皆さんはYouTuberの動画といったらどのような内容のものが頭に浮かぶだろうか? 今回紹介する 「とある男が授業をしてみた」の葉一 はいち は「やってみた」「ドッキリ」のようなYouTuberの定番動画ではなく「勉強」をテーマとした動画が中心の「教育系YouTuber」として多くの学生達から人気を集める有名YouTuberである。 今回はそんな葉一のプロフィールをご紹介! YouTubeを始めたきっかけなどについてもとことん深掘りしていこう。 【とある男が授業をしてみた】葉一 はいち のプロフィール! 教師になりたいと思ったきっかけは? 小学生~高校生まで、幅広い年齢層のための算数・数学の学習動画を投稿している葉一。 実は彼は教員免許を取得しているプロの先生で、過去には塾の講師として教壇に立っていた過去がある。 先生を目指そうと思ったきっかけは、高校時代。 今まで良い教師に恵まれず 「先生なんて信頼できない」と教師に不審感を抱いていた葉一少年。 しかし、高校で生徒の話を真剣に聞いてくれる熱心な教師に出会い 「自分もこんな先生になりたい」と、教育学部のある東京学芸大学への進学を決意したそうだ。 何でYouTubeで勉強を教えようと思ったの? YouTuberは視聴者・登録者が稼げなければ満足な収入を得ることのできない大変不安定な職業であるのにもかかわらず、何故葉一は塾講師を辞めてまでYouTubeでの活動に拘ったのだろうか。 それについて、本人は以下のように語っている。 ・大学卒業後、個別指導の塾講師をしていた。 ・個別指導塾は通常の塾とは違い、月謝がかなり高い。 ・そのため、経済的な問題で子供を塾に行かせてあげられないという人が多いことを知った。 ・塾に行けない子供たちのために「何か自分にできることはないだろうか」と考えていた時に、YouTubeで勉強を教えれば無料で繰り返し授業を受けることができることに気づき、動画投稿を始めた。 葉一がYouTubeでの活動を始めたのは2012年6月。 かれこれ6年間子供たちに無料で勉強を教えてくれる 「日本一身近な先生」として活躍中だ。 その活動はネットだけにとどまらず「たけしのテレビタックル」や「ZIP」などのテレビ番組に取り上げられるほどにまで有名になったそうだ。 葉一は子供時代「いじめ」を受けていた! 現在は 「イケメン先生」としても多くの人々から愛されている葉一だが、幼いころは様々な いじめに遭い大変辛い過去を経験していたそうだ。 中学時代にいじめられた過去が・・・ 葉一には2歳年下の妹がいる。 妹は障害を持っており、両親が共働きだったため土日は葉一がつきっきりで面倒を見なければ行けないということがあったそうだ。 中学時代体操部に所属していたのだが、妹の面倒を見る関係で土日の練習を欠席していたことにより、他の部員たちから「サボっている」と勘違いをされてしまい陰口を言われるように。 噂は少しずつ広がり、最終的には学年全体から悪口を言われるまでに発展してしまったそうだ。 葉一少年はその時、心に大きな傷を負ってしまい 自傷行為をしてしまったり 自殺願望が芽生えたこともあったとか 無意識にビルの屋上の淵に立っていたことも。 現在は辛い経験を活かした「命の授業」も・・・! 高校時代の恩師との出会い、そして両親の手厚いサポート 当時は葉一がいじめられていたことについて両親は全く知らなかったそうだ もあり、葉一は現在の明るく優しい好青年に。 動画でもいじめをテーマにしたラジオ動画を投稿するなど、ただの「勉強を教えてくれる人」ではなく 「担任の先生のような、それより親しい存在」として悩んでいる子供たちのための駆け込み寺としての活動もしているのだ。 また、相談は動画だけでなくメールでも受付をしているとのこと。 現在YouTuberとしての活動が忙しいため、なかなか返信をするのに時間がかかってしまうそうだが、親にも言えない辛い悩みを抱えている人は是非一度葉一先生に悩みを相談してみると良いだろう。
次の「とある男」の動画は、あまりお勧めできません。 おつりはいくら?」 これは、算数の問題文として、意味が成立しますか?私は、この動画を見て、「なんじゃい、これは???」という状態になりました。 私は、「キャンディは、500円で、」という部分を読んで、飴が500円なのかな?と思いましたが、キャンディというのは、飴ではなく、人の名前ですよね?また、「110円の消しゴムを3つ」なんて言い方は、初等教育の人ならしませんよね?「1つ110円」なら分かるけど。。。 たぶん、その点を、指摘したコメントを削除して、コメントを拒否したのではないかと推測します。 もしそうであるならば、彼のやり方は、卑劣です。 彼は、多くの動画をあげていますが、彼の動画には、「数学」というものがありません。 彼の動画は、「教科書レベル」で、導入部分に重点を置いていますが、数学を「暗記教科」に落とし込めています。 論理を抜きにして、計算のやり方だけを、丸暗記させる指導法ですね。 「難しい?論理」を抜きに教えるから、「学校の先生より分かりやすい」のは当たり前です。 しかし、数学で最も重要な事は、論理性です。 論理性を欠いた数学は、最早、数学ではありません。 この動画の、こんな、しょうもない説明で納得できる高校生は一人もいないでしょう。 まぁ、特に、間違ったことを言っているのではないのですが、余りにもセンスが無さ過ぎます。 数学の指導者には、ある程度の「センス」が必要だと思いませんか? こんなことを言うのも憚れますが、こういうレベルの人のチャンネル登録数が多いのには呆れてしまいます。 やはり、高校受験に挑むには、学校の授業と、教科書、それに、市販の参考書なり、問題集ですね。 一概に言えませんが、you tubeは、視聴回数が多い動画だからといって、信頼できる動画とは限りません。 かえって、視聴回数の多い動画ほど、要注意であり、危険だと思っていた方が良いでしょう。 中学や高校の数学は、やはり、理学部数学科卒の指導者の動画を見た方が良いのではないか、というのが私の個人的な感想です。 現状では、そのような指導者が少ないのが残念です。。。。。 率直に言えば、教育学部卒は信用できないということです。 安全性に関することで、非常に重要な事なので、もう一つ追加させてください。 この水蒸気は試験管の口付近で、試験管に冷やされて、液体の水になるのです。 「出てきた水が加熱されて試験官がわれるのを防ぐため」ではなく、「出てきた水が、加熱された試験管を急冷することにより、試験管がわれるのを防ぐため」です。 この動画では、この部分が間違いですが、特に理科の実験は、危険性を伴うため、現象をよく理解した指導者が教えるべきだと思います。 私も気になったので、他の指導者の動画も見てみましたが、多くの指導者が、「とある男」さんと同様の間違いをしていました。 すみません。 この動画を見ると、私の指摘はやや改善されていますが、残念ですが、彼は本質的な部分で現象を理解していません。 この実験で、熱分解されたときに出てくる水は水蒸気です。 (日常用語では、水と言えば液体ですが、理科では水蒸気も水と言うのです。 )水蒸気は気体です。 これについても、他の人の動画を見てみたのですが、信じられないことに、「とある男」さんと同様の間違いをしている動画が多々ありました。 このミスの出典は、一体どこにあるんでしょうね?ともかく、このことについては、多くの指導者がこの現象を鵜呑みにしている、ということでしょうね。 それからもう一つ気になる点として、「水が試験管に付着する」というのは良いですが、その意味を彼は理解していないように見受けられます。 「水が付着する」というのは、「水蒸気(気体)が試験管の壁によって冷やされて凝結し、水滴になる」という意味です。 「付着」というのは、この場合、単に液体の水が試験管の壁に「付く」という意味ではありません。 理科は、ペーパーテストだけできれば良いというものではないのです。 理科は、現象の理解こそ大切であって、決して暗記教科ではありません。 くれぐれも、学校の授業を大切にしてくださいね。 以上、長々と書かせて頂きましたが、私が書いた内容は、「とある男」さんだけに限ったことではなく、多くの動画配信者(特にチャンネル登録数の多い配信者)に共通して言えることです。 理科の動画を少し見てみたのですが、やはり、溶解度の単元などで、間違いや、不明確な説明が多いですね。 また、力の平行四辺形についても、天下りに教えているようです。 力の平行四辺形の法則は、大人(高校生以上)には当たり前の法則ですが、中学生にとっては、何故成り立つのか、不思議な法則だと思います。 私自身の経験から言わせて頂けば、中学校の教員からこの法則を天下りに教わった時、何とも言えぬ違和感を感じたのを今でも覚えています。 この法則は決して当たり前の法則ではありません。 16世紀に、シモン・ステヴィンがこの法則を発見したのを知ったのは、高校を卒業した後でした。 理科は現象の理解が大切であって、決して丸暗記の教科ではないのです。 現象を理解していないバカに理科を教わると、バカになるというのは、ある意味で本当だと思います。 やさしく基本を教えてくれているんだと思います。 わたしの同級生にも、数学が苦手な子の中に専用のテキストを買って見ている子がいますよ。 数学の問題量は膨大で、難度もピンからキリまでありますよね。 ハイチさんに導入部分を教えてもらったら、そこから習熟を深めていくのはご自身の努力だと思います。 わたしの印象ですが、例えば公立高校の入試問題の難易度が10段階だとすると、ハイチさんの授業は「導入の学習」として制作されているので、3ぐらいでしょうか。 入試で確実に点を取るためには、もっともっと様々な問題に当たっておくべきです。 「分かったぞ!」と思っても、少しひねった問題を出されると解けないことってよくありますよね…。 ありませんか? 自信をもって受検に臨めるよう、可能な限り多くの類題を解いておくべきだと思います。
次の【とある男が授業をしてみた】とは何者? YouTubeチャンネル【とある男が授業をしてみた】を運営しているのは葉一(はいち)という人物。 このチャンネルには小学生から高校までの幅広い学習用の動画をメインにお悩み相談動画や、ラジオ風雑談などの動画が投稿されています。 ということで、葉一(はいち)さんのプロフィールを見ていきましょう! ・年齢 34歳(2019. これは結構うれしい点です!! ここからは筆者が実際にやった活用方法を紹介します。 ぜひやってみてください! ・予習で使うときや一から勉強するとき 1. 手元にルーズリーフやノートを用意し、画面の板書を書き写していく。 まずは手を動かしてみることが重要です。 YouTube授業の利点である「好きなところで止められる」ことを活かして、一回一回止めながら焦らずに考えて板書を書き写すことができます。 授業のように流れていかないので深く学習することができますね! ・復習に使うとき 1. とりあえず問題を解いてみる。 まずは問題を解いてみましょう!葉一さんの動画ではほとんどの場合はじめから問題がホワイトボードに書いてあります。 これを手元のノートやルーズリーフに書き写して説いてみましょう。 解き終わったら一旦最後までスキップ! 解き終わったら動画の最後の答えが出ているところまでスキップして答え合わせをします。 答え合わせをして合っていればしっかり理解できている証拠なので、そこまででOKです。 間違っていれば解説を見る 答え合わせをして間違っていれば解説のシーンまで戻って解説を見ます。 解説を見てどこが間違っているのか、なぜ間違えたのかがしっかりわかれば終わりです。
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