湿気でクルンとうねる前髪対策 どうして湿気が多いと髪の毛がうねるのか 雨の日や梅雨など、天気の良くない日に髪の毛がうねったり、クセが出てしまうのは原因があります。 それは空気の中の水分が多すぎるので、髪の水分バランスが乱れてしまうためです。 シャンプーの後髪の毛が濡れているときと、乾かした時では髪のクセやボリュームなどが変わります。 湿気が多いと、濡れた髪の状態に近づいてしまうため、クセでたりひろがったり、逆にペタンコになってしまうのです。 大切なのは、いらない水分を髪に吸わせないこと 湿気の多い日の髪の毛をキレイに保つのに大切なのが、必要以上の水分を髪の毛に吸わせないことです。 湿度の高い空気に髪が触れていると、どんどん髪の水分が多くなってしまいます。 するとクセがでたりカールしてしまうので、前もって水分が変化しないようにしてあげるのです。 大切な3ステップ 髪の水分を理想の状態でキープさせるのに大切な3ステップを紹介します。 洗い流さないトリートメントをつける• ヘアアイロンで伸ばす• フィニッシュスプレーをつける この3つがクセを抑えるのに大切な3ステップです。 それぞれ意味と理由もあります。 洗い流さないトリートメントをつける 洗い流さないトリートメントをつけることで、髪の毛に油分を与えます。 髪表面が油膜で包まれることで、必要以上の水分が髪に入るのを防ぐことができます。 さらに、もともと髪の毛のなかにあった水分はキープされるので、理想の状態に近づきうねりにくくなるのです。 ヘアアイロンで伸ばす ストレートアイロンで、髪を伸ばすことで、髪がうねりにくくなります。 前髪をカールさせたい人は、毛先を丸めるようにアイロンを使いましょう。 結合の名前は水素結合(H-H)といって、とても簡単に切れたり戻ったりします。 水素結合が一番わかりやすいのが寝ぐせです。 寝ぐせも水素結合の簡単なクセなので、半乾きで寝るとたくさんつきますし、濡らして乾かせば簡単に治ります。 あらかじめ、ヘアアイロンで髪の水素結合を、理想の形に変化させておくことで長持ちしやすくなります。 フィニッシュスプレーをつける ヘアアイロンを使ったら、必ずフィニッシュスプレーをつけましょう。 ハードスプレーや巻き髪キープスプレーといったものです。 ヘアアイロンで作っただけのクセは、水素結合を変化させただけので簡単に取れてしまいます。 雨の日に外の出ただけでゆるくなってしまうほど。 なので、ヘアアイロンで作った理想の形をキープさせるためにヘアスプレーを付けてキープさせるのです。 前髪をうねりにくくしてみた では私の髪の毛で前髪の湿気対策方法を実践してみます。 さきほども見ていただきましたが、湿気の強い日に何も対策をしていない前髪は このように何とも恥ずかしいカールになってしまいます。 朝前髪を直して、仕事が終わってからの夜に結果の写真を撮っています。 おススメな方法は2パターンです。 洗い流さないトリートメントをつけるだけ• 洗い流さないトリートメント、ヘアアイロン、スプレーまで付ける この2つ。 「究極にめんどくさいので時間をかけたくない!!」 という方は洗い流さないトリートメントだけを付ける方法がおススメです。 濡らして乾かすときに付けるだけのでメンドクサガリさんでも簡単。 時間も早いです。 洗い流さないトリートメントつけるだけ 時間をかけたくない、面倒くさい!という方におススメです。 まずは、寝ぐせをリセットするために髪を濡らします。 ショートヘアなら髪を全部濡らしましょう。 全部を乾かす時間がない人は、前髪だけを濡らせば乾かすのも簡単です。 そして濡らした髪に洗い流さないトリートメントをつけます。 夜のうちに洗い流さないトリートメントを付ける人も、朝付け直すと長持ちしやすくなります。 洗い流さないトリートメントを付けたら、クシでやさしくとかすのがポイント。 トリートメントがムラなく全体につきます。 そして乾かす。 コレだけです。 コチラが洗い流さないトリートメントを前髪つけて夜まで経った髪。 何も対策しない髪と比べると、こんなにも違いが出ます。 ストレートアイロンとスプレー ストレートアイロンとスプレーでキープさせる方法も、洗い流さないトリートメントは付けましょう。 アイロンのダメージを減らす効果があります。 アイロンで伸ばしたり巻いたりした髪はそのままだとあっという間に取れてしまいます。 必ずスプレーとセットで使うようにしましょう。 寝ぐせが強い場合は一度濡らして乾かして取りましょう。 この写真が濡らして乾かして寝ぐせを取った状態。 ストレートアイロンで伸ばすときは、ヘアクリップなどで2つに分けると伸ばしやすいです。 高すぎると髪が傷むので気を付けてください。 ストレートアイロンで伸ばしたら、フィニッシュスプレーをつけます。 写真で付けているのは固まるハードスプレーです。 男性ならハードスプレーで固めるのもいいですが、女性の人は巻き髪キープスプレーが自然でおススメ。 髪から約20~30センチ離して使います。 近すぎるとかたまってついてしまうので、離して全体に付けるのがキレイに仕上げるコツです。 これでアイロンで伸ばした髪がキープできます。 スプレーは質のいいものを使うと長持ちしますよ。
次の紫外線・パーマ・カラーなどで傷んだ髪のケアに欠かせない「洗い流さないトリートメント」。 オイルやミルク、クリームなどと種類が分かれているだけでなく、パンテーンやいち髪などのドラッグストアで人気のアイテムから口コミ評価の高いサロン専売品もあるので、自分の髪に合った商品がどれだか悩んでしまいますよね。 そこで今回は、 Amazon・楽天・Yahoo! ショッピング・ コスメなどの売れ筋上位商品と口コミで人気の洗い流さないトリートメント141商品をすべて集めて検証し、 最もおすすめの洗い流さないトリートメントを決定します。 検証には、 ヘアケアの専門家にご協力いただき、すべての商品を実際に使用して以下の3点を比較・検証しました。 ダメージ補修力• 指通りのよさ• 成分 果たしてどの商品が最もおすすめの洗い流さないトリートメントなのでしょうか?選び方も参考に、あなたにぴったりの洗い流さないトリートメントを見つけてくださいね。 記事の最後で解説している、ヘアケアのスペシャリスト直伝の正しい使い方も必見ですよ! 今回の比較・検証では、成分検証を毛髪診断士の齊藤あきさんに協力してもらいました!美肌・美髪のプロが評価した成分検証にも注目して、ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。 5万人以上もの女性に施術・アドバイスを行ってきたパーソナルビューティプロデューサー。 2008年に開業した美肌・美髪専門店「スキンケアサロン・ティナロッサ」で肌や髪のトラブルに悩む人と向き合い続けている。 サロンワークのほか、講師や執筆活動、TV出演など活躍の場を広げている。 美容師・毛髪診断士認定講師、日本アロマ環境協会インストラクター・アロマセラピスト、オーガニックアドバイザー、日本健康医療コーディネーターなど資格多数。 なおランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、編集部が独自に集計・ランキング付けしたものです。 また、選び方で記載する効果効能があることを保証したものではありません。 ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。 洗い流さないトリートメントに含まれる成分が、 ダメージ補修や熱からの保護などができるかどうかも要チェックです。 「成分」とひとくちに言っても、紫外線やドライヤーなどの熱ダメージから髪を守る成分やダメージ補修成分、保湿成分、ツヤ出し効果のあるシリコーン油、指通りをよくするコンディショニング成分、セット力を高めるための成分などがあります。 使用目的に合った成分が入っているかどうか、ボトルの裏側や外箱に記載されている成分表からチェックしましょう。 <保湿成分の一例>• アルギニン• グリセリン• リシン など <補修成分の一例>• 加水分解ケラチン• 加水分解ヒアルロン酸• イソステアロイル加水分解コラーゲン など <保護成分の一例>• アルガニアスピノサ核油• シア脂(シアバター)• ヤシ油 など <ツヤ出し成分の一例>• シリコーン油(ジメチコン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサンなど) <コンディショニング成分の一例>• カチオン界面活性剤(ステアルトリモニウムクロリド) など <紫外線防止効果のある成分の一例>• メトキシケイヒ酸エチルヘキシル など ヘアオイル82商品のなかで1位となったのは、ネイチャーラボ「モイストダイアン パーフェクトビューティー ヘアオイル」。 とろみのあるテクスチャがすーっと伸びて、髪になじんでいきます。 綿菓子のような甘い香りは好みが分かれるかもしれません。 パサついた毛が数本あるのは気になりましたが、毛先までしっかりまとまりました! 指通りがよく、美しいツヤも出て文句ナシの仕上がりです。 しっとりとした仕上がりになるので、 まとまりを重視する人にはぴったりの商品です。 軽くてサラッとした仕上がりを求める人は少し重く感じてしまうかもしれません。 補修成分も贅沢に含まれており、 カラーリングなどでダメージを受けた髪のケア効果も期待できます。 ドライヤーなどの熱ダメージから髪を保護する成分も入っているので、補修だけでなくダメージ予防もできます。 ヘアオイル選びに悩んだら、最初に試してみる価値のある商品です! ダメージヘアに悩む人や傷みの気になるロングヘアの人にはとくにおすすめです! 女性誌のヘアケア部門で1位を獲得したことのある「ジュレーム ファンタジスト コンセントレート オイル」。 ベタベタと手に残るテクスチャで、仕上がりも重めです。 6時間乾燥した後でも 髪がパサつくことなく、指通りもなめらかです。 完璧なまとまりが長続きします。 少し人工的にも見えますが、はっきりとしたツヤが出ます。 しっとりと重めの仕上がりなので、 濡れ髪感を出したい人や毛量が多い人におすすめです。 剛毛・くせ毛の人も手にとりやすいでしょう。 髪がやわらかい人や毛量の少ない人はペタンとしてしまうかもしれません。 成分は満点ではないものの、水準を上回る評価に。 シンプルな成分で構成されており、 あまり特徴的な成分は入っていません。 香りがやや強いので、ニオイに敏感な人はテスターをチェックすることをおすすめします。 ファッションブランド「MERCURYDUO」と「megami no wakka」が共同開発したヘアオイル。 ペタっとしたオイリーなテクスチャですが、 髪に塗ると指通りのよいサラサラな仕上がりになりました。 6時間乾燥させても指通りのよさをキープ。 毛束の広がりも抑え続けられましたが、毛束全体に 乾燥によるパサつきが出てしまったのが惜しいところでした。 また、はっきりとしたツヤが出るので、 ツヤ出し効果を期待できます。 ギラギラした人工的なツヤ感なので、ナチュラルな仕上がりが好みの人にはおすすめできません。 一方で成分については文句ナシの満点評価となりました。 植物油と動物油がバランスよく配合しており、セット力のある成分が入っているのでスタイリングにも向いています。 補修成分がもっと入っていれば完璧でした。 サラッとした仕上がりとフェミニンな香りが好みの人におすすめです。 サプリや化粧品でおなじみのDHCが販売しているヘアミルク。 ミルクというよりも、どちらかと言えばクリームと似たようなこってりとしたテクスチャです。 ダメージ補修力で満点評価を獲得した数少ない商品のひとつで、 毛先のまとまり・ツヤともに文句のつけどころがありません。 ふんわりとした仕上がりではなく、しっとりと毛先まで一本筆のようにまとまるので、広がりやすい髪に悩んでいる方にぴったりです。 うるおいを感じる手触りで、 指通りのよさも申し分ありません。 補修成分が少ないため満点評価はつけられませんでしたが、保湿効果を期待できる成分が複数配合されています。 6時間乾燥させてもパサついた毛が一本も見つからなかったので、成分だけでなく実際に使ってみた結果としても十分に保湿力があると言えます。 広がりやパサつき、乾燥に悩んだら、まず試してみる価値のあるヘアミルクです! 海洋成分にこだわったヘアケアブランド「ラサーナ」のヘアミルク。 フランス・ブルゴーニュ産の海藻エキス使用をアピールした商品ですが、成分分析においても保湿効果が期待できると高評価がつきました。 ダメージ補修力ではほぼ満点に近い検証結果で、6時間乾燥させてもわずかに毛先のパサつきがある程度です。 しっとりしつつもサラサラな手触りで、指通りのよさも申し分ありません。 人工的なギラつきではなく、 自然なツヤがはっきりと出るのも美点です。 成分は文句なしの満点評価。 肌刺激となる可能性も低く、保湿効果が期待できます。 メーカーが指定する使い方どおりに、 朝の乾いた髪に使うことをおすすめしますが、濡れた髪に使ってもヘアミルクとしての機能はきちんと発揮されますよ。 サラサラな手触りの髪を目指している方や成分にこだわりたい方ならば、買って損することのないヘアミルクです。 パサつき・広がり・枝毛・ツヤ不足といった髪悩みを解決する、オルビス「エッセンスインヘアミルク」。 「傷んだ髪の内側と外側のダメージを同時にケア」とうたうとおり、 成分・使用感ともにダメージケアできると言える検証結果となりました。 一本筆とまではいきませんが、6時間乾燥させた後もまとまりを維持し続けます。 シャイニーグロス成分配合をアピールするだけあって、 ツヤ感もばっちり。 少しわざとらしく感じるギラギラとした光り方なので、 自然なツヤが欲しい人にはいまひとつかもしれません。 指通りのよさは文句なしで、 やや重めのしっとりとした仕上がりになりました。 成分評価も満点で、保湿・補修・保護効果のある成分や各種アミノ酸などを配合していて、成分の観点からみてもダメージケア効果を期待できます。 カラーやパーマでダメージを受けた髪やロングヘアにおすすめできるヘアミルクです。 また、 検証した商品で唯一の無香料タイプなので、香りが苦手な方でも安心して使えます。 量の調節がしづらい椿油を使いやすくした商品「柳屋本店|保湿ヘアクリーム」が第1位に!やや難点が残るものが多かった今回の検証商品のなかで、唯一欠点が見つからないヘアクリームでした。 商品紹介で「椿の恵みたっぷりの成分でパサつく髪を守ります」と書いているとおり、 乾燥した部屋に6時間入れても毛先のしっとり感を維持し続けました。 やや鈍いですがツヤも出ており、傷んだ髪へのケア効果を感じられます。 指通りのよさも3. 8点とまずまずな評価。 成分分析では 保湿・補修成分を多数配合している点を高く評価しました。 界面活性剤が入っているため満点評価を逃しましたが、 熱から髪を保護する成分入りでドライヤー前のケアにも有効などと、髪によい成分が盛りだくさんです。 やや重めの仕上がりながら、さらっとした質感も両立しているこちらの商品はどんな髪質にも使えるといえます。 高機能ながら1,000円以下で購入できる手頃な価格も魅力的。 ヘアクリーム選びに悩んだら、最初に試してみる価値のある商品です! 利尻昆布エキスを使用した「自然派club サスティ|リシリッチ 利尻ヘアクリーム」。 ネット広告などでも数多く取り上げられている商品ですが、まとまり・ツヤ・指通り・成分すべて平均以上の評価を獲得するバランスのよさで第2位という結果になりました。 さらさらとしたテクスチャですが、仕上がりはしっとりしています。 6時間乾燥させた後、 はっきりときれいなツヤが出たのが好印象! ややパサついた毛が出ましたが、 塗布直後のまとまりを十分に維持できたといえるレベルです。 指通りのよさも3. 2点とまずまずな評価となりました。 成分分析では植物油や加水分解シルクなど、 髪に必要な成分をバランスよく配合している点が評価されましたが、 コンディショニング成分の配合量が多いため肌が弱い方にとっては刺激が強い可能性もあります。 肌刺激を気にせず、自然なツヤ・仕上がりにしたい方ならば一考の価値があるといえるヘアクリームです。 シリコーンの量については、一長一短がある結果に。 指通りのよさが高評価だったヘアミルクはシリコーンの代表的な成分であるジメチコン、シクロペンタシロキサンが成分表の1〜2番目にくる商品が占めましたが、肌への刺激が気になるものも見受けられました。 ただし、指通りも成分評価も、どちらも高評価のヘアミルクもありました。 TOP5の商品はダメージ補修力・指通り・成分のすべてが高評価なので、肌が弱い方でも安心して使えますよ。
次のカラーやパーマ、アイロンなどで傷んだ髪を補修するトリートメント。 パサつきを抑えるものやダメージケア、カラー後のヘアケアなどと効果もさまざまです。 さらに、ひまわり・いち髪などの人気プチプラからサロン専売品まで、さまざまな商品があってどれを選んでいいのか悩んでしまいますよね。 今回は Amazon・楽天・Yahoo! ショッピングなどで売れ筋上位のトリートメント63商品を比較して、最もおすすめのトリートメントを決定したいと思います。 比較検証は以下の3点について行いました。 ダメージ補修力• 指通りのよさ• 成分 果たしてどの商品が最強のベストバイ商品なのでしょうか?トリートメントの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。 今回の比較・検証では、トリートメントの選び方、成分検証を毛髪診断士の齊藤あきさんに協力してもらいました!美肌・美髪のプロが評価した成分検証にも注目して、ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。 <美肌・美髪のスペシャリスト/毛髪診断士 齊藤あきさん> 5万人以上もの女性に施術・アドバイスを行ってきたパーソナルビューティプロデューサー。 2008年に開業した美肌・美髪専門店「スキンケアサロン・ティナロッサ」で肌や髪のトラブルに悩む人と向き合い続けている。 サロンワークのほか、講師や執筆活動、TV出演など活躍の場を広げている。 美容師・毛髪診断士認定講師、日本アロマ環境協会インストラクター・アロマセラピスト、オーガニックアドバイザー、日本健康医療コーディネーターなど資格多数。 (株)イフ&シュア代表、ヘアケア大学主宰。 また、選び方で記載した効果効能があることを保証したものではありません。 ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。 トリートメントには髪の内部に補修・保湿・保護成分を届け、カラーやパーマ、ドライヤー、紫外線などの外部要因によるダメージを補修する役割があります。 ダメージを受けて、手触りが悪くなったり硬くなったりした髪をやわらかく、なめらかな指通りにするためには欠かせないヘアアイテムです。 また、トリートメントとヘアマスク・ヘアパックは、基本的に役割は同じです。 ヘアマスク・ヘアパックのほうが油分やシリコーンなどの成分が多く、こってりと濃厚なテクスチャである商品が多い傾向にあります。 ハイダメージ髪はヘアマスク・ヘアパックのほうが適している場合もあるので、ダメージが進行している髪にお悩みの方は以下の記事も参考にしてみてくださいね! ロングヘアの方や髪が広がりやすい方は、シリコーンやコンディショニング成分が多めに入っているものがおすすめ。 シリコーンは髪を保護してツヤ出す効果やパサつきを防ぐ働きが、コンディショニング成分は静電気の帯電を防いで乾燥などの外部ダメージから髪を守る役割があります。 通常、製品の成分表は配合量が多い順に書かれています。 静電気による髪の広がりやダメージによるパサつきに悩んでいる方は、商品裏ラベルにある成分表から「シリコーン」「コンディショニング」成分の記載有無をチェックしましょう。 <コンディショニング成分の一例>• カチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド) など <シリコーン成分の一例>• シリコーン(ジメチコン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサンなど) など 細毛・ショートヘアの方は、しっとりしすぎるトリートメントを使うとボリュームダウンしがちです。 髪にふんわり感が欲しい方は、 高級アルコール・植物油・保湿剤がメインのものを選べば、髪をフワッとさせ、ぺたんこになることを防ぐことができます。 ハリ・コシがなくなって、髪のふんわり感がなくなってきたことにお悩みの方にもおすすめです。 髪にハリ・コシを与えつつヘアケアしたい方は、以下の成分が配合されているかどうかをチェックしましょう。 <高級アルコール成分の一例>• セテアリルアルコール• オレイルアルコール など <植物油成分の一例>• アーモンド油• 椿油 など <保湿剤の一例>• グリセリン など ヘアカラーやパーマ後のケアをしたい方には、 髪をコーティングして保護する成分や水分・油分を補う成分が入っているトリートメントがおすすめです。 また、健康な状態である髪は弱酸性ですが、ヘアカラー・パーマ後にはアルカリ性に傾きます。 アルカリ性の髪はキューティクルが開いている状態のため、髪のpH(ペーハー)を調整する成分を補わなければカラー・パーマ剤が流れ出てしまいます。 髪をコーティングする成分のほかにも、pH調整成分が入っているかどうかにも注目してトリートメントを選んでみましょう。 <カラー後に適したヘアケア成分>• ヘマチン• ジメチコン• 加水分解ケラチン など <pH調整成分>• クエン酸 など ヘアケアによってまとまりのよい髪にするためのポイントはふたつあります。 ひとつ目は油分と水分を補い保つこと。 くせ毛には保水力がないため、水分を髪にとどめておくために油分が必要です。 水分を補った後に、高い保湿力のある成分や浸透性が高い油分で毛髪にフタをしてあげましょう。 ふたつ目は、高分子ポリマー成分やツヤ出し効果のある成分の有無を確認すること。 高分子ポリマー成分は、髪をコーティングして髪のまとまりをよくしてくれます。 また、 まとまりの悪い毛髪は光が乱反射するため、ツヤが出にくくなっています。 ツヤの有無だけで印象が変わるので、高分子ポリマーなどのツヤ出しに有効な成分入りトリートメントでパサつきのないツヤ髪に仕上げましょう。 <高分子ポリマー成分の一例>• アクリレーツコポリマー• 毛髪を保護・帯電防止する シリコーンやコンディショニング成分には、 毛髪を保護・帯電防止する効果がありますが、 頭皮や肌に残るとかゆみや炎症を起こす場合があります。 地肌に塗布するものではないため、肌トラブルを起こした経験のある方でなければ過度に心配する必要はありませんが、肌についた場合にはしっかり洗い流しましょう。 <敏感肌の方がチェックしておきたい成分>• シリコーン• コンディショニング成分(カオチン界面活性剤など)• 防腐剤(メチルイソチアゾリノンなど)• タール色素(赤203など) など 今回検証した商品• ストーリア|ベルーガ トリートメント アミノダメージケア• ビューティーエクスペリエンス|ディープレイヤー トリートメントG• ネイチャーラボ|モイストダイアン パーフェクトビューティー エクストラダメージリペア トリートメント• BOTANIST|ボタニカルダメージケアトリートメント• ミルボン|ジェミールフラン トリートメント シルキーシャイニー• コタ|コタ アイ ケア トリートメント Y• カネボウ化粧品|サラ ヘアトリートメント 軽やかさらさら サラの香り• ヤマサキ|ラサーナ 海藻海泥トリートメント• ビー・エス・ピー|インプライム モイスチャートリートメント ベータ• ハホニコ|ケラテックス ファイバートリートメント• ビューティーエクスペリエンス|ロレッタ とくべつな日のトリートメント• ビューティエクスペリエンス|ハニーチェ クリーミーハニー トリートメント• ステラシード|アミノメイソン モイスト トリートメント• タカラベルモント|ルベル SEE SAW ヘアトリートメント スムース• コーセー|ビオリス ボタニカルヘアトリートメント ディープモイスト• カラーズ|アルジェラン アロマ モイスト ディープ ヘア トリートメント• タカラベルモント|ルベル イオセラム クリーム• 花王|エッセンシャル リッチダメージケア トリートメント• プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン|パンテーン エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント• イルミルド製薬|ALLNA ORGANIC トリートメント• 花王|エッセンシャル エアリーモイスト トリートメント• 花王|セグレタ トリートメント• ナンバースリー|プロアクション フォーシー トリートメント• moremo|ヘアトリートメント MIRACLE2X• ヘンケルジャパン|シュワルツコフ BCクア カラースペシフィーク• 花王|アジエンスMEGURI ゴワつきやすい うねって広がる髪用 満たすトリートメント• 多田|クレージュ トリートメントS• クラシエホームプロダクツ|ココンシュペール インテンシブリペア トリートメント スリーク&リッチ• 資生堂|アクアインテンシブ トリートメント 1• タカラベルモント|ルベル イオ クリーム メルトリペア• 大島椿|大島椿 プレミアム トリートメント• 資生堂|マシェリ モイスチュア トリートメント EX• 資生堂|TSUBAKI しっとりまとまる トリートメント• マイハニー|ハニーケアトリートメント• アンファー|スカルプD ボーテ 薬用トリートメントパック ボリューム(医薬部外品)• ステラシード|アハロバター リッチモイスト バターとヨーグルトのとろとろトリートメント• ミルボン|ディーセス リンケージ ミュー4X• AVEDA|ダメージレメディ インテンシブ リストラクチュアリング トリートメント• ウカ|ヘアトリートメント グラマラスナイティナイト• ユニリーバ・ジャパン|LUX スーパーリッチシャイン ダメージリペア リッチ補修トリートメント• イフイング|Dr. TOKIO IE INKARAMI PREMIUM TREATMENT• アリミノ|ケアトリコ トリートメント type-H• プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン|ヘアレシピ キウイ エンパワーボリュームレシピ トリートメント• ユニリーバ・ジャパン|ダヴ 濃密ミルク ヘアトリートメント• ユニリーバ・ジャパン|LUX プレミアム ボタニフィーク ダメージリペア トリートメント• 花王|グール ラボラトリー シャインエンハンス トリートメント• クラシエホームプロダクツ|いち髪 濃密W保湿ケア トリートメント• ユニリーバ・ジャパン|LUX バイオフュージョン バイタルリペア トリートメント• 日本ロレアル|ケラスターゼ ソワン セラピュート• プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン|パンテーン ミラクルズ リッチモイスチャー トリートメント• 牛乳石鹸共進社|カウブランド 無添加トリートメント しっとり• 花王|and and ときめく スウィートジャスミンの香り トリートメント• ヴェレダ|オーガニック ヘアトリートメント• ミジャンセン|パーフェクトセラム トリートメント ダメージ補修力の検証で満点評価を獲得したのは以下の5商品です。 ネイチャーラボ|モイスト ダイアン パーフェクトビューティー EDRトリートメント• ネイチャーラボ|ベルーガ アミノ酸 トリートメント アミノダメージケア• ビューティエクスペリエンス|ロレッタ とくべつな日のトリートメント• 乾燥した環境でも毛先のまとまり・ツヤ感を長時間キープできるトリートメントを探している方ならば、P&G・ネイチャーラボ・ビューティエクスペリエンスのトリートメントは買って損なしといえるでしょう。 半分以上の商品は水準以上の評価を超えており、水準レベルの指通りに及ばなかったトリートメントは20商品ほどでした。 合格ラインではありませんでしたが、極めて低い評価がついた商品もありません。 また、4点以上の高評価がついた6商品のうち4商品は、サロン専売のトリートメントという結果になりました。 上位6商品は指通りをよくするコンディショニング成分の配合量が多い商品が目立ちます。 ただし、上位6商品のうちのひとつである「コタ アイケア トリートメントY」は、コンディショニング成分とシリコーンの配合量は少なめです。 コンディショニング成分・シリコーンが多いからといって指通りがよくなるとは言い切れないことがわかりました。 サロン感覚の本格アミノ酸シャンプー&トリートメント「ベルーガ」のダメージ補修トリートメントが第1位となりました。 使用後のまとまりやツヤ感は、 あらゆる髪の長さ・髪質にもぴったりな仕上がりです。 塗布直後と6時間乾燥後の毛束の状態はほぼ変化がなく、 パサつきや広がりは一切ありません。 毛先までうるおった質感を維持して、指通りのよさも申し分ナシ。 自然なツヤ感がはっきりと一文字に出るのも好印象です。 成分内容も高評価。 各種アミノ酸・水溶性コラーゲンなど保湿成分が入っているので、パサつきが気になる髪のケア効果も期待できます。 ただし、コンディショニング成分が多めに配合されているので、 すすぎ残しがないように気をつけましょう。 香りも微かに香る程度で、強いニオイが苦手な方でも使いやすいと言えます。 ダメージやパサつき、髪の広がりなどに悩んだら、まず試してみる価値のあるトリートメントです! 超しっとり系サロンシステムトリートメントブランド「Deep Layer」のホームケア用トリートメント。 ツヤがない・ゴワつき・指通りが気になるハイダメージ毛向けの商品ですが、 商品コンセプトどおりにツヤ・ゴワつき・指通りのすべてに効果を発揮しました。 ギラギラとした人工的なツヤの質感が気になりますが、 はっきりと一文字にツヤが出ることは確かです。 また、6時間乾燥後でも 塗布直後とほぼ変わらずにしっとり髪をキープし続けました。 ゴワゴワとした質感が戻ってくる気配は一切なく、指通りも水準を上回る評価です。 成分内容も優秀で、ほぼ満点。 シリコーンの含有量が多いため、 コーティング力が強くまとまりのある仕上がりになるような成分構成となっています。 加水分解系の浸透性の高い補修・保湿成分や各種セラミドなど、 髪に必要な成分をきちんと配合している点も好印象です。 ダメージを受けたロングヘアやパサつきが気になる髪におすすめのトリートメントです。 傷みが進んだ髪の補修に着目した「モイストダイアン エクストラダメージリペア」のトリートメント。 美容雑誌や通販サイトでのベストコスメを数多く受賞するダイアンシリーズが、第3位となりました。 ダメージ補修力と成分については文句のつけどころナシ。 6時間乾燥した後でも、おろしたての筆のように毛先までつるんとまとまっています。 髪一本ずつがうるおった見目を維持して、はっきりとツヤが出ている点も高評価です。 また、成分については各種セラミド・加水分解ケラチン・ヒアルロン酸・r-ドコサラクトンなどの保湿&補修成分が贅沢に配合され、 髪に必要な成分をしっかり補えるようになっています。 指通りのよさが水準以下となりましたが、その他の検証結果を踏まえると十分買う価値アリと言える商品です。 コンディショニング成分の配合量が多いので、塗布時には頭皮につかないように気をつけましょう。 シャンプーで知られる「BOTANIST」のトリートメント。 モイスト・スムース・スカルプなど合計で5種類のシャンプー&トリートメントが揃っていますが、こちらはダメージケア用向け商品です。 商品ラベルに「ダメージヘアをなめらかなツヤ髪へ」と記載してあるとおり、 コームで持ち上げたときにはっきりとツヤが出ます。 6時間乾燥した後、 毛先がやや乾燥してしまったのが残念です。 毛束全体のまとまりは抑え続けることができ、サラサラな指通りを実感できます。 保湿成分を配合しており、成分内容としては欠点が見当たりません。 主成分がシリコーンでコーティング力が強いので、 髪のダメージやパサつきが気になる方に適した商品です。 手にとったときは香りを強めに感じますが、髪につければあまり気にならない程度。 強い香りが苦手な方でも、問題なく使えそうです。 ドライヤーで乾かすたびに髪にツヤを与えるヘアケアライン「ジェミールフラン ヒートグロス」のトリートメント。 サラサラ・なめらか・しっとりの3種類展開で、こちらはしっとりタイプの商品です。 乾かすたびに髪にツヤを与えるヒートグロスPPT(ポリペプチド)配合をアピールするだけあって、 はっきりとしたツヤが出ます。 やや人工的な光り方ですが、 ツヤ髪を目指す方には適しているでしょう。 6時間乾燥後には多少毛束が広がってしまいましたが、毛先までうるおった質感を維持し続けました。 ベタつきのないサラッとした手触りで、 指通りにも優れています。 補修効果に優れた成分のほか、熱保護成分などが入っており、 ダメージヘアに効果的な成分内容も高評価です。 ボリュームダウンしたい方やロングヘアの方ならば検討してもよいでしょう。 「色あせない美しさ、時間を超える上質」をコンセプトとしたサロン専売ブランド「コタ アイ ケア」のトリートメント。 「うるおいを与え、やわらかくしっとり仕上げる」と商品紹介に記載されているとおり、 傷みによって固くなった毛束がやわらかい質感に変化しました。 ずっと触っていたくなるような手触りで、 指通りのよさも4点と高評価です。 6時間乾燥した後もゴワつきが出ることなく、毛先までうるおった見目をキープ。 おろしたての平筆のような毛先のまとまりは極めて優秀です。 もっとはっきりとツヤが出れば、完璧でした。 加水分解ケラチンや各種アミノ酸など保湿・補修成分が配合されており、 ダメージケアをしたい方には満足できる成分内容。 コンディショニング成分とシリコーンの配合量が少ないため、重すぎない仕上がりを期待できます。 髪が細い方やボリュームダウンに悩む方には、有力候補となるトリートメントです。 まとまりやすいサラサラの髪へと導くヘアケアブランド「サラ」のトリートメント。 軽やかサラサラとしっとりサラサラの2種類展開で、こちらは軽やかサラサラタイプの商品です。 「軽やかサラサラ」をうたうだけあって、 やわらかくサラっとした仕上がりが期待できる成分内容。 シリコーンの配合量が少なく、ボリュームダウンしがちな髪でもふんわりした仕上がりになります。 6時間乾燥した後でも、 指通りのよい手触りと毛先のまとまりを維持し続けました。 保湿・補修成分を複数配合しており、成分内容はほとんど文句ナシ。 着色料未配合ならより完璧でした。 ツヤがはっきりと出るのも美点のひとつです。 コームで髪を持ち上げると、一文字にツヤがはっきりと出ました。 ぺたんとしがちな細髪だけでなく、ツヤ不足に悩む方にもおすすめできるトリートメントです。 フランス北西部ブルターニュ産の海藻エキスを配合したヘアケア商品を企画販売する「ラサーナ」のトリートメントです。 シリコーンとコンディショニング成分の配合量が少なめで、 ふんわりとした仕上がりになる成分内容。 塗布直後から6時間乾燥後まで、成分の効果どおりにふんわりとした質感のまま、 毛束のまとまりを維持していました。 ふんわりしていますが、 髪の毛一本ずつがうるおった実感もあります。 指通りもよく、ややぼやけているもののツヤもあり、十分に優れた仕上がりでしょう。 ダメージケア効果のある補修・保湿成分が配合されていて、成分内容も申し分ありません。 トリートメントで髪がしっとりしすぎてしまう細毛・軟毛の方でも安心して使えるトリートメントです。 サロントリートメントを持続させることをうたった「インプライム モイスチャートリートメント ベータ」。 すべての検証軸で高評価がつきましたが、とくに優秀なのが成分。 保湿効果のある成分を多数配合し、保湿力の高さがうかがえる成分構成になっています。 成分分析の結果とたがわず、 6時間乾燥した後もしっとり感と毛先のまとまりをキープ。 指通りのよさも文句ナシです。 ツヤがはっきりと出れば、より完璧でした。 やや重めの仕上がりなので、 高い頻度で使うとしっとりしすぎてしまうかもしれませんが、週1〜2回のケアにはちょうどいい保湿力だと言えます。 パーマやカラーでパサパサに傷んだ髪を保湿する効果を期待できるので、ダメージ髪に悩んでいる方は一考の価値アリです。 パーマやカラーなどのケミカルダメージと日本人の髪質に特化したヘアケアブランド「ケラテックス」のトリートメント。 ダメージ補修力・成分内容・指通りのよさ、どこをとっても難点が見当たらない商品です。 6時間乾燥した後でも、まとまりとうるおいを維持。 少しぼやけてはいるものの、自然なツヤを帯びています。 仕上がりはかなり軽く、ベタつきは一切ありません。 サラサラとした手触りで、指通りがよいと言えます。 成分は4. 5点と、ほぼ満点に近い評価です。 加水分解ウールキューティクルといった 浸透性の高い補修成分を複数配合しているほか、保湿成分もたっぷり入っています。 ただし、セタノールの含有量が多いため、肌が弱い方は刺激となる可能性も。 頭皮や肌につくのを避けて、しっかりすすぐ必要があります。 軽い仕上がりかつ、ダメージ補修力と保湿力のあるトリートメントを探している方ならば、購入候補となる商品です。 天然植物由来成分とクリーンな水で成分構成したヘアケアブランド「Yunto」。 「しなやかでうるおいのある髪に仕上げます」という商品紹介どおり、うるおった質感の髪を手に入れられます。 6時間乾燥後でも、 まとまりのよさは抜群。 毛束から毛先までパサついた毛がなく、 うるおいを帯びた見目をキープし続けました。 もっとツヤがはっきり出ていれば文句ナシの仕上がりです。 指通りのよさ・成分の評価も水準を上回るレベル。 肌が弱い方には肌刺激となりうる防腐剤配合なのがマイナスポイントですが、保湿・補修成分が複数配合しているため高評価となりました。 毛先を重点的にケアしたい方ならば、買っても問題ないと言える商品です。 髪と肌のことを考えたハチミツヘアケアブランド「ハニーチェ」。 「ハチミツ由来のダメージケア&ダメージ予防成分」と商品紹介には記載されていますが、 もう少し補修成分が欲しいと感じる成分内容でした。 毛束のまとまりは極めて優秀で、 6時間乾燥した後でもしっとりとうるおった髪のままです。 シリコーンの配合量が少なめとだけあって、ツヤもやわらかくて適度なボリュームもあります。 指通りが高評価な一方で、成分については補修成分の不足がマイナス点となり評価が伸び悩みました。 ハチミツや加水分解ハチミツタンパク、シア脂など、 保湿成分はたっぷり配合されているので、パサつきが気になる方に適したトリートメントだと言えます。 熱ダメージケアもできるので、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守りたい方も一考の価値アリな商品です。 スキンケア発想のヘアケアブランド「エイトザタラソ」。 「ダメージによるパサつきを浸透補修」とアピールするとおり、ダメージ毛束がしっとりした質感になりました。 ベース油剤は高級アルコールとシリコン油で、ほどよいツヤとまとまり感が期待できる成分内容。 分析どおり、 ほどよいツヤ・まとまりを実感できました。 補修力に特化した成分も入っており、 成分は文句ナシの満点評価です。 指通りについては コンディショニング成分の配合量が少ないため、月並みな評価に。 6時間乾燥後は毛先部分に少しパサつきがありましたが、全体的にサラっとした髪質に仕上がりました。 ダメージケアをしたい方やベタつきが苦手な方ならば購入を検討してよいでしょう。 サロン帰りのツヤとまとまりを実現したという「アロマキフィ モイストシャイン オーガニックトリートメント」。 まとまり・ツヤ・指通りのよさはいずれも水準以上のレベル。 塗布直後の毛束のまとまり感を、6時間乾燥後もキープし続けました。 ノンシリコンですが、ほどよくしっとりした手触りを実感できます。 オーガニック成分にこだわった商品ですが、成分は3. 5点とまずまずな評価に。 コンディショニング成分の配合量が多く、バランスが少し悪い印象です。 毛髪診断士の齊藤あきさんは「コンディショニング成分も植物由来にこだわるとよりよいです」と評価。 補修成分が不足している点もマイナスポイントです。 総合的に見ると、ダメージの少ない細い髪・ぺたんこになりやすい髪の方に適したトリートメントと言えます。 髪質別の悩みから解放し、扱いやすい素直な髪へ導くことをコンセプトとした「ジュレーム リラックス」のトリートメント。 ダメージ補修力・指通りのよさはまずまずな評価ですが、成分評価が振るわずに18位という結果になりました。 検証の結果、 6時間乾燥後でも毛先までツルンとまとまる点が優秀でした。 シリコーンやコンディショニング成分が多いためか、 指通りのよさ・ツヤも水準を上回ります。 はっきりとしたツヤ感ではないのが惜しいところです。 乾燥後の毛先のまとまりは目を見張るほどでしたが、一方で成分評価は水準レベルで点数が伸び悩みました。 保湿成分を多少配合しているものの、 特徴的な補修・保護成分などが入っていないのが気になります。 スムース・タイト・バランスの3種類展開で、こちらは軟毛向けのスムースタイプです。 「ツヤ髪をつくる」とアピールするとおり、一文字にはっきりとツヤが出ます。 ギラついた人工的なツヤではなく、自然な光り方なので文句のつけどころがありません。 塗布直後と比べると毛先のまとまりは劣るものの、 6時間乾燥後でもうるおった見目をキープ。 なめらかな質感どおり、指通りのよさも水準以上の3. 7点を獲得しました。 コーティング力に優れた成分内容で、 摩擦防止やカラーリング後のケアに有効であると言えます。 しかし、 頭皮に残るとかゆみなどの原因になる場合があるため、成分評価は水準レベルの3点にとどまりました。 マツモトキヨシのプライベートブランド「アルジェラン」のトリートメント。 「植物成分によって、乾燥髪にうるおいを補給する」という商品紹介の言葉どおり、パサパサだった髪が水分を含んだ見た目になりました。 6時間乾燥後もうるおいをキープ。 ただし、ノンシリコンのため、一本筆のようにしっとりまとまりません。 コンディショニング成分配合で 指通りのよさも問題ナシ。 ややぼやけていますが、ツヤ感もあります。 ノンシリコンで補修成分が少ないため、ひどくダメージを受けた髪には不向きですが、ハリ・コシが不足している細毛の方や傷みに悩んでいない方には一考の価値アリと言えるトリートメントです。 複数の精油をブレンドしているため、オーガニック系ヘアケア商品の香りが苦手な方や 精油が肌に合わない方は避けておきましょう。 くせ毛特有の質感にアプローチする「イオ セラム」のトリートメント。 ひどくパサついた髪の毛でもなめらかな質感になり、指通りのよさは水準を上回る評価になりました。 重すぎず軽すぎない、しっとりとした手触りを実感できます。 6時間乾燥後も、毛先のうるおい感とツヤをキープ。 毛先のばらつきがなければ完璧でした。 今回検証したルベルの中でも、成分評価では最高得点となりました。 あらゆる髪質に適した成分内容で、 アルギニンや各種セラミドなどの保湿成分を複数配合している点が優秀です。 ただし、コンディショニング成分の配合量が多いため、 地肌や肌に残ると刺激になる場合があります。 使用する際にはすすぎ残しに注意しましょう。 雑誌のベストコスメを複数受賞しているヘアケアブランド「レヴール」のトリートメント。 ハリコシ・うるおい・頭皮ケアの3タイプあり、紫色のボトルはうるおいタイプの商品です。 6時間乾燥後でも毛束が広がったり、 うねったりすることなく、まっすぐな状態を維持しました。 うるおった見た目も評価できますが、 やや毛先がパサついているのが惜しいところ。 指通りも水準を下回りました。 成分については満点に近い評価がつきました。 補修効果のあるコンディショニング成分のほか、カラー後の髪を保護する成分や植物油など、 ダメージ髪に有効な成分が複数入っています。 低分子のシリコーンによってほどよく軽い仕上がりになるので、ダメージ補修したい細毛・軟毛の方に適していると言えるでしょう。 甘い香りをしっかりと感じるので、 強いニオイが苦手な方には不向きです。 現在は「レヴール ゼロ モイスト カチオンフリートリートメント」として販売されています) 30秒トリートメントをうたう「エッセンシャル」のトリートメント。 ふんわりと仕上がるエアリーモイストと、しっとりと仕上がるリッチダメージケアの2種類がラインナップされています。 塗布直後は乾燥毛のないストレートヘアですが、 6時間乾燥後にはうねりが出てしまいました。 やや毛先がパサついて広がったものの、うるおった質感を維持できている点は評価できます。 ツヤ・指通りのよい髪になるという成分分析どおり、 ツヤ感と指通りのよさは優れています。 ギラギラとした人工的な光り方ではありますが、一文字にツヤが出ました。 高級アルコール・シリコン油・コンディショニング成分がメインで、 成分面では特筆すべきポイントがありません。 頭皮や肌に残るとかゆみや刺激の原因になるので、 すすぎ残しには注意しましょう。 カラー後のツヤの低下・ダメージを気にする人向けのトリートメント「BCクア カラースペシフィーク」。 ほどよいツヤとまとまりを実感できる検証結果となりました。 乾燥室に6時間放置しても、 毛束のまとまりをキープ。 毛先にややパサつきが出ている程度で、全体的にしっとりとした質感のままでした。 やや重さはありますが、 どんな髪質・長さの人にもおすすめできる仕上がりでしょう。 加水分ケラチンや各種アミノ酸配合で、ヘアケアに必要な成分が入っています。 コンディショニング成分配合にもかかわらず、 指通りのよさの検証では水準を下回る評価となったのが残念です。 まとまりのよさや成分内容を踏まえると、 カラー後のケアをしたい方ならば一度チェックしてもよいと言える商品です。 @コスメで1位を獲得したこともある「クレージュ トリートメントS」。 商品に貼られたラベルに「毛先まとまるダメージケア」と書かれているとおり、 補修・保湿成分を複数配合。 6時間乾燥させた後も、 毛束全体が広がることなくまとまっています。 ツヤ感も出ており、成分内容も優れていると言えます。 シリコーンの配合量が少ないためか、 ふわっと軽やかな仕上がりです。 しっとり系が好みの方は、「クレージュ」のしっとりまとまるタイプをチェックしてみてくださいね。 指通りのよさも問題ありませんが、その分コンディショニング成分が多いので 頭皮や肌に残ると刺激になる場合もあります。 すすぎ残しがないように、しっかりと洗い流しましょう。 トリートメントとしての性能は十分備わっていると言えます。 ぎゅっと絞ったような特徴的なボトルの「ココンシュペール インテンシブリペア トリートメント」。 商品紹介では「しっとりなめらかに仕上げる」と書いていますが、 指通りのよさはいまひとつな結果に。 検証では水準以下の評価となりました。 6時間乾燥後でも毛束がしっかりまとまっていますが、 毛先にパサつきやゴワつきが少し出てしまいました。 まとまりはもう一息な検証結果ですが、ツヤ感は文句ナシ。 コームで持ち上げると、 はっきりと一文字にツヤが出ます。 シンプルな成分内容ですが、加水分解シルクなどの保湿成分を配合しています。 ただし、頭皮に残るとかゆみや肌刺激の原因となる成分がベースとなっているので、 すすぎ残しがないように注意が必要です。 資生堂のプロフェッショナルラインから販売されているトリートメント。 ダメージヘア用の商品だけあって、 成分分析でも保湿・補修成分が複数配合されている点が高評価でした。 シリコーンやコンディショニング成分がバランスよく配合されていて、成分的に文句はありません。 6時間乾燥した後でも ゴワゴワとした質感を抑え続けることができ、 指通りのよさも水準を上回る評価となりました。 全体的に評価は高めですが、 乾燥後に毛先がぼわっと広がる点がマイナス要素となり、順位が伸び悩みました。 「なめらかで軽い仕上がり」と商品に書いてあるとおり、毛先までしっとりまとまるというよりも、空気を含んだふんわりした質感が好みの方に適した使用感です。 シャンプーやスタイリング剤などの商品で知られる「マシェリ」のトリートメント。 「しっとりサラサラとまとまり髪に仕上げます」と商品紹介にありますが、まとまりやサラっとした指通りは中途半端な評価となりました。 シリコーンやコンディショニング成分をほどよく配合し、なめらかな指通りをつくる高級アルコールも含まれていますが、 指通りのよさでは水準をやや下回りました。 毛先までツルンと一本筆のようにはまとまらず、 6時間乾燥後にはややパサつきが目立つのも残念です。 ツヤと成分についてはおおよそ問題ナシ。 低刺激なコンディショニング成分やアミノ酸系の両性界面活性剤を使用するなど、 肌へのやさしさを考慮した成分内容になっています。 タール色素を配合している点が足を引っ張り、満点評価を逃しました。 しっとりタイプをうたっていますが、 どちらかといえばベタつかずにふんわり仕上がるトリートメントです。 サロン専用ヘアケアを毎日使いたい方のためのヘアコスメブランド「KESHIKI」。 アイロンやコテ、ドライヤーなどによる熱ダメージから髪を守る成分配合なのが魅力のトリートメントです。 6時間乾燥した後でもツヤ感はあるものの、 毛先のゴワつき・パサつきが目立ちました。 乾燥による広がりは抑えられていましたが、商品紹介文の「保湿感のあるみずみずしいまとまり」はそこまで実感を得られません。 指通りのよさでは水準を下回る結果となりましたが、成分内容に関しては文句ナシ。 熱保護・補修・保湿成分がバランスよく入っており、髪に必要な成分がきちんと配合されている点を高く評価しました。 熱ダメージから髪を保護したい方ならば、候補に入れてもよいでしょう。 食品としてのハチミツを扱っているメーカーが作るトリートメント。 非加熱の生ハチミツを配合するほか、 吸着・補修効果の高い成分や各種アミノ酸などが入っており、こだわりを感じる成分内容になっています。 成分内容的にはしっとりまとまりのある髪になるはずですが、 他の商品と比べて毛先のまとまりが微妙でした。 ツヤ感もあって毛束全体の広がりを抑えられているので、毛先のパサつき・広がりさえなければ問題ありません。 ほどよくしっとりした質感で、指通りもよくなります。 補修成分の配合量も申し分なく、肌刺激の懸念もないので髪質問わずに使用できるため、成分も高評価です。 もっと金額が安くて、より全体的な評価が高いトリートメントもあるので、あえて選ぶ必要はないでしょう。 頭皮を洗うことをコンセプトに商品を作り続けているブランド「スカルプD」のトリートメント。 ふんわりと仕上げるボリュームタイプをうたった商品のため、 しっとりというよりもふわっと軽い仕上がりになります。 髪と頭皮全体にマッサージしながらなじませることを推奨しているトリートメントですが、地肌につけても成分的には問題はありません。 毛髪・頭皮の汗臭を抑える成分やふけ・かゆみを防ぐ成分、切れ毛・枝毛を防ぐ成分など、 頭皮ケア・ヘアケア効果を期待できる成分内容です。 ツヤ感はありますが、指通りと毛先のまとまりはいまひとつ。 毛先にパサパサとした質感が出てしまいました。 毛束の広がりを抑えることはできたので、髪にほどよいふんわり感を残せます。 サロンのトリートメントメニューにある「トキオインカラミトリートメント」と同じ補修効果を期待できるトリートメント。 「自宅でサロンケアする」という発想で作られた商品ですが、サロンケア後のような使用感は期待できない結果となりました。 6時間乾燥後にはツヤ感が出るものの、毛先のまとまりの悪さが目立ちます。 毛束全体が広がってしまい、ゴワつきのある見た目になってしまいました。 ただし、コンディショニング成分が多いだけあって、 指通りのよさはかなり優秀です。 補修効果・保湿効果のある成分が複数入っている点は評価できますが、肌が弱い方には 肌刺激となる懸念がある成分の配合量が多いところが減点ポイントになりました。 サロン向けトリートメントやスタイリング剤などを販売するアリミノの「ケアトリコ トリートメント type-H」。 ほどよいツヤ感と保湿・補修成分を複数配合している点が特徴的なトリートメントです。 「指通りがよいしなやかでまとまる質感」と商品説明に記載がありますが、 指通りのよさとまとまりはいまひとつです。 6時間乾燥後は毛束の広がりだけでなく、 ダメージによるゴワゴワとした質感も出てしまいます。 成分評価は水準以上の点数でまずまず。 「硬毛・太毛・ハイダメージ毛・ヘアカラー毛向け」という記載が商品裏面にありますが、ふんわりと重すぎない仕上がりになる成分内容のため、どちらかというと細毛向きな商品という印象です。 サロン向けのヘアケア商品を製造販売しているケラスターゼ。 ダメージケアしたい人向けの「レジスタンス」シリーズのトリートメントですが、商品紹介文どおりのダメージ補修効果は感じられませんでした。 6時間乾燥後でもうっすらとツヤは出ていますが、 パサつきと毛束の広がりが気になります。 指通りもいまひとつで、 保湿成分が少し入っている程度でほかに特徴的な成分がありません。 総合的に見て、特筆する点のないトリートメントです。 シリコンの中でもコーティング力が強いアモジメチコンが使用されているので重い仕上がりになりそうですが、実際使ってみると使用感は軽めでした。 敏感肌の方は肌刺激になる場合もあるため、頭皮・肌につかないように注意する必要があります。 トリートメントが薄まることを防ぐために、塗布前に髪の水気をきっておきましょう。 手ぐしで水をきるのもいいですが、タオルで水気をふき取るのがベストです。 まずは傷みやすい毛先を中心に塗布して、手に残ったトリートメント剤は髪の中間地点につけていきます。 その後、目の粗いコームで髪をやさしくとかすと、髪全体にトリートメントが行き届くのでおすすめです。 コームを使うのが面倒な方は手ぐしでゆっくりなじませた後に、両手のひらで毛先を挟み込んで浸透させるのもよいでしょう。 塗布したら5〜10分ほど放置して、ぬめりがなくなる程度まですすぎます。 肌にトリートメント剤が残らないようにするために、首・肩・背中などは入念にすすぎましょう。 トリートメントのなかには、シャンプーと同じラインになっている商品もあります。 セットで使わなければいけないの?と疑問に感じている方もいるかもしれませんが、 決してライン使いが絶対というわけではありません。 スタイリング剤をしっかりと洗い流したい場合、シャンプーは洗浄力が高いものにして、トリートメントは保湿・補修成分が多いものやシリコーン入りの商品を選ぶとバランスがよくなります。 また、保湿系シャンプー・トリートメントをライン使いすると髪がボリュームダウンする方は、シリコーン成分が少なめのもの・シンプルな成分内容のトリートメントを選ぶとよいでしょう。 しっとりしすぎず、ほどよく軽さを残した仕上がりになるはずです。
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