あごの吹き出物ができる場合は、「卵・チーズ・豆類」のとり過ぎが原因と考えられます。 これら陽性の脂は下の方に溜まりやすく、生殖器や膀胱に負担をかけている現れだといわれています。 チーズは発酵食品ですから一見体に良いイメージがありますが、伝統的にチーズをよく食べる地域というのは、北の乾燥している国々です。 湿気の多い日本に住む私たちには、味噌や醤油、納豆、漬け物など違うタイプの発酵食品の方が向いているのです。 納豆も発酵食品で体に良いものですが、大豆にも脂があるため、食べ過ぎは肌トラブルの原因になります。 あごに吹き出物ができた場合は「卵・チーズ・豆類」をとり過ぎたととらえ、しばらく控えるようにしましょう。 最近、胃腸が疲れていないでしょうか? 脂っこい食事やお酒の飲み過ぎ、偏食…。 こういった食生活の乱れは、胃腸に負担をかけます。 すると、あご・口周りにニキビが出やすい状態に。 東洋医学では、こうした現象は胃腸の働きが低下することで消化機能がダウンし、栄養を腸でしっかり吸収することができなくなるためと考えます。 体が栄養不足になると肌のターンオーバーがうまくいかず、皮膚の生まれ変わりサイクルが乱れます。 結果、顎ニキビや肌の不調に繋がります。 つまり、過剰なダイエットや栄養に無頓着な食事も、栄養不足になりがちなため要注意です。 さらに、消化不良によって老廃物が腸内にたまると、有害物質が発生します。 それらは血液に溶け出して全身を巡って皮膚から排出されるため、ホコリや皮脂と混ざって毛穴をつまらせ、ニキビの原因になるとの説もあります。 ニキビができると、「きちんと皮脂よごれが落とせていないんだ!」とばかりに洗顔の回数を増やす人もいるのではないでしょうか。 また洗浄力の強い石鹸や洗顔フォームで、しっかり落とそうとしているかも。 確かに、肌によごれが残っていると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因になります。 ですが、強い洗浄力やくりかえされる洗顔で皮脂を取りすぎることもまた、ニキビを招きます。 皮脂分泌はゾーンによって量が異なり、あごは皮脂分泌が少ない部分です。 そのため、Tゾーンの皮脂などにピントを合わせて落とそうとすると、皮脂を取りすぎてしまい乾燥が進んでしまうのです。 すると皮膚は皮脂をどんどん分泌して潤いを保とうとするのですが、その結果顎ニキビが発生することに…。 また、拭き取り式のクレンジングや洗顔も、ゴシゴシ摩擦によって肌の負担が増してしまうことがあります。 何度もこすらなくてもいいよう、拭き取る前に蒸しタオルで毛穴を開くなどの工夫をするといいでしょう。 皮脂分泌量の変化が起きる原因のひとつが、ホルモンバランスの変化です。 男性ホルモンの分泌が増すと皮脂分泌が多くなりますし、角質が厚くなることで毛穴がふさがりがちにもなります。 反対に女性ホルモンのバランスが崩れると、肌が乾燥することから、体は懸命に皮脂を分泌して皮膚を潤わせようとしてしまいます。 そして、ホルモンバランスを乱してしまう大きな理由が、ストレスなのです。 他にも、ストレスによって自律神経が乱れると交感神経が優位になるため、男性ホルモンの分泌を増してしまいます。 さらに体が冷えやすくなり、血流が滞りがちになります。 するとターンオーバーによる皮膚の再生がうまく行われず、顎ニキビのできやすい状態に。 女性は生理前後など女性ホルモンのバランスが崩れがちな時期もありますから、せめてストレスをあまり感じずに暮らせるようにできれば、顎ニキビ予防につながります。 顎ニキビに効く成分が入っている漢方と、ニキビ治療に効果的といわれるその作用としては、以下のようなものがあります。 ・桃核承気湯(とうかくじょうきとう) 血液の流れを良くして、ホルモンバランスや便通を整える。 ・清上防風湯(せいじょうぼうふうとう) 熱を冷まして解毒し腫れを鎮める。 ・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) 炎症を鎮めて発散させる。 ・十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 化膿や腫れを鎮める。 ・加味逍遙散(かみしょうようさん) 新陳代謝を活発にしてターンオーバーを促す。 ホルモンバランスを整える働きも。 ・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん) 血液の流れを良くして肌状態を良くする。 ・温経湯(うんけいとう) 冷えを解消して血行を良くする。 ・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 女性ホルモンのバランスを整え血行を良くする。 これらは、体力や免疫力の程度やニキビ以外の症状などによって、向き不向きがあります。 漢方医や漢方薬局の診断・薦めによって選ぶといいでしょう。 ニキビ「跡」をキレイにするための治療は、残念ながら保険が適用されません。 そのため、美容皮膚科やクリニックなどで自費治療を受けることになります。 ニキビ跡にも段階があり、それぞれ治療法や期間も異なります。 [治療法は?] ビタミンCに代表される抗酸化成分を取り入れたり、ターンオーバーを正常化させることも大切。 [治療法は?] ハイドロキノンでメラニン生成を抑える方法がありますが、肌の乾燥や痛みといった副作用も。 比較的安全な方法としては、保水と保湿でターンオーバー周期を整える方法があります。 [治療法は?] レーザー治療が一般的。 肌表面を削って凹凸を滑らかにする方法と、細胞を刺激して皮膚の再生を促す方法があります。 そのほか針で意図的に皮膚に細かな傷をつけてコラーゲンを増やすこともあります。 [治療法は?] 皮膚を萎縮させる作用のあるステロイドを塗ったり貼ったり、注射をすることで改善していきます。 また圧迫することで凹凸を緩和する方法も。 かゆい顎ニキビ…触るのはNG? ニキビ自体がかゆいケースや乾燥で肌がかゆいケースなど、ニキビがかゆい原因はいくつかあります。 まず、「皮膚の乾燥」の場合は、乾燥した肌は角質層のバリア機能が低下しているため、少しの刺激でもかゆみが生まれやすくなります。 また、手で触ることなどでニキビに雑菌が付着し、繁殖することで炎症が悪化して神経を刺激するため、かゆみに悩まされることになります。 乾燥でバリア機能が低下していると雑菌などが繁殖しやすい肌環境になっていますから、注意しなければなりません。 髪の毛やマスク、寝具などが触れていないか気をつけてみましょう。 そのほかアレルギー体質の場合は、アレルゲンが原因で、かゆみを発生させる「ヒスタミン」という物質の過剰分泌によってニキビがかゆくなることも。 炎症を悪化させることもあるので、十分な注意が必要です。 それ以外にも、東洋医学の考えによると、熱がこもることでかゆみが出るともいわれています。 ニキビはその進行の程度によって、このように分けることができます。 ・白ニキビ 角栓によって毛穴に皮脂が溜まりつつある状態で、痛みや炎症はない。 ・黒ニキビ 毛穴に溜まった皮脂が酸化して黒くなった状態。 まだ痛みや炎症はない。 ・赤ニキビ 黒ニキビがさらに悪化して、炎症を起こして赤く腫れた状態。 アクネ菌が皮脂を餌に増殖している。 放置するとニキビ跡が残る場合も。 ・黄ニキビ 炎症が悪化して膿が黄色くなった状態。 つぶすと跡が残る率が高い。 ・紫ニキビ 膿と血が溜まった、ニキビの最終段階。 高い確率で跡が残るため、丁寧な治療が必要。 赤ニキビ以降の重症ニキビの多くは、しこりニキビです。 そのほか、ニキビと間違われやすいものに「粉瘤(ふんりゅう)」があります。 これは良性の腫瘍の一種で、垢などの老廃物が「嚢胞(のうほう)」という袋状のスペースに溜まってしまったものです。 「開口部」といわれる穴が皮膚表面に開いているのが特徴。 固まって黒くなった老廃物で塞がれていることが多く、黒い点のように見えますが、これがニキビと見分けるポイントになります。 袋状のしこりが指でつまめたら粉瘤、つまめないならしこりニキビと考えていいでしょう。 絶対にしてはいけないのが、潰すこと。 しこりニキビは表面に芯が見えるものも見えないものも、皮膚がかなり傷ついている状態です。 特に芯が奥深くにある場合は、潰して芯を出そうと無理をすると、より一層皮膚組織を傷つけ損傷させてしまいます。 するとニキビ跡が残る確率が非常に高くなってしまうのです。 基本は触らず刺激せず、自然治癒を待ちましょう。 低刺激の洗顔フォームなどを使って皮膚を清潔に保ち、外部刺激から守ってやることが一番です。 そして炎症を抑えるニキビ薬などを適切に使うことも、完治を早めます。 薬を用いる場合は説明書をよく読み、用量や用法を守って正しく使用してください。 また後半でお話ししますが、皮膚科で診断を受け適切な処置を受けることが最も安全な方法でしょう。 生理前のこのホルモンバランスの変化は、避けられないものです。 ですが、日頃の生活に少し気をつけるだけで、このハイリスク期間を上手に乗り切れるかもしれません。 いつも使っているクレンジングや化粧水などが合わなく感じる人も多いでしょう。 バリア機能の低下するこの時期は、いつも以上にお肌に優しいアイテムを使って、しっかり保湿をすることが大切。 皮脂分泌を抑えるビタミン類を意識的に取るようにしましょう。 女性ホルモンの分泌は睡眠と深く関わりがあるといわれているので、夜更かしは控え、リラックスしてゆっくり眠るように心がけましょう。 ニキビ対策として取りたい食べ物リストを参考に、体を中から温めることで血流の改善に努めるといいですね。 悪化してしまったニキビを跡をなるべく残さないように治療するには、皮膚科にかかるのが一番です。 医師にニキビの状態を正しく判断してもらうことで、市販薬よりも効果のある薬を処方してもらえたり、医療機関でしか行えない治療法を試すことができたり。 具体的に皮膚科や美容皮膚科で行われる治療法には、以下のようなものがあります。
次の【目次】 ・ ・ ・ ・ 【口・頬・鼻・おでこ】の吹き出物の治し方 吹き出物ができる根本的な原因は「毛穴」の詰まり c Shutterstock. com 通常のアクネ菌は皮脂を分解してくれるほか、肌を弱酸性に保つことで雑菌の繁殖を防いでくれる(雑菌は弱酸性環境では生きられません)。 ニキビや吹き出物ができる根本的な原因はアクネ菌ではなく、過剰となった皮脂が毛穴に詰まるため。 10代や20代の若い頃は、女性ホルモンの分泌が非常に盛んなため、皮脂の分泌も活発。 過剰に分泌された皮脂は固まって毛穴を詰まらせやすくニキビの原因に。 c Shutterstock. com 対して、吹き出物は同じく毛穴の詰まりによって引き起こされる症状ではあるものの、皮膚のターンオーバー=新陳代謝が乱れることが原因。 皮膚のターンオーバーが正常に行われなくなると、皮膚表面の角質層が硬くなって毛穴が詰まりやすくなるため。 30代を過ぎた女性は、どんなにケアを徹底していてもターンオーバーが乱れがち。 10代や20代の頃のニキビはおでこや鼻周りなど皮脂の分泌が多い部位にできやすいが、30代以降にできる吹き出物は、あごや口周り、頬など比較的乾燥しやすい部位にできやすい傾向に変化。 \吹き出物の原因となる食べ物/ c Shutterstock. 薬で改善! 炎症を起こした吹き出物の治し方 【吹き出物】が治らない原因1|炎症の悪化 c Shutterstock. com \赤みと痛みを伴う吹き出物、「面疔(めんちょう)」/ 風邪や睡眠不足、体調悪化時に発生しやすい。 毛穴内部への細菌の侵入や免疫力低下による常在細菌の過剰繁殖などで発生するといわれているが、原因はさまざまで特定が難しい。 膿が小さいうちに抗生物質や殺菌剤の塗布が効果的。 ポツンとできた吹き出物の救世主「オロナイン」 気をつけていても、ある日ポツンと現れる吹き出物。 緊急処置として使えるのが、ドラッグストアで買えるオロナインH軟膏。 塗って一晩寝るだけで吹き出物を鎮静化。 オロナインH軟膏の主成分は、殺菌・消毒薬として広く用いられているクロルヘキシジングルコン酸塩液。 防腐剤を使用していないので、体にも優しい。 スキンケアで改善! 吹き出物の治し方 【吹き出物】が治らない原因2|皮脂の過剰分泌 c Shutterstock. com \皮脂は毛穴詰まりは吹き出物の大敵/ 吹き出物の治療で最も大切なのは生活習慣の改善。 皮脂の分泌を促すような食生活や寝不足、ストレスなどの好ましくない習慣をできるだけ改善することを心がけて。 皮脂が過剰に分泌された状態が続くと、毛穴の詰まりがいつまでも改善せず、炎症を鎮める薬などを使用しても吹き出物が良くならないことも。 また、肌の乾燥によって余分な皮脂が分泌されることもあるので、保湿ケアも忘れずに行うことが大切。 吹き出物ができやすい混合肌さんにおすすめのスキンケア \混合肌さんに吹き出物ができやすい理由/ 混合肌は、皮脂量が多いにもかかわらず、肌の水分量が不足している「皮脂が多い乾燥肌」状態。 テカリやベタつきを気にすると、必要な水分や油分の補給が不十分となり、バリア機能が低下しがち。 すると、乾燥して古くなった角質層がうまくはがれずに蓄積し、毛穴をふせいでしまうことなどが一因となり、ニキビや吹き出物ができやすい状態に。 この悪循環が混合肌の悩みを複雑にする原因のひとつ。 \吹き出物のできにくいコンディションに導くスキンケア/ (左から) 第一三共ヘルスケア|ミノン アミノモイスト 薬用アクネケア ローション[医薬部外品]¥1,900 同|ミノン アミノモイスト 薬用アクネケア ミルク[医薬部外品]¥2,000 同|ミノン アミノモイスト バランシングベース UV ¥1,600 製薬会社の考える低刺激性処方はそのまま。 毛穴つまりを解消するスペシャルケアで吹き出物を予防 \吹き出物の原因は、すべて「バリアの低下」/ 吹き出物はオイリーなイメージがあるので、ゴシゴシと念入りに洗ってしまいがち。 けれど洗いすぎは肌のバリア機能を低下させ、ますます吹き出物を悪化させてる原因に。 うるおいをなるべくキープするクレンジング料を選んで。 週末のスペシャルケアで、気になる毛穴詰まりをすっきりとオフして。 【1】有効成分を肌に残す拭き取り式。 マンダム|ビフェスタ うる落ち水クレンジング ローション コントロールケア(医薬部外品) 300ml ¥1,000 【2】肌あれ、ニキビ予防成分配合。 オルラーヌ|オリゴ ヴァイタライジング クレンザー 250ml ¥4,800 【4】しっとりした洗い上がり。 乾燥してゴワつく肌に特におすすめ。 エスティ ローダー|アドバンス ナイト クレンジング バーム 61g ¥6,500 【5】乳液に使われる乳化剤で汚れを落とす低刺激処方。 吹き出物の「色」での判断を視野に入れることも、体調管理に役立ちます。 体の熱を冷ます効能のあるどくだみ茶など、デトックス作用のあるお茶がオススメ。 便秘だったり、血がドロドロの状態かも。 白い吹き出物は免疫力が弱っている傾向にあり、粘膜によるバリア機能が低下しています。 菜の花|血の巡りを改善&炎症を抑える 菜の花の「消腫」作用で、吹き出物を改善。 菜の花には炎症を抑える効果があり、おできや吹き出物改善に効果的。 気温の上昇によって、万物と同様に人の体も変化の時。 血の滞りを流して、肌だけでなく全身のスムーズな新陳代謝の後押しをしてくれる。 トマト|血液サラサラ&肝臓の疲れにも 栄養学的にも血液をサラサラにする成分を持つトマトは、薬膳的効能においても、身体にこもった余分な熱を冷まし、渇きを潤すといった作用が。 イライラや肌荒れ、赤いニキビや吹き出物にも効果的。 アブラナ科の旬野菜|胃腸をいたわりながら炎症を抑える解毒作用も 胃腸の機能を高める作用があるアブラナ科の植物、芽キャベツ・キャベツ・ブロッコリー・菜の花・カブ・ケール・大根。 炎症を抑える解毒作用、消化を助ける、吹き出物などにも。 ぜひ積極的に取り入れて。 その他|吹き出物に良い食べ物 【あずき】吹き出物や腫れ物に 食物繊維が豊富なため、肌荒れや便秘に有効。 c Shutterstock. com 【りょくとう】解毒効果があるため口内炎や吹き出物に良い 緑豆は、解毒効果があり体の中の余分な熱をとるので、発熱、口内炎、目の充血、吹き出物、腫れ物などに。 c Shutterstock. com 【にがうり】目の充血や痛み、口内炎や吹き出物に 苦味がある食材には、解毒作用があるので、夏のほてりをとり、肌のトラブルや暑さからくるイライラを解消してくれる。 目の充血や痛み、口内炎や吹き出物、腫れ物、急性の下痢にも有効。 c Shutterstock. com 【ドクダミ茶】蓄膿症や熱を帯びた吹き出物に 体の中の余分な熱を冷ますドクダミ。 肺の機能を高め、蓄膿症、黄色い痰や鼻水が出るとき、熱を帯びた吹き出物や腫れ物などを改善。 c Shutterstock. com.
次のSocial Problem あなたの周りで起きている問題• Your Problems あなたのお悩み• Healthy Food 健康的な食生活• Hot Topics 人気の話題• Organic Recipe 今日食べたいオーガニックレシピ• Organic Shop オーガニック・ベジタリアン店• こんにちは。 IN YOU ライターのharunaです。 知人が悩んでいた「口の周りの吹き出物」 先日、知人が口の周りの吹き出物について悩んでいるのを耳にしました。 彼女は3ヶ月ほど前に知り合ったばかりですが、 出会ってから口の周りに吹き出物がないことがありません。 『いい加減この吹き出物やばいよね!』『レーザーでもしようかなあ』などと話していたので、 『その前に牛乳いつも飲んでるのがいけないんじゃないですかー?』と言ったところ、聞く耳を持ちません。 なのできちんとまとめたら、彼女や同じ悩みを持っている方の役に立てるかな? と思い今回のテーマにしてみました。 しかし生活や食事をこうやって勝手に分析されるのは それはそれで気分がいいものではないかもしれませんが・・・笑 しかし、 彼女は肌がつるつるなので、 口の周りだけに吹き出物が出ているのはちょっと目立ちます。 お節介ながら、悩んでいるなら力になりたいと思っていますので、 オーガニックアドバイザーで学んだ、食養生、アーユルヴェーダ、 東洋医学の陰陽五行、マクロビからみた対策法と、 「人に伝えるためのテクニック」も活かして伝えていこうと思っています。 忙しくテキパキしている筋肉質のタイプをアーユルヴェーダから、観察すると・・・? 彼女の行動から分析! 生活スタイルとしては、マッサージと美容師の仕事を掛け持ちしており、 忙しそうで、これからはネイルの仕事もプラスしていくんだそうです。 性格はサバサバ、テキパキしていて、体質は筋肉質。 よく汗はかいてるけど、寒がりなようで、いつも厚着をしています。 アーユルヴェーダでいうと、 風の【ヴァータ】と火の【ピッタ】に当てはまります。 食生活はこれは太りそう!とかお腹にたまりそう!と、 彼女なりの基準で気をつけているのだそう。 よく玄米、納豆、林檎を丸かじりをしていて、ジャンクなものは食べないようにしているんだと推察します。 お肉は好きで、卵はたんぱく質を摂ろうと積極的に摂っている模様。 少し気になるのが、いつも食べてる玄米は浸水させてないし、 林檎もオーガニックではないのではないか・・というポイント。 軽く拭いて、皮ごと食べています。 会うたびに必ず飲んでいる「牛乳」 でも一番気になるのは 会うたび飲んでいる『牛乳』! 毎日のようにミルクを飲んでいるようにさえ、見える彼女。 乳製品や、牛乳はカゼインやラクトースなどの問題、ホルモン剤などの問題からも 健康志向からは「避けられている食材」のひとつ。 さらに、美容師という職業柄、カラー剤などの経皮毒、ネイル用品の使用も気になるところ。 お客さんにカラー剤を塗るときは手袋をしているんでしょうが、本人も明るめなカラーをしています。 職業柄、仕方がないことかもしれません。 しかし、知らないより、知って理解した上で何かできる対策を探した方がいいのではないかと考えます。 彼女は若いですが、将来子供を産むかもしれないのです。 そのためには体を少しでも整えて、リスクを減らすべきだと考えました。 まずはアーユルヴェーダで過剰なドーシャを鎮静させる 彼女は、風の【ヴァータ】と火の【ピッタ】が過剰であると考えます。 そして肌のトラブルで見ると、 【ヴァータ】は乾燥肌、【ピッタ】は脂肌、炎症を過剰になることで引き起こします。 吹き出物、となると炎症なのでどちらかというと【ピッタ】が強いのではないでしょうか。 マクロビの望診法でみると、顎(アゴ)の吹き出物は『陽のエネルギーの過剰摂取』 東洋医学のひとつであるマクロビオティックから基づく【望診法】は、 内臓のトラブルを顔、舌、二の腕などから見るもの。 その中でも、 顎の吹き出物は陽のエネルギーの過剰摂取を指します。 例えば赤身の肉、魚、卵、チーズ、豆など。 内臓でいうと、腸の働きの低下や子宮、卵巣、膀胱のトラブルを教えてくれます。 彼女はたんぱく質を摂るために、良かれと思って頻繁にゆで卵をよく食べ、 丼物には卵をかけて電子レンジで温めていました。 確かに彼女は卵をよく食べています。 アーユルヴェーダでみても、マクロビオティックの望診法でみても、 彼女は好きな肉や卵は少し控えた方がよさそうですね。 INYOU読者の方は、電子レンジと聞いて『え?』と思うでしょうが、ここでは割愛させていただきます。 電子レンジはいろいろな危険性の中に、「消化器系、排出系に悪影響がある」と言われていることもあり、 彼女が日常的に使っている電子レンジが腸の働きの低下に影響が出ている可能性はないとは言い切れません。 因みに余談ですが、「顎がふたつに割れている」のをネタにしている芸人さんがいますが、 それは望診法でみると 乳製品の過剰摂取を指します。 顔のどの部分にニキビや吹き出物ができますか? マクロビオティックの望診法をおさらいしてみよう。 リスクが指摘される中、今後も摂取するかどうかは自己責任ですが、 まずはしっかり調べてみて、本当に摂取する必要があるのかを個人で判断すべきです。 玄米は拝み洗いをして、季節によって6時間から12時間浸水させてからご飯を炊くことによって、 酵素抑制物質が取り除けます。 もちろん、酵素抑制物質が流れ込んだ水は炊く前に変えましょう。 フィチン酸については賛否両論ありますが、きちんと浸水することで分解されると言われています。 しかしもっと問題なのは消化がよくない玄米はしっかり咀嚼して食べたいものですが、 彼女の職業柄あまりゆっくり食べている暇がありません。 消化に問題がないのか心配です。 そしてりんごは、果物の中でも残留農薬が多く、農薬をたくさん使わなければいけない果物です。 拭き取っただけで残留農薬が落ちるわけがありませんよね。 皮ごと食べることに関しては一物全体の考え方としてとてもいいことだと思いますが、 農薬が気になります。 ちなみに、中まで浸透してしまった農薬を回避することは難しいですが、少しでも農薬の害を少なくするためにも IN YOUでも度々登場する、農薬・野菜洗いの無添加のがお勧めですのでみてみてください。 「薬剤を頻繁に使用する美容師という職業」から気をつけるべきこと 少し前まで、カラー剤で手に色がついてる美容師さんを見かけましたが、今はみんな手袋をしていますね。 しかし元美容師の友人から聞くと、手袋をしても皮膚が荒れる人は荒れるそうです。 もちろんカラーリングをする場合は、その薬剤を頭皮に塗り、 排出されにくい経皮毒となるので、カラーリングは避けたいものですが仕事となると避けられないですよね。 それだけ、外からの有害物質の吸収にはリスクがあります。 少しでも排出したいので、豊富なミネラルを取りながら、温め、 オーガニック食材で抗酸化作用のある食材を食べ、 定期的にファスティングをして内臓機能を高めてデトックスをすることをお勧めします。 ちなみに、ミネラルはたったの数種類、日々70ー90種類など、 豊富に摂取するのがベストであると考えられています。 最近の野菜にはそれくらいの豊富なミネラルは含まれていませんので、 現代人は以下のようなも一緒に摂取すると良いでしょう。 げっ!怖い!農薬の140倍も毒性があるというヘアカラー剤の恐怖 農薬の140倍の毒性があるといわれているカラー剤ですが、 最近は小さい子供やペットをカラーリングしているのを見かけます。 親や、飼い主のエゴで劇薬を塗るなんて可哀想で、側から見ると悲しくなります。 2015年に消費者庁も『毛染めによる皮膚障害』として注意勧告しています。 caa. html 経皮毒は生殖器に溜まりやすいのですが、望診法でみたときも顎の吹き出物は生殖器、膀胱を指しているので、 子宮には負担がかかっている可能性がないとは言い切れません。 ジェルやネイル関連のアイテムが体にもたらす影響 大抵の場合は、マッサージをする仕事の人はネイルはしないものですが、 彼女は仕事を掛け持ちしている事情からか、ネイルをしています。 やはりこれもカラー剤につづき不自然な化学物質からできているもの。 ジェルネイルはUVランプがまず問題で、肌の奥深くまでダメージを与えるUV-A波によるものです。 綺麗にみせたくて、ジェルネイルをするのに結果的に肌を老化させてしまいます。 その他にも ジェルネイルを落とすリムーバーや除光液に発がん性のある【アセトン】 マネキュアには発がん性や胎児の先天性の異常を引き起こす可能性のある【フタル酸ジブチル】 発がん性やシックハウス症候群や化学物質過敏症の原因となる【ホルムアルデヒド】 など危険なものがいくつかあります。 彼女自身もネイルをしてるし、これから仕事としてやるのであれば、それらと共に時間を過ごすわけなので、 臭いと共に吸ってしまったり、スカルプも扱うのであれば粉も空気中に飛んでいるでしょう。 胎児に影響があるものなので、これから出産の可能性があるのなら、 自分だけの問題ではないので気にするべきです。 「似たような経験がある」「同じことで悩んでいた」という方も、ぜひこれをヒントに生活の改善に役立ててくださいね。 IN YOU Marketのオススメオーガニック商品.
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