いなご。 中国「イナゴ襲来」大飢饉ピンチ 新型コロナとのWショック

イナゴとバッタの違い!区別はあるの?食用にできるのは?

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ケニアでは今年1月16日、バッタの大群が襲った(ロイター) 中国にWショック。 同国武漢で発生した新型コロナウイルスは中国政府の19日発表で、死者2004人、感染者も計7万4185人に増加した。 感染の恐怖が世界中を震撼させるなか、今度はイナゴ(バッタ)の大群が押し寄せて大飢饉をもたらすとの情報が飛び出している。 仰天の3600億匹のイナゴが、アフリカ東部から中東、インドを経て、中国に侵入する可能性があると国連の専門機関が警告したのだ。 襲われた地域は壊滅的被害を受け、数千万人が飢饉など大災害の犠牲になるというから、未曽有の天災になりかねない。 米CBSニュースが伝えた。 これに対し、中国の当局者は「大群の足取りを追い、警戒しているので心配ない」と返答し「特に現在は冬季なのでイナゴは国境には到達しない」と続けたが…。 FAOによると、中東での記録的な大雨と、2回のサイクロンがもたらした大雨により、イナゴの大群はオマーンの砂漠で大繁殖。 これまでイエメン、イラン、パキスタン、インドなどで、すでにイナゴの甚大な被害が報告されている。 特にアフリカ東部のエチオピアやケニア、ソマリアなどが大被害を被っており、深刻な食糧不足が心配されているという。 この地域では、穀物などの作付けから収穫を今の時期から6月にかけて行う。 だが、すでに約2000万人の住人が食糧不足に苦しみ、再びイナゴによる被害が襲いかかれば、ここ数十年間で最悪の大飢饉が発生する危機に直面しているとしている。 さらに恐ろしいことに、FAOは同地域ではこの先、数週間ほど多くの降水が予想され、それによりイナゴの繁殖が加速度的に進んで大きく成長し、6月ごろまでには現在の約500倍に膨れ上がると推測している。 今月生まれた幼虫が4月には3600億匹にまで膨れ上がる計算だという。 巨大な黒い雲が空を覆いながら、農作物を食い尽くして移動するというから、その情景はまるでこの世の終わりのように、人々を震え上がらせるだろう。 イナゴと中国といえば過去にも大規模な被害があった。 同国では「蝗害(こうがい)」と呼ばれ、大天災として歴史にも数多く記録されている。 中でも有名なものでは唐代の785年の蝗害で「夏にバッタが発生し、東は海から西は黄河の上流まで、10日以上にわたって群れが天を覆った。 草木や家畜に群がり、死骸が道をふさいだ」と歴史書「旧唐書」に記されている。 また、明代や清代にも度々農作物の壊滅的被害は起きている。 最近では2005年に海南省を襲ったもので、同省ではこの年の稲が全滅した。 FAOは現在のところ、イラン、パキスタン、インド、中国などの国では食糧不足は起きていないとみている。 FAOによると、1平方キロ内のイナゴの群れには約4000万匹がおり、1日に3万5000人分の作物を食い尽くすというから、その数が3600億匹にもなれば、多くの地域で大飢饉が起きることは想像に難くない。 新型コロナといい、人類は今、世界規模の大危機にさらされている。

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「イナゴ」と「バッタ」の違いって?

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大量の植物を食べるイナゴ 現在、アフリカ東部では、巨大なイナゴの群れが広がっており、大きな被害を出しているという。 このためソマリアでは非常事態宣言を発令。 農業大臣も「バッタが大量の植物を食べてしまうため、ソマリアの脆弱な食料の安全保障の状況が、大きな脅威にさらされた」と述べた。 また収穫が始まる4月前にも、この状況がコントロールできないかもしれないと危惧されているそうだ。 国連は、イナゴがソマリアやエチオピアで、この25年間で最も大きな群れを作っていると述べている。 一方、隣国のケニアは70年前に経験したようなイナゴの脅威にはさらされていない。 The Desert Locust outbreak in the Horn of Africa could provoke a humanitarian crisis. The invasion is the worst in decades to strike Kenya, Ethiopia and Somalia. 🎙️ Keith Cressman provides an update on the locust situation 👉 — FAO FAO This is the desert locust situation in East Africa right now. Farmers can barely see the sky. We need to help them now! 's appeal for urgent support 👉 — FAO FAO 6月までに500倍に膨れ上がる可能性 ソマリアでの対策が不安定な状況では、現在飛行機を使って空から殺虫剤を撒くこともできないという。 このため1月には国連の「食糧農業機関」が、「アフリカの角」と呼ばれる東部における虫との戦いにおいて、国際社会に対し援助を求めたそうだ。 その際、同機関はこの地域におけるイナゴの数が、6月までに現在の500倍に膨れ上がる可能性があると警告している。 イナゴは一日に150kmも移動でき、成虫は毎日自分と同じ体重の食料を食べるそうだ。

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イカナゴ (コウナゴ)

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長野に先輩がいるのですが、 以前泊まりで遊びに行ったときにショックを受けました。 (^^; あのみたまんまのバッタの姿煮が・・・。 しかし、せっかくご用意いただいた以上、 意を決して食べてみると意外とおいしい。 田舎に行くと、今でも昆虫を日常的に食べる地域があることにちょっと驚くとともに、ふと疑問が沸きました。 イナゴってよく食用に食べられたりしますが、原っぱなどにいる バッタなどもやろうと思えば食べることってできるのでしょうか。 たとえば トノサマバッタの佃煮とかってあまり見かけませんよね。 イナゴとバッタでは味が違うのでしょうか。 と、いうことで! 今回はバッタとイナゴ、いったい何がちがうのか。 区別されているのか、 食用にできる種類があるのかなど、この2つの違いについてまとめました。 イナゴとバッタの違い イナゴと バッタ、いったい何が違うのか。 まずは 生物的な分類を見てみましょう。 今回も細かいカテゴリが設けられてはいますが、実はイナゴ科自体がバッタ目のなかに含まれているため、大きな括りでは両者は同じと言えます。 実際、イナゴとバッタは 見た目もそっくり。 どちらも発達した後脚をもっていて、それを活かした高い跳躍力が特徴です。 イナゴのほうが 茶褐色の割合が多いのは、水田で擬態しやすくするためだと考えられています。 イナゴは漢字で(稲子)とも書くことから、 稲穂にとりつくのをイナゴ、 草むらにいるのをバッタと区別している地域もあるようです。 稲を食べるイナゴは人間にとって害虫にあたるので、明確な区別が必要なのですね。 ちなみに、バッタを漢字で書くと 「 飛蝗」。 蝗はひと文字でイナゴと読みます。 Sponsored Link 食用とされる昆虫について 食用昆虫グルメマニア(?)の間でダントツ人気なのが カミキリムシの幼虫。 鍋でサッと炒めると外側が香ばしくなり、中はバターのような クリーミーな味わいになるのだとか。 そのなめらかな食感から、「 昆虫界のトロ」と称されるほど。 カイコのようなウネウネした見た目で、食べるにはちょっと勇気が必要ですが、思いきって一歩踏みだしてみれば新たな食の扉が開けるかもしれません。 他にも、 オオスズメバチの蛹や セミの幼虫など、調理法によっては肉や魚と変わらない味を楽しめる昆虫もいるそうです。 一見グロテスクな虫たちも、高級フレンチ並みに変身することもあるのかもしれませんね。 私は、イナゴでおなかいっぱい。 これが精一杯です。 — q — Sponsored Link まとめ 今回は、イナゴとバッタの違いについて紹介しました。 イナゴとバッタは、分類上は大きな違いはありませんでした。 かつ、同じバッタでも地上性と植上性では、爪の構造に差があることがわかりました。 バッタが食用に適さないのは、より移動範囲の広い生活環境を選択した結果、筋肉が発達しすぎたせいなのかもしれませんね。 地球規模で人口が増えつづけ、人類は食糧難の時代に突入すると言われていますよね。 そうすると近い将来、昆虫たちが人類の食糧危機を救ってくれるかもしれませんね。 そうならないことを祈りますが…。 今回は以上です。 ご参考になりましたら幸いです。

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