「授乳のタイミングがよくわからない。 」 「赤ちゃんのお腹が空いたサインを知りたい!」 こんにちは、つるこです。 現在8ヶ月の娘を育てる新米ママです。 娘が生後1ヶ月の頃、原因不明の大泣き(たそがれ泣き・コリック)に悩みました。 結論から言うと、大泣きの原因は母乳の飲み過ぎ(過飲症候群)と分かり、 原因は「」を繰り返したことにありました。 それまでは、赤ちゃんが泣いたら授乳すれば良いと思っていましたが、 赤ちゃんってお腹が空いた以外にも泣きますよね。 赤ちゃんは満腹中枢が出来上がってないので、ママが飲ませた分だけ飲んじゃう。 すると、いつも満腹状態の赤ちゃんは、吐き戻しが多かったり、お腹がパンパンに張ったりして、苦しくて泣いてしまう。 でも、当時の私は泣いている原因がわからない…。 赤ちゃんの「空腹」や「満腹」の時に出すサインを知ってからは、飲ませすぎに悩むこともなくなりました。 赤ちゃんの空腹サイン• 第1段階:落ち着きがなくなる• 第2段階:機嫌が悪くなる• 第3段階:泣いてアピール 第1段階:落ち着きがなくなる それまでスヤスヤ眠っていた赤ちゃん、お腹が空いてくると 落ち着きがない行動が見られるようになってきます。 例えば、 体の一部がピクピクしたり、くねくねしたり、顔の向きを変えたり、もぞもぞしたり。 まだ目は閉じていて、眠っているように見えるかもしれません。 これらの行動は、空腹時にみられるサインの第1段階です。 第2段階:機嫌が悪くなる 第2段階になると、さらにお腹が空いた赤ちゃんは 機嫌が悪くなり、イライラしてきます。 それでも、おっぱいをもらえないと、いよいよ第3段階に移ってしまいます。 第3段階:泣いてアピール 最終段階になると、大泣きしてママに必死のアピールです。 そのため、 乳首をしっかり咥える前に慌てて飲み始める赤ちゃんもいるかもしれません。 赤ちゃんが乳首をしっかり吸えないと、授乳時間が長くなったり、量を飲めていなかったり、ママの乳首トラブルなど、様々なトラブルを招きやすいです。 ラッチオンを詳しく 赤ちゃんの満腹サイン• 授乳後に泣き出す。 口をパクパクする。 手や拳をチュパチュパする。 ベッドに寝かせると泣く。 授乳後、赤ちゃんが再び泣き始めた 経験はありませか? さらに、 口をパクパクしたり、指や拳をチュパチュパしたりすると、「あれ?おっぱいが足らなかったのかな?」って思いがち。 実は授乳後に見られるこのサイン、 「げっぷがしたいよ」っていうサインでもあり、「お腹がいっぱいで苦しいよ」のサインでもあります。 これらのサインが見られたら、 しっかり「げっぷ」を出してあげましょう。 そして、 しばらく縦抱きやラッコ抱きで背中をさすってあげましょう。 お腹のガスがすっきりしたり、消化してお腹に余裕が出てくると、寝かしつけても泣き出すことはなくなります。 赤ちゃんのげっぷの出し方 「泣いたら授乳」の問題点 赤ちゃんが泣く理由って色々あります。 お腹が空いた以外にも、げっぷがしたい、眠い、ちょっと構って欲しい…色々あります。 でも、赤ちゃんが泣くと、母乳が足りないのかな?と思いがち。 私は、娘が産まれてしばらく、赤ちゃんが泣くとすぐに授乳をしていました。 そして、 「泣くたび授乳」を繰り返してしまったせいで、によるたそがれ泣きやお腹のガス溜まり・便秘に悩みました。 もっと早くこの「空腹サイン」や「満腹サイン」を知っていたら、に悩まなかったかなと思っています。 赤ちゃんの空腹サインと満腹サインまとめ 母乳育児をする上で知っておきたい赤ちゃんの「空腹サイン」と「満腹サイン」を紹介しました。 娘が産まれて1ヶ月位、自分のおっぱいに自信が持てず母乳育児を諦めようと思ったこともありました。 そこから、母乳外来に通ったり、本を読んで勉強して、いつの間にか母乳育児が楽しいものに変わっていました。 授乳は赤ちゃんが成長するまでの、ほんのわずかな期間。 その貴重な時間が幸せな時間になるように記事を書いています。 参考にしていただけたら嬉しいです。 最後までお読みいただきありがとうございました。
次の赤ちゃんが母乳やミルクをたくさん飲んでくれると安心しますが、いつまでも飲み続けていると、今度は「飲み過ぎじゃないか。 」と心配になってくるものです。 実際のところ、赤ちゃんが母乳やミルクをたくさん飲むのは良いことですが、飲み過ぎると体重がグングン増加し、身体にも負担をかけてしまうことがあります。 そのため、月齢によって適切な量を適切な間隔で飲ませることが大切になるのですが、初めて育児をするお父さんお母さんには適切な量や間隔が分かりにくいものです。 この記事では、赤ちゃんの満腹中枢ができる時期、赤ちゃんの月齢ごとの授乳量と間隔、飲ませすぎのサインについて紹介します。 赤ちゃんの満腹中枢はいつから? 赤ちゃんは、生まれながらに満腹中枢ができているわけではありません。 そのため、満腹中枢ができるまでは、親が授乳をコントロールしてあげなくてはなりません。 満腹中枢ができるまで 生まれたばかりの赤ちゃんは、満腹中枢ができておらず、「お腹が一杯になったから飲むのを止めよう。 」と意思表示することもできないので、与えられただけ母乳やミルクを飲みます。 そして、飲みきれない分はすぐ噴水のように吐き出すことで、飲み過ぎを防止しています。 母乳の場合は、1時間程度で消化吸収されるため、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませても飲み過ぎることはほとんどありません。 しかし、ミルクの場合は、消化吸収に3時間程度かかるため、欲しがるだけ飲ませるとお腹に溜まり、身体に負担を与えてしまいます。 そのため、ミルクの場合は、赤ちゃんの満腹中枢ができるまでは、親が適切な量を適切な間隔で飲ませる必要があります。 満腹中枢ができる時期 一般的には、赤ちゃんの妊娠中枢ができるのは、生後4ヶ月前後です。 ただし、個人差が大きいので、「生後4ヶ月になったから満腹中枢はできているはず。 」と考えて赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませるのは危険で、赤ちゃんの様子を慎重に確認しながら対応してあげる必要があります。 満腹中枢が機能するようになると、お腹が一杯になった後は、おっぱいや哺乳瓶から顔を背けたり、乳首をくわえたまま吸わなくなったりするようになります。 赤ちゃんの月齢ごとの授乳量と授乳間隔 母乳とミルクでは、消化吸収されるまでの時間などが異なっており、授乳方法も異なります。 母乳の授乳方法 新生児のうちは、母乳を吸う力が弱く、少し飲んだだけで疲れて眠り、また起きては飲むというサイクルを繰り返します。 また、母乳は消化が良く、飲み過ぎるということはほとんどないため、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげましょう。 通常、赤ちゃんが1~2時間ごとに目を覚まして母乳を欲しがるため、その間隔で授乳することになります。 月齢を経るにつれ、飲み方が上手になって飲みこぼしや吐き戻しが減る上、1回あたりに飲む量は増えるため、授乳間隔は長くなっていきます。 ミルクの授乳方法 ミルクは、母乳に比べて消化に時間がかかる上、飲ませすぎると栄養を過剰に摂取させることになるため、適切な量と間隔を意識して授乳する必要があります。 ミルクの容器に1回あたりの授乳量や授乳間隔が記載されているので、それを守って授乳しましょう。 授乳量の目安は、出生時から生後2週間は560g/日、生後2~4週間は720g/日です。 授乳間隔は、2~3時間が目安とされています。 母乳と同様、月齢を経るにつれて飲む量が増えて授乳回数は減っていくので、ミルクの容器の記載を目安にしながら、授乳しましょう。 ただし、ミルクの容器の記載はあくまで目安なので、赤ちゃんがミルクを飲み残した場合は無理に飲ませず、残ったミルクは捨ててください。 赤ちゃんがミルクを嫌がって飲まず、体重が増加しないまたは減少する場合は、すぐ小児科を受診させ、対応を考える必要があります。 母乳とミルク混合の場合 母乳とミルク混合の場合は、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませ、足りない分をミルクで補うのが基本です。 母乳の量は正確に測ることができないので、赤ちゃんの体重の増加をこまめに確認しながら、ミルクの量を調整します。 飲ませすぎのサイン 飲ませすぎのサインは、以下のとおりです。 赤ちゃんの一日の体重増加量が標準を明らかに超えている• 授乳後にゲップをさせても吐き続ける• お腹がはち切れそうなくらい張っている• おしっこやうんちの回数や量がいつもより多い• 便秘または下痢が続いている• 苦しそうな声を出す 赤ちゃんの一日の体重増加量が標準を明らかに超えている 赤ちゃんの一日当たりの体重増加については、月齢によって標準的な増加量が示されています。 新生児期は30g/日が増加の目安で、これを明らかに超える体重増加が1週間以上続く場合は、飲ませすぎの可能性を考えます。 ただし、便秘など飲ませすぎ以外の理由で体重増加している可能性もあるので、早めに小児科を受診させ、原因を突き止めて対応することが大切です。 授乳後にゲップをさせても吐き続ける 低月齢の赤ちゃんは、授乳時に母乳やミルクと一緒に空気を吸い込んでしまうため、授乳後はゲップをさせてあげる必要があります。 通常、ゲップをすると吸い込んだ空気が体外へ出て、落ち着いて寝てくれるものです。 しかし、ゲップをさせても母乳やミルクを吐き続ける場合は、飲ませすぎの可能性があります。 一方で、赤ちゃんは、幽門狭窄症などの病気が原因で吐くことも多いため、何度も吐くようなら小児科を受診させてください。 お腹がはち切れそうなくらい張っている 赤ちゃんのお腹がはち切れそうなくらい張っている場合、考えられるのは便秘と飲ませすぎです。 うんちをしていないのに、数時間でお腹の張りが解消されるようなら、飲ませすぎの可能性が高いと言えます。 おしっこやうんちの回数や量がいつもより多い 母乳やミルクを飲みすぎると、おしっこやうんちの量がいつもより多くなることがあります。 大人が一気に大量の水分を摂取すると、トイレが近くなるのと同じです。 おしっこやうんちが出ているうちは、それほど身体への負担はありませんが、飲ませすぎが続くと消化が追いつかなくなるなどの原因で便秘や下痢になってしまうリスクがあります。 便秘または下痢が続いている 母乳やミルクを飲み込みはしたものの消化がうまくできない場合などは、便秘や下痢の症状が現れることがあります。 便秘や下痢が続くと、お腹が苦しくて赤ちゃんの機嫌が悪くなりますし、身体への負担もかかるので、早めに小児科を受診させて治療してもらいましょう。 苦しそうな声を出す 赤ちゃんは、飲み過ぎで苦しい時に、うなるような、いきむような声を出すことがあります。 低月齢の赤ちゃんが口から音を発するのは、クーイングや喃語を発するか、泣くかのどちらかが多いので、聞き慣れない重苦しい声を発するとすぐ気づくはずです。 まとめ 赤ちゃんの満腹中枢は、生後4ヶ月頃にできてくるもので、それ以前は親が授乳量をコントロールしてあげる必要があります。 母乳の場合は、欲しがるだけ飲ませても大きな問題はありませんが、ミルクや混合の場合は、授乳量や授乳間隔をしっかり考えて授乳させなければなりません。 また、飲ませすぎのサインについては、飲ませすぎ以外でも似たようなサインが見られることがあるため、赤ちゃんの様子を慎重に観察しながら判断する必要があります。 一日の体重増加量が標準を明らかに超える場合や、赤ちゃんが吐き続ける場合は、病気の可能性もあるため、早めに小児科を受診させてあげましょう。 ikujilog.
次の母乳育児スタート!母乳はいつあげる? 出産すると入院中に授乳指導があるはずです。 その際に、基本的には3時間おきに授乳する、でも赤ちゃんが欲しがったら3時間空けずにあげてもよい、と言われると思います。 ただ、赤ちゃんの言葉はわかりません。 欲しがったら、と言われてもわかりませんよね。 ミルクの場合、量も規定量があります。 間隔も3時間おきと決まっています。 迷うことはありません。 では、母乳の場合はどうでしょうか。 授乳前後の体重を、産院で使われているような精度の高い体重計を使って計らなければ、飲んでいる量はわかりません。 足りていないのではないか、飲みすぎてはいないか、心配になるお母さんも多いのです。 ミルクの場合は消化が悪いため、間隔を空けないと赤ちゃんの胃腸に負担がかかります。 その分腹持ちも良く、3時間という間隔が決まっているのです。 母乳は消化が良く、その分ミルクよりも空腹を感じるのも早いので、必然的にミルクよりも頻回授乳になります。 産まれて間もない赤ちゃんは1回に飲める量が少ないこともあるので、他の理由で泣いていることが考えられないときはおっぱいをあげるようにしても良いでしょう。 スタートのこの時期に頻回に母乳をあげることで、母乳の出る量も増えます。 1日に8~12回の授乳が目安です。 体重は1日あたり15~30gしっかり増えているかを見ましょう。 1週間~10日単位で体重を測り、増えていない場合には授乳回数を増やします。 生後0~3ヶ月、満腹中枢は?飲み過ぎのサインは? 赤ちゃんにも満腹中枢があっておっぱいをあげても飲まなくなる、 そうであればわかりやすいのですが、産まれてすぐの赤ちゃんには満腹中枢はありません。 そのため、飲み過ぎかどうかはお母さんが判断してあげなければなりません。 赤ちゃんの体重の増加が1日50gを超えていないか、というところではかることができますが、他にも赤ちゃんが出すサインがいくつかあります。 授乳後のゲップをさせても母乳を吐く 赤ちゃんの胃は逆流しやすい構造なので、何らかの刺激で吐くことはよくあることですが、飲み過ぎで吐くことも考えられます。 おしっこやうんちの回数、量が多い• お腹がパンパンに張っている• 便秘や下痢になる• 唸ったりいきんだりする 飲みすぎてお腹が苦しくて唸ったりいきんだりすることがあります。 泣いたらおっぱいをあげても良い時期ですが、飲みすぎは赤ちゃんにとっても負担になるので、こういったサインが見られる場合は、注意して見てあげましょう。 生後3ヶ月、満腹中枢ができる? 生後3ヶ月ころになると満腹中枢もできてくると言われています。 急に1回の授乳時間が短くなったり、授乳間隔が開いたりすることもあります。 中には夜中に起きなくなる子もいます。 これまでと比べておっぱいを飲んでいる時間が短いので大丈夫かな?と心配になるかもしれません。 でも赤ちゃんも母乳を飲むことに慣れ、母乳の出も安定してくるので、1回で飲める量は増えているはずです。 体重増加もこれまでより緩やかになることもありますが、寝返り等、活動量も増える時期なので、体重が増えていれば心配はありません。 授乳間隔は3~4時間おき、授乳回数は5、6回が目安です。 ウチの子は満腹中枢がない!? 中には満腹中枢ができるはずの時期でも、変わらずどんどんミルクや母乳を飲みたがる子もいます。 私の場合も長女がそうでした。 ミルクはあげず完全母乳で、新生児期から泣いたらおっぱいをあげていました。 3ヶ月ころには満腹中枢もできると聞くし、そのうち赤ちゃんの方から満腹を感じ、もういらない、となると思っていたのですが、1日の授乳回数は4ヶ月でも変わりませんでした。 あげれば飲むので、飲んだ分しっかり体重が増え、まるまるとした体型になったのです。 市の育児相談へ行くと、飲みすぎと言われ、授乳間隔を開けるよう指導されました。 3ヶ月を過ぎたら、泣いたらすぐにおっぱいではなく、抱っこしてあやしてみたり、少し外を散歩してみたり、おっぱい以外の方法もいろいろ試してみるのも良いでしょう。 赤ちゃんの太り過ぎが将来に影響する?? 赤ちゃんがぽっちゃりしているのはかわいいですが、もし将来の肥満につながるとしたら心配ですよね。 肥満になりやすさを決める脂肪細胞は、一度増えると減ることはありません。 赤ちゃんの時期に太りすぎることによって脂肪細胞が増えて、将来の太りやすさにつながるのです。 母乳はミルクよりも太りにくいと言われています。 ただ、母乳はお母さんの食事に影響を受けるので、高脂肪高カロリーな食事を摂っていると母乳でも太りやすくなります。 母乳をあげているお母さんは食事内容にも気をつけなければなりません。 ただ、赤ちゃんの時にぽっちゃりしていてもずっと続くとは限りません。 長女も赤ちゃんの時からずっと、身長は小さめ、体重は多めでしたが、3歳で幼稚園に入園すると少しずつ締まってきました。 赤ちゃんがたくさんおっぱいを飲んでくれることは嬉しいことです。 飲みすぎ、太りすぎにはあまり深刻にならず、ただ、こういったことは知っておいた上で母乳育児を楽しみましょう。 まとめ• 母乳はミルクよりも消化が良く、頻回授乳でも良い。 生後0~3ヶ月はまだ満腹中枢はない。 泣いたらおっぱいでも良いが、体重の著しい増加や飲み過ぎのサインが見られる場合は注意する。 生後3ヶ月ころから満腹中枢ができて授乳間隔が開いたり、夜中に起きなくなったりすることもある。 生後3ヶ月を過ぎてもそれまでと変わらずおっぱいを飲み、体重が増え続ける場合は、授乳間隔を開けるように試みる。 赤ちゃんの時期に太りすぎることで、脂肪細胞が増え、将来の太りやすさにもつながるので、母乳の場合は食事内容にも気をつける。
次の