「2020年のビットコインはどうなっていくの?」 「ビットコインの今後の動向が気になる!」 ビットコイン誕生から10年が経過した2020年。 これからどうなっていくのか、このまま取引を続けていいのか気になるところですよね。 結論から言うと、ビットコインの今後は明るいと考えています。 コインチェック共同創業者の大塚は 「ビットコインを始め仮想通貨の時代は始まったばかりで、仮想通貨を取り巻く環境整備や技術の革新が進めばビットコインの価値や注目度は変化していく」と今後の動向を予想しており、ビットコインを取り巻く環境や技術が変われば、価格の上昇や知名度アップは充分考えられるでしょう。 この記事では• ビットコインの未来予想• ビットコインの今後を左右する5つのポイント• 最新!2020年~2021年のビットコインの動向をチェックするためのポイント など、今後のビットコインの予想を解説します。 これを読めば、今後もビットコインの取引を継続するかどうかジャッジできるはずです。 ぜひ、最後まで読んでビットコインの気になる動きをチェックしてみてください。 ビットコイン BTC の今後は明るい!Coincheckの共同創業者の未来予想 ビットコインの今後は、明るいと予想しています。 2019年は、ビットコイン誕生から10周年となる節目の年でした。 それと同時に、世界各国で国家レベルでのデジタル通貨に関する動きが数多くありました。 中国では中国人民銀行がデジタル通貨「DCEP」の試験準備が整ったことを明らかにし、今まで仮想通貨の取り締まりを続けてきた中国がデジタル通貨を受け入れる体制に。 Facebookでは新たなデジタル通貨「Libra」を使った金融構想を発表し、国境のないグローバルなデジタル通貨を作りたいという思いを表明しました。 このように国家レベルの動きが活発化したことから、2019年は新デジタル通貨時代の幕開けだと言えるでしょう。 ビットコインを始め、仮想通貨の時代はまだ始まったばかりなのです。 確かにビットコインを始めとする仮想通貨には、まだまだ課題がたくさんあります。 しかし、この課題は数年後には改善され、将来的には数億人規模のユーザーが利用するインターネット金融プロトコルになると考えています。 インターネットが導入されたときを振り返ってみると技術的な問題は数年内に解決し、多くの人が当たり前に利用できる状態となりました。 2020年に入りデジタル通貨が抱える問題は、一歩一歩解決に向けて前進していくのではないかと捉えています。 「技術的な課題は世界の賢い人達を惹きつけ、知的好奇心が解決をしてきた」という多くの事例があるからこそ、仮想通貨も同じプロセスを歩み普及していくのではないかと思います。 参照: ビットコイン BTC の今後の動向を左右する5つのポイント ビットコインの今後が明るいと予想できるのは、法整備や市場の拡大、技術革新が進むことでビットコインを取り巻く環境が変わっていくと考えられるからです。 それぞれビットコインの今後にどのような影響を与えるのか、詳しくご紹介します。 ビットコインETFが承認されれば大きな資産を動かす投資家がビットコイン投資に興味を持てるようになり、ビットコインへの注目度が上がるでしょう。 機関投資家が目をつければ多額の資金が流入するので、価格上昇も夢ではありません。 また、上場投資信託で取引をするには、取引所の厳格な審査を通過する必要があります。 その審査を通過すればビットコインが投資対象として一定の信用があるという証にもなり、取引をしたいと考える人も増えるはずです。 処理能力の課題を解消するライトニングネットワークの実装が実現すれば、取引のしにくさが解決し価値が高まると考えられています。 ライトニングネットワークが実装されるとブロックチェーンの外で取引ができるオフチェーン取引が可能となり、決済速度の向上や少額決済に対応した安い手数料が叶うでしょう。 今まで「ビットコインは処理速度が遅い」「手数料がかかる」と敬遠していた人達にとっても扱いやすくなり、ビットコインの価値が見直される機会となるはずです。 すでに、AIが価格変動を捉えて自動売買を行い、利益を生み出す仕組みや膨大な相場データから投資判断をする仕組みを備えた自動売買プラットフォームも誕生しています。 そのため、ビットコインに関する知識が浅くても投資ができるようになります。 このようなAIを活用したサービスやアプリが増えていけば、よりビットコインの運用がしやすくなり興味を持つ人も増えていくでしょう。 現在、ビットコインで得た利益は雑収入として計上され、税金の対象となってしまいます。 今後、 法整備が進みビットコインで得た収益一部免除等の仕組みができれば、投資家が資産としてビットコインを持ちやすくなるはずです。 多額の資産が流入されるとビットコインの価格が上昇する可能性もあり、今後ビットコインを始め仮想通貨がどのように扱われていくのかにも注目が集まっています。 また、改正資金決済法が2020年5月1日より施行されました。 今回の改正では、ビットコインなどの暗号資産の登録申請をするためのフォーマットの整備や取引所の顧客管理方法の明文化が取り入れられ、暗号資産を安心して扱えるよう整備が進んでいます。 他にも、金融商品や投資商品と同じように誇大広告の禁止、投資家保護が盛り込まれており、仮想通貨も金融商品同等の扱いをされるようになりました。 このように、ビットコインなどの仮想通貨を取り巻く環境が整備されていくことも期待が持てる要因の一つです。 【ビットコインと税金について詳しく知りたい人はこちら】 参考:、 2020年~2021年の動向を占う上で注目しておくべき4つのこと 2020年5月に半減期を迎えたビットコインにとって、ここ1. 2年の値動きを左右するポイントは事前にチェックしておきたいところです。 ここでは、2020年から2021年までのビットコインを占う4つのポイントをご紹介します。 どのようなポイントを掴んでおくといいのかぜひチェックしてみてください。 ビットコイは5月12日に3度目の半減期を迎え、今後価格変動が起こると予想されています。 アメリカの投資会社「PanteraCapital」が今までの半減期後のビットコインの動きを調査したところ、平均で466日後に価格高騰のピークを迎えたとのことです。 参考: ビットコインの半減期が終わり、今後価格が高騰する可能性は十分残されていると言えるでしょう。 2020年5月の半減期から466日後は2021年8月に当たるので、2020年から2021年の間はビットコインの変動から目が離せません。 【半減期について詳しく知りたい人はこちら】 G20では仮想通貨を国際的に規制していこうとする動きが続いており、日本でも金融庁で仮想通貨の規制を強化する方向の提言を織り込んだ報告書がまとめられたとのことです。 仮想通貨の取引や流通が規制されてしまうと価格の下落や価値の低下に繋がりかねないので、留意しておきましょう。 知名度が上がる主なタイミングとしては• 大企業がビットコインの採用を決め• ビットコイン決済ができる店舗がサービスが増える• 仮想通貨の取引所に上場する• ビットコインに新しい技術が実装される 取引速度のアップや手数料が安くなるなど• ビットコインを取り巻く法律の整備が進む 税金面や仮想通貨に関する法的緩和• AI技術の進歩で予想しやすくなる• 資産家が資産として持ちやすくなる というケースが考えられます。 ビットコインの知名度が上がるようなニュースや情報はこまめにチェックし、そのときの値動きにも注目してみましょう。 今までとは違う価値観や社会常識で生きていかなければならなくなり、仮想通貨に対する考え方や法律なども見直されるチャンスになるかもしれません。 オンライン化は進み無国籍通貨であるビットコインは、ネットでの取引やショッピング活路を見出し存在感を増す可能性もあります。 また、コロナショック後資産として価格が高騰した金と同じように、今後ビットコインがいざという時の資産として注目される可能性も出てくるでしょう。 【コロナウイルスによるビットコインの影響について】 既に自国の通貨が不安定な新興国では、ビットコインを始めとする仮想通貨を資産として購入する動きが出始めています。 市場が一変する状況となった今こそ、ビットコインの今後に注目する価値がありそうです。 参考: まとめ いかがでしたか? ビットコインの今後の予想や期待が持てる理由が分かり、ビットコインを持つべきかどうかジャッジできたかと思います。 ビットコインを始め、仮想通貨の時代は始まったばかり。 2 インターネットが普及したときにように、数年内に仮想通貨を取り巻く環境は整っていくと考えられる。 2 世界で仮想通貨を規制する動きがあることを忘れない 3 ビットコインの知名度があがるタイミングをチェックし取引をする 4 コロナショック後に資産としてビットコインの価値が高まる可能性がある この記事をもとに、今後のビットコインを予想でき、取引や新規購入に役立てられることを願っています。 商号:コインチェック株式会社• 暗号資産交換業の登録番号:関東財務局長第00014号• 加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会• 【暗号資産・暗号資産のお取引に関する重要事項】• 暗号資産は本邦通貨又は外国通貨と異なります。 秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値が失われます。 暗号資産は移転記録の仕組みの破綻等により、その価値が失われる場合があります。 暗号資産の価格は変動するため、損失が生じる場合があります。 お取引の際は、取引内容を十分に理解し、自己の責任をもって行ってください。 その他の重要事項及び取引内容等につきましては、「Coincheck 暗号資産取引説明書」「Coincheck 利用規約」「Coincheck つみたて取引説明書」「Coincheckつみたて利用規約 」等の交付書面をご確認ください。 お問い合わせ:• 手数料について:• 売買等に関する最終判断はお客様ご自身で行ってください。
次のビットコインに半減期が到来 約4年ぶりとなるビットコインの半減期が12日に到来した、 4月8日に初の半減期を迎えたや今回のビットコインのように、多くの暗号資産には半減期が存在する。 半減期とは、マイニングによって新規に発行される暗号資産の量を、文字通り半減させていく仕組みだ。 半減期を設定することで、発行量の引き締めによるインフレ防止と通貨の希少性向上を促すことができる。 通貨の価値は市場の需要と供給によって決まるが、半減期を境にそれまで存在していた供給に変化が加えられる一方、需要に変化は起こらない。 従って、理論上は半減期後に通貨の価値が高まるのだ。 実際、これまでに2度迎えた半減期後には、ビットコインの価値が高まっている。 25BTC 半減期は4年に1度訪れるとの認識が定着しているが、決して4年と定められているわけではない。 厳密には、21万ブロックごとに訪れるよう設計されており、1ブロックあたり約10分で形成されることから、計算上およそ4年に1度訪れるわけである。 3度目となる今回は、多くのマイニング拠点が集まる中国が雨季に入るタイミングと重なる。 そのため、水力発電が盛んになり電力コストが安価になるという。 その結果、マイニングにおける損益分岐点が下がる傾向にあり、半減期によるマイナーの撤退が少なく、ハッシュレート(マイニング速度)も下がらないだろうと予想できるだろう。 実際、マイニング難易度を示すディフィカルティは、過去最高に近い16. 10Tを記録している。 これは、電力コストが低下する一方、半減期に伴う需要の増加からビットコインの価格が上がり、マイナーが増えたことでハッシュレートが高まった証拠だといえるだろう。 ハッシュレートの増加(マイナーの増加)は、ビットコインネットワークの分散化を意味するため、良い材料として扱われるのだ。 ビットコインが再び100万円を突破 ビットコインの価格が5月7日に100万円を超え、8日には1万ドルに達した。 これにより、時価総額も1800億ドルに届く勢いをみせている。 価格上昇の要因としては、5月12日に予定している半減期への期待が考えられる。 また、新型コロナウイルスの影響により停滞していた米国の経済活動が動き始め、株式市場と合わせて復調傾向にあることも追い風になってそうだ。 また、米国の大手暗号資産取引所Coinbaseによると、新型コロナウイルスによる1200ドルの給付金が支給された直後、1200ドル単位での入金が激増したという。 これも需要増による価格上昇に影響しているだろう。 一方で、ビットコインに対する売り圧力の懸念も出ている。 ブロックチェーンのデータ分析企業Glassnodeによると、ビットコイン保有者のうち、85. 一方で、10. つまり、多くのビットコイン保有者が含み益状態にあるため、半減期後の売り抜けが多く発生する可能性が考えられるのだ。 トラベルルールへの対応が加速 半減期に伴い暗号資産市場が盛り上がりをみせている中、金融活動作業部会(FATF:Financial Action Task Force)によって発表された「トラベルルール」への取り組みも本格化している。 FATF(ファトフ)は、暗号資産に限らずあらゆる金融資産におけるマネーロンダリングを取り締まる組織だ。 世界各国に対して、金融資産に対する法整備を勧告する役割を持っている。 日本で2度に渡り施行されてきた改正資金決済法および改正金融商品取引法についても、FATFによる勧告が背景となり制定されている。 そんなFATFが、2019年6月に発表したのがトラベルルールである。 トラベルルールでは、各国の暗号資産関連事業者(VASP:Virtual Asset Service Provider)間における暗号資産の送受金に対して、送り主と受取人の個人情報を相互に記録することが規定されている。 トラベルルール自体は暗号資産に限った制度ではなく、1996年よりあらゆる金融資産で同様に規定されてきたため、暗号資産もその対象に含まれた形だ。 そんなトラベルルールに今回、新たな通信規格が開発された。 新規格「IVMS101」では、暗号資産の取引と合わせて、送り主と受取人のデータを送ることができるという。 トラベルルールは対応に多くのコストを要するため、暗号資産ビジネスからベンチャー企業が排除される可能性が懸念されてきた。 今回新たな規格が開発されたことにより、トラベルルールへの対応コストが大きく削減できるだろう。 なおトラベルルールの施行により、暗号資産の最大の特徴である「金融プライバシー」が失われる可能性も示唆されている。 例えば、匿名通貨と呼ばれる暗号資産には取引の当事者を秘匿化する仕組みが備わっている。 ビットコインやイーサリアムといった主要な暗号資産においても、プライバシー保護の傾向が年々高まっており、この特性に対してどのようにアプローチしていくかは今後の課題であるといえるだろう。 相次ぐ海外取引所の撤退 海外の大手暗号資産取引所Deribit(デリビット)が、日本の居住者に対する利用制限の実施を発表した。 これは、となっている。 Deribitは、ビットコインのオプション取引で人気を集めていた取引所だ。 BitMEXと同様、5月1日に施行された改正資金決済法および改正金融商品取引法の影響により、今回の市場撤退を決定している。 2017年4月より、現物の暗号資産取引を提供するには金融庁の認可が必要となっていた。 そして今回の金融商品取引法の改正により、オプション取引を含むデリバディブ取引を行う際にも、認可が必要になったのである。 こうした状況を考えると、BitMEXやDeribitに続き、今後も海外取引所の日本市場撤退のニュースが報じられるだろう。 一方、国内では既にDMMやGMOが金融庁の認可を得ている。
次のビットコインに半減期が到来 約4年ぶりとなるビットコインの半減期が12日に到来した、 4月8日に初の半減期を迎えたや今回のビットコインのように、多くの暗号資産には半減期が存在する。 半減期とは、マイニングによって新規に発行される暗号資産の量を、文字通り半減させていく仕組みだ。 半減期を設定することで、発行量の引き締めによるインフレ防止と通貨の希少性向上を促すことができる。 通貨の価値は市場の需要と供給によって決まるが、半減期を境にそれまで存在していた供給に変化が加えられる一方、需要に変化は起こらない。 従って、理論上は半減期後に通貨の価値が高まるのだ。 実際、これまでに2度迎えた半減期後には、ビットコインの価値が高まっている。 25BTC 半減期は4年に1度訪れるとの認識が定着しているが、決して4年と定められているわけではない。 厳密には、21万ブロックごとに訪れるよう設計されており、1ブロックあたり約10分で形成されることから、計算上およそ4年に1度訪れるわけである。 3度目となる今回は、多くのマイニング拠点が集まる中国が雨季に入るタイミングと重なる。 そのため、水力発電が盛んになり電力コストが安価になるという。 その結果、マイニングにおける損益分岐点が下がる傾向にあり、半減期によるマイナーの撤退が少なく、ハッシュレート(マイニング速度)も下がらないだろうと予想できるだろう。 実際、マイニング難易度を示すディフィカルティは、過去最高に近い16. 10Tを記録している。 これは、電力コストが低下する一方、半減期に伴う需要の増加からビットコインの価格が上がり、マイナーが増えたことでハッシュレートが高まった証拠だといえるだろう。 ハッシュレートの増加(マイナーの増加)は、ビットコインネットワークの分散化を意味するため、良い材料として扱われるのだ。 ビットコインが再び100万円を突破 ビットコインの価格が5月7日に100万円を超え、8日には1万ドルに達した。 これにより、時価総額も1800億ドルに届く勢いをみせている。 価格上昇の要因としては、5月12日に予定している半減期への期待が考えられる。 また、新型コロナウイルスの影響により停滞していた米国の経済活動が動き始め、株式市場と合わせて復調傾向にあることも追い風になってそうだ。 また、米国の大手暗号資産取引所Coinbaseによると、新型コロナウイルスによる1200ドルの給付金が支給された直後、1200ドル単位での入金が激増したという。 これも需要増による価格上昇に影響しているだろう。 一方で、ビットコインに対する売り圧力の懸念も出ている。 ブロックチェーンのデータ分析企業Glassnodeによると、ビットコイン保有者のうち、85. 一方で、10. つまり、多くのビットコイン保有者が含み益状態にあるため、半減期後の売り抜けが多く発生する可能性が考えられるのだ。 トラベルルールへの対応が加速 半減期に伴い暗号資産市場が盛り上がりをみせている中、金融活動作業部会(FATF:Financial Action Task Force)によって発表された「トラベルルール」への取り組みも本格化している。 FATF(ファトフ)は、暗号資産に限らずあらゆる金融資産におけるマネーロンダリングを取り締まる組織だ。 世界各国に対して、金融資産に対する法整備を勧告する役割を持っている。 日本で2度に渡り施行されてきた改正資金決済法および改正金融商品取引法についても、FATFによる勧告が背景となり制定されている。 そんなFATFが、2019年6月に発表したのがトラベルルールである。 トラベルルールでは、各国の暗号資産関連事業者(VASP:Virtual Asset Service Provider)間における暗号資産の送受金に対して、送り主と受取人の個人情報を相互に記録することが規定されている。 トラベルルール自体は暗号資産に限った制度ではなく、1996年よりあらゆる金融資産で同様に規定されてきたため、暗号資産もその対象に含まれた形だ。 そんなトラベルルールに今回、新たな通信規格が開発された。 新規格「IVMS101」では、暗号資産の取引と合わせて、送り主と受取人のデータを送ることができるという。 トラベルルールは対応に多くのコストを要するため、暗号資産ビジネスからベンチャー企業が排除される可能性が懸念されてきた。 今回新たな規格が開発されたことにより、トラベルルールへの対応コストが大きく削減できるだろう。 なおトラベルルールの施行により、暗号資産の最大の特徴である「金融プライバシー」が失われる可能性も示唆されている。 例えば、匿名通貨と呼ばれる暗号資産には取引の当事者を秘匿化する仕組みが備わっている。 ビットコインやイーサリアムといった主要な暗号資産においても、プライバシー保護の傾向が年々高まっており、この特性に対してどのようにアプローチしていくかは今後の課題であるといえるだろう。 相次ぐ海外取引所の撤退 海外の大手暗号資産取引所Deribit(デリビット)が、日本の居住者に対する利用制限の実施を発表した。 これは、となっている。 Deribitは、ビットコインのオプション取引で人気を集めていた取引所だ。 BitMEXと同様、5月1日に施行された改正資金決済法および改正金融商品取引法の影響により、今回の市場撤退を決定している。 2017年4月より、現物の暗号資産取引を提供するには金融庁の認可が必要となっていた。 そして今回の金融商品取引法の改正により、オプション取引を含むデリバディブ取引を行う際にも、認可が必要になったのである。 こうした状況を考えると、BitMEXやDeribitに続き、今後も海外取引所の日本市場撤退のニュースが報じられるだろう。 一方、国内では既にDMMやGMOが金融庁の認可を得ている。
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