この度、弊社セントラル画材より、実際にコピックをご購入されたユーザー様より、実際にコピックを使用していただき、ブログとして数回にわたり投稿していただきました。 今回はその第一弾になります。 我が家には約120本のコピックがあります。 娘の誕生日、クリスマス、こどもの日または、頑張った日(なんでもない日) などなど・・・コツコツ買いためたコピックさん達。 コピックさんと出会ってからというもの、今までハマっていたゲームなどには寄り付かなくなり、毎日黙々と絵を描き、そのスキルを着実に上げ続けている娘(以下、子ピック)。 そんな子ピックに対して勉強も頑張っておくれと思いつつも、そこまで夢中になるってどんだけ楽しいんだろうと気になり、ついには影響を受け絵心の無い私もコピックさんに興味津々な今日この頃。 コピック初心者として、コピックさんの色々を知り子ピックの色塗りスキルに近づくべく、セントラル画材さんで購入したコピックを題材に、素人調査員としてコピック初心者によるコピック初心者のコピックブログを書くことにしました。 最初の最初、コピックとは何なのか• いったいコピックで何ができるの• 初心者だから知っておきたいコピックの注意点。 最初の最初、コピックとは何なのか。 絵を描く時の色塗りに使うコピックさん。 でも、そもそもコピックとはどのような物なのでしょうか。 普通のペンと何か違っているのかね?水性ですか?油性ですか?謎だらけです。 そこで素人調査員が頑張って調べてみました。 コピックとは、アルコール性インクマーカーの商品名なんだそうです。 水性でも油性でもなく、アルコール性なんですね。 これは初耳でした!家にたくさんあるのに・・・今ちょっとにおいをかいでみたところ、ほんのりアルコールのにおいがしましたが、ペン先ギリギリまで鼻を近づけないと臭いません。 普通に使用する分には、ほぼ無臭と言っても過言ではない。 そして素朴な疑問として、何故コピックさんというお名前なのかと。 個人的興味から調べてみました。 なんでもコピートナーを溶かさないという事からコピックと名付けられたようです。 コピーしたものに色を塗っても滲まないよ~ってことなんでしょうかね。 現在、アナログカラーイラストの大部分はコピックを使って色づけされているそうです。 漫画の単行本の表紙や漫画雑誌のカラーページなどを見て、子ピックが「これコピックさんで色塗ってるんだよ!これも!これも!」(ドヤ顔)と教えてくれるので、そんなにたくさん?と思いつつも、 プロの漫画家さんが使っている画材と同じものが使えるのって嬉しいよね~。 子ピックも気分はプロ級なのかと微笑ましいです。 いったいコピックで何ができるの? コピックがどのような物なのか少し分ってきたところで、本日のメインディッシュです。 このコピックさん達を使って何ができるのか知っておかねば上げたいスキルも上がらないわよ~! ということで早速、調べてまいりました。 素人調査員しらべによると、 色が豊富で 発色も良いので主にイラストの色塗りに使われています。 そうですよね。 プロの漫画家さんも使っているというのには、やはりそれなりの理由があったのですね。 そして、無色インク(カラーレスブレンダー)を用いて色の境目をなじませる事ができ、 水彩や油彩のような塗り方もできるのだそう。 水性でも油性でもないアルコール性マーカーの成せる業なんですね。 驚き! 更にインクを自由に混合して、 好きな色を作る事ができるんだそうです。 これは驚きです!芸術が爆発しますね! コピックってただでさえ色の種類が豊富なんです。 我が家にもいくらかあるので色が多いことは知っていたつもりですが、更に混合して色を増やしてくるとはコピックさん恐るべし・・・ ここからは素人調査員の私には、まだ未知の世界なのですが、ちょっとした使い方や(私にとって)難しい情報を少し。 使い方というよりも塗り方のちょっとしたコツのようなものになってしまうのですが、コピック初心者によくある悩みとして、普通に塗るとムラになってしまうということがあるようなのです。 そこで ムラにならない塗り方として、ペン先を紙から離さないで小さな円を描くようにクルクルとまわすように、更にそのまま放射状に塗っていくと・・・なんということでしょう!綺麗に塗れちゃうんだそうです。 なんか、チャレンジしてみれば私にもできるような気がしないでもないです。 コピック初心者的にはグラデーション=めちゃ難しそう=やめておこう・・・という気持ちになりがちなのですが、ここでも素人調査員頑張って調べてみました。 まず、グラデーションしたい2色を選びます。 お好きな色をお選びください。 選んだ2色のうち色の薄い方を一生懸命ムラ無く塗りましょう。 次に、色の濃い方を思い切って払うように塗っていってください。 最後に薄い方の色で境目をぼかしていきましょう。 怯まずに大胆にヌリヌリ塗り重ねることが大切なんだそうです。 ここで思い切ることが綺麗なグラデーションにつながるんだそうです。 上手ではないけどちゃんとグラデになってますよね! 次にちょっと難しい情報を~。 まず、ニブという ペン先を取り替える事ができるのだそうです。 このニブさんには極細のスーパーファインニブというものや、カリグラフィ風など様々な種類があるようで、ニブさんの形状により小さな絵はもちろん、大きくて細かい絵の作成なんかにも向いているんだとか。 反対に大型のニブさんやエアーブラッシングシステムなどを使って、広い部分を一気に塗ることができるので、大きい作品の作成も可能なんだそうです。 もうオールマイティかよ。 パーフェクトかい。 何でもできるのかよ。 苦手科目はないのか、出来すぎか。 と思い始めたところで次の項目へ~。 初心者だから知っておきたいコピックの注意点 やはりコピックも人の子(ではないが)。 パーフェクトではありませんでした。 注意しなければならない事、もちろんございます。 まず、 紙により裏うつりしてしまうので下敷き的な物が必要になる場合もあります。 裏にすると滲んでます。 でも乾いてました。 コピックさん、かなりの頑張り屋なんですね。 そして、アルコール性マーカーですのでインクの揮発性が高く、 乾燥や高温には強くないのです。 なのでフタを外したままにしたり暖房器具のそばで保管すると、溶剤のみが揮発して色味が変わってしまったり、最終的には使用不可になってしまう可能性も・・・コピックさん、かなりデリケートでした。 本当に基礎中の基礎なのかも知れませんが、コピック初心者としては知っておいて損ではない事ばかりでした。 これから少し子ピックにしたり顔で自慢してきます! 以上、素人調査員しらべでした。 セントラル画材さんのコピックは、 店頭でも販売されてますが、 や、、、でも購入できます。
次の油性ペンで塗ろうとするムラがすごい。 油性ペンってほどよく透明感あるし描きやすいので、 便利なのですが、油性ペンでプラバンの色塗りもしたいのですが、 描いた跡が残るので、プラバンアクセサリーだと使えませんでした。 それが、イラスト用の油性ペンのコピックを使うと、 描いた跡も残りにくくて、プラバンを塗ることができたのですー! 以前、「」という記事で 油性ペンで面塗りは難しいという記事を書いたのですが、コピックを使えば、これからはできます! でも値段が高いので、プラバンのために買うかどうかは迷いますよね。 コピックで塗る方法と色の選び方を記事にしておきます。 ちなみにコピックで塗るとこんな感じになります。 赤色の部分です。 コピックはたくさん色があるので、赤だけでもきっと自分の好きな色を見つけられるでしょう。 使ったのは、という色。 ガーネットという名前がついています。 深みのある赤で使いやすいです。 コピックで面塗りする時の注意点 下記3点に気をつけると、なるべくムラなく塗ることができます。 1:コピックの筆の方を寝かせ、筆先の広い面がプラバンに接するようにする。 2:同じ方向に向けて、一気に塗る。 3:重ね塗りはNG。 まず油性ペンで面を塗るにはどうしたらいいのだろうと考えた時に、 なるべく太いもので、面を線みたいに一気に塗れたら良いのではと思いました。 他の油性ペンに比べ、コピックは細い線も書けるけど、寝かせれば すごく太く一気に線がひけることに気づきました。 押し付けることで、インク量も多くなります。 インク量が多いほうがムラが少なくなります。 最初に引いた線に 平行かつなるべく重ならず、 間が空かないように線を引いていきます。 ジワーっとインクが広がるように、プラバンに筆先を押し付けて線を引きます。 練習すれば、すぐに感覚がつかめると思います。 この作品は少し筆跡が残っています。 左側の緑のところに縦線が見えるのですが、分かって頂けるでしょうか。 筆ではなく、マーカーのペン先で塗ってみたらこうなりました。 やってみたのですが、最初に引いた線の上に重ねると、 最初のインクが剥がれて全然うまく乗りませんでした。 一発勝負です。 インクをたっぷり乗せた方がうまく行きやすいです。 筆はゆっくり動かします。 塗り終わって、焼く前の状態はこんな感じです。 右の赤いやつです。 焼く前でもムラ少なめです。 生活防水は水性ニスで 焼き終わったら、 水性ニスでコーティングを使います。 コーティングをしなくてもすぐに取れることはないです。 もう少しツヤがほしい時や、 耐久性を高めたい時に水性ニスを塗ることが多いです。 水性ニスって聞きなれないですよね。 初めて見たのは東急ハンズ。 その場でスマホで調べたら アマゾンや楽天の方が数百円安かったので、スマホでポチりました。 マニキュアは油性なので溶けてしまいます。 工作用ニスも油性は使えません。 油性はアルコールの香りがするのですぐ分かると思います。 100均では見たことないです。 水 性ニスは高いけどプラバンアクセサリー用ならほぼ全然なくなりませんよ。 なら、ちょっとぷっくりした立体感とツヤ感出ていい感じになります。 ウルトラバーニッシュには、マットもあるので作品によって使い分けるといいかもしれません。 使うコピックは濃い色の方が成功しやすい 次に、の選び方ですが、好きな色以外に考えるとするならば、濃い色から挑戦してみるといいと思います。 は薄い色もたくさんあるのですが、薄い色はそれでもムラが少し出やすいです。 なるべくパキッとした原色やダーク系の方がムラが出にくいです。 マッキーみたいな油性ペンに比べると、 は焼いてもあまり色が濃くなりません。 また、プラバンに描くと紙に塗るより色が少し薄くなります。 なので出したい色の1段階か2段階濃い目がいいかもしれません 油性ペン(名前ペン)とコピックは仕上がりのツヤが違う 黒線ならどっちでもいいかなーと思って名前ペン使ってみたら、決定的な違いを発見しました。 ツヤが全然違った。 こちらは焼く前。 同じ黒でもの方が黒くてムラがないです。 の文字の上の線?は3本ぐらい引いています。 名前ペンは薄い。 まだおろしてそんなに経ってないはずなのにな。 こちらが焼いた後。 の方がツヤッっとしているのわかりますか? 最近ずっとばかり使っていたので気づきませんでした。 は先の太さが一定にしづらい。 特に筆の方は。 描くより塗るほうが向いてるのですね。 コピックはアルコールマーカー 油性ペンとは主に揮発性有機物を溶剤として使用しているものを指します。 は公式ではアルコールマーカーと表記されています。 とは言え、アルコールも有機物なので有機溶剤が使われた油性ペンです。 が発売されるまでは油性ペンといえば、 シンナー等の強い有機溶剤が使われていたので、 区別するためにアルコールマーカーと表記しているのだそう。 従来のように人体への蓄積性の高い有機溶剤と違い、 では消毒用に近いもの使用しているそう。 揮発したものを微量に呼気で吸収しても体内で分解されます。 少しなら呼気で吸収しても問題ないですが、 気になったり、長時間使用するときには、換気が必要だと思います。 私はを使用することによって、 健康が害される可能性は少ないと思い、密室で使ってきました。 ここは自己判断で。 気になるなら十分な換気を。 ちなみに今回使用した名前ペンはが使われていました。 参考: 塗るとき、焼くときおすすめ記事 このブログで今のところ一番読まれてる記事です。 なるべく写真をたくさん使ってコツを紹介しています。
次のコピックは日本で一番人気のあるアルコールマーカーです。 発色も良く、塗り心地もなめらか。 全358色と色数が豊富で手軽に様々な彩色ができることからイラストレーション、漫画、ファッションや建築など、幅広い分野で利用されています。 スケッチとチャオの違いはここ コピックチャオはコピックスケッチのエントリーモデルで、マーカーとしての基本性能はそのままに、インクの容量を減らすことで価格を抑えた、初心者向けのモデルです。 チャオは低価格にも関わらず、描き心地はスケッチと変わらないので初心者さんに人気の商品です。 スケッチ チャオ 価格 各380円 各250円 容量 3cc 2. コピックチャオはコピックスケッチのエントリーモデル(初心者向け・低価格)です。 スケッチは1本380円(税別)に対し、チャオは1本250円(税別)と、お手頃な価格帯になっています。 チャオは値段が安い分、スケッチと比べインクの容量は少ないですが、わずか0. 5mlの差なのであまり気にはなりません。 初心者には低資金で複数の色をそろえることができるチャオがおすすめです。 マーカーとしての基本性能は同じ どちらもブロードタイプ、ブラシタイプと ブラシのサイズ・マーカーとしての性能は全く同じです。 塗り心地も大差ないので、チャオだからスケッチと同じように描けない・・・なんてこはありません。 基本性能は同じですが、チャオは初心者の方が迷わないように色数を抑えてあるのと、インク容量が少ないこと、エアーブラシは現在未対応。 初心者さんがどれを買ったらいいのか迷わないようにあえてチャオは色数を半分に抑えているとのこと。 それでも180色もあるのであまり不便に感じることはないです。 チャオはエアーブラシが使えない 消耗品であるニブもヘタってきたら交換可能です。 ちいさなお子様にはチャオがおすすめ チャオは低価格と言うこともあり、 ちいさなお子様も使用になることを考慮して安全キャップ装置を採用しています。 また細身の丸ボディは女性はもちろん、手のちいさいお子様でも握りやすい形状です。 お絵かきが好きなお子様へのプレゼントにはチャオがおすすめです。 スケッチはキャップに品番が書かれていて見やすい スケッチはキャップの上部にカラーナンバーが書かれています。 一方のチャオはボディのみで、キャップには番号が書かれていません。 使いたい色をすぐにひと目で見つけやすいスケッチの方が仕事の効率が上がるため、プロを目指している方はスケッチの方が断然使いやすくておすすめです。 初心者さんはチャオがおすすめ 実際にコピックスケッチ、コピックチャオ、両方を使ってみて思ったのが、 コピックスケッチはプロ向け コピックチャオは初心者向け という事を改めて実感致しました。 スケッチもチャオも塗り心地は同じなので、初心者さんは無理をしてスケッチを買わず、チャオからはじめてみるのもおすすめです。 もし実際にチャオを試してみて、コピックを極めたいと思いはじめたら、色の種類が豊富なスケッチへと切り替えればOKです。 因みに私は、細身で握りやすいチャオをメインに購入していき、チャオに無い色をスケッチで購入しています。
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