きゅうり剪定。 きゅうりの栽培!剪定とは?

キュウリの育て方と栽培のコツ

きゅうり剪定

品種によって性質が異なるので、まずは3種類の性質を知っておきましょう。 ・節成り型 節成り型は、親づるの各節に雌花がつき、それが実になります。 つまり、各節に実がつくという性質の品種です。 ・飛び節成り型 飛び節成り型は、節成り型と違って親づるに花芽がつきにくい性質があります。 そのため、親づるを早めに摘心して子づるを発生させ、 そこに実をつけさせるのが一般的です。 古くからあるタイプの性質です。 ・中間型 名前の通り、節成り型と飛び節成り型の中間タイプです。 親づると子づるの両方に雌花がつくため、どちらにも実をつけることができます。 ただし、節成り型のように各節に花が咲くわけではなく、 飛び節成り型のようにとびとびに花がつきます。 親づるにも子づるにも実がつくので、どちらのつるも大切にしたいです。 節成り型と飛び節成り型の両方の性質を持ったタイプが、 中間型ということになります。 摘心を適切に行えば、それだけ実をつける予定のつるが伸び、収量も期待できます。 反対に摘心を怠れば、つるの生長が緩慢になり、 花付きや実付きも悪くなる可能性が出てきます。 ・節成り型、中間型 節成り型と中間型は、親づるに雌花がついて実がつくので、 親づるを短く摘心すると、収量が落ちます。 特に節成り型は、親づるメインで実がつくので、 親づるを短くしてしまうと、その後の生育に大きく影響します。 摘心する位置の目安は、だいたい支柱の高さです。 この高さであれば、作業にも支障が出ず、 かつ子づるを発生させて育てる中間型であっても、 子づるの発生を遅らせることなく育てることができます。 ・飛び節成り型 飛び節成り型は、親づるに雌花がつきにくく、おもに子づるにつきます。 そのため、親づるはあまり長く伸ばさず、 子づるの発生を生育に体力を使わせるようにします。 親づるの摘心のタイミングは、7節~8節くらいです。 飛び節成り型や中間型は、子づるにも実がつくので、 子づるや孫づるの管理も必要となります。 子づる以降のつるを全て放任すると、あっという間につるが絡んでしまうので、 整枝をかねて摘心をするようにします。 作型によって、子づる以降の摘心のタイミングが少しずつ違ってくるので、 ぜひ参考にしてください。 ・露地栽培 家庭菜園などでも使われる、もっとも基本的な作型です。 子づる:下節位は1節で摘心、中節位は2節で摘心、上節位は1節で摘心 孫づる:下節位は1節~2節で摘心し収穫後につるを取り除く、 中節位と上節位は2節で摘心 ひ孫づる以降:低節位は取り除いているので摘心不要、 中節位と高節位は基本放任だが混んでいる部分は摘み取る ・ハウス抑制栽培 まだ暑さの残るうちから定植し、寒くなっても収獲を続ける作型です。 子づる:下節位は1節で摘心、中節位は2節で摘心、上節位は1節で摘心 孫づる:下節位は1節で摘心して収穫後につるを取り除く、中節位は2節で摘心、 上節位は2節で摘心 ひ孫づる以降:低節位は取り除いているので摘心は不要、 中節位と上節位は2本~3本を放任して他は1節~2節で摘心し、 混みあっている部分は取り除く ・促成栽培 抑制栽培とは反対に、寒い時期から栽培を始め、早くから収獲をする作型です。 子づる:下節位は1節で摘心、中節位は2節で摘心、上節位は1節で摘心 孫づる:1節で摘心して収穫後につるを取り除く、中節位は3節~5節で摘心、 上節位は3節~5節で摘心 ひ孫づる以降:下節位は取り除いているので摘心不要、 中節位と上節位は基本放任で混んでいる場所は取り除く ・半促成栽培 促成栽培よりも遅めに栽培を開始しますが、 露地栽培よりも早めに収獲を開始する作型です。 栽培方針によっては、やらなくても構いません。 しておいた方が、栽培がうまくいく可能性が高くなります。 ・ハサミを使わない 摘心作業をする時は、ハサミを使わずに手で生長点をポキンと折るようにします。 適切な時期に摘心を行えば、摘心する部分が硬すぎて手で折れないということは、 ありませんし、簡単に作業が行えます。 また、他の植物に使ったハサミは、病気の原因となる菌が付着している可能性があります。 そのハサミをそのまま使うと、そのキュウリも病気にかかることがあります。 片手で摘心作業をすれば、取り除く方にだけ手を添えるため、 万が一発病株に触れた手であっても、感染の可能性は低くなります。 ・適期を狙って作業する キュウリ栽培での摘心は、実をつけさせるつるを育てるために行います。 親づるを摘心することで、発生した子づるは勢いを増します。 子づるの摘心をすれば孫づるが発生して、勢い良く伸びます。 つるを伸ばす力をうまく抜くために、放任するつるをいくらか作り、 勢いのあるままに実をつけるつるを育てることで、良い花が咲いて実がつきます。 草勢を弱めるために摘心しすぎると、 株全体の勢いが弱まる原因になるので、注意します。 ・中節位中心に育てる 家庭菜園など、少ない株数を栽培する場合、どの位置でも作業に問題はありません。 けれど、多くの株数を育てる農家では、作業しやすい位置としにくい位置が出てきます。 下方と上方は手が届きにくく、作業が難しくなります。 できるだけ中節位を中心に仕立てると、作業がしやすくなるのでお勧めです。

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キュウリの育て方と栽培のコツ

きゅうり剪定

きゅうりの剪定・摘心の方法 摘芯というのは、主枝の先端にある成長点を切り詰めることを指します。 成長をとめることで、その分、多くきゅうりを収穫することができます。 きゅうりの親づるの摘心 きゅうりの摘心のポイントとしては、どんどん親づるが成長してしまうので、支柱にもよりますが、大人の目線の高さくらいで、親づるを摘心します。 だいたい20~25節目 つまり先端をハサミでカットしてしまうということですね。 カットするとなんだかかわいそうな気もしますが、上にどんどん伸びても、実があまりならないし、、子づるを成長させるためです。 管理も数倍しやすくなります! そして、他には、親づるの 6節目までにでてきた わき芽も全てつみとるようにします。 つまり6節目以降の子づるできゅうりの実を収穫します。 これで上の成長を促します。 きゅうりの子づるの摘心 6節目以降で子づるがでてきたら、子づるは、2節目で摘心するようにします。 そうすると、実がなってきます。 芽がでてきたら芽を取りながらきゅうりを育てていきます。 suntory. html 孫づるがでてきたら、子づると同様に、2節目で摘心をします。 またきゅうりは一気に成長するので、追肥が必須です! 栄養不足だと、実もならないので、追肥を忘れないようにします。 追肥は、2週間に1回を目安に行うようにしましょう。 こちらの動画でも、きゅうりの摘心について詳しく説明されています。 きゅうりのわき芽つみ 1~6節目にも次々とわき芽がでてきますが、きゅうりのわき芽はすべて摘み取るようにします。 下の方できゅうりの実がたくさんなってしまうと、収穫量に影響がでます。 ですので、7節目~できゅうりを実らせるようにします! わき芽つみは、手でもできますが、なるべく晴れた、日のでている午前中に行うようにします。 そうすることで、切り口がすぐに乾くので病気になりにくくなります。 きゅうりは摘心しなくても育つのか きゅうりの摘心を見ていて、面倒くさいと思った方! 実は、きゅうりは剪定の作業をしなくても、ある程度放任でも育ちます。 小学校の畑で育てていたきゅうりも、放任で育っていました。 なので、もちろん放任でもOKなのですが、放任にすると、収穫量が剪定をしたときよりも少なくなってしまいます。 また、混み合うので、日の光の当たり具合で生育に差がでたり、病気になりやすくなります。 放任の方でも、病気予防のために次に説明する 摘葉はぜひ実践するようにしてください。 摘葉する際に、病気の葉っぱを見つけることができますし、風通しの良い環境にすることで、病気の予防にもなります。 きゅうりの剪定・摘葉の方法 摘葉というのは、剪定作業のうちの一つで、葉をつむことを指します。 きゅうりの摘葉のポイント 摘心と同時に、摘葉も必ず行うようにします。 きゅうりは葉も多いので、成長すると葉っぱだらけの状態になります。 そうすると、太陽の光が当たりにくくなり、成長を阻害してしまうことになります。 なので、成長してきたら不要な葉を摘み取るようにします。 といっても、多くの葉を一気にむしりとるのではなく、大きな葉、枯れた葉や、古くなった葉を中心に摘葉します。 一気にやると、負担がかかるので、1日2~3枚程度におさえます。 きゅうりの葉の切り方 きゅうりの葉を摘葉する際は、手でちぎる・もしくはハサミでカットするようにします。 摘芯の際と同様に、ハサミでカットすると楽ですが、他の野菜の摘心などを行ったハサミでは、ウイルス感染の要因になるので、きちんと殺菌してからカットします。 きゅうりの剪定 摘心・摘葉 まとめ きゅうりの摘心や摘葉についてまとめました。 きゅうりを栽培することでかかせない作業ですね。 親づるは、目線の高さで摘心し、6節目まではつんでしまいます。 また、子づるや孫づるは基本的に2節目までで摘心します。

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きゅうりの育て方、土つくりから定植後の手入れや収穫まで

きゅうり剪定

栽培 きゅうりの栽培を始めるには、畑やプランターを用意し、次に用土、きゅうりの苗を購入します。 きゅうりは、一般的に4月末から5月(遅植えの場合は、6月)に苗を植え付けます。 種からきゅうり栽培をする場合は、2月末から3月にかけてポットで育苗をします。 ポット苗は、ビニール温室などの温かい環境で育苗をします。 日光には十分当てるが高温になり過ぎないように換気に注意しましょう。 生育初期に根を十分に伸ばして、根張りをよくしておくことがきゅうり栽培の秘訣です。 約2か月後から収穫ができる夏野菜の中でも比較的、栽培期間の短い野菜です。 そして、きゅうりは時期をずらして栽培をすれば、初夏から秋まで収穫が可能です。 また、安定した収穫を目指すならば生育が弱らないように定期的な追肥が必要です。 スポンサードリンク 剪定 きゅうりは成長が早く、ツルがどんどん伸びてしまう作物です。 そのため、茎や枝、きゅうりの先端を切り取るという作業が必要になってきます。 きゅうりは放っておいてもある程度実は成りますが、枝が次々に出てきますので放任するわけにはいきません。 枝が込み合ったり、葉が重なったりすると、病気になりやすく収穫量も半減してしまいます。 そして、 剪定をすることで、きゅうりの実がしっかりとなるので必要な作業なので忘れず行いましょう。 すべての枝を摘み取ってしまうのでなく、常に元気な枝を数本残すように気をつけましょう。 その方がきゅうりの株全体の生育のためにはよいようです。 あまり高くまでツルを伸ばすと、収穫や管理が大変ですから、主枝は自分の目の高さぐらいで先端を摘み取って止めます。 止めることによって、子づるや孫づるの発生を促すことができますので必ず行いましょう。 まとめ きゅうりの株に実をしっかりつけてもらうには、剪定が必要なのがわかりましたね。 少し手間はかかりますが、おいしいジューシーなきゅうりがたくさん収穫できる楽しみは、計り知れないものがあります。

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