ることができるのです。 詳しくは保険会社または代理店にお確かめください。 自然災害にも備えられる 近年、台風や豪雨による洪水など自然災害による被害が多く発生しています。 例えば洪水で車が水没してして故障してしまった場合、その修理費用を賠償してくれる人をおらず自分で負担しなければなりません。 このようなケースでも車両保険があれば保険金を受け取ることができます。 なお、地震・噴火・津波については車両保険では補償を受けることができません。 一部の保険会社では、地震・噴火・津波で車が全損した場合に一時金を受け取れる特約を用意している場合もあるので、これらに備えたい場合にはそうした特約がある保険会社を検討してみるのもよいでしょう。 日本では台風や局地的な豪雨、地震、大雪など様々な自然災害が発生します。 こうした自然災害で車が被害を受けたとき、車両保険で補償は受けられるのでしょうか。 各自然災害での補償の有無についてそれぞれ紹介します... 車両保険の加入率 それでは、実際どれだけの人が車両保険に加入しているのでしょうか。 によると、2019年3月末時点の保有車両数に対する任意保険の車両保険普及率は45. ただし、共済の数字は含まれていないので、実際の普及率はもう少し上がります。 また、これは営業用の車なども含んだ数字です。 用途車種を限定した場合、自家用普通乗用車では61. 約半数の人が車両保険に加入していないのは、対人賠償や対物賠償と違って車両保険をつけないからといって1億円を超えるような賠償額を自分で抱えるというリスクは負わないということ、購入から年数が経っている、中古車を購入したなどの理由で十分な保険金額を設定できないことなどが理由として考えられます。 車両保険はいつまでつける? 当サイト「保険の窓口インズウェブ」のご利用者のうち、車両保険の種類(「一般」、「車対車プラス限定A(エコノミー)」、「無し」)の選択割合を車の初度登録経過年数別にまとめました。 初度登録年から年数を経るにつれて車両保険を付帯する割合が減っていることがわかると思います。 8年以上では、そもそもつけられないことも増えるというのもありますが、車両保険をつける割合がぐっと低くなります。 一つの参考にしてみてください。 あくまで参考数値としてご覧ください。 新車を購入した場合、多くの人が車両保険にも加入します。 しかし、車両保険の保険料は高く、補償される金額も年々減少していくのでいつまで車両保険をつけておくのか悩むところです。 車両保険にいつまで加入するの... 車両保険の判断基準 自分の車に車両保険が必要か否かの判断はどのようにすればよいのでしょうか。 以下に判断基準の一例を紹介します。 参考にしてみてください。 車の時価額が高いか否か 車両保険の保険金額(支払われる保険金の上限額)は契約時の車の時価相当額によって決められています。 中古車や10年を超えて同じ車に乗っている場合は車の時価相当額が下がっているので、車両保険を使う段になっても支払われる保険金が十分でないということもありえます。 そういう場合は車両保険をつける必要はないかもしれません。 新車を購入した場合、車両保険をつける人は多くいますが、中古車を購入した場合は車両保険をつけるべきか迷う人も多いようです。 中古車であっても車両保険をつけた方がよいのはどのような場合か紹介します。 また、車... 貯蓄が十分にあるか否か 高額な修理費用や再購入費用に対して貯蓄で問題なく支払うことができるのならば、車両保険はつける必要がないかもしれません。 保険は期待値で考えるとマイナスですが多くの人が加入しています。 それは、万が一の時のリスクが大きく、個人が持つ資産ではカバーすることが困難だからです。 逆に、高額な修理費用や再購入費用というリスクを個人でカバーすることができるのであれば、車両保険は不要と考えることができます。 ローン残高が残っているか否か 自動車をローンで購入した場合で多額のローン残高が残っている場合は車両保険に加入したほうがよいでしょう。 仮に車が全損し再購入が必要になった場合に、車両保険に加入していた場合は元の車のローンの返済費用に充てることができますが、車両保険に加入していなかった場合は、元の車のローンの返済に加えて新しい車の購入費用も支払う必要が生じます。 新しい車を購入しない場合でも、車が廃車になったのにローンは変わらず支払う必要があるという状況になります。 車を日常的に使うか否か 車を日常的に使う、公共交通機関などの代替交通手段が使いにくいという場合は車両保険の必要性が高まります。 万が一の時にお金が足りず、いつまでも車がつかえない状況が続くのは相当の不便を強いられます。 車が生活の必需品に近い場合は車両保険の加入を積極的に考えた方が良いでしょう。 車両保険を安くするには 車両保険は必要だけど保険料は少しでも安くしたいという方のために、保険料を抑える方法を紹介します。 「エコノミー型」を選択する 既に紹介していますが、車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2つのタイプがあります。 「エコノミー型」にすることで補償範囲は狭くなりますが保険料は「一般型」と比べて安く抑えることができます。 ただし、「エコノミー型」にすると自損事故や当て逃げなどで補償を受けることができないので、それらのリスクにも対応したいという場合は「一般型」を選択して下さい。 必要な補償を削ってまで保険料を下げることはお勧めしません。 免責金額とはいわば自己負担金額です。 例えば免責金額が5万円で車の修理費用が30万円の場合、5万円は自己負担し、残りの25万円は保険金が支払われます。 免責金額が高い(=自己負担金額が多い)と、保険会社の支払額が減るので保険料も安くなります。 免責金額は多くの保険会社で1回目の事故と2回目以降の事故の組み合わせであらわされます。 例えば、「0-5万円」の場合、1回目の事故は免責金額が0円で2回目以降の事故は免責金額が5万円、「5-10万円」の場合、1回目の事故は免責金額5万円、2回目以降の事故は免責金額10万円という具合です。 等級のことを考えて少額の修理では車両保険は使わないと決めている場合も、免責金額を「5-10万円」や「10-10万円」など高く設定しておくと保険料を安くできてお得でしょう。 自動車保険に車両保険を付帯するときに決める必要があるものに「免責金額」があります。 何やら硬い感じの言葉と「0-10万円」のような二つの数字が書いてあり、意味がよくわからないという方もいるのではないでし... 一括見積もりで保険料が安い会社を探す 車両保険料を直接安くする方法ではありませんが、で全体の保険料が安い会社を見つけることができれば、結果として保険料を抑えるという目的は達成できます。 自動車保険は同じ補償内容であっても保険会社によって保険料が異なります。 「代理店型自動車保険」と「ネット型自動車保険(ダイレクト型自動車保険、通販型自動車保険)」の差だけではなく、「ネット型自動車保険」の間でも保険料の違いがあります。 一社一社個別に見積もりを取ってもよいのですが、時間がかかりますし、同じ内容を何度も入力する必要があります。 自動車保険一括見積もりサービスを利用すれば、一度の入力で複数の保険会社の見積もりをとることができるので、簡単に保険料の安い保険会社を見つけることができます。
次の旧車で車両保険に加入しようと思ったけど、加入が断られてしまった、という経験をした方もいるかもしれませんね。 なぜ加入できなかったのでしょうか? 一般的に車両保険を付帯できない場合に• 初年度登録から一定期間経過している• 車両料率クラスが9(17)• 車両保険金額が1,000万円以上• 保険金を何度も請求した が挙げられます。 初年度登録から一定期間経過している 経過期間は保険会社によって差がありますが、主に1 5~20年以上初年度登録から経過していた場合、付帯することができない場合が多くなります。 車両保険金額は 時価によって決まっていますが、 旧車では時価が付かない場合もあり、車両保険を付けることができなくなってしまうのです。 車両料率クラスが9(17) 車両料率クラスの数字は事故のリスクが高い車種ほど数字が大きくなっています。 車両料率クラスが9(17)となる場合はリスクが最大レベルとなるため、車両保険を付けることができない可能性が高くなります。 車両保険金額が1,000万円以上 車両保険金額が 1,000万円を超えるものは高級車です。 高級車が事故を起こした場合、費用は高額となることが多く、保険会社にしてみれば負担の大きい車両保険となってしまうのです。 そのため、保険会社によっては加入を断られてしまいます。 保険金を何度も請求した 事故を起こすと保険金を請求すると思いますが、これを同じ年に 3回以上請求した場合、車両保険の付帯、また自動車保険自体の契約を断られる場合があります。 この場合、車両自体には問題はありませんが、車両保険に加入できなくて困ってしまう事になるため、日ごろから事故を起こさないように安全運転を心がけるようにしましょう。 旧車で車両保険に加入した場合、保険料はどれくらいになるのでしょうか? 以下の条件で見積もりを行ってみました。 車種:プリウス• 初年度登録:2005年1月• 年齢:40歳• 運転者年齢条件:30歳以上• 等級:18等級• 運転年間走行距離:5,000~10,000㎞以下• 運転者限定:本人または配偶者限定• 免責金額:1回目5万円・2回目以降10万円• 車両保険金額:50万円 アクサダイレクトで見積もりを行った結果、保険料は 37,230円という結果になりました。 保険料自体は高くないと言えますが、車両保険金額が最大で50万円までだったため、やはり金額の低さが気になるところです。 新車を購入したばかりの場合、多くの方が車両保険を付けるのではないでしょうか?その後何年ほどで車両保険を外したらいいのか、タイミングに悩む方も多いと思います。 ベストなタイミングはあるのでしょうか? 車両保険を外すタイミングとしては、 7~9年くらいがベストと言えそうです。 外すタイミングの目安として、• 1~3年目:一般型• 4~6年目:エコノミー型• 7年目以降:車種によって外す となります。 新車から3年目くらいまでは 一般型にし万全の備えとし、4~6年目では エコノミー型にすることで、保険料を抑えつつ事故に備えます。 7年目以降は自分の車の車両保険金額がどれくらいになるのかを調べ、50万円を目安に付帯するかどうかを決めることをおすすめします。 このように、車種によって車両保険を外すベストなタイミングは変わってきます。 何となく車両保険を付け続けるのではなく、しっかりと調べてベストなタイミングを見極めるようにしましょう。 かなり古い旧車の場合、 クラシックカー保険に加入してしまうのもおすすめです。 チャブのクラシックカー保険に加入する際の条件として、• 製造から25年以上• 年間走行距離5,000㎞以下• 通常走行が可能 などがあります。 また、車両保険を必ず付帯する必要があります。 等級や事故有係数は加入している自動車保険のものを引き継ぐことができますよ。 さらに、1975年以前に製造された旧車の場合、年間走行距離は2,000㎞以下と少なくなりますが、保険料は20%割引となります。 15~20年ほどの旧車の場合加入できませんが、 25年以上経過している旧車の場合加入できるので、普通の車両保険に加入できなかった場合、クラシックカー保険への加入を検討してみるといいかもしれません。 いかがでしたか?ここでは旧車の車両保険について詳しくご紹介しました。 ここでご紹介したことは、• 車両保険に加入できないのは、初年度登録から一定期間経過している・車両料率クラスが9(17)など• 旧車の車両保険のデメリットは、車両保険金額が修理代より低くなることが多い・経済的全損となる可能性が高い• 旧車の保険料は高くはないが、車両保険金額が低い• 旧車に車両保険が付けたい場合、車両保険超過修理特約をつける・クラシックカー保険に加入する になります。 長年乗っている車には愛着がわいてしまい、年数が経過しても乗り続けたいと考える方もいるかと思います。 しかし、旧車になってしまうと車両保険が付帯できない、車両保険金額が少ない、などの問題点が出てきてしまうのも事実です。 旧車に車両保険を付けたい場合は車両保険超過修理特約をつける 、クラシックカー保険に加入するなどして愛車に乗り続けてさらに万一に備えることをおすすめします。 ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。 興味のある方はぜひ参考にしてください。
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