乳がん 初期 症状 ブログ。 乳がんかもしれない 乳頭からの出血と痛み

[医師監修・作成]乳がんの転移:骨転移・脳転移などの症状、診断、治療

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乳がんのことを知っていますか? 実は乳がんを羅患する女性は年々増加していると言われていて、最近ではなんと日本人女性の羅患率は胃がんを抜いてトップになっており、11人に1人は乳がんになると言われているそうです。 そう言われると他人ごとではない「乳がん」ですが、そもそも乳がんとはどのようなものなのか、なぜこれほどに増えてしまったのか、意外にも知られていないのが現状です。 そこで今回は、皆さんにまずは乳がんのことを知っていただくために乳がんについて詳しくご説明するとともに、乳がんの初期症状や検査方法、罹られた場合の治療などについても詳しくご紹介してまいります。 スポンサーリンク 乳がんとは まず初めに、乳がんとはどのようながんなのかをご説明してまいります。 いまや乳がんは1年間に約35,000人が乳がんと診断されていると言われ、30歳代以降、中でも40歳代、50歳代の発生率はここ20年で2倍近くに増加していると言われています。 また乳がんで亡くなる女性は1年間に約10,000人で、40歳代から50歳代の女性にとって最も多いがん死亡原因だと言われているのです。 良性と悪性の乳腺腫瘍とは よく乳がんなどのがんでは、「良性」腫瘍と「悪性」腫瘍という言葉を耳にしますが、乳がんの場合「乳腺腫瘍」というのが重要となってきます。 乳腺腫瘍とは乳腺に発生する腫瘍のことで、こちらにも良性のものと悪性のものとがあります。 良性の乳腺腫瘍には、「線維腫瘍」「乳腺症」「乳管内乳頭腫」などがありますが、がん化する可能性は低く、そのため切除する必要はないそうです。 ただ、非常に大きくなった場合には、乳房が変形するため切除することがあるようです。 反対に悪性の乳腺腫瘍は、その腫瘍のほとんどが乳がんだと言われています。 しかし乳がん以外にも、乳腺肉腫と呼ばれる悪性の腫瘍もありますので、一概には言えないようです。 乳がんの羅患率は あまり知られてはいないですが、冒頭でも述べたように現在女性の乳がん罹患率は、1975年以降増加傾向にあり、上皮内癌を含む乳がんの粗罹患率は2010年でほかのがんに比べて最も高くなっています。 なお、年齢別にみていくと、女性の乳癌罹患率は30歳代から増加をはじめ、40歳代後半でピークを迎えます。 そしてその後はほぼ一定に推移し、60代後半から次第に減少します。 そもそもなぜ「がん」になるのか 本来人間の細胞は、実は毎日3,000~5,000個のがん細胞が作られていて、それらを免疫の力によって排除することで守っていることを、皆さんは知っていましたか? ところが、体温が低かったり、免疫力が低下することでがん細胞を排除する力が低下すると生き残ってしまうのです。 健康な人の脇の下の体温はだいたい約36. 免疫力の中心は血液成分の白血球であり、直接攻撃をしかける顆粒球と免疫の主役ともいえるリンパ球があります。 しかし、冷え性になると顆粒球を増加させ、リンパ球を減少させてしまうため、身体のサビともいえる活性酸素を増やしてしまい、病気の原因になります。 また、リンパ球の減少は免疫力を低下させるので、病気に罹りやすくなるといえます。 さらには、腸には「腸管免疫」といって、口から入った細菌やウイルスから身体を守る働きがありますが、下腹が冷えていると腸も冷えてしまい、この腸管免疫の働きを弱めてしまうことが考えられます。 こういったことが重なることで、がん細胞を排除する力が低下した結果、がんを発症するリスクが高まると考えられています。 スポンサーリンク 乳がんの原因とは それでは乳がんの原因として考えられるものとは一体どのようなものがあるのでしょうか。 肥満や、飲酒や喫煙、運動不足などからくる生活習慣、良性乳腺疾患の既往や糖尿病からも発生すると言われていますが、さまざまな発生要因があることが考えられます。 ここからは、その中でも一般的に乳がんの原因と考えられている主な原因について、一つずつ見ていきましょう。 遺伝 乳がんになる原因と思われる最も大きなリスク要因は、遺伝的なものと言われています。 特に、一親等の血縁者に乳がんや卵巣がんの罹患者がいる場合は発症率が高いとされており、ほとんどがBRCA1遺伝子、またはBRCA2遺伝子の変異を持つと言われています。 ホルモンの関係 乳がんは悪性の乳腺細胞が異常に増殖したものであることから、女性ホルモンが高い濃度で長時間作用すると、乳がん発症リスクが高くなると考えられています。 そのため、以下の点に当てはまる人は乳がんになりやすいと言われています。 ・初潮年齢が早かった ・出産経験がない ・初産年齢が30歳以上だった ・閉経年齢が遅かった 中でも乳がんの発生原因の大半を占めるエストロゲンとは、卵胞ホルモンという女性ホルモンの一種で、このエストロゲンの過剰分泌や長期間作用することにより乳がんの発生リスクが高まると言われています。 冷え性も原因になる? 実はがん患者は総じて体温が低いと言われており、体温が低いと免疫力が低下してしまい、先にも述べたようにがん細胞を排除する力が低下するためにがんの発症リスクが高くなるといわれています。 冷え性だと自覚している方は良いのですが、私たちの中には、身体の芯は冷えているのに冷えの自覚が乏しい人、つまり「内臓が冷えている方」や「下腹が冷えている方」の方がリスクは高いといえます。 下腹を触って「冷たい」と感じる方は、子宮や卵巣、更に大腸や腎臓、膀胱の働きが低下している可能性がありますので、婦人科系のがんや大腸がん、泌尿器系がんのリスクが高いと考えて、早めに下腹の冷えを改善すると良いでしょう。 ホルモン剤 最近では一因として「ホルモン剤投与」が乳がんの発症リスクを高めるのではないかと言われています。 というのも、前述でも述べたように、乳がんは悪性の乳腺細胞が異常に増殖したものであることから、女性ホルモンが高い濃度で長時間作用すると乳がん発症リスクが高くなると考えられているためです。 ホルモン剤を長時間投与する例として、更年期障害の治療が挙げられます。 更年期障害の治療は、減少した女性ホルモンを体外から補充するホルモン補充治療が有効とされており、この治療をすることで更年期障害の症状の緩和に有効的だと言われています。 しかしエストロゲンとプロゲスチンを併用することは乳がんの発症リスクを高めると言われており、またエストロゲンの単独療法であっても、乳がんの発症リスクではないものの、子宮内膜がんのリスクが高まると言われています。 なお、乳がん以外にも、心疾患や脳卒中、 血栓症、認知症などの疾患や症状を悪化させる可能性もあり、更年期障害の症状が日常生活に悪影響を及ぼすような場合以外は勧められていません。 漢方薬も危険? 最近では、漢方薬も乳がんリスクを高めるのではないかという声が挙がっているのはご存知でしょうか。 というのも、漢方薬の中には女性ホルモンと同じような作用があると考えられているものがあり、それらが乳がんや子宮がんのような婦人科系のがんの場合にはがん細胞を増殖させるのではないかとの心配の声が挙がっているようです。 ちなみに女性ホルモンと同じような作用がある漢方薬とは、大豆イソフラボン、葛根、高麗人参、当帰、甘草などが挙げられており、婦人病にはこれらが配合された漢方処方が非常に多く、実際に飲むと体調もよくなることから処方されることも多いようです。 しかしこの点については賛否両論あるようで、結論は出ていないのが現状です。 乳がんの初期症状とは 次に、乳がんの初期症状について見ていきましょう。 乳がんについて、時折芸能人が羅患したとニュースになることがありますが、その中には初期段階では気づかずにいたという話もあります。 そこで乳がんの初期症状の主なものを挙げてみました。 初期症状の特徴をチェック 乳がんの症状としては、乳房や脇の下のしこり、引きつり、くぼみ、または乳頭やその周りの異常が挙げられます。 まとめると以下の症状が考えられます。 ・乳房にしこりがある ・乳房にくぼみがある ・乳房が痛い ・乳房が熱をもって熱い ・左右の乳首の位置がずれている ・乳首が陥没している ・乳房の皮膚に赤みや変色がある ・乳頭がただれている ・乳頭から出血や分泌液が出る ・首や脇の下にしこり、腫れがある そしてこの中でもほとんどの症状が痛みを伴わない「しこり」です。 この「しこり」は、硬い場合が多いということですが、中には柔らかいこともあり、「しこり」を押しても痛みはほとんどないといいます。 そのため、 素人目には気づきにくいという点があります。 インターネット上では「しこりがあっても痛みを感じなければ問題ない」などや「しこりが動けば悪性ではない」など、医学的根拠が示されていない情報もありますが、上記に記載した通り、素人目では判断がしづらく、 自己判断は危険な行為と言えます。 もし気になる痛みや、しこりを見つけた場合などは、まずは 様子を見たり次の健康診断などを待たずに、すみやかに医療機関で診察を受けるようにしましょう。 スポンサーリンク 乳がんの検査とは 乳がんの検査はマンモグラフィ検査が一般的に知られていると思いますが、そのほかにも超音波検査、造影MRI検査などがあります。 マンモグラフィ検査 マンモグラフィ検査はよく聞かれる検査名ですが、同時に「乳房を強い力で潰されるので痛い」という話をよく聞きます。 これはX線を使ったレントゲンで、X線で撮影することで触診で分からないような小さなしこりを発見したり、乳がん細胞が石灰化したものをいち早く見つけることができる利点があります。 しかしマンモグラフィ検査は、年齢が若い方が行う場合、乳腺が発達しているためにX線に乳腺が映りこんでしまって乳がんとの判別がしにくいというデメリットがあります。 また微量とはいえX線を浴びますので、妊娠中の方や授乳されている方は注意が必要と言われています。 なお、最近では痛みを軽減した機械も開発されているのだそうです。 やはり技術は日々進歩しているんですね。 超音波検査 超音波検査はその名のとおり、超音波を発するエコー機械を胸に当てて乳房内部の画像を映し、小さなしこりなどの異常を発見する検査です。 マンモグラフィ検査は年齢が若い方には不向きだといいましたが、超音波検査であれば乳腺は白色、がん細胞は黒色で映りますので見分けがつきやすいです。 また乳房を挟んだりする必要がないので検査の痛みもなく、妊娠中の方や授乳されている方でも受けられます。 しかし、マンモグラフィ検査では可能だった、乳がん細胞が石灰化したものを発見することはできません。 また、検査を行うエコー機械の性能でも検査結果が左右されたり、医師のスキルのばらつきによっても左右されるというデメリットがあります。 造影MRI検査 造影MRI検査はよく耳にされると思いますが、これはX線やCTのようなものではなく、磁気を使って体の内部を映し出す検査です。 これは一方向だけではなく、さまざまな角度から撮影が可能なため、しこりの位置やどこまで病巣が広がっているのかなどを正確に判断することができ、且つ磁気なのでX線のように被爆の心配もなく、痛みもありません。 そのため、マンモグラフィ検査や超音波検査で判断できないしこりがある場合などに有効な検査と言われています。 ただし、この検査はだいたい3万円くらいかかるため、一般的に最初に行う検査とは言いづらく、マンモグラフィ検査や超音波検査で判断できない場合に選択されることが多いようです。 そのほかの検査方法 そのほかにも、細胞診や針生検による乳がんの性質やホルモン受容体、HER2(ガン遺伝子)などの診断があります。 細胞診は、しこりや乳頭からの分泌液の原因を詳しく見るため、注射器で細胞を抽出し、その細胞を顕微鏡で観察する方法です。 基本的には麻酔などをしなくても行える検査ですが、注射を刺すのでその痛みはあり、どうしても気になる場合は事前に医師と相談してみましょう。 また針生検というのはいくつか種類がありますが、多いのはマンモトーム生検といわれ、麻酔をした乳房に太い針を刺して細胞を取って検査する方法です。 針生検と同じく組織生検としては外科的生検もありますが、こちらはしこりの一部や病変そのものを切除して抽出するため、良性である可能性がある場合にはあまり選択されないようです。 スポンサーリンク 乳がんの治療とは 乳がんだけに留まらず、がんには進行度合いによってステージがあり、がんの状態や転移の進行具合で分けれらています。 また乳がんの場合、がん細胞は比較的小さい時期からリンパや血液の流れに乗って乳腺から離れた肺、肝臓、骨などの臓器に小さな転移巣をかたちづくると考えられています。 これらの微小な転移巣が大きくなってくると症状が出たり、検査で検出されたりするようになり、これを「遠隔転移」と呼びます。 このように遠隔転移をした乳がんを総称して「転移性乳がん」と呼びます。 なお、乳房にがんが見つかった時点ですでに遠隔転移している場合と区別して、手術などの初期治療を行ってから発見される場合を「再発乳がん」と呼ぶようです。 再発乳がんの中でも、手術をした部分だけに再発する「局所再発」や、がんが皮膚や胸壁に及んでいるためにそのままでは手術ができない「局所進行乳がん」というのがあります。 乳がんのステージ分類 本来はステージ表記はローマ字数字ですが、分かりやすく1234で表記します。 ステージ0 浸潤のない非浸潤がんと呼ばれる状態で、乳がんが発生した乳腺の中に留まっており、極めて早期の乳がんです。 ステージ1 しこりの大きさが2cm以下で、脇の下のリンパ節には転移していない、つまり乳房の外に広がっていないと思われる段階です。 ステージ2a しこりの大きさが2cm以下で、脇の下のリンパ節への転移がある場合、またはしこりの大きさが2~5cmで脇の下のリンパ節への転移がない場合です。 ステージ2b しこりの大きさが2~5cmで脇の下のリンパ節への転移がある場合です。 ステージ3a しこりの大きさが2cm以下で、脇の下のリンパ節に転移があり、しかもリンパ節がお互い癒着していたり周辺の組織に固定している状態、または脇の下のリンパ節転移がなく胸骨の内側のリンパ節(内胸リンパ節)が腫れている場合です。 あるいはしこりの大きさが5cm以上で脇の下あるいは胸骨の内側のリンパ節への転移がある場合をいいます。 ステージ3b しこりの大きさや脇の下のリンパ節への転移の有無にかかわらず、しこりが胸壁にがっちりと固定しているか、皮膚にしこりが顔を出したり皮膚が崩れたり皮膚がむくんでいるような状態です。 炎症性乳がんもこの病期に含まれます。 ステージ3c しこりの大きさにかかわらず、脇の下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移のある場合、あるいは鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある場合です。 ステージ4 遠隔臓器に転移している場合です。 乳がんの転移しやすい臓器は骨、肺、肝臓、脳などです。 乳がんの治療法とは 主に乳がんの治療法には3つあり、「手術療法」「放射線療法」「薬物療法」とがあります。 なお、薬物療法には一般的に知られている、抗がん剤を投与する「抗がん剤治療」のほか、「ホルモン療法」や「分子標的薬 抗HER2薬など 」があります。 手術療法 乳がん治療の基本は「手術(外科療法)」で、ステージ1期~3期の乳がんの場合は必ず手術が必要になります。 遠隔転移の場合も、手術が行われることがあります。 手術では、乳房にできた「がん」や「がん組織を含めた周りの正常組織」を同時に切除します。 2000年以降は「乳房温存術」が乳がん手術全体の40%以上を占めると言われているようです。 乳がんの手術方法は、「乳房」「胸筋」「リンパ節」それぞれを「どの程度切除するか?」や「温存(残す)するのか?」などで異なってきます。 手術方法や切除する範囲は、乳房内でのがんの広がりによって決められます。 通常、乳がんの切除と同時に、脇の下のリンパ節を含む脇の下の脂肪組織も切除します。 これを「腋窩(えきか)リンパ節郭清(かくせい)」と呼びます。 薬物療法 乳がんの治療に用いられる薬は、「ホルモン療法」「化学療法」「新しい分子標的療法」の3種類に分けられるといいます。 薬物療法には薬によって重篤度は異なりますが、多かれ少なかれ副作用が予想されるようです。 また副作用は治療を受ける人それぞれに個人差があり、薬物療法を受ける場合には、薬物療法の目的、期待される治療効果、予想される副作用とその対策などについて十分な説明を受け、理解することが大切です。 なお、化学療法と呼ばれるいわゆる抗がん剤治療は、がんの完治を目指す治療ではなく、がんを小さくしたり、進行を遅らせたり、痛みを軽減してQOLを向上させることが目的です。 手術した場合でも、再発してしまった場合には抗がん剤治療が行われます。 具体的には抗がん剤を点滴や内服で投与して、血液を巡って全身に運ばれた抗がん剤ががん細胞を攻撃して破壊するもので、抗がん剤治療の対象は全身に及びます。 しかし攻撃対象ががん細胞だけではないため、少なからず通常の細胞にも影響が出て、その結果副作用が発生します。 副作用は主に、吐き気・嘔吐・下痢・食欲不振・口内炎など消化器に関連した症状が代表的なものから、皮膚の色素沈着、しびれなどの神経障害、脱毛などもあります。 放射線治療 放射線治療とは、X線やガンマ線などの電磁波をがん細胞に照射し、がん細胞を死滅させる治療法です。 放射線にも種類が多々あります。 放射線は正常な細胞にも影響を与えますが、正常な細胞に比べてガン細胞の増殖スピードが速いため、正常な細胞よりもがん細胞により効果を発揮します。 しかし、放射線照射は通常体の外から行うため、少なからずがん周辺の細胞にもダメージを与えてしまうため、副作用を伴うこともあります。 なお、放射線治療にはがんの痛みを和らげる効果も期待されており、これはがん細胞が増殖することで神経を圧迫して痛みを発するようになるのですが、放射線治療を行うことによりガン細胞の増殖を抑え、神経に対する刺激を少なくすることが期待できるのです。 スポンサーリンク 乳がんの生存率 上記でステージについてお話ししましたが、もちろんステージによって生存率も大きく異なってきます。 日本乳癌学会「全国乳がん患者登録調査報告第29号」によると、ステージごとの10年生存率は上記のようになっているそうです。 もちろん初期症状であればあるほど生存率は高くはなり、早期発見であれば9割の方が治癒したというデータがあります。 もちろん上記のデータは10年生存率で表示されていますが、5年生存率でいえばもう少しパーセンテージは高くなります。 5年生存率とは がんの治療ではよく「5年生存率」という判断基準を用いるのですが、これは手術などの治療を行った後に5年間でがんの再発がなければ完治したと考え、その後にがんが発生した場合は別のがんと考える考え方です。 乳がんで亡くなられた有名人とは 乳がんに罹られて亡くなられた有名人もいらっしゃいます。 乳がんで惜しくも亡くなられた方をご紹介いたします。 乳がんの闘病の末に見事に復活された有名人 乳がんを発症して見事に復活された有名人もたくさんいらっしゃいますのでご紹介いたします。 乳がんを発症する女性が増え続けているため、有名人の中にも乳がんを公表して闘病の復活した有名人もいらっしゃいますが、乳がんが危ない病気であることには変わりがありませんので早期発見をするために定期検診を受けることが大切です。 まとめ いかがでしたでしょうか。 他人ごとではないがんだからこそ、乳がんについて詳しく知っていただくことはとても重要であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。 乳がんの初期症状や検査方法、罹られた場合の治療などについても知識として知っておくことで、その後の心構えやご家族の方の気持ちも変化があると思います。 この記事が皆さんのお役に立てればなによりです。 そして、日頃からご自身の体調管理の大切さや、何か症状があったらまずは病院を受診するなどの行動が大切であることが伝われば幸いです。 どこで人間ドックを受ければ良いの? がんの早期発見の重要性はわかるけど、人間ドックを申し込むにも、どこで受診すれば良いのかわからない。 一番近い病院は?評判は?など悩みがあるかと思います。 最近では、人間ドックもインターネット上で予約できるようになっているため、手軽に近くの病院・予算がわかるようになっています。 そのような紹介サイトは複数ありますが、ここでは を紹介します。 マーソをオススメする理由を簡単に説明しますね。 全国を網羅しており、路線図から探すことができるのも便利ですよね! 掲載医療施設数、プラン数がとても豊富 ご希望のエリアやプランからお探しいただくこともできますし、医療施設やプラン選びに困った時は コンシェルジュが365日電話対応致します。 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乳がんの闘病ブログまとめ

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2016年1月43才で、まさかの乳癌告知を受けました。 乳癌発見に至るまでの経緯について書いてみます。 私の乳癌初期症状 胸を触っても、しこりがあるかどうかもわからない。 なんとなく硬い部分があるような気がするけど、しこりともいえない。 39歳で娘を出産。 授乳していたこともあり、胸の硬い部分も乳腺症?くらいに考えていました。 しかし、乳癌の不安も少なからずあり、情報には耳を傾けていました。 それでも、 「ネットやテレビで盛んに言われている、乳がんの症状には当てはまらないし。 」 でもやっぱり 「乳腺症?生理前だから?ひょっとして乳癌?」 そんな感じで3年ほど過ぎて行きました。 不安もあって意を決して病院に行きました。 関連記事 症状1)左乳房にジンジンするような強い痛みがあった。 40代になってから、毎月一定の時期に、左胸が痛くなった。 39歳で出産して以降、 ある一定の時期になると乳房の張りを感じるようになりました。 ある一定の時期とは、生理前10日間ぐらいです。 この時は、生理前の胸の張りだろうと思い込んでいました。 ですが、時が経つにつれ痛みは、ジンジンするような強い痛みになっていきました。 あまりに痛いので、市販のロキソニンを服用。 ロキソニンを飲むと痛みは治りました。 症状2)乳癌特有のしこりはなかった。 痛みはありましたが、乳癌の初期症状にあるような、 豆粒のようなしこりは触ってもありませんでした。 乳癌は胸のしこりで発見されると聞きますが、私の場合しこりではありませんでした。 強いて言えば、左乳房に奥に筋状の硬いものがあるような感じでした。 症状3)乳頭からの分泌物もなかった。 乳癌の初期症状である、乳頭からでる分泌物もありませんでした。 乳がんになると、乳頭から血液のような液が出ることがあるそうです。 乳癌に当てはまるはっきりした症状はないものの、激しい痛みがあったのでマンモグラフィー検査を受けることにしました。 マンモグラフィー検査で乳癌の疑い。 癌家系じゃないし、まさか乳癌じゃないだろう? 痛み止め欲しいという理由と、ひょっとして癌だったらどうしようという不安と、 両方の気持ちを抱えながら、近所のクリニックで、マンモグラフィー検査を受けました。 結果、しこりがレントゲンに写り、癌の可能性。 さらに組織診という細胞をとる検査で乳癌ステージ1が確定しました。 今となっては、勇気を出して検査に行ったことが自分の命を救うことになりました。 全く痛みのなかった右乳房にもがんが見つかる マンモグラフィーで左胸、乳癌発見。 精密検査のMRIで右胸にも癌が! 左胸の検査で乳癌が確定し、乳がんの手術数が多い大きな総合病院へ転院しました。 手術のため、さらに検査を進めていくと、 しこりを形成しない乳癌が右胸にもみつかりました。 右乳房は、痛みもなくマンモグラフィーでも超音波でもがんの指摘はありませんでした。 左胸のために行った精密検査のMRIにより、偶然右乳房の乳癌も発見できました。 マンモグラフィーにも、超音波検査にも映らない乳癌があることを初めて知る。 右胸は、まさか?と思うくらい症状がなかったので少しショックでした。 乳癌=しこりと思っていた常識を打ち破るくらいの衝撃でした。 左側の乳房は、乳腺症の症状によく似ていました。 生理が終わると症状が軽くなる 乳腺症は、乳癌や乳腺炎などはっきりした病気ではなく、 女性ホルモンのバランスがくずれて、乳腺に起こるさまざまな病変の総称 おっぱいの加齢に伴う変化 おっぱいが加齢する?!そんなこと考えてもみませんでした。 乳腺症の中に乳癌が合併することもあるそうです。 痛みがあるから乳癌でない。 にはならない。 乳房に痛みがあって不安になり、ネット検索すると「乳癌自体に痛みはない。 」と 医師の方の記事で書かれていました。 その記事を読んで、 「痛みがあるんだから、乳腺症かも?」 と、勝手に解釈していました。 しかし、それは危険な解釈でした。 痛みがある=ホルモンバランスの崩れ=通常とは異なる。 痛みがあるなら、自己判断せず、検査する方が賢明だと実感しています。 もしあの時勝手に乳腺症と決めつけ病院に行かなかったら。 きっと後悔していたと思います。 マンモグラフィーや超音波で要検査になり、 針生検をして良性か悪性か確定診断できたことで、 早期に乳癌を発見できました。 マンモグラフィーで要精密検査になったらどうすればいいの? マンモグラフィーをした経緯 私の場合、左胸に乳房痛が、半年間くらいありました。 痛みは、生理が始まる2週間くらい前から生理が始まるくらいまで。 「乳腺症?かな」くらいで、我慢していました。 しかし、痛みが気になり胸も張っていたので、 マンモグラフィーの検査をしました。 マンモグラフィーの検査結果は、1週間後。 再度追加検査をした。 マンモグラフィー再検査になると、超音波検査、針生検検査をする。 検査の結果、がんの疑いありのカテゴリー4で、要精密検査になりました。 家族親戚に、がん患者は一人もいません。 意外な結果に青ざめました。 先生曰く、超音波の画像を見る限りでは、たぶん良性。 どちらか判断がつかないので、針生検検査で細胞を採取しました。 細胞を採取する検査の結果で、良性か悪性か確定される 細胞をとる検査は、超音波の画面を見ながら、 しこり部分に針を刺し、しこりの細胞をピストル型の 注射器のようなもので吸引して行いました。 ただ寝ているだけなので、これといって大変な検査ではありませんでした。 麻酔をするので、痛みもありません。 採取した細胞を病理診断に出し、結果は1週間後に出ました。 結果は、悪性。 しこり1cmの早期乳がんでした。 針生検の細胞の検査結果が良性だった場合にやっておくこと。 がん保険を見直す 確定診断で、良性の結果が出れば治療の必要はありません。 1年に1度、マンモグラフィーを受け、 しこりが大きくなっていないことを確認して終わりです。 乳がんになると、がん保険にしばらく入れなくなります。 入っているがん保険を確認したり、がん保険に入っていなければ、加入を検討することをお勧めします。 乳がんになると、手術以外にも乳房再建の手術費や薬物治療の医療費などがかかります。 乳がん患者の多くの方は、保険に入っていて良かったといいます。 自分の入っている保険が、非浸潤がんでもおりるのか、がん一時金がもらえるのか、抗がん剤治療費はもらえるのかなど 細かい点も確認しておいたほうがいいです。 関連記事 経過観察中でも気になれば、乳腺専門の病院で検査する。 良性と判断されると、経過観察になります。 1年に1回ないしは、半年に1回、マンモグラフィーや超音波検査をします。 良性なら1年に1回の検査で十分だという人もいれば、1年間放置してもし悪性だったらという不安に思う人もいると思います。 良性が悪性になることはないそうですが、自分の体は、自分にしかわかりません。 不安ならば、もう一度検査してみてもいいんじゃないでしょうか? その際は、産婦人科などではなく、 乳腺専門クリニックや病院で検査することをお勧めします。 要精密検査で不安になっても、逃げなくてよかった マンモグラフィーで要精密検査の結果になったら、 乳がんかもしれない?!と不安になります。 誰に相談していいのかわからないし。 がんと確定されるのが怖くて、 確定診断の検査をやりたくない気持ちになりました。 でも、逃げなくてよかった。 乳がんと診断されたのは、ショックでした。 両胸も全摘になったし。 しかし、早めにわかったことで、命の危険はありません。 乳腺科の病院のブログに、 乳がんを放っておいた場合、半年経つと大きくなっているイメージと書かれていました。 乳がんを放置するのは、その後の人生にとってデメリットです。 治療が長引くし、命の危険にさらされるかもしれない。 要精密検査になったら、まずは乳がんかどうかはっきりさせる確定診断してもらうのが大切だと実感しました。 針生検の検査結果が悪性だった場合にやること 手術する病院を決める。 がんの告知をうけると同時に、手術する病院を決めなければなりません。 私の場合、乳腺クリニックの先生の紹介で病院をきめました。 今後の治療を行う大事な選択です。 通える範囲で、乳がんの手術数が多い病院が候補になってきます。 年間の手術件数は、ネットで調べました。 参考になると思います。 関連記事 悪性の検査結果が出ると、さらに精密な検査が必要になります。 病院が決まると、がんがどの範囲まで広がっているのかさらに検査します。 その結果をふまえ、乳房温存手術、全摘手術などが決まります。 しこりの大きさ• がんの広がり具合• 脇のリンパ節への転移 などを詳しく調べました。 精密検査は、今後の治療を行う大きな病院に転院し、乳腺専門外来で行いました。 その時の記事がコチラ 細胞の検査が判定不可能だった場合にやったほうがいいこと 判定不可能だったら、確定するまで検査する マンモグラフィーで要精密検査になり、細胞を採取したのに、結果が判定不可能。 そんなことも、よくあるようです。 実際私も、1件目の病院で細胞診の検査結果が、判定不可能になりました。 「がんかもしれない?!」 どちらとも言えない結果は、不安が残るだけでした。 再度、乳腺専門のクリニックで、マンモグラフィーからやり直し、確定検査をしました。 結果、悪性の判断がつきました。 癌になっても早期発見できれば元の生活に戻れる。 乳がんと診断された直後は、誰でも不安になると思います。 命の危険は? 仕事はどうする?など。 手術が終われば、体内のがんが取りきれてホッとしました。 幸い、早期発見だったため、長期療養や命に関わるようなこともなく、術後2週間で仕事復帰できました。 乳癌早期発見で、改めて検診の重要性を痛感しました。 癌家系でなくてもがんになる可能性は十分あります。 乳がんは、乳腺を取る手術のため、食べることや歩くことに支障がありません。 内臓への負担がないので、比較的元気に過ごせ、回復も早いです。 マスコミで取り上げる乳がんは、余命など深刻な状況の話題が目立ちますが、 実は、多くの方が元気に過ごし、いままでどおり健康な生活を送っていることを知ってほしいです。 痛みがあると進行が早いの? 痛みがあっても癌自体はとても小さかった。 私の場合、痛みから乳癌発見に至りました。 乳癌と確定され治療まで1ヶ月くらいかかります。 その間、癌が進行するんじゃないかと不安になりました。 手術が終わり病理結果で癌の大きさが判明。 あんなに痛かったのに癌自体は4mmほどの大きさで済みました。 痛みと進行は全く関係ないとホッとしました。 痛み=乳癌ではないけれど、乳がんだった人で、胸が痛かった人もたくさんいるというのは事実。 痛みがあったおかげで、私のように早期に乳癌を発見できた方も多くいるのではないでしょうか? 乳房にしこりや痛みがあるなんて、ものすごく不安です。 ですが、乳癌の手術を終えてみると、死の淵から這い上がるような壮絶なものではありませんでした。 検査等で早めに見つかれば、術後2週間くらいで元の生活に戻れます。 自己判断せず、必ず検査することをお勧めします。 乳がんだったら怖いけど、勇気を出して検査することは、自分の身を守ることだと知った。 家族や親戚に一人も癌になった人がいないのに、乳がんになりました。 今でも信じられないです。 ですが、頭でどんなに否定しても、体に宿ったがん細胞は自然消滅することはありません。 むしろ長い年月をかけて、どんどん増えていきます。 乳がんと診断された時は、絶望感でパニックになりましたが、手術後振り返ると今こうして元の生活に戻れているのは 医療のおかげです。 日本には最高の医療があり、料金も数万円ですみます。 ありがたいです。

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乳がんの肺や骨への転移は、ステージ4と呼ばれる 乳がんが肺や骨へ転移したということは、遠く離れた臓器(遠隔臓器)への転移であり、乳がんが全身にひろがっていることを意味し、ステージ4と呼ばれます。 血流やリンパを通して、全身にひろがっているため、完治は難しいとされます。 がんは、日本人の死因の1位(2014年、厚生労働省)となっている病気です。 女性が罹るがんの種類で、乳がんは1位であり、女性がん患者の5人に1人が乳がんとなっています(国立がん研究センター,2015年。 乳がんにかかる日本人は、年々増えており、2016年の推測では、約9万人と2000年の3万7千人、2012年の約7万人から大幅に増えています。 ステージ1 99. ステージ2 95. ステージ3 79. ステージ4 32. 6% となっています。 おなじく、1998年ー2002年診断例では、• ステージ1 98. ステージ2 93. ステージ3 71. ステージ4 31. 4% となっています。 ステージが進むごとに生存率が低下し、ステージ4では急減します。 これが、がんは早期発見が大事だと言われる理由ですね。 ただ、ここで 注目して頂きたいのは、 およそ15年前の診断と10年前の診断では、ステージ4の5年生存率が1. 2p改善していることです。 医療技術は日進月歩と言われます。 2003年にヒトゲノム(人の遺伝子情報)が解明されて以降、さらに医療の進歩は加速しているはずですから、現在の診断では生存率はもっと良くなっているはずですし、そうなっていることを期待したいです。 乳がん早期発見のためのセルフチェックや乳がん検診の方法を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。 乳がんが肺や骨へ転移したとき(ステージ4)の症状は? 乳がんは、転移があっても症状がない事も多いようですが、肺、骨、肝臓、脳などに転移した場合の症状を見ていきます。 肺への転移 乳がんの肺への転移では、症状が出にくいそうですが、もちろん安心はできません。 少ない中でも、 1週間ほど長引く咳、ぜいぜいとした息、胸の痛み、呼吸困難、しゃがれ声、血の巡りが悪くなることによる首や顔が腫れ、などがあります。 骨への転移 乳がんの骨への転移は、体幹部分の骨に転移しやすく、 背骨、骨盤周り、両肩・両股関節周囲に、痛みがでることが多いようです。 体重を支える骨ですので、骨が大きく壊されてしまうと、 立つことはもちろん、座ることも困難になってしまうケースもあるようです。 骨への転移では、溶骨型と造骨型、この2つが混ざった混合型という3つタイプがあります。 溶骨型は、骨を溶かしてしまう転移で、骨折や麻痺のリスクが高まります。 造骨型は、転移したがんが骨を壊しているのですが、なぜか骨が硬くなってしまうタイプで、骨折や麻痺のリスクは、溶骨型に比べ低いそうです。 乳がんでは、溶骨型と造骨型のどちらになりやすいかは、個人のタイプによって分かれるようです。 乳がんが肺や骨へ転移したとき(ステージ4)の治療は? 肺転移の治療 がんの数、場所(肺の根元か末梢か)、胸水がたまっているか、患者の体力があるか、などによって治療法が変わってきます。 乳がんの再発がなく、体力があり、転移して来たがんが切除可能なら外科手術による治療が考慮されます。 一般的な転移性肺がんの治療法は、 外科手術、抗がん剤治療(化学療法)、放射線療法、光線力学療法 PDT などがあります。 ただし、 乳がんの場合は全身に広がっていると考えられるため、外科手術ではなく、 抗がん剤やホルモン療法が選択されます。 骨転移の治療 骨転移は完治が難しいそうですが、 直接命を脅かさないということで、痛みや日常生活への支障を取り除く事が重要となってきそうです。 また、治療法としては、 放射線治療、ホルモン治療、抗がん剤治療などを行いながら、がんとともに歩む生活となるそうです。 骨転移が判明したら、主治医から乳がんに対するホルモン治療や抗がん剤治療が提案されると思います。 その治療と並行し、ゾレドロン酸やデノスマブなど骨転移治療薬の投与もなるべく受けてください。 乳がんは肝臓や脳へも転移しやすい 乳がんのステージ4では、肺と骨以外に、肝臓、脳への転移の頻度が高いです。 肝臓と脳への転移についてはどういう症状と治療がおこなわれるのでしょうか。 乳がんの肝転移の症状 肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれ、初期症状は出にくいです。 症状がでる頃には、肝臓の半分以上ががんにやられている時と言えます。 がんが進行してくると、• 腹水(お腹に水がたまる)• 黄疸(皮膚が黄色くなる)• 腹部の圧迫感(がんが大きくなって、肋骨を押し上げる) などの症状が出てきます。 乳がんの肝転移の治療 乳がんの肝臓への転移では、肝臓だけの局所治療でなく、 全身治療が選択されます。 全身治療では、通常は抗がん剤やホルモン療法が行われます。 現時点では、併用しても生存率はかわらないため、抗がん剤とホルモン療法が同時に行われる事はないそうです。 乳がんの脳転移の症状 ステージ4乳がん患者の脳転移の頻度は10-16%です。 症状は、出ない事も多いですが、 頭痛、吐き気、体の麻痺などが起こります。 乳がんの脳転移の治療 転移の状況にも依りますが、脳の部分的または全体に体する放射線治療に行われる事が生存期間をのばすことにつながるようです。 乳癌脳転移患者の予後は,脳以外への転移に対する薬物療法の効果が高まったことから,全脳照射例で生存期間中央値が6カ月から14. 4カ月へと長くなりつつある。 脳へつながる血管には血液脳関門というバリア機能があって、抗がん剤が通れないため、抗がん剤治療は行われません。 ただし、近年はそのバリア機能をすり抜けて、脳転移したがんにも効果が出る薬剤の開発も行われているようです。 本来の免疫力を生かしたがん治療 抗がん剤や放射線治療のほかに、人間が元々持っている免疫力をいかしたがん治療=がん免疫療法が最近注目されています。 私たち人間は、毎日およそ5000個のがん細胞が体の中で出来ていると言われています。 それでもすぐにがんにならないのは、元々備わっている免疫力(かぜやウィルスなど自分の体以外の異物を排除する力)が働いて、がん細胞を消してくれているからです。 最近では、免疫力を高めるだけでなく、免疫の機能を利用した治療法が積極的に開発されており、これらの治療法にも期待したいですね。 がんの早期発見の前に、がんを予防するための生命力アップ方法を知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

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