サザンが今まで発売してきたシングルの中には、大ヒットもあれば「ちょっとこれは?」「あまりにも攻め過ぎではないのか?」という曲もありまして、それが偶然にも「Am(マイナー)」キーコードが共通しているのですね。 まずは、1980年にリリースされた初の「Am(マイナー)」シングルがサザンオールスターズ「恋するマンスリー・デイ」。 早速、攻撃的な曲を桑田さんは歌っていました。 どういう曲か簡単に申し上げますと、『女性特有の毎月のアレの日』なんです。 これは、FIVE ROCK SHOW という5ヶ月連続リリース計画の第2弾として発売したシングルで、メロディもレゲエ調に仕上げ、歌詞を聴く限りは、いやらしさもなく、むしろ女性に対しての思いやりがよく出ている曲に聴こえました。 そして、なんの因果がわかりませんが、その1年後、今は大手との合併で社名が消えた(株)アンネの「アンネシャンテ」という、生理用品の CM に桑田さんが単独で出演しているんですね。 「あゝ、偉大なる女性に… 感謝」 あの CM のシメの言葉は最高でした。 桑田さんのやさしさと好感度の高さが感じられます。 続いて、1982年1月21日に発売された14枚目のシングル「チャコの海岸物語」。 この頃のサザンはなかなか大きなシングルヒットに恵まれずにいて、この曲はまさに起死回生の1曲だったに違いありません。 同曲は「サザン=海」という印象付けにもなった曲だと私は思うのですが、どうでしょう。 そのアイドルとは誰か? もう皆さんおわかりですね! そして、なんといっても攻撃的なのはこの年に出場した『NHK 紅白歌合戦』でのパフォーマンスです! あの当時、誰もが尊敬し崇めていたであろう国民的歌手・三波春夫さんのコスプレに、白塗りメイクでの登場は世間をあっと言わせました。 愛し君の Shy な Man Call で 負けそうなくらいに Move On Me これは、桑田さんの言わばお家芸のような手法です。 ちょっと危ない言葉を、似ている発音の英語詞で見事なまでに表現しています。 そして90年代には、2曲の「Am(マイナー)」シングルが、ドラマ主題歌に起用されます。 瞬く間に100万枚を超えるヒットとなった「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」(1993年)と「愛の言霊~Spiritual Message〜」(1996年)です。 「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」は、過激な描写と常盤貴子のヌードシーンで話題をさらったフジテレビ系のドラマ『悪魔のKISS』の主題歌としても知られるノリノリの歌謡ロックです。 その一見意味不明とも思える歌詞は、不思議とカラオケで歌いたくなるようなフレーズが満載。 メンバーがドラキュラ風のコスチュームに身を包んだビデオクリップもカッコ良かった。 一方、「愛の言霊~Spiritual Message〜」は、香取慎吾さん主演の日本テレビ系ドラマ『透明人間』の主題歌です。 ラップで鎌倉の地名を随所に散りばめながら、「閻魔堂は 闇や 宵や宵や 新盆にゃ丸い月も酔っちゃって」と意味深な言葉を表現したりなど、独特の世界観があり、また違う角度から責めてきたなという感じです。 この曲は、桑田さんがサーフィンをしていた際に、海の沖から陸を見ていて、このまま死んだらどうなってしまうのだろうと思った時に遠くから鎌倉のお寺の鐘が聞こえてきてできた曲だと語っています。 この当時、私は7歳だったのですが、この曲のイントロがずっと頭から離れません。 1999年には「イエローマン〜星の王子様〜」をリリース。 こちらも「Am(マイナー)」キーコードですが、この頃のサザンは売り上げ的には大きなヒットはなく、この「イエローマン」もオリコン最高10位、売り上げ枚数は10万枚ちょっとと振るわずでした。 ライブでは大変に盛り上がる曲で度々披露することもあり、桑田さん自身、かなりお気に入りの曲みたいです。 このようにサザン・攻撃的キーコード「Am(マイナー)」を見てみると、やりすぎて失敗と思われたものが、実はそうではないということが分かります。
次の当時青山学院大学の学生だった桑田さんと関口さんを中心に1974年から活動を開始。 当時は違うバンド名で活動していました。 ちなみにその時のバンド名は 「温泉あんまももひきバンド」だったそうです(笑)かなりお茶目なバンド名ですね(笑) その後いくちかのメンバーチェンジを経て、1977年にサザンオールスターズというバンドを結成。 そして、ヤマハ主催の音楽コンテスト 「EastWest」に参加します。 このコンテンストで入賞を果たし、桑田さんはベストボーカル賞を受賞。 レコード会社と契約を結び、 1978年にシングル「勝手にシンドバッド」でメジャーデビューを果たします。 今や有名な勝手にシンドバッドですが、発売当初は全く売れなかったそうです。 しかし、路線変更してコミックバンド的な売り方をしてから、勝手にシンドバッドはチャートでぐんぐん上昇! サザンの知名度も上昇していくのです。 段々と本当の実力が評価されるようになりました。 今は名実ともに日本邦楽界の巨匠ですからね。 やはり世間はサザンの才能を見逃さなかったのでしょう。 サザンの歴史は非常に長く、途中に活動を休止したりする事もありました。 しかし、それはその分名曲が多いという事にもなります。 今回紹介する人気曲は特に有名な曲をセレクトしています!気になる曲があったらぜひチェックしてみて下さいね! スポンサーリンク サザンオールスターズの人気曲10選 その1・TSUNAMI 曲情報• シングルリリース年:2004年(49thシングル)• 収録アルバム:「キラーストリート」 10曲目にご紹介するのは 「君こそスターだ」です! 比較的最近の曲ですが、これも間違いない名曲ですね! 夏の日差しを浴びながら聞きたい一曲!この曲を聞きながら沿岸沿いをドライブすれば最高の時間になるでしょう。 サザンって長年活動しているだけあって本当に名曲が多いですよね~。 どの曲も素晴らしい曲ばかりです。 特に、今回紹介した曲は日本を代表する曲ばかり!ぜひ聞いてみて下さいね! コチラの記事もオススメ!.
次の1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。 <フォーマット> FLAC (Free Lossless Audio Codec) サンプリング周波数:44. 1kHz|48. 0kHz|88. 2kHz|96. 0kHz|176. 4kHz|192. 0kHz 量子化ビット数:24bit• ハイレゾ商品(FLAC)の試聴再生は、AAC形式となります。 実際の商品の音質とは異なります。 ハイレゾ商品(FLAC)はシングル(AAC)の情報量と比較し約15~35倍の情報量があり、購入からダウンロードが終了するまでには回線速度により10分~60分程度のお時間がかかる場合がございます。 ハイレゾ音質での再生にはハイレゾ対応再生ソフトやヘッドフォン・イヤホン等の再生環境が必要です。 詳しくは をご確認ください。
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