こんばんは! Machinakaです。 「君の名は」批評に続き、今度は制作裏話を包み隠さずお届けしたいと思います。 また本編をご覧になってない方は、是非ともこちらの記事をご覧ください。 さて、、、「君の名は」 本当に面白い作品でした。 と、同時に「変な」映画でもありました。 そりゃあ、ディストピアSFのテイストでしたし、あまりにも無茶な設定が無きにしもあらずです。 「面白い!」と感動したと同時に、「あれ、なんでだろ?」と疑問に思ったのも事実です。 ということで、今回はネタバレ記事全開で解説していきます。 前回の記事で書いた通り、パンフを買うために売店に全力疾走した私ですが、走った甲斐がありました。。 このパンフ、買って正解です!!! なんなら、見た人全員がパンフを買うべきですよ!!!!!!!! 映画好きだけど「高いからパンフは買わない」「俺、パンフは買わない主義なんで、、」って言ってる奴!!! ハッキリ言って損してるぜ!!!!! すいません、ちょっと荒っぽい表現してしまいました。 それぐらい、パンフレットが優秀でした!! 何故なら、この映画はどういうきっかけで作られたか、それが丁寧に解説されているからです。 あまり良いことではないんですけど、、、ちょっとパンフの一部を抜粋して説明しますよ!! 本当はパンフ買って欲しいんだけど、、、 あらかじめ謝罪しておきますが、パンフの全てを書きたくないので、ところどころ虫食い状態にしてます。 それでも気になる方は、映画館に行ってパンフを購入すべし!!!!! はい、言いましたからね。 それでも「ふざけんな!」とか「このブログは詐欺だ!」とか言う人もいるんだろうな、、、 だからパンフ買えっての!!!!笑 Q:そもそも制作のきっかけとは何だったのか? <私なりの回答> 元々この映画が企画されたのは、古今和歌集の小野小町の短歌 「 思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを」 がきっかけで始まったらしいです。 で、この短歌 が驚くほどこの映画のメッセージを伝えてるんですよ!!! 解説文を貼りますね。 この歌は、 小野小町 の詠んだ歌です。 好きな人を思い続けていたらなんとその人が夢の中目の前に現れた!だけれども目を覚まして、それが夢だったときのがっかり感という誰しもが経験したことがあろう恋の気持ちを歌ったものです。 解説文でお分かりでしょうけど、「夢で好きな人と出会った」のが、最初のきっかけですよね! 最初はお互いのことを知らないまま、急に体が入れ替わったりしてるんですが、三葉はおばあちゃんに「あんた、夢を見とる」と言われます。 このセリフ、違和感ありませんでした? 体が入れ替わるという超常現象が実際に起きているのに、おばあちゃんという主人公のメンターに「夢」と言われるなんて、、、 この「夢」発言も、おそらく小野小町の和歌から来てるんじゃないかと思います。 また、「夢」のため、どんどん記憶が薄れていくのも頷ける、、、 ってか、古今和歌集を元ネタにするなんて、、凄すぎるぜww で、さらに気になるのはタイトル。 なぜ「君の名は」というタイトルをつけたのでしょうか? その理由とは、なんと監督が「 続きはパンフを買ってね! 」という願いがあったからなんですよ!!!! なるほど、、、そのメッセージ、確かに受け取ったぜ!!!! Q:なぜPVのような映像編集があったのか? <私なりの回答> この映画、驚くほど音楽がフィーチャーされています。 というか、音楽の尺が長すぎますw 例えば、Radwimpsの「前前前世」が流れるシーン。 「あれ、このシーンどっかで見たことあるなぁ?」と思いました。 で、今一度確認したら、やっぱりそうでした、、、、 これ、予告編と全く同じ映像流してますよwwww 特に、以下の予告編の0:55から1:03までのシーンです。 つまり、Radwimpsの音楽が最優先されているような作りになってるんですよ。 予告の盛り上がるシーンを、映画本編でもそのまま使用するなんて、、、こんなの見たことないぜ! 他にも「スパークル」が流れるシーンはどこかPV風だったり、音楽を最大限尊重される結果になりました。 なぜここまで、映画より音楽が優先されたのか? 映画を観る前の私は、「Radwimpsファンにはウケ良く作るんだろうな」と考えてました。 浅はかですみませんね笑 ただ、パンフの監督インタビューを読むと、その理由が分かりました!!!! 新海誠監督は、この映画のコンセプトとして、「一曲の音楽を聞いたような感覚になる映画を作りたい」と仰っています。 さらに、新海監督はRadwimpsの曲が完成した後に、ストーリー展開を変更したみたいですww その曲とは、なんと「 続きはパンフを買ってね!」で、シーンを変更したのは、「 続きはパンフを買ってね!」だと言うんですからオドロキです!!!!!! <注意> 「」内は白文字で隠しています。 ご覧になりたい方は、マウスでドラッグして頂くか、メモ帳アプリなどにコピペして貼っていただけると見れます。 楽曲が映画に影響を与えるって、、、新海監督は相当Radwimpsに心酔していたのでしょうね。 それだけ衝撃的な歌だったのでしょう。 Q:あれだけ多くの人がいたのに、CGは使ってないのはなぜ? 普段アニメを観る私には、ある違和感がありました。 それは、、人の描写にほとんどCGを使ってない!!!!! ありえない!!!! 今時のアニメって、セル画(人がスケッチして作画すること)とCG制作(ピクサー作品を思い出すとよい)がミックスされているのですが、この「君の名は」ではほとんどCGが使われていません。 特に、人間の描写に関しては、主役だけじゃなくモブキャラもセル画なんですよ!!!! どんだけ古風な作り方してるんだってね笑 例えば、CGで人間を作るとこんな感じでカタカタになります。 特に首に違和感があるんですよね。 こちらは3D(CG)と2D(セル画)の比較になります。 顔の表情が全く違うでしょ!? 今時は、メインキャラはセル画、モブキャラや遠くにいるキャラはCGで効率的に作るってのが流行ってるんですけど、、、今回はほとんどセル画!!! で、それが気になってエンドクレジットをずーーーと見てたんですよ。 どれだけ作画班がいて、どれだけCG班がいるのか、、、 したら、3DCGはたった3人 一方で作画は、、、、、 おいおい!! 数えきれねぇよwwww そもそも、原画・動画の人はもちろんのこと、美術背景が多すぎるww これ原画と同じぐらいじゃん!!!! どれだけ美術に魂込めてるの?ww あれだけ美しい美術があるのも、これだけ大量に人が雇用されてるからなのだよ。。 個人的に、あの紅葉の美術を誰が担当したのか教えて欲しいのだが、、、 作画スタッフ個人の所属は分からないんですけど、制作協力を見て驚き! なんと、「協力」に攻殻機動隊などのProduction I. Gや庵野秀明率いるスタジオカラー(エヴァ劇場版作ってる制作会社ね!)がいるんですよ。 で、その下にはシャフト(物語シリーズ他多数)やゴンゾー(フルメタルパニック)、マッドハウス(カードキャプターさくら)など、、、 どんだけ贅沢な使い方してるんだよ!!!!! 日本のアニメ会社の総力戦じゃんかwwww はい、とりあえずこんなところでお開きにします!!! もっと色んなこと聞きたいという方は、私が知ってる範囲でお答えします! パンフに抵触する部分はお答えできませんのでご了承を!!! ちなみに私は東宝から一切お金もらってないからね!!! もらえるもんなら欲しいわwww Machinaka.
次のサクッと読むための目次• 4DXとは、そもそも何? 4DXとは2009年に韓国の企業が開発した視聴技術。 まるで映画の中に入りこんだような気分を味わえるような機能を持たせた座席が特等的で、• 映像の揺れであったり• 水しぶき といったように 視覚だけで体験できない事を体験できる方法として話題を集め、韓国から世界に出ていった技術。 アメリカでも独自のシステムでMX4Dといった視聴方法でも似たシステムを展開しています。 例:大人1人1500円の場合• アクション系は4DXで迫力の増す 4DXを見た方の中でも、特に評判が良いのは、• レース• 風を切る感覚• SF系の戦闘• 拳の風圧 といった、カーチェイスの振動であったり、爆発に巻き込まれる、敵との肉弾戦。 アクション映画を4DXで見ることで 臨場感は更に引き上げられること間違いなしです。 ファンタジー系は4DXで世界に入り込める• モンスターの吐息や熱気• 雪や雨、シャボン玉• 海の水しぶき メルヘンなミュージカル調の場面も素敵と言われている様にモーションの迫力だけが全てではないようです。 4DX で見たい映画作品は? 上の演出が含まれていて、4DXで見れてよかった!と言われている作品で好評だった作品は• 美女と野獣• アイアンマン• リリカルなのは• ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー• ワイルドスピード・アイスブレーク• パイレーツ・オブ・カリビアン• ターミネーター などです。 最新公開作はのサイトで確認できます。 映画の中にそれを飛ぶシーンや、雪が降るシーン、レースシーンなどが織り込まれている作品はやはり人気が高いですが、僕的には ホラー映画が余計に怖さが増してハマりそうです。 もっと4DX劇場が近くにあったら良いのにと思う瞬間でした。 4DX は座席で見え方が違う? 体験型の動画視聴方法である4DXですが、実際に 映画館で座る座席の位置によって見え方が違っていたりするようです。 オススメは、中段の中央の座席で2Dで見るときも人気の席です。 4Dでは、座席も結構動く作品が多いので、より注意が必要になります。 前の方で見る時 前方の席は、スクリーンに近いので迫力を感じるのであれば前のほうが大きく映像が見れて良いかもしれませんが、やはり頭よりも上の位置となると 首に負担がかかります。 斜め上を見ながら、座席が動くので首が弱い人はなるべく避けましょう。 首の負担もより大きくなることでしょう。 ただ、反対に 臨場感を求めたい場合や首が強い方は前列の座席は良いと思います。 中央(おすすめ) 2Dや3Dの座席でも一番先に埋まってしまう人気席でありますが、やはり 正面の座席は4Dであっても見やすく人気の席です。 前方の席と違ってスクリーンが正面なので姿勢的にも無理がないので楽でしょうし、映像の動きもスクリーンの正面なので一番楽しめます。 後部 真ん中が空いていない時は、後ろが人気。 やはり前方と比べるとスクリーンから離れてしいますが、見下ろす形なので、首の負担も少なくなります。 一方で、臨場感を少しだけ犠牲にしてしまいます。 左右の席 やはり座席でも埋まるのが遅いのは左右席の前方と後方ですね。 普通に2Dで見てもちょっと斜めからは見にくく感じてしまうので、4DXでも真ん中から順に埋まっていくようです。 逆に2Dでも良さそうな映画は? より臨場感を増して迫力のある映像を楽しむことの出来る4DXですが、 こんな場合には逆に要らないと思う部分で、• シリアスなシーンを揺れに邪魔される• 揺れなくてもいいシーンで揺れる• 匂いがイメージと違った というように、 映画に集中してみたい場合は、変に揺れたり水が飛んだりすると現実に戻されてしまったりするので、映画に入り込めなくてイマイチなのが正直な感想です。 落ち着いてみたいと思う映画に関しては2Dや3Dまでで止めておくのも良い選択かもしれませんね。 あるいは、乗り物酔いをしやすい方や妊娠している方、二日酔いであったりする場合は、興味があっても揺れる4DXの作品はもう少しよく考えてみたほうが良いかもしれませんね。
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