いろいろ試した結果、 「1個丸ごとを使う」「レンジにかけてから葉をはがす」「その後にゆでる」という下ごしらえがいちばん作りやすいと思いました。 キャベツに関しては1個の大きさがまちまちなのですが、 小さめの玉(1kg)ほどを使うと作りやすいと思います。 キャベツはそのまま葉をはがすとバリバリに割れてしまうので、 ラップをして丸ごとレンジで加熱するとよいです。 600Wで5分加熱すれば、1kgのキャベツなら葉を最後まではがしやすくなると思います。 レンジ加熱が終わればラップをはずし、はじめに包丁の切っ先で芯の部分をくり抜きます。 キャベツのいちばん外側の葉がどの茎かを確認してから、外側から順に1枚ずつ葉をはがしていきます。 今回作るロールキャベツは肉だねの分量換算で12~13個分の仕上がりなので、大きな葉は1枚として考え、小さい葉は2枚使うとして、枚数的に少し余裕を持ってはがしておきます。 私が作る時いつも100~150gくらい余ります。 その部分は葉も小さいですし、使いづらいので他の料理に使うとよいです。 キャベツを鍋に落として箸で軽く押さえ、 2~3分ゆでます。 ゆで上がったら箸で茎の部分を持って取り出し(この時水が下からポタポタ落ちるので、その状態で少し水切りするとよいです)、バットに取ります(水に浸けたりはしないです)。 残りのキャベツも同様にします。 キャベツの粗熱が取れたら、まな板の上に1枚ずつ広げ、すりこ木などを使って 茎の部分を何度かたたいて繊維をつぶし、巻きやすくしておきます。 ボウルにすべての材料を入れて、しっかり手で混ぜ合わせます(手をグー、パー、グー、パーとひき肉と調味料を握るようにして偏りなく混ぜるようにしましょう)。 しっかり全体が混ざったら、ボウルの中で肉だねを4等分にして、ひと塊を3つの俵型にざっくりと取っておきます。 特に爪楊枝も使わず、きれいな形で煮崩れもしにくい巻き方だと思うので、ぜひ参考にして用意してみてください。 すべて巻き終えたら、鍋やフライパンなど2つくらいに分けてもよいので、 できるだけ隙間がない状態で詰めておきます。 Aを別容器で混ぜ合わせてから、それぞれの鍋のロールキャベツがAで浸かるよう、そそぎ入れます。 鍋を中火にかけ、沸いたら落とし蓋をして火を少し弱めます。 その状態で煮る時間は 45分~1時間ほど、じっくりキャベツが柔らかくなるまでです。 落とし蓋がない場合は、アルミホイルやクッキングシートなどで代用してください。 煮あがれば、器にたっぷりの煮汁といっしょに盛り付けます。 そのまま食べても美味しいですし、ケチャップをたっぷりかけて食べても美味しいです。 *冷凍保存も可能なのですが、その場合は煮汁もたっぷりとそそいだ状態で冷凍するようにします。
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