更年期 太り やすい。 更年期太りには、漢方薬がおすすめ?太くなる二の腕、ウエストを元に戻したい!

5キロ痩せたい!50代は痩せにくい更年期だけどどうすればいいの?

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「昔と同じ生活をしているのに、いつの間にか二の腕やおなか回りが太くなって去年の服が入らない・・・」なんてことはありませんか? 「更年期太り」という言葉がありますが、更年期に太りやすくなることはあるのでしょうか? 更年期を迎えた女性は、ホルモンバランスが乱れることで、心と身体に大きな変化があらわれるものです。 今回は、「最近、太りやすくなってしまった」と感じている人や、昔と同じ方法では体重が減らなくなってしまった人に向けて、無理なく体形を整える効果的な対策をご紹介していきます。 まずは、痩せていたころの身体と今の身体では、何が違うのか? 太りはじめたその原因を理解しながら、更年期に合った対策を始めていきましょう。 <目次>• ・ 女性は40代になると更年期太りがはじまるってホント? 更年期とは、閉経の前後5年の時期のことを指します。 閉経の平均は50歳ごろなので、女性は、40代から50代に更年期をむかえることになります。 総務省統計局のデータによると、この年代の女性の平均体重は、年を重ねるごと増加する傾向にあります。 やはり、40代以降の更年期の女性は太りやすいといえますね。 日本人女性の平均体重・平均身長 体重 身長 30代 53. 7kg 158. 3cm 40代 54. 6kg 157. 8cm 50代 55. 2kg 155. 9cm 出典:総務省統計局「日本の統計 2016」 更年期になるとなぜ太る?まずは原因を知っておこう 更年期になると太る原因は、大きく二つあります。 一つ目の原因は、加齢に伴う筋肉量の減少で、二つ目の原因は、女性ホルモンの低下などによって起こる身体の調節機能の低下です。 特徴を理解して太りにくい身体づくりをしていきたいですね。 それでは二つの原因について詳しくみていきましょう。 加齢に伴う筋肉量の減少 筋肉量が減ると、1日の基礎代謝量が減少してしまいます。 よく耳にするこの基礎代謝とは、人が生きていくうえで消費される必要最小限のエネルギー代謝量のことです。 「全く動かない状態で消費されるカロリーの量」なので、基礎代謝が高ければ太りにくく、低ければ太りやすくなります。 加齢とともに筋肉量が減少すると同時に、基礎代謝量も少なくなり、その結果太りやすくなってしまうのです。 厚生労働省のデータからも、日本人女性の基礎代謝量は、加齢とともに減少することがわかります。 日本人女性の平均基礎代謝量 1日の基礎代謝量 30歳~49歳 1150 kcal 50歳~69歳 1100 kcal 70歳以上 1020 kcal 参照:厚生労働省e-ヘルスネット 女性ホルモンの低下 女性ホルモンのエストロゲンは脂質代謝に関連しており、コレステロールを適切に調節してくれています。 閉経してエストロゲンが減少すると、悪玉コレステロールが上昇しやすくなり、食生活や年齢因子とは別に内蔵型肥満になりやすいといわれています。 「抗肥満ホルモン」と呼ばれるレプチンというホルモンは脂肪細胞から分泌されて、脳の満腹中枢に作用し食欲を抑制します。 エストロゲンはレプチンの分泌を促進し、逆にレプチンはエストロゲンの分泌を抑えるという関係がありお互いに調節しているといわれています。 閉経してエストロゲンが減少すると、レプチンとの調節バランスが崩れて満腹中枢に影響を及ぼしている可能性があります。 更年期で太ってしまったらどうすれば?対策の基本 更年期が原因で太ってしまっても、その対策は通常のダイエットと同じで、運動と食事が基本となります。 運動 基礎代謝は、筋肉・肝臓・脳がそれぞれ約2割ずつ消費しています。 そのうち、自分で鍛えることのできるのは筋肉です。 筋肉を鍛えるために、ハードな筋肉トレーニングをする方法もありますが、正しいフォームで行わないとケガをしたり、つらくて続かなかったりというリスクもあります。 そこで、継続しやすく、誰にでも簡単に行うことのできる「有酸素運動」がおすすめです。 以下のような運動に取り組んでみましょう。 主な有酸素運動例• ・ウォーキング• ・ジョギング• ・スイミング• ・サイクリング• ・ダンスエクササイズ• ・踏み台昇降 階段昇降)• ・縄跳び 食事 食事は、たんぱく質、繊維、ビタミンを豊富に含んださまざまな食材をバランスよく食べることが大切です。 とはいえ、食品の成分を全て覚えて実践するのは大変です。 昔ながらの日本の食事を3食とることで必要な栄養素のほとんどをとることができます。 できる範囲で続けていきましょう。 特にたんぱく質は、筋肉など身体をつくる働きの他に、ホルモンなどの身体を調節する機能にもかかせません。 動物性のたんぱく質や植物性のたんぱく質など、食品に含まれるたんぱく質は、種類によって働きや消化吸収する時間も違います。 たんぱく質は、一つの食品からだけでなくさまざまな食品と組み合わせてとることが大切です。 高たんぱく質食品のたんぱく質量とエネルギー量 品目 100gあたり たんぱく質 g エネルギー(kcal) 肉類 鶏ささみ 24. 6 114 豚ヒレ肉 22. 2 130 牛ヒレ肉 輸入 20. 5 133 魚類 くろまぐろ赤身 26. 4 125 ほんがつお(春) 25. 8 114 まかじき 23. 1 115 豆類 納豆(糸引き) 16. 5 200 大豆(国産、黄大豆、ゆで) 14. 8 176 レンズまめ(ゆで) 11. 2 170 乳製品 パルメザンチーズ 44. 0 475 プロセスチーズ 22. 7 339 カマンベールチーズ 19. 1 310 鶏卵 全卵(ゆで) 12. 9 151 卵黄(ゆで) 16. 7 386 卵白(ゆで) 11. 3 50 出典:日本食品標準成分表2015年版 さらに、食事をするときに気を付けたいことが食べる順番です。 ここで注意が一つあります。 たんぱく質は摂取すればするほど身体に取り込まれるわけではありません。 また、過剰摂取により肝臓や腎臓の負担が大きくなることもあります。 厚生労働省により1日の摂取目標量が公開されているので、参考にしてください。 運動を頑張っている時に、脂肪の燃焼を上げてくれるといわれているのが「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」、いわゆる水太りで、ぽっちゃり方の水分代謝が悪いタイプの方には「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」が良いといわれています。 ただ服用していれば痩せることができるというものではなく、個々のタイプに合わせて補助的に使用するものです。 更年期と冷静に向き合って対策をしよう 更年期の女性が太りやすくなる理由と、その対策・対応について説明してきました。 年齢と共に起こる身体の変化は、誰にでも訪れる自然現象です。 必要以上に恐れることなく、どうして変化するのかを理解し、冷静に自分の身体と向き合い、対策を取りましょう。 体重コントロールの基本は、運動と食事です。 いずれも即効性が期待できるものではなく、継続することが重要です。 長い目で見て、無理のない範囲で続けていきましょう。 (取材・文 原 幸代).

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更年期はだれでも太る?原因と対策を知ってしっかり体重管理

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更年期症状は閉経をはさんで前後5年の一定の時期に起こるさまざまな不定愁訴のこと。 ほてりやのぼせ、吐き気やめまいなどそのつらさは体験した人にしか分からないものです。 さらに、更年期になると脂質代謝が変わり太りやすくなり体型も変わっていきます。 これまでと食事の量を変えていなくても太ってしまう・・・と感じている方も少なくないのでは?そこで、更年期に健康的に体重をコントロールする方法をご紹介します。 基礎代謝と女性ホルモンの減少が太りやすい原因 一般的には、40代50代になり更年期を迎えると太りやすくなると言われています。 なぜ、更年期になると体重が増えてしまうのでしょうか。 まずは基礎代謝の影響が考えられるでしょう。 若い頃は筋肉量も多いので基礎代謝が高いため、何もしなくてもカロリーを多く消費できるのですが、年齢とともに が減ってしまうとカロリーの消費量も減ります。 そのため、食事の量や脂質の摂取を若い頃と同じように続けると、と太りやすくなるというわけです。 もうひとつ、更年期障害の原因となる女性ホルモンの減少も、体重の増加と関係しています。 は、排卵や月経に適した身体づくりのほか、脂肪の代謝を促します。 更年期を迎えて の分泌量が減ると、脂肪の代謝が悪くなって内臓脂肪がたまりやすくなり太りやすい体質になってしまうのです。。 逆に更年期に体重が減ってしまうこともある?! 太りやすい更年期にも関わらず、痩せてしまう人もいます。 その理由は、消化器のはたらきが落ちてしまい、食欲不振になっているからかもしれません。 更年期障害になって、 のはたらきが乱れてしまうことが影響しているようです。 胃は の影響を大きく受けます。 たとえば、仕事や人間関係のストレスが原因で神経性胃炎になる人もいますが、これは自律神経のバランスが崩れて胃酸が過剰に分泌されてしまうからです。 そのため、胃がもたれたり痛みを感じたり、胸焼けがしたりといった症状を引き起こします。 また、エストロゲンは粘膜を作るときにもな女性ホルモンです。 これが更年期になると減ってしまうため、胃の粘膜が弱ってしまいます。 そのため、食欲不振になってしまう方もいます。 更年期の健康的な痩せ方は運動と食生活 ここまでお話させていただいたように、女性ホルモンの減少やそれによる自律神経のはたらきの乱れは、体重の増減にも大きな影響を与えてしまいます。 今回は、健康的な痩せ方のポイントとして、運動と食生活についてご紹介いたします。 まずは、定期的な運動から始めましょう。 ウォーキングは腕を振りながら歩く全身運動であるため、ほどよく筋肉に刺激を与え、全身を引き締めながら痩せることが期待できます。 ただし、更年期による突然の吐き気やめまいが不安な人は、自宅での踏み台昇降などもおすすめです。 1日30分以上、週3日以上の運動を目安に、脂肪を燃やすことを心がけてみてください。 次に、食生活についてです。 更年期の健康的なダイエットには、無理な食事制限は禁物です。 食事は三食きちんと食べること、栄養バランスを崩さないことを基本に考えましょう。 パンやご飯などの主食、お肉や魚といった主菜、野菜やきのこなどの副菜をバランスよく食べると、栄養バランスは偏りにくくなります。 食べる順番もダイエットに効果的です。 副菜から食べ始めると、血糖値が急に上昇せず、脂肪や炭水化物を身体が吸収しにくくなります。 食物繊維が豊富なごぼうなどの根菜類やキャベツ、きのこ類などよく噛んで食べるとよいでしょう。 次に、お肉や魚などの主菜を食べ、最後にご飯やパンなどの主食を食べます。 ゆっくりよく噛んで食べることで早めにお腹もいっぱいになるので、糖質の摂りすぎや吸収を抑えられます。 大豆食品を取り入れてイソフラボンを摂取しよう! 脂っこい食事を控えるなど食事の内容を見直すことも健康的に体重をコントロールする上では大切です。 加えて、更年期世代の女性におすすめしたいのが、植物性の女性ホルモンである大豆イソフラボン。 大豆イソフラボンは、その名の通り大豆食品に含まれる成分です。 分子構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、身体の中で女性ホルモン様の働きをしてくれます。 更年期に入り、エストロゲンの分泌量が少なくなった女性の身体をサポートし、さまざまな更年期の症状を和らげてくれます。 また、イソフラボンには更年期女性の脂質代謝をサポートする働きがありますので、食事のコントロールと合わせてイソフラボンを摂取することで効果的なダイエットにつながると思いますよ。

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5キロ痩せたい!50代は痩せにくい更年期だけどどうすればいいの?

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一日は24時間。 これは誰でも平等に与えられた時間です。 普段はあまり意識をしていないことでも、振り返ってみて書き出すと傾向がわかります。 では、振り返ってみたことを下記を参考に挙げてみましょう。 1、睡眠時間(就寝時間から起床時間まで) 2、食事の時間(朝昼晩の時間) 3、食事の内容(食事内容とその他に口にしたもの全て) 4、活動時間(移動、仕事中、家事の合間など) 5、運動時間(運動として意識的に体を動かしている時間) 睡眠時間は長くても短すぎても太りやすくなります。 これはホルモンが影響しており、自律神経が乱れることで太りやすい状態になるようです。 理想の睡眠は7~8時間で、5時間以下や9時間以上の睡眠は食欲増進にもつながり太りやすい傾向に陥りますので要チェックです。 そして、もちろん食べ過ぎることが頻繁にあれば太りやすい習慣といえますが、食事の量だけでなく質やタイミングも太らないためには必要な要素です。 また、今のうちから体を動かす習慣をつけておくことで、少しでも筋肉の減少を抑え基礎代謝の低下を緩やかにしてくれるでしょう。 基礎代謝を上げるだけでなく、更年期の症状を軽くするためにも中程度の運動がおすすめです。 中程度の運動というと、自覚的にキツイと感じない程度のものです。 心拍数でいうと1分間に100~120拍程度で、軽く息が弾むくらいだと思ってください。 ウォーキングなどの有酸素運動の場合、15分~30分くらいを週3回おこなうことが望ましいです。 そこまでできない時は、階段を利用するなどこまめに動くことでも良いので意識して体を動かしてみてください。 そしてできれば筋肉に負荷を加えるような筋力トレーニングも効果的です。 では、手軽にできるトレーニングの一つ、スクワットをご紹介します。 これは下半身の強化になり、正しくおこなうことで引き締め効果も期待できます。 《やり方》 食事は無理な制限などせず、糖質・たんぱく質・脂質(3大栄養素)を適量摂るように心がけます。 ここで極端に炭水化物を抜いてしまったり、単品で済ませてしまったりするとかえって太りやすくなります。 バランスよく食事をおこなうためには、基本3食を適度の時間を空けて摂りましょう。 どのくらいの時間を空けることが理想かというと、だいたい6時間から7時間です。 なぜなら、食事をして消化をしてエネルギーとして使うのにそのくらいの時間が必要だからです。 もし、あまり間を空けずに食べていたとすると、体に残っている栄養素を使い切る前に次の栄養素が入ってくることで余ったものが蓄えられやすくなるのです。 「そんなに時間を空けるとお腹がすきすぎてしまう・・・」という場合は、必要な栄養素が足りていないのかもしれません。 それとちょこちょこ食べる癖がある人は、それが習慣になり本当は食べなくても良いのに感覚が麻痺してしまっているかもしれません。 とくに砂糖系のものや油を使ったものは依存しやすく、一度食べるとまた食べたくなる傾向にあります。 改善するためには、思い切って2週間我慢するとその習慣がなくなるケースもあるので試してみてください。

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