アフターピル服用後の生理周期について質問です。 先日、生理が終わった次の日に避妊具ありで性行為をしたのですが、外す際に破れてしまいました。 排卵日5日前だったので心配で念のためア フターピルを処方してもらい、72時間以内に服用しました。 飲んだ3日後に出血があり、生理のように、量もそこそこ多く若干生理痛のような鈍痛もあります。 そこで、今後の周期についてなのですが、 この出血が生理だとしたら、周期がリセットされるということなのでしょうか? 本来の次の生理予定日は10月9日で、27日周期です。 この日にまた生理が来る 月に2回 というわけではなく 今回の生理から27日目に来るということなのでしょうか? 調べてみても、ずれる可能性がある、としか書いておらず 経験者の方教えていただきたいです。 アフターピルを服用した後の出血には、2通りあります。 アフターピルのホルモンの作用による出血=消退出血と、通常の月経(生理)です。 排卵が起こると、排卵した後の卵胞は直ちに黄体となり,黄体ホルモン プロゲステロン を分泌します。 すると子宮体内膜は崩壊剝離して月経出血が始まります。 アフターピルは黄体ホルモン剤が主ですから、この時期にアフターピルを服用しても薬の作用は無く、消退出血は起きなくて通常の月経が起こります。 黄体ホルモンの出ていない排卵前の時期の服用であれば、薬で黄体ホルモンを過剰に摂取して子宮内膜を刺激し、黄体ホルモンの減少した時に出血します。 これがアフターピル服用3~5日後の消退出血です。 さらに、アフターピルの作用によって排卵が遅延し、排卵の後に通常の月経がはじまります。 すなわち、月経サイクルの中で出血が2度、消退出血と生理が起こるのです。 ただ、一度子宮内膜が流れていますので、出血の量が少なく、短期間で終わることが多いようです。 厚生労働科学研究補助金「子ども家庭総合研究事業」の「緊急避妊の作用機序解明に関する研究」の医師向けの報告書では、緊急避妊薬(アフターピル)の飲んだ時期によっていつ出血が起るのかの報告がされています。 抜粋すると、 1. 卵胞期前期 卵胞径11mm以下では、、5~6日後に消退出血が開始した。 卵胞発達が抑制され月経が予定日よりも遅れた。 卵胞径11mm以上では、5~6日後に消退出血があったが、卵胞発育は遅延なく継続し、排卵した。 月経予定日付近で月経あり。 (つまり、1か月以内に2度出血があることになります) 20例中、妊娠事例はなし。 卵胞期後期 卵胞径16mm以上の発育卵胞では、月経予定日との差が2日以内に出血が起った。 9例中、妊娠事例はなし。 *消退出血はなし 3. 黄体期前期 21例中、19例が月経予定日との差が3日以内に出血が起った。 21例中、3例が、月経予定より5日間早く月経が開始した。 21例中、1例が妊娠した。 *消退出血はなし 4. 7日であった。 18例中、妊娠はなかった。 *消退出血はなし ご質問者様の場合、3日後にアフターピルの作用による消退出血が起こっていますので、卵胞期前期での服用だと思われます。 遅延が無ければ生理予定日付近で自然生理が起こると思います。 稀に、ホルモンの過剰摂取で生理が飛ぶこともあるようです。
次の生理はなぜ起きるの? 生理を遅らせたいと考えている方は、まず生理について理解しておく必要があります。 まずは生理がなぜ起きるのか、そのメカニズムについて復習していきましょう。 生理は、受精が成立しなかったため、子宮内部の組織が経血と一緒に身体の外へ排出される状態のことを言います。 子宮内部の組織や経血が身体の外に排出されることで、子宮内部はキレイになり、次の受精に向けて準備をスタートすることができます。 排卵が起きるから生理はくる 生理は、子宮内部の組織や経血を身体の外に排出ことを言います。 これは、受精が成立しなかったため起きることなので、生理が起きるのには卵子が排卵されることも重要になります。 女性の身体は、卵子が育って排卵される期間と、受精の成立や受精卵を育てるための期間、生理の期間に大きく分けられます。 生理が終わる頃から排卵するまでの期間は、エストロゲン(卵胞ホルモン)が積極的に分泌され、排卵された後から生理が始まるまでの期間は、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが積極的に分泌されます。 ふたつの女性ホルモンの期間は25日~38日周期となります。 これが、生理周期の内訳です。 生理の周期に個人差があるのは、それぞれの女性ホルモンの分泌期間や量に違いがあるからです。 生理を遅らせるためには、これらの女性ホルモンをうまくコントロールすることが重要になります。 安定した生理周期の必要性 次の生理をできるだけ遅らせたいと考えていても、元々の生理周期が不安定だと調整しづらい部分があります。 生理は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量や期間によって決まるため、これらの女性ホルモンが安定して分泌されなければ、生理をどのように遅らせればいいのかわからなくなってしまいます。 女性ホルモンの分泌は、心と身体の除隊によって左右されるため、できるだけストレスをかけないようにすることが大切です。 ストレスを強く感じてしまうと、女性ホルモンの分泌は瞬く間に乱れ、生理周期そのものも乱れてしまいます。 そのようなことにならないためにも、できるだけ規則正しい生活習慣を行い、ストレスをうまく発散させるようにしましょう。 基礎体温の重要性 生理周期は女性ホルモンの分泌によって左右します。 生理周期が乱れてしまいやすいという方は、基礎体温を測って女性ホルモンの分泌バランスをチェックしてみましょう。 基礎体温は、二層に分かれており、低温期と高温期があります。 基礎体温が分かれるのは女性ホルモンの作用によるもので、エストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌されている期間は低温期となり、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されている期間は高温期となります。 もし、基礎体温が二層にわかれておらず、上がったり下がったりする場合は、女性ホルモンの分泌が安定していないということなので、一度産婦人科に診てもらうようにしましょう。 正しい基礎体温の測り方 生理周期は女性ホルモンの分泌によって変わるため、安定しているかどうか基礎体温を計測することが必要です。 基礎体温の測り方にはルールがあるため、詳しくご紹介しておきましょう。 まず、基礎体温を測るタイミングは、身体が安静している起床時が最適です。 目が覚めたら枕元にある体温計で計測し、同じ時間に計測するようにしましょう。 基礎体温は、身体の中でも安定している舌下で計測するのが基本です。 計測が終わったら、日時や数値などグラフに書き込んでいきましょう。 毎日計測していくと、女性ホルモンがどのように分泌されているのか把握することができます。 生理を遅らせる方法は失敗が少ない 生理日を変更したい時はピルが代表的ですが、生理を遅らせる方法には生理を早めるより失敗しにくい、というメリットがあります。 生理を早めたい場合は、ピルで排卵前に子宮の中の状態を排卵後にしておく必要があります。 そのためには排卵日前にピル服用をスタートしなければならないため、生理周期や排卵日の見当が付かなければ失敗する可能性が高くなります。 反対に生理を遅らせる場合は、子宮内膜が剥がれないように維持するプロゲステロンホルモンを増やすだけで良いのですから、効果の仕組みの違いが成功率にも現れているのでしょう。 もちろんピルを飲み忘れたりすれば効果はありませんから、医師の指導をしっかり守りましょう。 生理を遅らせる方法について 生理を遅らせるためには、女性ホルモンをコントロールすることが必要です。 女性ホルモンの分泌をコントロールすることができれば、生理周期はある程度遅らせることができるでしょう。 生理を遅らせる方法には、いろんな種類があります。 口コミで評判が高いものから、薬で確実にコントロールする方法まで、幅広くご紹介していきましょう。 生理を遅らせるピル 生理を遅らせるなら、ピルの服用が確実です。 ピルは、女性ホルモンの分泌量をコントロールすることができる薬で、基本的に医師の診断のもと、婦人科や薬局で購入することができます。 ピルと言えば、避妊の薬というイメージを持つ方も多いでしょうが、上手く利用することで生理をコントロールすることもできるのです。 生理を遅らせるためには、生理予定日の5日~7日前から早めにピルを服用し始めることが必要ですが、ピルを日常的に服用しているのか、初めて服用するのかによって飲み方は変わってきます。 それぞれの状況に合わせた飲み方について、ご紹介していきましょう。 初めてピルを飲む場合 今までピルを飲んだ経験がないという方は、できるだけ早めに中用量ピルを1日1錠飲み始めましょう。 中用量ピルを飲み続けている間は生理が来ないので、生理が来ても大丈夫な日までピルを飲み続けておけば生理を遅らせることができます。 予定が迫っている場合は、短期間でピルを飲み始めることになります。 初めてピルを服用するとなれば、副作用がどのように出るか予測することはできませんので、イベントの当日に副作用で具合が悪くなる可能性もあるので、できるだけ早い段階からピルを服用し、身体を慣らしておくのが良いでしょう。 ピルの服用をやめると数日後には通常通り生理がきます。 ピルの服用は必ず医師の指示に従い、期間や容量を守るようにしてください。 日常的にピルを飲んでいる場合 日常的にピルを服用しているという方は、少し飲み方に気を付ける必要があります。 いつも服用しているピルを21錠飲み終えると、通常は休薬期間に入りますが、飲み続けることで生理を遅らせることができます。 服用期間が長くても、健康や避妊効果に問題はないとされていますが、自己判断で3シート以上飲み続けるのは止めましょう。 どうしても服用せざるを得ない場合は、医師に相談して指導してもらうようにしてください。 ピルの副作用について 産婦人科を受診して、生理を遅らせたいと伝えるとピルを処方して対処してくれます。 ただ、ピルには副作用もあるので注意が必要です。 人によって副作用の出方はさまざまですが、吐き気や腹痛、頭痛、寒気、倦怠感などが生じる場合が多く、ピルを服用したことによって具合が悪くなり、イベントを楽しめなくなることもあります。 初めてピルを服用するという方は、できるだけ早めに試してみて体質に合うかどうか見極めるようにしましょう。 生理不順でピルで遅らせたい時は? ピルで生理を遅らせたい時は、生理予定日の5日~7日前から飲み始めるのが基本です。 しかし生理が来たり来なかったりと、生理不順の方は生理予定日を知る事すら難しいのではないでしょうか。 本来ならば生理周期を一定にしてから生理を遅くしたり早めたりするべきなのですが、イベントまで時間がない時は予定が立った時点ですぐに病院で相談しましょう。 病院で検査をすれば、ピルを飲み始める日にちだけでなく生理不順の原因や改善のための指導までしてくれます。 元々ピルは足りないホルモンを補充してホルモンバランスを整えるのが目的ですが、生理不順の方が早く始めると、その分ホルモンバランスが取れてきて生理周期の改善につながるというメリットもあります。 生理を遅らせる食べ物 生理を遅らせるなら、特定の食べ物を摂取してみてはいかがでしょうか。 絶対に遅れると言うわけではありませんが、生理を遅らせる食べ物として代表的なのが、大豆製品です。 大豆製品には、イソフラボンという成分が含まれており女性ホルモンに似た働きをしています。 そのため、ホルモンバランスを整えるために適量を摂取するのが良いとされています。 ただ、大豆製品を摂りすぎてしまうと女性ホルモンのバランスが崩れ、生理が遅れやすくなると言われています。 生理を遅らせたいなら、大豆製品を少し多めに摂るようにしましょう。 ただ、過剰摂取しすぎると女性ホルモンだけでなく身体にさまざまな悪影響が出る恐れがありますので注意が必要です。 イベントに向けて生理を遅らせることに成功したら、その後は摂取しすぎないようにしましょう。 生理を遅らせる急激なダイエット 生理を遅らせるための方法として、急激にダイエットするという方法もあります。 短期間に集中してダイエットすることで生理が止まることがあるからです。 身体に必要な栄養が不足することで、次の生命を育むよりも、己の生命維持のためにエネルギーがシフトされます。 女性の身体として、優先順位は身体や生命の維持がトップです。 その次に排卵や生理などの減少が続くため、ダイエットにより必要な栄養素を足りなくして、次の生理を遅らせるようにしましょう。 ただ、目的が達成されたら元の食生活に戻す必要があります。 ダイエットで急激に絞られた身体は、一気に栄養を吸収してしまうため、少しずつ食べる量を増やしていき、身体に負担がかからないようにしてください。 体に負担がかかりますのでおすすめはできない方法です。 生理を遅らせる激しい運動 生理を遅らせるための方法として、激しい運動も取り上げておきましょう。 激しい運動を日常的に繰り返していると、消費エネルギーが高まり身体の脂肪や必要な栄養素は奪われてしまいます。 そのため、ダイエットと同じように生命や身体の機能維持が優先になり、生理が止まってしまうのです。 女性アスリートの多くが、生理が遅れたり何ヶ月も来なかったりすることを経験しています。 激しい運動を続けトレーニングしすぎると生理が止まってしまうため、少しペースを緩めたり練習メニューを組みなおしたりする必要が出てきます。 女性アスリートにとって生理が止まるというのは、ひとつの目安ともなっているのです。 激しい運動のやりすぎは注意が必要です。 生理を遅らせる気持ち 生理を遅らせるなら、気持ちでコントロールすることもひとつの方法です。 「生理が遅れてほしい!」と強く願うことで、生理を遅らせることができたという経験談はとても多いのです。 そんな簡単な方法で、本当に生理を遅らせることができるの?と思ってしまいますが、気持ちの変化は女性ホルモンの分泌に作用するため、意外と効果があるとも考えられるのです。 女性ホルモンの分泌は、脳から発信されているので、生理が遅れてほしいと強く願うことで脳からの指令をコントロールできる可能性も考えられます。 脳の視床下部から脳下垂体、卵巣へと信号が送られ、必要な女性ホルモンの分泌量がコントロールされているからこそ、このメカニズムを利用してみてはいかがでしょうか。 生理が来ている人に近づかない 生理を遅らせたい時に、友人が生理になっていると「生理がうつるから近づかないでおこう」と思ったことはないでしょうか。 これは古くから言われていることで迷信、ジンクスです。 生理の女性から発せられるホルモンのニオイに反応して生理のスイッチが入り、生理が早まることがあると言われています。 絶対に生理が早まるというわけではありませんが、生理を遅らせたい日にちが迫っている場合は、念のため距離を置いておいた方が安心かもしれません。 また、生理の女性が使用したトイレを使用することでも、生理が早まりやすいと言われているので、生理を遅らせたい場合はできるだけ公衆トイレの使用は控えておいた方が安心と言えます。 メリットデメリットを比較しよう 生理を遅らせる方法としては、豆乳を多めに摂取したり、ピルを使用したり、過激なダイエットや激しい運動などさまざまな方法があります。 しかし、どれも身体に負担がかかりやすいものなので、メリットだけでなくデメリットもあることを理解しておきましょう。 どちらも理解したうえで、慎重に検討するべきです。 確実にコントロールするならピルの使用が一番ですが、副作用の心配もあるため産婦人科の医師に相談し、デメリットも良く理解したうえで使用するようにしてください。 生理が止まる可能性も 生理を遅らせたいけどピルは使いたくない、そんな時に食事を抜いたり激しい運動をして生理を遅らせようとする方も多いです。 しかしこの方法は生理を遅らせる方法というよりも生理を止めてしまう方法に近いので、体に飢餓感をもたらすようなやり方は卵巣機能を眠らせるよりストップさせてしまいます。 体が危機感から生理を止めてしまうので、いざ再開したいと思っても元の状態に戻すには長い時間がかかってしまい、不妊や老化を早める原因へと直結します。 今回だけ生理開始を遅くしたいと考えているのならば、過激なやり方ではなく体への負担をなるべく抑えるやり方で行うべきでしょう。 まとめ 生理を遅らせる方法について詳しくご紹介しました。 さまざまな方法がありますが、身体に負担がかかりやすいものが多いのですので注意か必要です。 そして目的を達成したら、身体を充分労わるようにしてあげてください。 やはり確実なのは病院で相談することが一番です。
次の生理日コントロールのポイントは? 生理を意図的に遅らせることを 【生理日コントロール】といいます。 生理日をコントロールをするにはポイントがあります。 というのも、誰もが出来るというわけではありません。 生理日コントロールはなにより 生理周期が安定しているということがとても重要になります。 生理周期が不安定の場合は遅らせることが難しいんですよ。 まず生理周期を安定させるには 女性ホルモンが安定に分泌されているかどうかです。 女性ホルモンはストレスに弱く、ちょっとストレスを強く感じるとうまく分泌されないという大変デリケートなものなんです。 生理周期が安定しないという人はストレスを感じているのかもしれませんね。 まずはリラックス出来る時間を増やし、ストレスが発散出来る何かを見つけましょう。 また、 規則正しい生活を送ることも重要ですよ。 薬を使わずに遅らせる方法は危険! 本来生理日コントロールをするときは 婦人科でピルを処方してもらいます。 ですが今巷の声を聞くと、ピルを使わずに色々な方法で生理日を遅らせているそうです。 その方法は 食べ物・ダイエット・運動・メンタルといったもの。 少しそれぞれを見てみましょう。 《メンタル》 「生理遅れろ~!」と強く念じると遅れることがあります。 なんだかスピリチュアルな感じですが、これはコントロールの一種です。 女性ホルモンの分泌というのは脳からの指令によるものです。 強く願うことで女性ホルモンの分泌量がコントロールされるのだとか。 実際に経験したことがある人も結構多いようですよ。 他にも生理中の人に近づかない/近づくといったなんとも不思議なものもあります。 とはいえ、確実な方法ではありませんね。 生理を遅らせたい気持ちはよく分かりますが、それによって 排卵や生理が止まるなんてもってのほかです。 「煩わしいのがなくなってラッキー!」なんて思っていたら後悔しますよ。 排卵や生理が止まるということは不妊のリスクが高くなります。 また大豆イソフラボンの過剰摂取は乳がんや子宮がんのリスクが高くなるとされています。 女性の体は大変デリケートです。 後悔しない為にも生理をコントロールしたいときは婦人科を受診し、 ピルを処方してもらうようにしてくださいね。
次の