君はいい子のロケ地は? 君はいい子のロケ地ですが、小樽の何気ない風景がいいです。 君はいい子 あらすじネタバレ オープニングには仏壇の水を新しいものに交換する女性が出てきます。 この女性の名前は 「あきこ」です。 戦争で弟をなくし、その後あきこは結婚しましたが、離婚し両親が遺してくれた家に一人で暮らしています。 ある日、あきこがお茶を飲んでいるとインターホンが鳴り引き戸を開いたとたんに若い男性が 「申し訳ありませんでした」と大声で謝ってきました。 最近この付近の家に小学生がピンポンダッシュをしていると小学校に苦情が来たので謝りに来たと話すこの男性は、あきこの家の近所の桜ヶ丘小学校の新米教師 「岡野匡」です。 彼が担任をしている四年二組では、このところ 「小野君」という男子生徒がおもらしをしてしまう事が気がかりでした。 優柔不断な性格の岡野は、自分のクラスを上手くまとめている自信がありません。 専業主婦の雅美は夫が海外に単身赴任しており、三歳のあやねと二人でマンションに暮らしています。 外では穏やかなママを装いつつ、家ではあやねに厳しく怒ってしまう一面があります。 雅美がマンション近くの公園で、見た目も華やかでおしゃれなママ友と新しく近所に出来たカフェの話をしていると、ヤボったい服装でやたら明るい大宮陽子がやって来ます。 ママ友も雅美も少し陽子の天真爛漫なところが本当は苦手です。 この映画は主に「岡野」「あきこ」「雅美」の物語が少しずつ順番に進みます。 さて、岡野が受け持つ四年二組では、給食のパンをちぎって口に運ぶお嬢様キャラの清水の事を他の女子が 「気持ち悪い」とクラスの友達に手紙を回して影でからかっています。 そして男子は授業中に一人がトイレに行きたいと言うと他の生徒も行きたがって常にクラスが騒がしい状態が続いています。 岡野は 「本当にトイレに行きたい人だけ行きなさい」と生徒達に話しますが、その言葉を聞いて暗い顔をしている生徒が居ました。 一方の雅美は、陽子が押していたベビーカーをあやねが「 自分も押してみたい」と言い出しますが、上手くベビーカーを押せず、結局ベビーカーに乗っていた赤ちゃんが泣き出します。 帰宅した雅美は 「余計なことをするな」と激しくあやねを叩きます。 雅美はあやねの消極的なところ、どんくさいところが目につく度に家であやねを叩いているのでした。 そしてあきこはスーパーで万引きをしたと店員に疑われ自分は認知症かと心配しますが、家には 「ちょっと不思議なお客さん」がやって来ます。 皆まっすぐで不器用に生きているけれど誰もが 「いい子」。 ありのままの自分を誰かに抱き締めてもらいたいと願う大人と子供の物語。 高良健吾さん演じる、仕事にも私生活にも先詰まり感のある小学校教諭を中心に、大小の問題を抱える市井の人々を描く物語。 いわゆる「プロ」ではない出演者が大勢出演しており、そのことによって観ていてじれったい部分もあるけれど、こてこての作り物ではないドキュメンタリーのような空気が私には新鮮でした。 そしてその一方「プロ」の子役さんが、うまい!ごく自然にその場に居ることのできる、嫌みのない彼らのおかげで、素直にスクリーンの中へ観客である自分も入り込めるというか。 虐待を扱った部分もあるので、観ていて苦しいシーンもありましたが、それらを乗り越えてのラストシーンは秀逸です。 描きすぎていないのもいい。 お勧め、です。 本ページの情報は2018年12月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
次の映画『きみはいい子』見たことありますか? を、映画化したモノです。 児童虐待を描いた、名作と言われています。 名作ですが、ラストシーンは賛否両論。 「ラストが、ピンとこない」 「尻切れトンボに感じた」 という声も。 今回は、 映画のあらすじ、ラストシーンの考察、この作品が伝えたかった事 を、私なりに考えてみました。 この映画は、三つの物語が同時進行する、オムニバス形式の作品です。 三つ全てを言及すると、途方もなく長くなってしまうので、 今回は、一つの物語に、焦点を当てたいと思います。 原作の「サンタさんの来ない家」にあたる物語です。 結構、妄想も入っていますが、よろしければ、どうぞ^^ スポンサーリンク• 映画きみはいい子 サンタさんの来ない家 あらすじ 主人公は、新米教師の岡野先生。 小学四年生のクラスを、担任しています。 ある日、 授業中に、生徒がお漏らしをします。 その事をきっかけに、先生のクラスは、学級崩壊。 落ち着きのない生徒、モンスターペアレント、口うるさい学年主任、 岡野先生は、全てにうんざり! そんな中、 先生は、一人の生徒が、気になり始めます。 下校時刻を過ぎても、校庭の隅の鉄棒にいる男の子。 先生のクラスの生徒、神田さんです。 「この子は、虐待を受けてるんじゃないか」 神田さんと話すうちに、先生は、そう思い始めます。 ネタバレ きみはいい子の結末 岡野先生は、神田さんを呼び出して、虐待の真偽を確かめようとします。 けれど、神田さんは、虐待を否定します。 ある日、 先生は、生徒たちに宿題を出します。 「家族に抱きしめられてくる」という宿題です。 宿題の発表を通して、先生のクラスは、学級崩壊から、少し回復します。 給食の時間。 教室に、神田さんの姿は、ありません。 仕事を終えると、岡野先生は、神田さんの家に、向かいます。 神田さんの家の扉を、ノックするシーンで、映画は終わります。 スポンサーリンク 映画きみはいい子 ラストを考察 「ラストシーンの意味が分からない!」 映画を見て、そう感じた方も、いると思います。 あくまで、私個人の考えですが、ちょっと考察してみました。 「サンタさんの来ない家」 「うちには、サンタさんが来ないんだ。 」 「僕が悪い子だから、サンタさんが、来ないっていうんだ。 」 「どうしたら、いい子になれるの?」 岡野先生と神田さんの会話シーン、 こんなセリフがあります。 これが、ラストに大きく影響してきます。 神田さんの質問に答えられなかった岡野先生 「5時まで外にいろ」と父親に言われて、その約束を守る、 いじめられている子を、クラスメイトと一緒に、からかわない、 いじめられている子を、可哀想と言う、 神田さんは、素直で、真面目で、思いやりがあります。 いい子です。 岡野先生も、神田さんは「いい子」だと言っています。 でも、神田さんは、両親に「悪い子」と、言われています。 映画を見れば分かりますが、どう考えても、悪いのは両親です。 だから、 「どうしたら、いい子になれるの?」 そう言われた先生は、言葉に詰まります。 結局、 この問いに、先生は、答えられませんでした。 宿題が出来なかった神田さん 岡野先生は、生徒に 「家族に抱きしめられる宿題」を、出します。 神田さんは、戸惑いながらも、最後は 「絶対やってきます!」 と、先生に約束します。 神田さんの真面目さが、伺えるシーンです。 けれど、 宿題を発表するシーン、 神田さんは、全く映っていません。 宿題が出来なくて欠席したと、私は推測します。 もし、宿題をやっていれば、 神田さんの性格からして、出席します。 わざわざ、「絶対やってきます!」と、大声で、先生と約束している訳ですから。 宿題をやっていれば、宿題発表のシーンに、フレームインしたでしょう。 けれど、神田さんは、映っていない。 宿題が出来なかったから、岡野先生に、会いたくなかったんです。 一般的に、宿題をやってこない子は、「悪い子」です。 岡野先生は、神田さんを「いい子だ」と言っています。 両親からは邪険にされているし、友達もいない、神田さん。 神田さんにとって、岡野先生は、 「いい子だ」と言ってくれる、唯一の人 なんじゃないでしょうか。 「宿題をやってくるって約束したのに、できなかった。 」 「先生はきっと、僕の事を悪い子だと思うに違いない。 」 神田さんはそう思って、欠席したんじゃないでしょうか。 給食の揚げパン さて、 場面変わって、給食の時間、 岡野先生の大好物、揚げパンが出ます。 先生は、神田さんの席を、じっと見つめています。 そこに、神田さんはいません。 岡野先生は、大好物の揚げパンに、全く手を付けず、 スープをぐちゃぐちゃ、やっています。 めちゃくちゃ、神田さんの事が、気になっているんでしょうね(笑) 岡野先生は、神田さんが、欠席している時点で、 「宿題は出来なかったんだな」と、考えているかもしれません。 それでも、 岡野先生は、神田さんに、学校に来て欲しい。 神田さんも、「揚げパンが好き」と言っていました。 「揚げパンが出る給食の時間には、来てくれるかも」 先生は、ひそかに期待していたのかもしれません。 お楽しみ会が岡野先生に教えてくれたこと 下校の時刻。 岡野先生は、帰宅するところ。 廊下を歩いていると、特別支援学級の前に、差し掛かります。 中を覗くと、お楽しみ会の真っ最中。 生徒、父母、先生、 みーんな、楽しそう。 ふと、 支援学級の生徒の一人(弘也君)が、歌い始めます。 この歌は、という映画オリジナルの歌のようです。 けれど、 メロディー自体は、ベートーヴェンの第九。 第九と言えば、 年末年始、クリスマス。 先生は、この歌で、 「うちには、サンタさんが来ないんだ。 」 「僕が悪い子だから、サンタさんが来ないんだ」 「どうしたら、いい子になれるの?」 という、神田さんの言葉を、思い出したんじゃないでしょうか。 高らかに歌う子、教室を飛び出す子、先生に寄り添う子、 特別支援学級の子供達は、誰に気兼ねすることもなく、思うがままに、行動しています。 父母も、教師も、誰一人として、叱ったりしません。 みんな楽しそうです。 「子供は、ありのままで、いいんだ」 「どんな子も、みんないい子なんだ」 先生は、この光景を見て、そう悟ったんじゃないでしょうか。 神田さん、「きみはいい子」だよ 「どうしたらいい子になれるの?」 お楽しみ会で、その答えを見つけた先生。 神田さんに会いたくて、校庭の鉄棒を見ます。 神田さんの姿は、見えません。 先生は、校舎を出て、鉄棒に歩み寄ります。 やはり、神田さんの姿は、ありません。 そこに、 5時を知らせるチャイムが鳴ります。 「5時になるまで、家には帰れない」 神田さんは、そう言っていました。 「きっと、今なら家にいるはず。 」 先生は、そう思い、神田さんの家に走ります。 「宿題なんかできなくていい」 「たとえ、両親に悪い子と言われても」 「いい子になろうと、頑張らなくていい」 「神田さんは、神田さんのままで、十分いい子なんだよ」 岡野先生は、そう、神田さんに、伝えたくなったんじゃないでしょうか。 走っている最中のバッグミュージックも、第九が流れていますね。 神田さんの家についた先生は、ドンドンと、家の扉を叩きます。 ここで、物語はおわります。 もし、この後、 神田さんが家から出てきたら、 「きみはいい子だよ」 と言って、先生は神田さんを、ギュッとしたんじゃないかな。 と、勝手に妄想しております 笑 スポンサーリンク 映画きみはいい子 最後の意味は?解釈は? 神田さんの虐待は、解決せずに、映画は終わります。 このラストが、 「尻切れトンボに見える」 「モヤモヤする」 と感じる方も、いらっしゃいます。 でも、 私は、素晴らしい結末だと思いました。 解決しなかった虐待、でも希望はあった 虐待は、解決しませんでしたが、希望は、ありました。 誰とも打ち解けていなかった、神田さん。 けれど、 物語が進むに連れて、岡野先生に、少しずつ、心を許し始めていたんじゃないでしょうか。 ラストシーン、 岡野先生は、神田さんの家の扉を叩きます。 力強く、しっかりと。 神田さんのお父さんに圧倒されて、何もできずに、ノコノコ帰った、 あの先生が(笑) 堂々と、自分の意思で、神田さんの家に、やって来たんです。 希望のあるラストです。 神田さんの虐待が解決しなかった訳、きみはいい子のメッセージ 虐待問題の複雑さ、 リアル、 この映画は、最初から最後まで、この2点を、描いています。 現実の虐待問題は、簡単に解決しません。 虐待を教師が見つけても、被害者の子供がそれを否定したり、 家庭の問題なので、安易に学校が介入できなかったり、 虐待問題の複雑さが、映画の中にも、散りばめられています。 ドキュメンタリーを観ているのではないかと、錯覚するシーンも、ありました。 私が、一番そう感じたのは、「家族に抱きしめられる」宿題を、発表するシーンです。 この映画はフィクションです。 でも、このシーンをみていると「現実なのでは」と思えてきます。 「フィクションだけど、これは現実なんだよ」 そう、思わせるための演出に、感じました。 もし、 ラストで、神田さんの虐待が、あっさり解決してしまったら、 現実味に、欠けてしまいます。 「あー良かった!」で、終わってしまいます。 この結末だからこそ、 「神田さんは、どうなっちゃうんだろう」 「虐待を、なんとかできないのかな」 と、映画を見た人は、考えてくれるんじゃないでしょうか? 「映画は、フィクションだけど」 「虐待は、現実です。 」 「どうか、虐待について、考え続けて下さい。 」 「そして」 「いつか、一筋の光が」 「虐待を受けている子供に、射しますように」 この映画には、そんなメッセージが、あるのかもしれません。 きみはいい子 原作は小説 きみはいい子は、小説が原作です。 小説には、映画では描かれていない登場人物の心の中も、描写されているようです。 私は未読です。 考察は、映画だけ見て書きました。 小説を読んだ上で、映画を見たら、また違った見解が、出てくるかもしれませんね^^ スポンサーリンク きみはいい子の結末、とらえ方は十人十色 いかがでしたでしょうか。 なんやかんや書きましたが、あくまで私の考えです。 勝手な妄想も、かなーり入ってます 笑 「神田さんは、宿題をやってきたんだ」 「宿題で親とトラブルになったんじゃないか。 ただ、 この作品が、名作である事は間違いない。 「あらすじしか、読んでないよ」 って方は、是非!映画を見て下さい。 見る度に、新しい発見がある、スルメ作品でも、ありますよ(笑) きみはいい子 Amazon Prime会員なら無料で見られる時も きみはいい子は、で、視聴可能です。 プライム会員なら、不定期ですが、無料になることがあります。 私もプライムで、無料になった時に見ました(笑) もし無料期間でなければ、ウォッチリストに追加しておきましょう。 そのうち、無料になる可能性がありますよ。 ウォッチリストへの追加は。 ではでは、今回はこの辺で!.
次の映画『きみはいい子』の出演者(キャスト・スタッフ紹介) 映画『きみはいい子』の キャスト(出演者)やスタッフをご紹介します。 キャスト 出演者 高良健吾(役:岡野匡)桜ヶ丘小学校4年2組を受けもつ新米教師。 尾野真千子(役:水木雅美)夫が海外に単身赴任中のため、3歳の娘・あやねとふたり暮らし 池脇千鶴(役:大宮陽子)雅美と同じマンションに住んでいるママ友 高橋和也(役:大宮拓也) 喜多道枝(役:佐々木あきこ)桜が丘小学校の通学路沿いにある両親が残した家に1人で住む80歳を超えた老女。 黒川芽以(役:丸山美咲) 内田慈(役:岡野薫) 松嶋亮太(役:田所豪) 加部亜門(役:櫻井弘也)「こんにちは、さようなら」と必ずあきこに挨拶していく男の子。 映画『きみはいい子』の平均視聴率・最高視聴率 映画『きみはいい子』の 視聴率を調べました。 最高視聴率 不明 平均視聴率 不明 映画『きみはいい子』のOST(オリジナルサウンドトラック・主題歌) 映画『きみはいい子』の OST(オリジナルサウンドトラック)の情報です。 曲順 タイトル 1 よせあつめの町 2 この町のこどもたち 3 澱んだ水 4 ふわわのわ 5 笑顔の下 6 いい子になりたい 7 きらきら星 8 がんばって 9 春はまたくる 10 澱みは流れ 11 ママの歌 12 桜の祝祭 13 みんないい子 14 circles ~きみはいい子メインテーマ~ feat. Vasko Vassilev 15 よろこびの歌 映画『きみはいい子』のDVD&ブルーレイ発売情報 映画『きみはいい子』の DVD・ブルーレイ発売情報です。 170625 Amazon ジャケット写真のこの2枚、まさにこの2つのシーンが象徴的で、子どもは勿論、母であっても、先生であっても、誰かに抱きしめられたい。。。 自分が嫌いでしょう?って訊かれてドキッとする。 本当にそう、小さいころに褒められたことがなかった。 抱きしめられなかった。 冒頭の衝撃的な虐待シーン。 今からでも遅くない。 幸せでない子供たちに、何かできることはないかな。 他人でも、愛を与えられるなら、そういう子供たちに愛を伝えたいな、と思いました。 姪っ子に抱きしめられるシーン。 思わず泣いた。。。 子供はみんな愛されるために生まれてきた。 愛されて、それを世界に伝えていく。 そういう存在。 ただ、障害を持った子どもの反応、その親の苦悩。 考えさせられる・・・ 切ない・涙・深刻な問題 映画の構成が良かった 尾野真千子の親子だけだと辛すぎて観れないと思う 鬼のような形相の尾野真千子はさすがの演技 怖かった 自分もきっとあんな形相してる時あるかもと 人ごとではない 池脇千鶴が尾野真千子に気づいてくれて良かった あのまま理解してくれる人がいなかったら尾野の子供はとんでもないことになってた 先生が気にかけてた子の家庭も深刻 再婚するとおかしいことになる場合も多い あの子のその後が気になる 第三者の介入って難しい 物語のクライマックスはなんとなくいい方向に向かっていきそうで良かった 決して人ごとではない問題の映画です 深刻です 子供が犠牲になってます 助けてほしい時に誰かいてくれる そんな優しい社会であって欲しい ドキュメンタリー映画のよう 前知識一切無しであらすじも知らず観ましたが なんとも引き込まれる映画でした。 パッケージから、高良くんと尾野さんがどういう風にストーリー上絡んでくるのかなぁなんて思いながら見ていましたが 同じ世界の中で起こる群衆劇的な内容だったんですね。 自分は特に高良くん演じる新任教師を中心とした場面が好きになりました。 まず、学校の生徒たちのリアルさ。 これみんなどういう風に演技指導されたんでしょうか、エンドロールに全員の名前載ってましたが、みんな子役なんですかね まるで実在するどこかのクラスの生徒たちに普段通り振る舞ってもらっているような、先生の舐めっぷり含めて本当にリアルで驚きました。 家族に抱きしめられた感想を一人一人述べていくシーン、あれは完全にドキュメンタリーでしたね。 話を聞く高良くんも先生そのものって感じだったし 映し方としても、この映画の伝えたいことをよく感じ取れました。 あと演出面で、新任先生のまだ先生に成りきれてなく、いろいろな事にイライラしてしまう感じを、例えば先生の質問にやたら間を置いて答える神田くんとか、観てるこっちもじれったくイライラしちゃう様にうまく作ってるなと感じました。 細かい事ですが、ラストの先生が神田くんの家までダッシュして息切れしてる所、タバコ吸ってる人って感じのゼーゼー感、これは狙ってるのか分からないけど妙にリアルでふふっとなりました。 生徒に対して〇〇さん呼びしないとダメとか、そういうどうでもいいよっていうルールを皮肉めいてるのもよかったですね。 尾野真千子編では、池脇千鶴のスーパーマン感にちょっと笑ってしまいましたが、少なくともレストランの時点ではもう気づいてたんだろうなとか、後からじわーっとそれまでの場面が活きるのも良く、 演技が上手すぎてこの映画内では少し浮いてた気もしますがそれでもやっぱ池脇千鶴って凄いなと感じさせてくれました。 こっちのストーリーでも子供たちが自然体で凄かった。 こちらは自ら児童虐待をしている母の話なので終始暗い雰囲気でしたが、スーパーマン池脇によって尾野さんの心と同調するように画面も明るくなる効果を与えていて、シンプルですが良い演出でした。 おばあちゃんの桜が今年も綺麗発言とラストの桜の花びら舞ってる意味がちょっとよくわからなかったので、(心の温かさの象徴みたいなもの?としてなぜ季節外れの桜なのか?)それは他のレビュー等観てみようと思います。 全て万事解決、とはいかず神田くんの家庭の問題はこれからも困難がありそうな終わり方でしたが、それも含めて リアリティがあり、観ていて各ストーリーの主人公の気持ちを感じながら、全て観終ったあとはなんだか優しい気持ちになれる映画でした。 誰かを抱きしめようと思った 高良健吾さん、良かったです。 教師1年目の「先生って大変なんだぞ~」「親も生徒もめんどくせぇ」感がある、頼りない先生から、自分を見つめなおして、生徒と向き合っていく姿がよく表現できていて、良かったです。 特に、放課後、家に帰らない生徒に雨の中、家庭の事情を聞いた時の真剣な表情、その時からすこしずつ気持ちが変わっていく感じが伝わってきて、印象に残っています。 その子役もとてもよかったです。 「家族に抱きしめられる」という宿題を出だされて、その家庭に問題のある生徒が「必ずやってくる」と泣きながら走って立ち去るシーンは、ぶわっと号泣してしまいました。 尾野真千子さんも、池脇千鶴さんも、安定の良さ。 子供を虐待してしまうシーンなど、とても観ていて辛かったですが、 虐待してしまった後、トイレで泣いてしまう母親のシーンは 観ていてとても痛々しくて泣きました。 だんだん桜が咲いてきて春の訪れを感じるような、観た後じんわり、暖かい気持ちになる映画でした。 いつか子供ができたら、たくさん抱きしめて、抱きしめられたいと思いました。 映画『きみはいい子』のネタバレ感想(ツイッター・Twitter) ここでは、『きみはいい子』を 見た人の声や感想(ネタバレ有り)をご紹介します。 「きみはいい子」何度も泣いてしまった。 原作も好きだったけど、原作にないラストに感動。 そして、高良君、本当に真摯に役に取り組んだ事が伝わってきて、感動的な舞台挨拶でした。 テアトル新宿はやっぱりいい! またぜひイベントのチケット勝ち取って行きた〜い。 — うりぼう KeikoUribou 『』 監督作。 すごく自然に、街の風景を撮るように、「そこにあるだろう日常」が切り取られる。 自分も人の親として見直さなくちゃいけないことに気づける。 "抱きしめる前にまずは向き合わないといけない"と高良くんも言ってた。 5回観ても感じれることがまだ沢山ある。 だからスゴイよね。 また監督に会えて嬉しかったな — ガラガラまーや 0808mayaka 心に刺さるいい映画でした 子供がいなくても全ての大人が本気でやるべき使命の1つは子供に幸せという気持ちを持たせる事、そういう社会を作る事なんだろうな 先生という仕事はものすごく尊い。 親というのはとても大変。 大人だって辛い それでも子供の為にあがく大人たちの物語 — 岸井ミカ butterflycomic 陳腐でありきたりだけど優しい気持ちは持っていたいと思える良い映画でした。 — 桜井朝日堂 hapiik7 色んな人に見てもらいたい!また見たいと思えた。 それぞれ感じ方は違うかもしれない。 けど 誰しも必ず子供だった。 そして必ず大人になる。 子供がいる人いない人。 既婚、未婚 産んでくれた両親に 産まれてくれた子供に 出会ってくれた仲間に 感謝出来る作品でした。 受け入れる、許す、認める、わかろうとする、話を聞く、察する、抱きしめる、愛する。 私もそうなりたい。 そして今まで生きてきた沢山の時間の中で、そうしてもらってきたことに改めて気付かされる作品。 だから今を生きてるんだなって。 みんなに観て欲しい。 国内ドラマの配信数は、日本最大級! さらにバラエティ、音楽、アニメのほかスポーツや報道・ドキュメンタリーなど、各局の強みを前面に出した配信ラインナップとなっています。 料金は定額で見放題の「Paraviベーシックプラン」が月額1,017円(税込)。 他の動画配信サービスとほぼ同等の価格帯です。 登録後2週間無料体験期間があり、1本単位でレンタル購入できる有料コンテンツも豊富に揃っています。
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