「余人を持って代えがたし」もしくは、「余人を持って代えがたい」という言い方をする場ありますが、いずれにしても、他の人を持っては、その人に蹴ることができないという意味です。 ただ、気をつけたいのはその言葉に有頂天になって、自分でしかできないとか、自分が一番とお山の大将になってしまうことが問題なんです。 余人を持って代えがたい人とか言われると、どんどん自分自身が増長してしまうことがあります。 時に、余人を持って代えがたしとして、周りから押し上げてもらって敬意をもって接していただける場合もあります。 そこで、勘違いすると意識高い系の落とし穴に嵌まってしまって、「俺ってすごいだろう」俺ほどの知識あるやつはざらにいないから、何でも聞いてくれ・・・みたいになってしまうんでしょうね。 結果的に、周りからは疎んじられる。 私も鉄道に関する歴史などについては、趣味的な範疇であることをお断りすれば、「余人を持って代えがたい」なんて言われたこともあります。 ありがたいことではありますが、それは趣味的なレベルで見たときであって、専門家たちの集団から見れば、それは単に底辺でのお話にしか過ぎないわけです。 だからこそ、「余人を持って代えがたい」と言っていただく機会が増えるほど、自分自身はどれほどのものなのか、もっともっと知識を吸収して、自らも成長しないといけないし、少しでももっと上の学者と呼ばれる人たちからも認めてもらえるような広範な知識を得るように更に精進しなくてはいけないなあと思うわけです。 私自身も、そうした考えから、10年ほど前から本格的に組合運動の歴史などにも力を入れて色々と独自に勉強を始めました。 独学ですし、趣味的範疇からすればかなりかけ離れていること、あまりにも社会学とでも言うのでしょうか、こうした考え方は無知なので悪戦苦闘しながら色々な資料を集めては、少しだけ書き出してみる。 そんな風にしているわけです。 気がつくと、それなりに資料も集まり、それが一つの自分なりの研究対象というのはおこがましいですが、趣味という範疇を遙かに超えて自分なりに社会史と言える範疇まで高めることができたのかなぁと・・・個人的には密かに思っています。 もちろん、勝手な自分の思い込みですけどね。 だからこそ、思うのです。 「余人を持って代えがたい」そう言われる人を目指すことは大切なことです。 ただ、更に大事なことは、そう呼ばれる人、もしくは、そう呼ばれることを望む人こそ、 「常に謙虚に、しかし、情報収集のアンテナは高く上げておく」 ことが重要なのではないでしょうか。 そうしないと、ついつい天狗になってしまって、単なる「お山の大将」になってしまうような気がします。
次の2020年5月23日 土 黒川氏辞職 安倍政権の責任追及 宮本・藤野氏 法解釈変更撤回求める 衆院委員会 (写真)質問する宮本徹議員=22日、衆院厚労委 日本共産党の宮本徹議員は22日の衆院厚生労働委員会で、黒川弘務東京高検検事長が賭けマージャンをして辞職した問題を取り上げ、違法・違憲の閣議決定で黒川氏の定年延長をした安倍政権の責任を追及しました。 宮本氏は「三権分立を損なう閣議決定、法解釈変更をしたことに国民の怒りが沸騰している。 ここを正さない限り国民の信頼回復はできない」と述べ、閣議決定の撤回を要求。 安倍晋三首相は「黒川氏の勤務延長は適切なプロセスを経たもの」などと開き直りました。 宮本氏は「黒川氏を『余人をもって代えがたい』として定年延長し、法解釈を百八十度変えて、この結果だ。 その責任をどう考えているのか」と述べ、安倍首相の任命責任を追及。 安倍首相は「法務省、検察庁の人事案を最終的に内閣として認めたもの」「解釈変更は、検察庁法を所管する法務省において適切に行った」というだけでまともに答えませんでした。 宮本氏は、進退伺を出した森雅子法相を安倍首相が慰留したことについて「森法相のもとで検察・法務省への信頼回復が図れるとは誰もが思っていない。 なぜ検察・法務省への信頼が失われているのか理解しているのか」と批判。 首相は「森法相にはさまざまな批判も受けとめながら、指揮を高め、信頼回復に全力をつくしてもらいたい」としか答えませんでした。 (写真)質問する藤野保史議員=22日、衆院法務委 一方、同日の衆院法務委員会では、日本共産党の藤野保史議員が黒川氏の定年延長を決めた安倍内閣の責任を追及。 現行法ではできない定年延長を法改正ではなく内閣の解釈で行った立法権の侵害、「準司法官」である検察官の退官人事に内閣が介入できる仕組みをつくり司法権を脅かしたことが問題だと批判しました。 森法相は「解釈変更は適正に行われた」などと答弁。 藤野氏は「三権分立に反する違憲・違法状態をつくりだしたことを全く理解していない」として、森法相の辞任を求めました。
次のFaber Company入社までの経緯を教えてください。 旭川高専の制御情報工学科で一般的な高校で学ぶ一般科目だけでなく、専門的な情報系、電子回路等の電気系など、広い分野について学びました。 その後、3年次編入した豊橋技術科学大学では情報知能工学課程に所属し、より高度な情報系の知識を勉強しました。 卒業研究は「多視点講義映像の配信・受信システムの提案と構築」でした。 卒業後、新卒で入社したのは情報系の会社です。 金融や流通など幅広い業種のシステムに携わることができる、将来的にマネージャーになりたいという夢を目指せる点で会社を選びました。 しかし、実際に仕事をしていく中で、自身の成長のために転職することを決意し、1年目の終わりに転職しました。 転職先をFaber Companyに決めた理由は何だったんですか。 大学のカリキュラムに含まれていた『実務訓練』の際に、Faber Companyと関係があった研究室の助教授の方の紹介で、大学4年生の1月から2月末までFaber Companyでインターンをしました。 インターンでは自然言語処理を活用したWebコンテンツ改善に取り組んだのですが、その時初めて自然言語処理の技術に触れたことでこの分野に興味を持ちました。 その後、前職で働く中でも自然言語処理に対する興味は尽きず、転職を考えた時にインターンで上長だった取締役の副島に連絡をしました。 急な連絡にもかかわらず「おいでよ」と誘われ、迷わず中途入社を決めました。 普段のお仕事について聞かせてください。 私が所属しているエンジニアチームメンバーのタスク管理や、設計・コーディング・レビュー、また他の部署との架け橋や採用活動と業務は幅広いです。 現在の主な仕事を元に肩書をつけるなら、「タスクマネージャー」になると思います。 具体的には、開発チーム内で複数のメンバーによって並行で進められているそれぞれのタスクの管理です。 また、私がそれぞれのタスクの設計やコーディング、レビューを担当することも多いですね。 チーム全体のタスクを大まかに把握しているので、忙しい時期はメンバーに積極的に声かけしたり、仕事以外のことをなんでも話す1on1ミーティングの時間を設けたりするなど、メンタル的なサポートもできるよう心がけています。 また、エンジニアチーム全体のタスクを管理する必要があるため、他の部署からエンジニアチームへの依頼や連絡はすべて私を通してもらっています。 社内にカスタマーサクセスチームというMIERUCA ミエルカ 利用中のお客様をサポートする部署があリます。 そのチームからの依頼が多いですが、各依頼の優先度について、今の開発タスクの量や優先度と、依頼の重要度や緊急度について各部署と相談しながら決めます。 あとは、お客様からの機能に関するお問い合わせやリクエストについても、各部署やエンジニアチームの上長と相談して決めることも多いです。 エンジニアチームはどんな雰囲気ですか。 皆明るく素直です。 全員がそれぞれの仕事に責任を持って作業しています。 また、知識を吸収するために時間を惜しまず、分からないことがあればすぐ聞ける雰囲気があります。 機械学習のスペシャリストや技術系のジェネラリストがいるので、専門的な質問でも答えてもらえる環境です。 さらに、社外から協力いただいている共同研究者やアドバイザーの方々もいらっしゃるので、技術的なサポートも手厚く受けられます。 メンバー同士の仲も良く、土日も一緒に遊びに行っています。 最近だと味の素スタジアムにサッカー観戦に行ったり、6月には代々木公園で開催されたベトナムフェスティバルに行ったりしました。 Faber Companyで働く魅力について教えてください。 基本的に自分がやりたいことをさせてくれる職場だと思います。 人が少なく、チーム内で役割がはっきり分かれているような縦割り組織ではないので、「これがやりたい」といったときにすぐにチャレンジできる環境にあります。 自分がやりたいと思ったことをするのが一番成長につながると思うので、様々な「やりたいこと」にトライできるのはエンジニアとして大きく成長する良い機会ではないでしょうか。 また、自分からの提案を歓迎してもらえる環境であることもうれしいですね。 また、新しい方が入社後は、即戦力としてご活躍いただくことになるので、働き甲斐という意味では申し分ないと思います。
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