ドラゴンフルーツの育て方のポイントは? サボテン科の植物で、日当たりと温度に注意すれば簡単に育てられます。 ただ、生育が旺盛で、1年で数mまで生長するため、鉢植え・地植えに関わらず、十分なスペースを確保しておきましょう。 また、0度までの寒さに耐えますが、冬は室内に取り込むと安心です。 ドラゴンフルーツの種まき、苗植えの時期・栽培方法は? 種まき 果実から採取した種を水洗いし、4~6月に育苗箱など底の浅い容器に、種が重なり合わないようまきます。 ゆっくりと水をあげ、明るい日陰で管理しましょう。 土が乾ききらないように水やりをしていると、10日ほどで芽が出ますよ。 本葉が2枚以上になったら、鉢や庭に植え替えてください。 苗植え 3~9月に苗植えをします。 5月頃が最適で、25~30度が生育の適温です。 鉢植えは、20cm以上の深さの鉢に水はけのよい土を用意し、浅く植え付けましょう。 根に土を被せ過ぎないことで、細い根が張りやすくなります。 地植えは、気温が0度以下にならない、水はけのよい場所に植えます。 庭の土を深さ5cmほど耕し、完熟堆肥や腐葉土を混ぜ込んで2週間ほど寝かせておきます。 土ができたら苗を1m間隔に浅く植え付けていきましょう。 ドラゴンフルーツの土作り、水やり、肥料の与え方、仕立て方は? 土作り 赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合か、川砂(または山砂)、軽石、腐葉土、バーミキュライトを3割ほど混ぜた土がおすすめです。 水はけがよければどんな土でも育ちますが、サボテン用の水はけがよすぎる市販の土は避けましょう。 水やり 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。 ただ、果実が赤く色づきはじめたら、水やりを控えると甘くなります。 また、冬は生長しないため水を必要としません。 水やりは月1回程度で十分です。 肥料 果実をたくさんつけるためには、植え付けた後も肥料が必要です。 実を採取するまでの間、3~4ヶ月に一回、発酵した油かすに骨粉を混ぜた肥料を月に1回、液体肥料を月に1~2回施します。 窒素、カリウム、リン酸の肥料3要素が等しく配合されたものか、リン酸が少し多めの肥料がおすすめです。 仕立て方 鉢植えの場合、1本だけ茎を育てて最終的に2個ほどの実をとります。 まず、直径50cm程度の輪を3つほど支柱にセットし、1本の茎を上に伸ばします。 1mほどに生長したら、支柱の天井で折り返すように枝が4~5本垂れ下がるようにセットします。 茎を伸ばしている途中は、色々な場所につく新芽は全て切り取りましょう。 鉢は7~10号鉢が理想です。 ドラゴンフルーツの剪定の時期と方法は? 4~9月に、勢い良く生長する新芽以外は摘み取ります。 鉢植えでは、60〜100cmに伸びたところで葉先を摘み取って分岐させ、茎に厚みを出します。 一番下から出てくる太い芽は花がつくので、そのまま残しておいてください。
次のドラゴンフルーツの育て方のポイントは? サボテン科の植物で、日当たりと温度に注意すれば簡単に育てられます。 ただ、生育が旺盛で、1年で数mまで生長するため、鉢植え・地植えに関わらず、十分なスペースを確保しておきましょう。 また、0度までの寒さに耐えますが、冬は室内に取り込むと安心です。 ドラゴンフルーツの種まき、苗植えの時期・栽培方法は? 種まき 果実から採取した種を水洗いし、4~6月に育苗箱など底の浅い容器に、種が重なり合わないようまきます。 ゆっくりと水をあげ、明るい日陰で管理しましょう。 土が乾ききらないように水やりをしていると、10日ほどで芽が出ますよ。 本葉が2枚以上になったら、鉢や庭に植え替えてください。 苗植え 3~9月に苗植えをします。 5月頃が最適で、25~30度が生育の適温です。 鉢植えは、20cm以上の深さの鉢に水はけのよい土を用意し、浅く植え付けましょう。 根に土を被せ過ぎないことで、細い根が張りやすくなります。 地植えは、気温が0度以下にならない、水はけのよい場所に植えます。 庭の土を深さ5cmほど耕し、完熟堆肥や腐葉土を混ぜ込んで2週間ほど寝かせておきます。 土ができたら苗を1m間隔に浅く植え付けていきましょう。 ドラゴンフルーツの土作り、水やり、肥料の与え方、仕立て方は? 土作り 赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合か、川砂(または山砂)、軽石、腐葉土、バーミキュライトを3割ほど混ぜた土がおすすめです。 水はけがよければどんな土でも育ちますが、サボテン用の水はけがよすぎる市販の土は避けましょう。 水やり 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。 ただ、果実が赤く色づきはじめたら、水やりを控えると甘くなります。 また、冬は生長しないため水を必要としません。 水やりは月1回程度で十分です。 肥料 果実をたくさんつけるためには、植え付けた後も肥料が必要です。 実を採取するまでの間、3~4ヶ月に一回、発酵した油かすに骨粉を混ぜた肥料を月に1回、液体肥料を月に1~2回施します。 窒素、カリウム、リン酸の肥料3要素が等しく配合されたものか、リン酸が少し多めの肥料がおすすめです。 仕立て方 鉢植えの場合、1本だけ茎を育てて最終的に2個ほどの実をとります。 まず、直径50cm程度の輪を3つほど支柱にセットし、1本の茎を上に伸ばします。 1mほどに生長したら、支柱の天井で折り返すように枝が4~5本垂れ下がるようにセットします。 茎を伸ばしている途中は、色々な場所につく新芽は全て切り取りましょう。 鉢は7~10号鉢が理想です。 ドラゴンフルーツの剪定の時期と方法は? 4~9月に、勢い良く生長する新芽以外は摘み取ります。 鉢植えでは、60〜100cmに伸びたところで葉先を摘み取って分岐させ、茎に厚みを出します。 一番下から出てくる太い芽は花がつくので、そのまま残しておいてください。
次のドラゴンフルーツは「トロピカルフルーツ」というイメージがありますが、実は、メキシコやエクアドルが原産のサボテン科の植物です。 サボテンの仲間である「月下美人」や「シャコバサボテン」と同様に、熱帯雨林の森の中で育ちます。 まず、ドラゴンフルーツを育てるのに気を付けたいのが日当たりです。 生育期である春から秋にかけては、鉢植えを屋外の半日陰の場所に置きます。 冬になったら、鉢植えを室内に移動させて日当たりの良い場所で育てます。 ドラゴンフルーツの水やり 水やりのポイントは、たくさんやり過ぎないこと。 水やりが多いと「根腐れ」を起こす原因にもなります。 春から秋は、土の表面が乾いてきたかなというタイミングで水やりをします。 冬は土を乾いた状態にしておきます。 気温が下がる冬場は、水やりをしなくても育てられます。 肥料 ドラゴンフルーツの実を収穫したいなら、肥料が必要です。 生育期には、定期的に緩効性の化性肥料を与えるようにします。 肥料は、チッソ、カリウム、リン酸が均等に配合されているものを使用します。 肥料を与える時にリン酸が多い骨粉を加えてもよいでしょう。 用土 ドラゴンフルーツに適しているのは「水はけが良い土」です。 通気性が高く、根っこまで水が届く保水性が高い物を選びましょう。 市販のサボテン用の培養土を使用しても構いません。 自分でブレンドをする時は、赤玉土に鹿沼土、腐葉土、バーミキュライトを混ぜて使います。 病害虫 ドラゴンフルーツの病気で気をつけたいのが、立枯れ病とスス病です。 立枯れ病とは、葉、茎、花に赤や黄色の斑点が出る病気です。 カビが原因といわれており、冬の間に土の中で感染し、春になって温かくなって菌の繁殖が活発になると発症します。 ひどくなると、立った状態で枯れて茎が倒れてしまいます。 湿気が多いと感染しやすいので、水やりのし過ぎや冬場の湿度の管理も注意しましょう。 感染しているのを見つけたら、すぐに取り除くようにします。 スス病は、カイガラムシやアブラムシの排泄物が原因と言われています。 虫が植物に寄生することで栄養分が吸い取られ、葉や茎を枯れさせてしまいます。 カイガラムシが付いて白くなってしまった時は、歯ブラシで擦り取ります。 アブラムシは、一匹ずつ取り除いてください。 虫食いや枯れている葉や茎を見つけたら、除去しましょう。 アブラムシは、スス病の他に「ウィルス」を媒介することがあります。 ウィルス感染した場合は、株ごと取り除いてください。 気温が温かくなってから植えた方が育てやすいのでゴールデンウィークの頃がおすすめです。 梅雨入り前には植え付けを完了させるようにします。 ドラゴンフルーツの種から育てる時は、種専用ポットに入れて発芽させます。 芽が双葉になったら鉢に移し替えます。 鉢に対してドラゴンフルーツが大きくなったら植え替えをするようにしましょう。 広い鉢に植えることが根が張りやすくなります。 苗の大きさによっては地植えにしてもよいでしょう。 植え替えは1年から2年置きに行います。 根付きを良くするためにも、しっかり乾かしてから植えるようにしてください。 果実を付けるには、花粉の受粉が必要です。 ドラゴンフルーツは夏から秋にかけて花を咲かせます。 月下美人と同じく一晩だけ咲きます。 開花の時をねらって、筆に花粉をとって、他の花に付けて人工授粉をさせることもできます。 新芽以外の葉っぱは取り除くようにします。 葉や茎が混み合っているようなら、剪定をして短くします。 葉っぱがボウボウに生えていると害虫が発生し、病気にもかかりやすくなります。 ドラゴンフルーツは大きくなると自立ができないので、支柱を立てて茎を安定させます。 ドラゴンフルーツの種類 ドラゴンフルーツの種類は、20種類以上あるといわれています。 そのなかから「ホワイトピタヤ」「レッドピタヤ」「ミニドラゴンフルーツ」を紹介します。 ここでご紹介したもの以外だと、果皮が黄色の「イエローピタヤ」「ゴールデンドラゴン」「ゴールデンピタヤ」や果皮がオレンジの「オレンジピタヤ」や果皮は赤で果肉は淡いピンクの「ピンクピタヤ」もあります。 まとめ ドラゴンフルーツのような果物は、畑がないと育てられないと思っていませんか? 確かに10m以上の大きさになるものだと育てるのが大変ですが、観賞用の小さめの「ミニドラゴンフルーツ」もあるので、家庭でも楽しめます。 実のなる植物を育てたい人は、ドラゴンフルーツの栽培に挑戦してみてください。
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