ひもできつく縛って止める、シンプルです。 このバンドのキューティクルが劣化すると、おなじみの「キュキキキキキキィー!!」て強烈な鳴き声を発します。 メンテ方法はブレーキの総とっかえです。 バンドブレーキは安価です。 ブレーキをばらしてヒモだけを交換するのは逆に非経済的です。 もっとも、ブレーキのヒモの寿命が尽きるころはノーメンテの車体ががたつき始めるころです。 車体の買い替えがふつうです。 似て非なるサーボとローラー おつぎはサーボブレーキです。 そして、「サーボブレーキ」は唐沢製作所て埼玉のパーツ屋の商品名です。 最後はローラーブレーキです。 バンドブレーキのバンドのところが複数のローラーになります。 これを外側のシューにあててブレーキ力を出します。 この3種はハブブレーキで、ディスクブレーキのとおい親戚です。 ストッピングパワーはだんちがいですけど。 リムブレーキ リムブレーキはほかの乗り物ではまったく廃れますが、自転車界ではバリバリの現役をキープします。 ブレーキパッドがホイールのリムとコンタクトします。 ゆえのリムブレーキです。 ためにリムブレーキ用のホイールのリムのサイドには細かい溝が入ります。 フォークにVブレーキをセット 固定ボルトとパッドが近い距離にあります。 これがかちっとしたブレーキを生みます。 実際、Vブレーキはよく効きます。 これはもともとオフロード用です。 安価で強力です。 開発元は堺のパーツ屋のシマノです。 実際、『Vブレーキ』は同社の商品名です。 本領のオフロードのブレーキがディスクブレーキになりましたから、新作のVブレーキみたいなものはもう出ません。 ぞくに枯れた技術です。 リムブレーキのひとつの完成形でしょう。 ダイレクトマウントブレーキ ロードバイクの最後発リムブレーキがダイレクトマウントブレーキです。 これはキャリパーブレーキとVブレーキのハイブリッドのようなブレーキです。 固定方式はボルト二点止めです。 フレームやフォークに直付けします。 ブレーキアームまでのワイヤーの連結機構が特徴的です。 見た目からそのたよりなさが知れます。 泥はけの良さからシクロクロスで長く愛用されましたが、ディスクブレーキ化の流れに押されて、過去のものになりました。 カンチブレーキの新型ももう出ません、たぶん。 Vブレーキとキャリパーブレーキの互換性 これらのリムブレーキの互換は自転車カスタム界では長年の話題です。 基本的に互換性はありません。 げんみつには本来のブレーキ性能が出ません。 カンチブレーキの台座はVブレーキ台座とコンパチです。 で、かんじんのレバーの互換性は・・・なぞです。 成否の情報が交錯します。 ぼくは個人的にカンチブレーキには不案内です。 中古パーツ屋の店頭やシクロジャンブルみたいな通向けのイベントでしかお目にかかりません。 おのずとヴィンテージなアイテムのふんいきが強くなります。 イマドキではない。 性能、調達性、いずれがVブレーキに劣ります。 Windows 95みたいなものでしょう。 使おうと思えば使える。 でも、ぱっと見でインナーワイヤーの露出部分が気がかりです。 この構造は外置き・野ざらしには不向きです。 ここがじきにさびますよ、きっと。 機械式ブレーキ全般のメンテ 上記の機械式、メカニカル、有線ブレーキの性能はワイヤーケーブルのコンディションに大きく左右されます。 ブレーキ本体がばっちりであっても、導線・伝線がぽんこつであれば、全体がだいなしになります。 線、紐、糸はシステムの一部だ。 ブレーキケーブル、シフトワイヤー、アウター、インナーは血管や神経のようなものです。 そして、これらは消耗品です。 交換の目安は一年ですね。 Muddy Fox mini 「オーバースペックだ!」 当初にはそんな声がありましたけど、DBモデルはすっかり定着しました。 ミニベロのクイックさとディスクブレーキのキビキビ感はふつうに合います。 そして、ホイールのインチアップやインチダウンがかんたんです。 さらにタイヤのクリアランスの心配が無用です。 そして、指一本で安定の制動力を発揮できます。 いいことづくめ。 でも、これはディスクブレーキの利点でなく、油圧の利点です。 「ブレーキが効きすぎて、体が前につんのめる」 はいはい、レバーをゆるく引きましょうねー。 油圧の利点 インナーワイヤーの表面やアウターケーブルの内側には潤滑の工夫が加工されますが、摩擦はゼロではありません。 ケーブルが長くなれば、摩擦は増えます。 おのずとワイヤー引きのリアブレーキはフロントブレーキより重くなります。 単純にケーブルの距離が二倍になれば、摩擦や抵抗が二倍になります。 リアブレーキの効きの悪さはこのためです。 一方の油圧はつねに一定の動きをします。 上・フルード満タンの圧 下・エア噛みの圧 摩擦や抵抗はありません。 レバーのシリンダーが下がれば、ホース内のオイルがむにっと動いて、最終的にピストンが出っ張ります。 ホースのなかの物質は流動体のオイルですが、実質的な機能はギチギチのぶっとい棒のようなものです。 液体はそうそう収縮しません。 逆にホースやシリンダーのなかに空気が入り込んで、ギチギチ度が下がると、効きが悪くなります。 ピストンへの圧が空気に吸収される。 気体はかんたんに収縮しますから。 圧力の油圧ピストン、張力の有線ワイヤーです。 押すか、引くか。 ベクトルが真逆です。 ブレーキシステムのおもしろいところです。 油圧の弱点 ブレーキオイルは経年で水分を吸います。 で、これがながい下りの摩擦熱で沸騰すると、気泡が発生して、上記のエア噛みの状態が起こります。 これがベーパーロック、フェードです。 また、ブレーキオイルが経年で水を吸うと、沸点が下がります。 新品のピュアなコンディションが『ドライ』、古い湿気たコンディションが『ウェット』です。 うちのAZのDOT 5. 1ブレーキフルードのドライ沸点は260度、ウェット沸点は190度です。 これの予防のためには正しい整備と定期的なオイル交換が必要です。 やっぱり、理想は一年に一回です。
次のPINARELLO RAZHAのBOBカラーはマッドブラックですが、105はツヤ有りブラック。 ULTEGRAはULTEGRAカラーですがマッドブラックに近いので性能アップとドレスアップのために前後ブレーキを換装 ULTEGRA BR-R8000 左が105、右がUltegra。 ボディーカラーにはUltegraのほうがマッチしている 元々は105のリムブレーキだったが、UltegraグレードのBR-R8000に交換した。 引きなどをみるとTEKTROのブレーキなどと比べるとブレーキを掛けた後に更に握り込めるような幅が多く、この点がブレーキの効きに影響しているのかもしれない。 今回はドレスアップ目的の方が割合が高い。 細かいコントロールなどはULTEGRAのほうがしやすいように思えるが効きに関してはそれほど大きな違いが有るようには思えなかった。 コントロールに関してもセッティングのほうが重要ではないだろうか。 構造上、値段的にも実売は105とUltegraは近い。 Tiagra、SORAにもブレーキはありますが、走行性能に関わる部分であったりブレーキシューの選択肢などを考えると105以上を選択したい。 105のブレーキの交換 必要な工具• シュー交換の場合はプラスドライバー• 必要なパーツ• ブレーキの取り外し 今回はブレーキケーブルの長さは十分に足りそうだったので、ケーブルは使い回すことにした。 インナーエンドキャップギリギリをワイヤーカッターで切断する。 ワイヤーを止めているボルトを緩めるとリリースされる。 リムブレーキの取り付けの裏面から六角レンチを入れてネジを緩めるとブレーキ本体が取り外せる。 リア側はボルトまで浅い場合があるが、フロントはフロントフォークの厚みがあり六角レンチの短いほうでは届かない場合がある。 トルクが掛けられず外せなかったが、ちょうどよい穴の空いた工具があったので延長させる形で回した。 強いトルクで締めるパーツではないが、手で回せない場合は六角レンチなどをモンキーレンチで回したりメガネレンチで回したりするとよい。 取り外した105のブレーキ。 188g。 結構軽量だろう。 ブレーキの取り付け 取り付けるUltegra BR-R8000は181gとほぼ105と重量は変わらない。 -8g程度。 写真だとわかりにくいが、構造的にも若干違う。 主にバネの抑えの部分程度。 全体的には作りが良くなり、105と見比べると105が荒く見える。 取り付けは逆の手順を追う。 ブレーキにボルトが付属してくるが今回はボルトは使いまわした。 ワッシャーなどは共通のようだったのでワッシャーも使いまわした。 本体へのボルト取り付けはやや緩めに手で動く程度にして、ワイヤーのセッティングを行う。 手でブレーキをリムに当てるようにしてワイヤーを通し、ネジを締めて仮止めする。 そうすると概ねちょうどいい隙間が出来る。 自分の場合は、若干ケーブルアジャスターを半分位ゆるめて、強めにリムに当ててワイヤーを締めるとちょうどよいリムとブレーキの隙間ができた。 ブレーキを手で調整しながらワイヤーの位置を最終的に決めて、ブレーキ自体のセンターを合わせて本体のネジを締める。 ブレーキをコントロールしながらきちんと面としてあたっているか、ブレーキシューの位置は正しいか(リムのブレーキ面の上部1-2mm下げた所に当たる感じ)を確認して微修正したらネジ各所を増し締めして、エンドキャップをつけて取り付けは終了。 105からUltegra BR-R8000への換装インプレッション 重量的には殆ど変わらず。 作りは非常によくプロダクトとしてのデザインであったり質感ということでは満足度が高い。 日常利用のブレーキングではセッティングやシューによる影響のほうが大きいだろうとは思う。 105からUltegraへの換装は、自分のようにドレスアップやグレードを合わせるということ以外ではそれほどコストパフォーマンスが良いとは思えないが、105以下のグレードからの換装の場合は、値段差も無いためUltegraがおすすめです。 関連コンテンツ.
次のタッチで飛ぶ目次• そもそもなぜアップグレードする必要があるのか せっかく買ったロードバイクのブレーキを、なぜわざわざ買い換える必要があるのでしょうか? それは、 安全性能を上げるためです。 安全運転は当然ですが、 万が一のことも考え、ブレーキは105以上に交換しましょう。 ブレーキの選び方 どのグレードにする?105? ULTEGRA? DURA-ACE? 今ロードバイクについているブレーキのグレードがTiagraやSORAやClarisだった場合、 交換する選択肢として105・ULTEGRA・DURA-ACEがあります。 グレードによって何が違うの? 「グレードは高いほうが良いのはわかるけど、なんで?」 各グレードには、想定されるスピード域があり、これが違います。 対して DURA-ACEは、プロのロードレースに使用されることを想定して作られています。 車とほぼ同じかそれより速いですね。 高速域で走るプロのロードレースでは、確実にスピードを調整できなければレースに勝つことはできませんし、何より止まれなかったときは命に関わります。 そのため、剛性をあげなければならないので自ずと価格も高くなります。 この 想定速度の違いが、グレードによるブレーキの違いだと思います。 また、上限ギリギリで止まろうとすると負荷が強くかかりますが、上限の半分では負荷はあまりかかりません。 同じスピードでも、 止めるために必要な力も止まるために要する力も異なるのです。 自分のライドの仕方と比べて、自分はどの速度域で走行することが多いのか考えてみましょう。 ブレーキのグレードを上げる理由は、安全性能を上げるためであると述べました。 そのことから言えばこの中で一番良いのは、最高ランクのDURA-ACEが良いということになります。 しかし、ネックになるのは価格で、ブレーキとはいえ前後で3万円はします。 SORAやClarisに乗っている身からすると、ブレーキ単体で3万は高いように思えます。 とはいえ、ブレーキに3万円はちとキツいですよね。 いくらブレーキは安全保証の上で大事だ、とわかっていても懐は無視できませんよね。 とくに、 お小遣いでロードバイクをやっている学生さんやお父さんサイクリストに3万円の出費はかなり痛い・・・ それを踏まえると、それより下のグレードの 105あたりですと前後で8000円くらいで買えちゃいます。 価格と性能のバランスを考えると、105がちょうどいいのではないでしょうか。 よく、 「ロードバイクを買うなら最低でも105」とも言われますしね。 他には、ULTEGRAという選択肢もあります。 こちらは、1万円前後で買うことができます。 ブレーキの種類に気をつけろ!キャリパー?ダイレクトマウント?ディスク? グレードにもよりますが、 ブレーキにはキャリパーブレーキ・ダイレクトマウントキャリパーブレーキ・ディスクブレーキキャリパーと3タイプあります。 正式な分類とは一部異なります。 通常は、 もともと付いていたものと、同じタイプを選びましょう。 例えば完成車に通常ついているのは、キャリパーブレーキですが、ディスクブレーキにしたいからと言って買ってきても、フレーム側が対応していなければ、つけることはできません。 ブレーキアームの長さには種類がある なお、ブレーキには 「アーム長」と言って ブレーキアームの長さが異なる規格があります。 ロードバイクに乗るなら、必ず一つは持って置きたい工具No. 1 ブレーキの脱着や調整に使用します。 他にも ロードバイクのメンテナンスでは必ずと言っていいほど使うので、投資する価値は十分にあります。 おすすめは、カラーリングがあり先端がボールポイントになっているものがおすすめです。 カラーリングが施されていると、使うサイズを視覚的に覚えることができるので一々はめてみて「コレジャナイ・・・」と、なりにくくなります。 ボールポイントは、斜めに嵌めても使うことができるため狭いスペースでの作業のときに役立ちます。 ロードバイクはパーツが狭い範囲に詰まっていることがあるため、この機能が有るのと無いのでは作業効率が違います。 ちなみに、「まだ一つも工具を買っていない」「これからメンテナンスに本腰を入れるから工具を揃えるつもり」という方は、 「ツールボックス」という工具がセットになったものを買うと、安く必要な工具が一通り手に入ります。 切ったブレーキワイヤの切断面をカバー・保持するためのキャップです。 切ったブレーキワイヤの先端はほつれやすく、最悪の場合切れてブレーキが効かなくなってしまうので、必ずキャップをしましょう。 ブレーキ本体には付属していないため、忘れやすいので注意しましょう。 ちなみに今回私はこれを用意するのを忘れており、慌てて工具箱をひっくり返して、偶然見つけて事なきを得ました・・・ いざ開封。 BR-5800だ! 今回購入したのは、「BR-5800」の前後セットです。 今の105は7000シリーズなので一個前ですね。 とはいえ、「BR-R7000」も内容物は一緒です。 前後セットなので、2つ前後1つづつ入ってます。 当然ですが笑 それぞれの見分け方は、 後ろのネジ部分の長さ。 長いほうが、フロント。 短いほうが、リアです。 付属品は、取付ナット5種6個とワッシャー2個でした。 取付ナットは、最低6回転するものを選ぶようにしてください。 もともと付いていたSORAのBR-3500は、船の部分がプラスティックでした。 今回の105のBR-5800は、金属でできており剛性アップが期待できます。 【スポンサーリンク】 キャリパーブレーキの交換方法【写真で解説】 ロードバイクのキャリパーブレーキの交換方法は、4つの工程に分けられます。 【取り付けナットの締め付けトルク】:8-10N・M ブレーキキャリパーのセッティングを確認する ブレーキワイヤーをブレーキキャリパーに固定する前に、 取り付けるブレーキキャリパーがデフォルト状態になっているか、セッティングをチェックします。 ケーブル調節ボルトの確認 まず、ケーブル調節ボルトは、 締め切った状態で取り付けます。 ケーブル調節ボルトとは、ブレーキ本体の上についているギザギザのきのこみたいなやつです。 センタリング調節ネジの確認 つぎに、センタリング調節ネジもデフォルトにしておきます。 ブレーキワイヤーを通してブレーキキャリパーを固定する ブレーキキャリパーのセッティングが調整できたら、ブレーキワイヤーをブレーキキャリパーに固定します。 「クイックレリーズレバー」を画像のように「ロック」にした状態でブレーキケーブルを通したら、 リムとの クリアランス 開き幅が左右合計で3〜4mmぐらいになる用に手で押さえ、「ケーブル固定ボルト」でワイヤーを固定します。 「ロック」状態は、白印が合わさった位置です。 【スポンサーリンク】 実際にSORAから105のブレーキに変えてみて やっぱり 105にすると、ブレーキのかかりが全く違います。 今までは思いっきりブレーキをかけても、スルスルと力が抜けていく感じがありましたが、105に変えてからはガッチリかかっているのがわかります。 また、 ブレーキをかけてから力が伝わるまでも違いました。 いざという時にすぐにブレーキがかかるので安心感があります。 それと雰囲気が少し変わるので、所有感が満たされます笑 これが一番かもしれませんね笑 更にしっかりと 「万が一」に備えるなら、しっかり保険にも入っておきたいところ。 最近では、自転車事故でも 高額な慰謝料があるそうなので、準備しておきたいですね。
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