引っ越し大名実話。 引っ越し大名!にピエール瀧が出演!?他作品は続投?代役?

引っ越し大名!にピエール瀧が出演!?他作品は続投?代役?

引っ越し大名実話

さん hikkoshi. movie がシェアした投稿 — 2019年 8月月17日午前4時29分PDT 国替えは史実に基づく実話? 「引っ越し大名!」に出てくる国替えは実際の江戸時代にありました。 ですから史実に基づく実話です。 ごくかんたんに国替えを説明すると 大名の領地を交代することです。 「転封(てんぽう)」「所替(ところがえ)」「国替(くにがえ)」などと言われていました。 国替えは一部の人だけが江戸と領地を行き来する参勤交代にくらべ、莫大な金も労力も必要とします。 ですから国替えを命じらると藩の財政は一気に苦しくなってしまいます。 藩の規模にもよりますが、一説によると藩の引っ越しには10,000両以上の費用が必要だったとも言われています。 何度も国替えを命じられ、財政が破たんした藩もあるそうです。 幕府は各藩の力を抑えるために、参勤交代とともに国替えを利用していたことがわかりますね。 なお 大名3家の領地を互いに交換する三方領知替え(さんぽうりょうちがえ)というものもありました。 最も有名なものでは、天保11年の川越藩、庄内藩、長岡藩が国替えを命じられた三方領地替えがあります。 この三方領地替えは実現しませんでしたが、幕府の権威が落ちたということで高校日本史の教科書にも載っています。 由来は、江戸幕府より何度も国替えを命じられたため。 また直矩が何度も国替えを命じられていたことも史実に基づく実話です。 ただ映画に登場する姫路藩の松平直矩以外は架空の人物、つまりフィクションと言っていいでしょう。 直矩は父親・直基の代になんと4回も国替えを命令されます。 そんな苦労がたたってか、松平直基は姫路藩へ行く旅の途中で死んでしまいます。 その結果財政は破たん状態に。 そのため「引っ越し大名」と呼ばれるようになったのです。 原作者の土橋章宏さんはこの事実を基に小説を書き上げ、その小説を映画にしたわけです。 武士の桜の紋は史実に基づく? さん hikkoshi. movie がシェアした投稿 — 2019年 8月月16日午後9時20分PDT ここで補足的な情報として片桐春之介の裃の紋を取り上げます。 上のインスタグラムの画像を見ると、星野源演じる片桐春之介の裃に桜の紋があることがわかります。 では江戸時代の武士が桜の紋を使っていたのは史実に基づくものなのでしょうか? 以下のアエラドットの記事をご覧ください。 戦国武将が使っていた家紋は無数にあるが、この中にこれほど愛されている桜をモチーフにしたものがひとつもないのだ。 100種以上の家紋の図版に用いられている梅とは、扱いがずいぶん異なる。 「短命」や「儚さ」といったイメージが家督に関しては相応しくなかったのだろう。 asahi. html? でも調べてみると江戸時代には桜を家紋として使っていた大名はいたようです。 例えば清和源氏の流れをくむと称した大名の仙谷氏は九曜桜を家紋として使っていました。 また清和源氏足利氏の流れをくみ、江戸時代に肥後五四万石の大名だった細川氏は、有名な九曜紋以外に桜紋を使っていました。 ですから桜の紋は史実に基づくと言えますし、片桐春之介の裃に桜の紋があってもおかしくないと考えられます。 ただし桜の紋を使う武将は実際には少なかったようです。 桜はすぐに散ってしまうことから短命をイメージさせるためです。 同じように椿(つばき)も家紋として使うことはきらわれていました。 椿の花は散る間際にポトリと落ち、それが首を落とされることを連想したからのようです。 映画「引っ越し大名!」の片桐春之介はのモデルや元ネタは実在する? 結論を書くと、映画「引っ越し大名」の主人公・ 片桐春之助にはモデルになった人物や元ネタは存在しないと考えれます。 映画「引っ越し大名!」や小説「引っ越し大名三千里」で、片桐春之介は書庫番という仕事をしています。 今でいうと図書館の職員や司書です。 人と接するのが苦手で(コミュニケーション障害?)本ばかり読んでいたため、こいつだったら国替のことをよく知っているだろう、ということで引っ越し奉行に任命されます。 つまり片桐春之介は歴史の表舞台ではなく裏方の人物です。 国替を担当した人物は藩にいたはずですが、裏方の人物の資料や情報は乏しく名前など残ってはいません。 片桐春之介もモデルや元ネタではなく、小説や映画の架空の人物として考えるのが妥当です。 まとめ• 「引っ越し大名!」の国替え、松平直矩、桜の紋は史実に基づく• 「引っ越し大名!」の片桐春之助のモデルや元ネタは実在しない 楽しい映画になりそうですね。 公開が楽しみです。 最後まで読んでいただきありがとうございました!.

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引っ越し大名のモデル・元ネタは松平直矩!家臣の片桐春之介は実在したのか

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この記事では、こんなことでお困りの方のために、私がいろいろ調べてきた最新極秘情報を紹介していきます!• 『引っ越し大名!』の公開日や上映劇場が気になっている方• 『引っ越し大名!』の 特典付き前売り券やお得な割引チケットを探してる方 といった情報が気になる方向けに、知りたいと思っている情報をまとめてました! すっごい待たされましたが、 ついに特典付き前売り券の発売情報をゲットしましたので、ここで紹介しておきます!! 引っ越し大名の前売り券は、オリジナルクリアファイル付前売り券が劇場3万部限定で6月28日金曜より発売開始しました!! そうとう待ちに待った感じですが、ついにかぁ~~、って感じですね。 当日はキャスト・スタッフによる舞台挨拶を予定しています。 引っ越し大名!の公開日や上映劇場、前売り券販売情報はこちら! ということで、まずは『引っ越し大名!』の基本的な情報を紹介していこうと思います。 引っ越し大名!の公開日は8月30日! 『引っ越し大名!』の公開日は、夏休み最後の8月30日に公開されます。 星野源ちゃんと高畑充希さん、高橋一生さん、となかなかにメジャーな俳優さんが出演しているので、なぜにこんな夏休み終わりに上映しちゃうんですかね~~ って感じです。 また夏休みの映画の情報が決まり始めたら、また紹介していきますね。 なお、ここでは、調査して記事を書いている 2019年6月29日時点での最新情報となります。 このあたりの情報は、もう少し近づいてきたら、更新していきますね。 【ネタバレ注意!】引っ越し大名!のあらすじや予告編紹介! ネタとなったのは、実際に徳川家康の血を引く譜代大名でありながら、生涯に七度の国替えをさせられ、付いた渾名が「引っ越し大名」という不運の君主・松平直矩。 この人は、ほんとになんでこんなに領地変更を命じられたのか?!なんて不思議でならないですね。 いつものように幕府から国替えを命じられたものの、度重なる激務によって引っ越し奉行が亡くなってしまい、急きょ代役が必要となります。 ひきこもり侍と人には馬鹿にされながらも、「人無し・金無し・経験無し」の最悪の状況で、姫路播磨から豊後日田への御引っ越し業務をこなしていく、ドタバタ時代劇コメディ! となっています。 まとめ:引っ越し大名!の上映日や特典付き前売り券の販売状況、イベント日程紹介 いかがでしたか? まだ上映日まで時間がありますし、イマイチ情報が出そろってませんね。 映画タイトル 引っ越し大名! 公開日 2019年8月30日 特典付き前売り券販売状況 2019年6月28日より劇場窓口で特典付き前売り券発売中 公開映画館 松竹系 映画来場者プレゼント 無し 映画上映イベント&舞台挨拶 確認中 ってな感じが上映情報のまとめになります。 なるべく最新状況を載せていますが、調査して記事を書いている2019年6月時点での最新情報となります。 舞台挨拶のスケジュールやイベントプロモーション情報、番宣、追加特典や在庫状況など、追加情報が手に入り次第、更新したとわかるようにして紹介していきます。

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引っ越し大名!のレビュー・感想・評価

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まず土橋章宏の原作・脚本が巧い。 何度も国替えを命じられる実在した藩を題材に、現代社会のさまざまな苦労や問題に通じるエピソードを手際よく盛り込んだ。 藩士全員とその家族も皆新たな領地に移動する国替えは、例えるなら会社が他県に移転して全社員と家族が一緒に引っ越すようなもの。 想像を絶する超難関プロジェクトの責任者に、星野源(はまり役!)扮する本の虫の引き籠り侍が抜擢されるという展開が面白い。 リストラの悲哀(解雇する側とされる側の両方)もあれば、BL要素も。 士農工商の身分制度と男尊女卑が当たり前の時代、そんな価値観に縛られない人たちがいてもいいよね、というエピソードの数々。 歌唱力でも定評のある高畑充希はNHK「おげんさんといっしょ」で星野と音楽の共演を果たしていたが、本作でも「引っ越し唄」を一緒に歌う場面があって嬉しい。 高橋一生は豪快な性格の武芸の達人という、彼にしては珍しい役柄で健闘している。 ネタバレ! クリックして本文を読む 原作未読です。 原作では各キャラの性格、行動をもっと描写しているかもしれませんが、映画ではそれは感じられませんでした。 高橋一生演じる鷹村が、星野源演じる片桐を引っ越し奉行に推薦する理由もよく分からん。 高畑充希演じる於蘭(以前の引っ越し奉行(故人)の娘)の設定もあやふや。 引っ越しの知識が無い片桐がアタフタして何も進まない(切腹寸前まで追い込まれる)が、当初、亡き父を評価せず、業績を横取りした上士を恨んでいたが、片桐の真摯な姿勢に心動かされて、父の残したマニュアルを持って来るとドンドン引っ越しが進む。 でも、この時、於蘭は藩とは父の死により関係無い人間。 それが、実質引っ越しを指揮している。 うーん、誰か以前の引っ越しを覚えている人間が居て、於蘭の父が実質取り仕切っていたのだから、何か資料を残しているんじゃないか?と最初の段階(誰が奉行をするか決める時)で言い出さないかなぁ。 シングルマザーの於蘭が今までどうやって生活してきたのかも不明だし、引っ越し指揮していても賃金は貰ってないだろうし。 しかも、何故か突然に於蘭が歌いだすシーンもあるし。 終盤、感動系に話しを振ったけど時すでに遅しって感じ。 ネタバレ! クリックして本文を読む Amazonプライム・ビデオでレンタルして鑑賞。 原作 土橋章宏「引っ越し大名三千里」 は既読です。 参勤交代にしたって、赤穂浪士の討ち入りにしたって、先立つものは金、金、金! いつの世も、銭がいるのです。 藩が引っ越しするにも、もちろん金かかりまんねん!!! というわけで、国替えを命じられた姫路藩の引っ越し奉行に任じられた、気弱な藩士・片桐春之介 星野源 が、仲間たちと共に奮闘する姿を描いた時代劇エンターテインメント。 幼馴染みの鷹村 高橋一生 の推挙によって、半ば強引にお役目を任された春之介…。 しかも祿は半分以下に減らされる…。 いったいどうすりゃいいの??? 徹夜で考えども、いい知恵は浮かばず…。 無策の春ノ介が頼ったのは、前引っ越し奉行の娘・お蘭 高畑充希 でした。 初めは父親の手柄を上士に横取りされたことから、けんもほろろな対応でしたが、春ノ介の真面目で正直な心根を知って、協力してくれることに…。 仲間が集い、ついに始動した一大プロジェクト。 しかし、一筋縄ではいかない…。 前引っ越し奉行が遺した指南書を元に、ギリギリまで経費を節減するため、藩士には家財道具の半分を処分するように言い渡すなど工夫を凝らす…。 なれど反発は免れず…。 周りに示しを付けようと、大切に管理して来た書物を選別し、殆どを火にくべて処分した春之介…。 私も本好き故、その断腸の想い、よ~く分かりますよ… 泣 さらには、祿高が加増された暁には再び召し抱える、という条件で殆どの藩士をリストラ。 リストラされた藩士は各々の土地に留まり、百姓として生活していくことになりました。 多くの困難を乗り越え、己に自信を持てるほど強くなった春之介は、固い決意と人々の想いを胸に任務をこなし、いざ引っ越し当日を迎えました。 ところが、意気揚々と進む行列に、刺客たちが乱入して…。 剛の者の役に、正反対のイメージの高橋一生を持って来るキャスティングが憎いねぇ~! ところが予想に反してめちゃくちゃ合ってた 笑 声もちゃんと張れてたし、殺陣もキレ味抜群でした。 【余談】 西村まさ彦、こういう時代劇に出過ぎな件 笑 【余談2】 タイトルは、「引っ越し奉行!」の方が良かったかも??? 主人公片桐 星野源 が月代もないこじゃれた頭なのでどうなることか?と思って観たが脇を固める面々やワンシーンにも見かけた俳優を配してのコメディは楽しい。 映像的に綺麗すぎる気がしないでもないがリアリティーなどどうでもよい程度に楽しめる。 侍社会の窮屈さも上手く面白みを持たせており、サラリーマン化した根性のない侍たちは邦画コメディに良く合っている。 幼馴染の鷹村 高橋一生 のチャラさとアホのような豪胆さも片桐と相反してインパクトがあった。 年増好きと言うのも面白い。 於蘭 高畑充希 が子連れの出戻りで生き生きしてたのも良かった。 片桐のプロポーズ擬きが強引にプロポーズに切り替わっていく件は笑えた。 このままラストまでコメディで行くのかと思えば公儀に通じて裏切る者も現れ、襲撃されるなどのチャンバラ要素も盛り込んでいる。 しかしあの後さらに国替えを強いられるとは、色恋の恨み恐るべし。 やはり松平の殿は一晩お付き合いするべきであったか? ネタバレ! クリックして本文を読む 土橋章宏脚本による時代劇はユニークな題材のものばかり。 参勤交代を面白可笑しく描いた『超高速!参勤交代』、凡作だったが日本初のマラソンを描いた『サムライマラソン』。 本作では、時代劇でお引っ越し!? 徳川の時代。 これらはノンフィクションで実在の人物だが、本作はフィクションを交えモチーフに。 てっきりその直矩が指揮して大お引っ越しするのかと思ったら、別の総責任者が選ばれる。 その大任を託されたのが… 書庫番の片桐春之介。 実在の人物ではなく、オリジナルのキャラ。 蔵書にこもり、書物ばかり読み耽っている毎日。 人付き合いも苦手。 他人とまともに喋れない。 大丈夫…? 大丈夫な訳無い! 姫路藩から豊後・日田 現在の大分県 へ。 移動距離は600キロ! 藩士だけの単身赴任ではなく、家族含め総勢約1万人! 出来なければ、即切腹。 気弱なヲタクくんには卒倒しそう。 さあ、どうする!? 無論、一人では出来ない。 まず、前任の引っ越し奉行に話を聞きに行くが、度重なる激務ですでに他界。 娘の於蘭に最初は邪険にされるが、春之介の人柄に心を許し、父のノウハウで力を貸してくれる事に。 幼馴染みの武芸の達人、鷹村も協力。 イイ奴だけど、彼が断って無責任に適任者が居ると言ったからやるハメになったんだけどね… 助けを借りて、いよいよ本格的に任に当たる。 自分も引っ越しした事あるので分かるが、とにかく大変! 全てを持って行く事は出来ない。 お金もかかる。 それが藩もろともとなると、無理難題が山ほど。 一つ一つの難題を、知恵と工夫で策を練る。 運ぶものを減らす為、不要なものは捨てたり、お金に替えたり。 それは誰であろうと例外ナシ。 春之介も断腸の思いで蔵書の大半を火にくべる。 この時、嫌味な上役が高笑い。 …しかし、この上役に一休さんばりの方法でやり返す。 痛快! 藩は国替え続きで困窮。 国替えには大金かかるが、とてもとてもそんなお金は無い。 勘定頭の助言で、足りない分は商家から借金。 勘定頭が協力してくれたのも、商家が費用を出してくれたのも、これまた春之介の人柄に惹かれて…。 今回の国替えは、石高が15万石から7万石に減封。 分かり易く言うと、大きな会社が小さな会社に。 つまり、全員を今まで通り雇ったままは無理。 この時代にもあったリストラ…。 独身者に対象を絞り、藩士から百姓へ、その非情な通達役も務める春之介。 激昂する者、悲観に暮れる者らが続出…。 心が痛い。 が、春之介は約束する。 「元の15万石に加増が戻った時、必ずお迎えに上がり、再び召し抱えまする」 それは、いつの事になるのか…? 本当に叶うのか…? しかし、春之介は決して…。 春之介という人物像に魅了される。 最初はダメ男くん。 悪戦苦闘しながらも、創意工夫。 書物で得た知識で頭も良く、機転が利く。 内面も成長。 もう、かたつむりじゃない。 星野源が好演。 周りも個性的で、中でも、幼馴染みの鷹村役の高橋一生が豪腕な藩士役で新鮮だった。 時代劇は手掛けていたが、犬童一心監督にとっては初と言っていいくらいの本格コメディ。 そこに、ミュージカルやBL要素まで…!? 実は当初はさほど期待してもなく、序盤もイマイチであった。 無理難題の国替えの裏には陰険な上役の仕返しや定番の裏切り者、一応時代劇らしいチャンバラシーンもあるにはあるが、お供え程度。 策を凝らした国替え大作戦が始まってから面白くなってきた。 それに加え、 国替えが成功しても、功績は残らない。 手柄は悪い上役が横取り。 パワハラ、リストラ、断捨離…現代にも通じるテーマやヒント。 ヲタクくんがみるみる才を発揮して、女性とも出会って幸せを手に入れ、出世もして…と、ご都合主義ではあるが、それすら爽快。 ラストは念願叶う。 決して忘れなかった元藩士を迎えに行くが、戻る者も居れば、百姓として残る者も。 最後は意外や感動。 思ってた以上の良作好篇。 作品や春之介も含め、大義であった。 1682年 越前松平家が国替えにて播磨から豊後へ引っ越ししなければならなくなった。 その土地は石高が今の半分。 そんな遠方引越しの采配を任されたのは書庫番の片桐だった。 星野源のよそよそしさと引越しへのあわてぶり。 時代劇コメディである。 上手く時代劇に現代風を取り入れた感たっぷり。 しかし、アンパイ過ぎた面もあり。 星野源、高畑充希以外の俳優が少ししか活きていない。 高橋一生は引越し中アクション用か? 濱田岳の無駄遣い。 新型コロナのこの社会情勢だからこそ、個人的に面白味も少し増えたとも思われる。 何かと言えば腹を切れと言われる江戸時代。 切れとまでは言わないが、そんな覚悟でやれてる役人が今何人いるだろうか? 新型コロナ危機で経済が疲労しているからこそ観てもらいたい映画である。 まずは、土橋先生(脚本)の博識にはいつも脱帽する。 イジるためには、歴史を深く知っていなくてはならないというのが学校の教えなので、 ここまでイジり倒せるってことは、 もはや実体験じゃね?と聞きたくなるほどwww. 単なるコメディではないのは解ってましたが、 まさかの高橋一生でしたね! あんな華奢な役者さんが、 物凄い豪傑に空目する不思議。 がもちゃん(凪のお暇)…だよね?(震) 今回はキャスティングにもザワザワがありましたが、 私としては、まあまあ満足。 そして、ラストでしっかり泣かせるあたり、 ずるい!!www でもってエンドロールでびっくり! おいおい、振付と作詞は野村萬斎さんでしたか!! どうりで狂言ぽいと思いました。 脚本家の登竜門、城戸賞入選作品が即映画化、そこからスルリとてっぺんまで登っていってしまった先生なので、 今後も楽しみな脚本家なのです。 ネタバレ! クリックして本文を読む かたつむりでございます星野源 ドタバタ喜劇時代劇 いきなりの衆道…もとい国替えの御触れで大混乱。 いつの時代も嫌な仕事は末端に押し付けられるものである。 大役に抜擢された星野殿、いや片桐殿。 もし何の官職もない穀潰しがいきなり奉行になったら、というドリフのコントのような無茶振り。 その突拍子も無いロケットスタートが時代劇とは思えないテンポ。 時代劇は往々として現代では馴染みのない文化を説明しないといけないのでどうしても退屈になりがちであるが、この作品が伝えたいものは現代との相違ではない。 風呂に入り酒を飲み腹が減ればまんじゅうを頬張る。 そこにあるのはまさに現代の日本そのもの。 そして現代でもミニマリストだの断捨離だのが叫ばれる世の中、自分も引っ越しの時は頭を悩ませた経験がよぎる。 覚えていないのですから必要とは言えませんね、見切ります! なんとも小気味の良いセリフ。 そして自ら断腸の思いで書物を焼く。 当時はブックオフなんてなかっただろうし売るのは難しそうだな。 そしてもう1つ大事なのが予算である。 借りて仕舞えばこちらのものじゃ!とお代官様。 よってどこの商家も首を縦に降らない。 こちらも無責任な現代の政治とよく似ている… お金にだらしないのは世の常なのか。 結局片桐殿が土下座して情けを誘うのであった。 それでも足りない予算はお役目御免、リストラである。 帰農せざるを得ない武士は辛いもの。 まるでプロ野球の自由契約に通じるものがある。 まさにこの作品は時代を超えたドラマと言える。 そしていざ出発の日。 待ってましたとばかりに悪党出現。 お約束の展開に高鳴る期待。 家宝をここぞとばかりにふりかざし敵をバッタバッタと薙ぎ払う鷹村殿。 傷一つ付けてはいけないものを惜しみなく使えるのは何だか得した気分だなあ。 取っておいたお気に入りの高い酒を一気飲みするかのようだ。 それにしても美味しいところを全部持っていくのはズルい。 そして大団円。 星野さんは下手なタレントより演技が光りまさにハマり役だった。 全体的に無理な配役がなくまとまった作品でオススメ。

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