今回は、大型犬の種類やその特徴について、人気ランキング形式でご紹介します。 また、大型犬の定義や平均寿命のほか、上位にランクインした犬種については、アンケートで聞いた飼い主さんのコメントもご紹介するので、参考にしてみてくださいね! 大型犬ってどんな犬? 大型犬の定義 犬種標準(スタンダード)の認定などを行っている、一般社団法人「ジャパンケネルクラブ(JKC)」では、犬種の大きさによる分類は行っていません。 そのため、大型犬の定義については諸説ありますが、成犬時の標準体重が『20. 0kg以上』の犬種を大型犬とすることが多いようです。 大型犬の平均寿命 ペットフード協会が行った「平成27年全国犬猫飼育実態調査」によると、中型犬~大型犬の平均寿命は『14. 02才』とされています。 一般的に、大型犬は小型犬よりも寿命が短いと考えられ、平均寿命が10才未満の犬種もいるようです。 では、人気の大型犬の種類についてランキング形式でご紹介します。 なお、本ランキングは、JKCが発表した「2017年犬種別犬籍登録頭数」をもとに作成しました。 0kg~30. 0~54. 0~50. 0~30. 0~38. 賢く、しつけや訓練がしやすいとされますが、飼い主さんとの関係性がうまく築けていないと、攻撃的になってしまうことも。 0~57. ただし、穏やかで愛情深い一面もあるようなので、しつけ次第では、育てやすい犬に成長するでしょう。 0~48. このことからもわかるように、走るのがとにかく速い犬種で、その速さはなんと時速50kmともいわれています。 穏やかで落ち着いた性格の個体が多く、家庭犬としても飼いやすい犬種とされますが、運動量はしっかりと確保してあげましょう。 0~30. 明るく陽気な性格とされますが、警戒心が強く、ほかの人や犬には気を許さないところも。 また、先天性聴覚障害が見られやすい犬種で、生まれつき片耳または両耳が聞こえない個体も少なくないようです。 0~45. ただ、知的で好奇心が強く、トレーニングはしやすいといわれているので、良い部分を引き出すことができれば、甘えん坊で落ちついた性格に成長するでしょう。 0~36. 初めは番犬として飼われていましたが、その優れた嗅覚から、鳥猟犬として飼われるようになったそうです。 性格の特徴 「フラッティ」の愛称でも親しまれるこの犬種は、明るく活動的でフレンドリーな性格をしているといいます。 鳥猟犬としての性質や能力を備えているため、毎日の散歩はもちろん、一緒にスポーツを楽しむことで、関係性を深めることができるでしょう。 しつけ・飼い方 学習能力が高いとされ、しつけは難しい犬種ではありませんが、性格の明るさから興奮しやすい傾向にあるといわれています。 そのため、「マッテ」や「オスワリ」など、興奮したときに落ち着きを取り戻すしつけを覚えさせるのがポイントです。 0~27. スピッツの血統を受け継いでいると考えられていますが、ルーツははっきりとわかっていません。 性格の特徴 独立心が強く、頑固でやや不器用な性格といわれ、控え目な印象を持つ人も少なくありません。 また、用心深いといわれますが、そり犬として長い間人とともに暮らしてきたため、攻撃性は低く友好的でしつけやすい犬種だといいます。 しつけ・飼い方 そり犬なので、活発でエネルギッシュです。 ジョギングのような散歩やドッグランで思いっきり走らせるなど、十分な運動量を確保できる人が飼育に向いています。 また、抜け毛の量が非常に多い犬種なので、毎日のブラッシングは必須でしょう。 0~44. 19世紀の終わりに絶滅危機に陥りましたが、熱心なブリーダーたちによってそれを乗り越えました。 性格の特徴 家族以外には警戒心を見せることもありますが、感受性が豊かで優しく、穏やかな性格で、家族に対する愛情が深いといわれることが。 学習能力が高く、トレーニングをするとすぐに習得するともいわれています。 しつけ・飼い方 エネルギッシュなので、運動量は十分に確保する必要があります。 ただし、成犬時の体重は40kgを超える個体が多く、力も強いので、散歩のときに引きずられてしまうことも。 子犬ころから散歩のトレーニングはしておくことが重要です。 0~34. 職業犬として、海中に流された網を探してきたり、網からこぼれ落ちた魚を捕えて運んだりしするなど、沿岸の漁業に従事していました。 性格の特徴 盲導犬などとして活躍していることからもわかるように、高い判断力や学習能力があり、穏やかで攻撃性が少なく、順応性が高いとされています。 また、家族に対して愛情深く、思いやりがあるといわれ、家庭向きと評価されることも。 しつけ・飼い方 毎日の散歩のほかにも、海やプールなどでの水遊びを取り入れてあげるとよいでしょう。 また、人の役に立ちたいという気持ちが強い犬種とされているので、ボールを投げて持ってこさせる「モッテコイ遊び」などもおすすめです。 このようにして犬の欲求を満たしてあげることで、問題行動が少なくなり、よき家族の一員となることでしょう。 飼い主さんのコメント 「とても飼いやすい犬種だけど、大型犬で力も強く、パピーの頃は暴れん坊なコが多いので、初心者向きではないかも。 」 「その子の性格にもよるが、大型犬なので扱いに慣れてないと大変なこともある。 」 「(愛犬を飼って)毎日が楽しくなった。 留守番中におもちゃを破壊して誤飲したときは、大変だった。 0~34. 性格の特徴 フレンドリーで、優しく、家族への愛情が深い個体が多いようです。 活発な遊びが好きで、うれしさのあまり興奮しすぎるとこも。 ただし、しっかりとしつけることで、子供の遊び相手にもなるほど家庭犬に向いているいわれています。 しつけ・飼い方 ラブラドール・レトリーバーと同じように、水遊びや「モッテコイ遊び」を取り入れるとよいでしょう。 抜け毛が多いので、しっかりとブラッシングしないと、家が抜け毛だらけになることも。 飼い主さんのコメント 「大型犬で外遊びがほとんどなので、飼う前は出無精だった私が、外へ出るのが楽しくなった。 大変なのは抜け毛処理と、しゃべらない相手のトイレ事情を察知すること。 (後略)」 「(前略)元気に玄関までお出迎えしてくれる姿がとても癒されます。 子供のときは、中身は子供でも体は大きいので、落ち着くまでは少し大変でした。 」 「子供が巣立ち、夫婦2人の淋しい生活が楽しくなった。 ここでは、15種類の大型犬についてご紹介しました。 大型犬は、運動量や生活コスト、しつけの難易度が上がるため、初心者では飼いにくいと印象も強いでしょう。 しかし、犬種や飼い主さんの取り組み方次第では不可能ではありません。 まずは、どれほど時間や手間、費用がかけられるのか、もう一度考えてみてくださいね。
次の人気の大型犬の種類 ゴールデン・レトリバー 均整の取れた体形の長毛犬で、毛色は明るいクリーム色~赤みを帯びた金色まであります。 頭が良く従順なので警察犬や補助犬としても大いに活躍しています。 人懐こくて落ち着きのある性格で、ペットとして飼われる時には家族に合わせる気配りができる犬です。 ゴールデン・レトリバーとラブラドール・レトリバーは名前も外見も似ているのですが、起源は全く違います。 レトリバーとは「回収犬」の意味で、主に狩猟の際、地面に落ちた獲物を回収する役割でした。 体重:24~34kg• 体高:54~61cm• 原産地:イギリス• 回収犬 ラブラドール・レトリバー とても頭がよく素直で穏やかな性格をしているため、警察犬や身体障害者補助犬としても活躍しています。 人懐こいので番犬には不向きですが、素直で優しい性格なのでペットとしての人気はとても高いです。 体つきは骨太でがっしりタイプ、体毛は短毛で、ブラック、イエロー、チョコレートの3種が公認されています。 もともとは狩猟の際に水に落ちた獲物を拾いに行く「水中回収犬」でした。 そのため水泳はとても上手です。 体重:25~35kg• 体高:54~62cm• 原産地:カナダ• 水中回収犬 ボーダー・コリー 世界で一番頭のいい犬種と言われるほど賢い犬です。 そして何より機敏で俊足なことでも有名です。 牧羊犬として活躍するかたわら、様々なドッグスポーツでも注目を集めています。 体高より体長の方がやや長く、優雅な体形をしています。 顔つきは見るからに賢そうで、特徴的な白と黒の毛色はとてもエレガントです。 従順な犬ではありますが、頭が良すぎて少し警戒心の強い性格でもあるので、飼い方を間違えると扱いにくい犬になってしまいます。 体重:14~22kg• 体高:53cm程度• 原産地:イギリス• 牧畜犬 スポンサーリンク バーニーズ・マウンテン・ドッグ しっかりした体格の丈夫な大型犬です。 現地ドイツ語の「ベルナー・ゼネンフント」の名前でも呼ばれます。 白・茶・黒の3色の毛色が愛嬌のある可愛らしい外観を作り出しています。 被毛は長く艶やかで色のコントラストが鮮やかです。 穏やかでのんびりした性格で、飼い主には献身的に尽くします。 一方で見知らぬ人には懐かない傾向があります。 体重:32~54kg• 体高:58~67cm• 原産地:スイス• 山岳犬 シベリアン・ハスキー 狼を思わせる美しく鋭い眼を持つ大型犬です。 その精悍な顔立ちとは違い、性格は大変人懐こくて天真爛漫なところがあります。 好奇心旺盛で何にでもじゃれつこうとしたり、隙があれば脱走しようとしたりと、自由気ままな性格のためしつけが難しいところがあります。 寒さに耐えるため密集した毛皮をもっていますので、暑さにはとても弱いです。 体重:16~27kg• 体高:51~60cm• 原産地:シベリア(ロシア)• やや長めの短毛• 犬ぞりの牽引犬 グレート・ピレニーズ 出典: 白を基調とした厚い被毛に覆われている堂々とした風格のある大型犬です。 元々はピレネー山脈の険しい山岳で家畜の護衛役を務めてきた歴史があり、威風堂々としていながらも優雅な身のこなしのできる犬です。 17世紀後半にはルイ14世によって「フランス王室犬」に定められて番犬としての役割もこなしました。 常に警戒を怠らないので番犬としては最適です。 飼い主には忠実であり、穏やかで気立ての良い犬です。 体重:39~45kg• 体高:64~81cm• 原産地:フランス• 牧畜犬 秋田犬 バランスの良い逞しい体躯と聡明そうな顔つきをしている日本の大型犬で、国の天然記念物に指定されています。 主人に忠実であり、「忠犬ハチ公」のエピソードはあまりにも有名です。 秋田県を中心にペットとしての人気が高いですが、闘犬や狩猟犬としての歴史を持ち力の強い犬であるため、檻の中での飼育を義務付けている自治体もあります。 飼い主や家族には忠義心が厚く愛情深いのですが、知らない人や犬に対しては警戒心が強いです。 体重:27~59kg• 体高:58~71cm• 原産地:秋田(日本)• 狩猟犬 ドーベルマン 艶やかな黒い短毛に覆われた細身で精悍な体つきをしており、その印象の通りに高い運動能力を誇ります。 鋭く尖った耳は少し怖い感じがしますが、本来の耳は長く下に垂れた可愛らしい形です。 見た目を良くするために幼少時に切耳されることが多いのです。 尻尾も本来は細くて長いのですが、根元で切られることが多いです。 現在では、ペットとして飼うときは耳や尻尾は長いままで飼う人が増えています。 頭が良く警戒心が強いため、主に警備犬や番犬として活躍しています。 飼い主にはとても忠実で察しがよく、訓練しやすい犬です。 体重:29~41kg• 体高:61~71cm• 原産地:ドイツ• 警備犬 フラットコーテッド・レトリバー 体つきは他のレトリバー達よりも細身で尻尾は短めです。 体毛は艶やかな黒や褐色で美しい光沢があり、アーモンド型のやさしい瞳をしています。 明るく活発な性格で、学習能力が高くしつけしやすい犬です。 盛んに尻尾を振るのもこの犬種の特徴です。 体重:27~32kg• 体高:56~62cm• 原産地:イギリス• 水中回収犬 グレート・デーン 出典: グレート・デーンは世界最大級の犬種であり、中には体高が100cmを超えるものも存在します。 本来の耳は長く垂れていますが、アメリカなど一部地域では外見を良くするために耳を切ることがあります。 立ち上がれば軽く大人の身長を超える熊並みの巨体ですが、外見に反してフレンドリーで穏やかな性格です。 他の犬や子供に対しても優しさを見せます。 体重:50~82kg• 体高:72~81cm• 原産地:ドイツ• 狩猟犬 ボルゾイ 美しい犬の代表格と言ってよいエレガントな大型犬です。 以前はロシアン・ウルフハウンドと呼ばれていました。 長い間ロシアでオオカミ狩りに伴われ品種改良が重ねられました。 獲物を追いかける時はかなりの俊足です。 外では活発に動きますが、家の中では物静かで穏やかに過ごします。 飼い主の指示には忠実で、繊細な一面もあります。 体重:25~48kg• 体高:68~85cm• 原産地:ロシア• 狩猟犬 スポンサーリンク ダルメシアン 独特の水玉模様が人気の美しい犬です。 垂れた長い耳と細長い尻尾もとてもキュートです。 抜群の持久力があるので馬をリードして長距離を走る伴走犬として重宝されていました。 警戒心が強いので番犬としてもよく働きます。 人懐こくて元気がよく、毎日たくさんの運動が必要です。 体重:18~27kg• 体高:48~58cm• 原産地:ユーゴスラビア• 伴走犬 ジャーマン・シェパード・ドッグ 「シェパード」という名前はドイツ語の「シェーファーフント(牧羊犬の意味)」に由来しており、その名の通り牧羊犬として徹底的に改良を重ねた品種です。 牧羊犬、軍用犬といった歴史を経て、今日では警察犬、救助犬、麻薬探知犬など幅広い活躍をしています。 利口で学習能力が高く、忠実に命令に従う気質を持っています。 警戒を怠らない性格で番犬としては最適です。 家の中では飼い主とのふれあいを求め、常に家族を守ろうとします。 主に短毛ですが、中には長毛の個体もいます。 体重:34~43kg• 体高:56~66cm• 原産地:ドイツ• 短毛/長毛• 牧畜犬/警備犬 セント・バーナード アルプス山脈の人命救助犬として、たくさんの雪山遭難者を救っている犬です。 がっしりとして頑丈な体は犬の中でも最大級のサイズです。 救助犬としてだけではなく、力が強いのでソリや荷車を引っ張る仕事も楽々とこなします。 セント・バーナードという名前は、17世紀に飼われていたサン・ベルナール修道院の英語読みが由来となっています。 物静かでのんびりとしていて、我慢強い性格です。 飼い主や人間に尽くす献身的な面も強い犬です。 短毛種と長毛種の2種類がいますが、救助犬として活躍するのは雪玉のつきにくい短毛種の方です。 体重:54~91kg• 体高:64~70kg• 原産地:スイス• 長毛/短毛• 救助犬 オーストラリアン・シェパード オーストラリアからの移民が持ち込んだ牧羊犬が元になっていますが、その後の交配でアメリカで生まれたのがこの犬種です。 体形や容姿はコリー犬を思わせる点が多く、豊かな長毛の美しい犬です。 学習能力が高くて遊ぶのも大好き、家族以外には警戒心が強いので番犬としても有能です。 活発で体力のある犬なので、毎日かなりの運動が必要です。 体重:18~29kg• 体高:46~58cm• 原産地:アメリカ• 牧畜犬 ロットワイラー 短毛で筋肉質の堂々とした風格が特徴の犬種です。 非常に精力的で力が強く、牧畜犬や警備犬として活躍してきました。 家庭犬としては、飼い主に忠実で家族を守る気持ちがとても強い反面、力が強いため教育はしっかりしないといけないタイプです。 毎日たっぷりの運動と訓練を積むことで、勇敢で頼りになる家族の一員となってくれます。 体重:36~61kg• 体高:56~69cm• 原産地:ドイツ• 牧畜犬/警備犬 アイリッシュ・セッター 引き締まった体躯と美しいマホガニー色の艶やかな長毛が特徴の犬です。 長く垂れた耳と優し気で上品な瞳を持っています。 性格はとてもフレンドリーで社交性があります。 やんちゃで子供っぽい一面もあり、家族と一緒に遊ぶことが大好きです。 体重:27~32kg• 体高:64~69cm• 原産地:アイルランド• 回収犬 チャウ・チャウ がっちりした体を密集した毛で覆われており、ぬいぐるみのようにムクムクした外見で人気のある犬です。 冷静で物静かな性格で、警戒心が強く番犬としても優秀です。 頑固な一面がありますが、飼い主にはとても忠実です。 それほど運動量は多くありませんが、毎日の散歩で適度に体を動かす必要があります。 体重:20~32kg• 体高:43~51cm• 原産地:中国• 番犬 中型犬の人気種類10選|写真一覧・体重・大きさについて ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ 出典:Dog Trainers Story|PANDPAND ジャーマン・シェパード・ドッグから生まれた白い個体が基本となった犬種です。 ジャーマン・シェパードよりも少し大柄ですが、性格はより温厚で大人しいことからペットとしての人気が高くなりました。 聡明で学習能力が高いため救助犬などとしても活躍しています。 体重:25~40kg• 体高:55~66cm• 原産地:スイス• やや長めの短毛• 救助犬 アフガン・ハウンド 細身の体と長い四肢を美しい長毛で覆われており、王族の風格を持つ優美な犬です。 自我が強く狩猟犬としての本能で動くところがあり、少ししつけの難しい犬種です。 十分な運動をさせた上で飼い主の命令に従う訓練が必要になります。 家の中では大人しく穏やかに過ごします。 体重:23~27kg• 体高:64~69cm• 原産地:アフガニスタン• 狩猟犬 小型犬の人気種類20選|写真一覧・大きさ・性格 ラフ・コリー 豊かで優雅な長毛を持ち、優し気で上品な顔が人気の大型犬です。 その容姿の通りにとても優しい性格で落ち着きがあり、聡明で忠実な犬です。 コリー犬には数種類ありますが、日本で「コリー犬」と言うとこのラフ・コリーを思い浮かべる人が多いようです。 体重:22~34kg• 体高:56~66cm• 原産地:スコットランド(英国)• 牧畜犬.
次のその他の人気の小型犬• パピヨン• キャバリアキングチャールズスパニエル• ミニチュアピンシャー• イタリアングレーハウンド ランキングには入っていませんが、上記の5犬種も人気です。 お散歩で見かけることもよくありますね。 パピヨンは、大きな耳と飾り毛がチャーミングで、とても賢い犬種です。 見た目もかわいいですし、比較的初心者でも飼いやすい犬種です。 キャバリアもおなじみの小型犬ですね。 少しウエーブのある毛並みで、黒と茶のまだら模様です。 キャバリアもやはり賢く、とても友好的な性格なので、初心者向けの犬種と言えます。 パグは一度飼うと、またパグを迎えたいと思うほど、やみつきになる犬種だそうです。 ギョロリと飛び出しぎみの目と、短いマズルが特徴です。 鼻ぺちゃ犬の代表格ですね。 ミニチュアピンシャーは、小鹿のような華奢な体つきが特徴です。 とても小さいドーベルマンのような外見が魅力ですね。 とても活発で、警戒心の強い犬種です。 吠え癖がつかないように注意が必要ではあります。 イタリアングレーハウンドは、この5年ほどの間に、飼う人が増えたように思います。 「イタグレ」と略して呼ばれるほど、おなじみの犬種になってきました。 レースドッグのイメージがありますが、とても愛情深く、飼い主によくなつく犬種です。 その他の人気の中型犬• バセットハウンド• 北海道犬• ダックスフンド• サルーキ• ウェルシュテリア ランキング10位には入っていませんが、この5犬種も人気の中型犬です。 バセットハウンドは、たれ耳と胴長の体つきが特徴です。 マイペースでおっとりとした性格で、個性的な見た目に反して、飼いやすい犬種と言われています。 北海道犬はCMの「お父さん犬」で人気が高まりました。 白のイメージがありますが、赤や胡麻など、他の毛色も存在します。 日本犬なので、飼い主とのしっかりした信頼関係が大事です。 ダックスフンドは、小型犬ランキングにミニチュアサイズが入っていましたが、スタンダードな中型サイズも人気です。 中型の魅力は、やはり丈夫さでしょう。 小型犬に比べて、健康だと言われています。 サルーキは、まだ珍しい犬種かもしれませんが、徐々にメジャーになってきていますね。 すらりとした体つきと、穏やかな性格が魅力です。 ウェルシュテリアも、たまに見かける犬種ですね。 四角いマズルと、やはり四角い体つきが特徴です。 活発で運動量が豊富なので、十分に体力を発散させてあげる必要があります。 その他の人気の大型犬• ボルゾイ• アイリッシュセッター• ワイマラナー• セントバーナード• グレートデン ランキングには入っていませんが、上記の5犬種も人気の大型犬です。 ボルゾイは、王子様のような優雅な外見が魅力で、見かけると思わずうっとりしてしまいます。 カールした被毛と、すらりと脚の長いルックスが特徴で、落ち着いた性格です。 もともと猟犬なので、お散歩中に鳥などを見つけると、夢中で走り出してしまうこともあり、トレーニングは欠かせません。 アイリッシュセッターも、ボルゾイと同じく猟犬で、とても賢い反面、獲物と見なしたものを追いかける傾向があります。 現在も猟犬として活躍する犬種なので、家庭犬として迎えるなら、やはりトレーニングをする必要があります。 性格は温厚で、外見も美しいので、とても愛されている大型犬です。 ワイマラナーは、つやつやしたグレーの短毛がとても美しい犬種です。 ちょっとレトリバー種に似た外見ですが、特徴的なグレーの毛色で、一目で違いがわかります。 性格は、家族には愛情深く、よその人には警戒心を抱きます。 とても忠実な犬種と言えますね。 セントバーナードは、ランキングには入っていないものの、大型犬の代表格と言える犬種です。 アルプス山脈で、遭難者を救助する犬として有名ですね。 ただ、大きい子だと、体重が100kg近くなるほどの超大型犬なので、なかなか家族に迎えるのは難しいところもあります。 性格はとても温厚で落ち着いているので、体の大きいわんちゃんと暮らせる家に住んでいる方にとっては、頼りになる相棒となるでしょう。 グレートデンは、ドイツを代表する犬種で、とても堂々たる体格の大型犬です。 短毛で、遠目から見ると、小さめの馬に見えるほど、体高が高く、頭も大きめです。 性格はとても優しく、家族以外の人に対しても、攻撃的になることは少ないです。 ちょっぴりユーモラスなところがあるのも、グレートデンの魅力です。 その他の人気のミックス犬• ポンスキーは、名前はちょっと間抜けですが、シベリアンハスキーのような模様が入っていて、きりりとした外見が魅力です。 ハスキーのような大型犬ではなく、小型犬サイズに収まっているところもいいですね。 ラブラドゥードゥルは、ラブラドールレトリバーの賢さと、プードルの被毛が合わさったところが、最大の特徴です。 サイズは、中型犬から大型犬程度と、幅があります。 オーストラリアで盛んに交配が研究されていて、将来的には犬種認定されるかもしれません。 ポメックスも、ダックスフンドのミックス犬の特徴として、胴長で生まれてくる子がほとんどです。 ポメラニアンの被毛を受け継いで、ロングコートのミニチュアダックスより、ふさふさの毛が生えています。 シュナプーは、とてもフレンドリーで、飼いやすいミックス犬です。 トイプードルとシュナウザーの被毛の色を受け継いでいるので、バリエーション豊富なところもうれしいですね。 トイプードルのような細い脚と、ミニチュアシュナウザーのがっちりした体型を併せ持つミックス犬です。 シープーは、シーズーのような外見に、ややカールした被毛が特徴です。 性格は穏やかでフレンドリー、飼い主の言うことをよく聞きますよ。 飼いやすいミックス犬と言えます。 アメリカの人気犬種• 1位「ラブラドールレトリバー」• 2位「ジャーマンシェパード」• 3位「ゴールデンレトリバー」• 4位「フレンチブルドッグ」• 5位「ブルドッグ」• 6位「ビーグル」• 7位「スタンダードプードル」• 8位「ロットワイラー」• 9位「ヨークシャーテリア」• 10位「ポインター」 アメリカで人気の犬種ランキングは、やはり日本とは違いますね。 ラブラドールレトリバーやジャーマンシェパード、ゴールデンレトリバーが上位を占めているあたり、大型犬が好まれる傾向なのがわかります。 日本で一番好まれる小型犬は、ヨークシャーテリアしかランクインしていません。 中型犬は、フレンチブルドッグが一番人気で、次いでブルドッグとビーグルが4位から6位を占めています。 スタンダードプードル、ロットワイラー、ポインターも大型犬なので、やはり大きいわんちゃんが、アメリカでは人気なのですね。 アメリカで大型犬が好まれるのは、一つには住宅事情が日本と異なるという理由が挙げられます。 日本より住宅が広いので、大型犬と暮らすことができるのですね。 もう一つの理由は、犬に対する考え方の違いです。 日本では、小さくてかわいいわんちゃんをかわいがる飼い主さんが多いですが、アメリカでは、犬はペットというより、パートナーという感覚が強いようです。 そのため、小型犬より頼りになり、存在感のある大型犬が人気なのです。 イギリスの人気犬種• 1位「ラブラドールレトリバー」• 2位「フレンチブルドッグ」• 3位「イングリッシュコッカースパニエル」• 4位「パグ」• 5位「イングリッシュスプリンガースパニエル」• 6位「ブルドッグ」• 7位「ゴールデンレトリバー」• 8位「ジャーマンシェパード」• 9位「ダックスフンド」• 10位「ミニチュアシュナウザー」 ラブラドールレトリバーが1位なのはアメリカと同じですが、2位にフレンチブルドッグが入ってくるあたり、イギリスとアメリカで好まれる犬種が違うのがわかります。 パグやダックスフンド、ブルドッグ、ミニチュアシュナウザーといった小さめの犬種がランクインしているのは、都会ではやはり小型から中型の犬が人気だからです。 一方で、イギリスでは猟犬が活躍していた歴史があります。 そのため、イングリッシュコッカースパニエルや、イングリッシュスプリンガースパニエルといった猟犬も人気があります。 使役犬として活躍するジャーマンシェパードやゴールデンレトリバーがランクインしているのもうなずけますね。 イギリスは、わんちゃんと一緒に街で過ごせる環境が整っていて、電車などの公共交通機関はもちろん、カフェやパブにも犬連れで入ることができます。 これも、犬とともに働いてきたイギリス人が、いかにうまく犬と暮らしているかの表れですね。 ドイツの人気犬種• 1位「雑種」• 2位「ゴールデンレトリバー」• 3位「ラブラドールレトリバー」• 4位「ジャーマンシェパード」• 5位「ビーグル」• 6位「ヨークシャーテリア」• 7位「ジャックラッセルテリア」• 8位「ウエストハイランドホワイトテリア」• 9位「バーニーズマウンテンドッグ」• 10位「チワワ」 ドイツは動物福祉の先進国として知られています。 もう犬をペットショップで購入するという選択肢はなく、保護団体から引き取る人がとても多いです。 そのため、人気ランキング1位が雑種という結果になっています。 ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーは、アメリカやイギリスと同じく、ドイツでも好まれています。 次いで、ドイツを代表する犬種、ジャーマンシェパードがランクインしていますね。 5位以下で大型犬は、バーニーズマウンテンドッグだけで、あとは、ビーグル、ヨークシャーテリア、ジャックラッセルテリア、ウエストハイランドホワイトテリア、チワワといった、中型と小型の犬種が人気です。 大型犬と中型から小型のわんちゃんが等しく愛されているところも、ドイツ人の犬好きの表れかもしれませんね。 ドイツ人は、犬のトレーニングが上手なことで知られており、イギリスと同じく、公共交通機関も犬と一緒に利用できます。 電車の券売機には、犬料金を示す犬マークがついていますよ。 それだけ、ドイツでも、人と犬がうまく共生しているのです。 フランスの人気犬種• 1位「ベルジアンシェパード」• 2位「オーストラリアンシェパード」• 3位「ジャーマンシェパード」• 4位「スタッフォードシャーブルテリア」• 5位「ゴールデンレトリバー」• 6位「アメリカンスタッフォードシャーテリア」• 7位「ラブラドールレトリバー」• 8位「チワワ」• 9位「キャバリアキングチャールズスパニエル」• 10位「フレンチブルドッグ」 フランスでは、シェパード種がダントツの人気ですね。 ベルジアンシェパード、オーストラリアンシェパード、ジャーマンシェパードの3犬種がトップを飾っています。 やはり頭の良さと、カッコよさが好まれるのでしょうか。 頭のいいゴールデンレトリバーと、ラブラドールレトリバーは、フランスでもやはり人気です。 スタッフォードシャーブルテリア、アメリカンスタッフォードシャーテリアと、ブルテリアが2種もランクインしているのも注目に値しますね。 もともと闘犬だったブルテリアは、今は家庭犬として愛されています。 アメリカでも人気があるそうですが、フランスではトップ10に入るほどの人気ぶりなのですね。 8位以下は、チワワ、キャバリアキングチャールズスパニエル、フレンチブルドッグと、小型から中型の犬種で占められています。 フランスでも、都会ではやはり小さめの犬種が飼いやすいのかもしれませんね。 スウェーデンの人気犬種• 1位「ラブラドールレトリバー」• 2位「ゴールデンレトリバー」• 3位「チワワ」• 4位「イェムトフンド」• 5位「ジャーマンシェパード」• 6位「シェットランドシープドッグ」• 7位「キャバリアキングチャールズスパニエル」• 8位「イングリッシュコッカースパニエル」• 9位「ボーダーコリー」• 10位「フレンチブルドッグ」 スウェーデンでも、他の国と同じく、ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーがかなりの人気ですね。 ジャーマンシェパードも上位に入っているところから、やはり頭のいい大型犬が好まれるのがわかります。 注目は、4位のイェムトフンドです。 聞いたことがない犬種ですね。 イェムトフンドは、北欧の地犬で、日本では全くなじみがないものの、北欧では人気の犬種なのです。 イェムトフンドは猟犬で、主にヘラジカ猟に使われます。 北欧では今でも狩猟が盛んなので、この犬種が愛好されるのだそうです。 そして、3位にランクインしているチワワ。 欧米ではこんなに上位にチワワが位置するのは、珍しいですね。 セレブリティ達に愛好されている姿を見て、チワワをはじめとする小型犬の人気が高まったようです。 キャバリアキングチャールズスパニエルも小型犬ですね。 フレンチブルドッグはスウェーデンでも10位にランクインしています。 シェットランドシープドッグが10位以内に入っているところも、スウェーデンならではですね。 イングリッシュコッカースパニエル、ボーダーコリーがランクインしているのは、やはり大型の猟犬人気の表れでしょうか。 まとめ 日本の大きさ別人気ランキングと、海外の人気犬種ランキングについて、ご紹介しました。 小型犬では、トイプードルが不動の1位を飾っていて、日本ではすっかり根付いた犬種になりましたね。 中型犬ではフレンチブルドッグが1位と、海外でも人気のある犬種が、日本でもやはり人気者だとわかります。 大型犬も同じですね。 ラブラドールレトリバーは日本でも海外諸国でも、とても愛されている犬種です。 日本でも、いつか欧米のように大型犬が主流になる日が来るのでしょうか?ネックはおそらく、ペット可のマンションの規約でしょうね。 ペット可の物件でも、規約で「小型犬まで」と決められていることが多いので、現在の日本では、どうしても小型犬を飼う人が多くなります。 犬と人間が、都市でも地方でもうまく共生する社会が来れば、日本でも大型犬と暮らす人が多くなるかもしれませんね。
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