アナログ 戻し 費用。 ソフトバンク光の電話をアナログ戻しすることは可能か?適用条件と方法を解説

NTT光電話からアナログへ◆変更/戻し方/工事費/電話料金などを実体験をもとに解説

アナログ 戻し 費用

もちろん電話機を接続し、電話がきちんと開通できているかの確認まで行ってくれます 戸建てだとこういったイメージです。 マンションの場合は建物内にあるMDF(集合分電盤)に一度引き込みをし、そこから各部屋への配線になる場合がほとんどです。 派遣工事に必ずなるわけではなく、無派遣工事で行える場合もあります。 派遣工事になるか無派遣工事になるかは、NTTに以前その場所で電話回線を利用していたという情報が残っているかどうか次第です。 たとえば光回線にする前に同じ場所でアナログ電話を利用しており、そのまま配線や設備を保留した状態であれば、無派遣で開通できる可能性があります。 もちろん以前住んでいた人が、別番号で開通していた場合でも同じです。 ただし その情報が残っているかどうかはNTT次第なので、NTTが派遣工事になるといった場合は情報が残っていないことになるため無派遣工事はできません。 この無派遣工事ができるかどうか、また電話の配線が残っているかどうかによって、アナログ戻しの料金がかなり変わってきてしまいます。 また県や地域によっては、アナログ戻しは必ず派遣工事でしか行っていない場合もあります。 これもNTTへ問い合わせをしてみないとわからないことですね。 なので、もし以前アナログ回線を利用していて回線を撤去していなかったとしても、NTTに派遣工事が必要と言われた場合は必ず派遣工事になります。 内訳 基本工事費・・・1,000円 交換機工事費・・・1,000円 合計・・・2,000円 けれど稀に無派遣で工事ができると言われても、当日電話がつながらない場合もあります。 その場合はどこかで断線してしまっていたり、あるはずの線が撤去されてしまっている場合が考えられます。 そうなってしまうと改めて派遣工事を依頼することになり、料金も派遣工事の費用がかかってしまいます。 工事料金が11,000円の場合 料金が高い11,000円の工事費用が必要なのは、 派遣工事が必要で、なおかつ屋内までの配線などもすべてしなければいけない場合です。 その場合は工事者が来るために派遣工事費用が高くなる上に、配線の費用もさらにかかってしまいます。 そのため合計すると10,300円の工事料金がかかります。 内訳 基本工事費・・・4,500円 交換機工事費・・・1,000円 屋内配線工事費・・・4,800円 合計・・・10,300円 この料金は税抜きなので、税込みだと11,330円となります。 なので概算で11,000円もしくは12,000円と案内される場合が多いんですね。 工事に来たけど屋内配線があった場合は? まれにあるのが、派遣工事が必要と判断され工事者が自宅まで工事に着たけれど、実際は電柱からの引込み線も屋内配線もすべてあった場合です。 その場合は引き込みや配線などは行う必要がないので、屋内で電話機をつなげて開通確認だけをして帰ることになります。 そんな場合でも10,300円の工事費用はかかるの?と思ってしまいますよね。 安心してください。 そんな場合はNTTは10,300円の工事費用はとりません。 実際に既設の配線を利用した場合、先ほど紹介した屋内配線工事費の4,800円の部分が2,400円になるので、実質は7,900円の工事費用になります。 先ほどの図とあわせてみると、こんな感じになります。 戸建ての場合 区別 基本工事費(A) 無派遣工事の場合・・・1,000円(税抜 派遣工事の場合・・・4,500円 税抜 ~ 交換機等工事費 B 1,000円 税抜 屋内配線工事費 C 既設の屋内配線を利用した工事 2,400円 税抜) 新規に屋内配線を設置する工事 4,800円 税抜) 機器工事費 D 利用する機器により異なる 集合住宅の場合 区別 基本工事費(A) 無派遣工事の場合・・・1,000円(税抜 派遣工事の場合・・・4,500円 税抜 ~ 交換機等工事費 B 1,000円 税抜 屋内配線工事費 C 既設の屋内配線を利用した工事 2,400円 税抜)・・・C1 新規に屋内配線を設置する工事 4,800円 税抜)・・・C2 機器工事費 D 利用する機器により異なる ただしやっぱり派遣工事になる以上は、いくら配線工事を行わなくても無派遣と同じ2,000円での工事はできません。 なのでやっぱり、できることなら無派遣工事でアナログ戻しができるのが一番費用が抑えられるということになりますね。 それ以外にかかる費用は? アナログ戻しにかかる費用はそれだけでしょうか? 実は工事費用とは別に、アナログ戻しの時に契約料が必要になる場合があります。 それが 電話の加入権を持っていない場合。 要は休止している電話の権利がなく、 加入ライトプランという権利が不要なタイプの電話でアナログ戻しをする場合です。 その場合は電話の新規契約をすることになるため、電話番号はそのままひかり電話や他社電話から引継ぎできても、契約料がかかってしまいます。 契約料金の金額は800円で、開通時に1回のみ請求されます。 そこまで高い額ではありませんが、加入ライトプランの場合はアナログ電話の基本料金も月々250円高くなってしまうんですよね。 なのでもし休止している電話の加入権があるのであれば、その権利を復活して利用したほうがお得になります。 自分は加入権をもっていなくても、家族や親戚などでもう利用していない加入権があるかもしれないので、一度アナログ戻しをする時には確認をしてみたほうがいいかもしれませんね。 スポンサーリンク アナログ戻しが必要な乗換えは、損をする場合もある? ここまでの説明で、アナログ戻しでかかる工事費用についてわかっていただけたでしょうか? 実際他社へ乗換えをするときに、アナログ戻しの費用の説明がされていないということもよくあります。 また乗り換え元の解除料金などは乗り換え先で負担をしてくれるということも多いですが、アナログ戻しの費用まで負担してくれる会社は少ないです。 そのため乗り換えの申し込みを進めてしまい、アナログ戻しの手続きでNTTに電話したときに初めて工事費用の高さに驚くという人も多いんですよ。 その結果アナログ戻しの費用が原因で乗換えを諦める人もいます。 またそこまで費用がかかるのであれば、電話番号は変わってしまってもいいと番号の継続をせずに乗換えをする人も。 月々数百円お安くなるための乗り換えだと、アナログ戻しで1万円以上の費用がかかるというのもちょっとな・・・と思ってしまいますよね。 電話番号を引き継ぐためには必要な工事になりますが、アナログ戻しをしてまで乗り換える必要があるのかどうかというところを、まずは考えてみてもいいかもしれませんね。 またアナログ戻しに派遣工事が必要かどうかは、NTTに電話してみないとわかりません。 それに派遣工事の場合は、工事をしてみないと正確な金額はわかりません。 そういった意味でも、アナログ戻しを必要とする乗換えは賭けの要素も含まれていると思います。 無派遣でできればとってもお得ですが、派遣工事で屋内配線工事も必要だった場合はかなり損をしてしまう場合も考えられます。 そういったことを含めた上で、乗換えをすると本当にお得になるのかを考えて検討したほうがいいですよ。 スポンサーリンク アナログ戻しにかかる日数は? もうひとつ気になるのが、 アナログ戻しまでにかかる日数ですよね。 これも 派遣工事が必要かどうかによって異なってきます。 無派遣工事でできる場合は、早ければ3日ほどで行ってくれる場合もあります。 けれど派遣工事が必要な場合は、工事の空きがないと行えません。 すいている時期であればいいですが、もともと移転などが多い3月4月頃に依頼しようと思うと1ヶ月以上かかる場合もあります。 それに地域によっては工事を毎日行っていない場合もあるので、そういった場合はさらに時間がかかってしまいます。 また アナログ戻しの工事は、基本的には平日のみしか行っていません。 光回線の工事は土日祝も行っているのですが、アナログは平日のみ。 ちょっと不公平な気もしますが、NTT側でそう決まっているので仕方ありません。 どうしても土日でないと立会いができない場合は一度NTTにお願いしてみると、地域によっては土曜だけなどであれば若干工事枠を用意していることもあります。 けれどそういった対応ができない地域だと、仕事を休んだりして平日の工事に立ち会う必要が出てきます。 仕事を休んで高い工事費を支払って・・・と、アナログ戻しってなんだか思っていた以上にいろいろ大変ですよね。 アナログ戻しの具体的な工事の進め方などの手順は、こちらの記事を参考にしてくださいね。 アナログ戻しの工事内容や費用 まとめ 以前はアナログ戻しというのは、光回線の乗り換え時などに必要な手続きでした。 けれど事業者変更ができるようになった今は、インターネットを解約して電話のみ利用したいときにしかほとんどする必要がない手続きになります。 なので今後もインターネットを使うのにアナログ戻しが必要と言われたときは、もう一度本当に必要なのか?ということを考えて、確認してみたほうがいいですね。

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固定電話からひかり電話へ移行!番号ポータビリティ(LNP)の注意点

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目次[ ]• そもそも「アナログ戻し」とは? アナログ戻しとは、それまで使っていた光電話の回線から、従来のアナログの回線に戻す工事をいいます。 光回線を使っている間は、全く使っていなかった回線なので、断線など故障していないかNTTの専門の担当者に確認してもらい、もし断線していれば復旧する工事を行います。 工事料金 NTTのサポートセンターに問い合わせたところ、問題がなければデジタルー>アナログの切り替えのみで、手数料として 2,000円。 もしも断線しており復旧工事が発生する場合は 12,000円以上かかってくるるそうです。 「あれっ?前にフレッツ光からエキサイト光に変えた時は工事も工事代金もかからなかったぞ!?」 気になってこの点について確認したところ、以下のような回答でした。 アナログ戻しで工事代金が発生しないケース NTTのフレッツの光電話から、別事業者(エキサイト光やdocomo光など)の光電話に変更する際は、工事料金が発生しません。 立ち合いが必要な工事もありません。 アナログ戻しで工事代金が発生するケース エキサイト光などのNTTとは別事業者からドコモ光へ、といったように、 NTTとは別事業者から変更する場合は工事料金が発生します。 ちなみにドコモ光もNTTとは全くの別事業者なので、やはり工事料金が発生します。 上記のような理由で、工事代金が発生するケース、発生しないケースが生じるそうです。 工事の内容 工事はNTTの担当者が光電話の使用場所に来訪し行われます。 その際、契約者の立ち会いが必要となります。 なお、アナログ戻しの工事は 10分ほどで終わるそうです。 もし回線が断線しているなど、なんらかの故障が見つかり修復する場合には、 1時間ほどかかると言われました。 料金が気に入らなければ光回線の導入もろともキャンセルは可能 復旧工事が必要となる場合でも、まず工事代金の見積りをしてくれるそうです。 もし金額が高くて、工事を進めたくない場合は、工事を拒否してこれまでの事業者を継続して使い続けることもできます。 その場合は、光回線の契約もキャンセルとなります。 光回線のアナログ戻しが終わったら、次は光回線の変更手続きを進めていきます。 うちの場合だと、ドコモ光のサポートに電話して開通日が決まったら、その日に合わせてエキサイト光を退会するといった流れになります。 その他注意する点 また工事を行うと、光ルーターの設定がリセットされるそうです。 光回線自体が遮断されるわけではありませんが、光ルーターの接続設定(接続IDとパスワードの設定)を再度入力し直して、光回線に接続できるようにします。 終りに:3~4月は混みあうので、光回線の乗り換えはお早めに 光電話から光電話に変更するだけなのに、一旦アナログ回線に戻さなければならないというのはなんとも無駄なことに思いますが、NTTいわく契約上どうしても必要なんだそうです。 ちょっと納得できませんが、料金が発生する場合としない場合の違いは上記の通りです。 3月から4月の年度替わりの時期は、引っ越しシーズンでもあるので、アナログ戻しの工事も立て込んでいるようです。 光回線の契約が2年縛りの場合は、指定された期間以外での解約となると違約金が発生してしまいますので、光回線の乗り換えはお早めに。 というわけで、光電話のアナログ戻し工事で、料金が発生する場合としない場合の違いについて書きました。 今回、一緒に携帯もauからdocomoに変えたんですが、手続きに2日間で正味4時間くらいかかりました。 大変消耗しました。 あれを毎日やる店員さんはとんでもないですね。

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アナログ戻しの方法と解説!乗り換え時に電話番号を引き継ごう

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インターネットの乗り換え時に、ひかり電話の番号をそのまま引き継ぎたい場合。 電話番号のアナログ戻しが必要になることってよくあるんですよね。 アナログ戻しは乗り換え先の営業さんが進めてくれるわけではなく、自分で手続をしなければいけません。 なので・・・ 『いったいどのタイミングでアナログ戻しを申し込めばいいの?』 『インターネットがつながらない時間を作らないためには、どの順番で手続を進めたらいいの?』 なんて迷ってしまうんですよね。 手順を間違えてしまうと、一時的にネットやテレビがつながらなくなってしまったり、また乗り換え元と乗り換え先の料金を重複して支払わなくなってしまったり、いろいろと弊害が出てきてしまいます。 今回はそんなちょっと面倒なインターネット乗り換え時のアナログ戻しの手順について、順番にお伝えしたいと思います。 また後半には、乗り換えにあたって知っておいたほうがいい情報もお伝えしますね。 これを読んでおけば、「こうしておけばよかった・・・」なんて後で後悔することもなくなるはずなので、ぜひ目を通しておいてくださいね。 Contents• ひかり電話アナログ戻しの手順 ひかり電話からアナログ戻しする手順自体は、実はとっても簡単です。 NTTにアナログ戻しの申し込みをし、工事日を決める• 工事当日に立ち会う たったこれだけなんです。 けれど 間違えると大変なのが、このアナログ戻しをいつするかということ。 そしてアナログ戻しだけを先にするのか、ネットも同時に解約をしてしまうかということです。 乗り換え時にインターネットの利用ができない期間があると困る場合は、このアナログ戻しをどのタイミングでするかが大切になります。 ネットも一緒に解約?それとも電話だけ解約? 光コラボから光コラボなどへの乗り換え時などに、まずは気をつけたいのがインターネットが使えない期間があっても問題ないかどうかということです。 具体的には、もしインターネットがつながらない期間があっては困るといった場合は先にアナログ戻しだけをする必要があります。 乗り換え元のインターネットを解約せずに、先に電話だけを解約してアナログ回線にしてしまうということ。 逆に、もし数週間程度であればインターネットがつながらなくても問題ないというのであれば、アナログ戻しだけをするのではなくインターネットの解約も同時にしてしまったほうが手続が1度で済みます。 NTTへ電話のアナログ戻しを依頼し、アナログ戻し工事の日程を決める• 工事日に立会いをし、アナログ回線を開通させる• 乗り換え先のネットとひかり電話を申し込み、工事日を決定する• 乗り換え先の開通日に合わせて、乗り換え元を解約する工事日を決めて予約する(できれば開通日の前日、もしくは当日午前)• 乗り換え元のネット解約工事を行う• もしどうしてもネットが使えない時間があったら困るといった場合は、完全に乗り換え先が開通してから乗り換え元の解約ができるように、先に乗り換え先の工事日にしてしまってもいいかもしれません。 そうすれば万が一乗り換え先の工事が何らかの事情でできなかったり、急な用事で立ち会えなかったりしたとしても、解約の工事も止めてしまえばネットが完全に止まってしまうことは防ぐことができます。 ただし後ほど記載しますが、乗り換え元の解約工事を先にしておかないと乗り換え先の工事ができなかったり、またできたとしてもいろいろと損をしてしまう場合もあります。 なのでできる限りは開通工事の寸前に乗り換え元の回線を解約してしまうほうが、乗り換え先がスムーズに開通できるのでおすすめです。 乗り換え元の事業者に、アナログ戻しと同時に回線を廃止する手続を依頼する• NTTから後日連絡が入り、アナログ戻しの工事日を決定する• アナログ戻し工事に立会いをし、同時にネット回線も解約となる• 乗り換え先にネットとひかり電話(番号ポータビリティ有)の申し込みをする• 乗り換え先の開通工事を行い、ネットとひかり電話を開通させる これは完全に乗り換え元を解約してしまい、アナログ電話だけになってから乗り換え先を申し込む方法です。 けれど乗り換え元、乗り換え先共に手続は1度ずつで済むので手間が少なくてすみますね。 インターネットはあまり使っていなかったり、フレッツテレビの視聴がない人の場合はこちらの方法で乗換えを行ったほうが簡単ですよ。 auひかりからauひかりへの乗り換えの場合などは、乗り換え先の開通と同時にひかり電話が開通できない場合があります。 そういった時には、先に乗り換え先のネットだけを開通してしまい、その後追ってひかり電話も開通させるという手順になります。 事業者によってできること、できないことがある場合もあるので、上記の方法ができないといわれた場合は乗り換え先からの指示に従ってくださいね。 乗り換え時の注意点 実は乗り換えをする時には、注意しなければいけないことがいくつかあります。 電話のアナログ戻しに関してもですが、それ以外にも知っておいたほうがいいことがあるので、手続を始める前に頭に入れておいてくださいね。 アナログ戻しの工事が終わってからでないと、乗り換え先のひかり電話の申し込みができない なるべく手続を早く進めるために、電話のアナログ戻しの工事を依頼したら、その工事が終わる前にひかり電話の申し込みを乗り換え先にしたい!って思いますよね。 けれど NTTの手続は、その電話番号に対して何かひとつの工事の予約が入っているとそれ以外の工事の手配などはできないようになっています。 アナログ戻しの工事を予約していると、その番号に対して1つ工事の予約が入っているということ。 なのでアナログ戻し工事が完了するまでは、その番号をひかり電話へ番号ポータビリティで移行する手続も進めることができないんです。 ひとつの工事が終わったら、初めて次の工事の予約ができます。 これに関しては電話番号だけではなく、ネット回線についても同じことです。 乗り換え元の電話だけを解約しアナログ戻しする工事の予約を入れていると、そのネット回線自体の解約手続を同じタイミングで進めることはできません。 ネットと電話を同日に解約をする手続であれば一緒に進めることができますが、電話の工事の手続を先にしてしまうと、ネットの手続はその電話の工事が完全に終わってからでないと進められないんです。 これはNTTの工事すべてにおいて言える事なので、手続き前にはそれを踏まえたうえで工事の順番を決めてくださいね。 スポンサーリンク マンションタイプで乗り換えする時の注意点 マンションタイプで光コラボから光コラボなどへの乗り換えの場合は、 乗り換え元が解約されていないと乗り換え先の工事ができないことがあります。 どういうことかというと、マンションタイプというのはマンションにもともと入っている光回線設備を利用して開通をさせています。 そのため1部屋に対して1回線しか利用できなかったり、また物理的に線を1本しか引いてくることができない場合があります。 そうなると先に乗り換え先の工事を依頼してしまうと、開通工事に来ても今の乗り換え元の回線が開通しているので工事ができませんといったことになりかねません。 乗り換え先がきちんと開通できてから乗り換え元を解約しようと思っても、解約しておかないと開通ができないんです。 また 乗り換え先の申し込みが入った時点で強制的に乗り換え元の回線を止めてしまうような手続を、NTT側が勝手に入れてしまうこともあります。 一時中断という手続になるのですが、その一時中断が入れば乗り換え先の開通自体はできます。 けれど一時中断しているからといってネットの料金が止まるわけでもありませんし、実際は一時中断の工事費用が取られてしまうことがあるんです。 そしてその一時中断した回線を解約したいと申し出ると、解約するために再度利用再開という手続をしないと解約ができないんです。 そうなってしまうとまた利用再開の費用も取られることになり、さらに解約の手続も遅れることになっていいことなしなんですよね。 ちなみに一時中断も利用再開も、それぞれ費用は2,000円です。 なので 乗り換え元の解約をしておかなかっただけで、4,000円も余計に費用が取られてしまうんです。 そうならないためにも、マンションタイプの場合はなるべく乗り換え先の開通前に乗り換え元の解約を済ませておいたほうがいいですよ。 もちろん乗り換え先の開通前であれば前日や、当日午前などでも問題ないです。 ただし乗り換え先の工事間近になって解約の申し込みをしても間に合わない場合があるので、なるべく乗り換え先の工事が決まったらすぐに解約の手続も行ってくださいね。 ファミリータイプで乗り換えする時の注意点 ファミリータイプの場合は、マンションとは逆に何本でも光回線を開通させることができてしまいます。 もちろん屋内の配管がいっぱいになってしまったりすると難しいのですが、直接エアコンダクトなどから引き込んだりするのであれば複数回線開通させることも可能です。 けれどだからといって、 乗り換え元を解約せずに乗り換え先を開通させると工事料金が高くなってしまうことがあるんです。 どういうことかというと、実はファミリータイプの開通工事の内訳には 屋内配線工事料金というものが含まれています。 屋内配線とは字のとおり、建物の中に通している光の回線のことです。 フレッツ光や光コラボの開通工事費用は18,000円なのですが、その中の内訳に屋内配線工事費が10,400円含まれています。 ということは、 もし乗り換え元で利用していた屋内配線がそのまま利用できれば、その10,400円の工事費用はかからないということになるんですね。 18,000円の工事費用が7,600円になるのであれば、ぜひその屋内配線をそのまま使用してほしいですよね。 そのためにはやはり乗り換え元の回線が解約済みになっている必要があるんです。 解約されていない回線の屋内配線を利用するということはできないので、もし乗り換え先の工事者が来たときにすでに引込み線があっても、その線にまだ信号が通っているとその屋内配線を利用はしてくれません。 なので遅くても乗り換え先の工事が来るまでの間に、乗り換え元の回線は解約しておくほうがいいんです。 解約さえしていれば、あとは念のため乗り換え先の工事の人にすでにある屋内配線を利用してほしいということを伝えれば確実です。 そうすれば開通工事費を7,600円で済ませることができますよ。 スポンサーリンク 乗り換え先を無派遣工事にしたい場合 NTTのフレッツ回線では、以前利用していた回線を解約時に撤去していなければ、無派遣工事で開通できることがあります。 けれど乗り換え時にもし無派遣工事にしたい場合は、どうしてもネットが利用できない期間というものができてしまいます。 どういうことかというと、NTTでは無派遣工事ができるかの判断はNTT独自のシステムで行っています。 開通したい住所に以前利用していた回線の保留設備があるというデータがあれば、無派遣工事が可能と判定されます。 そのためには、 必ず以前の回線が解約されてしばらくたっている必要があるんです。 解約された翌日くらいだと、まだデータが反映されておらず実際には保留設備があっても派遣工事が必要と判定されてしまいます。 なのでできれば乗り換え元の解約工事が終わって4~5日くらいたってから、乗り換え先の開通工事を依頼すれば無派遣工事ができると判定されることが多いです。 けれどあくまでこれもNTT側のシステムが自動で行っていることなので、もしかすると無派遣工事ができると判定されない場合も考えられます。 可能性はかなり低いですが、自分が解約した後すぐに同じマンションの別の人が申し込みをして、NTTの設備を取得してしまう場合だってあります。 なので無派遣工事にどうしてもしたいといった場合は、一度乗り換え元を完全に解約してしまう必要があるのですが、必ず無派遣工事ができるという保障はありません。 本当に忙しくてなかなか工事の立会いができず、ネットの利用ができない期間が長くなっても無派遣工事がいいという場合は試してみてもいい方法だと思います。 けれどそういうわけでなければ、あまり無派遣工事にはこだわらないほうがいいかもしれませんね。 ちなみに今は乗り換え先で工事費用も負担してくれるような事業者も多いので、そういったところで申し込めば工事費用はあまり気にせずに開通ができますよ。 まとめ アナログ戻しを含めた乗り換えの手順から、乗り換えに関する知っておいたほうがいいような情報までまとめてみました。 これを読めば、ちょっと面倒な乗換えもお得にできるようになると思いますよ。 なるべく手間もお金もかけずに乗換えができるように、自分にはどの方法があっているのかしっかりと見極めてみてくださいね。 あなたが無駄なくスムーズに乗り換えできますように。 これからネット回線の乗換えやアナログ戻しをしようと思っている方の参考になればうれしいです。

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