フィンランドのヘルシンキを主催都市として行なわれた第15回。 1952年7月19日から 8月3日まで開催され,69ヵ国から 5000人近い選手が参加した。 東西冷戦下でソビエト連邦が初めて参加したオリンピックとなった。 ソ連チームは当初,選手団をに宿泊させ毎日ヘルシンキに空輸することを提案したが認められず,東側陣営のため郊外のオタニエミに独立した選手村が設営された。 前回のでは招待されなかったドイツと日本の復帰も認められ,アジアからはインドネシアとタイが初参加した。 金メダルはアメリカ合衆国が 40個,ソ連が 22個で続き,フィンランドは 6個だった。 陸上競技ではのエミール・が 5000m,1万m,マラソンで優勝して 3冠を達成し「人間機関車」と呼ばれた。 日本は外貨節約海外渡航制限のあおりをうけ,人数を絞って役員を含め 103人の選手団を送った。 レスリング・フリースタイルのバンタム級に出場した石井庄八が唯一の金メダルを獲得した。 水泳競技では「フジヤマの」と称されたはメダルを逃し,1500m自由形の橋爪四郎らが 3個の銀メダルを獲得するにとどまった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について.
次の1952年ヘルシンキオリンピックのメダル受賞数 ヘルシンキオリンピックのメダル受賞数 1952年ヘルシンキオリンピック 第15回オリンピック競技大会 Jeux de la XVe olympiade Games of the XV Olympiad 1952年ヘルシンキオリンピック(1952ねんヘルシンキオリンピック)は、1952年(昭和27年)7月19日から8月3日までフィンランドのヘルシンキで行われたオリンピック競技大会。 ヘルシンキでの五輪は本来、1940年に東京で予定されていたものが日中戦争激化を理由に開催中止となり、その代替として繰り上げ開催される予定になっていた。 しかし、その後の第二次世界大戦の勃発により開催は返上され、12年後の今回が初開催となった。 なお、夏季五輪は規定により開催されなかった年も回次が付き「みなし開催」とされており、公式にはヘルシンキにおいて2度目の開催という扱いになる。 大会直前、7月17日の国際オリンピック委員会総会において、賛成33、反対20で中国と台湾双方の参加が決まり[、中華民国はこれに反発して参加を取りやめた。 中国はオリンピック初参加となった。 フィンランドの英雄パーヴォ・ヌルミとハンネス・コーレマイネンの手によって聖火が届けられ、同国民が歓喜した。 日本が第二次世界大戦後初(16年ぶり)の夏季オリンピックの参加となった。 ソ連がオリンピック初参加。 金メダル第1号は陸上競技女子円盤投のニーナ・ロマシェコワであった。 馬術で軍人以外の男子と女子の参加が認められ、デンマークのリス・ハルテルが同競技初の女子金メダリストになった。 チェコスロヴァキアのエミール・ザトペックが、陸上競技長距離種目(5000メートル、10000メートル、マラソン)で3つの金メダルを獲得 ヨーロッパの小国ルクセンブルクのヨジー・バーテルが、陸上競技男子1500メートルで優勝したことにより大番狂わせを演じた。 org Music : Serial Dream Rock-Unicorn Heads Image : pixabay. com.
次の「」も参照• 総監督:• ヘッドコーチ:• マネージャー:• コーチ:• マラソンコーチ:• 男子100m: 2次予選落ち(10秒8)• 男子200m: 2次予選落ち(22秒3)• 男子100m: 1次予選落ち(11秒1)• 男子走幅跳: 10位(7. 00)• 男子400m: 1次予選落ち(49秒4)• 男子800m: 1次予選落ち(1分54秒0)• ()・・・()• 男子5000m: 予選失格(14分59秒0)• (教)• 男子110mハードル: 1次予選落ち(15秒0)• 男子400mハードル: 2次予選落ち(54秒4)• 男子3000m障害: 予選落ち(9分21秒6)• 男子三段跳: 14位(14m57)• (東鉄)• 男子三段跳: 6位(14m99)• 男子三段跳: 予選落ち(14m39)• (岐阜市教育委員会)• 男子棒高跳: 6位(4m20)• 男子マラソン: 26位(2時間38分11秒2)• 男子マラソン: 25位(2時間36分19秒0)• 男子マラソン: 途中棄権• (帝塚山学院)• 女子100m: 予選落ち(12秒6)• 女子走幅跳: 16位(5m54)• 女子円盤投: 4位(43m81)• 女子80mハードル: 予選落ち(11秒8) 水泳 [ ]• 総監督:• ヘッドコーチ:• コーチ:• コーチ:• コーチ:• 飛込み監督:• マネージャー:阿部輝太郎 競泳 [ ]• 男子100m自由形: 銀メダル(57秒4)• 男子100m自由形: 4位(58秒5)• 男子100m自由形: 準決勝3位• 男子400m自由形: 8位(4分42秒1)• 男子400m自由形: 準決勝7位(4分48秒0)• 男子400m自由形: 準決勝2位(4分44秒9)• (出)• 男子1500m自由形: 銀メダル(18分41秒4)• 男子1500m自由形: 6位(19分00秒4)• 男子1500m自由形: 予選落ち(19分27秒0)• (出)• 男子100m背泳ぎ: 予選落ち(1分10秒1)• 男子100m背泳ぎ: 予選落ち(1分10秒7)• 男子200m平泳ぎ: 5位(2分38秒6)• 男子200m平泳ぎ: 6位(2分39秒1)• 男子200m平泳ぎ: 4位(2分37秒4)• ・・()・• 出場せず• 出場せず• 田中守()• 出場せず• 女子100m自由形: 予選落ち(1分16秒6)• 女子100m自由形: 予選落ち(1分13秒2)• 女子400m自由形: 予選落ち(5分48秒4)• 女子400m自由形: 予選落ち(5分59秒0)• 女子100m自由形: 予選落ち(1分14秒6)• 女子200m平泳ぎ: 予選落ち(3分05秒6)• 女子200m平泳ぎ: 準決勝7位(3分04秒2)• ()・・・• 男子高飛込: 29位(58. 65)• 男子飛板飛込: 15位(65. 23)• 女子高飛込: 11位(36. 24)• 女子飛板飛込: 15位(46. 88) 体操 [ ] 監督:• (教)• 男子あん馬: 82位(17. 25)• 男子つり輪: 19位(18. 85)• 男子個人総合: 21位(111. 30)• 男子跳馬: 31位(18. 55)• 男子鉄棒: 19位(18. 90)• 男子平行棒: 10位(19. 20)• 徒手: 24位(18. 55)• 男子あん馬: 31位(18. 40)• 男子つり輪: 63位(18. 15)• 男子跳馬: 銅メダル(19. 100)• 男子鉄棒: 19位(18. 90)• 男子平行棒: 31位(18. 60)• 徒手: 4位(19. 05)• 男子個人総合: 12位(112. 20)• (出-教)• 男子あん馬: 47位(18. 00)• 男子つり輪: 50位(18. 35)• 男子個人総合: 15位(111. 65)• 男子跳馬: 銅メダル(19. 100)• 男子鉄棒: 35位(18. 55)• 男子平行棒: 38位(18. 50)• 徒手: 銀メダル(19. 15)• (教)• 男子あん馬: 69位(17. 55)• 男子つり輪: 6位(19. 20)• 男子個人総合: 15位(111. 65)• 男子跳馬: 銀メダル(19. 15)• 男子鉄棒: 17位(18. 95)• 男子平行棒: 71位(17. 95)• 徒手: 11位(18. 85)• 男子あん馬: 84位(17. 20)• 男子つり輪: 69位(18. 00)• 男子個人総合: 35位(110. 10)• 男子跳馬: 25位(18. 65)• 男子鉄棒: 19位(18. 90)• 男子平行棒: 31位(18. 60)• 徒手: 14位(18. 75)• ・・・・• 男子団体総合: 5位(556. 90) 自転車 [ ] 監督:• (自転車販売業)• 男子1000mタイム・トライアル: 26位(1分23秒2)• 男子190. 4km個人ロード・レース: 途中棄権• (農業)• 男子190. 4km個人ロード・レース: 途中棄権• 男子190. 4km個人ロード・レース: 途中棄権• (自転車販売業)• 男子190. 4km個人ロード・レース: 途中棄権• 男子スクラッチ・レース: 第1次予選敗者復活戦敗退• ・・・• 男子4000m団体追抜競走: 19位(5分13秒4)• 男子タンデム: 第1次予選敗者復活戦敗退 アマチュアレスリング レスリング [ ] 監督:• フリースタイル・ウエルター級: 5位• フリースタイル・バンタム級: 金メダル• フリースタイル・ライト級: 6位• フリースタイル・フェザー級: 5位• フリースタイル・フライ級: 銀メダル ボクシング [ ] 監督:• フライ級: 1回戦敗退• (日新化学工業)• バンタム級56kg以下: 棄権 フェンシング [ ]• (出)• 男子フルーレ(個人): 予選敗退 ボート競技 [ ] 監督:• ()・()・()・()・()• かじ付きフォア: 敗者復活戦敗退(7分13秒09) ヨット [ ] 監督:• フィン級: 27位(825) 射撃 [ ] ライフル射撃 [ ]• (警察予備校)• 男子スモールボアライフル伏射: 17位(396) 馬術 [ ] 監督: 障害飛越 [ ]• (軽種馬生産農業組合、馬名:ユリスB)• 個人: 45位 本部 [ ]• 団長:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員:• 本部役員: ほかに射撃名誉コーチとしてが後に代表団に加えられた。 参考文献 [ ]• 監修 『近代オリンピック100年の歩み』 ベースボール・マガジン社、1994年。 外部リンク [ ]•
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