ベンチプレスをはじめ、胸トレをガンガンにこなした夜のこと。 僕は最近、ベンチプレスで大胸筋を鍛える時、10~15回できるくらいの重量でセット数を多めにしています。 高重量で負荷をガツンとかけるのも筋肥大には効果的と言われていますが、重たい重量でいつもやろうとすると、関節が悲鳴を上げてしまうんですよね。 汗 なので、中重量でセット数を意識しています。 最近あるものを飲みだしたおかげで、筋肉痛が普段よりだいぶ軽くなったんです。 ベンチプレス5セット• インクラインベンチプレス8セット• チェストプレス12セット どの種目も10~15回が限界くらいの重さです。 【追記】 今思うとオーバートレーニングですね。 汗 大胸筋が限界で、他の部位で無理くり挙げちゃってたんだと思います。 胸トレなのに背中も筋肉痛 いい感じに効いた感覚があって、朝起きたら筋肉痛が出だしてました。 大胸筋はもちろんなんですが、背中も筋肉痛出てたんですよね。 主に脊柱起立筋のあたりです! 意外とベンチプレスって、体の背面の筋肉も使っているんですよね。 胸の筋トレで腰に痛み ベンチプレスをする時、「ブリッジのように背中を少し浮かせてアーチを作ると良い」という情報は多いですよね。 それにより重量が挙げやすくはなりますが、背中の方にも負荷がかかるんですね。 体の連動性 大胸筋だけでは挙げられない時って、自然と他の部位も使ってしまうものなんです。 (そもそも体には連動性があるので、それが自然ですよね。 ) 上手く使えればいいけど、力づくで挙げようとすると負担がかかり過ぎて痛めてしまうこともあるようです。 幸い僕は腰痛が出るほどではありませんが、脊柱起立筋が筋肉痛になっているということは、脊柱起立筋の周辺に無意識に負荷がかかっているということです。 少し間違えれば腰痛になってしまう可能性があるので気をつけたいところです。 笑 でも、ケガは精神的にもツライですからね。。。 ムリするとケガして筋トレできなくなる そういえば、行きつけの市民ジムに格闘家みたいな体つきのブラジル人がいまして、ちょいちょい話したりするんですが、こんなこと言ってました。 「昔、ベンチプレスで肩を痛めちゃって、2年も筋トレ出来なかったよ。 」って。 やっぱり、ケガ無く筋トレを続けたいですね!! まとめ 狙っている部位以外に痛みが出る場合、• フォームが正しくない• 重量が重たすぎてムリをしている• オーバートレーニング などが考えられます。 休息を取りながら、一度見直してみるのが良さそうです!.
次の腰痛の原因と生活習慣の改善法 腰痛の原因としては多くのことが考えられ、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄、細菌感染やがんなどによるものもあります。 しかし、そのほとんどが神経症状や重い疾患などではなく、検査をしても、どこが痛みの原因なのか特定しきれない「非特異的腰痛」です。 非特異的腰痛はその原因が判然としませんが、今回はその中でも考えられる原因として代表的なものを紹介します。 また、以下に当てはまるようであれば、まずは生活習慣を見直すことも大切です。 腰痛の原因1. 筋肉の衰えによるもの 姿勢維持などに関わる筋肉が衰えることで、腰に負担がかかりやすくなり腰痛につながります。 姿勢の維持には様々な筋肉が関わっており、腰の周りにある腸腰筋(ちょうようきん)や、腹直筋、お尻の大殿筋・中殿筋、背中の脊柱起立筋などが挙げられます。 これらの筋肉が衰えることで、猫背や反り腰などの姿勢不良を起こしやすくなります。 姿勢が悪くなった状態では腰へ負担が集中しやすく、腰痛となるリスクも高まります。 これらの筋肉を鍛えて良い姿勢を保ちやすくすることは、腰痛の改善・予防につながります。 腰痛の原因2.長時間同じ体勢でいることによるもの 長時間同じ体勢でいると筋肉が緊張し血行が悪くなり、腰痛となります。 ずっと同じ体勢を続けていると、筋肉は固まってしまいます。 硬くなった筋肉はストレッチなどでほぐすことができますが、同じ体勢を続けることが日常化していたり、日頃からほぐしていなかったりすると、慢性的に筋肉が固まることもあります。 特に仕事で長時間座りっぱなし、立ちっぱなしなど、同じ体勢を続けることが日常化している方は要注意です。 猫背や反り腰などの姿勢不良が常態化し、慢性的に腰へ大きな負担がかかっている可能性があります。 定期的に伸びをするなど、筋肉が固まらないよう工夫をするとともに、良い姿勢を保つよう意識しましょう。 腰痛の原因3. 過度な運動や急激な動作によるもの 過度な運動や、急激な動作によっても腰痛は引き起こされます。 過度な運動を行うことで、筋肉が疲労し強い緊張状態になることでも腰痛は起こります。 特に普段から運動をしていない人は、ストレッチや準備運動を怠らないよう気をつけてください。 また、重いものを持ち上げるなど、腰を折り曲げた姿勢からの急激な動作も要注意です。 いわゆるぎっくり腰など急性の腰痛を起こしやすくなります。 何かを持ち上げる時は、中腰で力を入れたり、腕の力だけで持ち上げたりしないよう気をつけましょう。 腰を落としてゆっくりと持ち上げることが大切です。 このような急性の腰痛は、腹筋や背筋が弱いと起こりやすいため普段から鍛えておくことで予防できます。 腰痛を治す・予防するために鍛えるべき筋肉 腰痛の解消や予防のためには姿勢の維持に関わる筋肉を鍛えましょう。 だだし、腰痛が酷い状態でトレーニングを行うと悪化させかねないため、腰痛の状態に応じて、まずはマッサージやストレッチなどで症状をやわらげるようにしてください。 腰痛を治すために鍛えるべき筋肉1. 腹直筋 腹直筋とはいわゆる腹筋のことで、体を前方や横に曲げるために働く筋肉です。 他にも前面から背骨を支え、姿勢を維持する働きもあります。 腹直筋が衰えていると、姿勢の維持が難しくなり姿勢不良となりやすくなります。 また、ぎっくり腰のような急性の腰痛は、腹筋や背筋が弱いことで起こります。 腹筋を鍛えることで姿勢を良くするとともに、急性の腰痛を予防しましょう。 腰痛を治すために鍛えるべき筋肉2. 腸腰筋 腸腰筋は骨盤の辺りに位置する筋肉で、大腰筋や腸骨筋から構成されています。 股関節を曲げる働きがあり、歩く、階段を上るなど太ももを上げる動作で使われる筋肉です。 腸腰筋は姿勢の維持に関わっており、腸腰筋が弱くなると、骨盤が前傾してポッコリお腹や反り腰の原因となります。 壁に背中をつけた状態で、腰の位置に空間があり、すんなり手が入るようだと、 腰に負担がかかりやすい反り腰かもしれません。 ポッコリ下腹が気になる方や反り腰の方は、この筋肉が衰えていると考えられます。 腰痛を治すために鍛えるべき筋肉3. 脊柱起立筋 脊柱起立筋は背骨に沿うようにしてついている筋肉です。 主に背中を後ろに倒す時に使われ、バックエクステンションなど上半身を反らすような動きで鍛えられます。 背骨はS字に湾曲することで、体重を分散させています。 脊柱起立筋が衰えるとこの湾曲が極端になる、もしくは弱まってしまうため、 反り腰や猫背などの姿勢不良が発生します。 これらの姿勢不良により、腰へ多大な負担がかかることで腰痛が引き起こされると考えられるのです。 普段から鍛えておくことで、正しい姿勢を保ちやすくなるでしょう。 腰痛を治すために鍛えるべき筋肉4. 中殿筋 中殿筋はお尻から太ももの付け根辺りの側面にある筋肉です。 主に足を開く動作で使われ、歩く際の重心の維持などにも関わっています。 重心維持のために、骨盤を安定させているのですが、中殿筋が衰えると骨盤を上手く支えられなくなってしまいます。 中殿筋の働きが弱まることで、腰椎に負担がかかり腰痛となる可能性があります。 歩行時に体が左右にブレやすい方は、この中殿筋が衰えているのかもしれません。 腰痛を治すために鍛えるべき筋肉5. 大殿筋 大殿筋はお尻全体を覆っている筋肉で、股関節を伸ばす働きがあります。 足を付け根から大きく動かす階段を上る動作などで使われている筋肉です。 大殿筋が衰えると、骨盤が後傾しやすくなります。 骨盤が後傾すると猫背のような前傾姿勢になりやすく、腰へ負担がかかるようになります。 体が前傾しがちな方は大殿筋が衰えているかもしれません。 また、座りっぱなしでいると大殿筋が硬くなりやすいため、体勢を変えるなど血流が滞らないよう注意しましょう。 腰痛を治す・予防するためにおすすめの筋トレ ここからは、腰痛が起こる原因となる筋肉の鍛え方を紹介していきます。 日頃から定期的に鍛えておくことで、腰痛になりづらい体にしておきましょう。 特に運動不足の方や、長時間の同じ体勢が日常化している方は意識的にトレーニングすることをおすすめします。 前述しましたが、腰が痛い状態で無理に筋トレを行うと症状を悪化させかねません。 腰痛の状態にもよりますが、まずはストレッチやマッサージなどで痛みをやわらげるようにしてください。 ぎっくり腰など急性の腰痛の場合は特に、安静にしておくようにしましょう。 腰痛解消・予防の筋トレ1. 腰を曲げる必要がないため、腰に不安があっても取り組みやすくなっています。 ニーレイズのポイントは4つあります。 1つ目は「上半身を動かさない」ことです。 上半身が動くと反動がついてしまい、腸腰筋への負荷が弱まってしまいます。 上半身は固定する意識で、トレーニングしましょう。 2つ目は「ゆっくりとした動作で行う」ことです。 ゆっくりとした動作で足を動かすことで、腸腰筋や腹直筋へ継続的に負荷がかかります。 また、反動がつきにくくする意味もあります。 3つ目は「足をしっかりと閉じる」ことです。 足が開いてしまうと負荷が弱まるため、しっかりと閉じましょう。 どうしても閉じるのが難しい場合は、足首をクロスして固定するようにしましょう。 4つ目は「足を床につけない」ことです。 ヒザを伸ばして足を下ろす際に、足が床につくと筋肉へかかる負荷がゼロになってしまいます。 継続的に負荷をかけるために、床につく寸前で止めるようにしましょう。 バックエクステンションのポイントは4つあります。 1つ目は「ゆっくりと丁寧に行う」ことです。 素早く動いてしまうと、フォームが崩れやすく、負荷が一部に集中することが考えられます。 これでは腰へ負担がかかることもあるため、フォームを崩さないようゆっくりと丁寧に行いましょう。 負荷が一部に偏っていないか確認しながら、背中全体に効かせるイメージで行ってください。 2つ目のポイントは「背中を反らし過ぎない」ことです。 背筋運動は反らすのではなく、体を起こすイメージで行いましょう。 背中が反ると一部分ばかりに負荷がかかり、腰への負担が増してしまいます。 とはいえ、体を起こすとある程度は背中が反ってしまうため、背中を反らさないという意識を持つことが大切です。 3つ目のポイントは「首やアゴだけを動かさない」ことです。 首やアゴを動かすと、背筋運動をした気分になりますが、実際には背中が動いていない場合もあります。 また、首やアゴから動くと、背中が反りやすくなります。 体全体を持ち上げるイメージでトレーニングしましょう。 鏡などでフォームを確認するのもおすすめです。 4つ目のポイントは「足を固定する」ことです。 足が動いてしまうと、太もも裏のハムストリングなど、脊柱起立筋以外の筋肉が働いてしまい、負荷が分散します。 脊柱起立筋を集中的に鍛えるためには、誰かに足首を押さえてもらうなど足を固定することが大切です。 ライイング・ヒップアブダクションのポイントは5つあります。 1つ目は「足をゆっくりと動かす 」ことです。 素早く足を動かしてしまうと、反動がついて中殿筋以外の筋肉も使われてしまいます。 中殿筋に負荷をかけるためにも、ゆっくりとした動作を心がけましょう。 太ももの付け根辺りの、お尻の側面に負荷を感じれば、中殿筋を使えている証拠です。 2つ目は「足を体の真横に上げる」ことです。 足を斜め方向に開いてしまうと、中殿筋の関与が弱まってしまいます。 中殿筋を鍛えるためには、足は体の真横に上げましょう。 つま先を体の正面に向けることで、真横に上げやすくなります。 3つ目は「足を上げた頂点で1秒間静止する」ことです。 足を高く上げるほど、中殿筋にかかる負荷は大きくなります。 足を上げ切った頂点の位置で、1秒ほど静止することで負荷を高めることができます。 ランジの手順• 足は腰幅程度に開き、背すじを伸ばしてつま先を正面に向けて直立します。 胸を張り、姿勢をキープしたまま片足を前に踏み出しましょう。 ヒザが内側に入らないよう注意してください。 かかとから着地し、つま先をしっかりと床につけ、ヒザは90度まで曲げます。 体の反動は使わず、前足で床を蹴るようにしてスタートポジションまで戻りましょう。 そのような方はストレッチによる腰痛改善をおすすめします。 腰痛改善のためにストレッチをすべき体の部位は、「腰痛改善に効果的な筋トレ」で紹介した「腹直筋」「腸腰筋」「脊柱起立筋」「中臀筋」「大臀筋」です。 これら腰回りの筋肉を入念にストレッチすることで、筋肉がほぐれ血流も良くなり、腰痛改善に繋がります。 関連記事 「」の記事ではストレッチの効果について詳しく紹介しています。 筋トレで腰痛が悪化してしまうケース 筋トレがきっかけで腰痛となる場合もあるほど、トレーニングは腰へ負担がかかるものです。 そのため、何度も言うように、腰が痛いにも関わらず、無理に筋トレを行わないようにしましょう。 しかし、無理に筋トレを行わなくても、筋トレによって腰痛が悪化してしまうケースもあります。 筋トレにより腰痛が悪化する原因をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 腰痛が悪化する原因1.間違ったフォームでのトレーニング 間違ったフォームでの筋トレは筋トレの効果を低下させるだけでなく、腰痛の原因にもなり得ます。 フォームが間違っていると、目的としない筋肉に負荷がかかったり、ある部位にだけ負荷が集中してしまったりすることがあります。 すると、 腰への負荷が高まったり、集中したりすることにつながり、腰痛を悪化させる要因となります。 そのため、筋トレは必ず正しいフォームでできているかを確認するようにしてください。 腰痛が悪化する原因2.筋肉の柔軟性不足 筋肉が硬いままでは動きが硬くなり、筋トレを正しいフォームで行うことが難しくなります。 フォームが崩れると腰への負担が高まる場合もあるため、腰痛の悪化につながりやすくなります。 特に今回紹介した鍛えるべき筋肉が硬い場合は、ストレッチやマッサージでほぐしてからトレーニングに臨みましょう。 筋肉が硬いと血流が悪くなり、腰痛の原因にもなります。 まずは固まった筋肉をしっかりとほぐすことが大切です。 ここだけは押さえておきたい!腰痛の解消・予防のための筋トレ• 腰痛の原因のほとんどは生活習慣によるもの• 腸腰筋、腹直筋、脊柱起立筋、中殿筋、大殿筋などの衰えが原因の一つとして考えられる• 鍛える必要がある場合でも、無理に筋トレを行わない• 筋トレで腰痛が悪化する場合もある 冒頭でも述べた通り、腰痛の原因のほとんどは筋肉の衰えや、長時間の同じ体勢など生活習慣によるものです。 ストレッチやマッサージで硬い筋肉をほぐすのはもちろん、筋肉が衰えている場合はしっかりと鍛えることで腰痛の原因を取り除きましょう。 とはいえ、腰に不安を抱えたまま筋トレを行うのは腰痛の悪化などリスクを伴います。 今回紹介したような、比較的負荷の低い筋トレから行うことから始めていきましょう。 お住まいの地域にあるパーソナルトレーニングジムを探す 「 ブヨブヨのお腹周りをどうにかしたい……」「 毎日のデスクワークが原因の運動不足を解消したい」「 肩こりや腰痛を解消してラクになりたい」などカラダの悩みを抱えているあなたにおすすめしたいのが、トレーナーと1対1でトレーニングを行う「パーソナルトレーニング」です。 パーソナルトレーニングの魅力は• カラダの専門家であるトレーナーから、あなたの悩みや目的、カラダの状態に合ったオーダーメイドのプログラムを提案してもらえる• 1対1で丁寧に指導してもらえる• 食事と運動の両面からサポートしてもらえる など、自己流でのダイエットや筋トレでは得られないものばかり。 とはいえ、すぐに入会を決めなくても大丈夫です。 まずは、 トレーニングの体験や無料カウンセリングに足を運び、「このジム(トレーナー)であれば、ダイエットやカラダ作りを成功させられそう」というジムを探しましょう。 TOREMOでは、 全国のパーソナルトレーニングジムを紹介しています。 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次の目次 腰が痛い3つの原因 腰痛には主に以下のような3つの原因があると考えられています。 日常動作が正しくない• 関節が機能していない• 神経や筋肉の緊張 もちろんこれら以外にも腰が痛くなることはあり、まずは病院で1度診察を受けることをお勧めしますが、どんな腰痛も日常動作へのアプローチが必ず必要になります。 日常の座り方が腰痛に与える影響 多くの体の痛みの原因は日常動作の悪い癖であることがほとんどです。 例えば普段「デスクに長時間座りっぱなし」ではないでしょうか。 座る姿勢が悪いのであれば、その姿勢の悪い時間を長く過ごしてしまっているということです。 日常の癖そのものが、あなたの今日のコンディションを作ります。 いつも甘いものを食べてしまう人が太ってしまうのと同じようなものなんですね。 「自身にとっての良くない習慣は何か」これを解決しない限り、根本的な解決は難しいと言えます。 関節の機能 腰痛の場合、背骨や骨盤の関節の動きが悪くなっていることがかなり多いです。 すべりの悪い関節は錆び付いた機械のようなもので、うまく動くことが出来なくなっています。 ですが実は 関節は積極的に動かすことで今よりも動くようになります。 腰痛の人は痛くなるのを恐れて関節を動かすのを敬遠しがちですが、関節を動かさなくなればより硬くなってしまい症状は悪化してしまいます。 今回は関節を動かすエクササイズも用意していますので、少しずつ挑戦してみましょう。 腰痛に影響する12の筋肉 部位毎のイメージをつけることでエクササイズの効果を出しやすくなりますので、腰痛に主に影響する筋肉を紹介します。 脊柱起立筋は主に姿勢を保持する機能を持ちます。 多くの腰痛持ちの方は 脊柱起立筋の持久力が低いといわれており、良い姿勢を長く保とうとすることが大切です。 また、脊柱起立筋が強く張り過ぎてしまうと反り腰気味になってしまいます。 腰方形筋は背骨と骨盤を左右に繋ぐ筋肉で、上体を左右に倒したり腰を反らせるような動きをします。 腰方形筋が硬くなってしまうと左右の骨盤の高さが変わってしまったり、背骨を歪ませてしまいます。 中殿筋は主に股関節を安定させる機能を持ちます。 中殿筋が弱くなると股関節を安定させられずに体全体の重心が下がり、腰への負担が大きくなり腰痛として身体に出やすくなります。 大臀筋は仙骨と大腿骨を繋ぎ、骨盤を支える土台として非常に重要な筋肉です。 仙骨は背骨全体の土台になる骨で、仙骨のポジションが腰痛に大きく関係します。 腰痛を持つほとんどの方は大臀筋が弱り、仙骨を正しく支えられていません。 腰痛にはストレッチが有効ですが、 お尻の筋肉をしっかり鍛えることもかなり大切です。 梨状筋はお尻の深部にある筋肉で、股関節の動きに影響します。 梨状筋のすぐ隣に坐骨神経が走っているため、梨状筋が収縮してしまっている人は坐骨神経が圧迫され、足先が痺れやすいこともあります。 ハムストリングスは骨盤からスネの骨に付着しており、主に脚を後方に出したり、膝を曲げる動きを行います。 そのため硬くなると前屈が苦手になったり、骨盤が後方に引っ張られて丸腰の姿勢になりやすくなります。 腸腰筋と大腿直筋は主に股関節を曲げる機能を持ちます。 身体の前面に筋肉が付着していますので、硬く縮まると腰が反ってしまい骨盤の前傾が強くなります。 お腹が出過ぎている人は脂肪の重さによって反り腰や骨盤前傾になってしまいますが、太り過ぎて腰痛持ちといういう人はを参考にしていただければ幸いです。 コルセット的な役割を持つインナーマッスル コルセットは腰痛を軽減してくれますが、 身体の筋肉でコルセットの機能を取り戻すことが非常に重要です。 体幹部の深部にあるインナーマッスルと呼ばれる筋群が、コルセットと同じような機能を持ち、腰痛を緩和させます。 横隔膜 上から支える• 多裂筋 背面から支える• 前、側面から支える• 骨盤底筋 下から支える 横隔膜は肋骨の底を覆うように付いており、横隔膜に力が入らないと肋骨が下がり、猫背気味の姿勢になりやすいです。 多裂筋は脊柱を安定させます。 コルセットの後ろ側といったイメージで構いません。 腹横筋はお腹全体を覆い、お腹を凹ませる力を持っています。 まさにコルセット的な機能を持ちます。 骨盤底筋はお尻をギュッと閉めるような力の筋肉です。 他のインナーマッスルと共に力を入れることで体幹部をより安定させることが出来ます。 腰が痛くなりやすい骨盤の前傾と後傾チェック 私が実際にチェックする訳ではないので腰痛のタイプを断定できる訳ではありませんが、ご自身でも姿勢のタイプはある程度評価することが出来ます。 骨盤の前後の傾きに注目し、後のパートで適したストレッチを紹介します。 もちろん骨盤の前後の傾き以外が原因であることも多いですので、一つの目安としてご覧ください。 骨盤は背骨の土台 上の画像のように、背骨は構成されています。 7の頸椎• 12の胸椎• 5の腰椎 その背骨を土台として支えているのが、骨盤にある仙骨という骨です。 骨盤が傾いてしまうと仙骨が背骨を正常に支えられず、歪みが生じてしまいます。 背骨の歪みが腰痛を引き起こしますので、まずは骨盤の傾きをチェックする必要があるということですね。 オフィスワーカーに多い後傾タイプの姿勢と硬い筋肉 まずは骨盤後傾タイプです。 骨盤が後ろに傾き、下の画像のように腰が丸まってるタイプです。 後傾タイプの方の特徴としては、前屈がすごく苦手です。 逆に後屈という後ろに反る動きは得意だったりします。 後傾タイプの方は 日常的に腰が丸くなっており、腰が丸まることで腰椎 腰の背骨 が本来のカーブを維持できなくなり、腰痛になりやすくなっていしまいます。 以下のような姿勢で椅子に座る方は要注意ですね。 せめて腰が丸まらないように、これくらいで座りましょう。 骨盤後傾タイプが硬い筋肉は前述した大臀筋やハムストリングスですね。 関連記事: 骨盤前傾タイプの姿勢と硬い筋肉 次は骨盤前傾タイプです。 骨盤前傾タイプは一般的に反り腰と言われる姿勢で、後傾の全く反対のタイプです。 このような姿勢です。 前傾タイプの方は前屈は得意ですが、後ろに反る後屈が苦手です。 主に骨盤の前傾に関係する筋肉は脊柱起立筋や腸腰筋、大腿直筋です。 股関節を前方に曲げる機能を持つ腸腰筋や大腿直筋は、骨盤を強く前傾させます。 骨盤が前傾すれば自然と腰が反ってしまいますので、腰の筋肉は縮み、硬くなりやすくなります。 前傾タイプの人も硬い筋肉に対してストレッチなどでアプローチする必要がありますね。 まずは骨盤・太もも周りの6つの筋膜リリースで効果倍増! ストレッチやトレーニングを やる前に筋膜リリースを行うことで効果が上がります。 筋膜リリースとは 筋肉に圧をかけることで、筋肉を覆っている 筋膜という組織を緩めます。 筋膜リリースをすることで血行が良くなり、筋肉の硬さをある程度取り除くことが出来ます。 一般的には筋膜リリースを行うときフォームローラーという専用のツールが使われますが、テニスボールなどでも代用できます。 そういったツールが無い場合は筋膜リリースの項目を飛ばして腰痛ストレッチを行ってください。 関連記事: 以下の種目名をクリックして詳細をご覧ください 大腰筋は腸腰筋の内の一つで、背骨の内側から太ももにかけて繋がっています。 大腰筋の弾力が無くなると関節が動きにくくなってしまい、腰痛になりやすくなります。 リリースするにはお腹側からボール等を押し込む必要があります。 今回はこのを使ってリリースしまずが、テニスボールや指でも可能です。 どこでも筋膜リリースできるのが魅力のグリッドスティックですが、棒として使います。 おへその位置から右か左に2cm、下2cmくらいの位置に目星を付けます。 目星を付けた位置にGrid STKを当て、ゆっくりと押し込みます。 力を抜くことで大腰筋に到達します。 お腹に押し込むので気をつけながら行いましょう。 こんな感じです。 絵的にちょっとアレですが、大腰筋と共に腹筋群もリリースされ、体幹部に力が入りやすくなります。 ボールを使った方法は「」をご覧ください。 腸脛靱帯は骨盤の側面からスネの骨の側面まで繋がる靱帯です。 多くの腰痛持ちの方は骨盤を支える太ももの筋肉が弱く、この腸脛靱帯の緊張が強い傾向があります。 腸脛靱帯の緊張を取り除き、太ももの筋肉をしっかり使えるようにしましょう。 人によっては本当に痛いと思いますが、深呼吸を忘れずにゆっくり行いましょう。 簡単な腰痛改善ストレッチで硬い筋肉を伸ばす ここからは腰痛改善のためのストレッチを紹介します。 ストレッチにより筋肉の緊張を緩め、関節の可動域を広げます。 前後左右のバランス調整を行うことで身体にかかる負荷を軽減しましょう。 ゆっくりと伸ばしましょう、勢いは無用です。 最低でも10秒くらいは伸ばしましょう。 長くても90秒くらいにとどめてください。 深呼吸しながらリラックスして行いましょう。 骨盤後傾タイプにおすすめな2つのストレッチ 骨盤後傾タイプ向けのストレッチです。 骨盤が後傾してる方は前傾にするのが苦手なので、その練習もかねてストレッチをしましょう。 ハムストリングスのストレッチ【立位】 太ももの裏側のストレッチです。 二つ紹介するのでやりやすい方でやってみましょう。 まずは立った姿勢で行うストレッチです。 手は前の脚の太ももにでも置きましょう。 腰が丸まらないように注意しましょう。 膝が曲がってしまうことも多いので気をつけてください。 1-2. ハムストリングスのストレッチ【座位】 立位ではバランスを取るのが難しかったりもするので、座って行うものも紹介します。 実際座っていた方がリラックスできるのでお勧めです。 こんな感じで腰が丸まらないようにしましょう。 お尻 大臀筋 のストレッチ 次はお尻にある大臀筋のストレッチです。 仙骨を支えている筋肉でもあるので、固まらないように日々ストレッチを行いましょう。 組む脚は足首辺りがもう片方の脚の太ももに当たるようにしましょう。 このとき、背すじを伸ばして腰が丸まらないようにしましょう。 丸まるとこんな感じです。 角度を変えるとこんな感じ。 これは結構気持ちいいですよね。 私も寝る前にベッドでゴロゴロしながらやりますね。 骨盤前傾タイプにおすすめな2つのストレッチ 次に骨盤前傾タイプ向けのストレッチです。 骨盤前傾の方は太ももの付け根から前側のストレッチがメインとなります。 仰向けに寝ると腰が痛いという方はこちらストレッチをすると楽になるかもしれません。 股関節の付け根 腸腰筋 のストレッチ 腸腰筋は伸ばしたことない人も多いと思いますが、骨盤の前傾にはかなり関わりが大きいです。 前の脚の膝を90度以上にするのがポイントです。 後ろの脚の付け根辺りに伸び感が出るようにしましょう。 太もも 大腿直筋 のストレッチ 大腿直筋は股関節と膝関節をまたぐ強力な筋肉です。 反り腰の方は大腿直筋が非常に硬くなりがちですね。 最初はすごく痛いかもしれませんので、少しずつ伸ばすように心がけましょう。 写真は右足が後ろなので左手で持っています。 もう片方の手でバランスを取ってください。 すぐ伸び感が出ると思いますので、その位置で止めます。 深呼吸しながらリラックスして行いましょう。 オフィスでもできる!動画付き関節の体操 関節が硬くなってしまうとちょっとした動きでも腰が痛くなりやすくなってしまいます。 日々関節を動かすことで関節内に潤滑液が出て、動きにも余裕が生まれます。 動かすと痛いから動かしたくないという方は多いですが、動かさないというのは症状を悪化させてしまうこともあります。 少しずつでも良いので痛くない動きから取り入れるようにしましょう。 腰痛改善のための3つの関節運動 実際に関節を動かしますので、痛みのある場合は無理をせずに小さい可動域から始めましょう。 人によって効果のある種目は異なります。 やる前とやった後の腰痛の具合を確認していただき、効果のあるものは続けて行うようにしましょう。 骨盤の動きを意識し、後傾に入れます。 反り腰気味の方は反り過ぎないように注意しましょう。 背骨を横に動かす、椅子でできる体操 いわゆる側屈の動作です。 上半身を動かす側屈をやる人は多いと思いますが、この動作は脇腹の力で骨盤を持ち上げます。 横方向の動きを取り戻し、腰痛改善に向かいましょう。 背骨をひねるストレッチ 反り腰気味の方は腰の筋肉が緊張していることが多いです、筋肉のストレッチと合わせて捻りの動作も加えるようにしましょう。 出した脚を反対の手に近づけるとより伸び感を感じられると思います。 腰は緩めすぎると腰痛の原因にもなりかねませんので注意が必要です。 片側30秒くらいを目安にストレッチをやりましょう。 さらに3つの体幹トレーニングで腰痛予防! ストレッチや関節の体操で身体のバランスを整えたら、体幹トレーニングで関節を支える力を付けましょう。 多くの腰痛は筋持久力不足ともいわれていますので、 すごく強い力よりも、長く使える力が必要です。 ご自身の体重をコントロールする力を身につけることで腰痛の改善に繋がります。 もし強度が高いと感じる場合は無理をせず、やれる種目から行いましょう。 ドローイン ドローインはお腹を凹ませる 腹横筋のトレーニングです。 私の動画では無いのですが、わかりやすいので筋トレTVさんの動画を共有させていただきます。 腹横筋は肋骨が無い部分を覆う筋肉で、コルセット的な役割を大きく担いますので、腰痛持ちの方はまず腹横筋に力を入れる感覚を身につける必要があります。 まずは寝た姿勢から始め、立ち姿勢でも出来るようにしていきましょう。 スパインプランク スパインプランクは身体の後ろの面全体の筋肉を使う種目です。 多裂筋や脊柱起立筋の筋持久力を鍛えることで、腰痛予防となります。 1セット20秒くらいを目安に、3セット程行うようにしましょう。 フロントプランク フロントプランクは全身の筋肉を同時に収縮させるレベルの高い種目なのですが、今回は腰痛改善のために体幹部の収縮に焦点を当てます。 20秒くらいを目安に、腹筋に力を入れて行いましょう。 もしも強度が高いと感じたら膝を着いて行いましょう。 お腹とお尻にギュッと力を入れて行いましょう! 腰痛を再発させないために 今回の腰痛体操や体幹トレーニングは多くの腰痛気味の人に効果があると思いますが、万能ではありません。 それは腰痛は普段の歩行動作や姿勢に問題があることが多いからであり、根本から日常動作を改善しない限り完治するということはあまり無いのではと感じています。 私のようなパーソナルトレーナーは姿勢や動作をチェックし、個人にに合ったストレッチやトレーニングを提案することはできますが、毎日一緒に過ごすわけではありません。 普段の姿勢、座る姿勢、歩き方、かがみ方、階段の昇り方など、腰痛になり得る場面は日常生活にたくさんあります。 腰痛を再発させないためにも 正しい姿勢や動作を身につけるということを大切にし、生活を送るようにしましょう。 湿布を貼って安静にするということは自らの活動で治すということではありません。 初めの一歩として筋膜リリースやストレッチ、慣れてきたらトレーニングにも取り組んでみましょう。
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