輸入 消費税 仕訳。 輸入仕入を行ったときの経理処理|小松原税理士事務所

Q53 輸入に消費税はかかるの?

輸入 消費税 仕訳

輸入取引には消費税ってかかるの?って思ったことありませんか? 実は・・消費税がかかってるんですね。 個人でも同様に消費税がかかります。 イメージは以下の通りです。 誰にはらってるの? 国内仕入等の場合は、消費税は仕入業者等に支払っていますが、輸入消費税は、仕入業者等ではなく、 直接国に支払っています。 (輸入消費税は、通関業者が立替払いするケースが多いので、通関業者の請求書に記載されている場合がありますが、通関業者を通して、直接国に支払っています) 4. 会計処理 海外から仕入れた場合の仕訳は、一般的にこんな感じです。 借方 貸方 輸入仕入(課税対応輸入本体) 仮払消費税(国税) 仮払消費税(地方税) 10,000 1,000 260 買掛金 11,260 仕訳は、国内仕入の場合と同じですが、以下の点が違います。 まとめると、以下の通りです。 勘定科目は、おおむね仕入諸掛ですので、「仕入」等となります。 種類 課税内容 勘定科目 税区分 輸入消費税申告 (通関業者代行) 輸入仕入本体 輸入消費税 仕入等 課税対応 輸入本体 関税 輸入消費税 仕入等 課税対応 輸入本体 海外運賃 輸入消費税 仕入等 課税対応 輸入本体 保険料 輸入消費税 仕入等 課税対応 輸入本体 輸入消費税 — 仮払消費税 (国税) 課税対応 輸入消税 輸入消費税 — 仮払消費税 (地方税) 課税対応 輸入消税 消費税確定申告 (通常の) 通関手数料 (乙仲) 国内消費税 仕入等 課税仕入 コンテナ 運送料 国内消費税 仕入等 課税仕入 コンテナヤード チャージ 対象外 仕入等 不課税 5. 消費税確定申告書の記載 輸入消費税は、消費税確定申告書においても、通常の課税仕入とは記載箇所が異なりますので留意しましょう。 注意事項 税関での輸入手続などは、「輸入業者」に委託するケースが一般的ですが、「輸入許可証」などの名義が「通関業者」となっている場合、「仕入税額控除」が認められないケースがあるので注意しましょう(税務通信 平成28年12月5日 NO3436から抜粋)。 参照URL ~消費税の課税対象~ ~関税・消費税の税額計算方法~ 過去の記事•

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輸入品にも税金は掛かります!輸入消費税の仕組みと計算方法について

輸入 消費税 仕訳

輸入代行業者は、あなたに代わって海外のネットショップへ発注して輸入(購入手続き)を代行してくれます。 ところで、外国の商品を日本に輸入するときは「関税や消費税」という税金がかかるのをご存知ですか。 つまり、あなたがどんな商品を輸入するかによって、納める税金が違います。 そしてもう一つの消費税。 こちらは「関税と商品代金の合計」に対して、8%がかかります。 輸入者(代行業者へ依頼する人)は、この関税と消費税を支払うと、海外から輸入する貨物を引き取れます。 (正確に言うと、関税と消費税は、支払わなくても良い可能性がある) そこでこの記事では、輸入代行業者を利用するときの関税や消費税の支払いについてご紹介していきます。 外国から商品を輸入する場合、色々と勝手が違うため不安です。 本当は欲しい商品があるのに、諦めることも多いです。 どうしてもその商品が欲しいときは、国内で販売されている「高い商品」を購入することもあるでしょう。 」と、悔しい思いに至るはずです。 このようなときに便利なのが輸入代行です。 輸入代行業者は、あなたに代わって海外商品の購入代行をする業者です。 商品に関する疑問なども、代行業者を通じて質問できるため「英語が不得手な方、トラブルに巻き込まれたくない。 でも輸入したい」方にお勧めの方法です。 ただ、この輸入代行サービスを使うと、日本に輸入するときの関税や消費税は、どのような取り扱いになるのでしょうか? 先ほど述べた通り、関税や消費税を負担すべき人は「その商品を輸入する人」です。 この原則を考えた場合、そこに代行者がいると、どのような取り扱いになるのかが気がかりです。 関税と消費税の負担者は? 輸入関する法律によると、関税や消費税は、その商品を 輸入する人(輸入による効果を得る人)が支払うべきと規定されています。 つまり、輸入代行の場合は、実際に貨物を受け取る人(代行業者に依頼する人)が支払うべき税金であり、代行業者が関税や消費税を支払うことはありません。 しかし、これは原則であり、輸入代行業者が構築している日本国内の「物流」によっては、代行業者が関税などを支払います。 では、この「物流部分」をもう少し掘り下げてみましょう。 輸入代行業者を利用するときの2つのルート 下の図をご覧ください。 基本的に輸入代行業者は、注文と決済を代行するだけであり、商品は海外ショップから依頼者に直接発送されます。 しかし、輸入代行業者が海外と日本との発送代金を圧縮するために、日本側で一旦、引き取ったものを依頼者へ届けるパターンもあります。 1.海外のショップから直送される場合 輸入代行業者が海外のショップなどに代理で発注するときに、そのお届け先を「依頼者」にすると、海外から依頼者に商品が 直送されます。 このときは「代行業者に依頼した人」が輸入者です。 一般的な小包の輸入であれば、自宅へ商品が届いたときに、配達員に対して「関税や消費税」を支払います。 これで、配送会社を通して、税関に関税や消費税を納税したことになります。 2.輸入代行業者経由で輸送されてくる場合 輸入代行業者が海外のショップなどに発注するとき、お届け先を「代行業者(自分)」にすることがあります。 理由は、海外と日本との圧縮をして、少しでも代行業者の利益を残すなどがあります。 このときの輸入者は「代行業者」になるため、最初に代行業者が関税や消費税を立て替えます。 代行業者は、商品の検品をした後、依頼者に対して「国内配送料金+関税+消費税」を請求します。 代行業者は、これら合計額の入金を確認した時点で、依頼者に荷物を発送します。 よって、この場合は、代行業者に依頼した人には「国内貨物」が届けられるため、荷物の受け取りと同時に関税や消費税を支払う必要はありません。 ケース1とケース2、どちらが良い? 上記の1や2、どちらになるのかは輸入代行業者によって違います。 2の場合は、実際の関税や消費税に対して代行業者が上乗せをする可能性があるため、できればケース1のパターンをお勧めします。 ただ、万が一、ケース2の場合であっても、輸入代行業者が「関税や消費税の納付書」などを持っているため、それらを提示してもらえばいいです。 必ずあるので、しっかりと請求しましょう! ワンポイント:業者が納めた納付書には、あなたの貨物以外の部分もまとめて表示されているケースがあります。 この場合は、あなたの商品に対応する部分の項目などを開示してもらい、無関係の部分は黒塗りなどで提出してもらえばいいです。 このようにすれば、業者の言い分である「個人情報が~」は、通じないです。 通関では、よくこのような「黒塗り」対応をしており、書面上で立証します。 まとめ• 関税と消費税は、輸入者(海外から荷物を受け取る人)が支払う。 代行業者の場合、海外ショップからの直送と代行業者経由の場合とで、関税と消費税を支払うタイミングが異なる。 ケース2のときは、必ず代行業者が支払った関税や消費税の納付書を確認しましょう。

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輸入 消費税 仕訳

やました君 消費税の基本は「 日本国内で消費されるもの」に課税されるのが原則です。 そのため外国から「 商品や材料」を日本へ輸入するということは、「 日本国内で使って消費する」ということです。 だから輸入したものにも消費税がかかるのです。 輸入した時点で消費税を課税しないと、日本国内で物や材料を仕入れる業者には消費税を払って、海外から輸入したら消費税がかからなければ「 輸入した方がお得(安い)」になってしまうと、日本の産業が衰退するからです。 輸入消費税を消費税の申告で控除しているか? では、その輸入消費税の注意点をひとつご紹介します。 やました君 消費税の申告書に添付されいてる、「 付表2 課税売上割合・控除対象仕入税額等の計算表」というものがあります(下記資料)。 サンプルがこちらです。 (クリックすると拡大します) 消費税8%(2018年現在)には内訳があり、「 消費税6. その消費税6. 残りの1. そうすると、消費税は以下のように計算されます。 会社で輸入しているものが多く、輸入消費税を払っているのに、ここに数字が入っていなければかなり怪しいです・・・。 結構な数の会社がいると思いますが。 輸入消費税の仕訳を確認(弥生会計の場合) やました君 過去の申告で輸入消費税の間違いに後から(今この記事を読んで)気づくことがあります。 その場合は、「 更正の請求」という手続きをとり、 消費税の控除忘れを還付してもらいましょう! 更正の請求については、こちらの記事で詳しく書いていますのでご確認下さい。 この場合は、 法人の利益(所得)も間違っているので、その分の修正申告も必要になるでしょう。 ただそこは税務署と交渉しましょう 笑 消費税が還付されて受け取ったときに収入に計上するので、修正申告までしなくてもいいですよね?と。 この辺りは、金額の大小、その時の担当者の判断によって分かれてくると思います。 数十万円のために修正申告するのもね・・・。 最近は「 職権でお願いしますよー。 」はあまり通じないようです。 まとめ 輸入や輸出の取引は、日本国内の取引と違って見なれない書類や、さまざまな税金が出てきて処理を迷われる方も多いでしょう。

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