国民の期待背負うラグビー王国のヒーロー ニュージーランド人にとってラグビーは文化であり、宗教であり、かけがえのないもの。 男子15人制代表チームは「オールブラックス」の愛称で親しまれている。 上下真っ黒のジャージーに身を包んだ勇姿を見て、そう呼んだ者もいるだろう。 しかし、ニュージーランド代表の愛称については洒落た話がひとつある。 1905年10月11日、イギリスでのこと。 ニュージーランド代表は圧倒的強さで地元のクラブチームに大勝した。 その猛者たちは走りに走り、誰ひとりとして疲れを知らない。 パワー的要素を求められた重量級のフォワード選手までが、走力を求められるバックス選手並に素早いのだ。 「まるで全員がバックスのようだ!」 試合を観ていた新聞記者はそう叫び、大見出しの名文は決まった。 しかしこの記者、興奮で手が震えたか、あるいは印刷ミスか、「ALL BACKS」とネーミングするつもりが、「L」を余分に足し、「ALL BLACKS」とやってしまったのだ。 伝説の誕生である。 驚異のラグビーをするニュージーランド代表は当然注目を集め、大誤植の新聞を片手に、「オールブラックスを観に行こう!」という声は瞬く間に広まった……という説も。 オールブラックスの魅力のひとつに、試合前のパフォーマンスが挙げられる。 選手たちは勇敢なるマオリ戦士の魂を受け継ぎ、戦いへの雄叫びを上げ、狂おしく躍るのだ。 ハカの起源は定かではないが、1884年、ニュージーランド代表が初めて海外遠征した際にハカを披露したいう説もある。 当然、ハカは白人選手も行うが、伝統的にマオリの血を引く選手がリードする。 ニュージーランド代表が最初に国際試合を行ったのは1903年。 その後115年以上の歴史で世界中すべての相手に勝ち越し、テストマッチの通算勝率は77. 3%を超える。 この驚異的な数字を誇るオールブラックスだが、1987年の第1回大会での優勝以降、ワールドカップでは涙をのむことも多かった。 しかし自国で開催された2011年大会で24年ぶりに栄冠を取り戻し、2015年大会で史上初の連覇を達成した。 3連覇を目指し臨んだ2019年日本大会では、準決勝で名将エディー・ジョーンズ率いるイングランドに敗北。 しかし3位決定戦ではウェールズを圧倒し、ラグビー王国のプライドを見せた。 女子ラグビーも盛んであり、「ブラックファーンズ」の愛称を持つ女子代表は2017年の女子ワールドカップで2大会ぶり5回目の優勝を遂げた。 7人制ラグビーも世界トップクラスで、ワールドカップ・セブンズでは2013年と2018年に男女そろって連覇。 2016年のリオ五輪では男子5位、女子は準優勝に終わったが、2020年の東京オリンピックでは金メダルを狙う。
次の2019年ラグビーワールドカップ開催期間は、2019年9月20日~11月2日です。 試合会場は、日本全国に12会場、全部で48試合が行われる予定ですので、お住いのところからアクセスしやすい会場があれば4年に一度の大会ですので足を運んでみてはいかがでしょうか。 あ!大会キャッチコピーが『 4年に一度じゃない。 一生に一度だ。 -once in a life time-』ですので、一生に一度の機会だと思って足を運んでみてください。 大会の回し者みたい・・・。 実際、アジアでラグビーのワールドカップが開催されるのは初めてのことですから、めったにない素晴らしい機会であることに変わりはありませんね。 まずは、プール内で総当たり戦。 2019年ラグビーワールドカップは、まず、一次リーグを総当たり戦で競います。 プールは、A、B、C、Dの4つに分けられており、各プール内の5チームで総当たり戦 4試合 の後、各組上位2チームが決勝トーナメントへ進出します。 決勝トーナメントでは、準々決勝/準決勝/3位決定戦/決勝の8試合が行われます。 プール分けは、すでに2017年の5月に終わっていて、日本は、プールAです。 アイルランドやスコットランドと同プールです。 ちなみにニュージーランドは、イタリアや南アフリカ共和国と同じプールBで結構、手強そうな組みではないかと…。 以下には、日本とニュージーランドのチームの試合日程をピックアップしました。 RWC2019 日本の試合日程 開催場所 2019年9月20日(金) 19:45~ 日本 vs ロシア 東京スタジアム 2019年9月28日(土) 16:15~ 日本 vs アイルランド 静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム 2019年10月5日(土) 19:30~ 日本 vs サモア 愛知・豊田スタジアム 2019年10月13日(日) 19:45~ 日本 vs スコットランド 神奈川・横浜国際総合競技場 RWC2019 ニュージーランドの試合日程 開催会場 2019年9月21日(土) 18:45~ ニュージーランド vs 南アフリカ 横浜国際総合競技場 2019年10月2日(水) 19:15~ ニュージーランド vs 敗者復活予選優勝チーム 大分スポーツ公園総合競技場 2019年10月6日(日) 13:45~ ニュージーランド vs ナミビア 東京スタジアム 2019年10月12日(土) 13:45~ ニュージーランド vs イタリア 愛知・豊田スタジアム 各試合会場一覧 こちらは試合会場のアクセス情報です。 参考にしてください。 札幌ドーム 開催都市:札幌市 所在地:〒062-0045札幌市豊平区羊ケ丘1番地 アクセス:地下鉄東豊線「福住駅」から徒歩10分 バス停「札幌ドーム」または「福住3条3丁目」から徒歩2分 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称) 開催都市: 岩手県・釜石市 所在地:釜石市鵜住居町第18地割、第19地割 アクセス:JR山田線「鵜住居駅」(2018年復旧予定/三陸鉄道へ運営移管) まだ完成していないスタジアムです。 2018年完成予定。 熊谷ラグビー場 開催都市: 埼玉県・熊谷市 所在地:埼玉県熊谷市上川上810 アクセス: JR・秩父鉄道「熊谷駅」からバス15分 東京スタジアム 開催都市: 東京都 所在地:東京都調布市西町376番地3 アクセス:京王線「飛田給駅」から徒歩5分 西武多摩川線「多磨駅」から徒歩20分 横浜国際総合競技場 開催都市: 神奈川県・横浜市 所在地: 神奈川県横浜市港北区小机町3300 アクセス:JR「新横浜駅」から徒歩14分、JR「小机駅」から徒歩10分、 市営地下鉄「新横浜駅」から徒歩12分 小笠山総合運動公園エコパスタジアム 開催都市: 静岡県 所在地:静岡県袋井市愛野2300-1 アクセス:JR東海道本線「愛野駅」から徒歩15分 豊田スタジアム 開催都市:愛知県・豊田市 所在地:愛知県豊田市千石町7-2 アクセス:名鉄「豊田市駅」から徒歩約15分 愛知環状鉄道「新豊田駅」から徒歩約17分 東大阪市花園ラグビー場 開催都市: 大阪府・東大阪市 所在地:東大阪市松原南1-1-1 アクセス:近鉄奈良線「東花園駅」から徒歩10分 近鉄けいはんな線「吉田駅」から徒歩15分 神戸市御崎公園球技場 開催都市: 神戸市 所在地:兵庫県神戸市兵庫区御崎町1-2-2 アクセス:地下鉄海岸線「御崎公園駅」から徒歩5分 東平尾公園博多の森球技場 開催都市: 福岡県・福岡市 所在地:福岡県福岡市博多区東平尾公園2-1-1 アクセス:福岡市営地下鉄「福岡空港駅」からバス8分または徒歩25分 熊本県民総合運動公園陸上競技場 開催都市: 熊本県・熊本市 所在地:熊本県熊本市東区平山町2776 アクセス:「阿蘇熊本空港」からタクシー10~15分、JR「熊本駅」からタクシー45分、バス50分、 JR豊肥本線「光の森駅」からタクシー5~10分 大分スポーツ公園総合競技場 開催都市: 大分県 所在地:大分県大分市大字横尾1351 アクセス:JR「大分駅」(大分中心部)から路線バス・大分バス45分 「パークプレイス大分行き」で「大分スポーツ公園東」で降車 ニュージーランドの3連覇なるか? ニュージーランドは、ラグビーワールドカップ2011年大会、2015年大会と2連覇を果たしている超強豪チームです。 今2019年大会は、3連覇のかかった大会なだけにニュージーランド国民の期待はかなりのものになりそうです。 ちなみに決勝は、11月2日 土 は、横浜国際競技場で行われます。 きっと、チケットは即完売しそうですね。 決勝になるとそのチケット代は、10万という金額に…。 チケットを購入するには、ワールドカップラグビーの大会公式サイトにてID登録が必要です。 まずは、公式サイトへ行って登録を済ませましょう。 【抽選結果発表】 2018年11月26日(月) 【支払い期間】 2018年11月26日(月)~ 2018年12月5日(水) 第二次 一般販売(先着) 販売期間:2019年1月19日(土)10:00~.
次の国民の期待背負うラグビー王国のヒーロー ニュージーランド人にとってラグビーは文化であり、宗教であり、かけがえのないもの。 男子15人制代表チームは「オールブラックス」の愛称で親しまれている。 上下真っ黒のジャージーに身を包んだ勇姿を見て、そう呼んだ者もいるだろう。 しかし、ニュージーランド代表の愛称については洒落た話がひとつある。 1905年10月11日、イギリスでのこと。 ニュージーランド代表は圧倒的強さで地元のクラブチームに大勝した。 その猛者たちは走りに走り、誰ひとりとして疲れを知らない。 パワー的要素を求められた重量級のフォワード選手までが、走力を求められるバックス選手並に素早いのだ。 「まるで全員がバックスのようだ!」 試合を観ていた新聞記者はそう叫び、大見出しの名文は決まった。 しかしこの記者、興奮で手が震えたか、あるいは印刷ミスか、「ALL BACKS」とネーミングするつもりが、「L」を余分に足し、「ALL BLACKS」とやってしまったのだ。 伝説の誕生である。 驚異のラグビーをするニュージーランド代表は当然注目を集め、大誤植の新聞を片手に、「オールブラックスを観に行こう!」という声は瞬く間に広まった……という説も。 オールブラックスの魅力のひとつに、試合前のパフォーマンスが挙げられる。 選手たちは勇敢なるマオリ戦士の魂を受け継ぎ、戦いへの雄叫びを上げ、狂おしく躍るのだ。 ハカの起源は定かではないが、1884年、ニュージーランド代表が初めて海外遠征した際にハカを披露したいう説もある。 当然、ハカは白人選手も行うが、伝統的にマオリの血を引く選手がリードする。 ニュージーランド代表が最初に国際試合を行ったのは1903年。 その後115年以上の歴史で世界中すべての相手に勝ち越し、テストマッチの通算勝率は77. 3%を超える。 この驚異的な数字を誇るオールブラックスだが、1987年の第1回大会での優勝以降、ワールドカップでは涙をのむことも多かった。 しかし自国で開催された2011年大会で24年ぶりに栄冠を取り戻し、2015年大会で史上初の連覇を達成した。 3連覇を目指し臨んだ2019年日本大会では、準決勝で名将エディー・ジョーンズ率いるイングランドに敗北。 しかし3位決定戦ではウェールズを圧倒し、ラグビー王国のプライドを見せた。 女子ラグビーも盛んであり、「ブラックファーンズ」の愛称を持つ女子代表は2017年の女子ワールドカップで2大会ぶり5回目の優勝を遂げた。 7人制ラグビーも世界トップクラスで、ワールドカップ・セブンズでは2013年と2018年に男女そろって連覇。 2016年のリオ五輪では男子5位、女子は準優勝に終わったが、2020年の東京オリンピックでは金メダルを狙う。
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