記事の目次• おならがよくでるという方は緊急対処、 もともと多い方は根本対処を まず、おならが止まらないという現象は、通常は起きることがありません。 通常ですと、おならの頻度は数時間(2~5時間)に1回程度です。 多少のばらつきはありますが、1時間に何度もおならが出てしまうというような方は明らかに多いと言えましょう。 明らかにおならの回数が多いといった場合、2通りあります。 急におならの頻度が増えたという場合 おならのガスは口から入る空気と腸で発生するガスから構成されていますが、口から入る空気の量は日常的な習慣で決まることが多いので一定量と考えられます。 ですから 急におならの頻度が増えたという方は、腸でのガス発生量が急に多くなったと考えられます。 この場合、臭いを伴う場合があります。 このような方には、おならが急に増えたことに対する緊急対処法が必要と思われます。 2,普段からおならの頻度が多いという場合 この原因は様々なことが考えられますが、 多くは生活習慣から来るものと思われます。 このような方は、ご自身のおなら対策法を何かお持ちのはずですから、緊急対応の必要は低いと考えられます。 むしろご自身の健康状態のチェックも含めた根本対処法が必要でしょう。 おならが急に増えたのは腸の異常事態!緊急対策はひどい下痢と同じ いつもはおならの回数を意識しないのに、急におならが増えたという場合は、その数時間~数日前に何らかの原因があると思われます。 食べ過ぎや飲み過ぎ、普段食べつけないものを食べた、炭酸飲料(ビールなど)をいつもよりも多く飲んだなどです。 特殊な場合としては、お薬(抗生物質など)などの影響もあります。 このような急激な変化に対して、腸が一時的に正常に働かなくなっており腸内細菌のバランスが崩れて、腸内のガスの発生量が急速に増加したことが考えられます。 多くの場合、下痢などの他の症状を伴うことがあります。 従いまして、急におならが増えた場合、下痢に準じて対処することをお勧めします。 下痢の対策に関しては、以下の記事が参考になります。 関連記事をチェック! 周囲にお腹の具合が悪いことをそれとなく伝えておく 頻繁にトイレに行くことを不審がられないように、家族や職場など周囲の人たちに「なんか、今日はお腹の調子が悪いのよねえ」とそれとなく伝えましょう。 当然のことですが「今日はおならが沢山出ますのでよろしく」ということまでは話す必要はないです。 誰もが似たようなことは過去には経験していますので、同情的になってくれる人がほとんどです。 また周囲に伝えることで何となく気分が楽になります。 しかし、このことは周囲の人間関係によっては言うべきではない場合もありますので、その際にはご自身で判断してください。 半日程度絶食し、乳酸菌飲料を飲む 腸の負担を軽くするために、半日程度絶食することをお勧めします。 食べ過ぎによる一時的な下痢であれば、半日程度の絶食でよくなる場合があります。 絶食後も約半日程度は脂っこい食事や繊維質の多い野菜を摂るのは避けて、消化の良い素うどんやおかゆ、食パンなどを少量取るようにしましょう。 そして、乳酸菌飲料などは整腸のために世界中で昔から飲まれており、効果も実証されていますので、普段飲まない方もこの時は飲むように心がけてみてください。 整腸剤を飲むのも効果的な場合がありますが、その際は薬剤師さんに相談したり、添付文書をよく読んで下さい。 薬剤師の方が執筆した記事がございます。 興味ありましたら、ぜひ読んでみてください。 口から入る空気の量が多い• 腸内のガスの発生量が多い• 何らかの疾患によるもの 冒頭でも述べましたが、 日ごろからおならの量が異常に多く止まらない状況は、普通ではありません。 おならの多くなる原因を医学的観点からお医者様に見ていただくということが何よりも先決です。 何らかの疾患によっておならが多くなるという場合、生活習慣の改善だけでは解消できない場合があります。 また、深刻な疾患が隠れている場合、生活習慣の改善に熱心になるあまり、病院に行くタイミングを逃してしまう恐れもあります。 まずはお医者様にご相談されることをお勧めいたします。 特定の疾患が否定されたら、生活習慣を改善してみよう! 特定の疾患が否定された場合、今度はじっくりと腰を据えて生活習慣を改善し、おならを減らすようにしていきましょう。 おならのガスの原因である口から取り込まれるガスの量を減らすことと、腸内で腸内細菌によって発生するガスを減らすことが目標です。 この両者のどちらが原因であるかを特定することは、なかなか難しいので両方の改善を目指してみましょう。 呼吸は肺に吸気として空気を取り込み、呼気として吐き出すことですが、これとは異なり空気を食道や胃の方に飲み込んでしまう場合があります。 この飲み込まれた空気がおならやゲップとして、口や肛門から排泄されます。 口から空気を飲み込まないようにするためには、以下のような注意が必要です。 食事の時に大口で食べたり飲んだりしない。 食事の時に食物や飲み物と一緒に空気を飲み込むのですが、大口を開いて食べたり飲んだりすると大量の空気が取り込まれてしまいます。 この傾向は早食い癖のある人に多く見られます。 食事は少しずつよく噛んでゆっくり食べましょう。 炭酸飲料などのガスを多く含む飲み物を多くとらない。 ビールやコーラなどの炭酸飲料には既に多くのガスが溶け込んでいます。 これを沢山飲むことで、大量のガスが胃の中に入ってしまいます。 おならがどうしても気になる方でビールなどが大好きな方は、おならの回数を減らす方をとるか、ビールを楽しむ方をとるかの選択になりますが、これは人生観の問題ですので個人のご判断にお任せしたいと思います。 話す頻度を減らす。 ガムを噛まない(口を開ける頻度を少なくする) 食べたり飲んだりする以外にも口から空気は飲み込まれています。 話したり、ガムを噛み続けたりすると自然と空気が取り込まれてしまいます。 この場合も、過度に制限をすると却ってストレスになったり、仕事などに影響がある方もいらっしゃいますので、適宜控えましょうという程度です。 口で呼吸をしない。 通常呼吸は鼻でするものですが、鼻が詰まったりすると口で呼吸をすることになります。 また、まれに習慣的に口で呼吸をする方もいらっしゃいます。 口からの呼吸することによって、胃に空気を取り込む機会が増えます。 鼻が詰まっている人は鼻づまりを直すことが大切です。 口で息をする習慣のある方は、鼻で呼吸するように習慣を変える必要があります。 腸内でのガスの発生を抑えるためには食事の工夫と腸内細菌のコントロールが重要です。 特に腸内細菌をうまくコントロールする上で大切なことは、便秘をしない生活習慣を身に着けることです。 食事の工夫や、便秘を解消・予防するためには以下のような注意が必要です。 食物繊維の多い食品はほどほどにする。 食物繊維を多く含む食品としては、イモ類、野菜、果物、穀物、海藻、キノコ、豆類などの植物性食品が上げられます。 食物繊維は腸内細菌によって発酵され大量のガスが腸内で発生する原因となります。 詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。 関連記事をチェック! ヨーグルトなどの乳酸菌を多く含む食品を毎日摂る。 腸内細菌で食物を発酵させたり、腐敗させて大量のガスを発生させる細菌を悪玉菌と呼ぶことがあります。 この悪玉菌が増えると大量のガスの原因になります。 便秘は腸内に何日分もの便を滞留させるために、悪玉菌を腸内に溜めこんでいることになります。 これだけでもガスの大量発生の温床となります。 悪玉菌は、乳酸や酪酸と言った酸があると増殖しにくいという特徴があり、これらの酸を作ることができる乳酸菌やビフィズス菌がいると悪玉菌の活動を抑えることができます。 そのため、乳酸菌やビフィズス菌は善玉菌とも呼ばれています。 善玉菌を多く含むヨーグルトなどは、おならの発生を抑えるだけではなく、様々な不利益をもたらす悪玉菌を抑えることができるので、優良食品と言えます。 ただし、ヨーグルトなどの乳酸菌は腸に居つかないことが多いので、少しづつでも毎日摂り続けることが必要となります。 その手軽さから乳酸菌サプリメントもオススメします。 適度な運動をする。 便秘の解消のために運動が有効なことが知られています。 毎日少しずつでもよいので心がけましょう。 ちょっとした隙間時間などに、お腹をぐるぐると回したり、歩く時間を長くするだけでも効果が出ますよ。 要は毎日少しずつ行うことが大切なのです。 関連記事をチェック! ストレスを溜めない生活を心掛ける。 腸と脳は密接なつながりがあり(腸脳相関)、脳で感じたストレスが腸に影響することが知られています。 それは、下痢という形で現れたり、便秘という形で現れたりし、個々で異なります。 全く異常を来さない方もいらっしゃいます。 便秘や下痢(急なおなら増加の原因にもなる)を繰り返す方は、自分でも気づかずストレスが溜まっている場合がありますので、定期的にリラックスできることを考えてみましょう。 まとめ:おならが止まらないという現象は異常 今日は、「おなら,ガスが止まらない!!!緊急対処法と根本対処法」と題して、説明をしてきました。 おならが止まらないということは、通常の人には見られない現象であり明らかに異常です。 このような場合は、身体のどこかに異常が見つかる可能性があります。 おならと言っても決して馬鹿にしたり、恥ずかしがったりせずにまずはお医者様にご相談ください。 おならが止まらない大半の理由は、便秘だったり、腸の状態が悪いことに関係します。 乳酸菌を常日頃摂取する、また生活習慣を規則正しく整える必要があります。 以下に、腸内環境を整えるりコンテンツを用意しました。 図解でわかりやすいので、興味ありましたら一読ください。
次の今回の調査では、動悸が止まらない場合に重症である可能性について、約6割の医師が「多少ある」、それぞれ約2割の医師が「あまりない」「大いにある」と答えました。 医師のコメントによると、動悸が止まらないからといって必ずしも重症というわけではないようですが、なかには重大な疾患が原因となっていることもあるとのことでした。 また、動悸が止まらない場合に考えられる病気として、7割の医師が不整脈、5割の医師が精神的ストレス、4割の医師が甲状腺疾患と答えました。 また、これら以外の疾患が原因となっている場合もあるようなので、症状がある場合は一度検査を受けた方が良いかもしれません。 調査結果を踏まえて、受診のタイミングを検討してもらえればと思います。 心臓がドキドキして、なかなか止まらない…そんな症状で困っていませんか?気になっているけれど、病院に行ったほうがいいのかどうか迷っている方もいるかもしれません。 ただ気にしすぎているだけなのか、それとも大きな病気のせいで起こっているのか、不安になりますよね。 果たして、止まらない動悸は重症なのでしょうか。 また、どんな病気が原因で起こっているのでしょうか。 そこで今回は、一般内科医、循環器内科医、心療内科医526人に、動悸が止まらない場合に重症である可能性は高いのか、原因としてどんな病気が考えられるのか聞いてみました。 長時間止まらない動悸は、重症なの? まずは、「動悸が治まらない場合、重症な状態である可能性は高いですか」という質問をしたところ、以下のような回答となりました。 集計では、「多少ある」と答えた医師が6割、「あまりない」「大いにある」と答えた医師がそれぞれ約2割ずつという結果となりました。 動悸が止まらないからといって、必ずしも重症であるというわけではないようです。 回答した医師のコメントを見ていきましょう。 止まらない動悸は治療が必要な場合もある• 50代男性 一般内科 「多少ある」 長時間続く場合は重篤になる可能性があります。 40代男性 一般内科 「多少ある」 断定は出来ませんが、重症なものも考えておく必要があります。 60代男性 循環器内科 「多少ある」 突然発症するタイプのものは注意します。 50代男性 一般内科 「多少ある」 検査をしてみないとわからないことも多いです。 50代女性 循環器内科 「多少ある」 持続するのであれば、医療機関の受診を勧めます。 60代男性 循環器内科 「多少ある」 不整脈とは関係なく、動悸や頻拍が続く場合は(原疾患の)治療が必要なことが多いと思います。 心不全、甲状腺機能亢進症、心房細動、COPDなど。 40代女性 循環器内科 「多少ある」 著明な心機能低下を認める場合もあります。 50代男性 一般内科 「多少ある」 心筋梗塞や心筋症のおそれがあります。 70代男性 循環器内科 「多少ある」 脳梗塞の出現をまず考えます。 50代男性 循環器内科 「多少ある」 難治性の場合や器質的疾患を合併している場合は重症です。 40代女性 循環器内科 「多少ある」 基礎心疾患がある患者では注意が必要です。 40代女性 一般内科 「多少ある」 何にしても治まらないのは重症化の指標です。 40代男性 一般内科 「あまりない」 重篤ではないですが早急に対応したほうがいい例もあります。 50代男性 循環器内科 「大いにある」 さらに動悸が収まらず重篤化する場合もあります。 60代男性 一般内科 「大いにある」 継続する不整脈を伴う動悸は危険です。 30代女性 循環器内科 「大いにある」 自然におさまらないケースは投薬治療が必要となるケースが多いです。 質問に回答した医師のコメントを見ると、• 症状が持続する場合は重症の場合もある• 不整脈に限らず、治療が必要な疾患であることも多い• もともと心疾患などの疾患を持っている場合は、注意が必要 といった内容が多くみられました。 さらに治療が必要な疾患としては、 心筋梗塞、心不全、甲状腺機能亢進症、心房細動、COPDなど様々なものが挙げられていました。 動悸が止まらない場合、必ず重症であるとは限らないものの、可能性はあると言えそうです。 また、 「自然に治まらない場合は治療が必要となることが多い」「重篤ではなくても、早めに対応した方が良いこともある」といったコメントもありました。 命に関わるような重症疾患でなかったとしても、治療が必要になることもあるようなので、動悸が持続する場合は一度受診を検討してみてもいいかもしれません。 必ずしも重症ではなく、緊急性が高くないケースも• 40代男性 循環器内科 「多少ある」 軽症のものでも自覚症状が持続することはよくあります。 50代男性 循環器内科 「多少ある」 動悸であっても、意識消失などなければ緊急性は低いです。 50代男性 循環器内科 「多少ある」 動悸が必ずしも重症な疾患であるとは限りません。 50代男性 一般内科 「多少ある」 持続する動悸でQOLが損なわれれば、治療に値します。 60代男性 心療内科 「あまりない」 安静にしていれば収まることが多いです。 30代男性 一般内科 「あまりない」 収まらない時に心電図取って診断。 緊急性は高くないことがほとんどです。 40代男性 循環器内科 「あまりない」 動悸が治らないからといって、重症である可能性が高いとは言えません。 50代男性 心療内科 「あまりない」 パニック障害ではなかなか治まらないことも多いです。 30代男性 心療内科 「あまりない」 精神症状で続いている方が多いです。 50代女性 循環器内科 「あまりない」 本人にとって、不快、不安な場合は、すみやかな治療が必要と考えます。 40代男性 心療内科 「ほとんどない」 自覚症状と重症度に強い相関関係はないと思います。 そのほかのコメントを見ると、 「軽症でも症状が続くことはある」「動悸以外の症状がなければ重症度は低い」「安静にしていれば収まることが多い」といった意見がありました。 止まらない動悸を自覚している場合でも、治療が必要とならないこともあるようです。 そのほかには、 パニック障害などの精神疾患が原因となっている場合もあるとのコメントや、 本人に不快感や不安があれば治療が必要とのコメントもありました。 命に関わるような重症かどうかだけでなく、症状を感じている本人への影響も考慮して治療をする必要があるようです。 動悸が治まらない場合、原因は何? 続いて、「動悸が治まらない場合、どんな疾患が多いですか」という質問に対して、以下の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。 不整脈• 精神的ストレス• 甲状腺疾患• 更年期障害• 狭心症・心筋梗塞• 薬の副作用• 心筋症• 低血糖• 電解質異常• アルコール• 褐色細胞腫• その他 以下のグラフが結果となります。 集計では、不整脈と答えた医師が7割、精神的ストレスと答えた医師が5割、甲状腺疾患と答えた医師が4割という結果となりました。 可能性としては、不整脈が原因となっている場合がもっとも高いようですが、ほかの疾患が原因となっていることも十分に考えられそうです。 それぞれの回答をした医師のコメントを見ていきましょう。 止まらない動悸の原因は、多くは不整脈か精神的ストレス• 50代男性 一般内科 「不整脈」 治まらないのはやはり不整脈が多いです。 60代男性 一般内科 「不整脈」 発作性心房細動などが多いと思われます。 40代女性 循環器内科 「すべて」 不整脈でくる場合は心房細動、洞性頻拍ならストレスが多いです。 60代男性 一般内科 「不整脈」 WPW症候群の初発症状だったことがあります。 50代女性 循環器内科 「不整脈」「甲状腺疾患」「更年期障害」「精神的ストレス」 頻脈性心房細動は本人にとって、命の危険を感じるほど辛い場合も多く、適切な対応、治療が必要と考えます。 30代男性 循環器内科 「不整脈」「心筋症」「甲状腺疾患」「薬の副作用」 純粋な不整脈のみでなく、全身疾患に伴う洞性徐脈も持続しやすいと思います。 60代男性 一般内科 「不整脈」 基本的には不整脈でとくに期外収縮が一番多いと思いますが、きっかけとして睡眠不足やなんらかのストレスが原因になることが多いと思います。 60代男性 心療内科 「精神的ストレス」 頻度はストレスが多いと思います。 50代男性 心療内科 「貧血」「甲状腺疾患」「更年期障害」「精神的ストレス」 心因性の場合も結構あります。 50代男性 循環器内科 「精神的ストレス」 原因があれば治療して治るので、治らないのは精神的な問題が多いです。 40代男性 心療内科 「精神的ストレス」 心療内科外来を受診する方を見ているので、自分からストレスだと考えている人が多いです。 40代女性 心療内科 「精神的ストレス」 パニック障害や不安障害が多いように思います。 50代男性 一般内科 「不整脈」「貧血」「甲状腺疾患」「更年期障害」「精神的ストレス」「アルコール」 身体表現性障害の患者様に多くみられます。 50代男性 心療内科 「不整脈」「精神的ストレス」 「動悸」が起きたことによる不安から、また動悸に、という悪循環です。 「動悸が治まらない場合、どんな疾患が多いですか」という質問に対して、「不整脈」または「精神的ストレス」と回答した医師のコメントを見てみると、 「期外収縮や心房細動が多い」「精神的な問題、ストレスやパニック障害などの精神疾患が多い」との意見が多くありました。 なかでも心房細動は、命の危険を感じるほどつらい場合もあるようで、そのようなときは治療が必要とのことでした。 以上から、動悸を起こす原因として、不整脈と精神的ストレスの2つが最も可能性として考えられるようです。 ほかにも、 不整脈が動悸の原因ではあるものの、そのきっかけは睡眠不足などのストレスが背景にあるというコメントもありました。 動悸が続いており、心当たりのある方は、一度ご自身の生活の中のストレスを見直してみると良いかもしれません。 その他の疾患が原因になっている場合も• 50代男性 循環器内科 「狭心症・心筋梗塞」 狭心症の患者さんが多いです。 40代男性 一般内科 「狭心症・心筋梗塞」 心筋梗塞が多い印象です。 50代男性 一般内科 「貧血」「精神的ストレス」 やはり貧血がベースにある場合が多いです。 30代男性 一般内科 「不整脈」「貧血」「甲状腺疾患」 動くとすぐ動悸だと貧血、継続していると甲状腺が多い気がします。 40代男性 一般内科 「甲状腺疾患」 甲状腺機能亢進によく遭遇します。 30代女性 一般内科 「不整脈」「甲状腺疾患」 バセドウ病からの心房細動は救急でも何度か見たことがあります。 60代男性 一般内科 「不整脈」「貧血」「甲状腺疾患」「褐色細胞腫」「更年期障害」 若い女性で動悸を主訴に受診されることがあります。 褐色細胞腫も同様に経験します。 60代男性 循環器内科 「精神的ストレス」 更年期障害も比較的多いですね。 50代男性 一般内科 「不整脈」「甲状腺疾患」「薬の副作用」「精神的ストレス」 気管支拡張薬で訴える患者がいます。 40代男性 循環器内科 「貧血」「薬の副作用」「更年期障害」「精神的ストレス」 薬剤性の頻脈が結構多い印象です。 60代男性 一般内科 「すべて」 何でも原因として起こりえます。 除外診断していかないといけません。 50代男性 循環器内科 「不整脈」「狭心症・心筋梗塞」「心筋症」「甲状腺疾患」「薬の副作用」「電解質異常」「精神的ストレス」 多くは異常ありませんが、重篤な場合もたまにあります。 40代女性 一般内科 「不整脈」「低血糖」 「更年期障害」「精神的ストレス」 低血糖を疑って内服薬を確認します。 60代女性 一般内科 「不整脈」 呼吸器疾患も多いです。 50代女性 一般内科 「甲状腺疾患」「アルコール」「その他」 カフェイン。 頻脈で動悸をみることがありました。 50代男性 循環器内科 「生活習慣のみだれ」 飲酒、アドヒアランス不良、心気症など複合要因です。 60代男性 循環器内科 「不整脈」「甲状腺疾患」「その他」 心不全、肺炎。 私の勤務している病院では、持続する動悸で最も多いのは、慢性心不全の急性増悪でしょうね。 50代男性 一般内科 「不整脈」「貧血」「低血糖」「甲状腺疾患」「薬の副作用」「精神的ストレス」「その他」 一般的に上記の疾患と発熱、脱水が主なものです。 40代男性 一般内科 「不整脈」「甲状腺疾患」「薬の副作用」「電解質異常」 電解質異常は外せません。 医師のコメントを見てみると、不整脈や精神的ストレス以外の選択肢をあげているものも多く見られました。 狭心症や心筋梗塞といった心疾患、甲状腺機能亢進症、更年期障害、貧血なども比較的多いとのコメントが見られました。 さらに、「動くとすぐ動悸がするなら貧血、動悸が継続するなら甲状腺が多い気がする」と具体的な体感を挙げてくれる医師もいました。 全体的な数は多くはなかったものの、 電解質異常、薬の副作用、低血糖、褐色細胞腫などが原因になっていることもあった、というコメントもありました。 また、選択肢以外の疾患として、 呼吸器疾患や心不全、肺炎、脱水、発熱などもあげられていました。 動悸が止まらない場合、不整脈や精神的ストレス以外が原因となっている可能性も考えられるため、気になる症状がある場合は早めに医療機関に相談したほうが良さそうです。 動悸が止まらない場合、重症な疾患が原因となっている可能性も。 原因を知るために早めの受診が大事 今回の調査では、動悸が止まらない場合に重症である可能性について、「多少ある」と答えた医師が約6割、「あまりない」と答えた医師がそれぞれ約2割という結果となりました。 必ずしも重症であるとは限らないようですが、なかには重大な疾患が原因となっている可能性も考えられるようです。 また、動悸が止まらない場合に考えられる疾患として、不整脈と答えた医師が7割、精神的ストレスと答えた医師が5割、甲状腺疾患と答えた医師が4割という結果となりました。 しかし、不整脈と精神的ストレス以外にも、電解質異常や薬の副作用、低血糖、褐色細胞腫など様々なものが原因となっている可能性は十分にあるようです。 気になる症状がある場合、原因を把握するためにも、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
次の病気が潜んでいないか確認する あまりにも臭いおならが続く場合は、何か重大な病気を抱えている可能性があります。 その場合はまず病院で検査を受け、病気があるのかないのかハッキリさせておくことが重要です。 大腸がん 名古屋大大学院の研究報告によると、大腸がん患者のおならに含まれるメタンチオール 腐った玉ねぎのような臭い は、健常者の10倍以上の高さで検出されました。 腐った玉ねぎのような臭いのおならが続く場合は大腸がんの疑いがあるので要注意です。 潰瘍性大腸炎 大腸の粘膜に潰瘍やびらんができる病気で、おならが臭くなります。 大腸憩室症 憩室 けいしつ とは腸管の内壁の一部が外側に向かって飛び出した状態のことで、これが複数見られる状態のことを大腸憩室症といいます。 これも臭いおならの原因になることがあります。 おならが臭い・止まらない原因と対策法 善玉菌が減る 腸内には善玉菌と悪玉菌がいます。 善玉菌が腸内の環境を整えてくれる一方、悪玉菌はタンパク質を分解し、アンモニア、硫化水素、インドール、スカトールなどニオイの強いガスを発生させます。 これら物質が原因となって、おならが臭くなります。 善玉菌は乳酸などの酸を作り、腸内を酸性にして悪玉菌をやっつけてくれるのですが、逆に善玉菌が減ると悪玉菌が繁殖しやすくなり、臭いおならになってしまいます。 善玉菌を増やすには乳酸菌などを食べ物から摂ればいいのですが、普通だと腸に届く前に胃酸によって死滅してしまうので、腸まで届く乳酸菌を摂るのが効果的です。 消化不良を起こしている 消化不良を起こすとおならは臭くなります。 特に日本人が気をつけた方がいいのは、ヨーグルトなどの乳製品です。 なぜなら日本人には 乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)が多いからです。 乳糖不耐症とは乳糖(ラクトース)を消化する酵素が少なくて、消化しきれない状態のことです。 乳製品にはこの乳糖が含まれているので、乳製品をとると消化不良を起こしてしまいます。 牛乳を飲んでおなかが痛くなりやすい人は、乳糖不耐症で消化不良を起こしている可能性が高いので、その場合は乳糖を含む製品はとらないほうが無難です。 ニオイの元になるものを食べ過ぎる 動物性タンパク質である「肉」、そして硫黄化合物が多い「にら」「にんにく」「ねぎ」など、こういったニオイの元になるものを食べれば、その分おならは臭くなりやすいです。 早食いをする 早食いをすると余計な空気を飲み込んでしまい、おならが出やすくなるといわれています。 よく噛んで食べ物とだ液をしっかり混ぜることでガス抜きをしてから飲み込むと、飲み込む空気を最小限にできます。 ちなみに大量の空気を飲み込むことでおならやげっぷが出る症状のことを、空気嚥下症 くうきえんげしょう 、または呑気症 どんきしょう といいます。 炭酸飲料を飲む 炭酸飲料に含まれる炭酸は、体内に入ると炭酸脱水酵素によって二酸化炭素と水に分解されます。 その結果、炭酸飲料を飲むとおならやゲップが出やすくなるといわれています。 実際にビールや炭酸ジュースを飲んでおならが出やすくなると感じる方は、飲まないほうが無難です。 食物繊維を過度に摂る 食物繊維は大腸で分解される際、発酵してガスを発生させるので、過度に摂るとおならが出やすくなってしまいます。 しかし食物繊維には便通をよくするという効果がありますので、摂らないというわけにはいきません。 ではどの程度摂るべきなのか?厚生労働省はで1日の食物繊維目標量を、 男性19g、 女性17gとしています。 また、松生クリニックの松生恒夫院長は著書 の中で、便秘解消をするには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を1:2の割合で摂ることを勧めています。 松生クリニックで行った実験によると、 水溶性食物繊維7g、 不溶性食物繊維14gの割合で摂取した場合に、排便において最も良好な結果が得られたとのことです。 便秘気味の方は一つの参考になるかと思います。 歯列接触癖がある 歯列接触癖とは上下の歯がずーっと触っている癖のことです。 グーッと食いしばっているときはもちろん、上下の歯が触っている程度でも、全身の筋肉が緊張し、少しずつ疲労していきます。 それが頭痛や肩こり、腰痛など、痛みの原因になってしまいます。 それだけでなく、上下の歯で噛み続けるとだ液の分泌が促進され、飲み込む回数が多くなります。 だ液を飲むときには空気も同時に飲み込むので、結果的にたくさんの空気を飲み込んでしまい、それがお腹にガスを溜め、おならの回数を増やします。 東京医科歯科大学准教授の木野孔司さんは、歯列接触癖を直すにはメモ用紙による治療法が有効だといいます。 「歯を離す」と書いたメモを、定期的に目をやる場所や集中する場所 パソコンなど に貼っておき、メモを見たら「フー」と息を吐きます。 そうすることで息を吐くという新たな癖が身に付き、逆に上下の歯で噛むという癖から離れていくことができる、ということです。 過敏性腸症候群 IBS 過敏性腸症候群 以下、IBS とは、炎症や潰瘍などが無いのに、下痢・便秘・ガス過多などを引き起こす病気のことです。 自律神経の異常や、過度なストレス、精神的な不安などが引き金になることがあります。 生活習慣を改善してもおならが止まらない、特に人前などで緊張したり不安になったときに症状がひどくなるという場合は、IBSかもしれません。 IBSには厚生労働省研究委託費研究による治療ガイドラインがあります。 そうすると、「医師は何を知りたくてその質問をしているのか」などが分かりやすくなり、医師との意思疎通がスムーズになります。 質の高い治療を受けるには重要なことです。 医師にはできるだけ詳細な情報を伝えたほうがいいです。 北里大学外科学教授の渡邊昌彦さんは著書 の中で、病院との上手な付き合い方についてこう述べています。 「IBSには、心のどこかのストレスが原因になっている可能性があるので、医師には不安な要素はすべてお話しいただければと思います。 たとえばそれが、よく眠れない、肩こりがひどい、会社で人間関係のトラブルがある・・・などなど、ごく一般的な、ありふれた話であってもです。 いくらなんでもこれは関係ないだろう、と思っていても、医師はそれらをパズルのように組み合わせ、症状の全体像をつかんでいきます。 どうしても話しにくかったり、診察時間内では話しきれないと思うときには、メモを作成して見せてくださるのも助かります。 たとえば、お通じの状態だけではなく、何時に起きて、何時にどんな内容のお食事をされて、何時に休んで・・・といったことを中心に、不安やストレスを感じていること、気分、睡眠の状態などについて細かく教えていただくのは、心療をする側にとって大きなヒントになります。 IBSの患者さんを受け持っている医師ならば、「こんなつまらないことはいう必要はない」などと、話を遮られることはないはずです。 ですから患者さん自身も、遠慮したり、気兼ねしたりなさらなくて大丈夫です。 逆に、話を聞いてもらえる時間がないようなら、時間を取って聞いてくれる医師を探したほうが、治療にとってもプラスだと思います。 」 腸内細菌や薬の副作用 東邦大学医療センター大森病院教授の瓜田純久さんは2011年12月14日放送のNHKためしてガッテンの中で、腸内細菌や薬が原因で慢性の下痢を引き起こすこともあると指摘しています。 1 小腸に腸内細菌が入り込む 通常、小腸の中は細菌が少ないが、風邪などで免疫が衰えると腸内細菌が小腸に入り込んでしまうことがある。 これを小腸が追い出そうとする結果、食べ物が消化されないまま大腸にいってしまい、下痢を起こす。 抗生剤を飲んで下痢が止まる場合は、このケースであることが多い。 ちなみに腸に異常な数の細菌が繁殖してしまう症状を、腸内細菌異常増殖症候群:SIBOといいます これを解決するには、小腸に異常繁殖した腸内細菌を減らすことが重要。 そのためには、病院で抗生物質を処方してもらう 日本では保険適応外 か、腸内細菌に栄養を与えないようにして餓死させる。 腸内細菌を餓死させるには以下の2つが有効。 ・食事を腹八分までにおさえる ・何も食べない時間を1日につき8時間以上確保する 夕飯を早めに食べて寝れば達成しやすい 2 薬が大腸にバリアを張る 胃薬や高血圧の薬、鎮痛薬などを飲み続けたり、2種類以上の薬を組み合わせて飲むと、薬を分解する酵素が足りなくなり、分解されないまま大腸に到達することがある。 それを大腸は「有害だ」と判断し、コラーゲンのバリアを作って吸収しないようにする。 すると水分の吸収まで妨げてしまうので、結果下痢を引き起こす。 例えば以下の薬。 ・胃薬:プロトンポンプ阻害薬 ・高血圧の薬:カルシウム拮抗薬 ・鎮痛薬:非ステロイド性抗炎症薬 同じような効果を持つ他の薬に変えたり、薬の服用そのものを中止することで改善する。 遅延型フードアレルギー 卵などの食べ物によるアレルギーによって、腸の調子が悪くなることもあります。 食物アレルギーには2種類あります。 【即時型フードアレルギー】 食後数秒~数分で痒みやむくみ、じんましん、呼吸困難などの症状が出る。 そばやエビなどでよくみられる。 【遅延型フードアレルギー】 食後数時間~数十時間で症状が出る。 便秘や下痢、腹部膨満感、過敏性腸症候群などの消化器系の症状だけでなく、頭痛、慢性疲労、うつ、ドライスキン、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など、人によって様々な症状が出る可能性がある。 症状が出るまでに時間がかかるため たとえば朝食べた物のアレルギー反応が夕方になってやっと出る、など 、専門の検査を受けない限り食品ごとにアレルギーの有無を判別するのは難しい。 特におならに関しては遅延型フードアレルギーが関係している可能性がありますので、生活習慣や過敏性腸症候群などの改善努力を行っても治らない場合は、自分がアレルギー反応を起こす食べ物を食べてしまっていないか一度確認しておいたほうが無難です。 アレルギーの検査は病院で受けることができますが、検査キットを購入して自宅で採血を行い、検査機関に郵送して後日検査結果をレポートで返してもらうという方法もあります。 近場に遅延型フードアレルギー検査を実施している病院がない場合は、これで検査するという手もあります。 ちなみにこの検査は保険がきかないため、病院の検査・検査キット共に価格が高めになっています。 mishima85.
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