app. goo. 柱になるためには常人の何倍もの努力加えて、多かれ少なかれ何らかの才覚が必要なのは明らかですが、その中でも無一郎の剣士としての才能はずば抜けていますね。 無一郎の場合はあまねを通してですが、お館様直々に鬼殺隊のスカウトした描写があるのは、悲鳴嶼と無一郎のみになっています。 剣を握った事のない無一郎と、兄である有一郎の元に何度もあまねが足を運んでいたことからも、その期待の程が伺えると思います。 そんな天賦の才の持ち主である無一郎も、戦場を一歩離れれば14歳の少年なのです。 特に記憶を取り戻して以降は、炭治郎にそのかわいらしい笑顔を見せたり、無惨への怒りをあらわにしたりと、豊かな感情表現が見られるようになりましたね。 もしも無一郎が感情を失っておらず、入隊当初から今のような性格だったとしたら、妹や弟を持つ柱たちから「これでもか~!」というぐらいに猫可愛がりされていたかもしれないですね! 双子としてともに生を受けた兄弟に対して、片割れもしくは分身というような表現をする事がありますよね。 app. goo. 生まれた時から一緒に居て、両親を失ってからも手に手を取り合い共に生きてきた兄を、突然奪われた無一郎の喪失感はとても大きかったはずで、計り知れないところにあるのだと思います。 しのぶが姉・カネエの表情や生き方を真似る事で自身を変えようとしたように、無一郎が記憶喪失になったのも、心を守るためのひとつの術であったものだと考えられないでしょうか? ただ、無一郎の中では「こんなにつらいなら全て忘れてしまおう」という、自己防衛が働いたのと同時に「これからも片割れである兄と一緒にいたい」という、願望が同時に存在していたのではないかと思ってしまいます。 記憶を取り戻したあとで無一郎は「記憶のない時の僕は何だか兄に似ていた気がする」と、述べていますが、これは記憶を失ってもなお無一郎の心に兄の存在が残っていたという証拠だともいえるのではないでしょうか? 回想シーンを見る限り、幼少期の無一郎は気が強かった兄・有一郎とは、真逆の十物だったと推察できます。 口喧嘩ではいつも兄に勝てず、分が悪くなると悔し涙を浮かべて口をつぐんでしまう・・・そんな性格だったようですね。 app. goo. どの型にも霞のエフェクトがかかっていて、無一郎の太刀筋をうまく隠していますね。 大きめの隊服を着用して相手に、間合いや動作を悟られないように工夫している点から察するように、霞の呼吸は他の呼吸と比べて型ごとに大きく動作が異なるのかもしれないですね? 突然部屋に入ってきた半天狗の顎を一瞬ではねた「肆ノ型・移流斬り」、細かい連撃を高速で繰り返す「伍ノ型・霞雲の海」などに代表される技を繰り出すスピード無一郎の特徴の一つに挙げられます。 多くの剣士の刀を打ってきたであろう刀鍛冶の鉄穴森が「瞬きする間に斬っている」というコメントからもその速さが伺いしれるところですね。 スピードという点においては、善逸と無一郎は似たもの同士といえるかもしれないですね。 ただし、音という視点から考察すれば、二人はむしろ正反対の剣士だともいえます。 雷鳴を轟かせながら技を繰り出す雷の呼吸とは異なり、霞の中にいるかの如く静かに相手を斬る、それが無一郎の戦闘スタイルだといえるのです。 無一郎の代名詞ともいえる「漆ノ型・朧」は無一郎のスピードあってこその技です。 大きな緩急をつけて繰り出す「朧」で顎を斬られた上弦の「伍・玉壺」は「霞に巻かれているような・・・」と表現していましたね。 玉壺と戦った刀鍛冶の里編では単体で繰り出された「朧」。 しかし上弦の壱・黒死牟戦での無一郎は「伍ノ型・霞雲の海」の後に朧を使って攻撃するのではなく、速い霞雲の海を見せる事で、緩急が持ち味の朧の効力をさらに引き上げたのでしょうね。 app. goo. 刀鍛冶編での無一郎と玄弥はそれぞれ別の鬼と戦っており、二人が説職するシーンは描かれていませんでした。 しかしその後無限城で再会した二人からは、柱と一般人ではなく、もっと距離が縮まっている様子が見て取れますね。 もしかしたら刀鍛冶で初対面を果たして以降、二人は何らかの交流を重ねてきたのかもしれないですね。 app. goo. 黒死牟のあらゆる攻撃によってジワジワと追い詰められ、最後の最後、胴体を真っ二つに切られてしまいました。 この胴体を真っ二つに切られた事が死亡に至らしめた要因です。 序盤の戦闘で左腕を失います。 直ぐに止血をして立ち向かうが、串刺しにされてしまいました。 ここで不死川実弥・不死川玄弥・悲鳴嶼行冥の3人が到着。 その間に無一郎は胸に刺さった刀を自力で抜きます。 そして、黒死牟の動きを少しでも止めるため、リスクを犯して懐に飛び込む事を決意します。 見事懐に入り込み、黒死牟のみぞおちに刀を刺す事に成功!しかし、その際に片足を切られ失う…。 追い詰められた黒死牟は、玄弥・無一郎の足止めから解放するために決死の全体攻撃を放つちます。 この全体攻撃で無一郎は胴体が真っ二つに…。 残酷すぎます。 結果的にこの全体攻撃が無一郎にとって致命的なダメージとなりました。 無一郎はこの状態になっても最後まで日輪刀を離しませんでした。 その際、怒りによって日輪刀が「赫刀化」しています。 この赫刀化しか無一郎の日輪刀は、黒死牟に致命傷を与えました。 時透無一郎の名言 まとめ【鬼滅の刃】時透無一郎の最後・名言を考察【最新情報】 今回は【鬼滅の刃】時透無一郎の最後・名言を考察【最新情報】について検証してみました。 剣技に優れ日の呼吸の子孫、すなわち黒死牟側の子孫に当たるわけですが、記憶を取り戻してからの無一郎は有一郎としの心の二面性をあわせもちます。 鬼滅の刃のメインテーマとも言える家族愛・兄弟愛・絆がここでも見事に描かれることになりました。 無一郎の技・朧はカッコイイ技・強い技ランキングでも上位です。 無一郎にはまだまだ活躍して欲しかったと残念に思いますが、無一郎の意思は鬼殺隊の中で永遠に引き継がれていくことでしょう。 今回も最後まで御愛読ありがとうございます!.
次のによれば、 刀を握って二ヶ月で柱まで昇格した天才剣士。 がとの戦いによって破損してしまった刀の修復のため刀鍛冶の里に訪れた時に、時期を同じくして剣術の特訓の為に里に来ていた無一郎と居合わせる。 人物 茫洋とした性格で、炭治郎が斬首されるかどうかという「柱合裁判」の緊迫した場においてさえ、 「あの雲の形、何て言うんだっけ」などと関係ないことばかり考えており、「すぐに忘れるから」という理由で炭治郎の処遇については興味のなさそうな様子であった。 そんな彼もお館様であるの前では、他の「柱」同様に礼節を尽くしており、と一悶着起こして退席しようとしない炭治郎には、「お館様のお話を遮ったら駄目」と指弾術らしき技で玉砂利を浴びせて追い払った。 行動基準は自身の考える優先事項に基づいており、それを邪魔する者に対しては相手が何者だろうと容赦のない言動を取り、場合によっては実力行使も辞さない。 「一人を守って時間を浪費するよりも、数十人の命を守る方が先」・「責任の重い柱とそれ以外の人間との時間の重さは平等ではない」と言った冷静で合理的な思考をする反面、物言いに遠慮や気遣いが無く、人との接し方に難がある。 炭治郎曰く 「正論だけど配慮に欠けていて残酷」。 ただ、これらの言動はあくまで「の魔の手から人命を守る」という鬼殺隊の理念に則ったうえでのものであり、自己中心的・利己的な性格というわけではなく、匂いで感情を読み取る炭治郎も悪意を一切感じることはなかった。 いささか過激な一面こそあるものの、無辜の民を守る鬼殺隊としての使命感・正義感は強く、 鬼の攻撃から非戦闘員を庇う際には躊躇いなく自身を盾にするなど、幼いながらも鬼殺隊の柱として相応しい人物。 また、お供の鎹鴉によると、 の使い手の末裔であるらしく、その実力は未だに未知数。 一方で、過去に何らかの理由によって となっており、さらに頭に霞がかかったように物事をすぐに忘れてしまう後遺症を負っている。 柱合会議での炭治郎の処遇についての態度も、どうでもいいからというよりは本当に忘れてしまうためだったと思われる。 そのため 「失った記憶は必ず戻る 心配いらない」と励ましてくれた産屋敷の存在を心の支えにしており、彼が認めてくれた柱としてその責務を果たすという意思がとても強い。 炭治郎との会話のとあるやり取りで一瞬年相応のリアクションを見せ動揺したこともあり、彼の一見すれば冷たい性格は、記憶を失ったことによる副作用かもしれない。 また、これも記憶喪失の影響か一人称が 「僕」と 「俺」で安定せず、時折急に口調が荒々しくなる場面も見受けられる。 能力 華奢な見た目とは裏腹に、柱の称号に相応しく身体は極限まで鍛えぬかれ引き締まっている。 「刀を手にしてから二ヶ月で柱となった」の言葉通り生来の天才肌ではあるが、その才能を十全に活かすための鍛錬は欠かさない秀才。 本人の気性からか無駄を嫌い、鍛錬にしても剣筋にしても効率よく最適な動作で無駄のない行動を好む。 鎹烏の中では珍しいメスの烏。 名前は 「銀子」(19巻のおまけページにて)。 マツゲが長い。 主人である無一郎に対して のような愛情を向けており「 アノ子ハ天才ナノヨ!!アンタ達トハ次元ガ違ウノヨ ホホホホ!!」と ウチの子自慢を繰り広げ、無一郎が日の呼吸の子孫であることを炭治郎に明かした。 記憶の遺伝について語る炭治郎を「非現実的ィ」と真っ向から否定したが、 正直言葉を話す烏の方がよっぽど非現実的である。 匂いで感情を読み取れる炭治郎からは「(無一郎と比較した上で) あの烏は全力で悪意あるな…すごい下にみてる俺を」と語られていた。 炭治郎の烏とはすこぶる仲が悪く、 「したっぱ」と罵るのに対し 「まつ毛ブス」と言い返されていた。 過去 希代の天才剣士である無一郎だが、生まれは剣士でも何でもなく、で生計を立てていた。 人里離れた山の中に住むごく平凡な家庭だった。 しかし、無一郎が10歳の時に母が具合が悪い中無理を通して肺炎となってしまい、それを治すために父が嵐の中薬草を取りに行った最中、崖から落ちて死んでしまう。 母もその後すぐに病が悪化し後を追ってしまった。 11歳にして両親を失ってしまった無一郎は、その後唯一残った肉親である 双子の兄・とともに暮らすことになった。 兄は無一郎と瓜二つの外見をしていたが性格は正反対で、言葉がきつく冷酷だった。 「情けは人のためならず 誰かのために何かしてもろくなことにならない」と両親の行動を批判した有一郎に対し、無一郎は 「人のためにすることは巡り巡って自分のためになるって意味だよ」とかつて父が言っていた言葉を返していた。 この言葉は106話での炭治郎とのやりとりと酷似しており、無一郎が動揺していたのはこの過去のやりとりが一瞬甦ったためと思われる(その後、結果的にこの言葉がきっかけで小鉄を救うこととなり、記憶が甦る道筋を作った)。 春、産屋敷の御内儀・が双子の家を訪ねる。 自身の家系を 「始まりの呼吸の子孫」であると伝え鬼殺隊に誘うあまねだが、有一郎が「なにか企んでるに決まってる」と追い返してしまう。 無一郎は鬼殺隊に有一郎を誘うも、有一郎は激高。 自分の忠告を聞かず無理を通して死んだ両親と無一郎がそっくりだと言い「人を助けるなんてのは選ばれた人間にしかできない」「俺達にできることは犬死にと無駄死に」と反対する。 有一郎と無一郎は次第にすれ違い、まったく口を聞かなくなってしまう。 あまねはその後も足繁く通っていたが、有一郎が追い返し続けたため双子が鬼殺隊の誘いに乗ることは無かった。 皮肉なことにある時あまねに水を浴びせて追い返した時に喧嘩したのが時透兄弟の最後の会話である。 (余談だが、他の隊士達は基本的に自ら志願して鬼殺隊に入隊しており、産屋敷自らが勧誘にくるのは異例) 季節は変わり夏の深夜、熱帯夜のため戸を開けて寝ていたところ家に鬼が襲撃し双子を襲った。 兄に致命傷を負わせた鬼の 「いてもいなくても変わらないようなつまらない命なんだからよ」の言葉に未だかつて感じたことのない激しい怒りを覚えた無一郎は、その後我を忘れ恐るべき力で鬼を返り討ちにする。 日が明けるまで丸太や杙や大鋏、大岩などあらゆる道具を使い鬼を滅多打ちにし、結果的に日光により鬼は消滅。 有一郎は今わの際で 「どうか弟だけは助けてください 弟は俺と違う心の優しい子です 人の役に立ちたいというのを俺が邪魔した」と弟の無事と安寧を神仏に祈り、 「無一郎の無は無限の無」という言葉を残し逝った。 そして無一郎はその日訪ねてきたあまねと産屋敷の令嬢達に救護されるまで、 目の前で最愛の兄に蛆が湧き腐っていく様を自分の体にも蛆が湧きながら死の淵で見続けた。 この出来事で心身ともに深いショックを受けた無一郎は記憶喪失となり、更に新しいことを覚えていることもままならない状態となってしまった。 その後は産屋敷家に保護され、上述したように鬼殺隊に入って僅か二ヶ月という驚異的なスピードで柱となった。 それは天賦の才能に加え記憶を失っても体が覚えている煮えたぎる怒りによって、 包帯も取れない重傷にあってなお血反吐を吐く程自分を鍛えて叩き上げたからである。 記憶を取り戻した無一郎はかつて記憶喪失だった頃の自分を 有一郎に似ていた気がすると語っている。 過去回想の際に初め自分は一人っ子であったと思い込んでいた節があるため、有一郎と自分を同一視していた可能性がある。 本来の彼は、他人のために無限の力を引き出すことができる優しい性格をしており、そういう意味では炭治郎と似た性格であると言える(118話ではそんな彼の過去や本来の性格が明らかになり、覚醒して炭治郎と似たような痣を発現させたため、 まるで主人公のようだという感想が多く散見された)。 記憶を取り戻した後でも無一郎の一人称は「俺」と「僕」で混在しているが、以前のような不安定さは見られず、双子どちらの要素も併せ持つ性格となった。 また、記憶を取り戻した後は瞳にハイライトが描かれるようになっている。 無一郎の父親は炭治郎と同じ 「赤い眼」をしており、外見も似ているため、時透家とには何らかの繋がりがあるのではないかと言われている(ただ、炭治郎の瞳が日輪のような形なのに対して、時透父はのような形をしている)。 ネタバレA 無限城内部での対「」戦。 ネタバレB。 ネタバレA 第165話にて"上弦の壱"・と対峙。 その際、 彼の末裔であることが明かされた。 また、黒死牟()とその弟・(竈門家に神楽と耳飾りの継承を約束させた)は時透兄弟と同じ 双子の兄弟であったことが明らかとなった。 縁壱は子孫を残していないため、 無一郎が日の呼吸の剣士の血を引く最後の一人ということになる。 柱の中で一番才覚に恵まれているであろう無一郎でも黒死牟には歯が立たず、 左手首を斬り落とされた上に磔にさせられるが、駆け付けた、、により何とか危機を脱する。 しかし、宇髄の様に体格に恵まれていない無一郎ではこのままいくと失血死は確実だったため、玄弥に 「俺が上弦の壱の動きを止めたら俺ごと撃っていい」と頼み捨て身の特攻に臨む。 無一郎が刀を突き刺し、更に玄弥が発現させたにより黒死牟は動きを封じられ形勢逆転かと思われたその時、黒死牟の全身から刃を出し全方向へ斬撃を飛ばすというまさかの反撃を喰らい、無一郎は 上半身と下半身を切断されてしまう。 本来なら即死でもおかしくなかったが、勝利への執念を燃やす無一郎は意地でも刀から手を離さず、死に瀕した際に発揮される万力によって 赫灼の刃を発現。 黒死牟に致命傷を与える事に成功する。 何とか戦いには勝利したが、その時にはもう無一郎は事切れていた。 そして彼は、兄の有一郎と再会を果たす。 「こっちに来るな 戻れ!!」 「こんな所で死んでどうするんだ?無駄死にだ こんなんじゃ何の為にお前が生まれたのかわからないじゃないか」 と泣きながら訴える有一郎に対し、無一郎は 「僕は 幸せになる為に生まれてきたんだ」 「一人ぼっちになって つらいことや苦しいことがたくさんあったけど 仲間ができて 僕は楽しかった また笑顔になれた 幸せだと思う瞬間が数えきれない程あったよ」 と返し、「それでも駄目なの?」と問いかける。 有一郎は「 わかってるよ だけど俺は 無一郎に死なないで欲しかったんだ・・・・・・無一郎だけは・・・・・・」と更に泣き崩れ、弟と抱擁を交わしたのだった。 ネタバレB 最終回では有一郎と共に再び双子に転生したらしく、ベビーカーの中で眠る2人の赤子の姿が確認できる。 19巻にてキメツ学園の設定が兄の有一郎共々明かされた。 中等部2年の銀杏組(有一郎)と里芋組(無一郎)。 将棋部所属(プロ棋士間近としてTVにも出演済み)。 女性人気が飛ぶ鳥を落とす勢い。 2人共自分達の運動神経が良い事には気付いていない様子。 有一郎は頭の回転が速く何でもそつなくこなせるが、驚くと固まるタイプなので突発的に何か起こった時に反応するのは、一見おっとりしている無一郎の方だったりする。 先日もに踵落としを、電車に出たにパンチを喰らわせたとの事。 余談 公式ファンブックの初版では出身地がと同じ大岳山とされていたが、公式Twitterにて、間違いであったことが作者の先生によって謝罪のイラストと共に語られた。 その際に掲載されたは、未だかつて無い程の陽気なノリで絡む2人と「ズンビッパ」という謎の擬音。 誤植よりもそちらの方がインパクトが強く、一部の読者を騒然とさせた。 この擬音から、無一郎と伊之助のコンビをと呼ぶファンが増えた。 関連イラスト.
次のスポンサーリンク 【鬼滅の刃】黒死牟とのバトルが開始! 無一郎は 上弦の壱・黒死牟と対峙する。 無一郎は黒志望の得体のしれない恐怖を身をもって感じることになる。 黒死牟は闘いながら無一郎をほめたたえる。 そして無一郎が 自分の子孫であることを告げると、無一郎は驚愕する。 しかしすぐ立ち直ったことで、また黒死牟に褒められる。 霞の呼吸のこともなかなか良いと誉められるが、 黒死牟には全く通用しない。 黒死牟はさすが自分の末裔だとほめたたえますが、 時透は何百年も経っているのだから、黒死牟の血も細胞も自分にはひとかけらも残っていないと断固拒否します。 時透オリジナルの霞の呼吸を見て自分も刀を抜かなくてはと言います。 二人の技がぶつかり合い…その時 無一郎は左手首を切断されてしまう。 スポンサーリンク まとめ 時透無一郎はわずか14歳というのに刀を持ってから 2カ月で柱になったと言う天才剣士です。 その霞柱・時透無一郎が無限城で、上弦の壱である黒死牟と対峙した時、今まで闘ってきた上弦とはけた違いの強さを感じ、恐怖に手が震えてしまったのです。 その上黒死牟から、名前を聞かれ答えると、継国の名は途絶えたのだなと残念そうに言われ、 無一郎のことを継国家に自分が残してきた子供の子孫だと言いました。 その言葉に激しく動揺した無一郎ですが、すぐに冷静さを取り戻して黒死牟と闘います。 技や攻撃をほめたたえられますが、黒死牟には全く通用しません。 左手首を斬り落とされますが、止血をしてなお闘い続けます。 しかし今度は刀を奪われ、その刀で柱に串刺しにされてしまいます。 このまま殺されてしまうのかと思った時、黒死牟が 「 あの方にお前を鬼として使っていただこう」と言い出します。 しかし無一郎はそんな言葉には耳も貸さず、黒死牟と闘い続けています。 黒死牟は人間であった時、 日の呼吸の使い手でした。 その 子孫だとすれば、本当は無一郎も日の呼吸の使い手のはずですが、無一郎は霞の呼吸の使い手です。 黒死牟は月の呼吸を使っていますし、何か進化があったのでしょうか。 自分が瀕死の状態であっても、無惨との戦いが残っているから、みんなのためにも悲鳴嶼や不死川を生き残らせたいと願います。 そのためならば自分の命全部を使ってでも…自分が死ぬ前に何とかしたいと思った時に、黒死牟の体を貫いていた無一郎の刃が赤く染まります。 赤い刃は人間だった頃の黒死牟の弟縁壱と同じ色でした。 後継をどうすると言って心配していた黒死牟に、弟の縁壱は自分たちはそれほどたいそうなものではなく、長い長い人の歴史のほんのひとかけらだと言いました。 そして自分たちの才覚をしのぐ者が今この瞬間に産声を上げているかもしれない。 彼らがまた同じ場所までたどり着くだろう。 だから何の心配もいらない、私たちはいつでも安心して人生の幕を引けばいいと話していました。 いつかこれから生まれてくる子供たちが私たちを越えてさらなる高みへと登りつめていくと思えば、浮き立つような気持になりませんか?.
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