この記事の目次• 元ネタはロシアの文豪、フョードル・ドストエフスキーの長編小説であり代表作です。 作中では超人的な頭脳で策略家の一面が目立ちますが、ドストエフスキーは太宰治から「魔人」を呼ばれるほどであり、相当な手練であることは間違いありません。 ただ、16巻が発売した現在でも、異能力「罪と罰」の正体は明らかにされていません。 何よりドストエフスキー自身の殺戮シーンが片手で数えられるほどであり、どのタイミングで異能力を使用したのかもほぼ不明です。 しかし、ドストエフスキーが対峙した相手の殺され方や、彼自身の思考からかなりヒントなる情報があります。 原作の内容を一部ネタバレしながら、異能力「罪と罰」について考察をしていきます。 ドストエフスキーの異能力「罪と罰」をネタバレ考察 ドストエフスキーの戦闘シーンは非常に少ないですが、異能力「罪と罰」の正体のヒントになる描写があります。 具体的なシーンは、 ・ポートマフィア幹部A(エース)との戦い ・A(エース)の部下を殺害 ・異能特務課の機動隊を殺害 ・太宰治のセリフ ・イワン・ゴンチャロフのセリフ この5つになります。 ヒントになる要素が各シーンで異なります。 ポートマフィア幹部A(エース)との戦い 最初にドストエフスキーが戦った相手は、ポートマフィア幹部のA(エース)です。 最も、内容は戦闘ではなくカードゲームであり、Aは策に溺れて自殺をします。 しかし、ドストエフスキーとAとの戦いの中で、下記の話がありました。 「(異能は)自分の頭の中に相手の意識を封じ込める」 こらはドストエフスキーが情報屋に流したニセの情報であり、異能力 ではないです。 つまり、逆説的にいうと、ドストエフスキーの能力は空間を扱い異世界や三次元を作り出すものではなく、もっと直接的に相手に働きかけるものだと推測できます。 A(エース)の部下を殺害 2つ目にして最大のヒントが、Aの部下を殺害したシーンです。 ここでドストエフスキーは自ら、 「これが僕の本当の異能です」 というセリフとともに殺害をしています。 ドストエフスキーが右手を相手の額に当てると、一気に額から血しぶきが飛んで死亡しました。 他の部下が死んでいる廊下の一コマにもかなり血が吹き荒れており、体の内部から破壊をかける能力のようです。 異能特務課の課員を殺害 3つ目は内務省異能特務課に取り囲まれ、逮捕される直前のシーンです。 機動スーツを着た課員が、手錠をかけるためにドストエフスキーの右手首をつかんだ途端、「ボッッッ!!!」と顔面から血が溢れ出て死亡しています。 直後のドストエフスキーを描く1コマに「ニッ」と笑うシーンがあるので、意図的に殺したということでしょう。 その後は、誰にも触れられず、銃を向けられたまま輸送されていきます。 太宰治のセリフ 4つ目は、太宰治のセリフです。 作中でドストエフスキーと太宰治が対面して話すシーンで、太宰が、 「哀れな神父殿の頭を弄って暗殺者に仕立て上げ、二組の長を襲わせるとは」 と言っています。 ここで記載されている「哀れな神父殿」とは元ギルドのホーソーンをさしているのでしょう。 彼女は過去に戦った芥川龍之介の顔を覚えていないなど、記憶が一切なくなり、ドストエフスキーに仕える殺人兵器と化していました。 脳を操作して記憶をなくすようなことをドストエフスキーがしたということですね。 イワン・ゴンチャロフのセリフ 5つ目は、部下であるイワン・ゴンチャロフのセリフです。 ゴンチャロフは死ぬ間際、芥川に対して、 「私は不幸を感じる脳部位を、主さまに切除して頂いていますから」 とかなり具体的に話しています。 その後シーンで頭に巻いてある包帯から血が出てきています。 つまり、ドストエフスキーが脳部位を細かく切除することも可能ということです。 ドストエフスキーの異能力「罪と罰」の正体と考察 以上の過去のシーンから考察すると、ドストエフスキー異能力「罪と罰」は、 【方法】対象者と接触する必要がある。 ただし、手のひらでなくても良い。 【内容】対象者の脳の部位を操作することができる。 部位に応じて医師のように自身で手を施す。 ということになります。 「【方法】対象者と接触する必要がある。 ただし、手のひらでなくても良い」、これについては、殺害した2つのシーンから判断できます。 また、「【内容】対象者の脳を操作することができる。 部位に応じて医師のように自身で手を施す。 」というのは、2つのセリフからの推測です。 脳の部位を操作できるという前提にたてば、殺害したければ毛細血管を操作、操りたければ海馬を操作、といった具合でしょう。 ドストエフスキーは作中で、理由は定かではないですが、異能のない世界を望んでいます。 そう考えていくと、非常に強い異能力の対価として「異能者やそれに強く携わっている者に限る」という制約があってもおかしくありません。 まとめると、 【方法】対象者と接触する必要がある。 ただし、手のひらでなくても良い。 【内容】対象者の脳の部位を操作することができる。 部位に応じて医師のように自身で手を施す。 【制約】対象者は異能者やそれに強く携わっている者に限る ということなります。 今あるシーンから考察した内容になります。 ただし、「対象者と接触する必要がある」は戦闘を考えると非常に限定的であり、他の方法もあると推測します。 ドストエフスキーは異能力「罪と罰」は最強? ドストエフスキーの異能力「罪と罰」は、16巻の時点では最強と呼ぶには判断材料が少ないです。 しかし、ドストエフスキーが超人的な頭脳の持ち主(作中では太宰治と並ぶレベル)であることは明記されています。 異能力「罪と罰」の能力や1対1の戦闘力は明らかになっていませんが、非常に頭のキレる人物であり、総合力ではトップクラスと推測できます。 漫画だけでなく、アニメも好評な文ストですが、今ならアニメ1〜3期を全話無料で視聴できる方法があります。 違法サイトを使わない安全な方法のため、気になる人はチェックしてみてくださいね。
次の明日より文豪ストレイドッグス第37話「回向 ECHO 」が 放送されます!4月放送開始となりました第3シーズンですが いよいよ最終回となります。 やっぱり出てきてくれたか! 敦と芥川と対峙する相手はイワン 福沢と森にかけられたウィルスが発生するまで、つまり二人が死ぬまであと1時間。 ウィルスを作った張本人であるプシュキンはトロッコに逃走しながら、仲間のイワンへ無線通信。 イワンはフョードルのお世話係?執事的な立ち位置? フョードルが命じれば顔の皮も剥いで見せるとの発言から見るに、フョードルへの心酔っぷりはやべぇな…。 イワン経由でフョードルがプシュキンに出した指示は、独力で逃げ切ること。 プシュキン次第では福沢と森のウィルスが消えるだろうに、随分と軽い扱いだ。 とプシュキンが通信している頃、後ろからはトロッコに乗った敦と芥川。 うーんこれ絶対、敦さんが虎になって一人で走ったほうが早そう…。 と思ってたらやっと変身したわ。 敦は芥川を背中に乗せて走り、プシュキンからの爆撃もあり、なかなかトロッコには追いつけない模様。 プシュキンのトロッコに距離を詰めた敦が飛びかかるも、巨大な石の人形・ゴーレムが襲いかかってくる事態に。 この声は…さきほど出てきたイワン? フョードルさん、なんだかんだプシュキンを逃がす為に戦力を割いてくれたんやね! 敦と芥川の合体技! イワンが自身の異能で作り上げた、岩の巨人を相手に戦う敦と芥川。 芥川が自身の異能で巨人を切り刻むもすぐに再生。 こりゃ物理攻撃特化の二人じゃ分が悪いか…? 敦は何か思いついたようで、芥川も同じことを思いついた様子。 言葉も交わさずに意志疎通が出来るこの二人…いってるところまでいっちゃってるカップルだぜ! 二人が考えたのは芥川の羅生門で足場を作り、敦が足場にして本体・イワンを叩くという作戦。 敦が殴りかかる直前までいったところで吹っ飛ばされる敦、あれぇ? と思ったら敦は囮で、その隙に芥川が地中から羅生門を伸ばしてイワンの体を貫き勝利。 二人ともそこまで考えてたのかよ…すげぇ。 しかし直後に岩がぶつけられ、ウィルスが発動してしまう敦。 芥川が貫いたイワンの肉体は、ただの人形だったのだ…イワンもなかなかやるねぇ! 敦を芥川を足止めするため、地面に埋めようとするイワン。 焦る敦だが、脱出方法があるという芥川…。 しかし芥川は「戦う理由はなんだ」と唐突な敦への問い。 いいから脱出手段を教えろよ! 敦の回答は、かつて孤児院で言われてきた「正しいことを成せ」と呪いの言葉に従う、ってこと? ちょっと長すぎて分からなかったけど…芥川は納得した模様。 自身の異能を外套として敦に着させて、黒いコートを羽織った敦。 敦の虎の爪による『異能を裂く能力』で空間を切断して、芥川の異能で新調する。 っと難しい原理の合体技だ…よくそんなこと思いつくなぁ。 ということでイワンの異能ごと斬り裂いた敦。 よくわからないけど、勝ちだな! アジトへ辿りつく敦たちだが… 逃げ切ったと勝利を確信しながら外に出るプシュキン。 しかし外には、武装探偵社とポートマフィアほぼ全員が総出で迎える状況。 ここが地獄か…。 土下座するプシュキンだが…福沢と森のダブルパンチにより吹っ飛ばされた模様。 君たちメッチャ仲良しやん、そしてそんなにノリよかったっけ!? 一方敦たちは、フョードルがいたかと思われるコンテナに辿りつくも、肝心のフョードルの姿は見当たらない。 あれ?でも背景的にはここだよな…と思ったら、フョードルさん普通のカフェにいるやんけ! まんまと演出に騙されたぜ…。 イワンとフョードルは同じ背景で映ってたからてっきり同じ場所であるアジトにいるかと思ってたけど、考えてみれば二人が一緒に映ったシーンはなかったわ。 やるな制作陣…。 フョードルの貴重なひきつり顔 そろそろ潮時、とフョードルがカフェから出ようと店の入り口へ足を進めると…。 急に顔がひきつるフョードル。 フョードルがゆっくりと顔を向けた先には…。 やっぱり先回りしてたか、太宰! 何故太宰がこの場所が分かったか、その答えは…。 太宰の向かいに座ってる人物、フランシスだー! フランシスが手に入れた人物識別システム・神の目(アイズオブゴッド)によってフョードルの位置が分かった模様。 フランシス関連の話は、すべてここに至るための伏線だったか、なるほどな! フランシスはフョードルたちにかすめ取られた資産を取り戻すために協力したとのこと。 敵の敵は味方ってことか。 とそこに太宰が呼びつけた、内務省異能特務課の坂口安吾(さかぐち あんご)も駆け付けてフョードルを取り囲む。 フョードルに手錠をかけようとした部隊員だが…フョードルに触れた瞬間に即死。 とはいえ手錠をかけずになんとか連行。 フョードルの異能の力は、結局分からずじまいかな。 そして後日談、豪華客船?にてパーティに参加する武装探偵社の面々。 皆スーツだったりドレスだったりと珍しくきちんとした格好だ、いいじゃない! 食事を貪る乱歩さんがいることに驚く谷崎、何かあったっけ…? と思ったら、そういやポートマフィアの中也と一緒に小説の中に入ったきりだったな、すっかり忘れてたわ! 乱歩は外に出たけど、中也はまだ中にいるらしい。 まぁアニメの3期の前半めっちゃ出まくってたからね、出番を減らされても仕方ない。 『ポートマフィアと戦うな』 という命令に背いた罰は追々、といいつつ笑顔な福沢。 まぁ結果的にはなんとかなったし、いいんじゃないかな! 船上では敦と太宰の二人っきりの会話。 芥川との共闘は嫌だったと太宰に話す敦。 更に芥川は半年後に敦を倒すと宣戦布告してきたとのこと、物騒ですねぇ…。 そんな芥川の宣戦布告に敦は、半年間誰も殺すなとの条件を提示。 そうすれば太宰に認められるために必要なものに気付くとのこと。 敦も芥川も自身に似ていると呟く太宰。 最後は優しそうな表情の太宰と敦が乾杯して終わり! 3期も面白かったぜ! しかし毎週楽しみに見てただけに寂しいな…。 アニメ 文豪ストレイドッグス 37話(3期最終回) 感想まとめ 文豪ストレイドッグス第37話「回向 ECHO 」、 如何でしたでしょうか。 関係者スタッフ、並びにファンの皆様があってこそ ここまで来れました。 最後までご視聴頂きまして 誠にありがとうございました。 来週もWOWOW様、 tvk様にて放送されますので、何卒宜しくお願い致します。 敦と芥川はなんだかんだ争いながらも即席の合体技で場と突破するなど、コンビ力たけぇな! フランシスも再登場してくれて嬉しかったなぁ。 クールな性格が太宰と合いそうだけど、まぁさすがに今回限りの協力かな。 そしてフョードルの居場所のトリックにはまんまとハマったわ…いい演出でした。 アニメ3期はこれにて終了。
次の文豪ストレイドッグス第3期の原作は何話までか 第1期が2016年4月から6月(1話~12話) 第2期が2016年10月から12月(13話~24話) 第3期が2019年4月から6月(25話~37話) 1話あたりの原作話数は1~3話。 そして1期あたりの原作話数は16話~21話です。 1期も2期も原作小説を1本ずつ映像化しており、3期でも劇場版の入場者特典である小説「太宰、中也、十五歳」を映像化しています。 原作はほぼ映像化されていることから、 3期の原作は56話の共喰い編終わりまでが妥当なところだと思います。 それ以上進むとキリが悪いですからね。 アニメ31話が原作39話&43話 アニメ32話が原作44~46話 アニメ33話~37話で原作47話~56話 といった流れかな?と予想します。 文豪ストレイドッグス第4期放送開始日はいつ? 原作の単行本は 現在17巻まで発売されており収録済み話数が73話。 しかしドストエフスキー編は未だ完結しておらず。 4期が始まるとしたら原作57話~のアニメ化だと思われますが、例によって小説版の映像化が高確率であると思います。 次に映像化されるとしたら小説「探偵社設立秘話」でしょう。 小説の映像化にアニメで2話は使うとして、ドストエフスキー編があと数話で原作終わるのであれば4期に収まると思いますが・・・ 終わらなそうですよね? そうなるとキリが悪くなってしまうので、 ドストエフスキー編が完結してからのアニメ化が有力です。 もしくは映画化。 文豪ストレイドッグスはファンも多く、アニメの4期まで時期が空いたからといってオワコンになる可能性は低く、むしろ駆け足で一気にアニメ化して質が悪いと炎上や円盤の売れ行きにも影響するので急いで映像化するのは考えにくいです。 じっくり寝かせて満を持してのアニメ4期、もしくはドストエフスキー編で映画作成もあり得ると思います。 仮にドストエフスキー編が1クールに収まる形で近々完結した場合、 4期(第4シーズン)の放送日は早くて2019年冬アニメ、遅くて2021年頃になると思われます。 アニメのブルーレイ&DVD16巻の初回特典が凄い 2019年9月25日発売予定のアニメ3期BD&DVD最終巻には豪華特典が! 【初回生産特典】 1. キャラクターデザイン・新井伸浩描き下ろし特製デジパック 2. 原画集 3. ブックレット ・春河35描き下ろしおまけ漫画 ・スタッフ鼎談 ほか掲載予定 4. 原作・朝霧カフカ書き下ろし小説.
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