ご飯に芯が残る原因は? 実はご飯に芯が残る原因はいくつかあるんです。 原因として多い順にまとめてみました。 お米の計量ミス 米 1 合= 180cc なので、計量カップの場合はすりきり一杯で一合分となります。 計量カップがない場合、一合の重さは約 150g なので、キッチンスケールで測る方法も良いでしょう。 また、計量スプーンの大さじ 12 杯( 1 杯= 15cc )でも 180cc を測ることができます。 ここは正確に計量することが重要です。 硬水で炊く 使用している水が海外のミネラルウォーターなどの硬水の場合は、硬く炊けてしまうことがあります。 日本の水などの軟水を使用しましょう。 また、水量を確認するときは、必ず平らな場所にお釜を置くことが重要です。 洗米が不十分 お米に付いているヌカなどをしっかり落とすように洗米しましょう。 炊飯器の設定ミス 炊飯器の機能により異なりますが、少量モードやかためモードになど適切でない設定にしてしまっている可能性があります。 前回使用したままのモードになっていることもあるので、炊飯する前に確認しましょう。 ほぐし足りない 炊飯直後はほぐしましょう。 特に早炊きの場合は蒸らし時間が足りないことが考えられます。 ここまでやっても改善しない場合は、さらに以下の原因が考えられます。 炊飯器の劣化 商品・使用頻度などによって異なりますが、炊飯器は一般的に 6 ~ 10 年が寿命のようです。 ちなみに内釜は 3 ~ 5 年、外釜は 6 ~ 10 年と言われているようです。 私自身も 7 年近く使用していた炊飯器がありましたが、ある日突然、ご飯が硬く炊けるようになってしまいました。 試行錯誤した結果、お米の量より 1 合分多い水量( 2 合なら水量は 3 合のライン)で丁度良く炊けることを発見し、しばらくそのまま使用していましたが、間違えやすいこともあり、買い替えました。 お米の種類 ご飯に芯が残っていると感じた時、そーいえば、新米を使った、いつもと違う種類のお米を買ってみた、なんてことはないでしょうか? 意外と無意識にお米を変えている場合があります。 例えば、ミルキークイーンやコシヒカリはもっちりとしてやわわかい、ななつぼしやまっしぐらは硬めであっさりしているなどの品種による違いがあります。 また、日本は全国各地でお米を作っています。 様々な気候・環境下で作られているため、同じ品種でも、それぞれの水分量や吸水量などにも多少違いがあると言えるでしょう。 新米にした場合やお米の種類を変えた場合、まずは正確な計量・水量で炊飯し、そこから水量を微調整(水位を 1mm ずつ変えるなど)して、お好みの炊き方を見つけることをおススメします。 ちなみに、我が家で食べているお米は、お釜の水位ラインより 2mm 程高い水量がベストです。 お米の保管期間 お米は保管期間が長くなるにつれ、乾燥して水分量が減り、硬く炊けることがあります。 古米を炊く場合は、お米の種類を変えた場合と同様に水量を増やすなどして対応しましょう。 浸水 上述のお米の種類と保管期間に関連しますが、お米自体の水分量が少ない場合は浸水してお米に十分に水を吸わせることも大切です。 浸水時間の目安は、夏場なら 20 分、冬場は 1 時間~ 1 時間半、春や秋は 45 分くらいです。 補足 炊き込みご飯の場合は、浸水して十分にお米に水分を吸わせてから調味液や具材を入れましょう。 調味液などの塩分と水分には浸透圧に差があり、先に塩分がお米に吸収されてしまうことで水分が吸水されなくなってしまうので、硬く炊けてしまうのです。 スポンサードリンク 芯が残ったご飯の対処法は? 炊いたご飯を食べてみたら、芯が残っている。 しかも、こんな時に限って多めに炊いてしまった!…結構ショックですよね。 でも、安心してください。 おススメの対処法をご紹介します。 お粥・雑炊・リゾットにする 確実に芯がないご飯を食べることができます。 水を加えて煮るため、仕上がり量が増えて節約になるという利点もあります。 飽きてしまいそうな場合は、しておく方法も良いでしょう。 チャーハン・ピラフなどにアレンジする 水分量が少ないため調理しやすく、パラパラな仕上がりになります。 電子レンジで加熱する 約一膳分のご飯に、少量の水を加えて電子レンジで加熱することで復活します。 炊飯器で再加熱する やや難易度が高くなりますが、日本酒または水を少量加えて再加熱することで復活します。 ただし、どの程度芯が残っているかで加える水分量が変わるので、日本酒や水を加え過ぎるとベチャベチャになる可能性があります。
次の芯が残ったごはんの復活対処法 ご飯がうまく炊けなかった時に一番簡単に復活させられる対処方法、それは 「もう一度炊飯器で炊く!」です。 水の量を間違えて少なめにして炊いてしまった場合は、 あとこれくらい水があれば良かったなと言う量の水をごはんの上から全体にまんべんなくふりかけて、再度炊飯ボタンを押して炊き直します。 これだけ! もう一度炊いてしまうと炊けすぎて焦げたりするんじゃ?と思うかもしれませんが、何事もなかったかのように普通にごはんが炊けます。 そして何事もなかったかのように芯も消えています。 ただ 水の量が多すぎると水分が多くて べちゃっとした炊きあがりになってしまうので水の入れ過ぎにはご注意を。 古米を炊く時に お酒を入れて炊くと古米臭がなくなっておいしく炊けると言われますが、芯が残ってしまったお米を炊き直す際にも必要量の水の代わりにお酒を使っても良いです。 以前使っていた炊飯器がそうで、高温になりすぎているのか?連続して炊飯しようとするとエラーが出るタイプのものでした。 もし連続炊飯不可の炊飯器の場合は故障してしまうかもしれないので無理はしないでおきましょう! それじゃぁウチの炊飯器じゃ炊き直しが出来ないじゃないか…という人でもご安心を! 芯が残ったお米をおいしく食べる方法はまだまだあります! 炊飯に失敗したお米の炊き直し方法 炊飯器以外でも炊き直しが出来る方法があって、それは 「蒸すこと」です。 蒸し器があるなら、炊き直したい分を蒸し器に入れて蒸せばそれだけでふっくらとお米を炊き直すことが出来ます。 蒸し器がなくても、寸胴鍋など 深さのある鍋にお湯を少し張ったら底にお皿を敷いて、お茶碗など器に入れたごはんを入れて蒸せばOK。 そんな時は 電子レンジで炊き直すのがやっぱり便利でラクチンです。 ごはんを容器に入れたら 1合分に対して大さじ2程度水を振ってレンチンするだけ。 まだ芯が残っているなと思ったらもう少し水を振りかけて再度温めれば大丈夫です。 炊いた量が多かった場合、今食べない分は 一旦 冷凍してしまいましょう。 ごはんを1食分ずつラップに包んで冷凍庫で保存するのですが、 包む時に水をふりかけてから冷凍します。 水の量は先程と同じく1合分に対して大さじ2程度です。 そして食べたい時にそのままレンチンすれば、ラップの中で蒸されてふっくら温め直すことが出来ます。 この時も、もしまだ芯が残ってしまっていたら少し加水して再度温めましょう。 ピラフにする時は、玉ねぎやニンジンなど好きな野菜や魚介類を炒めたところにごはんを加えて、コンソメスープで炒め煮れば完成です。 もともと生米を使って作る料理なので、既に幾分か炊いてしまっているお米を使うので出来上がりも早いです。 リゾットはお米の芯を残す料理なのでもはや文句なしに作れてしまいますね(笑 フライパンにごはんとバター、コンソメかブイヨンスープを加えて煮て、たっぷりの粉チーズを混ぜ込めばあっという間に完成。 これもお米を既に炊いた状態なので煮込む時間も短く作れます。 リゾットの作り方はこちらをご参考に>> もし、炊き直したは良いものの、今度は逆に水を入れすぎてしまってやわらかく炊きあがってしまった… そんな時は お団子にして食べる、というのはどうでしょう? すりこぎでこねて団子状にしたら、焼きおにぎりみたいに醤油や味噌を付けて焼きます。 一から作ろうと思うと時間がかかってしまうなというお米料理も、 失敗してしまったごはんを使えば時短料理で出来ます。 他にも、チャーハンやドリアなどに活用したり、炊き直す際に水が多くてやわらかくなり過ぎてしまったとしても雑炊やおじやにするなど色々とアレンジをして食べられます。
次の炊き込みご飯を作って失敗したことがありますか? 炊き込みご飯の失敗について、私も調べたことがありますが、 間違った見解と、今一つ分かってない意見が多いと思います。 いまいち失敗の原因がつかめない人はしっかり読んで頂けると 失敗の原因が腑に落ちることでしょう。 わたしは良く炊き込みご飯を作ります。 昔はよく失敗を繰り返していましたが、 なにが原因なのかよくわかりませんでした。 いろいろと試しているうちに失敗するときの共通点と その対策がわかり、今では、どんな食材や味付けにしても 失敗することはほとんどありません。 もちろんレシピなど見ませんし 細かい計量もしません。 前回の記事です、こちらも合せてお読みください。 それでは炊き込みご飯の失敗の原因を解説しましょう 炊き込みご飯の失敗の原因と解決法 味が薄い、濃いなどは自分で調整してください。 実際に芯が残る失敗を経験した方はわかると思うのですが、 失敗して芯があるときには、周りはべちょべちょで水っぽいことがほとんどです。 失敗の原因は2つあります。 調味料の浸透圧でお米の中の水分が外に出てしまう お米を浸水させるときに、調味料(塩気)と一緒に漬け込んでいませんか? これが一番多い原因です。 調味料や味付けをした状態で米を浸してしまうと、米の水分が抜けて外にでてしまいます。 例えば、キュウリを塩でもんだり、漬物にするときのことを考えてみてください。 水分を含んだ野菜を味の濃い調味料につけると、野菜の内部の水分が外に出ますよね。 これと同じ現象がお米の中でおこります。 わたしも炊き込みご飯経験が少ない頃は芯が残らないように、お米に味が染みやすいようにと、調味料を入れた状態で米を長い時間浸水させていました。 こうするとほぼ失敗します。 逆に研ぎたての米を全く浸水させない状態で炊飯すると、以外にも成功します。 本来の白米で考えると、芯が残るほどの水加減って、かなりみずが少なくないと、失敗しません。 もちろん水加減で硬い柔らかいの出来上がりはありますが、結構許容範囲は広いです。 私はチャーハン用に米を炊くときなどは、硬めに白米をたくのでかなり硬めにお米を炊きますが、3合のお米に2.5合の水加減で炊いても芯が残ることはないです。 芯が残る問題は炊き込みご飯特有の失敗であることを理解してください。 お話を理解していただいたら解決策はおわかりになりますよね? 調味料の浸透圧でお米の中の水分が外に出てしまう。 の解決策は? ・ 米は真水で浸水させること ・ 調味料は炊く寸前に合わせること。 上記を実践したはずなのに、まだ芯が残ることがありました。 私の場合は油分が多いピラフ風の炊き込みご飯や、チャーハン風の炊き込みご飯で失敗することが多かったのです。 硬い仕上がりを目指したため、水分量が原因かと思いましたが、水分量は直接的な原因ではなく他に原因がありました。 炊飯器の温度センサーが誤動作して早切れする 炊飯器ってどうやって炊きあがりを判断するのか? 考えたことありますか? お湯を入れて炊いても適切なタイミングで炊きあがるので、時間ではなさそう。 そもそもガス式の炊飯器なんてタイマーも電源もないのに。 なぜ絶妙なタイミングでスイッチオフになるのか? ある日疑問に思い調べたことがあります。 炊飯器には温度センサーがついています。 細かいことはわかりかねますが、この温度を利用してセンサーが感知して、電源を切ったり、ガスを切ったりしています。 全ての炊飯器に当てはまるかどうかまではわかりませんが、大抵の場合この方式を採用しているものと思われます。 通常はあくまで白米を炊くのが主の目的である炊飯器ですから、これに沢山の具材が混ざったり、水以外の調味料が入ったりすると、温度のセンサーが働き早く電源やガスが切れてしまうことがあるのです。 これを踏まえると,油分が多いピラフ等で失敗する原因が腑に落ちました 炊飯器の温度センサーによる早切れを回避するには? ・炊飯器の「炊き込みご飯モード」で炊く これ使ってからは失敗したことないので、おそらくセンサーの設定が違うのではないか。 ・具材をいれすぎない ご飯以外の物が多すぎると、失敗の確立大 ・炊飯器の容量に余裕を持つ 5合炊きの炊飯器であれば米3合+具材くらいがセーティーかと。 (多く入れると失敗するのは、単に火の回りが悪いことよりこのセンサー早切れが原因の 場合が多いのではないかと。 5合炊きの炊飯器に白米5合入れて炊いても問題なく炊け ますもんね。 米で説明しましたが、野菜に塩気が加わると野菜内部に含んでいた水気が 外にでます。 これが水加減を難解にさせる原因となります。 食品ごとに含む水分量もちがいますし、毎回食材や、量も一定ではないでしょうから、 難しいですね。 水加減を適切に保つには ・調味料は水にに入れるのではなく具材にしみこませる こうすることで先に具材から水分を出せる、 ・ 具材によっては調味料で炒めたり、煮てからいれてもOK まとめ 失敗を防ぐためのコツは?• 真水で米を浸水させること。 (30分~1時間)• 調味料は具材になじませる• 具材から水分が出る・米へ塩気がまわるのが遅くなるので一石二鳥!• 炊き込みご飯モードで炊く 一見するとよくあるコツと変わらないように見えますが、 炊飯器の特性や食材の特性を知ったうえで上の項目を実践するのとそうでないのとでは雲泥の差があります。
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