ここ数か月の毎月13日にはさ、 どういう理由で始めたかはあんまり憶えていないのですが、 一か月のあいだで見つけてきた 、というのを やっておりまして。 さいきんなんだかタイミングが合わなくって、 今月はきょう、しるそうと思うんですが。 でもね、じつは、 さすがにもう何か月もやっているからなのか、 あんまり「りっしんべん」の漢字、見つかんない。 たとえばで申しあげますと、 以前にも挙げていると思われる【戦慄】という熟語の 【慄】の訓読みが、 【慄く】で「おののく」と読む。 また、 これも以前に挙げていると思われる【遺憾】という熟語の 【憾】の訓読みが、 【憾み】で「うらみ」と読む。 そういうような、 「別の読み方」系しか見つからなくって。 このごろになってすこしだけ、たとえば、 【悲愴(ひそう)】やら、 【恰好(かっこう)】ってゆう熟語を探せたの。 とくに後者の【恰好】というのはさ、 「りっしんべん」の漢字は けっこうおどろおどろしい感じの漢字が多いので。 【恰好】って見ると、どこかホッとするぅ。 そしてまた、今ぼくが読んでおります 是枝裕和さんの著書『希林さんといっしょに。 』では、 樹木希林さんと是枝さんのとある対談のなかで希林さんが 【慙愧】ということばをおっしゃっていて。 そういう意味で私は是枝さんと出会えたことをありがたいと思うのね。 出会う前に撮った『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』という作品に対しては慙愧(ざんき)に堪えないというか、美術もあんなにみんな頑張ってやったのにもったいなかったという想いがずっとどこかにあったんです。 私は無知なんですよ、無知。 映画というものを知らない。 (是枝裕和さん著『希林さんといっしょに。 』47頁より引用です。 ) 希林さんのおっしゃるこの【慙愧】とは、 精選版日本国語大辞典によれば、、 ざん-き【慙愧・慚愧】 (古くは「ざんぎ」。 元は仏語で、「慙」はみずからはじること。 「愧」は人に向かってこれをあらわすこと) 1. いろいろと自分のことを反省して心からはずかしく思うこと。 恥じ入ること。 また、恐縮すること。 悪口を言うこと。 このことば、ぼくは存じなかったですが。 いやはや、「りっしんべん」に「鬼」、 という漢字まであったのねぇー。 こんなふうにしながら、 「りっしんべん」の漢字を探すときにゃあ、 ネットで検索はせず、読んでいる本の文章のなかで 見かけた漢字をピックアップする感じですので、 もう、なかなか見つかっていないけれども。 たとえば、 ほんのひとつぶの砂金を探し当てる、みたいな感覚でねぇ、 やってゆきたいとはぞんじまする〜。 「りっしんべん」の旅はまだまだつづく。。。 令和元年10月17日.
次の(画像はTBSの番組公式サイトより) クイズ番組「東大王」(TBS系)の絶対的エース・水上颯さんが、2020年3月18日放送回をもって、番組メンバーを卒業した。 水上さんは現在東京大学医学部6年生で、今後は医学の道へ進む。 番組の最後は、水上さんにとってのクイズのスターで、元東大最強の知識王である伊沢拓司さんとの1問勝負で締めくくった。 クイズの超人たちが繰り広げる至極のバトル... のはずだが、早押しを制した伊沢さんの解答に、ツイッター上で大きな笑いが起こった。 いったいなぜか。 しりとり問題でいきなり「ん」終わり 番組開始当初から人気を牽引してきた水上さんの卒業は、2週にわたる特別構成で華を添えた。 18日放送回の終盤は、水上さんがともに切磋琢磨してクイズを極めてきた東大生たちとの1問勝負が行われた。 勝負終わりにはそれぞれのメンバーと水上さんが互いに感謝の言葉を贈り合った。 涙ぐむメンバーもおり、感動的な流れとなっていた。 本来ならここで終了のはずだが、水上さんが「最後1個だけわがままをいっていいですか。 伊沢さんと1問... 」と番組にお願いし、東大王での2人のラストマッチが実現した。 超難問として出題されたのは、「部首名しりとり」問題。 問題が出題されるやいなや、伊沢さんが解答ボタンを早押し。 もちろんこれは不正解。 伊沢「なぜ『ん』だったのかというと... 」 しりとりが「ん」で終わってはいけないというのは、だれもが知っているような基本ルールだ。 伊沢さんは「りっしんべん」の時点でしりとりが成立してないとして、ツイッター上では「え?」「泣いてたけど笑ってしまった」など注目と集め、「りっしんべん」がトレンド入りを果たすなど、大きな話題になった。 伊沢さんのクイズ仲間「QuizKnock」メンバーも 「伊沢拓司、もしかしてしりとり下手か...... ?」 「こいつ本当に心の底からしりとりのルールわかってないんだな...... 」 「限界しりとりのしすぎかwww」 などとツイッターでツッコミを入れている。 この「限界しりとり」とは、伊沢さんがクイズ仲間と考案した独自のしりとり遊びで、スマートフォンゲーム化もされている。 ざっくりといえば、トランプの引いた数字と同じ文字数の言葉でしりとりをするというものだ。 たとえば、「めの3」だったら「めんま」などと繋げる。 そしてこのしりとりにはいくつかのお助けカードがあり、「ん廻し」というカードは自分のターンの言葉が「ん」で終わってもよいとするものだ。 伊沢さんは自身が更新しているユーチューブチャンネル「QuizKnock」の中で、水上さんとこの限界しりとりで対決したこともある。 その動画は2019年5月17日に公開されており、冒頭では「おれ仕事でしかしりとりしないから」などと話していた。 こうした背景を知る視聴者からは「それ限界しりとり(笑)」「QK民は笑ったはず」などといった声が上がっている。 なお、伊沢さんは番組放送直後、ツイッターで意味深な発言をしている。 「なぜ『ん』だったのかというと、いつものアレではなく、そこそこに深いワケが...... いつか水上との対談とかがあったら、その時にでも」.
次の漢字の部首に「りっしんべん」がありますが、どうして四画なんでしょうか? 「くさかんむり」は「十十」と書いていたので四画だと言われれば、なるほどと納得しますが、「りしんべん」ももともとは四画で書いていたということなんでしょうか? できたら、その画像などがある参考ページを教えてください。 補足説明不足でした。 「心」が元になっていたことは知っています。 わたしが知りたいのは、「りっしんべん」が漢字の歴史上実際に四画で表された字体や時代があったのかということです。 たとえば、右側の点を一画でなく二段階というか、ま、二画のなごりのように波立たせて書いていたのかということなんです。 それとも、そういうことはなかったのだが、成り立ちに立ち返って、心だから四画と認定しているのでしょうか? 部首の画数は、実際の外見上の画数ではなく、その部首の元になった漢字の画数を用いるのが一般的です。 たとえば、氵 さんずい は、ご存じのように、「水」が変形したもので、部首分類上、「水」と同じとみなされます。 従って、画数も「水」の画数、すなわち、4画とされます。 忄 りっしんべん は、「心」が変形したものです。 したがって、部首分類上は、「心」と同じとみなされ、画数も4画なのです。 参考 : Wikipedia「部首 - 部首の変形」 Wikipedia「心部」 ---------------------------------------- 補足 について 参考ページはごらんいただきましたか? 「篆書」の時代までは、心とりっしんべんは同じ形だったと言うことです。 隷書以降の時代に、りっしんべんと心の字体が分離したということですね。
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