形態・特徴 背鰭は2基。 背鰭と臀鰭の基底は長く、第2背鰭には不明瞭な暗色斑が並ぶ。 側線上方鱗数は5~6枚。 体背面は肌色のような色で、砂地と同化するような色合いになっており、腹面は白色。 腹鰭と臀鰭の起部は黄色であることなどが特徴。 分布 沖縄島、西表島。 台湾、フィリピン、インド。 生息環境 沿岸の砂底・砂泥底の海底から20cmくらいまで上方のところを遊泳し、危険を感じると砂中に潜ることもある。 干潟を形成している河口域へもよく進入する。 食性 主に多毛類や甲殻類などを食べる動物食性。 その他 琉球列島にはシロギスはいないが、本種やホシギスが代わりに生息している。 これら2種はシロギス同様に美味しい魚であり、琉球列島でもキス科魚類は珍重される。 食味レビュー.
次の形態・特徴 背鰭は2基。 背鰭と臀鰭の基底は長く、第2背鰭には不明瞭な暗色斑が並ぶ。 側線上方鱗数は5~6枚。 体背面は肌色のような色で、砂地と同化するような色合いになっており、腹面は白色。 腹鰭と臀鰭の起部は黄色であることなどが特徴。 分布 沖縄島、西表島。 台湾、フィリピン、インド。 生息環境 沿岸の砂底・砂泥底の海底から20cmくらいまで上方のところを遊泳し、危険を感じると砂中に潜ることもある。 干潟を形成している河口域へもよく進入する。 食性 主に多毛類や甲殻類などを食べる動物食性。 その他 琉球列島にはシロギスはいないが、本種やホシギスが代わりに生息している。 これら2種はシロギス同様に美味しい魚であり、琉球列島でもキス科魚類は珍重される。 食味レビュー.
次のシロギスの概要 関西では単に「キス」と呼んでいるが、和名はシロギス。 本州以南にの広い範囲に分布していて、仲間としては、国内にアオギス、モトギス、ホシギスなどが居るが、モトギス、ホシギスは主に沖縄方面に棲息し、アオギスは数が少なく、通常、関西圏などで「キスを狙う」といえば、シロギスである。 基本的に砂底を住みかとしていて、砂の中に潜むゴカイの仲間などを食べている。 なので、キス釣りといえば海底が砂底で、ゴカイなどの虫エサを使って釣るのが定番だ。 キス釣りのシーズン 関西でキスが釣れ出すのは南ほど早く、南紀方面では真冬も釣れるが、キス釣りの盛んな大阪湾や兵庫・淡路島などでは早くて5月以降から。 水温の上昇とともに岸近くに寄ってきて6、7月が産卵前の好期となっている。 この時期には仕掛けを遠くへ投げる必要もなく、波止なら足元、砂浜でも波打ち際から10mくらいの距離で釣れたりする。 手軽に釣れる初夏のキス (撮影:TSURINEWS関西編集部・松村) ちなみに産卵期に入ると、産卵を控えたキスが姿を消し、産卵に参加しない小型のキス(ピンギスと呼ぶ)が中心となり、シーズン的には一服状態。 そして、秋の水温下降期に入ると冬に越冬するために群れでエサをあさり、栄養を蓄える。 この時期は深場へ落ちる前のキスという意味で「落ちギス」と呼ぶ。 初夏の産卵前と秋の落ちがキス釣りの2大シーズンといえる。 ちょい投げの魅力 初夏のキスは波打ち際や波止のすぐ近くまでやってくる事も多いので、仕掛けを遠くへ投げる必要はない。 そこで、遠投力には欠けるものの、女性や子供さんにも扱いやすい軽くて短い竿に軽いオモリを使ったライトな釣りが面白い。 仕掛けが軽く、近場で釣るのでキスがヒットした時に衝撃は大きい。 ブルルルッと突然、驚かされるような激しい竿先へのアタリが魅力である。 また、初夏のキスはよく肥えていて味も抜群である。 大型なら刺し身、小型なら天ぷらやフライなどと、大小それぞれに食味を楽しめるのも嬉しい。 ちょい投げ用のアイテム まずはキスのちょい投げ釣りに使用するタックルについて。 ちょい投げに必要なアイテムを挙げると ・竿 ・リール ・道糸 ・先糸 ・テンビン ・仕掛け(仕掛け糸とハリ) といったところで、仕掛けに関しては後術するがチョイ投げ用としてでき上がった市販品もあるので最初は利用してみよう。 もし、自宅にブラックバス用のルアーロッドやロックフィッシュ用、シーバス用など、扱いやすい全長2m程度までの軽量な細い竿があれば転用OKだ。 基本的にチョイ投げ用の竿はほとんどなく、多くの人が自分で扱いやすい他魚種用の竿を転用して使っている。 竿を購入するなら まったく自宅に竿がなくこれから購入するという方には、汎用範囲の広い軽めのシーバスロッドがオススメ。 シーバスロッドもその強度などでL(ライト)、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)などがあるが、チョイ投げならLかMLがオススメ。 このクラスの竿だと、いざという時に軽いルアーなども使えるし、波止のサビキ釣りやタチウオ釣りなど幅広く転用できる。 筆者愛用の竿とリール (撮影:TSURINEWS関西編集部・松村) リール&道糸 リールは一般的なスピニングリールと呼ばれるタイプを使用する。 リールに巻く糸を道糸というが、チョイ投げの場合はできれば、伸びの少ないPEラインがオススメだ。 PEラインはナイロン素材の道糸に比べると強度が高く、その分細い糸を使える。 普通に引っ張る強度は高いが、細い糸を使う分、摩擦や擦れなどには注意。 岩などの角に振れると簡単に切れてしまう。 道糸の号数はPEライン0. 8号、1号、ナイロン素材のラインで2号か3号といったところ。 PEラインの方が細い番手を使えるので、投げた時の抵抗も小さく良く飛ぶ。 PEラインを使用する際は、摩擦で切れてしまうのを防ぐために、ナイロン製かフロロカーボン製の先糸3号を50cmほど結んでおく。 PEラインと先糸の接続は、電車結びを利用するのが簡単だ。 特殊なルアー用のFGノットなどでも構わないが、慣れないと難しい。 最初は自宅で結ぶ練習をして、引っ張った時に滑って抜けなければOKだ。 ナイロン製の道糸を使う場合は先糸はあれば良いが、なくても構わない。
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