モデムとは? モデムとは「modulator-demodulator」の略語で、アナログ電話回線を利用してインターネットをする場合に必要な機器のことを指します。 デジタル信号をアナログ信号に変換する変調(modulation)と、その逆でアナログ信号をデジタル信号に変換する復調(demodulation)を相互におこなうため、日本語では「変復調装置」と訳されたりもします。 また主に電話回線(ADSL回線)を利用して、通信の仲介を行う機器なので「ADSLモデム」とも呼ばれます。 モデムとは相互変換を行う機器 近年ではアナログ電話回線用だけではなく、パソコンなどの機器と通信回線の間で信号の相互変換をおこなう機器全般を「モデム」と呼ぶようになりました。 例えば、インターネットには接続しませんが、パソコンで作成した書類などを、印刷せずにそのまま相手のFAXに送信できる機能を持つ機器は「FAXモデム」と呼んだり、ケーブルテレビ(CATV)の回線を利用して信号の相互変換を行う機器は「ケーブルモデム」と呼ばれます。 光回線の場合はモデムではなく回線終端装置 ONU を使う しかし、光回線の場合は、アナログではなく光信号を使って接続します。 そのためモデムではなく、ONU 回線終端装置 を使うことになりますが、モデムと同等の役割を持つものと考えてよいでしょう。 ルーター(Router)とは、複数の端末を同時にインターネットに接続するための機器です。 複数端末のデータの流れを整理して、ネット接続に支障をきたさないようにする「交通整備的な役割」も果たすため、道(Route)を指示する者(er)という意味から名付けられました。 複数の端末をインタネットに繋げるための機器がルーター 様々な端末を同時にインターネットに接続することが当たり前になった昨今、必要となるのが「ルーター」です。 ルーターは複数の端末に通信を分配することが可能になります。 モデムだけを設置する場合、LANケーブルで1台までしか繋げませんが、ルーターがあれば同時に何台も接続することが可能になるわけです。 スマホやタブレット、テレビなどもインターネットに接続することも増えてきている今は必須と言っても過言ではない機器です。 無線LANルーターと有線LANルーター 複数のLANケーブルを同時に接続することができるルーターは「有線ルーター」と呼ばれます。 近年では無線で通信できるパソコンやタブレット、スマホもありますが、その無線接続を可能にしたルーターを「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」と呼びます。 ちなみに、Wi-Fiルーターは家電量販店で購入できますが、ルーターの性能次第で値段は大幅に変わります。 例えばドコモ光の速度(下り)は最大1Gbpsとなりますが、その速度を完全に活かすためにはWi-Fiルーターも1Gbps以上に対応するものが必要で、価格は10,000円以上が平均になります。 モデムとルーターの違い 上記で、モデムとルーターそれぞれの役割を解説しました。 わかりやすくすると、 モデムはアナログ信号とデジタル信号を相互に変換するための機器であり、インターネット接続を可能にするために必要な機器です。 一方、モデムでインターネットの接続環境自体を作ったうえで、 複数の端末でインターネットに繋がるようにするために電波を飛ばす機器がルーターとイメージすればわかりやすいでしょう。 混同しやすいモデムとルーターですが、はっきりとした違いがあるのです。 ONU 回線終端装置 とは? 光回線の利用で必要となる機器が「ONU」です。 「ONU(Optical Network Unit)」とは、光信号とデジタル信号を相互変換して、インターネット接続するために必要な装置のことで、日本語では「光回線終端装置」とも呼ばれます。 モデムとの違いは「変換する信号の種類」だけです。 ONUとルーター一体型のものはホームゲートウェイ ちなみに光回線事業者が提供する機器の中には、「ルーター」と「ONU(モデム)」が一体になった機器もあり、こちらは「ホームゲートウェイ」と呼ばれています。 》 HUB ハブ とは? 「HUB(ハブ)」とは、同じ建物内にあるパソコンやプリンタなど複数の端末間で、相互のデータやりとりを可能にするネットワーク(LAN)を構成するための装置のことです。 例えば、社内の極秘書類を、社員がインターネットを経由してやり取りをしたら、情報が漏れる恐れがありますよね。 しかし社内のパソコンやプリンタなどを中継器でつなぐことでインターネットを介さなくても情報のやり取りができるようになります。 もちろんハブをルーターにつなぐことで、複数の端末でインターネットも利用できます。 このように複数の端末をつなげる中継器を、HUB(ハブ)と呼びます。 またハブの中でも複数の端末に情報の一斉送信をしてしまうHUBを「リピーターハブ」、送り先を指定できるハブを「スイッチングハブ」と呼びます。 現在ではスイッチングハブが主流となっていますので、ハブ=スイッチングハブと考えていただいても問題ありません。 こちらは家電量販店で購入が可能で、価格は2,000~5,000円程度になります。 ドコモ光を利用する際に必要・不要な機器 NTT東日本・西日本のフレッツ光回線を利用した光コラボである「ドコモ光」を利用する際には、光信号とデジタル信号を相互変換するための「モデム(ONU)」が必要になります。 またモデム ONU に続いて「ルーター」を接続すれば、複数の端末がインターネットを利用できるようになります。 ドコモ光はモデム ONU もルーターも無料で使える? ドコモ光の場合、ドコモ光を契約した時点で「モデム(ONU)」はドコモより無料で貸し出されます。 さらにインターネットを利用するためには、プロバイダを選ぶ必要がありますが、 プロバイダによっては「無線ルーター(Wi-Fiルーター)」を無料で貸し出ししてくれるところもあります。 この場合、ご自身で用意しなければならないものは、基本的には無いと考えて良いでしょう。 ただしテレビ視聴サービスの「ひかりTV」などを契約する場合は、スイッチングハブが必要になる場合もありますので注意しましょう。 関連記事: まとめ 今回はインターネットを利用するために必要な各機器の名称と、その役割を解説してきました。 家庭でインターネット環境を整えるためには、以上のように複数の機器が必要になります。 しかしドコモ光では、モデム(ONU)とWi-Fiルーターが無料で貸し出されるため、導入コストを最低限に抑えることが可能です。 現在、ドコモのスマホやタブレットを利用している方には、ドコモ光を利用することで、セット割引など、お得な特典がたくさんあります。 ぜひドコモ光を利用して、快適なインターネットをお楽しみください。
次のContents• 光コンセントって何? まずはそもそも、光コンセントって何?ってことから説明しますね。 フレッツ光などの光回線を引き込む工事をすると、必ず光回線の差込口をNTTが設置していきます。 その差込口が 光コンセントと呼ばれるもので、 光回線1回線につき1つ設置が可能になります。 見た目はこのように、電機やテレビのコンセントと一緒になっているタイプや、光コンセントだけ独立したものがあります。 引用: 光コンセントが設置されるイメージとしてはこんな感じですね。 引用: 設置する場所は、マンションやアパートだと配管や配線の関係である程度決められてしまう場合が多いです。 けれど一戸建ての場合は、1階や2階、リビング、書斎、寝室など設置したい場所をある程度自分で指定することができますよ。 なので使い勝手がいい場所に設置するのがおすすめです 建物の構造上引き込みができない場合もありますが、基本的に電気のコンセントや電話の差込口がある場所であれば可能なことが多いです。 またエアコンがあればダクトからの引き込みも可能なので、コンセントがなくても引き込みができる場合もありますね。 引っ越しをして光回線の工事をする時には、 『じゃあいったいどこに光コンセントを設置すればいいの?』 と悩んでしまいますよね。 実は光コンセントの場所を間違えて設置してしまうと、あとあと利用するのにとっても困ったり、はたまたもう一度工事をしなければいけなくなってしまう場合もあるんですよ。 続いてはそうならないために、光コンセントを設置するのにおすすめの場所をお伝えしますね。 スポンサーリンク 光コンセントの設置場所はどこがいいの? 光コンセントを設置する場合、その後のインターネットや電話の利用方法によっても場所が変わってきます。 何も指示しないと、工事の人が引きやすい場所に勝手に光コンセントを設置してしまったりもするので、必ず前もって決めておいてくださいね。 おすすめの設置場所を3つご紹介するので、ぜひあなたの家に合った場所を探してみてください。 おすすめその1. 電話を利用する近くに光コンセントを設置 ひかり電話を利用する場合におすすめなのは、 電話の親機を使用したい場所の近くに光コンセントを設置することです。 ひかり電話は必ず光電話対応の、『回線終端装置』という機械に電話線でつなげる必要があります。 イメージはこんな感じです。 図の中の1番が光コンセントになります 『光コンセントは1階なのに、電話の親機は2階で使いたい。 』 そうなってしまうと、電話機までの線をずっと這わさなくてはいけなくなってしまいます。 また目立たないようにしたい場合、電話の配線工事などを改めてお願いする必要が出てきてしまい、費用も余計にかかってしまいますよ。 ですのでひかり電話を利用する場合は、なるべく光コンセントは電話の親機の近くに設置するようにしましょうね。 おすすめその2. ネットを利用する近くに光コンセントを設置 ひかり電話を利用しない場合は、 光コンセントを設置する場所はなるべくインターネットを使う近くがおすすめです。 たとえばPCを有線で接続したい場合はもちろんそのPCを利用する部屋に、リビングでスマホやタブレットをwi-fi 無線 で利用する場合はリビングに設置しましょう。 インターネットを無線で利用する場合は別の部屋でもつながるとは思いますが、やはり間に壁やドアなどがないほうが速度は落ちにくいです。 一戸建ての1階と2階だと、電波が届かないことだってよくあります。 無線を利用するにしても、なるべくその近くに無線ルーターを設置するのが理想です。 家中で無線を利用したいという場合には、なるべく家の中心か、もしくは一番ネットを利用する場所に光コンセントを設置しましょう。 もし無線が届かない場合は、無線の中継器などを設置することでカバーすることができますよ。 おすすめその3. クローゼットの中などに光コンセントを設置 とにかく隠す収納で、見えるところに回線終端装置などを設置したくない場合。 そういった場合は クローゼットの中などに直接光ファイバーの線を引き込めば、見えない場所に回線終端装置を設置することができます。 もちろん回線終端装置には電源が必要なので、クローゼットの中には電源コンセントも必要です。 そのあたりは家を建てている間に現場監督さんなどに相談して、コンセントを設置しておいてもらったほうがいいですね また最近の新しい家では マルチメディアボックスという、電話やネット、テレビの配線などをすべてまとめたボックスを設置し、そこから各部屋への配線もすべて行ってしまうこともよくあります。 引用: マルチメディアボックスを設置する場合は、その中に光回線を引き込み回線終端装置も設置します。 マルチメディアボックスから各部屋までは、電話配線、LAN配線、TV配線をすべて行っておけば、どの部屋でもマルチメディアコンセントに差込をすれば電話もネットも利用できるようになりますよ。 ただしこれは新築を建てる時などに、前もって業者との打ち合わせが必要です。 家が建ってからマルチメディアボックスを取り付けるとなると、配線などが大変な工事になってしまうので気をつけてくださいね。 しかも立会いなしで開通工事ができるので、とっても簡単ですよ けれどもともとある光コンセントの位置を変更したい場合などは、派遣工事を依頼して改めて光回線を引き込み、光コンセントを設置する工事が必要になります。 光コンセントがある場合、ない場合のあれこれについては、こちらの記事を参考にしてくださいね。 光コンセントの数は2つ以上複数個設置できる? インターネットをいろいろな場所で利用したいから、光コンセントも複数設置をしてほしい。 そんな風に思う人もいるのではないでしょうか。 けれど 光コンセントは必ず光回線1契約に1つしか設置できません。 それに光回線1契約でレンタルできる回線終端装置は必ず1台だけ。 もし2つ設置したいのであれば、2回線光回線を引き込む必要があります。 そうなるともちろん月額の費用も2倍かかります。 けれど光コンセントが2つあっても、メリットはほとんどありません。 たとえば2世帯住宅で、どうしてもインターネットやひかり電話の料金を世帯ごとに分けたい場合などは、2回線引き込めば費用も分けることができます。 けれど合計すると単純に2倍の費用がかかるので、経済的ではありませんよね。 なのでもしネットを有線接続で複数個所で使用したい場合などは、使用したい用途によってLANケーブルや電話線の配線工事などで対応したほうがいいと思います。 フレッツ光の契約ならNTTへ、ドコモ光ならドコモへ、ソフトバンク光ならソフトバンクへ連絡が必要です 光コンセントを移動するということは、外から引き込んでいる光ファイバーの線ももう一度引きなおす必要があります。 場合によっては外の電柱が変わってしまったりもするので、新規と同じだけの工事費用がかかることもあるので注意してくださいね。 光コンセントを移動する工事を依頼する場合は、 20,000円くらいの工事費用はかかると思っておいたほうがいいですよ。 そんなに高いお金を払ってまで移動する必要がないと思えば、光コンセントは移動せずに電話線やLANケーブルを長いものへ交換したり、無線で対応したほうがいいですね。 ただしリフォームなどで一度光ファイバーの線を切ってしまった時は、必ずもう一度引き込む工事が必要になります。 その場合はどうしても、工事費用がかかってしまうのは仕方がないです。 回線終端装置を移動したいとき 模様替えや家具を買い換えたときなど、光コンセントの位置はそのままでいいけれど、光コンセントから回線終端装置までの光ケーブルの長さが足らなくなってしまうことがよくあります。 あと1メートルだけ伸ばしたいのに・・・ そんな時には、 まずはNTTや各事業者へ問い合わせをしてみましょう。 場合によっては長いケーブルだけを郵送で送ってくれる場合があります。 そうすれば工事に来ることもなく、自分でケーブルをつなぎかえるだけで光ケーブルの延長ができてしまいますよ。 その場合の費用は 1,500円~2,000円程度になります。 ただしケーブルを送ってくれない場合もあります。 それは光コンセントから回線終端装置までの距離が、5メートル以上になる場合。 そういった場合は工事を依頼し、工事者が光ケーブルの延長を行ってくれます。 もちろん人が来る分工事費用はかかるので、 10,000円程度の工事費がかかります。 光回線の引き込みを移動したい場合 例えば大掛かりなリフォームや外壁の工事をするときなど、光回線を引き込んでいる場所を変えたいことも出てきますよね。 今は南側から引き込んでいるのを北側にしてほしい、1階に引き込んでいるのを2階からにしてほしいなどということもよくあります。 そんな場合は、やっぱりNTTや事業者へ依頼する工事が必要になります。 引き込み口が変わってしまうと、外の配線と屋内の配線のどちらものやり直しが必要になってしまいます。 なので基本的には、新規の工事費用と同じくらいの工事費(約20,000円程度)はかかると思っておいた方がいいですね。 場合によってはもう少し安く済むこともありますが、テレビなども光で視聴している場合はさらにテレビの配線工事も必要になる場合もあります。 もしリフォームなどをする予定の場合は、その辺りの費用についても前もって確認をしたうえでリフォーム内容を決めるのがおすすめですよ。 もしどうしても安く自分で済ませたい・・・ そんな場合は自分で光ケーブルを延長する方法もあります。 その方法については、こちらにまとめているので興味がある方はご覧くださいね。 光コンセントの設置場所はどこがいい? まとめ 光コンセントの設置場所について、詳しくお伝えしました。 光コンセントの設置場所は、一度設置してしまうと動かすのにどうしても費用がかかってしまいます。 工事当日にきちんと場所を指定しないと、勝手に別の場所に取り付けられてしまっても後の祭りです。 工事完了のサインをしてしまえば、工事内容に了承したという証拠になってしまうので、NTT側でも無料で光コンセントの移動をしてくれることはありません。 そんなことにならない為にも、必ず光回線の申し込みをしたら工事日までに光コンセントの位置を決めておきましょうね。 光コンセントの設置場所について、悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
次の派遣工事か無派遣工事のどちらになるかは最終的に NTTの判断となり、 利用者から指定することはできません。 では派遣工事、無派遣工事とは具体的にどのようなものなのかご紹介します。 派遣工事とは? 光回線を初めて契約される方は光ファイバーの引き込みや光コンセントの他、各機器の設置が必要となります。 NTT東日本またはNTT西日本(ドコモではない)から工事作業員が派遣され、 契約者の立ち会いが必要となる工事を派遣工事と言います。 戸建てにお住まいの場合は光コンセントが無ければ、 派遣工事となる可能性が高いです。 出典: 別記事『』でも解説していますが、基本的に戸建ての場合は近くの電柱から光ファイバーケーブルの引込みが必要です。 光ファイバーの引き込み後、宅内で光コンセントの取り付けなどを行いますが、 集合住宅にお住まいの場合は 光コンセントが無くても、次にご紹介する 無派遣工事となることもあります。 あわせて読みたい記事 物件によって設備が古くなっていたり光ファイバーケーブルが断線している可能性も考えられます。 この場合は光信号が正しく送られるかどうかの確認作業が必要となり、派遣工事となる場合もあります。 ただし集合住宅にお住まいの方は光コンセントが無い場合でも配線方式がVDSL方式やLAN配線方式であれば無派遣工事となります。 VDSL方式とは 電話回線を通して光回線を使用する方式のことです。 出典: また LAN配線方式とは LANケーブルを通して光回線を使用する方式のことです。 出典: 上記のような設備がある集合住宅であれば 無派遣工事となる可能性が高いです。 お住まいの自宅がどのような配線方式になっているか気になる方は NTTで問い合わせることも可能です。 なお、無派遣工事に関しては別記事『』でも解説しています。 電柱から光ファイバーケーブルを自宅に引き込む• 宅内で光コンセントを設置する• 光コンセントから引き込んだケーブルとONUを接続• 開通確認 1~4まで、作業時間はおおむね1~2時間ほどみておきましょう。 工事は午前もしくは午後と大まかにしか決められないので、 半日程度かかると大目に見ておくと安心です。 また、申し込んでから派遣工事まで最短でも 10日~2週間程度の時間を要するため、早めにネットを利用したい方は申込みも余裕をもって済ませるべきです。 特に、引っ越しシーズンなどの繁忙期は工事も混雑するため、『なかなか工事日が決まらない…』といったトラブルに巻き込まれないように注意しましょう。 1.光ファイバーケーブルを自宅に引き込む 自宅の近くにある電柱から多目的配管と呼ばれるものや電話線の配管、エアコンのダクトを利用して光ファイバーケーブルを自宅の中に配線していきます。 「壁に穴を開けられないか?」 と、賃貸住宅にお住まいの方であれば気になってしまうところですが 光ファイバーケーブルを通す為に穴を開けるケースは極めて少ないです。 戸建てにお住まいの方は線路や川、道路上を配線する必要があると作業時間が大幅に遅れたり、後日改めて作業が必要となることもあります。 2.光コンセントを設置する 電源用コンセントと一体型になっているタイプと分離型になっているタイプの2種類があります。 光ファイバーケーブルの引き込みやすさや次にご紹介するONUと呼ばれる機器を設置する場所によって異なります。 こちらは コンセントと一体型になっているタイプです。 出典: こちらは 分離型タイプです。 出典: 3.光回線とONUを接続 ONUは 光回線終端装置と呼ばれるものです。 光ファイバーケーブルを通して送られる光信号を無線LANルーターなどに使うデジタル信号に変換する機能を持っています。 出典: ONUの電源確保の為、事前にコンセントの空きを1つ作っておくと作業がスムーズに運びます。 4.開通確認 工事作業員の方が検証を行い、無事に光ファイバーケーブルから光信号が来ていることやONUでデジタル信号が変換されているかを確認します。 ここまでで派遣工事は終了です。 ドコモ光の派遣工事を回避する方法はある? ご自宅に光コンセントが設置済みであれば無派遣工事になりますが、派遣工事となるとどうしても立ち会いが必要になります。 別記事『』でも解説している通り、『部屋が汚いから…』など、知らない作業員の人にどうしても部屋を見られたくない場合には、 モバイルWi-Fiを使うのもおすすめです。 モバイルWi-Fiであれば開通工事も無く、 自宅だけでなく外出先でもWi-Fiを使えるというメリットもあります。 ドコモ光の無派遣工事の流れは? 無派遣工事になった場合は、立ち会いの必要はなく、ドコモ光から送られてくる ONU(光回線終端装置)と光ファイバーケーブルを接続するだけです。 ただし、予約した工事日(開通予定日)から 90日以内にインターネットに接続しなければ契約が解除になる場合があります。 また、開通予定日より先に繋いでもインターネットは接続されません。 ドコモ光申し込み後に郵送される 「開通のご案内」に従い、指定された日時に接続・設定をしましょう。 ドコモ光の工事費はいくら? ドコモ光は、工事の種類によって工事費がことなります。 それぞれの工事に対する工事費をまとめてみました。 また、土日や夜間などに工事を依頼した場合、下記の別途工事費が発生するため、注意しなければなりません。 土日:3,000円• 夜間 17~21時 :NTT東…18,000円、NTT西…22,000円• 深夜 22~翌8時 :NTT東…28,000円、NTT西…33,000円 余分な工事費を抑えたい方は、平日の17時までに工事を済ませるのがベストでしょう。 ドコモ光の工事費を無料にする方法! ドコモ光を自宅で利用する場合、必ず工事費が発生します。 しかし2020年7月現在、高額な 工事費を完全に無料にするキャンペーンが実施されているため、申し込む際は必ずキャンペーンから申し込みましょう。 受付窓口は、ドコモ光公式サイト、ドコモ光提携プロバイダ、代理店など複数あり、ほぼすべての窓口で工事費無料キャンペーンは実施中です。 ただ、でも解説している通り、窓口によっては工事費無料の特典とは別に追加キャッシュバックおこなっているため、 窓口次第でお得度が大きく変わります。 数ある窓口の中でも、ドコモ光提携プロバイダが実施している公式キャンペーンのお得度が圧倒的ですが、 NTTコミュニケーションズが提供する のキャンペーンは抜群の人気です。 キャンペーン: 20,000円キャッシュバック dポイント2,000pt• 戸建てタイプ月額料金: 5,400円• マンションタイプ月額料金: 4,200円 ドコモ光の提携プロバイダは全部で24社あります。 しかし、別記事『』でも解説している通り、工事費無料の特典はどんなプロバイダを選んでも問題ありませんが、追加キャッシュバックは数社限定のものです。 そのなかで、OCNはトップクラスになる 20,000円ものキャッシュバックを無条件で受け取ることができます。 他社プロバイダでは有料オプションの加入など、追加キャッシュバックのために面倒な条件が付いてきますが、 OCNにはそういった厄介な条件がありません。 また、プロバイダ事業者でNo. 1の加入者を誇るNTTコミュニケーションズが運営しているため、ドコモ光を初めて利用する方にも非常に安心です。 申し込みページ:• 基本工事• テレビ設置確認• 工事内容説明• 工事実施• 工事完了報告 ドコモ光テレビオプションの工事に必要な2種類の工事の内、1が基本工事、2~5までがテレビ接続工事となっています。 1つずつ流れに沿って確認していきましょう。 基本工事とは? 基本工事とは光テレビを見るために使用する光回線と映像用回線終端装置(V-ONU)を接続する NTTが行う工事のことです。 インターネットに使用する 光回線終端装置であるONUとは別のもので、ネットとテレビ両方の機能が一体形となっているGV-ONUもあります。 出典: 出典: どの機器になるかはドコモ光テレビオプションの利用者が指定することはできません。 テレビ接続工事とは? 基本工事はNTTが行いましたが、 テレビ接続工事はテレビ番組の提供を行うスカパー!が行います。 スカパー!の作業員の方がご自宅のテレビの設置場所、屋根裏のテレビ設備などの確認を行って 工事内容を検討します。 テレビ設置確認) その後 工事内容を説明され、承諾すればテレビで地デジ等の放送を受信できるよう 工事が開始されます。 工事内容説明と4. 工事実施) テレビチャンネルの設定や視聴確認をし、正常に放送が映れば工事完了の報告となります。 工事完了確認書にサインをすれば無事 すべての工事が完了です。 工事完了報告) あわせて読みたい記事 ドコモ光サービスセンター 電話番号:0120-766-156 受付時間:9:00~21:00(年中無休) なお、土日祝に工事を希望する場合、 3000円の追加料金が発生します。 費用を抑えたい方は平日の工事日を選びましょう。 工事日当日に作業員が来ない 光回線の開通工事が多くなる時期や土日の場合だと混雑して予定通りの時間にならないこともあります。 約束の時間になっても作業員から連絡が無い、来る気配がない場合には ドコモインフォメーションセンターに連絡して状況を確認しましょう。 設定方法がどうしてもわからない場合は 契約したプロバイダの初回無料サポート、もしくは ドコモ光の を活用してみましょう。 ドコモ光のネットトータルサポートは申込みが必要ではありますが、 初回31日間無料です。 インターネットの設定方法やパソコンやプリンターなどの詳しい使用方法もサポートしてくれます。 その他ドコモ光でわからないことがあった場合 ドコモ光の工事はもちろん、通信機器に関することや開通後に回線の調子が悪いなど様々なトラブルや不明な点が出ることがあります。 以下に記載している問い合わせ先窓口一覧の中から最も適していると思われる窓口に連絡してみましょう。 まとめ ドコモ光の工事は家の中でどのように行われるのか、インターネット回線とテレビ回線についてご紹介しました。 どちらの場合においても自宅に光コンセントがあるか無いかで大きく異なりますが、 初めて光回線を使用される方は派遣工事になる可能性が高いです。 予め内容を理解しておくと当日スムーズに立ち会うことができますので、気になる点があれば前持って確認しておきましょう。
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