ジャイアント・トード 大ガマです。 巨大な両生類。 ゲームでは「フロッグ」と「トード」と違う英語で表記されるけど、「フロッグ」はアマガエルとかトノサマガエルのこと。 比較的かわいいやつ。 「トード」はガマガエルとかヒキガエルとか、あまり触りたくないタイプのカエルのことを言うのだそうだ。 基本情報 種別:巨大生物 知能:低い 反応:非友好的(当たり前だしお互い様か) 特殊能力:なし。 あるいは毒。 〇沼、湖、河川、密林など 〇絶えず水に接している必要はないが、ある程度湿気を帯びた環境でないと皮膚が乾いてひび割れてしまう。 〇群れで行動することが多い。 〇体高は約 1メートルから 1メートル半くらい。 〇強力な後ろ足で一っ跳びで 10メートルほど跳ぶものもいる。 〇遠くのものに対しては最大 4メートルまで伸ばせる伸縮自在の舌で攻撃する。 〇舌の先端には毒の分泌腺があり大型の獲物を弱らせてから飲み込むこともできる。 〇相手が死ぬと舌に乗せて巻き取り丸のみにする。 信仰しない者は夜中に布団の上にのしかかってくるという。 〇日本でもがまという大ガエルの妖怪がいる。 年を取った大がまはスズメや猫などを食べる。 夜になると毒を吐くという。 これが家の床下に住み着くと、その家の人たちは病気になるという。 〇ゲームにおいては冷気に弱い設定が多い。 カードにおける能力設定 特殊能力には毒を設定。 冷気が弱点。 あいてのHPにー2の修正。 ハマサンスの思い出 妹はカエルが大の苦手。 妹が好きな漫画家「柴田亜美」はカエルが好き。 大きなカエルというと、ゲーム「忍者じゃじゃ丸君」に登場する味方としてのカエルを思い出す。 たくさんの敵を飲み込み気分爽快だった。 こちらもやはり毒の能力を有する。 ウィザードリィではジャイアントトード、ドゥームトード、ファングドトードという名のカエルモンスターが登場。 いずれも毒を持っている。 最近、娘が手にいっぱいカエルを握りしめていてそれを見てちびりまくった。 参考文献 〇ファイティングファンタジーモンスター事典/教養文庫 〇 TVゲーム怪物イラスト大事典/ JICC 〇ウィザードリィモンスターズマニュアル/株式会社 MIA 〇 Sa・ Ga2秘宝伝説 基礎データ編/ NTT出版 〇妖怪なんでも入門/小学館 hamasansu.
次のパラメータの数も非常に多いので、それぞれの役割を良く理解するのじゃよ。 まかせてください。 とりあえず、サンプルとして「ジャイアントトード」のデータを入力してみるとしよう。 [モンスター名]タブから、「ジャイアントドード」をクリックして選択し、[詳細データ1]を開いてみよ。 このとき、リストの「ジャイアントード」の行をダブルクリックしても自動的に[詳細データ1]タブが開くので便利じゃぞ。 これを正しくするために、不確定名のプルダウンリストから、正しい不確定名を選ぶのじゃ。 ジャイアントトードの場合は「カエル」になるの。 HP(ヒットポイント) モンスターのHP値を決定付けるパラメータじゃな。 これはA(レベル)B(ダイス)C(ベース値)となる。 B面体のダイス(サイコロ)をA回振って出た目の合計にCを足すという意味じゃ。 こんなところにTRPGの名残があるんじゃな。 ジャイアントトードの場合、A=4,B=5,C=0じゃ。 この場合はどうなるかね、スケルトンくん。 はい、えーと5面ダイスを4回振って0を足すわけですよね。 5面ダイスの最低値は1で最高値は5だから、最低の場合は1+1+1+1+0で4。 最高の場合は5+5+5+5+0で20ですね。 すなわち、このモンスターのHPは4から20までのランダムの値になるわけですね。 ええと、これは1グループに9匹出現した場合はすべてのモンスターが同じ値になるのですか? そうではない、出現時にそれぞれのモンスター1体づつに対して、この式が適用される。 なので、4から20までのHPを持つ同じタイプのモンスターが9匹いることになるの。 おお、そうじゃ。 注意点じゃが、A(レベル)B(ダイス)の値に0の値を入れないようにしなければならん。 レベル0や0面のダイスは存在せんからの。 1グループ出現数 これは、このモンスターが出現するときにグループ内に最低と最大何匹まで出現するかを決定するパラメータじゃ。 計算式は同じくA*B+Cじゃが。 よいな。 ジャイアントトードの場合は、A=2,B=2、C=4で、6匹から8匹の範囲で出現することとなる。 AC防御力 モンスターの防御力(AC:アーマークラス)のパラメータじゃな。 知っとるとは思うが、ACは値が小さいほど、防御力(回避力)が高くなるんじゃ。 レベル1で裸状態の時はACの値は10が基本となる。 ジャイアントトードでは「7」となっておる。 1ターンの回復量は、その名のとおり1ターン終わるごとにこの値分のHPが回復する値じゃ。 タイプ(モンスタータイプ) プルダウンメニューから、モンスタータイプを選択するのじゃ。 ジャイアントトードは「動物系」となる。 ここで種類わけしたデータはアイテムの効果や呪文による影響も違うものになるので重要な項目のひとつじゃ。 呪文抵抗 魔法使い系の呪文に対する抵抗力と僧侶系の呪文に対する抵抗力をそれぞれ0〜100の範囲で入力するのじゃ。 魔法使い呪文抵抗の部分に0を入れた場合、冒険者からの呪文を100%受けるという意味ではない。 また、効果があるかどうかはまた別の話じゃ。 100を入れた場合は、冒険者からの呪文はまったく効かなくなる。 いずれも、冒険者からの呪文を受け付けるかどうかの値であって、その呪文の影響がどうなるかは、また別ということを忘れてはならん。 ジャイアントトードでは、共に「0」となっておる。 経験値 この値は、悔しくもモンスターが倒されてしまったときに冒険者に与えられる経験値じゃ。 ジャイアントトードでの経験値の値は「795」となるぞ。 弱点 これは、特殊抵抗とは逆のパラメータじゃ。 冒険者からの攻撃に対して、弱点となるものにチェックをいれるのじゃ。 ジャイアントトードには、「死」に対する弱点を設定するとしよう。 これによって、僧侶の「カルネージ」などの呪文に弱くなるというわけじゃ。 連れてくる仲間 ジャイアントトードが出現したときに、同時に呼び寄せるモンスターの指定じゃ。 もちろん無しでもかまわん。 ここでは、リーチリザードを指定しておるな。 これは、モンスター番号を直接入力してもかまわんし、モンスターの名前をプルダウンメニューから指定してもかまわん。 出現確率は、このモンスターを連れてくる確率じゃ。 ここでは20としているので、20%の確率で、連れてくる事になるの。 もし、リーチリザードのデータ設定で他のモンスターを呼び寄せるようになっておれば、更に新しいモンスターが出現することになる。 こうして最大6グループのモンスターが出現する事になるわけじゃ。 特殊抵抗 これはじゃな、冒険者から魔法や攻撃を受けたときにどの系統の攻撃に対して耐性(効きにくさ)があるかというパラメータじゃ。 チェックが入ってるタイプの攻撃に対して、攻撃が受けにくくなる効果がある。 しかし、実際どの程度の効果があるから、モンスターのレベルやその他のパラメータと密接に関わってくるので一概にはいえんの。 ジャイアントトードでは「炎」に対する抵抗力があるという設定をしておる。 これにより、炎系の呪文である「ファイア」などの呪文に対する抵抗力を有することとなる。 ゲフゲフ。 一気に喋って、ちと疲れたのう。 何かここまでで質問があるかの? パラメータの数値に上限や下限がありますけど、これらを守らずに範囲外の値を入力したらどうなるのですか? わからん わからんって・・・ わからんのじゃよ。 プログラム側にリミッターがかかっている部分もあるしそうでない部分もある。 他のパラメータもそうじゃ。 各パラメータが範囲内だとしても計算結果が範囲を超える場合もあるしの。 ま、間違えないように、注意します・・・ ええい、余はもう疲れた。 キミも予習してきておるのだろ。 間違ったところは、ワシが指摘するので、後はよろしく頼むの。 そんな、先生いいかげんな・・・ しょうがないなぁ。 ちょっと自信ないですけど、僕が続きを説明しますね。 残りのパラメータを入力するために[詳細データ2]タブをクリックして開いてください。 モンスターの確定画像と不確定画像、それぞれの名前は合っているはずです。 ジャイアントトードさんの場合は、不確定名は「カエル」になってます。 いつものA*B+Cの式です。 これが10個並んでますよね。 この10個というのがモンスターの1ターンあたりの攻撃の合計になります。 ジャイアントトードさんの場合、 A B C 1回 1 4 0 2回 1 6 0 3回 2 3 2 この3回分の数値が入っていますよね。 で、攻撃回数のところにも3という数値が入っています。 これが実際に戦闘時にどうなるかというと、1回目の計算をする前にまず、こちらの攻撃が冒険者に当たるかどうか判断します。 この判断は、こちらの状態や冒険者のパラメータによって変わります。 当たると判断したら、1回目の計算を行います。 外れると判断した場合は、その回の計算はスキップします。 これを3回繰り返すことで、ジャイアントトードさんの攻撃値が決定するわけです。 で、先生あってますよね? うむ、要は3回分設定してあったとしても失敗する場合もあるということじゃな。 それと、注意点としてABCパラメータは3回分しか入力してないのに、攻撃回数を4以上などにしないように。 レベル0のダイス0になってしまうからな。 宝箱の設定 せ、先生! 僕まだこのあたりは予習してませんよ。 そうじゃな、ここのパラメータは宝箱のほかのデータを作成しなければ埋めることはできんの。 飛ばして先に進むが良い。 呪文レベル設定 これは、モンスターが唱える呪文のレベルを設定するところですね。 それぞれ、魔法使い系と呪文系のレベルを設定すると、だいたいどんな呪文を唱えるかの傾向を参考表示してくれます。 あと、呪文を唱える確率を0〜100の間で設定できます。 ジャイアントトードさんは、呪文は唱えない設定ですね。 ところで先生、どの呪文を唱えるかはランダムなんですか? うーむ。 そのへんは、なんともいえん。 いろいろな要素が複雑に絡み合ってるので一概にこうとはいえんのじゃ。 友好的及びオープニング不可スイッチ これは、友好的なモンスターとして出現可能かどうかのスイッチですね。 もうひとつが、タイトル画面デモでこのモンスターを表示するかどうかのスイッチ。 ボスモンスターなんかには、このスイッチをオンしておいてタイトル画面で出てこないようにしたほうがいいですよね。 ブレス設定 ブレスきたー! しかも、ジャイアントトードさん炎のブレスですよ。 意外! あれ? でもブレス確率が0になってますよ?先生この場合はどうなるんですか? おや、これは半分間違っとるの。 ジャイアントトードは炎のブレスなど吐かん。 ただ、確率が0になっているので、このままのデータでも実際はブレスは吐かんがな。 通常は、ブレスタイプを「なし」に設定するべきじゃな。 なるほど。 あと、「酸によって壊されたアイテム」というプルダウンメニューですが、これは酸のブレスを冒険者が受けた場合に冒険者の持つアイテムを破壊する場合があります。 その破壊され変化後のアイテムを指定します。 普通はやっぱり「ガラクタ」ですかね。 むむ、でもちょっと捻って、酸のブレスで破壊しないと手に入らない特殊アイテムなんて使い方もできますね。 攻撃オプション 「仲間を呼ぶ確率」というのは、ターンごとに同じグループの仲間を呼んでどんどん増殖していくというものですね。 とはいえ、最大9匹までですが。 「逃げる」スイッチは、逃走する可能性があるかのスイッチと、その確率で構成されています。 「レベルドレイン」は、ドレインするレベル数を入れてください。 0なら、レベルドレインは起こりませんが、1以上なら特定条件でレベルドレインする可能性があるということです。 「盗む」スイッチは、冒険者のアイテムを盗む能力があるかのスイッチと、その確率を指定します。 そのほかに、「睡眠」「石化」「毒」「麻痺」「即死」「後方攻撃」「武器破壊」「鎧破壊」のスイッチがあります。 これらがオンになっていることで、モンスターにその能力が付加されます。 実際その能力が発揮されるかどうかは、その戦闘時のモンスター及び冒険者のパーティの能力によります。 先生、こんなところでいいですか? 先生? ね、寝ないでくださいよ。 人が一生懸命説明してるのに。 ん、ああ? スケさん朝ゴハンはまだかいのぉ? 先生・・・それマジで言ってますか? いや、すまんすまん。 結局、こういった細かい設定がいくらできたところで、状況に応じて効果があるかどうかはプレイしてみないとわからんのじゃ。 数値だけ見て設定するだけでゲームとして良いバランスのものが出来るなら、苦労せんわ。 じゃから、とにかく最初は大雑把でよいので設定してプレイ&調整じゃな。 それの繰り返し。 それに慣れてきてしまうと、自分では良いと思っても、初めてプレイする人にとっては、とんでもないと感じたりもするかもしれんぞ。 まぁ、まずは好きに作ってみるがよい。 あと、[詳細データ2]タブにもCSVの入出力のためのボタンがある。 [モンスター名]タブにもあったが、こちらは名前だけでなく、不確定名を除いたすべてのパラメータがCSVとして入出力されるのじゃ。 過信は禁物なので、プロジェクトファイルのバックアップもマメにとるようにな。 モンスタータイプ別で表示することも出来るのでこちらも眺めながらバランス調整の参考にすると良い。 これは、[詳細データ2]タブで、出力したCSVデータを読み出して、現在のモンスターデータで追加が出来るツールじゃ。 過去に作ったモンスターデータや、他の人が作ったモンスターデータを1体づつデータを移動することが出来る。 これで、2回目以降のシナリオ作成効率が飛躍的に上がるじゃろう。 活用してくれたまえ。 注意点は、不確定名と連れてくるモンスター番号はコピーされん。 同じものがあるかわからんのじゃから当然じゃな。 これらは、コンバート後に手動で再設定する必要がある事を忘れるでないぞ。 また、データの削除もできるんじゃがその場合も消したモンスターが、他のモンスターから呼び出されるような設定がなされてた場合は、そのモンスターは存在しないことになってしまうので、再設定が必要じゃ。 まだ、宝箱の設定部分が残って折るがそれは、宝箱データの説明時に行うこととする。 長いことご苦労じゃった。 まだ、アイテム、宝箱、マップ、その他と考えるだけでも気が遠くなりそうじゃのぅ。 なぁ、スケルトンくん。 先生! 次からはちゃんと先生が説明してくださいよっ! スケさんや、朝ゴハンはまだかのー 資料: 次回はアイテムデータ編の予定です。
次の「う〜ん、これは困ったなぁ…新しいケーキを作りたいけど…あの食材が足りないみたいだね…」 「グエエエ〜!」 「ワンワン!」 「プルート、ジャイアントトード、僕のことを心配してくれているの?」 「グエエエ〜!」 「ワン!」 「…ありがとう、にしても、本当にあの食材が必要だね…」 ミッキーはある食材がないことに悩んでいた。 その理由は、新しいケーキを作るためです。 するとミッキーはあることを思い出した。 「そうだ!! 依頼をしょう!!」 早速ミッキーはトリコに食材の依頼をするべく、電話しました。 しかし、トリコも忙しいようなので、次は万事屋に電話してみることにした。 だが、万事屋も依頼の仕事で忙しいそうです。 「ハァ〜、ダメだぁ…どうしょう…レン君も忙しそうだし…」 その時… プルルルルッ! 「誰だろう?」 ガチャッ! 「はい、ミッキーマウスです。 …えっ!? レン君!? …本当に!? …うん、ありがとう!」 ガチャッ! 「…よくよく考えたら、あの二人がいたんだ!!」 と言うわけで翌日… 「それで、依頼というのはなんですか?」 「どんな食材を求めているのですか?」 緑谷と炭治郎がミッキーに会いに来ました。 実はあの電話は、レンはミッキーにレンの代わりに緑谷と炭治郎に依頼をすることを提案したのです。 ミッキーもそれを思い出し、二人に依頼をすることにしたのです。 勿論、ミッキーも二人に修行として、二人にとって、初めての依頼に挑戦することを意味していたことをわかっていたのです。 「チョコレー島にある『チョコケモモ』と言う果物をとってきて欲しいんだ。 チョコレー島は、かなり寒い海域にあると言われてるんだ。 一部の人達は、「伝説の大陸『ラース大陸』に住む人達が極秘にチョコレートを貯め続けた結果、島になった」という説があるらしいけど、まだまだ謎が多い島でもあるんです。 」 「…どうやって行けばいいですか?」 「チョコレー島は幸いにも北海道より遥かに遠くにあると言われているので、北海道に行って、船を借りて、そこからまっすぐ行くといいよ!」 「北海道か…わかりました。 」 「では行ってきます!」 「ちょっと待って!」 「?」 「…言い忘れたけど、持ち帰るにはクーラーボックスが必須だよ!」 「クーラーボックス…」 「それともう一つ、気をつけて欲しいことがあるんだ!」 「それはなんですか?」 「最近ではグルメ界から人間界に来た一部の猛獣達が異常なほどに増え始めてるんだ。 G8に入っているアメリカは、同じG8に入っている日本と中国と手を組んで、その猛獣達を追い払おうとしているそうだけど…」 「まさか…」 「チョコレー島にも!?」 「その可能性はあるんだ。 だからこそ、気をつけていって欲しい…」 「…大丈夫ですよ!」 「俺達の最終目標はグルメ界の環境に適応することです! そうすれば、グルメ界での修行ができるはずです!」 「…そうか…じゃあ、頑張ってね!」 というわけで、二人は北海道に行って、船を借り、そのまままっすぐ、チョコレー島へ向かいました。 3時間後… 「…これって、チョコレー島じゃないですか!?」 「すごい…チ チョコの匂いがするよ!」 二人はついにチョコレー島にたどり着いたのです。 「…ねぇ炭治郎君、上着って持ってきてる?」 「持ってきてないけど…」 「どうしょう!! 僕も持ってきてない!!」 「…でも大丈夫だよ! すぐに見つけて、さっさとこの島から出ればいいだけだよ!」 二人は寒さに耐えながら、依頼食材のチョコケモモを探しました。 「これって、チョコ草?」 「少しだけチョコの匂いがするよ!」 チョコレー島には、海岸を除いて、2つのエリアがある。 」 「…そうだね!」 チョコレー島は、「珍獣の宝庫」とも言われ、ラグー・ラビットとクンフージュゴン以外にもヒューマンドリルやグリフィン、ユニコーン、ペガサスなどの珍しい生き物が数多く生息している。 ちなみに島全体はチョコなので、人間でも食べれる。 しかし、チョコレートは基本的に犬や猫などの動物にとっては毒であり、場合によっては死に至ることもあるが、この島に生息している生き物は全て、食べられるところだけ食べ、毒であるチョコを避けるように上手く食べることができる。 「…以外と島そのものは小さいね。 実はここが危険な場所でありながら、チョコケモモが高確率で見つかるそうです… 「…そういえばここって、木とか見かけないね?」 「多分ここだと木が成長しないんじゃないかな?」 「それもあり得る…」 ギャオォォ〜! 「今の声って…」 「アレは確か、羊のようなふわふわした毛を持つ猛獣『シープザウルス』の声だ。 」 「シープザウルスって、捕獲レベル5の?」 「うん、シープザウルスの毛は、羊毛と羽毛よりもかなりの高額で取引されていて、その毛を使った布団は主に超お金持ちの家にしかないと言われてるんだ。 それに、普通の包丁では切ることすらできないと言われるほどの硬さがあるそうだよ。 」 「へぇ〜…」 ギエェ〜エェ〜! 「この声って確か、鰐鳥!?」 「確か捕獲レベル3で、その肉も美味しいらしいけど…あまりにも凶暴すぎて、この世に食べたことのある人はごくわずかに少ないらしいよ!」 「…こんなこともあろうかと、事前に調べておいて良かったよ!」 「それに、ここだと依頼の食材もあるかもね!」 しかし、炭治郎と緑谷に、突然の不幸がやってきたのです。 「ガァオォアァ〜!!」 その時… ピタッ! 「えっ?」 「動きが止まった?」 ドシィ〜ン! 突然と動かなくなり、そのまま倒れた。 どうやら麻痺したようである。 「これってまさか…」 「焔先生が言っていた「ノッキング」…」 すると… 「若い子達よ、大丈夫か?」 「あなたは…」 「ノッキングマスターの!?」 「おや? わしのことを知っているのか?」 なんと、伝説の美食屋として知られている『ノッキングマスター』こと次郎である! 「…あ、あの…」 「助けていただいて、ありがとうございます…」 「何、気にすることはない。 わしはただ、今日の酒のつまみが欲しかっただけじゃ。 」 「…そうなんですか…」 「それより二人とも、ここへ何しに来たんじゃ?」 二人はチョコケモモのことを次郎に話しました。 「あぁ〜、あの小さな実か? アレならあそこにあったぞ?」 次郎が指を指す方向には、茶色の茂みがありました。 よく見ると、一部だけ黒いのがありました。 クーラーボックスに入れておけば、長く保たれるが、クーラーボックスから出すときも充分、注意をしなければならん!」 二人は次郎に手伝ってもらった。 その結果、クーラーボックスに多くのチョコケモモを入れることができました。 翌日… 「ありがとう!」 「今回は、初めての依頼でしたけど…」 「今回はヒュドロイン以外の危険な猛獣に遭遇することなく、取りに行くことができましたよ!」 「ヒュドロインってあのリーガルマンモスを殺すことができる猛毒を持つ猛獣なのか!? もしかして、倒したのか!?」 「いえ、次郎さんに助けられました。 」 「次郎さんかぁ…」 「それより、この量はどうですか?」 「この量で充分だよ!」 ミッキーは二人から大量のチョコケモモが入ったクーラーボックスを受け取りました。 その夜… 「よし、これで新作のケーキができたよ!」 ついにミッキーは、新作のケーキがかんせいしたのです。 (そうだ! あの二人にお礼を…) 「ワンワン!」 「プルート、ごめんね。 長いこと待たせてしまったね。 」 「ワンワン!」 「お腹空いたんだね! じゃあ、ご飯にしょうか!」 「ワン!」 ミッキーはペットのプルートにご飯を与えました。 翌日… 「ジャイアントトード君、これを緑谷少年に渡せばいいのだな?」 ミッキーのパートナーアニマルであるジャイアントトードは、オールマイトに緑谷へのお礼のケーキを渡しました。 「グエエエ〜!」 ジャイアントトードは、次は炭治郎のところへ向かうべく、すぐにどこかへ行きました。 (…いい匂いがするな! よほど、いい食材を使っているな?) すると、そこへ緑谷がやってきました。 「アレ? オールマイト?」 「おや? 緑谷少年ではないか!? ちょうど良かった!」 そう言って、オールマイトは緑谷にケーキを渡しました。 「これって、ミッキーさんからだ!」 「ミッキー!? あの世界一有名なパティシエなのか!?」 「あっはい…そうですけど…」 「緑谷少年、やるじゃないか!! まさか、あの世界一有名なパティシエに認められたんだぞ!! さぁ緑谷少年、せっかくだからケーキを一緒に食べないか!?」 「勿論です!」 その頃… 「グエエエ〜!」 「…これを?」 冨岡義勇は、ジャイアントトードからケーキを受け取っていた。 「…これは…炭治郎へ? …なるほど、これを炭治郎に渡せばいいのだな?」 「グエエエ〜!」 ジャイアントトードはそう返事して、再びどこかへ行った。 「…これ、ケーキなのか? しかもこれ、見たことのない食材を使っているな?」 するとそこへ炭治郎がやってきました。 「あれ? 義勇さん?」 「炭治郎か? これ、なんか化け物のような巨大なカエルからお前宛にこれを渡されたのだが…」 「これって…ミッキーさんからだ!」 「ミッキー? …なるほど、お前、まさかあの世界一有名なパティシエに認められるとはなぁ…感心したぞ。 」 「そ、そうですか?」 「その中に入っているのはケーキだろ?」 「ケーキ? …本当だ! ケーキが入ってる!」 「…せっかくだからみんなでケーキを食べないか?」 「そうですね! この大きさのケーキだと、全員分はありそうですね!」 こうして、みんなでそのケーキを食べました。 「…ふふ、二人には僕からのお礼として、新作ケーキをプレゼントしたんだ! そして…あの新作のケーキ、予想通りに売れたよ!」 ミッキーも、嬉しそうにそう呟いた。 終わり.
次の