例 「以前から地域に密着した病院で、地域の患者さんのために看護ケアを提供したいと考えていました。 HPなどを通して御院は、急性期から在宅までトータルに地域の方の医療に力を入れておられることを強く感じ、自分自身も看護師としてスキルアップしながら地域の患者さんに貢献したいと思い、応募いたしました。 」 2. 想定質問2:なぜ転職しようと思ったのですか? 現在の職場を退職する理由を通して、「前の職場でのトラブルがないか」「転職後に気持ちよく仕事ができる相手なのか」を見極めるため、転職理由を質問されます。 転職したい理由の本音が「待遇が悪いから」「人間関係が嫌だったから」であったとしても、ネガティブな発言をしてしまうと、「いずれは自分の職場も悪く言われてしまうのではないか」といったマイナスなイメージを持たれてしまうので要注意です。 「なぜ転職しようと思ったのですか? 」の質問に対する回答例を見ていきましょう。 「なぜ転職しようと思ったのですか? 」の回答例 「 今の職場では得られない知識やスキルを学ぶため」等のアピールをすることがお勧めです。 例 「病院では難しい、継続的なかかわりを持ちたいと考えたため」といった回答と共に、「家庭と両立しながら長く働くことができる場所を探していた」 という回答も良いでしょう。 想定質問3:退職理由は何ですか? 退職後に転職を決めた際に退職理由は、必ずされる質問で特に退職後から転職するまでの期間が長いと、その理由を含めて質問されます。 この質問の意図としては、 質問された際の表情の変化や返答するまでの「間」を面接者は見ているため、よどみなく質問に答えるとともに、ネガティブな発言を避けることがお勧めです。 退職理由を聞かれた場合の回答例をご紹介します。 「退職理由は何ですか? 」の回答例 退職理由に合わせた回答例は、以下の通りです。 退職理由 回答例 転居・転勤 明確に理由を伝える 介護・病気・育児 現在は勤務に差し支えないことを合わせて回答する 「職場の人間関係が嫌になった」「待遇に不満があった」等、ネガティブな退職理由を伝えるのは避け、できる限り差し障りに無い退職理由を伝えましょう。 想定質問4:職務経験・職務内容を教えてください 面接官は、履歴書で看護師の職歴・職務経験を見ていますが「今までの職務経験・職務内容」の質問を実際にすることで「 履歴書の内容に差異はないか」「自分の中で整理して伝えること能力があるか」を見ています。 今までの職歴を聞かれた時の回答例を以下にご紹介します。 「今までの職務経験・職務内容を教えて下さい」の回答例 履歴書の内容とずれがないように意識しつつ、 看護経験と職務を通した自己PRを踏まえて回答します。 ポイント! 職歴が多い場合には、過去の職歴は履歴書の内容とずれがないように簡単に伝えて、最終職歴や自分が力を入れてきた看護経験ついて詳しく話すことがポイントです。 想定質問5:就職後、何をやっていきたいですか? 面接官は、就職後に何をしたいか聞くことで「就職後の希望が明確にあるか」「病院にどのような貢献をしてくれるのか」等を確認しようとしています。 「就職後何をしていきたいか」の質問に対してどのような回答をするのが適切か見ていきましょう。 「就職後、何をやっていきたいですか? 」の回答例 就職後に何をしたいか聞かれた場合は、自分の経験を踏まえて働きたい部署や将来の希望を伝え、 将来像を明確に伝えるようにしましょう。 注意点! 「どんな部署でも頑張ります」「一生懸命働きます」等の熱意だけを伝えることは、逆効果になることもあり、「〇病棟でなければ嫌だ」等の発言もわがままな印象を持たれるため避けましょう。 想定質問6:勤務はいつから可能ですか? 中途採用の場合は、勤務開始時期が非常に重要なポイントです。 特にクリニックや病棟などで欠員などが出て、スタッフをできるだけ早く補充したい場合には、 明確な入職時期を知り今後の見通しを立てるために勤務開始可能時期を質問されます。 勤務開始時期を質問された場合の回答例は、以下の通りです。 「勤務はいつから開始可能ですか? 」回答例 勤務開始時期を聞かれた際は、転職先が看護師の勤務予定を立てやすいように、できるだけ具体的な日程を伝えると良いでしょう。 例 「〇〇までは勤務予定のため、今ははっきりした日程をお答えできかねますが、内定をいただけたら1週間以内に確実な日にちをご連絡させて頂きます。 」 7. さらに、自分の考えを相手に伝えるコミュニケーション能力も確認されています。 看護観や看護をする上で大切にしていることを尋ねられた場合は、どのような回答が採用されやすくなるのか以下で見ていきましょう。 「看護観・看護で大切にしていることを教えて下さい」の回答例 看護観・大切にしていることを聞かれた場合は、今までの 経験を踏まえて看護観や看護において大切にしていることを簡単に説明しましょう。 例 外来患者で姓だけ呼び出してしまい、違う方に検査説明をしそうになったことがありました。 検査説明を始めてすぐに、患者さんを間違えて呼び入れてしまったことに気が付き患者さんに謝罪し、上司に報告しました。 それ以降は同じ間違いを繰り返さないように、フルネームと生年月日を患者さんと一緒に確認することを徹底しています。 」 9. 想定質問9:自己PRをお願いします 志望動機や職歴などでは、人柄まで理解できないため「自分についてどのように理解しているか」「自分について相手に伝える能力があるのか」を確認するため自己PRや長所・短所を質問されます。 自分について聞かれた場合の回答例について紹介していきます。 「自己PRをお願いします。 」の回答例 自分について質問された場合は、 自分が頑張ってきたことを上手に織り込んでアピールすることが大切です。 例 「私の長所は、粘り強いところです。 そのため、慢性疾患の患者さんと継続的に関わり続けることを得意としています。 短所としては、慌てやすいところです。 そのため、急いで処置をしなければならない時には、慌てないように深呼吸をしてから行動に移すように心がけています。 」 10. 想定質問10:どんな時にストレスを感じますか? 看護師は、ストレスが多い職業であるため、 転職後の様々なストレスにより休職や退職に陥らないかどうか見極めるためストレスをいつ感じるかを質問されます。 この質問では、質問された際の表情や答えるまでの間を質問者はチェックしています。 ストレスをいつ感じるかの質問に対して、良い回答例を見ていきましょう。 「どんな時にストレスを感じますか? 」の回答例 ストレスをいつ感じるかを聞かれた場合は、 できるだけ前向きな回答をするように心がけます。 例 「看護の良さは、患者さんやご家族と直接触れ合うことができることです。 自分も患者さんにケアを提供しますが、患者さんからもパワーをもらうことも多く、自分も元気になれます。 看護の大変な部分は、人相手の仕事なだけに、精神的にも肉体的にも疲労が溜まりやすい点です。 けれど、休日にはリフレッシュするように心がけていますので、大変なことよりも楽しいと感じることの方が多いです。 」 13. 想定質問13: 医療ニュースで何に興味を持ちましたか? 社会情勢をはじめ、ニュースに目を通しているかどうかを確認するため、最近の医療ニュースについて質問されます。 医療は、常に新しい情報を収集する必要があるため、「 普段からの心構え」「どんな内容に興味を持つのか」等、を確認することで配属先を決める際の情報の1つにするために質問します。 医療ニュースについて尋ねられた場合の回答例を以下に紹介します。 「最近の医療ニュースで興味を持ったものは何ですか? 」の回答例 見聞きしたニュースのことを答えるのではなく、「更に知識を深めたい」「勉強したい」等の意欲をアピールすることが大切です。 ポイント! 回答の内容に対して詳しく聞かれて答えられない場合は、想定質問対策と思われてしまうため、ニュースの内容をきちんと下調べしておきましょう。 想定質問14:採血や注射はできますか? 即戦力を期待している場合やクリニック・検診などで、採血や注射ができるかを質問されます。 採血や注射の他には、「 12誘導心電図の経験はあるか」「電話対応や受付業務に抵抗はないか」などの質問も同様の意図があります。 採血や注射ができるかどうかを質問された際の回答例について見ていきましょう。 「採血や注射はできますか? 」の回答例 看護技術について聞かれた際は、「自分ができることをアピールしすぎない」「自分ができないことを前面に出しすぎない」「周囲のスタッフに教えてもらいながら業務を行う」等をアピールします。 採血や注射について 自信のある看護師の場合と自信のない看護師の場合それぞれの回答例は、以下の通りです。 採血や注射に自信のある看護師の場合 「前の職場でも、経験していますので問題ないと思います。 最初は、御院のやり方を指導して頂き、実践したいと思います。 」 採血や注射に自信のない看護師の場合 「最初は、業務の流れを覚えたいと思います。 慣れてきたら、指導して下さる方のサポートを受けながら、できるだけ早く独り立ちできるようにしたいと考えています。 」 15. 想定質問15:職種・年齢を問わずチームを組めますか? 経験豊富な看護師に対して、「年下のスタッフに教わる場合」「外来などで人数が少ない場合」等に、 以前からいるスタッフと上手くコミュニケーションが取れるかを確認するため様々な職種や年齢の人とチームが組めるかを質問されます。 様々な職種・年齢の人とチームを組めるかを聞かれた時の回答例を紹介しています。 「職種・年齢を問わずチームを組めますか? 」の回答例 幅広い職種と世代の人と協力できるかの質問に対して、自分の経験や年齢にこだわらず、 周囲に溶け込む努力が自分からできることをアピールします。 例 「色々な職種の方と話すことは勉強になりますし、楽しみにしています。 」 16. 想定質問16: 子供がいる場合 支えてくれる人はいますか? 看護スタッフが少ない病院やクリニックの場合、急な休みは他のスタッフに負担がかかり、 急な休みが多いかどうかを確認するため、小さい子供がいる場合サポートしてくれる人がいるかを質問されます。 小さい子供がいる看護師に対してサポートしてくれる人がいるかどうか、の質問の良い回答例を以下で説明しています。 「 子供がいる場合 支えてくれる人はいますか? 」の回答例 小さい子供がいる看護師は、「現時点での状況」と「今後迷惑が掛かる具体的な時期」を伝え「急に休みを取ることが少ない」等をアピールすると良いでしょう。 例 「今、子供も落ち着て学校に通っていますし、丈夫が取り柄です。 両親や夫も育児には協力的です。 ただ、子供の学校が半日の時や、学校行事などで休まなければならない時は、早めにお休みをお伝えさせていただきます。 」 17. まとめ 看護師が転職面接で受ける16個の想定質問について、代表的なものからレアで個別的な質問についての回答を説明してきました。 どの質問に対しても、質問に対して明確に答えることが大切であるため、「良く聴き取れなかった」「質問の内容が不明確だった」等の場合は、質問を聞き返してから回答しましょう。 また、質問に対して「ネガティブ」な印象を与えないことや社会人として大切なストレスマネジメント力・コミュニケーション力について、自己PRできるように心がけることも、転職に有利に働きます。 質問に対して答える表情や言いまわしが、回答内容以上に相手の印象を左右することもあるため、 どんな質問が来ても慌てず落ち着いて、はきはきと回答するように心がけましょう。 転職面接を控えている看護師は、是非参考にしてみて下さい。
次の例 「以前から地域に密着した病院で、地域の患者さんのために看護ケアを提供したいと考えていました。 HPなどを通して御院は、急性期から在宅までトータルに地域の方の医療に力を入れておられることを強く感じ、自分自身も看護師としてスキルアップしながら地域の患者さんに貢献したいと思い、応募いたしました。 」 2. 想定質問2:なぜ転職しようと思ったのですか? 現在の職場を退職する理由を通して、「前の職場でのトラブルがないか」「転職後に気持ちよく仕事ができる相手なのか」を見極めるため、転職理由を質問されます。 転職したい理由の本音が「待遇が悪いから」「人間関係が嫌だったから」であったとしても、ネガティブな発言をしてしまうと、「いずれは自分の職場も悪く言われてしまうのではないか」といったマイナスなイメージを持たれてしまうので要注意です。 「なぜ転職しようと思ったのですか? 」の質問に対する回答例を見ていきましょう。 「なぜ転職しようと思ったのですか? 」の回答例 「 今の職場では得られない知識やスキルを学ぶため」等のアピールをすることがお勧めです。 例 「病院では難しい、継続的なかかわりを持ちたいと考えたため」といった回答と共に、「家庭と両立しながら長く働くことができる場所を探していた」 という回答も良いでしょう。 想定質問3:退職理由は何ですか? 退職後に転職を決めた際に退職理由は、必ずされる質問で特に退職後から転職するまでの期間が長いと、その理由を含めて質問されます。 この質問の意図としては、 質問された際の表情の変化や返答するまでの「間」を面接者は見ているため、よどみなく質問に答えるとともに、ネガティブな発言を避けることがお勧めです。 退職理由を聞かれた場合の回答例をご紹介します。 「退職理由は何ですか? 」の回答例 退職理由に合わせた回答例は、以下の通りです。 退職理由 回答例 転居・転勤 明確に理由を伝える 介護・病気・育児 現在は勤務に差し支えないことを合わせて回答する 「職場の人間関係が嫌になった」「待遇に不満があった」等、ネガティブな退職理由を伝えるのは避け、できる限り差し障りに無い退職理由を伝えましょう。 想定質問4:職務経験・職務内容を教えてください 面接官は、履歴書で看護師の職歴・職務経験を見ていますが「今までの職務経験・職務内容」の質問を実際にすることで「 履歴書の内容に差異はないか」「自分の中で整理して伝えること能力があるか」を見ています。 今までの職歴を聞かれた時の回答例を以下にご紹介します。 「今までの職務経験・職務内容を教えて下さい」の回答例 履歴書の内容とずれがないように意識しつつ、 看護経験と職務を通した自己PRを踏まえて回答します。 ポイント! 職歴が多い場合には、過去の職歴は履歴書の内容とずれがないように簡単に伝えて、最終職歴や自分が力を入れてきた看護経験ついて詳しく話すことがポイントです。 想定質問5:就職後、何をやっていきたいですか? 面接官は、就職後に何をしたいか聞くことで「就職後の希望が明確にあるか」「病院にどのような貢献をしてくれるのか」等を確認しようとしています。 「就職後何をしていきたいか」の質問に対してどのような回答をするのが適切か見ていきましょう。 「就職後、何をやっていきたいですか? 」の回答例 就職後に何をしたいか聞かれた場合は、自分の経験を踏まえて働きたい部署や将来の希望を伝え、 将来像を明確に伝えるようにしましょう。 注意点! 「どんな部署でも頑張ります」「一生懸命働きます」等の熱意だけを伝えることは、逆効果になることもあり、「〇病棟でなければ嫌だ」等の発言もわがままな印象を持たれるため避けましょう。 想定質問6:勤務はいつから可能ですか? 中途採用の場合は、勤務開始時期が非常に重要なポイントです。 特にクリニックや病棟などで欠員などが出て、スタッフをできるだけ早く補充したい場合には、 明確な入職時期を知り今後の見通しを立てるために勤務開始可能時期を質問されます。 勤務開始時期を質問された場合の回答例は、以下の通りです。 「勤務はいつから開始可能ですか? 」回答例 勤務開始時期を聞かれた際は、転職先が看護師の勤務予定を立てやすいように、できるだけ具体的な日程を伝えると良いでしょう。 例 「〇〇までは勤務予定のため、今ははっきりした日程をお答えできかねますが、内定をいただけたら1週間以内に確実な日にちをご連絡させて頂きます。 」 7. さらに、自分の考えを相手に伝えるコミュニケーション能力も確認されています。 看護観や看護をする上で大切にしていることを尋ねられた場合は、どのような回答が採用されやすくなるのか以下で見ていきましょう。 「看護観・看護で大切にしていることを教えて下さい」の回答例 看護観・大切にしていることを聞かれた場合は、今までの 経験を踏まえて看護観や看護において大切にしていることを簡単に説明しましょう。 例 外来患者で姓だけ呼び出してしまい、違う方に検査説明をしそうになったことがありました。 検査説明を始めてすぐに、患者さんを間違えて呼び入れてしまったことに気が付き患者さんに謝罪し、上司に報告しました。 それ以降は同じ間違いを繰り返さないように、フルネームと生年月日を患者さんと一緒に確認することを徹底しています。 」 9. 想定質問9:自己PRをお願いします 志望動機や職歴などでは、人柄まで理解できないため「自分についてどのように理解しているか」「自分について相手に伝える能力があるのか」を確認するため自己PRや長所・短所を質問されます。 自分について聞かれた場合の回答例について紹介していきます。 「自己PRをお願いします。 」の回答例 自分について質問された場合は、 自分が頑張ってきたことを上手に織り込んでアピールすることが大切です。 例 「私の長所は、粘り強いところです。 そのため、慢性疾患の患者さんと継続的に関わり続けることを得意としています。 短所としては、慌てやすいところです。 そのため、急いで処置をしなければならない時には、慌てないように深呼吸をしてから行動に移すように心がけています。 」 10. 想定質問10:どんな時にストレスを感じますか? 看護師は、ストレスが多い職業であるため、 転職後の様々なストレスにより休職や退職に陥らないかどうか見極めるためストレスをいつ感じるかを質問されます。 この質問では、質問された際の表情や答えるまでの間を質問者はチェックしています。 ストレスをいつ感じるかの質問に対して、良い回答例を見ていきましょう。 「どんな時にストレスを感じますか? 」の回答例 ストレスをいつ感じるかを聞かれた場合は、 できるだけ前向きな回答をするように心がけます。 例 「看護の良さは、患者さんやご家族と直接触れ合うことができることです。 自分も患者さんにケアを提供しますが、患者さんからもパワーをもらうことも多く、自分も元気になれます。 看護の大変な部分は、人相手の仕事なだけに、精神的にも肉体的にも疲労が溜まりやすい点です。 けれど、休日にはリフレッシュするように心がけていますので、大変なことよりも楽しいと感じることの方が多いです。 」 13. 想定質問13: 医療ニュースで何に興味を持ちましたか? 社会情勢をはじめ、ニュースに目を通しているかどうかを確認するため、最近の医療ニュースについて質問されます。 医療は、常に新しい情報を収集する必要があるため、「 普段からの心構え」「どんな内容に興味を持つのか」等、を確認することで配属先を決める際の情報の1つにするために質問します。 医療ニュースについて尋ねられた場合の回答例を以下に紹介します。 「最近の医療ニュースで興味を持ったものは何ですか? 」の回答例 見聞きしたニュースのことを答えるのではなく、「更に知識を深めたい」「勉強したい」等の意欲をアピールすることが大切です。 ポイント! 回答の内容に対して詳しく聞かれて答えられない場合は、想定質問対策と思われてしまうため、ニュースの内容をきちんと下調べしておきましょう。 想定質問14:採血や注射はできますか? 即戦力を期待している場合やクリニック・検診などで、採血や注射ができるかを質問されます。 採血や注射の他には、「 12誘導心電図の経験はあるか」「電話対応や受付業務に抵抗はないか」などの質問も同様の意図があります。 採血や注射ができるかどうかを質問された際の回答例について見ていきましょう。 「採血や注射はできますか? 」の回答例 看護技術について聞かれた際は、「自分ができることをアピールしすぎない」「自分ができないことを前面に出しすぎない」「周囲のスタッフに教えてもらいながら業務を行う」等をアピールします。 採血や注射について 自信のある看護師の場合と自信のない看護師の場合それぞれの回答例は、以下の通りです。 採血や注射に自信のある看護師の場合 「前の職場でも、経験していますので問題ないと思います。 最初は、御院のやり方を指導して頂き、実践したいと思います。 」 採血や注射に自信のない看護師の場合 「最初は、業務の流れを覚えたいと思います。 慣れてきたら、指導して下さる方のサポートを受けながら、できるだけ早く独り立ちできるようにしたいと考えています。 」 15. 想定質問15:職種・年齢を問わずチームを組めますか? 経験豊富な看護師に対して、「年下のスタッフに教わる場合」「外来などで人数が少ない場合」等に、 以前からいるスタッフと上手くコミュニケーションが取れるかを確認するため様々な職種や年齢の人とチームが組めるかを質問されます。 様々な職種・年齢の人とチームを組めるかを聞かれた時の回答例を紹介しています。 「職種・年齢を問わずチームを組めますか? 」の回答例 幅広い職種と世代の人と協力できるかの質問に対して、自分の経験や年齢にこだわらず、 周囲に溶け込む努力が自分からできることをアピールします。 例 「色々な職種の方と話すことは勉強になりますし、楽しみにしています。 」 16. 想定質問16: 子供がいる場合 支えてくれる人はいますか? 看護スタッフが少ない病院やクリニックの場合、急な休みは他のスタッフに負担がかかり、 急な休みが多いかどうかを確認するため、小さい子供がいる場合サポートしてくれる人がいるかを質問されます。 小さい子供がいる看護師に対してサポートしてくれる人がいるかどうか、の質問の良い回答例を以下で説明しています。 「 子供がいる場合 支えてくれる人はいますか? 」の回答例 小さい子供がいる看護師は、「現時点での状況」と「今後迷惑が掛かる具体的な時期」を伝え「急に休みを取ることが少ない」等をアピールすると良いでしょう。 例 「今、子供も落ち着て学校に通っていますし、丈夫が取り柄です。 両親や夫も育児には協力的です。 ただ、子供の学校が半日の時や、学校行事などで休まなければならない時は、早めにお休みをお伝えさせていただきます。 」 17. まとめ 看護師が転職面接で受ける16個の想定質問について、代表的なものからレアで個別的な質問についての回答を説明してきました。 どの質問に対しても、質問に対して明確に答えることが大切であるため、「良く聴き取れなかった」「質問の内容が不明確だった」等の場合は、質問を聞き返してから回答しましょう。 また、質問に対して「ネガティブ」な印象を与えないことや社会人として大切なストレスマネジメント力・コミュニケーション力について、自己PRできるように心がけることも、転職に有利に働きます。 質問に対して答える表情や言いまわしが、回答内容以上に相手の印象を左右することもあるため、 どんな質問が来ても慌てず落ち着いて、はきはきと回答するように心がけましょう。 転職面接を控えている看護師は、是非参考にしてみて下さい。
次の就活の面接で「最近、気になるニュースを教えて下さい」「(あるニュースをとりあげて)このニュースについてどう考えますか?」と質問されることがありますよね。 「これが正解」といったものがない質問なので、どう答えればいいかわからず、上手く答えられない学生も多いかもしれません。 そこで、面接で「最近気になるニュース」「〜についてどう思いますか?」と聞かれた時の答え方を例文つきで解説致します! 面接で「最近気になっているニュース」を聞く意図 自分の意見を言えるかどうかを見たい 一般的な面接の質問は、ほとんど学生に対策されてしまっています。 だから、対策しにくい最近のニュースへの感想をきくことで、その学生の自分で考える力を知りたいのです。 会社に入ると「君はどう考える?」と自分の考えを求められます。 この質問は学生の自分で考える力を試そうとしているのです。 きちんとアンテナを貼っているかどうかを知りたい 会社で働く人間として、常識の範疇で、ある程度最新のニュースについては知っておく必要があるでしょう。 その最低限のアンテナがはれているかどうかを確認しようとしています。 業界への関心があるかを知りたい 志望企業に興味があるなら、志望企業・業界に関するニュースをチェックしているはずです。 この質問を通して「この学生は、業界のニュースに気を払っているか?」つまり、本当にしっかり会社を志望しているかを見ようとしています。 面接評価シートで面接官のチェックポイントを確認しよう 面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。 面接評価シートには、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があるのです。 企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで面接官視点を把握することができます。 面接官は、どのような就活生を評価するのでしょうか。 「」を無料でダウンロードして、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。 取り上げる「最近気になるニュース」の選び方 では、「どんなニュースを取り上げるべきか?」という問題を考えていきましょう。 「最近気になるニュース」としてどんなニュースを答えればよいのでしょうか? 最近といっても昨日今日のニュースである必要はありません。 直近のニュースから1年ぐらいまでのニュースなら問題ありません。 面接官は社会人としてのあなたの資質に興味を持っています。 「なぜそのニュースを選んだのか?」「そのニュースのどんなところに興味を持ったのか?」を説明することにより、自分の意見を述べられるようにしましょう。 できれば、志望業界の仕事に関連するような内容にしたほうがよいですが、経済ニュースなど職種に関わらず使えるテーマもあります。 また、社会人として必要な情報を要約しわかりやすく伝えられる能力も見られているため、内容をだらだらと話すのではなく、的確かつ正確に要約することも大切です。 志望業界に関するニュースを選ぼう 一番オススメなのが「志望企業・業界に関連するニュース」です。 業界への関心度の高さや、企業研究の熱心さをアピールできるからです。 たとえば、金融志望者なら「大手メガバンクのビットコイン対応」「Fintech」などのニュースを取り上げるという具合です。 志望企業・業界に関する最新ニュースを取り上げ、自分なりの意見を語れば「しっかり情報収集をし、自分の意見を持っている学生」として面接官にプラスに評価されます。 OK例 【旅行業界】 最近気になったニュースは、「2018年の訪日外客数が過去最高となった」ことです。 国内の旅行消費が伸び悩み、人口も減っていくために、外国人客の取り込みは必要となり、今後は、海外からの旅行者は増え続けると思います。 そのため、国ごと、目的別の多様なニーズに応対する必要があると感じました。 話題の経済ニュースも無難 志望企業・業界に関する目新しいニュースがなければ、話題の経済ニュースを取り上げても良いでしょう。 たとえば「日銀の介入」や「ブレグジット」や「G20閣僚会議」での経済に関するニュースなどなど、経済誌を賑わせているトピックを取り上げて回答しましょう。 ただし、話題の経済ニュースは誰でもそれなりに意見を持っているものです。 ありきたりな事を話しては「あまり物事を考えていないな」と評価されてしまうでしょう。 経済雑誌(日経ビジネス、ウォール・ストリート・ジャーナルなど)を読み込んだ上で回答をつくっておくことです。 また、経済というと難しく考えがちですが、「ウーバーイーツ」や「電子マネー」など生活に密着した最近話題の経済ニュースも扱いやすいテーマです。 NGなニュースの話題3つ また、「面接の場」ということを考えれば避けるべきニュースもあります。 以下では、避けるべき話題をご紹介します 政治 政治の話題は避けましょう。 相手がどんな立場なのかわからないからです。 たとえば、「民主党は駄目ですね」と批判したら、面接官が民主党支持をしていた…などではどうしても心象が悪くなってしまいます。 リスキーなので、政治の話題はさけましょう。 NG例 アイドルのCさんと俳優のDさんが不倫関係にあるというニュースが気になります。 スポーツに関するニュースでも、例えば国際イベントであるオリンピックに関する建設ラッシュやそれに関連した都市開発計画など、直接スポーツに関する話題でなければ問題ないこともあります。 情報収集はどこから集めればいい? 「最近気になるニュース」を聞かれた時にスムーズに答えるには、日頃から情報収集に務めなければなりません。 そこで、つかえる情報源をご紹介します。 おすすめ1…Newspick 一番オススメなのが「Newspick」。 Newspickは著名な経営者や学者、社長など有名ビジネスマンが数多く利用するニュースサイトです。 多くのビジネスマンがコメントしたニュースがサイトトップで紹介されるシステムになっています。 有名ビジネスパーソンが注目するホットな経済トピックを見つけるには最適のサイトでしょう。 おすすめ2…日本経済新聞(電子版) 日経新聞の電子版も、王道ですが使えます。 電子版は紙版と違って、検索ができるからです。 志望企業名で検索しておけば、すぐに業界の関連ニュースがさらえるのです。 有料ではありますが、社会人になったら読むものですから、就活生のうちに入っても損はないでしょう。 おすすめ3…東洋ビジネス ニュースサイトや新聞はあくまで概要しかわかりません。 面接官をうならせるほどの深い洞察を手に入れるのは厳しいでしょう。 そんな時は経済誌が役に立ちます。 「沈む地銀」「テレビの崩壊、ストリーム動画サイトの攻勢」など様々なトピックで特集を企画しているので、業界に関連する特集を読んでおけば、志望業界に関する深い洞察が手に入るでしょう。 設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。 これは、私がテストした時の診断結果です。 この通り、かなり詳しく教えてくれます。 偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。 OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。 AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。
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